JP3035964B2 - プリント装置 - Google Patents

プリント装置

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JP3035964B2
JP3035964B2 JP2073855A JP7385590A JP3035964B2 JP 3035964 B2 JP3035964 B2 JP 3035964B2 JP 2073855 A JP2073855 A JP 2073855A JP 7385590 A JP7385590 A JP 7385590A JP 3035964 B2 JP3035964 B2 JP 3035964B2
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信行 谷口
吉信 工藤
学 井上
滋 和田
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、1枚の用紙に複数コマの撮影画像をプリン
トするプリント装置に係り、特に、各コマの文字情報を
各撮影画像のプリント位置に対応する所定位置に印字す
るプリント装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、1枚の用紙に複数コマの画像をプリントすると
ともに各コマに対応するコメント等を印字する装置が提
案されている。例えば特開昭60−35723号公報には、CRT
ディスプレイ、LED表示装置、プラズマディスプレイ、
液晶表示等に文字を発生させ、これを密着方式、光学系
を用いた投映方式あるいはイメージファイバー等による
画像伝達方式によって印画紙に焼き付ける方法、あるい
はワードプロセッサやコンピュータに用いられるプリン
タにより印字する方法が示されている。
また、特開昭59−100425号公報には、ディスクフィル
ム1枚分の全撮影コマを1葉の印画紙に2次元的に配列
して焼き付け、その配列余白部に撮影テーマ等の説明文
を設ける写真プリント方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来技術の前者における印字すべき文
字情報を印画紙に焼き付ける方法では、ユーザから指示
された文字情報を表示装置に一旦表示させ、その表示さ
せた文字を各コマのフィルム画像のプリント位置に対応
する所定位置に光学的に投映して焼付けを行うので、文
字情報の迅速な印字処理が困難であり、しかも印字する
ための装置が大型化し、コスト的に不利である。
また、ワードプロセッサやコンピュータに用いられる
プリンタにより印字する方法では、ワードプロセッサ等
で作成した各コマの文字情報を撮影画像の焼き付けられ
る印画紙にプリントしているので、画像の焼付処理と印
字処理とを連続して行えず、迅速なプリント処理が困難
となる。また、撮影画像の配列パターンが変化する度に
各撮影画像に対応する文字情報を所定のプリント位置に
配列した文字情報のプリントデータを作成しなければな
らないので、印字処理の迅速化を図ることは困難とな
る。
また、プリントで印字する場合、用紙側に設定された
所定位置に文字情報のプリント位置を一致調整するのは
困難なので、文字情報のプリントされる位置が撮影画像
に対する好適なプリント位置からずれ、印字バランスが
悪くなる。
一方、上記従来技術の後者のものでは、各コマのフィ
ルム画像を2次元配列した余白部に文字情報を印字して
いるので、該余白部に各コマの撮影画像に対応する文字
情報を印字することになり、画像と対応する文字とが離
れて見にくくなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされてものであり、1
枚の用紙にプリントされる複数コマの撮影画像の配列情
報を抽出し、該配列情報に基づいて各コマに対応するフ
ィルム情報を各撮影画像のプリント位置に対応する所定
位置に印字するプリント装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本発明は、フィルムの複数
コマ分の撮影画像を配列して1枚の用紙にプリントする
プリント装置において、プリントされる複数の撮影画像
の配列情報を抽出する抽出手段と、各コマに対して記録
されたフィルム情報を読み取るフィルム情報読取手段
と、上記抽出された配列情報から各撮影画像に対応する
フィルム情報のプリント位置を設定するプリント位置設
定手段と、撮影画像に対応するフィルム情報を前記設定
されたプリント位置に出力してプリンタに導く文字情報
出力手段とを備えたものである(請求項1)。
また、本発明は、複数の画像を1枚の用紙にプリント
するプリント装置において、各画像に関連する所定の情
報を入力する関連情報入力手段と、複数画像を1枚の用
紙にプリントするための画像の配列情報をプリント枚数
に基づき決定する配列情報決定手段と、前記決定された
配列情報から各画像に対応する関連情報のプリント位置
を設定する位置設定手段と、各画像に対応する関連情報
を前記設定されたプリント位置に出力する出力手段とを
備えたものである(請求項2)。
〔作用〕
請求項1記載のプリント装置においては、フィルムに
撮影された複数コマ分の画像を1枚の用紙にプリントす
る際、プリントされる各コマの画像とフィルム情報とが
読み取られる。また、プリントされる複数コマの撮影画
像の配列情報が抽出され、この配列情報から各画像に対
応するフィルム情報のプリント位置が設定される。そし
て、各コマの撮影画像は配列情報に基づいて1枚の用紙
に配列されてプリントされ、各コマの画像に対応するフ
ィルム情報が当該画像のプリント位置に対応した所定の
プリント位置に印字される。
請求項2記載のプリント装置においては、複数枚の画
像を1枚の用紙にプリントする際、プリントされる各画
像に関連する所定の情報が入力される。また、プリント
枚数に基づいて画像の配列情報が決定され、この配列情
報から各画像に対応する関連情報のプリント位置が設定
される。そして、各画像は決定された配列情報に基づい
て1枚の用紙に配列されてプリントされ、各画像に対応
する関連情報が当該画像のプリント位置に対応した所定
のプリント位置に印字される。
〔実施例〕
第1図は本発明に係るプリント装置の構成図を示した
ものである。同図に示すプリント装置は、大きく分けて
該装置を集中制御するシステムコントローラ1、プリン
トすべきコマを画像読取位置に搬送するフィルム搬送部
2、プリントすべきコマの画像データを読み取る画像デ
ータ読取部3、該画像データを記憶する記憶部4、画像
データの記憶及び該画像データもしくは文字情報から1
ライン分のプリント用画像データの生成を制御するアド
レスコントローラ5、前記プリント用画像データの補色
変換及び補正処理を行い、プリントデータを生成する補
正処理部6、該プリントデータを記録紙にプリントする
プリント部7及び該プリント部7と前記補正処理部6と
の動作を制御するプリントコントローラ8から構成され
ている。
前記フィルム搬送部2は、フィルム21を搬送する搬送
ローラ22,22′、該搬送ローラ22,22′を駆動するフィル
ム送りモータ23、該フィルム送りモータ23の駆動を制御
するフィルム送り制御回路24、光源であるランプ25及び
該ランプ25の発光量を制御するランプ制御回路26から構
成されている。
前記フィルム送り制御回路24は、システムコントロー
ラ1から入力されるフィルム送り量に基づいて前記フィ
ルム送りモータ23を所定量だけ回転駆動し、これにより
プリントすべきコマが画像データ読取部3の所定位置に
セットされる。また、前記ランプ制御回路26は、システ
ムコントローラ1から入力される制御データに基づきラ
ンプ25を所定の発光量で発光させる。
なお、システムコントローラ1は、撮影されたフィル
ムの各コマに関連して不図示のフィルム側内蔵メモリ等
に記録された露出制御値、トリミング情報、コマ番号、
日付、縦向き、横向きの撮影情報等各種のフィルム情報
を読み取り、該フィルム情報に基づき前記フィルム送り
制御回路36及びランプ制御回路26への制御データを演算
する。
前記画像データ読取部3は、プリントすべきコマの画
像を撮像素子32に結像するズームレンズからなる撮像光
学系31、CCD等からなる撮像素子32、該撮像素子32によ
