JP3035315U - 吹出口装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は、空気調和の対象となる空間におけ
る天井に配置され、この空間に空気調和用の空気を吹出
す方向を調整できる吹出口装置に関し、部品点数を減ら
し構造を簡単にしてコストダウンを図れ、さらに、羽根
部と開口枠体の接触もなく傷などが発生せず、容易に羽
根体の位置を開口枠体に対し動かして吹出パターンを変
えられる吹出口装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 保持具15の複数の嵌合部の一つに支持
部材16を嵌合させて羽根体12、13を開口枠体11
に固定することで、保持具15と支持部材16との嵌合
位置関係を変えることにより、容易に開口枠体11に対
する羽根体の位置を変更して吹出パターンを変えること
ができると共に、部品点数を減らして構造を簡略化で
き、コストダウンが図れる。また、保持具15に対し支
持部材16を嵌脱のみで位置調整が行え、吹出パターン
変更の際に取付け取外し作業が不要なことにより、作業
性が向上するうえ、羽根体を開口枠体内側面に近付けず
に済み、接触による傷などが付きにくくすることができ
る。
る天井に配置され、この空間に空気調和用の空気を吹出
す方向を調整できる吹出口装置に関し、部品点数を減ら
し構造を簡単にしてコストダウンを図れ、さらに、羽根
部と開口枠体の接触もなく傷などが発生せず、容易に羽
根体の位置を開口枠体に対し動かして吹出パターンを変
えられる吹出口装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 保持具15の複数の嵌合部の一つに支持
部材16を嵌合させて羽根体12、13を開口枠体11
に固定することで、保持具15と支持部材16との嵌合
位置関係を変えることにより、容易に開口枠体11に対
する羽根体の位置を変更して吹出パターンを変えること
ができると共に、部品点数を減らして構造を簡略化で
き、コストダウンが図れる。また、保持具15に対し支
持部材16を嵌脱のみで位置調整が行え、吹出パターン
変更の際に取付け取外し作業が不要なことにより、作業
性が向上するうえ、羽根体を開口枠体内側面に近付けず
に済み、接触による傷などが付きにくくすることができ
る。
Description
【0001】
本考案は、空気調和の対象となる空間における天井に配置され、この空間に空 気調和用の空気を吹出す方向を調整できる吹出口装置に関する。
【0002】
空気調和設備において、ダクトを通じて送られる空気調和用の空気を室内に吹 出す吹出口装置として、従来、図7に示すものがある。この図7は従来の吹出口 装置の概略構成説明図である。
【0003】 前記図7において従来の吹出口装置100は、天井50内に配設され、空調ダ クト51と接続されて空気調和用の空気を供給される略筒状のネック部101a 及び、室内吹出側に拡開状となる外コーン部101bが形成され、この外コーン 部101bの下端に開口面に対し垂直に起立する縁部101cが形成されてなる 開口枠体101と、この開口枠体101の開口領域内側に所定間隔を隔てて同心 状に重ねて配設される大小のコーン型の外羽根体102及び内羽根体103と、 これら外羽根体102及び内羽根体103同様に開口枠体101の内側に取付け られ、外羽根体102及び内羽根体103を開口枠体101内に保持する支持金 具105とを備える構成である。
【0004】 前記内外の各羽根体102、103のうち、内羽根体103は、空気入口側端 部において支持金具105に固定して一体化させている。一方、外羽根体102 には、先端に略鉤状の係止ばね部104aを有する取付ステー104が上方に向 けて突出させて複数箇所に配設されると共に、支持金具105において、係止ば ね部104aが嵌脱自在に嵌合する二つの受け部106aが上下二段に形成され るストッパー106が複数配設され、このストッパー106に係止ばね部104 aを掛止させることにより、外羽根体102は支持金具105に位置調整可能に 保持される構成である。
