JP2000185741A - 簡易バッグ - Google Patents

簡易バッグ

Info

Publication number
JP2000185741A
JP2000185741A JP10362936A JP36293698A JP2000185741A JP 2000185741 A JP2000185741 A JP 2000185741A JP 10362936 A JP10362936 A JP 10362936A JP 36293698 A JP36293698 A JP 36293698A JP 2000185741 A JP2000185741 A JP 2000185741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
wall
front wall
back wall
simple bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10362936A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ishii
康雄 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUPERBAG CO
SUPERBAG CO Ltd
Original Assignee
SUPERBAG CO
SUPERBAG CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUPERBAG CO, SUPERBAG CO Ltd filed Critical SUPERBAG CO
Priority to JP10362936A priority Critical patent/JP2000185741A/ja
Publication of JP2000185741A publication Critical patent/JP2000185741A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易バッグの収納部内を目視されることや収
納部内に移動自在に収納された収納物が開口部から外部
へ飛び出すことを防止することができるとともに、従来
の画一的な略矩形状の底を有する角筒状とは異なった美
観とすることができる簡易バッグを提供すること。 【解決手段】 収納部を有する袋体1を構成する前壁3
と背壁4の両側辺をそれぞれ連設させて環状とした素材
シートの下端辺部分を所定の折り曲げ線に従って折り曲
げて相互に連結させることにより、前記袋体1の略矩形
状の底壁7と、前記底壁7の左右両端辺よりそれぞれ斜
め上外方へ立ち上がる立上壁8とを形成するとともに、
連設された前記前壁3および背壁4の連設辺上方部分は
収納部内方へ折畳み自在とされる折り込み部10とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は簡易バッグに関わり、特
に、使用時に、収納部内奥部に広い収納空間を確保する
ことができるとともに、前記収納部の上部開口は自然な
状態で閉じ加減とすることができ、全体形状の美観も優
れた簡易バッグに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】一般に、
紙、樹脂等の素材により形成されている手提げ袋等の簡
易バッグはコストも低廉であり、折畳んだ状態で保管で
きる等の理由から、各種の物品の収納、運搬、商品パッ
ケージ等に多用されている。
【0003】しかしながら、前述の一般的に流通してい
る紙等の素材により形成された簡易バッグは、製造の容
易性から、サイズ的には違いはあっても、画一的な有底
角筒状に形成されていた。そのため、ユーザーは、他の
簡易バックとの差別化をその外装の模様や値段等に頼ら
ざるを得ず、簡易バックの外形形状での商品選択の幅は
狭かった。
【0004】また、前述の紙等の素材により形成された
有底角筒状の簡易バッグは、他のハンドバッグやボスト
ンバッグ等のように開口部を閉ざしたり、覆ったりする
手段が形成されていない場合が多く、それでいて、前記
開口部は前記底部の形状と略同一の形状に拡開しやすい
ものであった。そのため、簡易バッグ内の収納部内は開
口部から他人に目視されやすく、また、簡易バッグの収
納部内で移動自在な物品は前記開口部から飛び出しやす
い等、一般的な有底角筒状の簡易バッグが使用に適さな
いという場面も多々見受けられた。
【0005】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、簡易バッグの収納部内を目視されることや収納
部内に移動自在に収納された収納物が開口部から外部へ
飛び出すことを防止することができるとともに、従来の
画一的な略矩形状の底を有する角筒状とは異なった美観
とすることができる簡易バッグを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の簡易バッグは、収納部を有