り撮像された画像データの読出しを制御する読出制御回
路33、前記フィルム21と撮像光学系31との間に挿入さ
れ、前記フィルム画像をRGBの3色に分離する光学フィ
ルタ34、該光学フィルタ34を別の色のフィルタに切り換
えるフィルタ送りモータ35及び該フィルタ送りモータ35
の駆動を制御するフィルタ送り制御回路36から構成され
ている。
前記撮像光学系31の撮影倍率は、撮像するコマ毎にシ
ステムコントローラ1により設定される。すなわち、シ
ステムコントローラ1は、コマ毎に記録されたトリミン
グ倍率に基づき撮影倍率を演算し、該演算結果に基づき
不図示のズームレンズを駆動して撮像光学系31の撮像倍
率を所定倍率に設定する。
また、システムコントローラ1は、読出制御回路33に
画像データの読取指令信号を送出し撮像素子32による画
像データの読み取りを制御する。読出制御回路33は、該
指令信号を受けて撮像素子32に撮像タイミング信号及び
読み取った画像データの読出タイミング信号を送出して
画像データを読み出す。この画像データは、後述するよ
うに記憶部4内のA/D変換器41でディジタル信号に変換
された後、画像メモリ42に記憶される。
1コマ分の画像に対してB,G,Rに色分離された3枚の
画像データを取り込むため、各画像についてフィルタ34
をB,G,Rの順に変更して3回の撮像動作が行われる。シ
ステムコントローラ1は、B及びRの画像データの読取
動作終了毎にフィルタ送り制御回路36にフィルタ送り信
号を送出してフィルタ34の切換えを行う。フィルタ送り
制御回路36は、前記フィルタ送り信号を受けてフィルタ
送りモータ35を所定量だけ回転駆動させ、フィルタ34の
色をB,G,Rの順に切り換える。そして、3枚の画像デー
タの読取動作が完了すると、システムコントローラ1
は、フィルタ送り制御回路36にリセット信号を送出し、
フィルタ34を初期位置(Bのフィルタがセットされた状
態)に復帰させる。
前記記憶部4は、前記読出制御回路33から出力される
画像データをディジタルデータに変換するA/D変換器4
1、該ディジタル画像データを記憶するRAM等からなる画
像メモリ42、文字キャラクタが予め記憶されたキャラク
タROM43及びプリントすべき画像データ又は文字データ
の1ライン分のプリント用画像データを一時記憶するラ
インバッファ44から構成されている。
前記画像メモリ42は、少なくとも4コマ分の画像デー
タをそれぞれ記憶する記憶エリア(以下、メモリプレー
ンという)を有している。各メモリプレーンの記憶容量
は、1コマについてRGBの色分離データが読み取られる
ので、3枚分の画像データの記憶容量を有している。ア
ドレスコントローラ5は、システムコントローラ1から
送出される画像データに関する情報(記憶すべきメモリ
プレーンナンバー、画像データの色等)に基づき画像デ
ータのアドレスを生成する。ディジタルデータに変換さ
れた画像データは、該アドレスに基づいて画像メモリ42
の所定のメモリプレーンに記憶される。
撮像素子32の画素は、第2図に示すようにn行m列の
2次元マトリックス状に配列され、j行k列の画素に対
応する画素データをDjkとすると、画素データD11
D12、…DnmはそれぞれアドレスAD1、AD2、…ADnmに記憶
される。RGBに色分離された3枚の画像データはB、
G、Rの順に画像メモリ42のアドレス領域AD1〜AD3nm
記憶され、RGBの各画像データの記憶状態は、第3図の
ようになる。すなわち、B,G,Rの各画像データの記憶領
域は、 Bの記憶領域:AD1〜ADnm Gの記憶領域:ADnm+1〜AD2nm Rの記憶領域:AD2nm+1〜AD3nm となる。
また、前記アドレスコントローラ5は、システムコン
トローラ1から指示される後述の配列パターンに基づい
てプリント用画像データを読み出すための1ライン分の
アドレスを生成し、該アドレスに基づいて画像メモリ42
から画像データを順次、ラインバッファ44に抽出する。
そして、前記1ライン分の画像データのラインバッファ
44への抽出が終了すると、該画像データをプリントバッ
ファ61へ転送する。また、アドレスコントローラ5は、
システムコントローラ1から指示されるプリントすべき
文字情報に基づきキャラクタROM43から文字データを1
ライン分ずつ読み出し、その文字データをラインバッフ
ァ44を介してプリントバッファ61に転送する。
前記補正処理部6は、1ライン分のプリント用画像デ
ータを一時記憶するプリントバッファ61、該プリント用
画像データを補色データに変換する補色変換回路62、補
色変換されたプリント用画像データの階調(γ値)を補
正するγ補正回路63及び階調補正されたプリント画像デ
ータの階調を中間調に制御する中間調制御回路64から構
成されている。
プリントコントローラ8は、システムコントローラ1
からの指令信号を受けてプリントバッファ61に転送され
たプリント用画像データの各画素データを順次、補色変
換回路62、γ補正回路63及び中間調制御回路64に転送
し、これらの回路を介してプリント部7に適合した階調
のプリントデータに変換してプリンタヘッド71に送出す
る。
前記プリント部7は、感熱型のプリンタヘッド71、記
録紙の給送を行う給紙ドラム72、該給紙ドラム72を回転
駆動するドラムモータ73、該ドラムモータ73の駆動を制
御するドラムモータ制御回路74、イエロー、マゼンタ、
シアン及びブラックの順に所定間隔で繰返し色リボンが
形成されたインクリボン75、該インクリボン75を搬送す
るインクリボン送りローラ76,76′、該インクリボン送
りローラ76,76′を回転駆動するローラモータ77及び該
ローラモータ77の駆動を制御するローラモータ制御回路
78から構成されている。
プリントコントローラ8は、前記各色のプリントデー
タのプリントが終了する毎にローラモータ制御回路78に
色切換信号を送出し、インクリボン75を所定量だけ移送
させて色を切り換える。また、プリントコントローラ8
は、1ライン分のプリントが終了すると、ドラムモータ
制御回路74に給紙信号を送出し、ドラム72を1ライン分
回転させる。そして、1ライン毎のプリントデータのプ
リントと記録紙の搬送とを繰り返して1枚の画像をプリ
ントさせる。
次に、プリントの配列パターンについて説明する。
第4図〜第8図に5種類の配列パターンの一実施例を
示す。同図において、Pは画像のプリント領域、Qは各
画像に対応する文字情報のプリント領域を示している。
第4図は3枚の横画面の写真を3段に配列したもの
(以下、第1の配列パターンという。)であり、第5図
は1枚の縦画面の写真と3枚の横画面の写真とを最上段
に縦画面と横画面とを並置し、中段及び下段にそれぞれ
横画面を配置したもの(以下、第2の配列パターンとい
う。)であり、第6図は2枚の縦画面の写真と2枚の横
画面の写真とを、最上段に2枚の縦画面を並置し、中段
及び下段にそれぞれ横画面を配置したもの(以下、第3
の配列パターンという。)である。また、第7図は3枚
の縦画面の写真と1枚の横画面の写真とを、上段に縦画
面と横画面とを並置し、下段に2枚の縦画面を並置した
もの(以下、第4の配列パターンという。)であり、第
8図は4枚の縦画面の写真を、上段、下段にそれぞれ2
枚ずつ縦画面を並置したもので(以下、第5の配列パタ
ーンという。)ある。
後述するように画像のプリントと文字情報のプリント
とは別々に行われ、画像プリントについては上記5種類
の配列パターンは、第9図〜第11図に示す基本パターン
と所定の余白部分とに分解することができる。
すなわち、第9図〜第11図に示す基本パターンはそれ
ぞれ、1段の適所に1枚の横画面の写真を配置したもの
(以下、第1基本パターンという。)、1段の適所に縦
画面の写真及び横画面の写真を並置したもの(以下、第
2基本パターンという。)、1段の適所に2枚の縦画面
の写真を並置したもの(以下、第3基本パターンとい
う。)であり、例えば第4図の配列パターンは、上部余
白を設けた後、前記第1基本パターンを適宜の中部余白
を設けて3回繰り返したものである。
次に、第12図〜第27図を用いて本発明に係るプリント
装置の動作について説明する。なお、本実施例では、各
コマの縦向き又は横向きの撮影情報から前記第1〜第5
の配列パターンのいずれかの配列パターンが選択され、
