JP3036190U - カードホルダ - Google Patents

カードホルダ

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JP3036190U
JP3036190U JP1996006831U JP683196U JP3036190U JP 3036190 U JP3036190 U JP 3036190U JP 1996006831 U JP1996006831 U JP 1996006831U JP 683196 U JP683196 U JP 683196U JP 3036190 U JP3036190 U JP 3036190U
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古 甫 千
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株式会社プロジェクトセンター
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動改札機用の定期券を収納するのに好適
で、且つ、他のカード状のもの、例えば、テレホンカー
ドやその他のプリペイドカード等の収納を可能にした安
価なカードホルダを提供する。 【解決手段】 一枚のシート状部材を折り畳んで形成し
たカードホルダであって、周囲に第1,第2,第3の山
折りの折り目4,5,6が設けられ、中央部に所定の大
きさの窓3を形成した矩形状の表面部材2と、この表面
部材2の側部に設けた第1のフラップ7と、表面部材2
に一体に形成される矩形状の中間部材8と、中間部材8
の側部に設けられる第2のフラップ10と、表面部材2
に一体に形成される矩形状の裏面部材11と、裏面部材
に一体に形成される折返部13とからなり、第2の折り
目5を介して表面部材2の裏側に中間部材8を折り畳
み、折返部13を第4の折り目12を介して、裏面部材
に折り畳むと共に、裏面部材11を中間部材8の裏側に
折り畳み、更に、前記2つのフラップ7,10を裏面部
材11の裏面側に折り畳んで2つのフラップを裏面部材
に固着したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はカードホルダに係わり、特に、定期券やテレホンカード等を入れるの に好適なカードホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より定期券を入れる定期入れとしては、図17に示したような定期入れが 提供されている。 この定期入れ50は、全体が革製品で出来ていて、袋状の定期券収納部51を 有し、中央部の大きな窓52には透明板53が取り付けられ、定期券収納部51 内に収納された定期券の表示を透明板53を介して見ることが出来るようになっ ている。そして、定期入れを構成する各部材の端部は糸54で縫い付けられてい る。 しかし、近年自動改札機が導入されたため、このような定期入れでは定期券の 出し入れが面倒であり、このため、自動改札機用の安価な定期入れが求められて いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、 自動改札機用の定期券用として好適な出し入れが容易で、しかも、他のカード状 のもの、例えば、テレホンカードやその他のプリペイドカード、或いは名刺など も収納可能にした新規なカードホルダを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案に係るカードホルダは、一枚のシート状部材 を折り畳んで形成したカードホルダであって、周囲に第1,第2,第3の山折り の折り目が設けられ、中央部に所定の大きさの窓を形成した矩形状の表面部材と 、この表面部材の側部に前記第1の山折りの折り目を介して設けた第1のフラッ プと、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部材に一体に形成される矩形 状の中間部材と、前記中間部材の側部に設けられ、前記第1のフラップが設けら れた側と異なる側に谷折りの折り目を介して設けた第2のフラップと、前記第3 の山折りの折り目を介して前記表面部材に一体に形成される矩形状の裏面部材と 、前記裏面部材の第3の山折りの折り目に対向する側に第4の山折りの折り目を 介して一体に形成される折返部とからなり、前記第1の山折りの折り目と中間部 