JP3035407U - 接地シールドを有するｉｃカードコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、接地接続に必要な空間を最小に
し、結合中に発生したスパークを信号搬送コンタクトか
ら隔離しながら、接地を容易にするプラグおよびレセプ
タクルコネクタを提供することを目的とする。 【解決手段】 誘電体プラグコネクタハウジングの対向
する各側壁はコンタクトの列と反対側の外側に面した凹
部140 を有し、また１対のプラグ接地部材142 の前方端
子部分144 がこの凹部140 に位置しており、ハウジング
の側壁の隣接部分を越えて横方向に突出する屈曲したコ
ンタクト部分146 を有しており、各プラグ接地部材142
の後方部分170 はハウジング54に取り付けられた回路板
60の接地トレース174 に結合されている。コンタクト部
分146 はレセプタクルコネクタ16のシールド10と一体に
レセプタクルコネクタハウジング80の側壁の内側に設け
られた端子120 と接触する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、接地シールドを有するＩＣカードコネクタに関する。

【０００２】

【従来の技術】

典型的なクレジットカードとほぼ同じ幅および長さのＩＣカードは、ＰＣＭＣ ＩＡ（パーソナルコンピュータメモリカード国際協会）によって定められた寸法 を有している。そのようなカードは、それぞれ幅５４ｍｍ、長さ８５．６ｍｍで 、３種類の異なる厚さ３．３ｍｍ、５ｍｍ、および１０．６ｍｍを有している。 最近のカードは、ＩＣカードの後方においてレセプタクルコネクタを設けること によってカードを構内通信網（ＬＡＮ）に接続することができる。アダプタケー ブル装置は、カードの後方においてレセプタクルコネクタにプラグ接続するプラ グコネクタをその前端部において有している。米国特許第5,387,110 号および第 5,411,402 号明細書において、このタイプのプラグコネクタが記載されており、 それはその中間部においてラッチを有している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

より新しいＩＣカードは、多数のコンタクトを必要とする。プラグコネクタを カードの後部に保持するためのラッチング機構は、それが無ければ幾つかのコン タクトを保持することができる空間を占め、それによって使用できる空間が少な くなる。プラグのコンタクトおよびレセプタクルのコンタクトが結合するときに 、プラグコネクタとレセプタクルコネクタの接地平面もしくは接地および／また はそれらの対応する回路板が電気的に接続されなければならない。通常のピンお よびソケットコンタクトを通して接地が生じる場合、そのような接地は十分な電 流容量を有さず、また、それらは、それが無ければ信号コンタクトによって占め られることのできる空間を無駄にする。また、プラグもしくはレセプタクルにお いて実質的に静電気が蓄積され、コンタクトが互いに接近したときに生成される スパークは、特に隣接したピンの自由端部の間の絶縁がないピンコンタクトの場 合に、隣接したコンタクトを損傷することがある。接地接続に必要とされる空間 を最小にし、結合の期間中に生成されたスパークを信号伝送コンタクトから隔離 しながら、互いへの接地を容易にするプラグおよびレセプタクルコネクタは、重 要である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の一実施形態によれば、プラグコネクタおよびレセプタクルコネクタと 、それらの結合体は、結合した接地端子に必要とされる空間を最小にし、かつ、 信号コンタクトをスパークから保護する方法で、コネクタおよび／または対応す る回路板の接地を一緒に接続する手段を設けられる。レセプタクルコネクタは、 誘電体レセプタクルハウジングを取囲む接地された金属シートシールドを含み、 一方、プラグコネクタは結合の期間中にレセプタクルシールドと結合する接地部 材を有する。レセプタクルシールドは、その対応する回路板上の接地されたトレ ースにはんだ付けによって結合されるタブを有し、一方、プラグの接地部材は、 その対応する回路板上の接地されたトレースに結合されるタブを有する。プラグ 接地部材は、プラグ誘電体ハウジングの側面における溝に位置する端子を有し、 プラグ端子は、シールドと結合するために溝からわずかに突出している一部分を 有している。シールドは、約１８０°屈曲し、プラグ接地部材上の突出部と結合 する細長いストリップを含んでいる。

【０００５】 本考案の新しい特徴は、添付された実用新案登録請求の範囲において特に説明 されている。本考案は、添付された図面に関連して以下の説明から最も良く理解 されるであろう。