フィルムの先頭コマから順にプリントされるものとす
る。また、選択される配列パターンを識別するために第
1〜第5の配列パターンの識別番号PNをそれぞれ1,2,3,
4,5とし、更に前記3種類の基本パターンにおける左余
白、上下余白及び中部余白(第9図〜第11図参照)は予
め所定値に設定されているものとする。
第12図は、プリント装置のメインフローチャートであ
る。プリント動作が開始されると、各コマのフィルム情
報が読み取られ、フィルム情報の中の撮影画面情報から
アルバムの配列パターンが決定される(#1)。この配
列パターンの決定は、第13図のフローチャートにより以
下のように行われる。
まず、フィルムの先頭から3コマ分のフィルムのコマ
番号(FN)と各コマの撮影情報、日付等の文字情報、露
出値及びトリミング値等のフィルム情報を読み取り(#
10)、該フィルム情報から各コマの撮影情報を判別する
(#11)。3コマ全てが横画面であれば、画像データの
読出枚数NRを3にセットし(#12)、配列パターンの識
別番号PNを1にセットする(#13)。続いて、各コマ番
号FNに対するメモリプレーン番号MNを割り当て(#1
4)、メインフローにリターンする(#28)。上記コマ
番号FNに対するメモリプレーン番号MNの割当てとは、コ
マ番号FNの画像データを記憶する画像メモリ42のメモリ
プレーンを指定することである。
#11の判別で3コマ全てが横画面でなければ、更に次
のコマのフィルム情報を読み取り(#15)、画像データ
の読出枚数NRを4にセットする(#16)。続いて、縦画
面の枚数を判別し(#17,#20,#23)、その判別結果に
応じて配列パターンの識別番号PNをセットするとともに
そのコマ番号FNに対するメモリプレーン番号MNを割り当
てる。すなわち、縦画面が1枚であれば(#17でYE
S)、識別番号PNを2にセットし(#18)、縦画面が2
枚であれば(#20でYES)、識別番号PNを3にセットし
(#21)、縦画面が3枚であれば(#23でYES)、識別
番号PNを4にセットし(#24)、4コマ全てが縦画面で
あれば、識別番号PNを5にセットする(#26)。そし
て、それぞれの場合について各コマ番号FNに対するメモ
リプレーン番号MNを割り当て(#19,#22,#25,#2
7)、メインフローにリターンする(#28)。
第12図のメインフローに戻り、アルバムの配列パター
ンが決定されると、画像データの読取及び記憶が行われ
る(#2)。この動作は、第14図のフローチャートによ
り以下のように行われる。
まず、カウンタIに画像データの読出枚数NRの値をセ
ットするとともにカウンタJに1コマについての画像デ
ータの読取回数3をセットする(#30)。この読取回数
は、3色分の画像データ数に対応するものである。続い
て、フィルム送りモータ23を駆動してフィルム21を送
り、コマ番号FNの画像を画像データ読取部3にセットす
る(#31)。続いて、メモリプレーン番号MNを該コマ番
号FNに対応する値にセットし(#32)、フィルタ送りモ
ータ35を駆動して光学フィルタ34をB(青)にセットす
る(#33)。また、トリミング情報に基づいて撮影光学
系31の撮影倍率を所定倍率に設定する(#34)。そし
て、撮像素子32によりコマ番号FNのBの画像データを読
み取り(#35)、該画像データをメモリプレーンMNの所
定のアドレス領域(AD1〜ADnm)に記憶する(#3)。
続いて、J=1であるかどうかの判定を行う(#3
7)。いま、J=3であるから、Jの値を1だけ減算し
(#38)、フィルタ送りモータ35を駆動して光学フィル
タ34をG(緑)に切換え(#39)、再び#34に戻る。そ
して、上述した#34〜#36の動作を行ってコマ番号FN
Gの画像データを読み取り、該画像データをメモリプレ
ーンM・の所定のアドレス領域(ADnm+1〜AD2nm)に記
憶する(#36)。
続いて、J=1であるかどうかの判定を行い(#3
7)、J=2であるから、Jの値を1だけ減算し(#3
8)、フィルタ送りモータ35を駆動して光学フィルタ34
をR(赤)に切換え(#39)、上述と同様に#34〜#36
の動作を行ってコマ番号FNのRの画像データを読み取
り、該画像データをメモリプレーンMNの所定のアドレス
領域(AD2nm+1〜AD3nm)に記憶する(#36)。そして、
Rの画像データの読み取りが終了すると、J=1とな
り、#37で#40に移行して、次のコマの画像データの読
み取りを行う。
#40では、カウンタIが1であるかどうかの判定が行
われる。カウンタIが1でなければ、すなわち、プリン
トすべき全コマの画像データの読み取りが完了していな
ければ、Iの値を1だけ減算し(#41)、更にコマ番号
FNを1だけカンウトアップして#31に戻り(#42)、次
のコマについて上述の#31〜#39の画像データの読取フ
ローを実行する。そして、上記#31〜#40の動作を繰り
返し、カウンタIが1になると、#40で#43に移行し、
メインフローにリターンする。
第12図のメインフローに戻り、プリントすべき全コマ
の画像データの読取及び記憶が完了すると、該画像デー
タをプリント用画像データに変換して読み出し、更に該
プリント用画像データをプリントデータに変換して記録
紙にプリントする(#3)。
第15図に画像データのプリント用画像データへの読
出、データ変換及びプリントアウトの基本フローを示
す。同図のフローは、配列パターンの識別番号PNを識別
し(#50,#53,#56#59)、1〜5の識別番号PNに応じ
てそれぞれ画像データからプリントデータの作成を行
い、該プリントデータを記録紙にプリントし、更に文字
情報からプリントデータを作成し(#51,#54,#57,#6
0,#62)、該プリントデータを記録紙にプリントする
(#52,#55,#58,#61,#63)。
以下、識別番号PNに応じた画像データのプリントデー
タの作成処理及び画像データと文字情報のプリントアウ
トについて第16図〜第27図のフローチャートを用いて説
明する。
(1)識別番号PNが1の場合(#50でYES、第4図の配
列パターン参照)。
この場合は、第16図のフローチャートに従って各コマ
の画像データから作成されプリントデータがプリントさ
れた後(#51)、第19図のフローチャートに従って文字
情報がプリントされる。
まず、プリントデータのプリントについて説明する。
システムコントローラ1は、カウンタJ及びMNにそれ
ぞれ1をセットする(#70,#71)。カウンタJは色の
識別数をセットするものである。B(青)、G(緑)及
びR(赤)の識別数にはそれぞれ1、2、3が割当てら
れており、B、G、Rの画像データ順にプリントするた
めに最初、カウンタJに1がセットされる。続いて、シ
ステムコントローラ1は、上部余白寸法B1(第4図参
照)に対応するドラムモータ73の上部余白スキップ量S
K1をセットし(#72)、該上部余白スキップ量SK1とと
もに紙送りの指令信号をプリントコントローラ8に送出
する。プリントコントローラ8は、ドラムモータ制御回
路74及びドラムモータ73を駆動して前記上部余白スキッ
プ量SK1だけ記録紙の紙送りを行う(#73)。
この記録紙の紙送りは、第17図に示すようにドラムモ
ータ73を前記スキップ量SK1だけステップ駆動して行わ
れる。すなわち、カウンタSKにスキップ量SK1をセット
する(#90)。続いて、ドラムモータ73を1ステップ駆
動した後(#91)、カウンタSKを1だけデクリメントし
(#92)、そのカウント値が0であるかどうかの判定を
行い(#93)、カウント値が0でなければ、#91に戻
る。そして、上記#91〜#93の動作を繰り返し、ドラム
モータ73を1ステップずつ駆動してカウンタSKが0にな
ると、ドラムモータ73の駆動を停止してリターンする
(#94)。
第16図に戻り、続いて、システムコントローラ1は、
第18図に示す「SUB1」のサブルーチンを実行し、1コマ
目の画像データから第1基本パターン(第9図参照)の
プリントデータを作成し、該プリントデータのプリント
アウトを行う(#74)。
まず、第1基本パターンのプリントデータを作成する
ために画像データの読出アドレスADを演算し、アドレス
用のカウンタにセットする(#100)。横画面の画像デ
ータは、いわゆるラスター走査方向に読み出されるの
