JP3036299U - 溶断シールバー受けマット - Google Patents

溶断シールバー受けマット

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JP3036299U
JP3036299U JP1996009796U JP979696U JP3036299U JP 3036299 U JP3036299 U JP 3036299U JP 1996009796 U JP1996009796 U JP 1996009796U JP 979696 U JP979696 U JP 979696U JP 3036299 U JP3036299 U JP 3036299U
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JP
Japan
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heat
fusing
seal bar
bar receiving
receiving mat
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JP1996009796U
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English (en)
Inventor
昌明 銭瓶
英幹 上原
弘美 坂田
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Okura Kogyo KK
Original Assignee
Okura Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポレエチレン系フィルムを溶断ヒートシール
した際に、溶断ヒートシール部孔開きを生ぜず、しか
も、ポリプロピレン系フィルム等を溶断ヒートシールし
た際に、切断性が良好で、しかも、溶断ヒートシール部
に糸引を生ぜずに良好なる溶断ヒートシールが得られる
溶断シールバー受マットを提供しようとするものであ
る。 【構成】 耐熱性板の上に耐熱性発泡シートが積層され
ている。又、好ましくは、上記耐熱性発泡シートの厚み
が0.2〜3.0mmである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案の溶断シールバー受けマットは、プラスチックフィルムを溶断ヒートシ ールする際に用いられるものである。一般的には、商品をプラスチックフィルム で包被する包装機等に用いられるものである。特に、熱収縮性フィルムで商品を 包被して熱収縮させる熱収縮包装用の包装機に好適に用いられるものである。 尚、溶断シールバー受けマットとは、プラスチックフィルムを溶断ヒートシー ルする際に、溶断シールバーがプラスチックフィルムを押し圧するのを受け止め るマットのことである。
【0002】
【従来技術】
従来、溶断シールバー受けマットとしては、柔軟なスポンジ系マットと、硬い シリコンゴム系マットとからなるものがあり、前者はポリエチレン系フィルムの 溶断ヒートシールに、後者はポリプロピレン系フィルムやポリ塩化ビニル系フィ ルムに用いられていた。 しかし、ポリエチレン系フィルムを溶断ヒートシールする際、溶断シールバー 受けマットが硬いシリコンゴム系マットからなっている時には、得られる溶断ヒ ートシール線が細くシール部に孔開きが生じ易かった。又、ポリプロピレン系フ ィルムやポリ塩化ビニル系フィルムを溶断ヒートシールする際、溶断シールバー 受けマットが柔軟なスポンジ系マットからなっている時には切断性が悪く、得ら れる溶断ヒートシール部に糸引が生じ易かった。尚、溶断ヒートシール部に糸引 が生じるとは、押し圧されていた溶断シールバーが溶断ヒートシール部から離れ る際に、溶断シールバーに溶融して付着している樹脂が溶断ヒートシール部との 間に糸引きを生じ、その一部が最終的に溶断ヒートシール部に残っている状態を 云う。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
本考案は、ポレエチレン系フィルムを溶断ヒートシールした際に、溶断ヒート シール部に孔開きを生ぜず、しかも、ポリプロピレン系フィルムやポリ塩化ビニ ル系フィルムを溶断ヒートシールした際に、切断性が良好で、溶断ヒートシール 部に糸引を生じずに良好なる溶断ヒートシールが得られる溶断シールバー受マッ トを提供しようとするものである。 更に、本考案は、ポリエチレン系樹脂層とポリプロピレン系樹脂層やポリ塩化 ビニル系樹脂層からなる積層フィルムを溶断ヒートシールした際にも、良好なる 溶断ヒートシールが得られる溶断シールバー受マットを提供しようとするもので ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、次のような溶断シールバー受マットを 提供する。即ち、 耐熱性板の上に耐熱性発泡シートが積層されている溶断シールバー受けマット を提供する。又、好ましくは、 耐熱性板の上に積層された耐熱性発泡シートの厚みが0.2〜3.0mmであ る上記溶断シールバー受けマットを提供する。又、好ましくは、 耐熱性板が、シリコンゴム板である上記溶断シールバー受けマットを提供する 。又、好ましくは、 耐熱性発泡シートが、発泡シリコンシートである上記溶断シールバー受けマッ トを提供する。
【0005】 本考案に用いられる耐熱性板としては、特に限定されるものではなく、従来、 硬度の高い溶断シールバー受けマットとして用いられているものを使用すること ができる。例えば、ポリプロピレン系フィルムやポリ塩化ビニル系フィルム用の 溶断シールバー受けマットとして用いられている耐熱性ゴムを用いることができ る。特に、フッ素樹脂ゴム板やシリコンゴム板が好適である。又、本考案に用い られている耐熱性板の硬度や厚み等も、従来の硬度の高い溶断シールバー受けマ ットの硬度や厚みと同程度のものが好ましい。具体的には、硬度が50〜70度 で、厚みが3〜10mmのものが好適に用いられる。