【0005】 空調用空気の吹出パターンを変える際には、外羽根体102を上下に動かしな がら各取付ステー103の係止ばね部104aを各ストッパー106の上下二段 の受け部106aのいずれかに嵌合させて保持させると、外羽根体102が開口 枠体101に対し吹出パターンを変える所定位置に位置決めされる。冷房の場合 には外羽根体102を下段に保持させ、外羽根体102で案内された冷気をその まま横方向に吹出させ、室内空気より重い冷気が天井に沿って室内に分散する( 図7(A)中に実線矢印で示す。)ようにし、暖房の場合には外羽根体102を 上段に保持させて、暖気を開口枠体101の縁部101cに当てて下向きに吹出 させ(図7(A)中に破線矢印で示す。)、軽い暖気が室内下方まで達して部屋 全体を暖められるようにしている。
【0006】 上記した以外に、従来の他の吹出口装置として図8及び図9に示すものがある 。この図8は従来の他の吹出口装置の概略構成図、図9は従来の他の吹出口装置 の羽根部取付動作説明図である。
【0007】 前記各図において従来の他の吹出口装置200は、天井50内に配設され、空 調ダクト51と接続されて空気調和用の空気を供給されるネック部201a及び 、この空気を室内に吹出すコーン型の外コーン部201bを有し、この外コーン 部201bの下端に開口面に対し垂直に起立する縁部201cを形成されてなる 開口枠体201と、複数のコーン型の羽根体202aを所定間隔を隔てて同心状 に重ねて一体に形成され、開口枠体201の開口領域内側に配設される羽根部2 02とを備える構成である。羽根部202の空気入口側外側面には、掛け金具2 03が複数配設されると共に、開口枠体201の内側面には、上下二段に二つの 受け部204aを配設して形成した二段受け金具204が複数配設される構成で あり、羽根部202を開口枠体201内側に挿入し、正しい位置に動かしながら 羽根部202の各掛け金具203を開口枠体201の各二段受け金具204の上 下二段の受け部204aのどちらかに掛けることで、羽根部202を開口枠体2 01に取付ける仕組みである。
【0008】 前記した従来の他の吹出口装置200では、羽根部202の掛け金具203を 掛ける位置を変えて羽根部202の開口枠体201内での高さ位置を調節し、空 調用空気の吹出パターンを変えていた。冷房の場合には羽根部202を下段に取 付け、羽根体202aで案内された冷気をそのまま横方向に吹出させ、室内空気 より重い冷気が室内に分散するようにし、暖房の場合には羽根部202を上段に 取付け、暖気を開口枠体201の縁部201cに当てて下向きに吹出させ、軽い 暖気が室内下方まで達するようにしている。
【0009】
以上のように構成されていた従来の吹出口装置のうち、前者においては、吹出 パターンの変更は、外羽根体102を開口枠体101に対し下に引張ったり、上 に押したりして、係止ばね部104aを各ストッパー104の上下二段の受け部 104aのいずれかに嵌合させて保持させることにより行えるため、作業性はよ かったが、部品点数が多く構造が複雑で、製作に手間がかかる上、コスト高にな るという課題を有していた。
【0010】 また、後者においては、羽根部202の上下位置を変える際に、開口枠体20 1に対して羽根部202をずらしながら取付け・取外しを行う必要があり、この 取付け・取外し作業は、作業者が保持した羽根部202をずらしながら複数の掛 け金具203をそれぞれ対応する二段受け金具204の受け部204aに掛けた り外したりする、比較的煩雑なものであるため、素早く正確な掛け外しが難しく 作業性があまりよくないという課題を有していた。また、こうした作業中に羽根 体202aと開口枠体201内側が接触しやすく、特に、角型の吹出口形状の場 合には、羽根体202aが開口枠体201の内側面に接触または衝突して開口枠 体201の内側塗装を傷付けることとなり、吹出口装置200の美観を損ねてし まうという課題を有していた。
【0011】 本考案は前記課題を解消するためになされたもので、部品点数を減らし構造を 簡単にしてコストダウンを図れ、さらに、羽根部と開口枠体の接触もなく傷など が発生せず、容易に羽根体の位置を開口枠体に対し動かして吹出パターンを変え られる吹出口装置を提供することを目的とする。
【0012】