する袋体と、前記袋体に形成された把持部とからなる簡
易バッグであって、前記袋体を構成する前壁と背壁の両
側辺をそれぞれ連設させて環状とした素材シートの下端
辺部分を所定の折り曲げ線に従って折り曲げて相互に連
結させることにより、前記袋体の略矩形状の底壁と、前
記底壁の左右両端辺よりそれぞれ斜め上外方へ立ち上が
る立上壁とが形成されているとともに、連設された前記
前壁および背壁の連設辺上方部分は収納部内方へ折畳み
自在とされる折り込み部とされていることを特徴とす
る。
【0007】また、請求項2に記載の簡易バッグは、請
求項1の簡易バッグであって、前記折り込み部は、前記
前壁と背壁との各連設辺上の一点と、前記前壁および背
壁の各連設辺の上端部から等寸法だけそれぞれ中央へ寄
った前記前壁の上端辺上の一点および背壁の上端辺上の
一点とをそれぞれ結んだ線分により囲まれた範囲である
ことを特徴とする。
【0008】そして、請求項3に記載の簡易バッグは、
請求項2の簡易バッグであって、前記折り込み部の前壁
と背壁との各連設辺上の一点は、前記各立上壁の先端点
であることを特徴とする。
【0009】これらの発明によれば、簡易バッグの使用
時において、前記折り込み部を袋体の収納部内方へ折畳
むことによって、袋体の開口部の長さ寸法を短くすると
ともに、前記開口部を形成する前壁上端辺と背壁上端辺
からなる一対の長端辺の中央部を近接して略平行に位置
させ自然な状態で開口部を閉じ加減に保持することがで
き、また、底壁から外方へ張り出す立上壁を形成したこ
とによって、簡易バッグの奥部に形成される収納部をゆ
ったりと確保した形状とすることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1か
ら図8により説明する。
【0011】図1乃至図3は本発明の簡易バッグの第1
実施形態を示している。
【0012】本実施形態の簡易バッグは、図1の折畳ん
だ状態を示す平面図に示すように、使用原紙用紙の比較
的厚いコーティング紙製の袋体1と樹脂製の把持部2と
からなり、前記袋体1は対向する側辺同志を連設させた
前壁3と背壁4とを有している(以下、前壁3と背壁4
の連設された側辺を連設辺5a,5bという)。この連
設辺5a,5bにより環状とされた前記前壁3および背
壁4の下端部は、所定の折り曲げ線に従って折り曲げら
れ、貼付することにより相互に連結されて、使用時に前
記袋体1の六角形状の底面6を構成する略矩形状の底壁
7と、前記底壁7の左右の両端辺7a,7bをそれぞれ
底辺とする二等辺三角形状とされ、通常の使用時には前
記底壁7の端辺7a,7bからそれぞれ斜め上外方へ立
ち上がる立上壁8A,8Bとされている。
【0013】そして、環状とされた前記前壁3および背
壁4の上端辺部分は、当該簡易バッグの開口部9を構成
しており、前記各連設辺5a,5bの上方部分は、袋体
1の収納部内方へ折畳み自在とされる折り込み部10と
されている。
【0014】より詳しくは、図1に示す簡易バッグは、
前記立上壁8A,8Bの先端点P1A,P1Bと、前記
各連設辺5a,5bの上端部から等寸法だけ中央方向へ
寄った前記前壁3の上端辺上の各点P2A,P2Bおよ
び背壁4の上端辺上の各点P3A,P3Bとを結んだ線
分(以下、前壁3に形成される線分を前壁折り込み線分
11a,11b、背壁4に形成される線分を背壁折り込
み線分12a,12bという)に囲まれた二等辺三角形
状の範囲をそれぞれ折り込み部10A,10Bとしてい
る。そして、前記折り込み部10A,10Bは、前記各
立上壁8A,8Bの先端点P1A,P1Bと連設辺5
a,5Bの上端点P4A,P4Bとを両端点とする線分
(以下、連設辺折り込み線分13a,13bという)を
もって表面側に谷折りにするとともに、前記前壁折り込
み線分11a,11bおよび背壁折り込み線分12a,
12bをそれぞれ表面側に山折りにし、前記連設辺折り
込み線分13a,13bを最も収納部の内方に位置させ
るようにして折畳まれている。
【0015】このように形成された簡易バッグは、折り
畳み時においては、図1に示すように、前記略矩形状の
底壁7と、前記底壁7の端辺7a,7bに連設された二
等辺三角形状の立上壁8A,8Bとからなる六角形状の
底面6を有し、全体の平面形状としては、前記底壁7の
一側辺7d、この一側辺7dに連続する立上壁8A,8
Bの各一辺8a,8b、2本の前壁折り込み線分11
a,11b(あるいは2本の背壁折り込み線分12a,
12b)、そして、前記前壁3(あるいは背壁4)の上
端辺上にとられた前記前壁折り込み線分11a,11b
(あるいは背壁折り込み線分12a,12b)の2つの
端点を結んだ線分(以下、前壁3の開口部9に形成され
た線分を前壁上端辺開口線分14、背壁4の開口部9に
形成された線分を背壁上端辺開口線分15という)の6
辺に囲まれた変形の六角形状を呈した袋体となる。
【0016】また、本実施形態の簡易バッグにおいて