で、各色の画像データの読出アドレスADの先頭値は、第
3図に示す記憶状態において各ブロックの最上行の左端
になる。この読出アドレスADは、演算式AD=(J−1)
nm+1により算出され、RGBの各画像データの読出開始
アドレスADB、ADR及びADGは、 B(J=1):ADB=1 G(J=2):ADR=nm+1 R(J=3):ADG=2nm+1 となる(第3図参照)。なお、n及びmはそれぞれ撮像
素子32の画素配列のn行m列に対応する値である。
続いて、カウンタK及びLにそれぞれnとmをセット
し(#101,#102)、ラインバッファ44をクリアする
(#103)。続いて、左余白寸法B10(第9図参照)に対
応する余白データ(0データ)をラインバッファ44に書
き込み(#104)、メモリプレーンMNをアクセスして
(#105)、アドレスADの画像データを読み出し、該ラ
インバッファ44に転送する(#106,#107)。続いて、
アドレスADを1だけインクリメントするとともにカウン
タLを1だけデクリメントし(#108,#109)、カウン
タLの値が0になっているかどうかの判定を行う(#11
0)。カウンタLが0でなければ、#106に戻り、次のア
ドレスの画像データを読み出し、ラインバッファ44に転
送する。そして、上記#106〜#110のループを繰り返
し、カウンタLが0になると、1ライン分の画像データ
(AD1〜ADm)のラインバッファ44への転送が終了し、#
111に移行する。
続いて、プリンタの状態を判別し(#111)、プリン
ト可能になると(#111でYES)、ラインバッファ44のプ
リント用画像データ(1ライン分のプリント用画像デー
タ)をプリントバッファ61に転送する(#112)。続い
て、システムコントローラ1は、プリントコントローラ
8にプリント指令信号を送出し、前記1ライン分のプリ
ントデータを記録紙にプリントさせる(#113)。プリ
ントコントローラ8は、前記プリント指令信号を受けて
プリントバッファ61のプリント用画像データを順次、補
色変換回路62、γ補正回路63及び中間調制御回路64に転
送し、これらの回路で補色変換及びγ補正してプリント
データを作成した後、該プリントデータをプリンタヘッ
ド71に出力する。そして、プリント部7は該プリントデ
ータを記録紙にプリントする。
1ライン分のプリントデータのプリントアウトが終了
すると、カウンタKを1だけデクリメントし(#11
4)、そのカウント値が0になっているかどうかの判定
を行う(#115)。K=0でなければ、#103に戻り、上
述の#103〜#115の動作を行い、次の1ライン分のプリ
ントデータを記録紙にプリントする。そして、nライン
分のプリント動作を繰り返し、K=0になると、第1基
本パターンのプリントデータのプリントアウトが終了し
たので、#115で#116に移行し、#75にリターンする。
第16図に戻り、続いて、システムコントローラ1は、
2コマ目の画像をプリントするためにメモリプレーンMN
を2にセットする(#75)。また、1コマ目と2コマ目
との間に余白を設けるために中部余白寸法B2(第4図参
照)に対応するスキップ量SK2をセットし(#76)、プ
リントコントローラ8に紙送りの指令信号を送出して、
該中部余白スキップ量SK2だけ記録紙の紙送りを行う
(#77)。続いて、上述した「SUB1」のサブルーチンを
実行し、2コマ目の画像データから第1基本パターンの
プリントデータを作成し、該プリントデータをプリント
する(#78)。
続いて、2コマ目のプリントが終了すると、システム
コントローラ1は、3コマ目の画像をプリントするため
にメモリプレーンMNを3にセットする(#79)。また、
2コマ目と3コマ目との間に余白を設けるために中部余
白寸法B2(第4図参照)に対応するスキップ量SK2をセ
ットし(#80)、プリントコントローラ8に紙送りの指
令信号を送出して、該中部余白スキップ量SK2だけ記録
紙の紙送りを行う(#81)。続いて、再び上述した「SU
B1」のサブルーチンを実行し、3コマ目の画像データか
ら第1基本パターンのプリントデータを作成し、該プリ
ントデータをプリントする(#82)。
続いて、3コマ目のプリントが終了すると、システム
コントローラ1は、下部余白を設けるために下部余白寸
法B3(第4図参照)に対応するスキップ量SK3をセット
し(#83)、プリントコントローラ8に紙送りの指令信
号を送出して、該下部余白スキップ量SK3だけ記録紙の
紙送りを行う(#84)。続いて、システムコントローラ
1は、カウンタJを1だけインクリメントし(#85)、
そのカウント値が4になっているかどうかの判定を行う
(#86)。J=4でなければ、#71にリターンして2色
目(G)の画像データについて上述の#71〜#86を実行
し、該画像データから作成されるプリントデータを記録
紙にプリントする。前述と同様に3色目(R)の画像デ
ータについてもプリントデータを記録紙にプリントする
と、J=4となり、画像データのプリントを完了して#
87に移行し、#52にリターンする。
次に、第19図のフローチャートを用いて文字情報のプ
リントについて説明する。
まず、システムコントローラ1は、日付等の文字の書
込開始ラインナンバーをセットする(#120)。3枚の
各画像についてそれぞれ固有の文字情報がプリントされ
るので、前記書込開始ラインナンバーは、各文字情報に
対する書込開始ナンバーLN1,LN2,LN3がセットされる
(第4図参照)。続いて、システムコントローラ1は、
記録紙を前記書込開始ラインナンバーLN1まで紙送りし
た後(#121)、文字プリントを行う(#122)。
文字プリントは、第20図のフローチャートにより行わ
れる。
まず、カウンタLに24をセットする(#130)。この
カウンタLは文字情報のライン数をカウントするもので
ある。なお、本実施例では1文字は24×24ドットで構成
されているので、カウンタLには24がセットされるが、
この1文字のドット構成が異なればそのドット数に応じ
たライン数がカウンタLにセットされる。続いて、アド
レスコントローラ5は、ラインバッファ44をクリアした
後(#130)、該ラインバッファ44に左余白分の余白デ
ータ(0データ)を書き込む(#131)。続いて、キャ
ラクタROM43から1文字分の文字データを読み出し、前
記ラインバッファ44に転送する(#132,#133)。続い
て、プリンタ部7のプリンタの準備が完了するのを待っ
て(#134でYES)、該ラインバッファ44の文字データを
プリントバッファ61に転送する(#135)。続いて、シ
ステムコントローラ1は、プリントコントローラ8にプ
リント指令信号を送出し、前記1ライン分の文字データ
を記録紙へプリントさせる(#136)。
1ライン分の文字データのプリントが終了すると、カ
ウンタLを1だけデクリメントし(#137)、そのカウ
ント値が0になっているかどうかの判定を行う(#13
8)。L=0でなければ、#130に戻り、上述した#130
〜#137の動作を行い、次の1ライン分の文字データを
記録紙にプリントする。そして、24ラン分の文字データ
のプリントを繰返し、L=0になると、文字情報のプリ
ントを終了して#123にリターンする(#139)。
第19図に戻り、1コマ目の文字情報のプリントが終了
すると、システムコントローラ1は、記録紙をラインナ
ンバーLN2まで紙送りした後(#123)、上述と同様のプ
リント動作を行って2コマ目の文字情報のプリントを行
う(#124)。続いて、システムコントローラ1は、記
録紙をラインナンバーLN3まで紙送りした後(#125)、
再び上述と同様のプリント動作を行って3コマ目の文字
情報のプリントを行い(#126)、文字情報のプリント
を完了して#64(第5図参照)にリターンする。
(2)識別番号PNが2の場合(#53でYES)。第5図の
配列パターン参照。
この場合は、第21図のフローチャートに従って各コマ
の画像データから作成されたプリントデータがプリント
された後(#54)、第23図のフローチャートに従って文
字情報がプリントされる(#55)。
まず、プリントデータのプリントについて説明する。
システムコントローラ1は、カウンタJに1をセット
した後(#140)、1コマ目を指示するカウンタMN1及2
コマ目を指示するびMN2にそれぞれ1と2をセットする
