JP3037077B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP3037077B2
JP3037077B2 JP20407594A JP20407594A JP3037077B2 JP 3037077 B2 JP3037077 B2 JP 3037077B2 JP 20407594 A JP20407594 A JP 20407594A JP 20407594 A JP20407594 A JP 20407594A JP 3037077 B2 JP3037077 B2 JP 3037077B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランダムアクセスメモ
リ(以下、RAMという)及びリードオンリメモリ(以
下、ROMという)等の半導体記憶装置における微小な
電位差を安定して増幅する半導体集積回路装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような半導体集積回路装置と
してはセンスアンプがある。図2は、従来のセンスアン
プを示す回路図である。図2には、プリチャージ用の2
個のNチャネル型電界効果トランジスタ(以下、NMO
Sという)1,2を介して電源電位Vddに接続された
メモリセル3が示されている。メモリセル3はインバー
タ3−1及び3−2を有している。各インバータ3−
1,3−2は、互いの出力が相手方の入力側に接続され
てフリップフロップを形成し、データを保持する構成で
ある。ている。メモリセル3には、ワード線wの電位で
開閉制御されるNMOS3−3とNMOS3−4が設け
られ、NMOS3−3とNMOS3−4がオン状態のと
き、保持データに応じた電位がビット線B,B/に出力
される。メモリセル3は正相と逆相のデータを出力し、
各ビット線B,B/の電位は、相補的なものとなる。各
ビット線B,B/は、カラムスイッチとして設けられた
NMOS4,5を介して正相データ線D及び逆相データ
線D/に、それぞれ接続されている。各データ線D,D
/がセンスアンプ10に接続され、そのセンスアンプ1
0がデータ線D,D/の電位差を増幅して出力する。
【0003】センスアンプ10は、各データ線D,D/
の電位をそれぞれゲートに入力するNMOS11,12
を備えている。各NMOS11,12のドレインは、ノ
ードN11,N12でPMOS13,14のドレインに
それぞれ接続され、それらPMOS13,14のソース
が共に電源電位Vddに接続されている。各PMOS1
3,14のゲートはノードN12に接続され、各PMO
S13,14の導通状態がノードN12の電位で制御さ
れる接続である。ノードN11の電位がインバータ16
を介して出力され、センスアンプ10の出力とされてい
る。NMOS11,12のソースはNMOS15のドレ
インに共通に接続され、このNMOS15のソースが接
地電位Vssに接続されている。NMOS15は、ゲー
トに入力された制御信号に基づきオン、オフするもので
ある。カラムスイッチのNMOS4,5がオン状態にな
ると、各データ線D,D/の電位はメモリセル3の保持
データに応じた電位となる。センスアンプ10はNMO
S15がオン状態のときにデータ線D,D/の微小な電
位差を増幅して、出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
センスアンプでは、次のような課題があった。製造プロ
セス状のバラツキあるいはマスクずれ等により、記憶装
置の内の複数のメモリセルには、トランジスタパラメー
タのバラツキがある。そのため、データ線D,D/に対
して出力される電位あるいは電流にばらつきが発生し、
センスアンプ10の出力に変動が生じるという課題があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、所定の第1の電位及びデータ線間に
接続され、該データ線から入力した電流値の変化に応じ
たバイアス電位を設定するバイアス発生回路と、前記バ
イアス電位に基づいて導通状態の変化するトランジスタ
と該トランジスタに対して直列の負荷とを有し、前記デ
ータ線と所定の第2の電位間に接続されて該データ線の
電位に対応した電位を出力する増幅回路とを、半導体集
積回路装置に備えている。第2の発明は、第1の発明の
半導体集積回路装置におけるバイアス発生回路及び増幅
回路は、制御信号により前記第1の電位または前記第2
の電位に対する接続を遮断するトランジスタをそれぞれ
備えている。
【0006】
【作用】第1の発明によれば、以上のように半導体集積
回路装置を構成したので、データ線から入力した電流値
の変化に応じたバイアス電位がバイアス発生回路で設定
され、増幅回路中のトランジスタの導通状態がそのバイ
アス電位で変化する。導通状態の変化したトランジスタ
と負荷を有した増幅回路は、データ線からの電流に基づ
き、データ線と第2の電位間を分圧してデータ線の電位