材の側端部と裏面部材の一方の側端部とは略同一直線上にあり、且つ、前記中間 部材の谷折りの折り目と前記裏面部材の他方の側端部とは略一直線上にあり、し かも、前記表面部材の側端部は前記谷折りの折り目より前記第1の山折りの折り 目側に設けられ、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部材の裏側に前記 中間部材を折り畳み、前記折返部を第4の山折りの折り目を介して裏面部材に折 り畳むと共に、前記裏面部材を中間部材の裏側に折り畳み、更に、前記2つのフ ラップを前記裏面部材上に折り畳んで前記2つのフラップを前記裏面部材に固着 したことを特徴とする。
【0005】 又、一枚のシート状部材を折り畳んで形成したカードホルダであって、周囲に 第1,第2,第3の山折りの折り目が設けられ、中央部に所定の大きさの窓を形 成した矩形状の表面部材と、この表面部材の側部に前記第1の山折りの折り目を 介して設けた第1のフラップと、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部 材に一体に形成される矩形状の中間部材と、前記中間部材の側部に設けられ、前 記第1のフラップが設けられた側と異なる側に谷折りの折り目を介して設けた第 2のフラップと、前記第3の山折りの折り目を介して前記表面部材に一体に形成 される矩形状の裏面部材と、前記裏面部材の側端部近傍に沿って設けた前記第1 及び第2のフラップ挿入用の一対のスリットと、前記裏面部材の第3の山折りの 折り目に対向する側に第4の山折りの折り目を介して一体に形成される折返部と からなり、前記第1の山折りの折り目と中間部材の側端部と裏面部材の一方の側 端部とは略同一直線上にあり、且つ、前記中間部材の谷折りの折り目と前記裏面 部材の他方の側端部とは略一直線上にあり、しかも、前記表面部材の側端部は前 記谷折りの折り目より前記第1の山折りの折り目側に設けられ、前記第2の山折 りの折り目を介して前記表面部材の裏側に前記中間部材を折り畳み、前記折返部 を第4の山折りの折り目を介して裏面部材に折り畳むと共に、前記裏面部材を中 間部材の裏側に折り畳み、更に、前記2つのフラップを裏面側に折り畳むと共に 前記裏面部材に形成したスリットに挿入して固定したことを特徴とする。
【0006】 又、一枚のシート状部材を折り畳んで形成したカードホルダであって、周囲に 第1,第2,第3の山折りの折り目が設けられ、中央部に所定の大きさの窓を形 成した矩形状の表面部材と、この表面部材の側部に前記第1の山折りの折り目を 介して設けた第1のフラップと、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部 材に一体に形成される矩形状の中間部材と、前記中間部材の側部に設けられ、前 記第1のフラップが設けられた側と異なる側に谷折りの折り目を介して設けた第 2のフラップと、前記第3の山折りの折り目を介して前記表面部材に一体に形成 される矩形状の裏面部材と、前記裏面部材の第3の山折りの折り目に対向する側 に第4の山折りの折り目を介して一体に形成される折返部とからなり、前記第1 の山折りの折り目と中間部材の側端部と裏面部材の一方の側端部とは略同一直線 上にあり、且つ、前記中間部材の谷折りの折り目と前記裏面部材の他方の側端部 とは略一直線上にあり、しかも、前記表面部材の側端部は前記谷折りの折り目よ り前記第1の山折りの折り目側に設けられ、前記第2の山折りの折り目を介して 前記表面部材の裏側に前記中間部材を折り畳み、前記2つのフラップを前記中間 部材上に折り畳み、更に、2つのフラップ上に裏面部材を折り畳むと共に、前記 中間部材とフラップとの間に前記折返部を挿入せしめるように構成したことを特 徴とする。 又、前記表面部材の裏側に裏面部材を折り畳んだ際、第2の山折りの折り目と 第4の山折りの折り目とが重ならないように構成したことを特徴とする。
