JP3036551B2 - 船外機のパワーステアリング装置 - Google Patents

船外機のパワーステアリング装置

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JP3036551B2
JP3036551B2 JP3045827A JP4582791A JP3036551B2 JP 3036551 B2 JP3036551 B2 JP 3036551B2 JP 3045827 A JP3045827 A JP 3045827A JP 4582791 A JP4582791 A JP 4582791A JP 3036551 B2 JP3036551 B2 JP 3036551B2
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船外機のパワーステア
リング装置に係り、さらに詳しくは、モータの回転駆動
力により補助操舵力を発生して操舵操作の軽減を図る船
外機のパワーステアリング装置に関する。
【0002】
【背景技術】一般に、小型の船外機では、その使用目的
(船の種類)によっても異なるが、船外機本体に操舵用
のハンドルが設けられ、このハンドルを運転者が直接操
作して操舵を行なうことが多い。この一方、中・大型の
船外機では、その重量及び出力がともに大きくハンドル
操作を直接運転者が行なうことが困難であることから、
いわゆるリモコン方式のステアリング装置が採用されて
いる。これは、船体の中程に運転席を設け、自動車と同
様のステアリングホイールを運転者が操作することによ
り、離れた場所から船尾に設置された船外機本体を操舵
しようとするものである。
【0003】図9に、この種のステアリング装置の一例
が、示されている。この図において、船体51の中程の
図示しない運転席にはステアリングホイール52が設け
られている。このステアリングホイール52は、ステア
リングシャフト53を介して運転席前方に設けられたギ
ヤボックス54内のギヤ機構に連結されている。このギ
ヤボックス54には、ステアリングケーブル55を構成
するアウターケーブル57の一端が接続され、このアウ
ターケーブル57の一端側からインナーケーブル56の
一端部が露出してギヤボックス54内のギヤ機構の出力
軸に連結されている。このインナーケーブル56は、ア
ウターケーブル57とともにステアリングケーブル55
を構成し、その他端側はアウターケーブル57内を同軸
状に貫通して、その先端部がアウターケーブル57の他
端から外部に幾分露出している。このインナーケーブル
56の先端の露出部は、アウターケーブル57他端とと
もに、船外機50の左右のクランプブラケット66,6
6間に架設されたクランプブラケットシャフト65内を
挿通後、後述するリンク機構58を構成するドラッグリ
ンク59の一端に図示の如く接続されている。ここで、
このリンク機構58は、その一端がインナーケーブル5
6に回転自在に連結されたほぼL字状のドラッグリンク
59と、このドラッグリンク59にその一端が回転自在
に連結されたステアリングブラケット60とから構成さ
れている。このステアリングブラケット60の他端側
は、船外機本体62の前面に固定されている。また、船
外機本体62は、左右一対のクランプブラケット66,
66により、船尾部に設けられたトランサムボード51
Aに固定されている。この船外機本体62は、左右のク
ランプブラケット66,66間に架設された前述のクラ
ンプブラケットシャフト65にスイベルブラケット64
を介して取り付けられており、図10に示す如く当該ク
ランプブラケットシャフト65を中心として、垂直方向
回転(チルト)自在の構造となっている。さらに、この
船外機本体は、スイベルブラケット64に図示しないパ
イロットシャフト周り、即ち、水平方向に回転自在に装
備されている。図9ないし図10において符号63はド
ライブシャフトハウジングを示す。
【0004】このステアリング装置では、上述のような
構成により、運転者が、ステアリングホイール52を操
作すると、この操舵トルクがステアリングシャフト53
を介してギヤボックス54内のギヤ機構に伝達され、こ
のギヤ機構の伝達トルクによりステアリングケーブル5
5を構成するインナーケーブル56がその軸方向(長手
