JP3036380U - 色紙収納板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】色紙を収納し該色紙を絵画のような室内装飾品
としての展示を可能とし、かつ良好な保存状態を維持し
つつ保管を可能とする色紙収納板を提供する。 【構成】基台中央に色紙大の透明資材を上下縁において
止着することにより張設し、該基台上下辺に折り畳み自
在に側板を備える。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は色紙を収納することにより当該色紙を絵画のような室内装飾品として の展示を可能とし、かつ良好な保存状態を維持しつつ保管を可能とする色紙収納 板に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、色紙を保管するには保管者自ら透明ラップなどで包装するなどして保存 状態を管理していた。 また、色紙は著名人の署名にとどまらず、例えば墨絵あるいは書などが描出さ れ、美術品としての価値を有するものも多数存し、これを室内装飾品として展示 することは所有者がよく欲するところである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

前記したような透明ラップを色紙毎に包装する作業は極めて煩雑であり完全な 包装は容易ではない。一方展示のため、色紙の四隅を挿入可能にすべく紐などを 固着させた台紙が知られている。しかしかかる台紙に直接色紙を固定させた場合 、設置場所の外的環境により時間の経過と共に、色紙の汚れ、破損が生じること となる。また色紙を透明ラップなどで包装したうえかかる台紙に固定する場合に おいては、包装の拙劣により表面にしわが生じ装飾品としての美観を損ねること となる。

【０００４】 本考案は、このような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ ろは、基台に透明資材を張設し、これに色紙を差し入れ収納することにより良好 な保存状態を維持しつつ、室内装飾品としての展示を可能とする色紙収容板を提 供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案における色紙収納板は、基台中央に色紙大 の透明資材を上下縁において止着することにより張設し、該基台上下辺に折り畳 み自在に側板を備える。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を説明する。 基台１は厚紙などからなり、表面に単色あるいは各種模様を施すことにより色 紙の装飾性を高めることが可能となる。 透明資材２は基台１中央に張設される。該透明資材２は上下縁において止着さ れる。これにより側縁が開放され、色紙が収納自在となる。なお透明資材２は張 設されているので表面にしわが生ぜずあたかもガラス張りの額縁に収納されてい る趣がある。 側板３は基台１上下辺に折り畳み自在に固着させる。そして一方の側板３に懸 架用の紐部材４を取り付けることにより、展示の際の収納板の形状が色紙を中心 とした長方形となり掛け軸のような重厚な装飾品となる。また、未使用時は色紙 を収納したまま折り畳むことにより良好な保存状態を維持しつつ整然と保管する ことができる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、以上説明したように構成されるので、以下に記載されるような効果 を有する。 色紙を良好な保存状態を維持しつつ、絵画のような室内装飾品として展示する ことを可能とする。 未使用時においても色紙の良好な保存状態を維持しつつ整然と保管することが 可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案における色紙収納板の斜視図

【図２】本考案における色紙収納板の正面図

【図３】本考案における色紙収納板を折り畳んだ状態を
示す斜視図

【図４】本考案における色紙収納板を折り畳んだ状態を
示す正面図

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】基台中央部に色紙大の透明資材を上下縁に
   おいて止着することにより張設し、該基台上下辺に折り
   畳み自在に側板を備える色紙収納板。