本考案に係る吹出口装置は、空気調和用の空気が供給され、当該空気を空気調 和の対象となる空間へ吹出す開口部を有する開口枠体と、当該開口枠体の開口部 内側に配設位置を調整自在に配設され、空気の吹出す方向を所定の向きに案内す る1または複数の羽根体とを備え、開口枠体に対する羽根体の配設位置により空 気を複数の吹出パターンで選択的に吹出す吹出口装置において、前記開口枠体の 内側壁から開口部内へ突出させて配設され、略棒状体に形成される支持部材と、 前記支持部材を貫通させる中空部を有し、当該中空部を包囲する周囲部分に支持 部材を嵌脱自在に嵌合させる嵌合部を複数形成されてなり、前記羽根体の側壁に 複数配設される保持具とを備え、前記羽根体の各保持具を貫通する前記支持部材 を複数の嵌合部のいずれかにそれぞれ嵌合させ、羽根体を支持部材に一体に保持 させて開口枠体に配設するものである。このように本考案においては、保持具の 複数の嵌合部の一つに支持部材を嵌合させて羽根体を開口枠体に固定することで 、保持具と支持部材との嵌合位置関係を変えることにより、容易に開口枠体に対 する羽根体の位置を変更して吹出パターンを変えることができると共に、部品点 数を減らして構造を簡略化でき、コストダウンが図れる。また、保持具に対し支 持部材を嵌脱のみで位置調整が行え、吹出パターン変更の際に取付け取外し作業 が不要なことにより、作業性が向上するうえ、羽根体を開口枠体内側面に近付け ずに済み、接触による傷などが付きにくくすることができる。
【0013】 また、本考案に係る吹出口装置は必要に応じて、前記羽根体が、側壁に前記保 持具を嵌め込まれる孔を穿設されてなり、前記保持具が、弾性を有する素材より なり、二つの嵌合部を縦に並列に配置して形成され、外周部分の複数箇所に前記 長孔の縁を表裏から挟む係止突起対を形成されてなるものである。このように本 考案においては、弾性を有する保持具を羽根体の孔に容易に嵌入させられる上、 係止突起対により孔から保持具が外れることもなく、保持具の取付作業性が向上 する。また、保持具が単純な形状で製作しやすいことから、保持具を安価に製作 でき、大きくコストダウンが図れる。
【0014】 また、本考案に係る吹出口装置は必要に応じて、空気調和用の空気が供給され 、当該空気を空気調和の対象となる空間へ吹出す開口部を有する開口枠体と、当 該開口枠体の開口部内側に位置調整自在に配設され、空気の吹出す方向を所定の 向きに案内する1または複数の羽根体とを備え、開口枠体に対する羽根体の配設 位置により空気を複数の吹出パターンで選択的に吹出す吹出口装置において、前 記1または複数の羽根体を固定支持する略棒状体で形成され、前記開口枠体の開 口部内側に配設される支持部材と、前記支持部材の端部を挿入される中空部を有 し、当該中空部を包囲する周囲部分に支持部材の端部を嵌脱自在に嵌合させる嵌 合部を複数形成されてなり、前記開口枠体の側壁内側に複数配設される保持具と を備え、前記開口枠体の各保持具に挿入される前記支持部材を複数の嵌合部のい ずれかにそれぞれ嵌合させ、支持部材を開口枠体に一体に保持させて配設するも のである。このように本考案においては、保持具の複数の嵌合部の一つに支持部 材を嵌合させて支持部材及び羽根体を開口枠体に固定することで、支持部材と保 持具との嵌合位置関係を変えることにより、容易に開口枠体に対する羽根体の位 置を変更して吹出パターンを変えることができると共に、部品点数を減らして構 造を簡略化でき、コストダウンが図れる。また、保持具に対し支持部材を嵌脱の みで位置調整が行え、吹出パターン変更の際に取付け取外し作業が不要なことに より、作業性が向上するうえ、羽根体を開口枠体内側面に近付けずに済み、接触 による傷などを付きにくくすることができる。
【0015】 また、本考案に係る吹出口装置は必要に応じて、前記保持具が、複数の係止片 を組合せて中空部を形成するものである。このように本考案においては、保持具 が単純な形状の係止片の組合せで製作しやすいことから、保持具を安価に製作で き、大きくコストダウンが図れる。
【0016】
(本考案の第1の実施の形態) 以下、本考案の第1の実施の形態に係る吹出口装置を図1〜図3に基づいて説 明する。この図1は本実施の形態に係る吹出口装置の概略構成図、図2は本実施 の形態に係る吹出口装置の要部概略構成図、図3は本実施の形態に係る吹出口装 置の要部分解斜視図である。