は、前記前壁上端辺開口線分14および背壁上端辺開口
線分15には、それぞれ把持部2として略U字形状の持
ち手18が形成されている。本実施形態においては、こ
の持ち手18としては公知のものから1種を選択したも
のであり、必要に応じて他の素材や構造のものを用いて
もよい。
【0017】図2は、本実施形態の簡易バッグを使用す
る際の形状を示した斜視図であり、図3は、その側面図
である。
【0018】本実施形態の簡易バッグの使用時の基本的
な形状は、図2に示すように、袋体1は略矩形状の底壁
7の両端辺7a,7bよりそれぞれ斜め上外方へ二等辺
三角形状の前記立上壁8A,8Bが延在し、前記前壁3
および背壁4が、前記底壁7および立上壁8A,8Bか
らなる底面6の周辺に連設して上方へ延在したものとな
る。そして、前記折り込み部10A,10Bを袋体1の
収納部の内側に折り込むことによって、前記前壁上端辺
開口線分14および背壁上端辺開口線分14の長さ寸法
は、前壁3あるいは背壁4の上辺の長さ寸法よりも短い
ものとなり、かつ、前記前壁上端辺開口線分14と背壁
上端辺開口線分15とは極めて近接して略平行に位置す
ることとなる。
【0019】このように形成された本実施形態の簡易バ
ッグによれば、使用時においては、袋体1の開口部9の
長さ寸法を短くするとともに、前記開口部9を形成する
一対の前壁3および背壁4の上端辺の中央部を近接させ
て略平行に位置させ、自然な状態で開口部9を閉じ加減
に保持することができるので、簡易バッグの収納部内を
外部から目視されてしまうことや収納部内に移動自在に
収納された収納物が開口部9から外部へ飛び出すことを
防止することができる。
【0020】また、前記立上壁8A,8Bが前記底壁7
の端辺7a,7bから上部外方へ突出する形状とし、あ
わせて前壁3および背壁4の形状を略六角形状とするこ
とにより、簡易バッグの左右の高さ方向の中間部を左右
に尖るように突出させるとともに前壁3と背壁4とを凸
曲面状に湾曲させた立体形状とさせることができる。具
体的に説明すると、前記簡易バッグの底部を、底壁7と
左右の立上壁8A,8Bとからなる前後に突出部を有す
る船底の形状とし、簡易バッグの奥部に形成される収納
部の立上壁8A,8Bの先端点P1A,P1Bを結ぶ横
断面の形状を、ラグビーボールの長手方向を2等分した
断面形状と同様の形状とすることで見かけ面積がかわ
り、前記収納部をゆったりと確保することができ、底壁
7の長さ寸法よりも長尺な収納物をもその収納部内に収
納可能となり、従来の画一的な略矩形状の底を有する角
筒状の手提げバッグとは異なったおしゃれな美観を呈す
るものとすることができる。
【0021】しかも、本発明の簡易バッグに要する素材
の使用量は従来品と同量で足り、経済的である。
【0022】そして、収納品を出し入れする際には、前
記折り込み部10A,10Bを収納部内方へ折り曲げる
ことをせずに、前記前壁3および背壁4とほぼ面一に位
置させるようにすることで、前記開口部9を大きく形成
することができる。
【0023】さらに、収納品の形状によっては、図4に
示すように、前記底壁7の側辺部分7c,7dからは、
前記前壁3および背壁4の前記底壁7の各角隅部から前
壁3および背壁4の上方向に延在させた垂線16,16
…に挟まれた範囲を前記底壁3に対して垂直上方に延在
させる。そして、前記底壁7の各端辺7a,7b部分か
らは、それぞれ前記立上壁8A,8Bと、前記立上壁8
A,8Bに連設する前記前壁3および背壁4の前記垂線
16,16…より外側となる部分とを前記底壁7に対し
て垂直上方に延在させて簡易バッグの端壁17A,17
Bとして機能させるとともに、前記折り込み部10A,
10Bは、折畳まれた状態を解除して、それぞれ前記前
壁3および側壁4として前述のように位置させることに
より、従来の簡易バッグと同様の略矩形状の底面を有す
る角筒状の簡易バッグとして使用することができる。
【0024】また、図5は、本発明の第2実施形態の簡
易バッグを折畳んだ状態を示す平面図であり、図6は、
その簡易バッグを使用する際の形状を示した斜視図であ
り、図7は、その側面図である。
【0025】本実施形態の簡易バッグは、前記折り込み
部10について前述の第1実施形態の簡易バッグと異な
らせたものである。
【0026】すなわち、本実施形態の簡易バッグの折り
込み部10は、前記連設辺5a,5b上の比較的上端部
に近い点(以下、連設辺点P5A,P5Bという)と、
前記各連設辺5a,5bの上端点P4A,P4Bから等
寸法だけ中央方向へ寄った前記前壁3の上端辺上の各点
P2A,P2Bおよび背壁4の上端辺上の各点P3A,
P3Bとを結んだ線分(以下、前壁3に形成される線分
を前壁折り込み線分19a,19b、背壁4に形成され
る線分を背壁折り込み線分20a,20bという)に囲
まれた二等辺三角形状の範囲をそれぞれ折り込み部21
A,21Bとしている。そして、前記折り込み部21
A,21Bは、前記連設辺点P5A,P5Bと連設辺5
