JP3036842U - 手押し式走行玩具 - Google Patents

手押し式走行玩具

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JP3036842U
JP3036842U JP1996010395U JP1039596U JP3036842U JP 3036842 U JP3036842 U JP 3036842U JP 1996010395 U JP1996010395 U JP 1996010395U JP 1039596 U JP1039596 U JP 1039596U JP 3036842 U JP3036842 U JP 3036842U
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JP1996010395U
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Inventor
▲けい▼一 村崎
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株式会社トイボックス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価かつ操作が簡単で、しかも前進、後進、
左折および右折の際に、前進、後進、左折および右折を
外部表示する手押し式走行玩具を提供する。 【解決手段】 前進、後進、左折および右折を指示する
操作部と、その操作部による指示位置を検知する検知ス
イッチと、前進、後進、左折および右折を外部表示する
表示手段とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、走行玩具に関するもので、さらに詳しくは、前進、後進、左折およ び右折を行う手押し式走行玩具に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行玩具としてリモコン操作式のもので、離れた位置から走行体を前進 、後進、左折および右折をさせることができ、左折や右折の際に、実際の自動車 のように左側や右側の方向指示器を点滅させる構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リモコン操作式の走行玩具は一般に高価であり、また、幼児等 にとっては操作が難しいという問題があった。一方、幼児等にとって、走行玩具 で、実際の自動車等と同じように左折や右折等の際に、実際の自動車のように左 折や右折等を表示する構造のものが望まれているのも事実である。
【0004】 本考案は、かかる問題および要望に鑑みてなされたものであり、安価かつ操作 が簡単で、しかも前進、後進、左折および右折の際に、前進、後進、左折および 右折を外部表示する手押し式走行玩具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の手押し式走行玩具は、前進、後進、左折および右折を指示する 操作部と、その操作部による指示位置を検知する検知スイッチと、前進、後進、 左折および右折を外部表示する表示手段とを備えていることを特徴とする。「外 部表示」の態様としては、音声表示、光表示等があげられる。 この手押し式の走行玩具によれば、操作部を操作し、手押し式走行玩具を前進 、後進、左折および右折させるだけで、前進、後進、左折および右折を自動的に 外部表示するので、安価かつ簡易な構成でありながら、実際の自動車等のイメー ジを十分に醸し出すことができる。
【0006】 請求項2記載の走行玩具は、前進、後進、左折および右折に応じて所定の鉛直 軸を中心に回動するキャスタと、このキャスタの回動位置を検知する検知スイッ チと、この検知スイッチによる検知結果に基づいて前進、後進、左折および右折 を外部表示する表示手段とを備えることを特徴とする。「外部表示」の態様とし ては、請求項3のような音声表示や光表示等があげられる。 この手押し式走行玩具によれば、手押し式走行玩具を前進、後進、左折および 右折させるだけで、キャスタが回動し、走行玩具が前進、後進、左折および右折 を自動的に外部表示するので、安価かつ簡易な構成でありながら、実際の自動車 等のイメージを十分に醸し出すことができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1には本願考案に係る走行玩具の実施形態が示されている。 この走行玩具1は手押し式の走行玩具であり、大別すると、シャーシ部分2と ボディ部分3とを備えている。特に制限はされないが、シャーシ部分2は主にプ ラスチックによって構成され、ボディ部分3は、中に綿等が入れられた布体によ って構成されている。この走行玩具1は全体がバスの外観を有している。
【0008】 ここで、シャーシ部分2は、図2に示すように、ベース10と、このベース1 0にネジ止めされる中板11と、この中板11を覆うようにベース10に組み付 けられるカバー12とから構成されている。
【0009】 ベース10には前車軸13および後車軸14が設けられ、前車軸13および後 車軸14の両側にはそれぞれ車輪15が取り付けられている。また、ベース10 の後部にはスピーカ16を設置するためのスピーカ座部17が設けられている。 このスピーカ座部17には放音孔17aが多数設けられている。また、このベー ス10の下側には、図3に示すように、その前部にキャスタ18が取り付けられ ている。そして、このキャスタ18によって前車輪13が床から僅かに浮き上が るようになっている。さらに、ベース10の下側には、電源スイッチSWが設け られている。なお、符号50は電池ボックスを示しており、この電池ボックス5 0には下側から電池が挿入可能になっている。符号51は電池ボックス50の蓋 を示している。
【0010】 このうちキャスタ18は、図4に示すように車輪19を備え、この車輪19に はゴムリング20が外嵌されている。また、この車輪19の軸穴19aには、座 金21およびコイルスプリング22を貫通した車軸23が通されている。そして 、この車軸23の両端は2つの支持板24a,24bに軸支されている。一方の 支持板24aは回動軸25に固定され、他方の支持板24bは前記支持板24a にねじ止めされる。キャスタ18はベース10に下側から取り付けられている。 その際、回動軸25はベース10を上下方向に貫通し、上部はベース10上に突 出する。なお、コイルスプリング22を用いたのは、このコイルスプリング22 によって、車輪19に適度な回転抵抗を与え、走行玩具1の左折等に伴って確実 にキャスタ18を回動させるようにするためである。