【0007】 又、一枚のシート状部材を折り畳んで形成したカードホルダであって、周囲に 第1,第2,第3の山折りの折り目が設けられ、中央部に所定の大きさの窓を形 成した矩形状の表面部材と、この表面部材の側部に前記第1の山折りの折り目を 介して設けた第1のフラップと、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部 材に一体に形成される矩形状の中間部材と、前記中間部材の側部に設けられ、前 記第1のフラップが設けられた側と異なる側に第1の谷折りの折り目を介して設 けた第2のフラップと、前記第3の山折りの折り目を介して前記表面部材に一体 に形成される矩形状の第1の裏面部材と、前記第1の裏面部材の第3の山折りの 折り目に対向する側に第2の谷折りの折り目を介して一体に形成される第2の裏 面部材と、前記第2の裏面部材の第2の谷折りの折り目に対向する側に第3の谷 折りの折り目を介して一体に形成される折返部とからなり、前記第1の山折りの 折り目と中間部材の側端部と第1及び第2の裏面部材の一方の側端部とは略同一 直線上にあり、且つ、前記第1の谷折りの折り目と前記第1及び第2の裏面部材 の他方の側端部とは略一直線上にあり、しかも、前記表面部材の側端部は前記第 1の谷折りの折り目より前記第1の山折りの折り目側に設けられ、前記第2の山 折りの折り目を介して前記表面部材の裏側に前記中間部材を折り畳むと共に、前 記第1の裏面部材を第3の山折りの折り目を介して中間部材の裏側に折り畳み、 次に、前記2つのフラップを前記裏面部材上に折り畳み、更に、前記2つのフラ ップを覆うように前記第2の谷折りの折り目を介して第2の裏面部材を折り畳む と共に、前記返折部を前記フラップと第1の裏面部材との間に挿入したことを特 徴とする。
【0008】 又、一枚のシート状部材を折り畳んで形成したカードホルダであって、周囲に 第1,第2,第3の山折りの折り目が設けられ、中央部に所定の大きさの窓を形 成した矩形状の表面部材と、この表面部材の側部に前記第1の山折りの折り目を 介して設けた第1のフラップと、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部 材に一体に形成される矩形状の中間部材と、前記中間部材の側部に設けられ、前 記第1のフラップが設けられた側と異なる側に第1の谷折りの折り目を介して設 けた第2のフラップと、前記第3の山折りの折り目を介して前記表面部材に一体 に形成される矩形状の第1の裏面部材と、前記第1の裏面部材の第3の山折りの 折り目に対向する側に第2の谷折りの折り目を介して一体に形成され、且つ、中 央部に所定の大きさの窓を有する第2の裏面部材と、前記第1のフラップが設け られた側で前記第2の裏面部材の側部に第4の谷折りの折り目を介して一体に形 成された第3のフラップと、前記第2の裏面部材の第2の谷折りの折り目に対向 する側に第3の谷折りの折り目を介して一体に形成される折返部とからなり、前 記第1の山折りの折り目と中間部材の側端部と第1の裏面部材の一方の側端部と 第4の谷折りの折り目とは略同一直線上にあり、且つ、前記第1の谷折りの折り 目と前記第1の裏面部材の他方の側端部とは略一直線上にあり、しかも、前記表 面部材及び第2の裏面部材のそれぞれの側端部は前記第1の谷折りの折り目より 前記第1の山折りの折り目側に設けられ、前記第2の山折りの折り目を介して前 記表面部材の裏側に前記中間部材を折り畳むと共に、前記第1の裏面部材を第3 の山折りの折り目を介して中間部材の裏側に折り畳み、次に、前記2つのフラッ プを前記裏面部材の裏面側に折り畳み、更に、前記2つのフラップを覆うように 前記第2の谷折りの折り目を介して第2の裏面部材を折り畳むと共に、前記第1 のフラップと第2のフラップとの間に第3のフラップを挿入し、前記返折部を前 記第3のフラップと第1の裏面部材との間に挿入したことを特徴とする。
【0009】 又、折り畳んだ際、第3の山折りの折り目と、第3の谷折りの折り目とは重な らないように構成したことを特徴とする。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について、図1乃至図16に基づき説明する。 図1乃至図6は本考案の第1の実施の形態を示す図である。 図において、1は本考案のカードホルダを作るためのポリプロピレンからなる シートであり、シート1を図1のように型抜きすると同時に折り目を形成する。 シート1の各部について説明すると、2はカードホルダ2の表面となる矩形状 の表面部材であり、表面部材2には矩形状の孔である窓3が設けられ、又、表面 部材2を囲むように表面部材2の側部には第1の山折りの折り目4、第2,第3 の山折りの5,6がそれぞれ設けられ、又、表面部材2の側部には第1の山折り の折り目4を介して第1のフラップ7が設けられている。