【0017】 前記各図に示すように、本実施の形態に係る吹出口装置1は、円筒形状のネッ ク部11a及び室内吹出側に拡開状に形成される矩形の外コーン部11bから形 成される開口枠体11と、この開口枠体11の開口領域内に所定間隔を隔てて重 ねて配設されるコーン型の大中小三つの外羽根体12、中間羽根体13及び内羽 根体14と、開口枠体11のネック部11aから開口領域内へ所定長さで突出さ せて配設され、各羽根体を保持する支持部材16と、この支持部材16を貫通さ せ、且つ支持部材16を嵌合させる嵌合部15a、15bを上下二箇所に形成さ れる中空部分を有し、前記外羽根体12の外側面に装着される保持具15とを備 える構成である。
【0018】 前記開口枠体11は、外コーン部11bの下縁に開口面に対して垂直に起立し た壁面の縁部11cを形成され、ネック部11aを天井50内で空調ダクト51 に接続して空調用空気を取込み、外コーン部11bから室内に吹出させる構成で ある。
【0019】 前記支持部材16は、略棒状体に形成され、前記開口枠体11の内側壁の四箇 所から開口領域内へ突出させて配設され、外羽根体12に取付られる保持具15 の中空部分を貫通すると共に、中間羽根体13及び内羽根体14の空気入口側端 部の側壁を貫通してこれらを一体に保持する構成である。
【0020】 前記外羽根体12は、室内吹出側に矩形拡開状に形成され、空気入口側端部の 側壁に保持具15を嵌め込まれる長孔12aを穿設される構成である。なお、こ の外羽根体12自体には長孔を設けず、長孔を穿設した別の部品を外羽根体12 に固定し、この長孔に保持具15を嵌め込む構成とすることもできる。
【0021】 前記保持具15は、弾性を有する合成樹脂製素材よりなり、二つの同一形状の 嵌合部15a、15bをその距離が開口枠体11の縁部11c高さと略同じ長さ になるように上下に対向させて形成され、上下の嵌合部15a、15bの中間に くびれ部15cを配置して上下左右対称の繭形形状の中空体に形成される構成で ある。くびれ部15cを設けることで、上下の嵌合部15a、15bに支持部材 16を押付けて支持部材16を嵌脱自在に嵌合させることとなる。上下の嵌合部 15a、15bのそれぞれの外周部分には、外羽根体12の長孔12aの縁を表 裏から挟む係止突起対15dを形成される構成である。保持具15を長孔12a に押込む際は、保持具15が上下方向に撓むことで係止突起対15dが長孔12 a内を通ることができ、係止突起対15dの中間の溝部に長孔12aの縁が達し た時に保持具15が元に戻ることにより、係止突起対15dに長孔12aの縁が 挟まれて保持具15が長孔12aから外れないよう保持される仕組みである。な お、保持具15は、外羽根体12の開口枠体11への取付け位置が、支持部材1 6を保持具15の嵌合部15aに嵌合させた時は外羽根体12下端が開口枠体1 1の下端に略同一の高さ位置となるよう、支持部材16を嵌合部15bに嵌合さ せた時は前記位置から縁部11cの高さだけ上昇した高さ位置となるように、外 羽根体12の所定位置に配設される構成である。
【0022】 次に、前記構成に基づく吹出口装置における吹出パターン調整動作について説 明する。空調用空気の吹出パターンを変える際には、外羽根体12を上下いずれ かに動かして、保持具15を貫通する支持部材16の上部あるいは下部を、保持 具15のくびれ部15cを押し開いていずれかの嵌合部15a、15bに嵌脱自 在に嵌まり込ませることで、外羽根体12を上下いずれかの所定位置に保持させ る。冷房の場合は、保持具15の上側の嵌合部15aに支持部材16を嵌合させ 、外羽根体12の下端が開口枠体11の下端より下側に位置した状態とする。暖 房の場合は、保持具15の下側の嵌合部15bに支持部材16を嵌合させ、外羽 根体12下端が開口枠体11の縁部11cの上側に揃った状態とする。いずれに おいても、支持部材16は保持具15のくびれ部15cにより嵌合部15a、1 5bに押付けられた状態となり、支持部材16を容易に別の嵌合部側に抜けない ようにして外羽根体12の位置が保持され、外羽根体12が確実に開口枠体11 に保持された状態となる。外羽根体12以外の中間羽根体13及び内羽根体14 は、支持部材16に固定されているためにその位置に変化はないが、空調用空気 の70〜80%が開口枠体11の外コーン部11bと外羽根体12の間から吹出 すため、吹出パターンの変化に大きな影響を与えることはない。