【０００６】

【考案の実施の形態】

図１において、コネクタシステム10は、ケーブル14の前方に位置しているプラ グコネクタ12と、ＰＣＭＣＩＡタイプのＩＣカード18の後方に位置しているレセ プタクルコネクタ16とを含んでいる。そのようなＩＣカードは、一般的に幅５４ ｍｍ、長さ８５．６ｍｍ、および３．３ｍｍ乃至１０．５ｍｍの間の範囲の厚さ を有しており、図示されている特定のカードは、５ｍｍの厚さを有しているタイ プIIのカードである。プラグコネクタは、横方向に向かい合った側面24,26 と、 前端部30および後端部32と、上部20および底部22とを有しており、プラグコネク タをプラグコネクタ軸34に沿ってＦの方向に前方に移動させることによってレセ プタクルコネクタに結合される。コネクタは、軸34を通って延在している垂直な 平面に関して対称的である。結合中、プラグコネクタのソケットコンタクト36は 、レセプタクルコネクタのピンコンタクト38と結合する。前方向および後方向は 矢印Ｆ、Ｒによって示され、上方向および下方向は矢印Ｕ、Ｄによって示され、 横方向は矢印Ｌによって示されている。

【０００７】 図２において示されているように、各コネクタは、ラッチ機構を含むように設 計されたラッチ領域50,52 を有している。米国特許第5,387,110 号および第5,41 1,402 号明細書において示されているような種々のラッチ機構が使用できる。図 ２において、ラッチ機構は、仮想線で描かれたプラグコネクタ上のラッチ40と、 レセプタクルコネクタ上のラッチ受け穴42とによって示されている。

【０００８】 プラグコネクタ12は、前方部分56および後方部分58と、横方向に向かい合った 側壁57,59 とを有する誘電体プラグハウジング54を有している。後方部分58は、 プラグ回路板60に接続されている。プラグコネクタは、２列の横方向に延在して いるソケットタイプのプラグコンタクト36を有している。回路板は、横方向（方 向Ｌ）に延在している導電性トレース66の列をその上部および下部表面の両方の 上に固定する前方部分64を有しており、ソケットコンタクトは、はんだ付けによ ってトレースに結合されるテール部70を有している。

【０００９】 レセプタクルコネクタ16は誘電体レセプタクルハウジング80を有し、カード18 はレセプタクル回路板82を含んでいる。レセプタクルコネクタは、ピン形の後端 部86を有する１列のレセプタクルコンタクト38を有している。各レセプタクルコ ンタクトは、位置にモールドされることによってレセプタクルハウジング80に固 定された中央部90と、その前端部にテール部92を有している。回路板82は、はん だ付けによってコンタクトのテール部が結合される電気的に導電性のトレース94 を有している。回路板は、一方は上部列のコンタクトに対し、他方は下部列のコ ンタクトに対する２列のトレース94,96 を有している。

【００１０】 図３において示されているように、レセプタクルコネクタ16は、レセプタクル ハウジング80のすぐ上方、下方、および横方向に向かい合った側面上に位置する 金属シートシールド100 を含んでいる。図８においても示されているように、レ セプタクルハウジング80は、上部102 、底部104 、および向かい合った側面106 を有している。図３に関して、レセプタクルハウジングは、その後端部において 中空領域もしくは空洞110 を形成し、レセプタクルコンタクトのピン形の自由端 部86は、空洞内に位置している。シールドの存在は、高周波数信号が搬送される 所では特に重要である。

【００１１】 本出願人は、シールドが形成される金属シートの細長いストリップを屈曲した 形状のレセプタクル接地端子もしくは端子120 を有するシールドを形成する。図 ６および７において示されているように、ストリップは、シールドの後部エッジ 122 から突出し、それが端部から現れる場所の近くに実質的に１８０°の屈曲部 124 を有し、ストリップ125 の残りは、実質的に後方に延在し、シールドの残り の部分内に位置する。図８において示されているように、誘電体レセプタクルハ ウジング80は、図７の120 において示された屈曲された細長いストリップを受け るスロットもしくは溝130 を有している。屈曲されたストリップすなわちレセプ タクル接地端子によって、平滑な表面が提供され、また、プラグコネクタの接地 された端子を接触する際に弾性が加えられる。