方向)に往動または復動する。そして、このインナーケ
ブル56のプッシュ・プルにより、リンク機構58を
介して、船外機本体12が図示しないパイロットシャフ
ト周りに水平方向左右に振られ、操舵される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマニュアル式のステアリング装置にあっては、船体
の航行条件,例えば風や波の強さ,船体速度,船外機の
トリム角度等によっては、操舵時に操舵に大きな力を必
要とする場合があり、また、船外機が取り付けられる船
の種類によっても操舵に要する力が異なるという問題点
があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的は、とくに、操
舵操作時の操舵力の軽減を図り得るとともに船の種類に
応じて容易且つ適切に船外機を操舵することが可能な船
外機のパワーステアリング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、船体に設置さ
れたステアリングホイールにステアリングケーブルを介
して連結された船外機本体操舵用のリンク機構と、この
リンク機構に連結されるとともに当該リンク機構に補助
操舵力を付与するパワーアシスト装置と、このパワーア
シスト装置を駆動制御する制御系とを備えている。そし
て、パワーアシスト装置が、モータと、このモータの回
転駆動力を減速してリンク機構に伝達する動力伝達機構
とを含んで構成されると共に、制御系、ステアリング
ホイールの操舵トルクを検出する操舵トルクセンサと、
船外機のエンジン回転数を検出するエンジン回転数セン
サと、船の種類に対応した特性を選択する特性選択スイ
ッチと、当該3つのセンサの出力に応じてモータの電流
値を増減変更せしめるコントローラとを含んだ構成とす
る。 このコントローラが、特性選択スイッチからの出力
に応じて動作し予め記憶されたパワーアシスト装置用の
船の種類に応じた複数の特性の何れかを選択する機能
と、この選択された特性から操舵トルクセンサの出力と
エンジン回転数センサの出力とによって特定される制御
曲線に基づいてパワーアシスト装置のモータの電流値を
増減変更せしめる機能とを備えている、という構成を採
っている。これによって、前述した目的を達成しようと
するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図1ないし
図8に基づいて説明する。ここで、前述した従来例と同
一もしくは同等の構成部分については同一の符号を用い
るとともに、その説明を簡略し、もしくは省略するもの
とする。
【0009】図1には、本発明の一実施例のパワーステ
アリング装置1の主要部が示されている。この図1にお
いて、船外機50のスイベルブラケット64の前方(船
体51側)にパワーステアリング装置1の主要部を成す
パワーアシスト装置2が、ボルト3,3(図2参照)に
よって取り付けられている。このパワーアシスト装置2
は、図2に示すように、モータ4と、このモータ4の回
転駆動力を減速してリンク機構58に伝達する動力伝達
機構5とを含んで構成されている。
【0010】これをさらに詳述すると、動力伝達機構5
は、モータ4の軸に一体的に取り付けられた第1の傘歯
車11と、この第1の傘歯車11に噛合する第2の傘歯
車12と、この第2の傘歯車12の軸に一体的に設けら
れたピニオン13と、このピニオン13に噛合するラッ
ク14と、このラック14の図2における右端に当該ラ
ック14に直交する方向に設けられたアシストアーム1
5等から構成されている。ここで、ラック14及びピニ
オン13は、前述したボルト3,3によってスイベルブ
ラケット64に固定されたハウジング16に装備されて
おり、この内、ラック14の両端部はハウジング16に
固着された伸縮自在のジャバラケース17,17によっ
て覆われている。ハウジング16及びラック14は、船
体の幅方向、即ち、左右一対のクランプブラケット6
6,66間に架設されたクランプブラケットシャフト6
5とほぼ平行に伸びている。アシストアーム15は、ラ
ックの右端から船尾方向に向かって取り付けられてお
り、船尾側の端部は、リンク機構58を構成するドラッ
グリンク59のインナーケーブル56との取り付け部部