【0023】 冷房使用時には、空調ダクト51から送られた冷気が開口枠体11のネック部 11aから入り、各羽根体に沿って次第に横向に流れながら室内に吹出す。冷気 の流れは室内の空気を誘引し、誘引空気流が生じる。室内の空気より重い冷気を 横向に吹出して天井50から床面に達するまでに十分室内に拡散させられること に加え、冷気が比較的暖かい天井50付近の空気を誘引し、これらと混合するた め、室内空気の冷却効果が大きく、短時間に室内を冷すことができる。
【0024】 一方、暖房使用時には、空調ダクト51から送られた暖気がネック部11aに 入り、暖気が各羽根体に沿って次第に横向に流れるが、外羽根体12の外側を流 れる暖気が外羽根体12を出たところで開口枠体11の縁部11cに当って流れ の方向が下向きに変り、内側の暖気も外側の流れに進路を変えられて下向きに室 内に吹出す。室内を下方に向う暖気の流れは室内の空気を誘引し、誘引空気流が 生じる。室内の空気より軽い暖気を天井50から下向きに吹出して確実に居住域 まで到達させることができる上、暖気はより温度の低い室内の空気を誘引し、こ れらと混合するため、室内空気への熱の伝導が促進され、室内の空気の温度を上 げる効果が大きく、短時間に室内を暖めることができる。
【0025】 このように、本実施の形態に係る吹出口装置では、支持部材16の保持具15 への嵌合位置を変えることで容易に外羽根体12の位置調整が行えることにより 、最適な吹出パターンへの変更が簡単に行え、作業能率が向上すると共に、構造 を単純化することでコストダウンが実現する。また、支持部材16が嵌合部15 bの位置にある場合、保持具15のくびれ部15cで係止されるので、外羽根体 12が簡単に動いたりせず安全である。さらに、位置調整の際の取付け・取外し 作業が不要で、外羽根体12と開口枠体11内側面の接触がなく、傷なども付か ない。
【0026】 なお、前記実施の形態に係る吹出口装置においては、外羽根体12のみ位置調 整する構成としているが、中間羽根体13及び内羽根体14においても外羽根体 12同様に支持部材16に対し位置調整を行う構成とすることもでき、冷房・暖 房で調和空気の流れを確実に変えて空調効果をより高められる。 また、前記実施の形態に係る吹出口装置においては、開口枠体11及び各羽根 体は矩形のコーン型とする構成としているが、円形コーン型としたり、羽根体を コーン型でなくパン型として一枚のみ用いる構成とすることもできる。
【0027】 また、前記実施の形態に係る吹出口装置において、保持具15は略繭形形状の 閉じた中空体に形成される構成としたが、保持具15の上側を開口した略U字形 状の開いた中空体とし、この上側開口部分を両側から撓ませて保持具15を外羽 根体12の長孔12a内に通し、長孔12a内で保持具15が元に戻って長孔1 2aの縁を保持具15側部で押圧することで長孔12aから外れないように保持 させる構成とすることもできる。
【0028】 (本考案の第2の実施の形態) 以下、本考案の第2の実施の形態に係る吹出口装置を図4及び図5に基づいて 説明する。この図4は本実施の形態に係る吹出口装置の概略構成図、図5は本実 施の形態に係る吹出口装置の要部概略構成図である。
【0029】 前記各図において本実施の形態に係る吹出口装置2は、前記第1の実施の形態 の吹出口装置と共通に開口枠体21、外羽根体22、中間羽根体23、内羽根体 24、支持部材26及び保持具25を備える構成で、保持具25が開口枠体21 に配設され、支持部材26を保持具25に嵌合させて開口枠体21へ位置調整可 能に固定する点を異にする構成である。
【0030】 前記開口枠体21は、内側壁の四箇所に支持部材26端部を固定する保持具2 5をそれぞれ配設する以外は、前記第1の実施の形態と同様の構成である。 前記支持部材26は、略棒状体に形成され、十字状または平行に配置されて外 羽根体22、中間羽根体23及び内羽根体24の空気入口側端部の側壁を貫通し てこれらと一体化され、開口領域内に配設される構成である。