【００１２】 図３において示されているように、プラグコネクタハウジング54は、上部、底 部、および向かい合った側面を有し、その側面のそれぞれにおいて凹部もしくは 溝140 を有している。プラグ接地部材142 は、溝に位置している前方端子部分14 4 を有し、その屈曲したコンタクト部分146 は、溝から横へ突出している。前方 端子部分144 の金属シートは、実質的に垂直な平面に位置し、その厚さよりも垂 直方向に大きい高さを有している。コネクタが結合したとき、プラグハウジング 54は、レセプタクルコネクタハウジングの後部において空洞110 内に適合する。 そのような結合中に、プラグ接地部材の突出した部分146 は、レセプタクルコネ クタのシールド上に形成された屈曲したストリップ120 と結合する。そのような 結合は、コネクタの横方向の幅のほんの僅かな部分しか占めず、それは通常、ピ ン形端子84によって占められる空間（およびその周囲の必要とされる空間）より も少ない。また、突出部146 が屈曲したストリップ120 と結合する期間中に生成 されたスパークは、誘電体プラグハウジング54によって大部分が信号伝送コンタ クトから遮蔽される。接地された端子部分144,120 は、通常ピンの自由端部86の 断面よりも大きい断面を有し、それによって、大きい接地電流を搬送する。さら に、レセプタクルの接地は、金属シートシールドの残りの部分であるストリップ 120 において生じ、それによって、ピン形コンタクトとシールドとの間に接続を 行う必要、すなわちそこに沿ってはんだ付けあるいは溶接接合を行う必要がない 。

【００１３】 レセプタクル回路板は、電気的に接地されたトレース160 を有している。金属 シートシールド100 は、屈曲され、接地されたトレース160 にはんだ付けによっ て結合される接地端子164 を有するタブ162 を設けられている中央部を有してい る。図２において示されているように、接地されたトレース160 は、プラグコネ クタ上のラッチがラッチするような穴42によって占められるラッチ領域52の直ぐ 前方に位置する。従って、トレース160 における空間は、ラッチ受け穴がコネク タの中央部に位置する限り、別の方法でコンタクトパッドによって占められるこ とはできない。本出願人によって、接地されたトレース160 がこの位置に設けら れると、接地されたトレース160 は他の目的で使用される空間を占めることはな く、電流容量の大きいタブは、接地されたトレースに接続することができる。

【００１４】 図３において示されているように、プラグ接地部材142 は、プラグ回路板60上 の電気接地プラグトレース174 に結合されるタブ172 を形成する後方部分170 を 有している。タブは、高い方の回路板の底部表面に接続するために172Aにおいて 位置することができる。

【００１５】 図３において見られるように、シールド100 は、上部および下部シールド部材 170,172 を有している。上部シールド部材は、下部部材に形成されたロッキング 溝に突出する１対のロッキング耳部175 を設けられている。結果的に、シールド は、耳部175 がスロット176 にスナップ結合するまで下部シールドを上方におよ び上部シールドを下方に移動させることによってレセプタクルコネクタハウジン グ80の周囲で容易に位置されることができ、その時に、タブの接地部分164 が回 路板の接地トレース160 に位置するようになる。

【００１６】 プラグハウジング54およびレセプタクルハウジング80の両方は、ほぼ平行六面 体の形状であり、ほぼ平行な上部および底部表面と、ほぼ平行な横方向に間隔を 隔てられた向かい合った側面とを有している。空洞110 は、狭い上端部180 とわ ずかに幅の広い下端部182 とを有するように形成されることが好ましく、それに よって、対応して極性を与えられたプラグコネクタハウジング54を受ける極性キ ー溝を形成する。本出願人は、幅の広い下部ハウジング端部の向かい合った端部 において接地接続を行うことが好ましいと考える。そこにおいて、接地コンタク トは、信号伝送コンタクトからわずかに大きく間隔を隔てられる。

【００１７】 出願人によって設計されたシステムにおいて、シールド100 は、１．１４イン チの横幅、０．１７インチの高さ、および０．３１４インチの前方から後方への 長さ（タブ162 は含まない）を有していた。上部および下部の遮られたコンタク トの各列は、０．０５０インチのピッチで間隔を隔てられた１８個のコンタクト を含んでいた。

【００１８】 “上部”“下部”等の用語は、図示されたパーツの説明を助けるために使用さ れ、コネクタおよび別のパーツは、地球の重力に関して任意の方位に使用される ことができる。