【0011】 8は第2の山折りの折り目5を介して、表面部材2に一体に形成された矩形状 の中間部材であり、中間部材8には第1のフラップ7が形成された側と反対側に 第1の谷折りの折り目9を介して第2のフラップ10が設けられている。 一方、11は第3の山折りの折り目6を介して表面部材2に一体に形成された 矩形状の第1の裏面部材であり、裏面部材11の第3の折り目6に対向する側に 第4の山折りの折り目12を介して折返部13が設けられている。
【0012】 又、表面部材2の第1の折り目4と、中間部材8の側端部8aと裏面部材11 の一方の側端部11aとは略同一直線上にあり、又、中間部材8の谷折りの折り 目9と裏面部材11の他方の側端部11bとは略同一直線上にあり、しかも、第 1のフラップ7が設けられていない側の表面部材2の側端部2bは、中間部材8 の谷折りの折り目9より第1のフラップ7側に設けられ、凹部14を形成してい る。
【0013】 又、本考案では、表面部材2の第2の折り目5と第3の折り目6との間の寸法 t1よりも裏面部材11の第3の折り目6と第4の折り目12との間の寸法t2 の方が大になるように構成している。 又、中間部材8の寸法t3は寸法t1より小になるように構成している。
【0014】 次に、図1のように形成したシート1の折り畳み手順について説明する。 先ず、図2に示すように、第2の山折りの折り目5により、中間部材8を表面 部材2の裏面側に折り畳む。 次に、第4の山折りの折り目12により折返部13を裏面部材11の裏面側に 折り畳み、更に、折り畳まれた中間部材8の裏面側に第3の折り目6を介して裏 面部材11を折り畳む。 従って、表面部材2と裏面部材11の間に中間部材8が折り畳まれる。 この状態は図3に示されている。
【0015】 次に、第1のフラップ7を第1の山折りの折り目4により折り畳み、同様に第 2のフラップ10を谷折りの折り目9により折り畳み、第1のフラップ7と第2 のフラップ10とを裏面部材11に溶着する。溶着は図4に於て、符号17で示 されている。
【0016】 このように構成されたカードホルダにおいて、表面部材2と中間部材8とで挟 まれ、第1,第2,第3の山折りの折り目で囲まれた袋状の部分に第1のカード 収納部21が形成され、中間部材8と裏面部材11とで挟まれ、第1の山折りの 折り目4と第3の山折りの折り目6と谷折りの折り目9で囲まれた袋状の部分に 第2のカード収納部22が形成される。
【0017】 カード収納部21のカード挿入口は、中間部材8上に表面部材2の側端部2b が形成される構造であるから、定期券等のカードの出し入れ迅速に行える。 同様に、カード収納部22のカード挿入口は、表面部材2の寸法t1よりも裏 面部材11の寸法t2が大になっているから、折返部13上に第2の山折りの折 り目5が配設され、カード収納部21と同様にカードの出し入れが容易である。 この状態は図4に示されている。 又、カード収納部22には折返部13が形成されているから出し入れが容易に なるのは勿論のこと、カードホルダの強度も増して長寿命になる。 なお、この実施の形態の変形例として、図1の一点鎖線のように、フラップ7 ,10の長さを長くした7′,10′とする。 そして、中間部材8を表面部材2の裏面側に折り畳んだ後、中間部材8上にフ ラップ7′,10′を折り畳み、このフラップ7′,10′上に裏面部材11を 折り畳み、最終に中間部材8とフラップ7′,10′との間に折返部13を挿入 することで、接着剤を用いずにカードホルダを完成させるように構成している。
【0018】 図5,6は他の実施の形態を示す図である。 図に示した通り、裏面部材11の側端部11a,11bの近傍で、側端部11 a,11bに沿ってそれぞれスリット15,16を設け、このスリット15,1 6に第1のフラップ7A、第2のフラップ10Aを挿入してカードホルダを完成 させる。
【0019】 この場合、図5のように、フラップ7A,10Aの先端を先細にしておくと、 スリット15,16内への挿入が容易になる。 又、本考案では、ポリプロピレンシートを用いたが、シート状であれば厚紙等 どのようなものでもよい。
【0020】 図7乃至図11は本考案の第2の実施の形態を示す図である。 なお、第1の実施の形態と同一の要素には同一の符号を付して、その説明を省 略する。 第2の実施の形態においては、表面部材2の側部には第1のフラップ7の代り に幅が寸法t1より小さい寸法t4で長さを長くして、第1のフラップ7を変形 させた第1のフラップ7Bが中間部材8寄りに設けられている。 又、同様に中間部材8の側部には第2のフラップ10の代りに第1のフラップ 7Bと略同じ形状で同じ寸法の第2のフラップ10Bが表面部材2寄りに設けら れている。