a,5bの上端点P4A,P4Bとを両端点とする線分
(以下、連設辺折り込み線分22a,22bという)を
もって表面側に谷折りにするとともに、前記前壁折り込
み線分19a,19bおよび背壁折り込み線分20a,
20bをそれぞれ表面側に山折りにし、前記連設辺折り
込み線分22a,22bを最も収納部の内方に位置させ
るようにして折畳まれている。
【0027】そして、このように形成された簡易バッグ
は、折り畳み時においては、図5に示すように、前記略
矩形状の底壁7と、前記底壁7の端辺7a,7bに連設
された二等辺三角形状の立上壁8A,8Bとからなる六
角形状の底面6を有し、全体の平面形状としては、前記
底壁7の一側辺7d、この一側辺7dに連続する立上壁
8A,8Bの各一辺8a,8b、2本の前壁折り込み線
分19a,19b(あるいは2本の背壁折り込み線分2
0a,20b)、前記各立上壁8A,8Bの先端点P1
A,P1Bと連設辺点P5A,P5Bとをそれぞれ端点
とする連設辺5a,5b上の線分、そして、前記前壁3
(あるいは背壁4)の上端辺上にとられた前記前壁折り
込み線分19a,19b(あるいは背壁折り込み線分2
0a,20b)の2つの端点を結んだ線分(以下、前壁
3の開口部9に形成された線分を前壁上端辺開口線分2
3、背壁4の開口部9に形成された線分を背壁上端辺開
口線分24という)の8辺に囲まれた八角形状を呈した
袋体となる。
【0028】また、本実施形態の簡易バッグにおいて
は、開口部9の折り込み部21A,21Bの形成部分に
は、前記前壁3、折り込み部21A,21Bを形成する
前壁3部分、折り込み部21A,21Bを形成する背壁
4部分、そして前記背壁4の4枚の素材を貫通する孔2
5が形成されており、この孔25を長尺な1本の紐部材
26が順次貫通することによって把持部2が形成されて
いる。この把持部2は、手に把持するのみならず、前記
紐部材26を肩に掛けることにより、簡易バッグをショ
ルダーバッグのように使用することをも可能とするもの
である。
【0029】図6は、本実施形態の簡易バッグを使用す
る際の形状を示した斜視図であり、図7は、その側面図
である。
【0030】本実施形態の簡易バッグを使用する際の基
本的な形状は、図6に示すように、袋体1は略矩形状の
底壁7の両端辺7a,7bよりそれぞれ斜め上外方へ二
等辺三角形状の前記立上壁8A,8Bが延在し、前記前
壁3および背壁4が、前記底壁7および立上壁8A,8
Bからなる底面6の周辺に連設して上方へ延在したもの
となる。そして、前記折り込み部21A,21Bを袋体
1の収納部の内側に折り込むことによって、前記前壁上
端辺開口線分23および背壁上端辺開口線分24の長さ
寸法は、前壁3あるいは背壁4の上辺の長さ寸法よりも
短いものとなり、かつ、前記前壁上端辺開口線分23と
背壁上端辺開口線分24とは極めて近接して略平行に位
置することとなる。
【0031】このように形成された本実施形態の簡易バ
ッグにおいても、前述の第1実施形態の簡易バッグと同
様に、使用時においては、長尺な前記紐部材26を肩に
掛けてショルダーバッグとして簡易バッグを使用するよ
うな場合にも、袋体1の開口部9の長さ寸法を短くする
とともに、前記開口部9を形成する一対の前壁3および
背壁4の上端辺の中央部を近接させて略平行に位置さ
せ、自然な状態で開口部9を閉じ加減に保持することが
できるので、簡易バッグの収納部内を外部から目視され
てしまうことや収納部内に移動自在に収納された収納物
が開口部9から外部へ飛び出すことを防止することがで
きる。
【0032】また、前記立上壁8A,8Bが前記底壁7
の端辺7a,7bから上部外方へ突出する形状とし、あ
わせて前壁3および背壁4の形状を略八角形状とするこ
とにより、前記簡易バッグの底部を、底壁7と左右の立
上壁8A,8Bとからなる前後に突出部を有する船底の
形状とし、簡易バッグの奥部に形成される収納部の立上
壁8A,8Bの先端点P1A,P1Bを結ぶ横断面の形
状をラグビーボールの長手方向を2等分した断面形状と
同様の形状とすることで前記収納部をゆったりと確保す
ることができ、底壁7の長さ寸法よりも長尺な収納物を
もその収納部内に収納可能となり、従来の画一的な略矩
形状の底を有する角筒状の手提げバッグとは異なったお
しゃれな美観を呈するものとすることができる。
【0033】しかも、本発明の簡易バッグに要する素材
の使用量は従来品と同量で足り、経済的である。
【0034】そして、収納品を出し入れする際には、前
記折り込み部21A,21Bを収納部内方へ折り曲げる
ことをせずに、記前壁3および背壁4とほぼ面一に位置
させるようにすることで、前記開口部9を大きく形成す
ることができる。
【0035】さらに、本実施形態の簡易バッグにおいて
も、前述の第1実施形態と同様に、収納品の形状によっ
ては、図8に示すように、前記底壁7の側辺部分7c,
7dからは、前記前壁3および背壁4の前記底壁7の各
角隅部から前壁3および背壁4の上方向に延在させた垂
線16,16…に挟まれた範囲を前記底壁3に対して垂