【００１９】 従って、本考案は、プラグコネクタおよびレセプタクルコネクタと、高められ た電気的接地構成を有するプラグのコネクタおよび回路板とＩＣカード等の電子 装置との結合を提供する。レセプタクルコネクタは、電気的に接地された金属シ ートシールドを設けられ、一方、プラグコネクタは、シールドを結合するための プラグ接地部材を設けられている。結合部分は、それぞれのハウジングの向かい 合った側面において位置していることが好ましく、また、その幅の広いキー溝も しくはキー内にあることが好ましい。シールドは、レセプタクルコネクタと関連 した回路板上の接地された導電性トレースに結合されたタブを有している。プラ グ接地部材は、プラグ回路板上の接地されたトレースに接合されるタブを形成す る後方部分を有している。プラグ接地部材は、誘電体プラグハウジングの側面に おいて溝に位置している前方の端子部分を有し、また、屈曲され横方向に突出し ている部分を有していることが好ましい。レセプタクルコネクタのシールドは、 約１８０°屈曲された細長いストリップを有していることが好ましく、それによ って、プラグ接地部材によって形成された対応する端子と結合する端子を形成す る。

【００２０】 本考案の特定の実施形態が本明細書において説明および図示されてきたが、変 更および修正は当業者によって容易に行われ、従って、実用新案登録の範囲は、 そのような変更およびそれに相当するものをカバーするように解釈されることを 意図している。