【0021】 そして、裏面部材11には、第4の山折りの折り目12の代りに第2の谷折り の折り目31が設けられ、裏面部材11にはこの第2の谷折りの折り目31を介 して、更に、第2の裏面部材32が連設されている。 そして、第2の裏面部材32の第2の谷折りの折り目31と対向する側に第3 の谷折りの折り目33が設けられ、この第3の谷折りの折り目33を介して、折 返部34が形成されている。 なお、第2の裏面部材32を挟むように形成された第2の谷折りの折り目31 と第3の谷折りの折り目33との間隔は寸法t5になっていて、裏面部材11の 寸法t2より小さくなるように構成している。
【0022】 このように構成されたシートS2をはじめ第2の山折りの折り目5に従って、 中間部材8を表面部材2の裏側に折り畳み、次に、第3の山折りの折り目6に従 って裏面部材11を中間部材8の裏側に折り畳む。この状態は図8に示されてい る。
【0023】 次に、図9のように第1のフラップ7B、続いて、第2のフラップ10Bを裏 面部11上に順に折り畳み、続いて、図10のように第2の谷折りの折り目31 に従い第2の裏面部材32を第2のフラップ10B上に折り畳むと共に、折り返 し部34を裏面部材11と第1,第2のフラップ7B,10Bとの間に挿入する 。
【0024】 この時、第2の裏面部材32と折返部34との間には第3の谷折りの折り目3 3が設けられているから、返折部34は裏面部材32と折り畳まれたフラップ7 B,10Bとの間に挟まれ、図11の裏面図に示すように折り畳まれ、カードホ ルダが完成する。 なお、正面図は第1の実施の形態に示した図4(a)と同じである。
【0025】 この実施の形態によるカードホルダは、図1乃至図6のカードホルダと同様に 、カード収納部21,22が形成されると共に、裏面部分に裏面部材11と折返 部34とで挟持され、且つ、第2の谷折りの折り目31と、第1の山折りの折り 目4と谷折りの折り目9とで囲まれた袋状の部分に第3のカード収納部23が形 成される。 なお、このカード収納部23も裏面部材11上に第3の谷折りの折り目33が 表われ、第3の山折りの折り目6と重ならないようになっているから、カード収 納部23へのカードの収納及びカード収納部23からの収納されたカードの取り 出しが容易である。
【0026】 又、図1と同様に表面部材2の第1の折り目4と、中間部材8の側端部8aと 第1及び第2の裏面部材11,32の一方の側端部11a,32aとは略同一直 線上にあり、又、中間部材8の第1の谷折りの折り目9と第1及び第2の裏面部 材11,32の他方の側端部11b,32bとは略同一直線上にあり、しかも、 第1のフラップ7Bが設けられていない側の表面部材2の側端部2bは、第1の 谷折りの折り目9より第1のフラップ7B側に設けられて、凹部14を形成して いる。 なお、第1の裏面部材の幅寸法t6よりも折返部34の幅寸法t7の方が小さ くして、第1及び第2の裏面部材11,32、及び、折返部34の両端部分にテ ーパをもたせるように構成してもよい。
【0027】 図12乃至図16は第2の実施の形態を変形したものである。 この変形例においては、第2の裏面部材32を表面部材2と同様に窓42aを 有した第2の裏面部材42に変形すると共に、表面部材2と同様に側部に、第4 の谷折りの折り目43を介して第3のフラップ44を設けたものである。 従って、第2の谷折りの折り目31と第3の谷折りの折り目33との間の寸法 t5は表面部材2の寸法t1と同じ寸法かやや大、又はやや小さく選定され、又 、第3のフラップ44の形状、寸法も第1のフラップ7Bと略同一に形成してい る。 同様に、第2の裏面部材42の側端部42bは表面部材2の側端部2bと略同 一線に並ぶようになっている。
【0028】 さて、折り畳みの手順は第1,第2のフラップの折り畳みまでは、図13に示 した通り、前述したものと全く同様であるが、第2の裏面部材42を第1,第2 のフラップ7B,10B上に折り畳む際、第3のフラップを第1のフラップ7B と第2のフラップ10Bの間に入れ込みながら、第2の裏面部材42を第2のフ ラップ10B上に折り畳み、次に裏面部材11とフラップの間に折返部34を入 れ込んで、カードホルダを完成する。