(#141)。続いて、システムコントローラ1は、上部
余白寸法B4(第5図参照)に対応するドラムモータ73の
スキップ量SK4をセットし(#142)、該スキップ量SK4
とともに紙送りの指令信号をプリントコントローラ8に
送出する。プリントコントローラ8は、上述したように
ドラムモータ制御回路74及びドラムモータ73の駆動を制
御し、ドラムモータ73を前記スキップ量SK4だけステッ
プ駆動させて記録紙の上部余白寸法B4分の紙送りを行う
(#143)。
続いて、システムコントローラ1は、第22図に示す
「SUB2」のサブルーチンを実行し、1コマ目と2コマ目
の画像データから第2基本パターン(第10図参照)のプ
リントデータを作成して、該プリントデータをプリント
する(#144)。
まず、第2基本パターンのプリントデータを作成する
ために1コマ目と2コマ目のそれぞれについて画像デー
タの読出アドレスAD1,AD2を演算し、それぞれのカウン
タにセットする(#160)。
第3図に示す記憶状態において、横画面の各色の画像
データの読出アドレスの先頭値は、上述したように各ブ
ロックの最上行の左端になる。一方、縦画面の画像デー
タは、各列の画像データを下端から上端に走査しながら
左列から右列方向に読み出されるので、各色の画像デー
タの読出アドレスの先頭値は、各ブロックの最下行の左
端になる。そして、前記読出アドレスAD1及びAD2の先頭
値は、それぞれ次式、により演算され、 AD1=(Jn−1)m+1 …… AD2=(J−1)nm+1 …… 1コマ目と2コマ目のそれぞれについて、RGBの各画像
データの読出開始アドレスは、 1コマ目の読出開始アドレス B:AD1B=(n−1)m+1 G:AD1R=(2n−1)m+1 R:AD1G=(3n−1)m+1 2コマ目の読出開始アドレス B:AD2B=1 G:AD2R=nm+1 R:AD2G=2nm+1 となる(第3図参照)。
続いて、カウンタK及びLにそれぞれmとnをセット
し(#161,#162)、ラインバッファ44をクリアする
(#163)。続いて、左余白寸法B11(第10図参照)に対
応する余白データ(0データ)をラインバッファ44に書
き込み(#164)、メモリプレーンMN1をアクセスして
(#165)、アドレスAD1の画像データを読み出し、該ラ
インバッファ44に転送する(#166,#167)。
続いて、アドレスAD1をmだけデクリメントするとと
もに、カウンタLを1だけデクリメントし(#168,#16
9)、カウンタLの値が0になっているかどうかの判定
を行う(#170)。カウンタLの値が0でなければ、#1
66に戻り、再びアドレスAD1の画像データを読み出し、
ラインバッファ44に転送する。そして、上記#166〜#1
70のループを繰り返し、カウンタLが0になると、1ラ
イン分の画像データ(AD(n-1)m+1,AD(n-2)m+1…AD1)の
ラインバッファ44への転送が終了し、#171に移行す
る。
続いて、K≧(m+n)/2であるかどうかの判定を行
い(#171)、K>(m+n)/2であれば、#181に移行
して該ラインバッファ44の画像データをプリントデータ
に変換してプリントする。なお、前記#171及び後述の
#172の判定は、当該ラインに2コマ目の画像データが
含まれるかどうかの判定である。すなわち、画像データ
の読出ラインが第10図に示すように2コマ目の画像の上
部余白部及び下部余白部に該当するかどうかの判定をし
ている。画像データの読出ラインが前記余白部に該当し
ていれば、2コマ目の画像データは含まれないので、2
コマ目の画像データを読み出すことなくラインバッファ
44の画像データはプリントされ、一方、その他のライン
では2コマ目の画像データが読み出される。本実施例で
は、前記上部余白部と下部余白部とを同一余白寸法B12
にしているので、#171及び#172のKの判定値はそれぞ
れ(m+n)/2と(m−n)/2とになっている。
#181では、プリンタの状態を判別し、プリント可能
になると(#181でYES)、ラインバッファ44のプリント
用画像データをプリントバッファ61に転送する(#18
2)。続いて、システムコントローラ1は、プリントコ
ントローラ8にプリント指令信号を送出し(#183)、
前記1ライン分の画像データから作成されるプリントデ
ータを記録紙にプリントする(#183)。1ライン分の
プリントが終了すると、続いてカウンタKを1だけデク
リメントし(#184)、そのカウント値が0になってい
るかどうかの判定を行う(#185)。K=0でなけれ
ば、#162に戻り、上述の#162〜#171、#181〜#185
の動作を行い、次のラインのプリントデータを記録紙に
プリントする。
そして、上記#162〜#171、#181〜#185のループ動
作を繰り返し、K=(m+n)/2になると、#171で#1
72に移行し、更にK≦(m−n)/2であるかどうかの判
定を行う(#172)。K>(m−n)/2であれば、#173
に移行して2コマ目の画像データの読み出しを行う。す
なわち、中部余白寸法B13(第10図参照)に対応する余
白データ(0データ)をラインバッファ44に書き込み
(#174)、メモリプレーンMN2をアクセスして(#17
5)、アドレスAD2の画像データを読み出し、該ラインバ
ッファ44に転送する(#176,#177)。
続いて、アドレスAD2を1だけインクリメントすると
ともに、カウンタLを1だけデクリメントし(#178,#
179)、そのカウンタLが0になっているかどうかの判
定を行う(#180)。カウンタLが0でなければ、#176
に戻り、アドレスAD2の画像データを読み出し、ライン
バッファ44に転送する。そして、上記#176〜#180のル
ープを繰り返し、カウンタLが0になると、2コマ目の
1ライン分の画像データ(AD1〜ADm)のラインバッファ
44への転送が終了し、#181〜#183に移行して該ライン
バッファ44の画像データをプリントデータに変換してプ
リントする。
続いて、1ライン分のプリントが終了すると、カウン
タKを1だけデクリメントし(#184)、そのカウント
値が0になっているかどうかの判定を行う(#185)。
K=0でなければ、#162に戻り、上述の#162〜#185
の動作を行い、次のラインのプリントデータを記録紙に
プリントする。そして、上述の#162〜#185のループ動
作を繰り返し、K=(m+n)/2になると、#172で#1
81に移行し、2コマ目の画像データを読み出すことなく
#181〜#183でラインバッファ44の画像データからプリ
ントデータを作成し、該プリントデータをプリントす
る。
続いて、1ライン分のプリントが終了すると、カウン
タKを1だけデクリメントし(#184)、そのカウント
値が0になっているかどうかの判定を行う(#185)。
K=0でなければ、#162に戻り、上述の#162〜#17
2、#181〜#185の動作を行い、次のラインのプリント
データを記録紙にプリントする。そして、上述の#162
〜#172、#181〜#185のループ動作を繰り返し、K=
0になると、第2基本パターンのプリントデータのプリ
ントが終了し、#185で#186に移行してリターンする。
第21図に戻り、続いて、システムコントローラ1は、
3コマ目の画像をプリントするためにメモリプレーンMN
を3にセットする(#145)。また、1,2コマ目と3コマ
目との間に余白を設けるために中部余白寸法B5(第5図
参照)に対応するスキップ量SK5をセットし(#146)、
プリントコントローラ8に紙送りの指令信号を送出して
該中部余白スキップ量SK5だけ記録紙の紙送りを行う
(#147)。続いて、上述した「SUB1」のサブルーチン
を実行し、3コマ目の画像データから第1基本パターン
のプリントデータを作成し、該プリントデータをプリン
トする(#148)。
3コマ目のプリントが完了すると、続いてシステムコ
ントローラ1は、4コマ目の画像をプリントするために
メモリプレーンMNを4にセットする(#149)。また、
3コマ目と4コマ目との間に余白を設けるために中部余
白寸法B5(第5図参照)に対応するスキップ量SK5をセ
ットし(#150)、プリントコントローラ8に紙送りの
指令信号を送出して、該中部余白スキップ量SK5だけ記
