JPH0536820Y2 - - Google Patents

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JPH0536820Y2
JPH0536820Y2 JP9525690U JP9525690U JPH0536820Y2 JP H0536820 Y2 JPH0536820 Y2 JP H0536820Y2 JP 9525690 U JP9525690 U JP 9525690U JP 9525690 U JP9525690 U JP 9525690U JP H0536820 Y2 JPH0536820 Y2 JP H0536820Y2
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JP
Japan
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plate
packaging box
self
lid
housing
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JP9525690U
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JPH0540125U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、婚礼用引物等に使用され、特に高級
感及び装飾性が求められる包装用箱に係り、紙、
布、合成樹脂薄板等で製造される包装用箱であつ
て、上面後方縁より連設された自立性蓋板を有す
る包装用箱に関する。
[従来の技術] 従来、包装用箱は被包装品の保護等の目的によ
り用いられて来たが、あまり装飾性等については
考慮されていなかつた。
近年、消費者生活が豊かになると共に生活の多
様化が進むにつれ、上記のように是迄は商品の単
なる保護等に考えられていた包装手段の価値が見
直され、高級な商品の包装においては包装によつ
て全体の高級感が損なわれないばかりか、より商
品の高級感を増大させるような包装デザインが求
められるようになつてきた。
例えば、ラツピングと称せられる多様な包装法
は、包装用紙、セロハン紙、リボン等を使用し被
包装品の形状に即した包装を行なうものであり、
従来には見られない装飾性のある包装デザインと
して若者に公表を博している。
一方、包装用箱による包装手段にも高級感・装
飾性が求められ、例えば、包装用箱の構造素材に
高級な素材を使用するとか、あるいは当該素材の
外表面に高級な和紙を貼着する等して、包装用箱
に高級感及び装飾性を付与しようとする等、種々
の方法が採用されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の技術に記載のように、包装用箱に高
級感及び装飾性を付与することは種々行なわれて
いるが、被包装品の収容及び外力からの保護等が
第一とされる包装用箱においては、包装用箱の形
状が固定していることから、構造素材に高級な素
材を使用することに伴う高級感の付与は可能であ
つたが、装飾性の難点からすれば極めて乏しいも
のであるとの欠点があつた。
本考案は上記欠点に鑑み成されたものであり、
包装用箱の上面後方縁に自立性蓋板を連設するこ
とにより、自立性蓋板を包装用箱上面に倒してお
く際には外観を略通常の包装用箱と同一にしなが
ら、当該自立性蓋板を自立させると蓋板が包装用
箱の上面より起立し、その蓋板内側面および当該
包装用箱の上面に施こされた種々の装飾体が表出
されるようにして、包装用箱に装飾性を付与する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係る自立
性蓋板を有する包装用箱は、次のような構成によ
つた。即ち、本考案は、筐体開口部の内壁に沿つ
て、上側壁が開放せられた差込筐が挿脱自在であ
ると共に、当該筐体の背面板、底面板及び上面板
に大きさが相応した一連の補強板を、前記筐体の
底面板及び背面板のみに貼着して、当該筐体の上
面後方縁より蓋板を連設した包装用箱において、
左右端片部を少なくとも二回以上ジグザグに折返
しして、上記蓋板の大きさに相応するよう形成し
た自立補助板を、当該蓋板の上面側に貼着してこ
とを要旨とするものである。
[作用] 上述のように、本考案に係る包装用箱における
蓋板の上面側には、左右端片部をジグザグに二回
以上折返して、上記蓋板の大きさに相応するよう
に形成された自立補助板が貼着されており、当該
蓋板を上面側に倒しておく際には、上記左右端片
部の折返しは蓋板の重さにより、薄く畳み込まれ
た状態となることから、外見上において本考案に
係る包装用箱は、単に差込筐を挿脱自在とした筐
体としてとらえられるが、一端上記蓋板を起立さ
せると、前記左右端片部の折返しが広がり、上記
自立補助板が包装用箱の上面上で支え板となるこ
とから、当該蓋板を自立させるよう作用するもの
である。
[実施例] 以下、本考案に係る好適な一実施例について更
に説明するものとする。
先ず第1図は、本考案に係る包装用箱の蓋板を
倒した際の斜視図であり、また第2図は、本考案
に係る包装用箱の蓋板を自立させ、差込筐を少し
引いた際の斜視図である。図示のように、本考案
に係る包装用箱1は、筐体2の開口部3の内壁4
に沿つて、上側壁5が開放せられた差込筐6が挿
脱自在であると共に、筐体2の背面板7、底面板
8及び上面板9に大きさが相応した一連の補強板
10を、前記筐体2の底面板8及び背面板7のみ
に貼着して、筐体2の上面後方縁11より蓋板1
2を連設した包装用箱1であつて、左端片部13
及び右端片部14を三度ジグザグに折返しして、