に対応した電位を出力する。第2の発明によれば、第1
の発明の半導体集積回路装置のバイアス発生回路及び増
幅回路では、例えば、増幅の必要のないとき、第1の電
位とまたは第2の電位との接続がトランジスタに与えら
れた制御信号に基づいて遮断される。従って、前記課題
を解決できるのである。
【0007】
【実施例】図3は、本発明の概略を説明する構成ブロッ
ク図である。本発明の半導体集積回路装置は、バイアス
発生回路21と増幅回路22とを備えている。バイアス
発生回路21と増幅回路22とは、カラムスイッチのN
MOS4,5を介して電位の与えられたデータ線D,D
/にそれぞれ接続され、バイアス発生回路21の出力が
増幅回路22に接続されている。即ち、バイアス発生回
路21はデータ線D,D/からの電流に基づきバイアス
電位を発生し、増幅回路22がそのバイアス電位を用い
てデータ線D,D/の電位差を増幅して出力する。
【0008】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す半導体集積回路装
置の回路図であり、この図において、図2と図3に共通
する要素には共通の符号が付されている。この半導体集
積回路装置は、正相データ線D及び逆相データ線D/に
接続されたバイアス発生回路30と、そのデータ線Dに
接続された増幅回路40と、データ線D/に接続された
増幅回路50とを、備えている。バイアス発生回路30
は負荷MOSを構成する2個のPチャネル型電界効果ト
ランジスタ(以下、PMOSという)31,32を備
え、それら各PMOS31,32のソースがデータ線
D,D/にそれぞれ接続されている。各PMOS31,
32の互いのドレインはノードN30で接続されてい
る。ノードN30にはNMOS33のドレインとゲート
とが接続され、そのNMOS33のソースが第1の電位
として接地電位Vssに接続されている。増幅回路40
は、バイアス発生回路のノードN30の電位をゲートに
入力するNMOS41を備え、そのNMOS41のドレ
インは負荷抵抗42を介してデータ線Dに接続されてい
る。NMOS41のソースは第2の電位としての接地電
位Vssに接続され、NMOS41と抵抗42の接続ノ
ードN40が出力端子outに接続されている。増幅
回路50は、バイアス発生回路のノードN30の電位を
ゲートに入力するNMOS51を備え、そのNMOS5
1のドレインが負荷抵抗52を介してデータ線D/に接
続されている。NMOS51のソースは接地電位Vss
に接続され、NMOS51と抵抗52の接続ノードN5
0が出力端子outに接続されている。
【0009】次に、図1の半導体集積回路装置の動作を
説明する。例えば、メモリセルからの微小電位差をデー
タ線D,D/を介して読出す場合、各PMOS31,3
2がオン状態のとき、データ線D,D/から電流I1
1 /が各PMOS31,32にそれぞれ流れる。NM
OS33には、電流I1 ,I1 /の合成電流I1 +I1
/が流れる。合成電流I1 +I1 /の電流値は、データ
線D,D/の電位とPMOS31,32及びNMOS3
3の抵抗値によって決まる。ノードN30の電位はその
合成電流I1 +I1 /に基づいた電位となり、各増幅回
路40,50中のNMOS41,51は、ノードN30
の電位をバイアス電位としてゲートに取込む。そのた
め、各NMOS41,51の導通状態は、バイアス電位
によって制御される。各増幅回路40,50にも、デー
タ線D,D/から電流I2 ,I2 /が流れるが、電流I
2 の値はデータ線Dの電位と抵抗42とNMOS41の
導通状態で定まり、電流I2 /の値はデータ線D/の電
位と抵抗52とNMOS51の導通状態とで定まる。各
ノードN40,50の電位は、接地電位Vssと各デー
タ線D,D/間の電位差が負荷抵抗42,52の抵抗値
とNMOS41,51によって分圧された値となる。そ
のため、2個の出力端子out1 ,out2 からは、デ
ータ線D,D/の微小な電位差を増幅した電位差が出力
される。
【0010】図4は図1の出力特性図であり、この図を
参照しつつノードN40,50の電位を説明する。図4
には、バイアス電位が一定の場合のNMOS41,51
におけるドレイン・ソース間電圧Vdsとドレイン電流
Idsとが示され、さらに、電流I2 に関する負荷線L
と、I2 /に関する負荷線L/とが、示されている。ノ
ードN40,50の電位、即ち各出力端子out1 ,o
ut2 からそれぞれ出力される電位V40,V50は、各負
荷線L,L/とバイアス電位の交点にそれぞれ対応する
電位となる。図5は、図1の出力状態を説明する図であ
る。製造時におけるプロセス等のバラツキのため電流I
1 ,I1 /,I2 ,I2 /が変化し、電流I1 +Δ
1 ,I1 /+ΔI1 /,I2 +ΔI2 ,I2 +ΔI2
/がバイアス発生回路30及び増幅回路40,50に流
れる場合の出力状態を説明する。合成電流(I1 +ΔI