録紙の紙送りを行う(#151)。続いて、再び上述した
「SUB1」のサブルーチンを実行し、4コマ目の画像デー
タから第1基本パターンのプリントデータを作成し、該
プリントデータをプリントを行う(#152)。
続いて、4コマ目のプリントが終了すると、システム
コントローラ1は、下部余白を設けるために下部余白寸
法B6(第5図参照)に対応するスキップ量SK6をセット
し(#153)、プリントコントローラ8に紙送りの指令
信号を送出して、該下部余白スキップ量SK6だけ記録紙
の紙送りを行う(#154)。続いて、システムコントロ
ーラ1は、カウンタJを1だけインクリメントし(#15
5)、そのカウント値が4になっているかどうかの判定
を行う(#156)。J=4でなければ、#141にリターン
して2色目(G)の画像データについて上述の#141〜
#155を実行し、該画像データから作成されるプリント
データを記録紙にプリントする。同様に3色目(R)の
画像データについてもプリントデータを記録紙にプリン
トし、画像データのプリントが完了すると、J=4とな
り、#156で#157に移行して#55にリターンする。
次に、第23図のフローチャートを用いて文字情報のプ
リントについて説明する。
まず、システムコントローラ1は、4枚の各画像につ
いてプリントされる日付等の文字情報の書込開始ライン
ナンバーLN1′,LN2′,LN3′及びLN4′(第5図参照)を
セットする(#190)。続いて、システムコントローラ
1は、記録紙を前記ラインナンバーLN1′まで紙送りし
た後(#191)、文字プリントを行う(#192)。この文
字プリントは、上述した第20図のフローチャートと同様
の手順で行われるので、説明は省略する。
1コマ目の文字プリントが終了すると、システムコン
トローラ1は、記録紙をラインナンバーLN2′まで紙送
りした後(#193)、2コマ目の文字プリントを行う
(#194)。続いて、記録紙をラインナンバーLN3′まで
紙送りした後(#195)、3コマ目の文字プリントを行
い(#196)、更に記録紙をラインナンバーLN4′まで紙
送りした後(#197)、4コマ目の文字プリントを行い
(#198)、文字プリントが完了すると、#64(第15
図)にリターンする(#199)。
(3)識別番号PNが3の場合(#56でYES、第6図の配
列パターン参照) この場合は、第24図のフローチャートに従って各コマ
の画像データから作成されたプリントデータがプリント
された後(#57)、第23図のフローチャートに従って文
字情報がプリントされる(#58)。
まず、画像データのプリントアウトについて説明す
る。
システムコントローラ1は、カウンタJに1をセット
した後(#200)、1コマ目を指示するカウンタMN1及び
2コマ目を指示するMN2にそれぞれ1と2をセットする
(#201)。続いて、システムコントローラ1は、上部
余白寸法B4(第6図参照)に対応するドラムモータ73の
スキップ量SK4をセットし(#202)、該スキップ量SK4
とともに紙送りの指令信号をプリントコントローラ8に
送出する。プリントコントローラ8は、ドラムモータ制
御回路74及びドラムモータ73を駆動制御し、ドラムモー
タ73を前記スキップ量SK4だけステップ駆動させて記録
紙の上部余白寸法B4分の紙送りを行う(#203)。続い
て、システムコントローラ1は、第25図に示す「SUB3」
のサブルーチンを実行し、1コマ目と2コマ目の画像デ
ータから第3基本パターン(第11図参照)のプリントデ
ータを作成し、該プリントデータをプリントする(#20
4)。
まず、第3基本パターンのプリントデータを作成する
ために1コマ目の画像データの読出アドレスADを演算
し、カウンタにセットする(#220)。なお、1コマ目
の画像は縦画面であるから、その画像データの読出アド
レスADの先頭値は、上述した第2基本パターンの1コマ
目の画像データの読出開始アドレスの算出式と同じと
なる。また、2コマ目の画像も縦画面であるから、該画
像データの読出開始アドレスも式より算出される。
続いて、カウンタK及びLにそれぞれmとnをセット
し(#221,#222)、ラインバッファ44をクリアする
(#223)。続いて、左余白寸法B14(第11図参照)に対
応する余白データ(0データ)をラインバッファ44に書
き込み(#224)、メモリプレーンMN1をアクセスして
(#225)、アドレスADの画像データを読み出し、該ラ
インバッファ44に転送する(#226,#227)。続いて、
アドレスADをmだけデクリメントするとともに、カウン
タLを1だけデクリメントし(#228,#229)、カウン
タLの値が0になっているかどうかの判定を行う(#23
0)。カウンタLの値が0でなければ、#226に戻り、再
びアドレスADの画像データを読み出し、ラインバッファ
44に転送する。そして、上記#226〜#230のループを繰
り返し、カウンタLが0になると、1ライン分の1コマ
目の画像データ(AD(n-1)m+1,AD(n-2)m+1…AD1)のライ
ンバッファ44への転送が終了し、#231に移行する。
続いて、カウンタLに再度nをセットし、(#23
1)、中部余白寸法B15(第11図参照)に対応する余白デ
ータ(0データ)をラインバッファ44に書き込み(#23
2)、更にメモリプレーンMN2をアクセスして(#23
3)、アドレスADの画像データを読み出し、該ラインバ
ッファ44に転送する(#234,#235)。続いて、アドレ
スADをmだけデクリメントするとともに、カウンタLを
1だけデクリメントし(#236,#237)、カウンタLの
値が0になっているかどうかの判定を行う(#238)。
カウンタLが0でなければ、#234に戻り、再びアドレ
スADの画像データを読み出し、ラインバッファ44に転送
する。そして、上記#234〜#238のループを繰り返し、
カウンタLが0になると、1ライン分の2コマ目の画像
データのラインバッファ44への転送が終了し、#239に
移行する。
#239では、プリントの状態を判別し、プリント可能
になると(#239でYES)、ラインバッファ44の画像デー
タをプリントバッファ61に転送する(#240)。続い
て、システムコントローラ1は、プリントコントローラ
8にプリント指令信号を送出し、前記1ライン分の画像
データをプリントデータに変換して記録紙にプリントさ
せる(#241)。1ライン分のプリントが終了すると、
カウンタKを1だけデクリメントし(#242)、カウン
タKの値が0になっているかどうかの判定を行う(#24
3)。K=0でなければ、#222に戻り、上述の#222〜
#241の動作を行い、次のラインのプリントデータを記
録紙にプリントする。そして、上記#222〜#243のルー
プ動作を繰り返し、K=0になると、第3基本パターン
のプリントデータのプリントが終了し、#243で#244に
移行してリターンする。
第24図に戻り、続いて、システムコントローラ1は、
3コマ目の画像をプリントするためにカウンタMNを3に
セットする(#205)。また、1,2コマ目と3コマ目との
間に余白を設けるために中部余白寸法B5(第6図参照)
に対応するスキップ量SK5をセットし(#206)、プリン
トコントローラ8に紙送りの指令信号を送出して該中部
余白スキップ量SK5だけ記録紙の紙送りを行う(#20
7)。続いて、上述した「SUB1」のサブルーチンを実行
し、3コマ目の画像データから第1基本パターンのプリ
ントデータを作成し、該プリントデータをプリントする
(#208)。
続いて、3コマ目のプリントが終了すると、システム
コントローラ1は、4コマ目の画像をプリントするため
にカウンタMNを4にセットする(#209)。また、3コ
マ目と4コマ目との間に余白を設けるために中部余白寸
法B5(第6図参照)に対応するスキップ量SK5をセット
し(#210)、プリントコントローラ8に紙送りの指令
信号を送出して、該中部余白スキップ量SK5だけ記録紙
の紙送りを行う(#211)。続いて、再び上述した「SUB
1」のサブルーチンを実行し、4コマ目の画像データか
ら第1基本パターンのプリントデータを作成し、該プリ
ントデータをプリントする(#212)。
続いて、4コマ目のプリントが終了すると、システム
コントローラ1は、下部余白を設けるために下部余白寸