【0029】 従って、この変形例では、カード収納部21,22の他、カード収納部23と 同様なカード収納部23Bがカード収納部22と反対側に形成され、更に、第2 の裏面部材42と第3のフラップ44に挟まれ、且つ、第2,第3,第4の谷折 りの折り目31,33,43で囲まれる第4のカード収納部24が形成される。
【0030】
【考案の効果】
本考案に係るカードホルダは、上述のように一枚のシートを型で抜いて、折り 畳んだ構造であるから、構造が簡単で従って安価になる。 又、カード挿入口は、カードを正面にして見た状態で確実に視認出来るから、 カードの出し入れが容易で、使い勝手が良い優れた特徴を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態を示すシートの展開
図である。
【図2】折り畳みの状態を説明する斜視図である。
【図3】第2,第3,第4の折り目に沿って折り畳んだ
状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)はその裏
面図である。
【図4】完成状態を示す図であり、(a)は正面図、
(b)は裏面図である。
【図5】本考案の他の実施の形態を示す図である。
【図6】同裏面図である。
【図7】第2の実施の形態のシートの展開図である。
【図8】折り畳み状態を説明する斜視図である。
【図9】更に、折り畳んだ状態を示す裏面図である。
【図10】同斜視図である。
【図11】折り畳みが完了した状態の裏面図である。
【図12】第2の実施の形態の変形例のシートの展開図
である。
【図13】折り畳み状態を説明する裏面図である。
【図14】更に、折り畳んだ状態を示す裏面図である。
【図15】同斜視図である。
【図16】折り畳みが完了した状態の裏面図である。
【図17】従来のカードホルダを示す図である。
【符号の説明】
1 カードホルダ 2 表面部材 3 窓 4 第1の山折りの折り目 5 第2の山折りの折り目 6 第3の山折りの折り目 7 第1のフラップ 8 中間部材 9 第1の谷折りの折り目 10 第2のフラップ 11 第1の裏面部材 12 第4の山折りの折り目 13 折返部 14 凹部 15,16 スリット 21 第1の収納部 22 第2の収納部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚のシート状部材を折り畳んで形成し
    たカードホルダであって、周囲に第1,第2,第3の山
    折りの折り目が設けられ、中央部に所定の大きさの窓を
    形成した矩形状の表面部材と、この表面部材の側部に前
    記第1の山折りの折り目を介して設けた第1のフラップ
    と、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部材に
    一体に形成される矩形状の中間部材と、前記中間部材の
    側部に設けられ、前記第1のフラップが設けられた側と
    異なる側に谷折りの折り目を介して設けた第2のフラッ
    プと、前記第3の山折りの折り目を介して前記表面部材
    に一体に形成される矩形状の裏面部材と、前記裏面部材
    の第3の山折りの折り目に対向する側に第4の山折りの
    折り目を介して一体に形成される折返部とからなり、前
    記第1の山折りの折り目と中間部材の側端部と裏面部材
    の一方の側端部とは略同一直線上にあり、且つ、前記中
    間部材の谷折りの折り目と前記裏面部材の他方の側端部
    とは略一直線上にあり、しかも、前記表面部材の側端部
    は前記谷折りの折り目より前記第1の山折りの折り目側
    に設けられ、前記第2の山折りの折り目を介して前記表
    面部材の裏側に前記中間部材を折り畳み、前記折返部を
    第4の山折りの折り目を介して裏面部材に折り畳むと共
    に、前記裏面部材を中間部材の裏側に折り畳み、更に、
    前記2つのフラップを前記裏面部材上に折り畳んで前記
    2つのフラップを前記裏面部材に固着したことを特徴と
    するカードホルダ。
  2. 【請求項2】 一枚のシート状部材を折り畳んで形成し
    たカードホルダであって、周囲に第1,第2,第3の山
    折りの折り目が設けられ、中央部に所定の大きさの窓を
    形成した矩形状の表面部材と、この表面部材の側部に前