1 )+(I1 /+ΔI1 /)なる電流がNMOS33に
流れ、バイアス電位がΔV上昇する。そのため、例え
ば、出力端子out2 からの出力電位V50は、図5のA
点からB点に移動しようとする。一方、電流I2 も上昇
して電流I2 +ΔI2 となり、負荷線LがL*となる。
そのため、出力端子out2 からの出力電位V50は点C
となる。即ち、出力電位V50の変動が抑えられる。出力
電位V40についても同様であり、変動が抑えられる。以
上のように、本実施例では、バイアス発生回路30で電
流I1 ,I1 /からバイアス電位を生成し、そのバイア
ス電位で増幅回路40,50中のNMOS41,51の
導通状態を制御する構成にしている。よって、増幅回路
40,50からのそれぞれの出力電位V40,V50の変動
が抑制され、スタティックRAM(SRAM)のセンス
アンプとして用いられた場合、この半導体集積回路装置
はデータ線間D,D/の微小な電位差を安定して増幅す
ることができる。
【0011】第2の実施例 図6は、本発明の第2の実施例を示す半導体集積回路装
置を示す回路図である。この半導体集積回路装置は、図
1の第1の実施例の回路中のトランジスタをすべてPM
OSで構成したものであり、データ線D,D/に接続さ
れたバイアス発生回路60とデータ線Dに接続された増
幅回路70と、データ線D/に接続された増幅回路80
とを備えている。バイアス発生回路60は負荷MOSを
構成する2個のPMOS61,62を備え、それら各P
MOS61,62のソースがデータ線D,D/にそれぞ
れ接続されている。各PMOS61,62の互いのドレ
インはノードN60で接続されている。ノードN60に
はPMOS63のソースとゲートが接続され、そのPM
OS63のドレインが接地電位Vssに接続されてい
る。増幅回路70はバイアス発生回路のノードN60の
電位をゲートに入力すると共にソースがデータ線Dに接
続されたPMOS71を備え、そのPMOS71のドレ
インは負荷抵抗72を介して接地電位Vddに接続され
ている。PMOS71と抵抗72の接続ノードN70が
出力端子outに接続されている。増幅回路80は、
バイアス発生回路のノードN60の電位をゲートに入力
するPMOS81を備え、そのPMOS81のドレイン
が負荷抵抗82を介して接地電位Vssに接続されてい
る。PMOS81のソースがデータ線D/に接続され、
PMOS81と抵抗82の接続ノードN80が出力端子
outに接続されている。
【0012】次に、図6の半導体集積回路装置の動作を
説明する。SRAMのメモリセルからの微小電位差をデ
ータ線D,D/を介して読出す場合、第1の実施例と同
様に、各PMOS61,62がオン状態のとき、各デー
タ線D,D/から電流I1 ,I1 /が各PMOS61,
62にそれぞれ流れる。PMOS63には、電流I1
1 /の合成電流I1 +I1 /が流れ、ノードN60の
電位はその合成電流I1 +I1 /に基づいた電位とな
り、各増幅回路70,80中のPMOS71,81のバ
イアス電位が生成される。各PMOS71,81の導通
状態はバイアス電位によって制御され、各増幅回路7
0,80の2個の出力端子out1 ,out2 からは、
第1の実施例と同様にデータ線D,D/の微小な電位差
を増幅した電位差が出力される。製造時におけるプロセ
ス等のバラツキのためバイアス電位がΔV上昇し、PM
OS71,81へのバイアスが浅くなったとすると、例
えば、出力端子out2からの出力電位V80は、 V80=R・(I2 +ΔI2 )/(Gm+R) となる。ここで、Rは抵抗82の抵抗値、GmはPMO
S81の相互コンダクタンスである。バイアス電位の変
化によってGmの値が小さくなり、V80はI2 +ΔI2
が大きくなっても、変動が抑制される。以上のように、
本実施例では第1の実施例と同様に、増幅回路70,8
0からのそれぞれの出力電位V70,V80の変動が抑制さ
れ、SRAMのセンスアンプとして用いられた場合、こ
の半導体集積回路装置はデータ線間D,D/の微小な電
位差を安定して増幅することができる。また、装置内の
トランジスタをすべてPMOSで構成しているので、パ
ターン面積を縮小することができる。
【0013】第3の実施例 図7は、本発明の第3の実施例を示す半導体集積回路装
置の回路図である。この半導体集積回路装置は、第2の
実施例の回路中のトランジスタをすべてNMOSで構成
したものであり、データ線D,D/に接続されたバイア
ス発生回路90とデータ線Dに接続された増幅回路10
0と、データ線D/に接続された増幅回路110とを備
えている。バイアス発生回路90は負荷MOSを構成す
る2個のNMOS91,92を備え、それら各NMOS
91,92のドレインがデータ線D,D/にそれぞれ接
続されている。各NMOS91,92の互いのソースは
ノードN90で接続されている。ノードN90にはNM
OS93のドレインとゲートが接続され、そのNMOS
93のソースが接地電位Vssに接続されている。増幅