法B6(第6図参照)に対応するスキップ量SK6をセット
し(#213)、プリントコントローラ8に紙送りの指令
信号を送出して該下部余白スキップ量SK6だけ記録紙の
紙送りを行う(#214)。続いて、システムコントロー
ラ1は、カウンタJを1だけインクリメントし(#21
5)、そのカウント値が4になっているかどうかの判定
を行う(#216)。J=4でなければ、#201にリターン
して2色目(G)の画像データについて上述の#201〜
#214を実行し、該画像データから作成されるプリント
データを記録紙にプリントする。同様に3色目(R)の
画像データについてもプリントデータを記録紙にプリン
トし、画像データのプリントが完了すると、J色目
(R)の画像データについてもプリントデータを記録紙
にプリントし、画像データのプリントが完了すると、J
=4となり、#216で#217に移行して#58にリターンす
る。
#58では、文字情報のプリントが行われる。この文字
情報のプリント動作の手順は、第19図のフローチャート
と同様の手順で行われるので、説明を省略する。なお、
同フローチャートに基づき文字情報がプリントされる場
合の文字情報の書込開始ラインナンバーLN1〜LN3の値
は、配列パターンが異なるので、第1の配列パターンの
ときとは異なる値が設定される。
(4)識別番号PNが4の場合(#59でYES)。第7図の
配列パターン参照。
この場合は、第26図のフローチャートに従って各コマ
の画像データから作成されたプリントデータがプリント
された後(#60)、第23図のフローチャートに従って文
字情報がプリントされる(#61)。
まず、画像データのプリントアウトについて説明す
る。配列パターンは第2基本パターンと第3基本パター
ンとの組合わせであるから、1,2コマ目の画像データ
が、上述した第2基本パターンでプリントされた後、3,
4コマ目の画像データが上述した第3基本パターンでプ
リントされる。
システムコントローラ1は、カウンタJに1をセット
した後(#250)、カウンタMN1及びカウンタMN2にそれ
ぞれ1と2をセットする(#251)。続いて、システム
コントローラ1は、上部余白寸法B7(第7図参照)に対
応するドラムモータ73のスキップ量SK7をセットし(#2
52)、該スキップ量SK7とともに紙送りの指令信号をプ
リントコントローラ8に送出する。プリントコントロー
ラ8は、ドラムモータ制御回路74及びドラムモータ73を
駆動制御し、ドラムモータ73を前記スキップ量SK7だけ
ステップ駆動させて記録紙の上部余白寸法B7分の紙送り
を行う(#253)。続いて、システムコントローラ1
は、上述した「SUB2」のサブルーチンを実行し、1コマ
目と2コマ目の画像データから第2基本パターン(第10
図参照)のプリントデータを作成し、該プリントデータ
をプリントする(#254)。
続いて、システムコントローラ1は、3,4コマ目の画
像をプリントするためにカウンタMN1及びMN2にそれぞれ
3と4をセットする(#255)。また、1,2コマ目と3,4
コマ目との間に余白を設けるために中部余白寸法B8(第
7図参照)に対応するスキップ量SK8をセットし(#25
6)、プリントコントローラ8に紙送りの指令信号を送
出して、該中部余白スキップ量SK8だけ記録紙の紙送り
を行う(#257)。続いて、システムコントローラ1
は、上述した「SUB3」のサブルーチンを実行し、3コマ
目と4コマ目の画像データから第3基本パターン(第11
図参照)のプリントデータを作成し、該プリントデータ
をプリントする(#258)。
3,4コマ目の画像データのプリントが終了すると、続
いて、システムコントローラ1は、下部余白を設けるた
めに下部余白寸法B9(第7図参照)に対応するスキップ
量SK9をセットし(#259)、プリントコントローラ8に
紙送りの指令信号を送出して該下部余白スキップ量SK9
だけ記録紙の紙送りを行う(#260)。続いて、システ
ムコントローラ1は、カウンタJを1だけインクリメン
トし(#261)、そのカウント値が4になっているかど
うかの判定を行う(#262)。J=4でなければ、#251
にリターンして2色目(G)の画像データについて上述
の#251〜#260を実行し、該画像データから作成される
プリントデータを記録紙にプリントする。前述と同様に
3色目(R)の画像データについてもプリントデータを
記録紙にプリントし、画像データのプリントが完了する
と、J=4となり、#262で#263に移行して#61にリタ
ーンする。
#61では、文字情報のプリントが行れる。この文字情
報のプリント動作の手順は、第19図のフローチャートと
同様の手順で行われるので、説明を省略する。なお、同
フローチャートに基づき文字情報がプリントされる場合
の文字情報の書込開始ラインナンバーLN1〜LN3の値は、
配列パターンが異なるので、第1の配列パターンのとき
とは異なる値が設定される。
(5)識別番号PNが5の場合(#59でNO)。第8図の配
列パターン参照。
この場合は、第27図のフローチャートから作成された
プリントデータがプリントされた後(#62)、第23図の
フローチャートに従って文字情報がプリントされる(#
63)。
まず、画像データのプリントアウトについて説明す
る。この配列パターンは2個の第3基本パターンを縦に
並べたものであるから、1,2コマ目の画像データが上述
した第3基本パターンでプリントされた後、3,4コマ目
の画像データが同様の第3基本パターンでプリントされ
る。
システムコントローラ1は、カウンタJに1をセット
した後(#270)、カウンタMN1及びMN2にそれぞれ1と
2をセットする(#271)。続いて、システムコントロ
ーラ1は、上部余白寸法B7(第8図参照)に対応するド
ラムモータ73のスキップ量SK7をセットし(#272)、該
スキップ量SK7とともに紙送りの指令信号をプリントコ
ントローラ8に送出する。プリントコントローラ8は、
ドラムモータ制御回路74及びドラムモータ73を駆動制御
し、ドラムモータ73を前記スキップ量SK7だけステップ
駆動させて記録紙の上部余白寸法B7分の紙送りを行う
(#273)。続いて、システムコントローラ1は、上述
した「SUB3」のサブルーチンを実行し、1コマ目と2コ
マ目の画像データから第3基本パターン(第11図参照)
のプリントデータを作成し、該プリントデータをプリン
トする(#274)。
続いて、システムコントローラ1は、3,4コマ目の画
像をプリントするためにカウンタMN1及びMN2にそれぞれ
3と4をセットする(#275)。また、1,2コマ目と3,4
コマ目との間に余白を設けるために中部余白寸法B8(第
8図参照)に対応するスキップ量SK8をセットし(#27
6)、プリントコントローラ8に紙送りの指令信号を送
出して、該中部余白スキップ量SK8だけ記録紙の紙送り
を行う(#277)。続いて、システムコントローラ1
は、上述した「SUB3」のサブルーチンを実行し、3コマ
目と4コマ目の画像データから第3基本パターン(第11
図参照)のプリントデータを作成し、該プリントデータ
をプリントする(#278)。
3,4コマ目の画像データのプリントが終了すると、続
いて、システムコントローラ1は、下部余白を設けるた
めに下部余白寸法B9(第8図参照)に対応するスキップ
量SK9をセットし(#279)、プリントコントローラ8に
紙送りの指令信号を送出して、該下部余白スキップ量S
K9だけ記録紙の紙送りを行う(#280)。続いて、シス
テムコントローラ1は、カウンタJを1だけインクリメ
ント(#281)、そのカウント値が4になっているかど
うかの判定を行う(#282)。J=4でなければ、#271
にリターンして2色目(G)の画像データについて上述
の#271〜#280を実行し、該画像データから作成される
プリントデータを記録紙にプリントする。前述と同様に
3色目(R)の画像データについてもプリントデータを
記録紙にプリントし、画像データのプリントが完了する
と、J=4となり、#282で#283に移行して#63にリタ
ーンする。
#63では、文字情報のプリントが行われる。この文字
情報のプリント動作の手順は、第19図のフローチャート
と同様の手順で行われるので、説明を省略する。なお、
第5図の配列パターンでは、文字情報は2段に印字され