直上方に延在させる。そして、前記底壁7の各端辺7
a,7b部分からは、それぞれ前記立上壁8a,8b
と、前記立上壁8a,8bに連設する前記前壁3および
背壁4の前記垂線16,16…より外側となる部分とを
前記底壁7に対して垂直上方に延在させて簡易バッグの
端壁17として機能させるとともに、前記折り込み部2
1A,21Bは、折畳まれた状態を解除して、それぞれ
前記前壁3および側壁4として前述のように位置させる
ことにより、従来の簡易バッグと同様の略矩形状の底面
を有する角筒状の簡易バッグとして使用することができ
る。
【0036】なお、前記第1実施形態のU字形状の持ち
手や第2実施形態の肩掛け用の紐部材は相互に、あるい
は、別の把持部に仕様変更可能である。
【0037】また、袋体、把持部等のそれぞれの形状、
素材等は簡易バッグの用途に応じて種々に選択するとよ
い。
【0038】また、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0039】
【発明の効果】このように本発明の簡易バッグは構成さ
れ作用するものであるから、使用時に、収納部内奥部に
広い収納空間を確保することができるとともに、前記収
納部の上部開口は自然な状態で閉じ加減とすることがで
き、全体形状の美観も優れたものとすることができ、し
かも素材の使用量は従来品と同量で足り、経済的である
等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の簡易バッグの折畳ん
だ状態の平面図
【図2】 図1の簡易バッグの使用時の形状を示す斜視
【図3】 図2の側面図
【図4】 本実施形態の簡易バッグの他の使用時の形状
を示す説明図
【図5】 本発明の第2実施形態の簡易バッグの折畳ん
だ状態の平面図
【図6】 図5の簡易バッグの使用時の形状を示す斜視
【図7】 図6の側面図
【図8】 本実施形態の簡易バッグの他の使用時の形状
を示す説明図
【符号の説明】
1 袋体 2 把持部 3 前壁 4 背壁 5 連設辺 6 底面 7 底壁 8 立上壁 9 開口部 10,21 折り込み部 11,19 前壁折り込み線分 12,20 背壁折り込み線分 13,22 連設辺折り込み線分 14,23 前壁上端辺開口線分 15,24 背壁上端辺開口線分 16 垂線 17 端壁 18 持ち手 25 孔 26 紐部材 P1A,P1B 立上壁の先端点 P2A,P2B 前壁の上端辺上の点 P3A,P3B 背壁の上端辺上の点 P4A,P4B 連設辺の上端点 P5A,P5B 連設辺点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部を有する袋体と、前記袋体に形成
    された把持部とからなる簡易バッグであって、前記袋体
    を構成する前壁と背壁の両側辺をそれぞれ連設させて環
    状とした素材シートの下端辺部分を所定の折り曲げ線に
    従って折り曲げて相互に連結させることにより、前記袋
    体の略矩形状の底壁と、前記底壁の左右両端辺よりそれ
    ぞれ斜め上外方へ立ち上がる立上壁とが形成されている
    とともに、連設された前記前壁および背壁の連設辺上方
    部分は収納部内方へ折畳み自在とされる折り込み部とさ
    れていることを特徴とする簡易バッグ。
  2. 【請求項2】 前記折り込み部は、前記前壁と背壁との
    各連設辺上の一点と、前記前壁および背壁の各連設辺の
    上端部から所定寸法だけそれぞれ中央へ寄った前記前壁
    の上端辺上の一点および背壁の上端辺上の一点とをそれ
    ぞれ結んだ線分により囲まれた範囲であることを特徴と
    する請求項1に記載の簡易バッグ。
  3. 【請求項3】 前記折り込み部の前壁と背壁との各連設
    辺上の一点は、前記各立上壁の先端点であることを特徴
    とする請求項2に記載の簡易バッグ。
JP10362936A 1998-12-21 1998-12-21 簡易バッグ Pending JP2000185741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10362936A JP2000185741A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 簡易バッグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10362936A JP2000185741A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 簡易バッグ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000185741A true JP2000185741A (ja) 2000-07-04

Family