【0006】 又、耐熱性板の上に積層させる耐熱性発泡シートとしては、特に限定されるも のではなく、従来、柔軟な溶断シールバー受けマットとして用いられているもの を使用することができる。例えば、ポリエチレン系フィルム用の溶断シールバー 受けマットとして用いられているスポンジ系マットと同質のものを用いることが 出来る。特に、発泡シリコンシートが好適にである。 尚、耐熱性板の上に積層させる耐熱性発泡シートの厚みとしては、0.2〜3 .0mmの範囲が好ましい。特に、熱収縮包装用フィルムを溶断ヒートシールす る際には、この範囲内の厚みを有する耐熱性発泡シートを積層させているのが好 適である。該シートの厚みが、この値よりも薄い場合には、ポリエチレン系フィ ルムやポリエチレン樹脂層とポリプロピレン樹脂層等からなる積層フィルムを溶 断ヒートシールする時、溶断ヒートシール線が細く、シール部に孔開きを生じる ことがある。又、該シートの厚みが、この値よりも厚い場合には、ポリプロピレ ン系フィルムやポリ塩化ビニル系フィルム、或は、ポリエチレン樹脂層とポリプ ロピレン樹脂層等からなる積層フィルムを溶断ヒートシールする時、切断性が悪 くなったり、溶断ヒートシール部に糸引を生じることがある。
【0007】 本発明の溶断シールバー受けマットは、上記耐熱性板と耐熱性発泡シートとが 積層されされている。これらを積層される方法としても、特に限定されるもので はなく、従来知られている方法によって行うことができる。例えば、耐熱性接着 剤による接合方法等が好適に用いられる。
【0008】 本考案の溶断シールバー受けマットは、他の熱源によって加熱される金属板か らなる先端形状が鈍角のシールバーにも、鋭角のシールバーにも適応することが できる。更に、ニクロム線等からなっているシールバーにも使用することができ る。
【0009】 本考案の溶断シールバー受けマットは、プラスチックフィルムを溶断ヒートシ ールする際に用いられるもので、特に、ポレエチレン系フィルム、ポリプロピレ ン系フィルム、ポリ塩化ビニル系フィルム、或は、これらの樹脂からなる積層フ ィルムのいずれにでも好適に用いられるものである。 本考案の溶断シールバー受けマットが使用される所や機械等については、特に 限定されるものではないが、一般的には、プラスチックフィルムで商品を包被さ せる包装時に用いられる。特に、溶断ヒートシールによって商品を包被し、熱収 縮トンネルで包被されたプラスチックフィルムを熱収縮させる熱収縮包装に好適 に用いられる。
【0010】 以下、図面を用いて、本考案の溶断シールバー受けマットを、具体的に説明す る。尚、この図面は本考案の一例であって、本考案がこの図面によって限定され るものではないことは当然である。 図1は、本考案の溶断シールバー受けマットを示す斜視図である。 硬度が50度で厚みが5mmのシリコンゴム板(2)の上に、発泡倍率が約2 倍で厚みが1.0mmの発泡シリコンシート(3)が積層されて、溶断シールバ ー(1)を形成している。尚、シリコンゴム板(2)と発泡シリコンシート(3 )との積層は、耐熱性接着剤によって接合されている。
【0011】
【考案の効果】
本考案の溶断シールバー受けマットは、溶断ヒートシールさせようとするプラ スチックフィルムの種類が変化しても取り替える必要がないので、生産性が良好 である。即ち、本考案の溶断シールバー受けマットは、スポンジ系の溶断シール バー受けマットに適しているポリエチレン系フィルムから、シリコンゴム系の溶 断シールバー受けマットに適しているポリプロピレン系フィルムに変更しても、 溶断シールバー受けマットを取り替える必要がないので、手間を省くことができ る。
【0012】 又、本考案の溶断シールバー受けマットは、溶断ヒートシール性の異なったプ ラスチックフィルムが積層されたプラスチックフィルムを溶断ヒートシールさせ る場合にも、良好なる溶断ヒートシールが得られる。即ち、本考案の溶断シール バー受けマットは、スポンジ系の溶断シールバー受けマットに適しているポリエ チレン系フィルムと、シリコンゴム系の溶断シールバー受けマットに適している ポリプロピレン系フィルムとが積層されたプラスチックフィルムを溶断ヒートシ ールさせても、溶断ヒートシール部に孔開きがなく、しかも、切断性が良好で、 溶断ヒートシール部に糸引のない良好なる溶断ヒートシールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の溶断シールバー受けマットを示す斜視
図である。
【符号の説明】
1. 溶断シールバー受けマット 2. シリコンゴム板 3. 発泡シリコンシート

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性板(2)の上に耐熱性発泡シート
    (3)が積層されていることを特徴とする溶断シールバ
    ー受けマット(1)。
  2. 【請求項2】 耐熱性板の上に積層された耐熱性発泡シ
    ートの厚みが0.2〜3.0mmであることを特徴とす
    る請求項1記載の溶断シールバー受けマット。
  3. 【請求項3】 耐熱性板が、シリコンゴム板であること
    を特徴とする請求項1乃至2記載のいずれかに記載され
    た溶断シールバー受けマット。
  4. 【請求項4】 耐熱性発泡シートが発泡シリコンシート
    であることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれか
    に記載された溶断シールバー受けマット。
JP1996009796U 1996-09-30 1996-09-30 溶断シールバー受けマット Expired - Lifetime JP3036299U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012056105A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Toyo Seikan Kaisha Ltd 受け板部材及び該受け板部材を用いたシール装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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