【0011】 回動軸25の上端には円盤26がねじ止めされている。この円盤26の下側に は、押圧子27が取り付けられている。つまり、この押圧子27はキャップ形に 構成され、取付部材28によって円盤26に取り付けられている。取付部材28 には押圧子27が着座する座部28aが設けられている。この座部28aに着座 する押圧子27は円盤26の貫通穴29に下側から嵌め込まれ、頭部が円盤26 の上面から突出している。この押圧子27は、その空洞部に入れられたコイルス プリング30によって上方へ付勢されている。
【0012】 中板11には、図2に示すように、揺動板31a,31b,31cが横方向に 並んで設けられていると共に、基板40が取り付けられ、この基板40にはIC その他の電子部品が取り付けられている。
【0013】 このうち揺動板31a,31b,31cは軸33(図5参照)を中心に互いに 独立して揺動できるように中板11に取り付けられている。なお、図5には便宜 上揺動板31bしか示されていない。揺動板31a,31b,31cにはそれぞ れ検知スイッチ30a,30b,30cの接片32a,32b,32cが付設さ れている。一方、揺動板31a,31b,31cの上方には左折表示回路用、後 進表示回路用、右折表示回路用の接点板34a,34b,34cが設けられてい る。そして、揺動板31a,31b,31cが上方へ揺動した際、接片32a, 32b,32cがそれぞれ接点板34a,34b,34cの接点(図7の櫛歯状 部分)を閉成し、左折表示回路、後進表示回路、右折表示回路を作動させるよう になっている。この場合の揺動板31a,31b,31cの揺動はキャスタ18 の回動によってなされる。すなわち、キャスタ18が回動すると、円盤26がそ れに伴って回動し、その回動位置に応じて、押圧子27が揺動板31a,31b ,31cを揺動させる(図6参照)。そして、接点板34a,34b,34cの 接点が閉成されると、左折表示回路、後進表示回路、右折表示回路が適宜に作動 する。具体的には、キャスタ18の向きが左折状態、後進状態、右折状態に移行 する時にそれぞれ揺動板31a,31b,31cが上方へ揺動し、左折表示回路 、後進表示回路、右折表示回路が適宜に作動する。 一方、中板11の段部前側には、図8の下面図に示すような可動接片35aと 固定接片35bを有し可動接片35aが固定接片35bに接触した際に前進表示 回路を閉成する検知スイッチ35が設けられている。この場合の可動接片35a の固定接片35bへの接離はキャスタ18の回動によってなされる。すなわち、 キャスタ18が回動すると、円盤26がそれに伴って回動し、その回動位置に応 じて、取付部材28がスイッチ35を閉成し、前進表示回路が作動する。具体的 には、キャスタ18が前進位置にある時に取付部材28がスイッチ35を閉成し 、前進表示回路が作動する。
【0014】 ICは左折表示回路、後進表示回路、右折表示回路、前進表示回路の要部を構 成し、左折時には「左折します。」の音声と方向指示器の「プープー」という音 、後進時には「ピーピー」という警告音右折時には「右折します。」の音声と方 向指示器の「プープー」という音、前進時には走行時のエンジン音をスピーカ1 6から発しさせる。
【0015】 この手押し式の走行玩具によれば、キャスタ18が回動し、手押し式走行玩具 1が前進、後進、左折および右折を表示するので、安価かつ簡易な構成でありな がら、実際の自動車のイメージが醸し出されることになる。
【0016】 以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施形態には 限定はされず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能である。
【0017】 例えば、前記実施形態では、キャスタ18の回動に伴って手押し式走行玩具1 が前進、後進、左折および右折を表示するようになっているが、ハンドル等の操 作部を操作し、走行玩具を前進、後進、左折および右折させることにより、前進 、後進、左折および右折を表示させるようにしても良い。また、その場合の表示 も音声表示に限定はされない。
【0018】
【考案の効果】
本考案の代表的なものの効果を説明すれば、本考案の手押し式の走行玩具は、 キャスタが回動し、走行玩具が前進、後進、左折および右折を表示するので、安 価かつ簡易な構成でありながら、実際の自動車等のイメージが醸し出されること になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る手押し式走行玩具の外観斜視図で
ある。
【図2】本考案に係る手押し式走行玩具の分解斜視図で
ある。
【図3】本考案に係る手押し式走行玩具の下面斜視図で
ある。
【図4】本考案に係る手押し式走行玩具のキャスタ部分
を示す分解斜視図である。
【図5】本考案に係る手押し式走行玩具の一部を示す側
面図である。
【図6】本考案に係る手押し式走行玩具の一部を示す正
面図である。
【図7】本考案に係る手押し式走行玩具の接点板を示す
下面図である。
【図8】本考案に係る手押し式走行玩具の円盤およびそ
の近傍を示す下面図である。
【符号の説明】
1 手押し式走行玩具 18 キャスタ 30a,30b,30c,35 検知スイッチ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前進、後進、左折および右折を指示する
    操作部と、その操作部による指示位置を検知する検知ス
    イッチと、前進、後進、左折および右折を外部表示する
    表示手段とを備えていることを特徴とする手押し式走行
    玩具。
  2. 【請求項2】 前進、後進、左折および右折に応じて所
    定の鉛直軸を中心に回動するキャスタと、このキャスタ
    の回動位置を検知する検知スイッチと、この検知スイッ
    チによる検知結果に基づいて前進、後進、左折および右
    折を外部表示する表示手段とを備えることを特徴とする
    手押し式走行玩具。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前進、後進、左折およ
    び右折を音声表示するように構成されていることを特徴
    とする請求項2記載の手押し式走行玩具。
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