上記蓋板12の大きさに相応するよう形成した自
立補助板15を、蓋板12の上面側に貼着したも
のである。従つて、第1図のように、蓋板12を
包装用箱1の上面側に倒しておく際には、上記左
端片部13及び右端片部14の折返しは蓋体12
の重さにより、図示のように薄く畳み込まれた状
態であり、外見上は単に差込筐6を挿脱自在な筐
体2としてとらえられるが、第2図のように一端
上記蓋板12を起立させると、前記左端片部13
及び右端片部14の折返しが広がり、自立補助板
15が包装用箱1の上面上で支え板となることか
ら、蓋板12は自立を保持することになる。尚、
図示のように好ましくは、自立補助板15を蓋板
12の上面側に貼着する際の貼着部分は、左端片
部13、右端片部14及び自立補助板15の中央
垂直部16である。また、上記蓋板12を自立さ
せる際に、自立補助板15の左端片部13及び右
端片部14の折返し下端部17,17′を指先で
手前方向にやや広げるようにすると、蓋板12の
より確実な自立保持が得られる。更に一方、蓋板
12を上面側に倒す場合には、上記折返し下端部
17,17′を指先で上面後方縁11方向に押込
むようにして、蓋板12を倒すようにする。
次に第3図は、本考案に係る包装用箱を基に、
装飾を施した際の実施態様を示す斜視図である。
図示のように、差込筐6には収納物品を仕切るた
めの仕切板18が敷設された上、皿19及びスプ
ーン20等の物品が収納され、蓋板12内側面及
び包装用箱1の上面には、図示のような装飾体2
1が貼着され、装飾体21は蓋体12を包装用箱
1の上面側に倒しておく場合には、薄く畳み込ま
れ、蓋板12を起立させる場合には、立体的な装
飾体21が形成されるものである。
[考案の効果] 本考案に係る自立性蓋板を有する包装用箱は、
以上の構成によるので、次に記載する効果を奏す
る。
即ち、本考案に係る自立性蓋板を有する包装用
箱は、蓋板の起立及び倒置によつて装飾体が表出
あるいは隠蔽するので、装飾的な変化に富むと共
に、極めて優れた装飾性を具有するという効果が
ある。
また、本考案に係る自立性蓋板を有する包装用
箱は、収納物品の保護の他に、蓋板を起立させた
状態において、商品の展示用装飾体としても好適
に使用し得るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図……本考案に係る包装用箱の蓋板を倒し
た際の斜視図。第2図……本考案に係る包装用箱
の蓋板を自立させ、差込筐を少し引いた際の斜視
図。第3図……本考案に係る包装用箱を基に、装
飾を施した際の実施態様を示す斜視図。 1……包装用箱、2……筐体、3……開口部、
4……内壁、5……上側壁、6……差込筐、7…
…背面図、8……底面図、9……上面板、10…
…補強板、11……上面後方縁、12……蓋板、
13……左端片部、14……右端片部、15……
自立補助板、16……中央垂直部、17,17′
……折返し下端部、18……仕切板、19……
皿、20……スプーン、21……装飾体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体開口部の内壁に沿つて、上側壁が開放せら
    れた差込筐が挿脱自在であると共に、当該筐体の
    背面板、底面板及び上面板に大きさが相応した一
    連の補強板を、前記筐体の底面板及び背面板のみ
    に貼着して、当該筐体の上面後方縁より蓋板を連
    設した包装用箱において、左右端片部を少なくと
    も二回以上ジグザグに折返しして、上記蓋板の大
    きさに相応するよう形成した自立補助板を、当該
    蓋板の上面側に貼着したことを特徴とする、自立
    性蓋体を有する包装用箱。
JP9525690U 1990-09-10 1990-09-10 自立性蓋板を有する包装用箱 Granted JPH0540125U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9525690U JPH0540125U (ja) 1990-09-10 1990-09-10 自立性蓋板を有する包装用箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9525690U JPH0540125U (ja) 1990-09-10 1990-09-10 自立性蓋板を有する包装用箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0540125U JPH0540125U (ja) 1993-05-28
JPH0536820Y2 true JPH0536820Y2 (ja) 1993-09-17

Family

ID=14132684

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9525690U Granted JPH0540125U (ja) 1990-09-10 1990-09-10 自立性蓋板を有する包装用箱

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5677112B2 (ja) * 2011-02-03 2015-02-25 株式会社トーモク 包装箱

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Publication number Publication date
JPH0540125U (ja) 1993-05-28

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