【0031】 前記保持具25は、弾性を有する合成樹脂製素材よりなり、支持部材26端部 を外周から保持可能な形状の二つの嵌合部25a、25bをその距離が開口枠体 21の縁部21c高さと略同じ長さになるように上下に対向させて形成され、上 下の嵌合部25a、25bの中間にくびれ部25cを配置すると共に、上側の嵌 合部25aの側部に支持部材26端部挿入用の開口部25eを配設して略繭形形 状の中空体に形成される構成である。この保持具25は、支持部材26を保持具 25の嵌合部25bに嵌合させた時は外羽根体22下端が開口枠体21の下端に 略同一の高さ位置となるよう、支持部材26を嵌合部25aに嵌合させた時は前 記位置から縁部21cの高さだけ上昇した高さ位置となるように、開口枠体21 の内側壁に配設される構成である。
【0032】 次に、前記構成に基づく吹出口装置における吹出パターン調整動作について説 明する。各羽根体及び支持部材26は、支持部材26の端部を保持具25の開口 部25eを押し開いて挿入し、いずれかの嵌合部25a、25bに嵌合させて開 口枠体21に保持させている。開口部25eをいったん通して嵌合部25aに嵌 合させると、開口部25eの幅が支持部材26の径より小さいので支持部材26 端部が容易に外れることはない。空調用空気の吹出パターンを変える際には、各 羽根体ごと支持部材26を上下いずれかに動かして、保持具25に挿入されてい る支持部材26の端部を、保持具25のくびれ部25cを押し開いていずれかの 嵌合部25a、25bに嵌脱自在に嵌まり込ませることで、各羽根体を上下いず れかの所定位置に保持させる。冷房の場合は、保持具25の下側の嵌合部25b に支持部材26端部を嵌合させ、各羽根体を下段に位置させ、外羽根体22の下 端が開口枠体21の下端より下側に位置した状態とする。暖房の場合は、保持具 25の上側の嵌合部25aに支持部材26を嵌合させ、各羽根体を上段に位置さ せ、外羽根体22下端が開口枠体21の縁部21cの上側にほぼ揃った状態とす る。いずれにおいても、支持部材26は保持具25のくびれ部25cにより嵌合 部25a、25bに押付けられた状態となり、支持部材26を容易に別の嵌合部 側に抜けないようにして外羽根体22の位置が保持され、外羽根体22が確実に 開口枠体21に保持された状態となる。
【0033】 冷房使用時には、空調ダクト51から送られた冷気が開口枠体21のネック部 21aから入り、各羽根体に沿って次第に横向に流れながら室内に吹出す。冷気 の流れは室内の空気を誘引し、誘引空気流が生じる。室内の空気より重い冷気を 横向に吹出して天井50から床面に達するまでに十分室内に拡散させられること に加え、冷気が比較的暖かい天井50付近の空気を誘引し、これらと混合するた め、室内空気の冷却効果が大きく、短時間に室内を冷すことができる。
【0034】 一方、暖房使用時には、空調ダクト51から送られた暖気がネック部21aに 入り、暖気が各羽根体に沿って次第に横向に流れるが、外羽根体22の外側を流 れる暖気が外羽根体22を出たところで開口枠体21の縁部21cに当って流れ の方向が下向きに変り、内側の暖気も外側の流れに進路を変えられて下向きに室 内に吹出す。室内を下方に向う暖気の流れは室内の空気を誘引し、誘引空気流が 生じる。室内の空気より軽い暖気を天井50から下向きに吹出して確実に居住域 まで到達させることができる上、暖気はより温度の低い室内の空気を誘引し、こ れらと混合するため、室内空気への熱の伝導が促進され、室内の空気の温度を上 げる効果が大きく、短時間に室内を暖めることができる。
【0035】 このように、本実施の形態に係る吹出口装置では、最適な吹出パターンへの変 更が、支持部材26の保持具25への嵌合位置を変えて各羽根体全体を一度に動 かすことで容易且つ確実に行え、作業能率が向上すると共に、構造を単純化する ことでコストダウンも実現する。また、支持部材26が保持具25のくびれ部2 5cで係止されるので、各羽根体が簡単に動いたりすることもなく安全である。 さらに、位置調整の際の取付け・取外し作業が不要で、外羽根体22と開口枠体 21内側面の接触がなく、傷なども付かない。