分に取り付けられている
【0011】この取り付け部の具体的状況が、図3に示
されている。この図3において、インナーケーブル56
とアシストアーム15とは、それぞれの先端が重ね合わ
されており、この重ね合わされた部分をドラッグリンク
59の先端が貫通した状態となっている。そして、この
ドラッグリンク59の突出端部に設けられたねじ部にワ
ッシャ18を介してナット19が螺合せしめられるよう
になっている。
【0012】パワーアシスト装置2は、このように構成
されているので、モータ4の回転により、このモータ4
の回転力が第1,第2の傘歯車11,12を介して減速
してピニオン13に伝達され、このピニオン13の回転
により、ラック14が、図2における矢印A方向または
B方向に直線移動する。このラックの移動によりアシス
トアーム15を介してドラッグリンク59に補助操舵力
(アシスト力)が付与される。
【0013】次に、パワーアシスト装置2の制御系につ
いて説明する。図4には、パワーアシスト装置2の制御
系20の構成が示されている。この制御系20は、ステ
アリングホイール52の操舵トルクを検出する操舵トル
クセンサ21と、船外機のエンジン回転数を検出するエ
ンジン回転数センサ22と、船の種類に対応した特性を
選択する特性選択スイッチ23と、当該3つのセンサ2
1,22,23の出力に応じてモータ4のモータ電流値
を増減変更せしめるコントローラ24と、このコントロ
ーラ24の出力する電流値信号を増幅等してモータ4に
出力するパワードライブ部25とを備えている。
【0014】これをさらに詳述すると、操舵トルクセン
サ21は、図2にしめすように、固定ブラケット41を
介してクランプブラケット66にボルト固定されてい
る。また、この操舵トルクセンサ21は、センサブラケ
ット42を介してステアリングケーブル55のアウター
ケーブル57に接続されている。このため、ステアリン
グホイール52を運転者が操舵操作して、ステアリング
ケーブル55のインナーケーブル56がアウターケーブ
ル57に対して移動した時、アウターケーブル57がイ
ンナーケーブル56からの反力(操舵荷重,即ち,操舵
トルク)を受けるので、操舵トルクセンサ21では、こ
の操舵トルクを内部の図示しないポテンショメータ等で
検出し、操舵トルク信号としてコントローラ24に出力
するようになっている。また、エンジン回転数センサ2
2は、船外機本体62内の図示しないエンジンの回転数
を検出して、エンジン回転数信号としてコントローラ2
4に出力する。さらに、特性選択スイッチ23は、2本
の線をアースに接続するか否かで、後述する3つの船の
種類に対応した特性の何れかを選択し、その選択信号を
コントローラ24に出力するもので、例えば、図5に示
すように接点が電源及びアースに接続された2連の多接
点スイッチ23Aで構成することができる。この特性選
択スイッチ23は、図1に示すように、実際には、前述
したハウジング16の上面に設けられている。
【0015】コントローラ24は、操舵トルクセンサ2
1の出力段に接続された増幅回路31,異常検出回路3
2と、エンジン回転数センサ22の出力段に接続された
増幅回路33,異常検出回路34と、特性選択スイッチ
23の出力段に接続されたインターフェース回路35
と、これらの回路31〜35の出力段に設けられた演算
部36と、この演算部36の出力段に設けられたトルク
コントロール信号出力回路37と、このトルクコントロ
ール信号出力回路37の出力段に設けられたPWM(P
ulse Width Module)制御部38とか
ら構成されている。
【0016】 ここで、演算部36は、特性選択スイッチ
23からの出力に応じて動作し、予め記憶されたパワー
アシスト装置2用の船の種類に応じた複数の特性(図6
乃至図8)の何れかを選択する機能と、この選択された
特性から操舵トルクセンサ21の出力とエンジン回転数
センサ22の出力とによって特定される制御曲線に基づ
いてパワーアシスト装置2のモータ4の電流値を増減変
更せしめる機能とを備えている。
【0017】 より詳細に説明すると、 演算部36は、増
幅回路31,33にて増幅された操舵トルクセンサ21
からの操舵トルク信号,エンジン回転数センサ22から