    記第1の山折りの折り目を介して設けた第1のフラップ
    と、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部材に
    一体に形成される矩形状の中間部材と、前記中間部材の
    側部に設けられ、前記第1のフラップが設けられた側と
    異なる側に谷折りの折り目を介して設けた第2のフラッ
    プと、前記第3の山折りの折り目を介して前記表面部材
    に一体に形成される矩形状の裏面部材と、前記裏面部材
    の側端部近傍に沿って設けた前記第1及び第2のフラッ
    プ挿入用の一対のスリットと、前記裏面部材の第3の山
    折りの折り目に対向する側に第4の山折りの折り目を介
    して一体に形成される折返部とからなり、前記第1の山
    折りの折り目と中間部材の側端部と裏面部材の一方の側
    端部とは略同一直線上にあり、且つ、前記中間部材の谷
    折りの折り目と前記裏面部材の他方の側端部とは略一直
    線上にあり、しかも、前記表面部材の側端部は前記谷折
    りの折り目より前記第1の山折りの折り目側に設けら
    れ、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部材の
    裏側に前記中間部材を折り畳み、前記折返部を第4の山
    折りの折り目を介して裏面部材に折り畳むと共に、前記
    裏面部材を中間部材の裏側に折り畳み、更に、前記2つ
    のフラップを裏面側に折り畳むと共に前記裏面部材に形
    成したスリットに挿入して固定したことを特徴とするカ
    ードホルダ。
  3. 【請求項3】 一枚のシート状部材を折り畳んで形成し
    たカードホルダであって、周囲に第1,第2,第3の山
    折りの折り目が設けられ、中央部に所定の大きさの窓を
    形成した矩形状の表面部材と、この表面部材の側部に前
    記第1の山折りの折り目を介して設けた第1のフラップ
    と、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部材に
    一体に形成される矩形状の中間部材と、前記中間部材の
    側部に設けられ、前記第1のフラップが設けられた側と
    異なる側に谷折りの折り目を介して設けた第2のフラッ
    プと、前記第3の山折りの折り目を介して前記表面部材
    に一体に形成される矩形状の裏面部材と、前記裏面部材
    の第3の山折りの折り目に対向する側に第4の山折りの
    折り目を介して一体に形成される折返部とからなり、前
    記第1の山折りの折り目と中間部材の側端部と裏面部材
    の一方の側端部とは略同一直線上にあり、且つ、前記中
    間部材の谷折りの折り目と前記裏面部材の他方の側端部
    とは略一直線上にあり、しかも、前記表面部材の側端部
    は前記谷折りの折り目より前記第1の山折りの折り目側
    に設けられ、前記第2の山折りの折り目を介して前記表
    面部材の裏側に前記中間部材を折り畳み、前記2つのフ
    ラップを前記中間部材上に折り畳み、更に、2つのフラ
    ップ上に前記裏面部材を折り畳むと共に、前記中間部材
    とフラップとの間に前記折返部を挿入せしめるように構
    成したことを特徴とするカードホルダ。
  4. 【請求項4】 前記表面部材の裏側に裏面部材を折り畳
    んだ際、第2の山折りの折り目と第4の山折りの折り目
    とが重ならないように構成したことを特徴とする請求項
    1,2又は3記載のカードホルダ。
  5. 【請求項5】 一枚のシート状部材を折り畳んで形成し
    たカードホルダであって、周囲に第1,第2,第3の山
    折りの折り目が設けられ、中央部に所定の大きさの窓を
    形成した矩形状の表面部材と、この表面部材の側部に前
    記第1の山折りの折り目を介して設けた第1のフラップ
    と、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部材に
    一体に形成される矩形状の中間部材と、前記中間部材の
    側部に設けられ、前記第1のフラップが設けられた側と
    異なる側に第1の谷折りの折り目を介して設けた第2の
    フラップと、前記第3の山折りの折り目を介して前記表
    面部材に一体に形成される矩形状の第1の裏面部材と、