るので、#124の文字プリントが終了すると、#127に移
行し、文字情報のプリントを完了する。また、文字情報
の書込開始ラインナンバーLN1,LN2の値は、配列パター
ンが異なるので、第1の配列パターンとは異なる値が設
定される。
第12図に戻り、#3で画像データ及び文字キャラクタ
のプリントが終了すると、フィルムの全コマについてプ
リントが終了したかどうかの判定を行い(#4)、終了
していなければ(#4でNO)、#1に戻り、上述した#
1〜#3のフローチャートを実行して次のページのプリ
ントを行う。そして、#1〜#4のループを繰り返し、
フィルムの全コマについてプリントが完了すると(#4
でYES)、#5に移行してプリントを終了する。
なお、上記実施例では、5種類の配列パターンについ
て説明したが、本発明はこの配列パターンに限定される
ものではなく、その他種々の配列パターンに適用するこ
とができる。例えば上記3種類の基本パターンの組み合
せを変えることにより上記5種類の配列パターンの他に
更に5種類の配列パターンが可能となる。例えば第2の
配列パターンは第2基本パターン、第1基本パターン、
第1基本パターンの順に基本パターンを縦配列したもの
であるが、その他に第1、第2、第1の順、あるいは第
1、第1、第2の順に基本パターンを縦配列したものが
考えられる。また、第3、第1、第1の順に基本パター
ンを縦配列した第3の配列パターン及び第2、第3の順
に基本パターンを縦配列した第4の配列パターンについ
ても他の基本パターンの配列順を考えることができる。
また、基本パターンについても第2基本パターンは、縦
画面と横画面とをそれぞれ左右に配列していたが、それ
らを左右逆に配列したものでもよい。
更に余白量を変更することにより、同じ配列パターン
であっても異なる配置を構成することができる。例えば
第4図の第1の配列パターンでは、横画面の画像が縦一
列に単調に並んでいるが、各横画面の画像の左余白量を
変更することにより縦方向に変化を与えることができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、フィルムに記
憶された各コマのフィルム情報を読み取り、該フィルム
情報から複数コマの配列パターンを設定するとともに各
コマの画像のプリント位置に対応する所定位置に各コマ
の文字情報を印字するようにしたので、同時プリント時
においてプリントが可能となり、アルバム整理を容易に
行うことができる。また、撮影日付等の各種コメントの
印字位置が縦又は横の撮影画面に応じてバランスよく配
置可能なので、印字内容が見易くなり、プリントの品質
がより向上する。
また、複数枚の画像を1枚の用紙にプリントする際、
各画像に関連した所定の情報を入力し、プリント枚数に
基づいて画像の配列パターンを決定するとともに各画像
のプリント位置に対応する所定位置に各画像に関連する
所定の情報を印字するようにしたので、簡単に複数枚の
画像とその関連情報とを整理してプリントすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプリント装置の構成図、第2図は
撮像素子32の画素配列を示す図、第3図はRGBの各画像
データの記憶状態を示す図、第4図〜第8図は配列パタ
ーンの一実施例を示す図、第9図は第1基本パターンを
示す図、第10図は第2基本パターンを示す図、第11図は
第3基本パターンを示す図、第12図は本発明に係るプリ
ント装置のプリント動作のメインフローチャート、第13
図はフィルム情報による配列パターン決定のフローチャ
ート、第14図は画像データを読み取るフローチャート、
第15図は画像データをプリントデータに変換して記録紙
にプリントするフローチャート、第16図は第1の配列パ
ターンによるプリントデータのプリントのフローチャー
ト、第17図はドラムモータ駆動のフローチャート、第18
図は第1基本パターンに変換されたプリントデータをプ
リントするサブルーチン「SUB1」のフローチャート、第
19図は文字情報をプリントするためのフローチャート、
第20図は文字キャラクタのプリント動作を示すフローチ
ャート、第21図は第2の配列パターンによるプリントデ
ータのプリントのフローチャート、第22図は第2基本パ
ターンに変換されたプリントデータをプリントするサブ
ルーチン「SUB2」のフローチャート、第23図は第2の配
列パターンにおける文字情報をプリントするためのフロ
ーチャート、第24図は第3の配列パターンによるプリン
トデータのプリントのフローチャート、第25図は第3基
本パターンに変換されたプリントデータをプリントする
サブルーチン「SUB3」のフローチャート、第26図は第4
の配列パターンにおける文字情報をプリントするための
フローチャート、第27図は第5の配列パターンによるプ
リントデータのプリントのフローチャートである。 1……システムコントローラ、2……フィルム搬送部、
3……画像データ読取部、4……記憶部、5……アドレ
スコントローラ、6……補正処理部、7……プリント
部、8……プリントコントローラ、21……フィルム、2
2,22′……フィルム搬送ローラ、23……フィルム送りモ
ータ、24……フィルム送り制御回路、25……ランプ、26
……ランプ制御回路、31……撮像光学系、32……撮像素
子、33……読出制御回路、34……光学フィルタ、35……
フィルタ送りモータ、36……フィルタ送り制御回路、41
……A/D変換器、42……画像メモリ、43……キャラクタR
OM、44……ラインバッファ、61……プリントバッファ、
62……補色変換回路、63……γ補正回路、64……中間調
制御回路、71……プリンタヘッド、72……給紙ドラム、
73……ドラムモータ、74……ドラムモータ制御回路、75
……インクリボン、76,76′……インクリボン送りロー
ラ、77……ローラモータ、78……ローラモータ制御回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 学 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 和田 滋 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 岩田 道広 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 平1−93960(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムの複数コマ分の撮影画像を配列し
    て1枚の用紙にプリントするプリント装置において、プ
    リントされる複数の画像の配列情報を抽出する抽出手段
    と、各コマに対して記録されたフィルム情報を読み取る
    フィルム情報読取手段と、上記抽出された配列情報から
    各画像に対応するフィルム情報のプリント位置を設定す
    るプリント位置設定手段と、前記設定されたプリント位
    置に撮影画像に対応するフィルム情報を出力してプリン
    タに導くフィルム情報出力手段とを備えたことを特徴と
    するプリント装置。
  2. 【請求項2】複数の画像を1枚の用紙にプリントするプ
    リント装置において、各画像に関連する所定の情報を入
    力する関連情報入力手段と、複数画像を1枚の用紙にプ
    リントするための画像の配列情報を決定する配列情報決
    定手段と、前記決定された配列情報から各画像に対応す
    る関連情報のプリント位置を設定する位置設定手段と、
    各画像に対応する関連情報を前記設定されたプリント位
    置に出力する出力手段とを備えたことを特徴とするプリ
    ント装置。
  3. 【請求項3】前記関連情報は、文字情報を含むことを特
    徴とする請求項2記載のプリント装置。
  4. 【請求項4】前記プリント位置は、対応する画像に隣接
    する位置であることを特徴とする請求項2記載のプリン
    ト装置。
  5. 【請求項5】前記配列情報決定手段は、関連情報入力手
    段により入力された関連情報に基づいて配列情報を決定
    する請求項2記載のプリント装置。
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