のエンジン回転数信号及び特性選択スイッチ23からの
選択信号をインターフェース回路35を介してそれぞれ
受ける。 次に、この演算部36は、特性選択スイッチ2
3からの選択信号出力に応じて、予め記憶された船の種
類に応じた複数の特性(図6乃至図8)より適切な特性
を選択する。 更に、この演算部36は、前述の選択され
た特性における操舵トルクセンサ21と、エンジン回転
数センサ22との2つのセンサの信号出力に応じて特定
される制御曲線(図6乃至図8の曲線)に基づいて、モ
ータ4の電流値を算出し、モータ4への最適な電流値信
号を、後述するトルクコントロール信号出力回路37に
出力する。
【0018】 上述した構成による具体的な作用動作を説
明すると、演算部36は 、操舵トルクが大きな時には、
モータ電流値を大きくし、エンジン回転数が大きな時に
は、モータ電流値を小さくする。さらに、特性選択スイ
ッチ23からの選択信号によりクルーザ等の大型船の特
性が選択されたと判断した場合には、図6に示すよう
に、アシスト力を増大するべくモータ電流値(の演算
値)を増加させ、また、選択信号により和船等の小型船
の特性が選択されたと判断した場合には、図7に示すよ
うに、アシスト力を低減させるべくモータ電流値(の演
算値)を低下させ、バスボート等のレース用の船の特性
が選択されたと判断した場合には、図8に示すように、
エンジンの低回転域ではアシスト力を大きくするととも
に高回転域ではアシスト力を小さくするべく、モータ電
流値(の演算値)の増減変更を行なう。
【0019】 トルクコントロール信号出力回路37は、
上述のようにして演算部36で決定されたモータ電流値
の信号出力を受け、対応する電圧信号をPWM制御部3
8に出力する。PWM制御部38は、基準三角波発生回
路とコンパレータ等を含んで構成され、トルクコントロ
ール信号出力回路37からの電圧信号を基準三角波信号
と比較することによりPWM信号を出力する。パワード
ライブ部25は、PWM制御部38から出力されるPW
M信号により制御されるパワートランジスタ等を含んで
構成され、PWM信号に応じてモータ4の駆動停止を行
う。
【0020】 また、演算部36は、異常検出回路32,
34から異常検出信号が出力された場合に、これを受
け、トルクコントロール信号出力回路37にフェールセ
ーフ信号を出力する。ここで、異常検出信号は、操舵ト
ルクセンサ21,エンジン回転数センサ22の信号線が
断線する等により、通常では、考えられないような信号
が、これらのセンサ21,22から出力された場合に、
異常検出回路32,34から出力される。そして、トル
クコントロール信号出力回路37では、演算部36から
フェイルセーフ信号を受けた場合に、モータ電流値信号
を半分に低減するか全くゼロにする。このようにして、
コントローラ24では、異常時の制御をも実行するよう
になっている。
【0021】 その他の構成は、前述した従来例と同一に
なっている。
【0022】 以上のように構成された本実施例では、運
転者が運転席で、ステアリングホイール52を操舵する
と、その操舵トルクが操舵トルクセンサ21により検出
される。そして、コントローラ24では、この操舵トル
クセンサ21からの操舵トルク信号と、エンジン回転数
センサ22からのエンジン回転数信号に応じて、モータ
4の電流値を決定し、この決定されたモータ電流値に応
じてパワードライブ部25によりモータ4の駆動停止が
制御される。この場合において、本実施例では、特性選
択スイッチ23が、設けられているので、その選択信号
に応じて、コントローラ24では、図6ないし図8に示
すようなアシスト力が得られるよう、モータ電流の調整
を行なう。例えば、クルーザ等の大型船の特性が選択さ
れ場合には、アシスト力が大きくなるようにモータ4の
電流値を制御する。この結果、船の種類に適したアシス
ト力がパワーアシスト装置2で発生され、このアシスト
力が、リンク機構58に付与される。これがため、ステ
アリングホイールの操舵操作時の操舵力の軽減が図れる
とともに、船の種類に応じて容易且つ適切に船外機を操
舵することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運転者がステアリングホイールを操舵操作すると、この