回路100はバイアス発生回路のノードN90の電位を
ゲートに入力すると共にドレインが負荷抵抗102を介
してデータ線Dに接続されたNMOS101を備え、そ
のNMOS101のソースは接地電位Vssに接続され
ている。NMOS101と抵抗102の接続ノードN1
00が出力端子outに接続されている。増幅回路1
10は、バイアス発生回路のノードN90の電位をゲー
トに入力するNMOS111を備え、そのNMOS11
1のソースが接地電位Vssに接続されている。NMO
S111のドレインが負荷抵抗82を介してデータ線D
/に接続され、NMOS111と抵抗112の接続ノー
ドN110が出力端子outに接続されている。
【0014】図7の半導体集積回路装置の動作は第1,
第2の実施例と同様である。即ち、SRAMのメモリセ
ルからの微小電位差をデータ線D,D/を介して読出す
場合、第1の実施例と同様に、各NMOS91,92が
オン状態のとき、各データ線D,D/から電流I1 ,I
1 /が各NMOS91,92にそれぞれ流れる。NMO
S93には、電流I1 ,I1 /の合成電流I1 +I1
が流れ、ノードN60の電位はその合成電流I1 +I1
/に基づいた電位となり、各増幅回路100,110中
のNMOS101,111のバイアス電位が生成され
る。各NMOS101,111の導通状態はバイアス電
位によって制御され、各増幅回路100,110の2個
の出力端子out1 ,out2 からは、第1の実施例お
よび第2の実施例と同様に、データ線D,D/の微小な
電位差を増幅した電位差が出力される。以上のように、
本実施例では、第1,第2の実施例と同様に、SRAM
のセンスアンプとして用いられた場合、この半導体集積
回路装置はデータ線間D,D/の微小な電位差を安定し
て増幅することができる。また、装置内のトランジスタ
をすべてNMOSで構成しているので、パターン面積を
縮小できる。
【0015】第4の実施例 図8は、本発明の第4の実施例を示す半導体集積回路装
置の回路図である。この半導体集積回路装置は、データ
線D,D/に接続されたバイアス発生回路120とデー
タ線Dに接続された増幅回路130と、データ線D/に
接続された増幅回路140とを備えている。バイアス発
生回路120は負荷MOSを構成する2個のPMOS1
21,122を備え、それら各PMOS121,122
のソースはデータ線D,D/にそれぞれ接続されてい
る。2個のPMOS121,122のゲートには、制御
信号TGが与えられ、各PMOS121,122の互い
のドレインはノードN120で接続されている。ノード
N120には、さらにNMOS123のドレインが接続
され、そのNMOS123のソースが接地電位Vssに
接続されている。増幅回路130は、バイアス発生回路
のノードN120の電位をゲートに入力するNMOS1
31を備え、そのNMOS131のドレインはデータ線
Dに接続されている。NMOS131のソースはNMO
S132のドレインに接続され、NMOS132のソー
スが接地電位Vssに接続されている。NMOS131
とNMOS132の接続ノードN130が出力端子ou
に接続されている。NMOS132は負荷を構成す
ると共に貫通電流遮断用として用いられる。増幅回路1
40は、バイアス発生回路のノードN120の電位をゲ
ートに入力するNMOS141を備え、そのNMOS1
41のドレインがデータ線D/に接続されている。NM
OS141のソースはNMOS142のドレインに接続
され、そのNMOS142のソースが接地電位Vssに
接続されている。NMOS141とNMOS142の接
続ノードN140が出力端子outに接続されてい
る。NMOS132は負荷を構成すると共に貫通電流遮
断用として用いられる。各NMOS123,132,1
42のゲートには、制御信号TGがインバー150を介
して入力される構成である。
【0016】次に、図8の半導体集積回路装置の動作を
説明する。SRAMのメモリセルからの微小電位差をデ
ータ線D,D/を介して読出す場合、第1〜第3の実施
例と同様に、制御信号TGのレベルを“L”とすること
によって各PMOS121,122がオン状態とされ、
各データ線D,D/から電流I1 ,I1 /がPMOS1
21,122にそれぞれ流れる。NMOS123には、
電流I1 ,I1 /の合成電流I1 +I1 /が流れ、ノー
ドN120の電位はその合成電流I1 +I1 /に基づい
た電位となり、各増幅回路130,140中のNMOS
131,141のバイアス電位が生成される。各NMO
S131,141の導通状態はバイアス電位によって制
御され、各増幅回路130,140の2個の出力端子o
ut1 ,out2 からは、第1〜第3の実施例と同様
に、データ線D,D/の微小な電位差を増幅した電位差
が出力される。データ線D,D/の微小な電位差を増幅
した電位差を出力した後、制御信号TGのレベルを
“H”とするとインバータ150の出力が“L”とな