ID=18478108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10362936A Pending JP2000185741A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 簡易バッグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000185741A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006067812A1 (en) * 2004-12-21 2006-06-29 Vasselli, Massimo Improved shopping bag and method for its manufacturing
JP2009280248A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Yoshio Watanabe 紐ズレと屈折防止袋
JP2010105266A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Shimanto Drama:Kk 手提げ袋の製造方法
JP2014100159A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Keiko Shirato バッグ用製造条件見出しとバッグの製造方法
KR200476407Y1 (ko) 2012-12-24 2015-02-25 양진용 쇼핑백
CN108792239A (zh) * 2018-07-04 2018-11-13 中山火炬职业技术学院 一种无人机用运输礼品袋

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006067812A1 (en) * 2004-12-21 2006-06-29 Vasselli, Massimo Improved shopping bag and method for its manufacturing
JP2009280248A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Yoshio Watanabe 紐ズレと屈折防止袋
JP2010105266A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Shimanto Drama:Kk 手提げ袋の製造方法
JP2014100159A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Keiko Shirato バッグ用製造条件見出しとバッグの製造方法
KR200476407Y1 (ko) 2012-12-24 2015-02-25 양진용 쇼핑백
CN108792239A (zh) * 2018-07-04 2018-11-13 中山火炬职业技术学院 一种无人机用运输礼品袋

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4180111A (en) Handbag
ES2199818T3 (es) Recipiente apilable, autosostenible con cierre mecanico deslizante.
US6146018A (en) Gift package
US6045263A (en) Gift package
WO2000000403A1 (en) Gift package
US5797507A (en) Nestable holiday container
JP2000185741A (ja) 簡易バッグ
US1898838A (en) Shopping bag
US10869528B2 (en) Convertible bag
US20060138011A1 (en) Cake-shaped decorative accessory made of a towel in a cup
JP3000307U (ja) 手提げ袋
US2837266A (en) Storing, display and carrying container
JP3206292U (ja) ポーチ
JPH0531073Y2 (ja)
KR200364694Y1 (ko) 쇼핑백
JPH0536820Y2 (ja)
KR200240143Y1 (ko) 쇼핑백
US665464A (en) Hat-bag.
JP3105417U (ja) 手提げ袋
JP3043303U (ja) 展開自在な収納具
JPS5911904Y2 (ja) 合成樹脂製袋用収納キヤビネツト
JPS6221563Y2 (ja)
JPS6335627Y2 (ja)
JPS6328131Y2 (ja)
JPH0447055Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060110