操舵トルクが、操舵トルクセンサにより検出され操舵ト
ルク値と、船外機のエンジン回転数とに応じてコントロ
ーラにより、モータの電流値制御が行なわれ、それに応
じてモータが制御される。そして、このモータの回転駆
動力が動力伝達機構を介して船外機本体操舵用のリンク
機構に伝達され、このようにしてモータの回転力に応じ
パワーアシスト装置がアシスト力を発生する。このた
め、運転者による操舵力と、パワーアシスト装置で発生
したアシスト力とで、リンク機構による船外機本体の操
舵が行なわれ、操舵操作時の操舵力の軽減を図ることが
できる。また、船の種類に応じた特性を選択する特性選
択スイッチの選択に応じてコントローラが、モータ電流
値を増減変更するので、船の種類に応じて、運転者が特
性選択スイッチを選択することにより、船の種類に適し
たアシスト力を得ることができる。従って、操舵操作時
の操舵力の軽減を図ることができ、また、船の種類に応
じて容易且つ適切に船外機を操舵することができるとい
う従来にない優れた船外機のパワーステアリング装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパワーステアリング装置の
主要部を示す外観斜視図である。
【図2】図1のパワーアシスト装置の構成等を示す説明
図である。
【図3】図2の円C部分の具体的な取り付け状態を示す
分解斜視図である。
【図4】パワーアシスト装置の制御系の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】特性選択スイッチの具体的構成例を示す図であ
る。
【図6】特性選択スイッチにより選択される船の種類に
応じた特性の例を示す線図である。
【図7】 特性選択スイッチにより選択される船の種類に
応じた特性の例を示す線図である。
【図8】 特性選択スイッチにより選択される船の種類に
応じた特性の例を示す線図である。
【図9】従来例を示す説明図である。
【図10】 従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パワーステアリング装置 2 パワーアシスト装置 4 モータ 5 動力選択機構 20 制御系 21 操舵トルクセンサ 22 エンジン回転数センサ 23 特性選択スイッチ 24 コントローラ 51 船体 52 ステアリングホイール 55 ステアリングケーブル 58 リンク機構 62 船外機本体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63H 25/24 B62D 25/42 B62D 21/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体に設置されたステアリングホイール
    にステアリングケーブルを介して連結された船外機本体
    操舵用のリンク機構と、このリンク機構に連結されると
    ともに当該リンク機構に補助操舵力を付与するパワーア
    シスト装置と、このパワーアシスト装置を駆動制御する
    御系とを備え、 前記パワーアシスト装置が、モータと、このモータの回
    転駆動力を減速して前記リンク機構に伝達する動力伝達
    機構とを含んで構成されると共に、 前記制御系、ステアリングホイールの操舵トルクを検
    出する操舵トルクセンサと、船外機のエンジン回転数を
    検出するエンジン回転数センサと、船の種類に対応した
    特性を選択する特性選択スイッチと、当該3つのセンサ
    の出力に応じて前記モータの電流値を増減変更せしめる
    コントローラとを含ん構成とすると共にこのコントローラが、前記特性選択スイッチからの出力
    に応じて動作し予め記憶されたパワーアシスト装置用の
    船の種類に応じた複数の特性の何れかを選択する機能
    と、この選択された特性から前記操舵トルクセンサの出
    力とエンジン回転数センサの出力とによって特定される
    制御曲線に基づいて前記パワーアシスト装置のモータの
    電流値を増減変更せしめる機能とを備え ていることを特
    徴とした船外機のパワーステアリング装置。
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