    前記第1の裏面部材の第3の山折りの折り目に対向する
    側に第2の谷折りの折り目を介して一体に形成される第
    2の裏面部材と、前記第2の裏面部材の第2の谷折りの
    折り目に対向する側に第3の谷折りの折り目を介して一
    体に形成される折返部とからなり、前記第1の山折りの
    折り目と中間部材の側端部と第1及び第2の裏面部材の
    一方の側端部とは略同一直線上にあり、且つ、前記第1
    の谷折りの折り目と前記第1及び第2の裏面部材の他方
    の側端部とは略一直線上にあり、しかも、前記表面部材
    の側端部は前記第1の谷折りの折り目より前記第1の山
    折りの折り目側に設けられ、前記第2の山折りの折り目
    を介して前記表面部材の裏側に前記中間部材を折り畳む
    と共に、前記第1の裏面部材を第3の山折りの折り目を
    介して中間部材の裏側に折り畳み、次に、前記2つのフ
    ラップを前記裏面部材上に折り畳み、更に、前記2つの
    フラップを覆うように前記第2の谷折りの折り目を介し
    て第2の裏面部材を折り畳むと共に、前記返折部を前記
    フラップと第1の裏面部材との間に挿入したことを特徴
    とするカードホルダ。
  6. 【請求項6】 一枚のシート状部材を折り畳んで形成し
    たカードホルダであって、周囲に第1,第2,第3の山
    折りの折り目が設けられ、中央部に所定の大きさの窓を
    形成した矩形状の表面部材と、この表面部材の側部に前
    記第1の山折りの折り目を介して設けた第1のフラップ
    と、前記第2の山折りの折り目を介して前記表面部材に
    一体に形成される矩形状の中間部材と、前記中間部材の
    側部に設けられ、前記第1のフラップが設けられた側と
    異なる側に第1の谷折りの折り目を介して設けた第2の
    フラップと、前記第3の山折りの折り目を介して前記表
    面部材に一体に形成される矩形状の第1の裏面部材と、
    前記第1の裏面部材の第3の山折りの折り目に対向する
    側に第2の谷折りの折り目を介して一体に形成され、且
    つ、中央部に所定の大きさの窓を有する第2の裏面部材
    と、前記第1のフラップが設けられた側で前記第2の裏
    面部材の側部に第4の谷折りの折り目を介して一体に形
    成された第3のフラップと、前記第2の裏面部材の第2
    の谷折りの折り目に対向する側に第3の谷折りの折り目
    を介して一体に形成される折返部とからなり、前記第1
    の山折りの折り目と中間部材の側端部と第1の裏面部材
    の一方の側端部と第4の谷折りの折り目とは略同一直線
    上にあり、且つ、前記第1の谷折りの折り目と前記第1
    の裏面部材の他方の側端部とは略一直線上にあり、しか
    も、前記表面部材及び第2の裏面部材のそれぞれの側端
    部は前記第1の谷折りの折り目より前記第1の山折りの
    折り目側に設けられ、前記第2の山折りの折り目を介し
    て前記表面部材の裏側に前記中間部材を折り畳むと共
    に、前記第1の裏面部材を第3の山折りの折り目を介し
    て中間部材の裏側に折り畳み、次に、前記2つのフラッ
    プを前記裏面部材の裏面側に折り畳み、更に、前記2つ
    のフラップを覆うように前記第2の谷折りの折り目を介
    して第2の裏面部材を折り畳むと共に、前記第1のフラ
    ップと第2のフラップとの間に第3のフラップを挿入
    し、前記返折部を前記第3のフラップと第1の裏面部材
    との間に挿入したことを特徴とするカードホルダ。
  7. 【請求項7】 折り畳んだ際、第3の山折りの折り目
    と、第3の谷折りの折り目とは重ならないように構成し
    たことを特徴とする請求項5又は6記載のカードホル
    ダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06152169A (ja) * 1992-11-12 1994-05-31 Nec Corp アース取得構造
JP2022021333A (ja) * 2020-07-21 2022-02-02 株式会社テクノブレイン カードホルダ

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