り、各NMOS123,132,142とPMOS12
1,122がオフ状態とされる。以上のように、本実施
例においては、NMOS123,132,142が制御
信号TGによってオン、オフ制御される構成にしている
ので、第1〜第3の実施例のように安定した出力電位差
が得られる他に、貫通電流を遮断することができる。そ
のため、低消費電力の半導体集積回路装置とすることが
できる。
【0017】なお、本発明は、上記実施例に限定されず
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (1) 第1〜第4の実施例では、半導体集積回路装置
をSRAMに対応するセンスアンプとしているが、例え
ば、ダイナミック型RAM(DRAM)及びROMに対
応するセンスアンプとして用いることも可能であり、デ
ータ線の電位レベルに変動があっても、安定した電位を
出力するセンスアンプを構成する事ができる。 (2) 第4の実施例において、貫通電流遮断用のNM
OS123,142は、負荷としての機能も果たす構成
としているが、負荷抵抗を別に設ける構成としてもよ
い。 (3) 第1〜第4の実施例で、各バイアス発生回路3
0,60,90,120と、増幅回路40,50,7
0,80,100,110,130,140とは、いず
れも接地電位に接続されているが、バイアス発生回路の
接続される電位と増幅回路の接続される電位とは、異な
ると構成としてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、データ線から入力した電流値の変化に応じた
バイアス電位を設定するバイアス発生回路とそのバイア
ス電位に基づいて導通状態の変化するトランジスタを有
し、データ線と所定の第2の電位間に接続されて該デー
タ線の電位に対応した電位を出力する増幅回路とを半導
体集積回路装置に備えているので、データ線の電位が変
動しても安定した電位を出力することができる。そのた
め、例えば、製造プロセスの影響でばらつきの予測され
るメモリ等における読出しの変動に対し、出力の安定し
たセンスアンプを構成することができる。第2の発明に
よれば、第1の発明の半導体集積回路装置におけるバイ
アス発生回路及び増幅回路は、制御信号により第1の電
位または第2の電位に対する接続を遮断するトランジス
タを有している。そのため、半導体集積回路装置が、例
えばセンスアンプとして用いられた場合、増幅の必要の
ないとき制御信号でバイアス発生回路及び増幅回路を第
1及び第2の電位から遮断することができる。よって、
第1の発明の半導体集積回路装置を低消費電力にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す半導体集積回路装
置の回路図である。
【図2】従来のセンスアンプを示す回路図である。
【図3】本発明の概略を説明する構成ブロック図であ
る。
【図4】図1の出力特性図である。
【図5】図1の出力状態を説明する図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す半導体集積回路装
置を示す回路図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す半導体集積回路装
置の回路図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示す半導体集積回路装
置の回路図である。
【符号の説明】
30,60,90,120 バイアス発生回路 40,50,70,80,100,110,130,1
40 増幅回路 D,D/ データ線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/41 - 11/419 G11C 17/00 634 H03F 3/45

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の第1の電位とデータ線間に接続さ
    れ、該データ線から入力した電流値の変化に応じたバイ
    アス電位を設定するバイアス発生回路と、前記バイアス
    電位に基づいて導通状態の変化するトランジスタと該ト
    ランジスタに対して直列の負荷とを有し、前記データ線
    と所定の第2の電位間に接続されて該データ線の電位に
    対応した電位を出力する増幅回路とを、備えたことを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記バイアス発生回路及び増幅回路は、
    制御信号により前記第1の電位または前記第2の電位に
    対する接続を遮断するトランジスタをそれぞれ備えた、
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
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