【図面の簡単な説明】

【図１】ＩＣカードの後方に位置しているレセプタクル
コネクタと結合可能なプラグコネクタを含むコネクタシ
ステムの一部分の分解斜視図。

【図２】図１のシステムの一部分の分解された断面平面
図。

【図３】コネクタの誘電体ハウジングおよび回路板の部
分を示している図１のコネクタシステムの一部分の分解
斜視図。

【図４】図２のプラグコネクタの一部分の拡大平面図。

【図５】図３のレセプタクルシールドの上部シールド部
材の側面図。

【図６】図３のレセプタクルシールドの下部シールド部
材の側断面図。

【図７】図６の下部シールド部材の部分平面図。

【図８】図３のレセプタクルの誘電体レセプタクルハウ
ジングの部分斜視図。

【図９】コネクタ結合する途中の図４のプラグコネクタ
のプラグ接地部材の一部分を示す図６の下部シールド部
材の一部分の図。

Claims (8)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 レセプタクルコネクタと結合するプラグ
   コネクタであって、 横方向（Ｌ）に広い幅を有し、横方向（Ｌ）で間隔を隔
   てられた向かい合った側壁を有している誘電体プラグコ
   ネクタハウジングと、 横方向に延在する１以上の列に配置され、前記ハウジン
   グ上に配置された複数のプラグコンタクトと、 前記ハウジングに取付けられ、前方部分と、前記前方部
   分の上で横方向に延在し、前記コンタクトのテール部が
   結合されている少なくとも１列の導電性コンタクトトレ
   ースと、少なくとも１つの接地トレースとを有している
   回路板とを具備しているプラグコネクタにおいて、 前記ハウジングの向かい合った側壁のそれぞれは、前記
   コンタクトの列と反対側に面している凹部を有し、ま
   た、前記ハウジング凹部の１つに位置している前方端子
   部分をそれぞれ有している１対のプラグ接地部材を含ん
   でおり、前記前方端子部分のそれぞれは、屈曲して延在
   し、対応するハウジングの側壁の隣接した部分を越えて
   横方向に突出するコンタクト部分を有しており、各プラ
   グ接地部材は、前記回路板の接地トレースの１つに結合
   される後方部分を有していることを特徴とするプラグコ
   ネクタ。
2. 【請求項２】 前記コネクタハウジングは、前記横方向
   （Ｌ）の長さと、前記横方向に垂直であり前および後方
   向（Ｆ，Ｒ）に垂直である方向（Ｕ，Ｄ）の高さとを有
   し、前記長さは前記高さよりも複数倍大きく、また、前
   記プラグ接地部材は、実質的に垂直な平面に位置してい
   る金属シートでそれぞれ形成され、前記横方向における
   厚さの複数倍である高さを前記高さの方向に有している
   ことを特徴とする請求項１記載のプラグコネクタ。
3. 【請求項３】 前記レセプタクルコネクタは、横方向に
   間隔を隔てられた向かい合った側面を有する誘電体レセ
   プタクルハウジングと、前記レセプタクルハウジングの
   周囲に位置している金属シートシールドとを含んでお
   り、そこにおいて、前記レセプタクルハウジングの側面
   のそれぞれはスロットを有し、前記シールドは後方エッ
   ジと前記後方エッジから延在しているストリップとを有
   し、前記ストリップは実質的に１８０°の屈曲と前記シ
   ールド内で前方向に延在して前記スロット中に位置して
   いるストリップ端部とを有し、各ストリップは前記プラ
   グ接地部材の１つと結合するように位置されていること
   を特徴とする請求項２記載のプラグコネクタ。
4. 【請求項４】 中空の後端部と、上部と、底部と、横方
   向に間隔を隔てられた向かい合った側面とを有する誘電
   体レセプタクルハウジングと、 横方向に少なくとも１列に延在して配置され、前記ハウ
   ジング上に設置され、前記中空の後端部に位置している
   ピン形の自由端部を有している複数のレセプタクルコン
   タクトと、 前記ハウジングに接続され、後方部分において横方向に
   延在する少なくとも１列の導電性コンタクトトレースと
   を有している回路板とを具備し、それら導電性コンタク
   トトレースに前記コンタクトのテール部が結合され、前
   記回路板はまたいずれの前記コンタクトトレースよりも
   横方向に幅が大きい接地トレースを有し、前記ハウジン
   グはラッチを受ける中央領域を有し、前記トレースの列
   は前記中央領域においてそれと同じ横方向の位置にある
   前記接地トレースによって中断されており、 さらに、前記ハウジングの上部、底部、および横方向に
   間隔を隔てて対向した側面上に延在し、前記向かい合っ
   た側面の間のほぼ中間に位置している中央部と、前記回
   路板上の前記接地トレースに結合された一部分とを有し
   ている金属シートシールドとを具備していることを特徴
   とするレセプタクルコネクタ。
5. 【請求項５】 前記ハウジングは前記横方向に広い幅を
   有し、前記側面はスロットを有し、前記シールドは、後
   方エッジと、前記ハウジングの側面の１つにおける前記
   後方エッジから延在し、実質的に１８０°のループで屈
   曲されて前記ループから後方に延在し、ハウジングの側
   面のスロットの１つに位置する屈曲したストリップとを
   有している請求項４記載のレセプタクルコネクタ。
6. 【請求項６】 接地された部材を有するプラグコネクタ
   と結合するためのレセプタクルコネクタであって、 横方向（Ｌ）に広い幅を有し、中空の後端部と、上部
   と、底部と、横方向に間隔を隔てて対向している側面と
   を有する誘電体レセプタクルハウジングと、 横方向に少なくとも１列に延在して配置され、前記ハウ
   ジング上に設置され、前記ハウジングの中空の後端部に
   位置している後方の自由端部を有している複数のレセプ
   タクルコンタクトと、 前記ハウジングに接続され、後方部分において横方向に
   延在する少なくとも１列の導電性コンタクトトレース
   と、接地トレースとを有し、前記導電性コンタクトトレ
   ースに前記コンタクトのテール部が結合されている回路
   板と、 前記ハウジングの上部、底部、および向かい合った側面
   上に延在し、前記回路板上の前記接地トレースに電気的
   に接続された一部分を有している金属シートシールドと
   を具備しているレセプタクルコネクタにおいて、 前記金属シートシールドは、前記コンタクトの列の一端
   から主として横方向に間隔を設けられた位置における垂
   直な平面に位置しているストリップ形の金属シートの部
   分を含み、このストリップ形の金属シートの部分は、前
   記回路板上の前記接地トレースに電気的に接続され、前
   記プラグコネクタの接地された部材と結合するように位
   置されている接地端子を形成していることを特徴とする
   レセプタクルコネクタ。
7. 【請求項７】 前記ハウジングの側面の一方はその前記
   後端部の近くにスロットを有し、前記シールドは後方エ
   ッジを有し、前記ストリップ形の金属シートの部分は、
   前記ハウジングの側面の１つにおける前記後方エッジか
   ら延在し、実質的に１８０°のループで屈曲して前記ル
   ープから後方に延在し、ハウジングの側面のスロットの
   １つに位置し、ループの向かい合った側面はスロットに
   おいて互いに結合するために自由である請求項６記載の
   レセプタクルコネクタ。
8. 【請求項８】 前記誘電体レセプタクルハウジングは後
   方に開口した中空部を形成する壁を有する後端部を有
   し、前記レセプタクルコンタクトは前記中空部に位置し
   ている間隔を有するピン形の自由端部を有し、前記中空
   部は、狭い上部部分と、前記上部部分よりも横方向に幅
   が広い下部部分とを有しており、 前記接地レセプタクル端子は、前記幅広い下部部分にお
   いてその横方向の側面に位置していることを特徴とする
   請求項６記載の結合体。