【0036】 なお、前記第1及び第2の各実施の形態に係る吹出口装置において、保持具は 合成樹脂製の一体成形のものを用いる構成としたが、支持部材を嵌合部に嵌脱自 在とする弾性を有する素材であれば、金属など他の素材を用いる構成とすること ができる他、図6(A)に示すように複数の係止片35d、35eを組合せて用 いる構成とすることもできる。また、保持具は嵌合部を二つ備えて吹出パターン を二段階に変更可能な構成としているが、複数の吹出パターンに対応して位置調 整の段数が多い場合は、調整段数に合わせて嵌合部を2以上の複数段に配設する 構成とすることもできる。さらに、保持具は二つの嵌合部の中間にくびれ部を配 置して略繭形形状の中空体に形成される構成としているが、嵌合部を複数段有す るならば、その他の形状、例えば図6(B)に示すように、保持具45の一方の 側部を平板状とし、その側方に開口枠体への取付部45dを形成すると共に、上 側に支持部材の端部挿入用の開口部45eを配設してなる構成とすることもでき る。なお、保持具45は、開口枠体へ取付ける他に図1に示すように外羽根体の 長孔に適合する位置に取付ることもできる。
【0037】 また、前記第2の実施の形態に係る吹出口装置において、保持具25の開口部 25eは、上側の嵌合部25aの側部に配設する構成としているが、下側の嵌合 部25bの側部あるいは下部に配設する構成とすることもでき、各羽根体及び支 持部材26を下方から取付ける際に開口部が見やすくなるため、支持部材26の 挿入がしやすく作業性がより向上する。また、上下のいずれに配設する場合にか かわらず、開口部の配設位置はくびれ部を除いたいずれの外周位置でもよい。
【0038】
【考案の効果】 以上のように本考案においては、保持具の複数の嵌合部の一つに支持部材を嵌 合させて羽根体を開口枠体に固定することで、保持具と支持部材との嵌合位置関 係を変えることにより、容易に開口枠体に対する羽根体の位置を変更して吹出パ ターンを変えることができると共に、部品点数を減らして構造を簡略化でき、コ ストダウンが図れるという効果を奏する。また、保持具に対し支持部材を嵌脱の みで位置調整が行え、吹出パターン変更の際に取付け取外し作業が不要なことに より、作業性が向上するうえ、羽根体を開口枠体内側面に近付けずに済み、接触 による傷などが付きにくくすることができるという効果を有する。 また、本考案においては、弾性を有する保持具を羽根体の孔に容易に嵌入させ られる上、係止突起対により孔から保持具が外れることもなく、保持具の取付作 業性が向上するという効果を有する。また、保持具が単純な形状で製作しやすい ことから、保持具を安価に製作でき、大きくコストダウンが図れるという効果を 有する。 また、本考案においては、保持具の複数の嵌合部の一つに支持部材を嵌合させ て支持部材及び羽根体を開口枠体に固定することで、支持部材と保持具との嵌合 位置関係を変えることにより、容易に開口枠体に対する羽根体の位置を変更して 吹出パターンを変えることができると共に、部品点数を減らして構造を簡略化で き、コストダウンが図れるという効果を奏する。また、保持具に対し支持部材を 嵌脱のみで位置調整が行え、吹出パターン変更の際に取付け取外し作業が不要な ことにより、作業性が向上するうえ、羽根体を開口枠体内側面に近付けずに済み 、接触による傷などを付きにくくすることができるという効果を有する。 また、本考案においては、保持具が単純な形状の係止片の組合せで製作しやす いことから、保持具を安価に製作でき、大きくコストダウンが図れるという効果 を有する。
【図1】(A)は本考案の第1の実施の形態に係る吹出
口装置の概略構成断面図である。(B)は本考案の第1
の実施の形態に係る吹出口装置の一部省略底面図であ
る。
口装置の概略構成断面図である。(B)は本考案の第1
の実施の形態に係る吹出口装置の一部省略底面図であ
る。
【図2】(A)は本考案の第1の実施の形態に係る吹出
口装置の要部側面図である。(B)は本考案の第1の実
施の形態に係る吹出口装置の要部縦断面図である。
口装置の要部側面図である。(B)は本考案の第1の実
施の形態に係る吹出口装置の要部縦断面図である。
【図3】本考案の第1の実施の形態に係る吹出口装置の
要部分解斜視図である。
要部分解斜視図である。
【図4】本考案の第2の実施の形態に係る吹出口装置の
概略構成断面図である。
概略構成断面図である。
【図5】(A)は本考案の第2の実施の形態に係る吹出
口装置の保持具の正面図である。(B)は本考案の第2
の実施の形態に係る吹出口装置の保持具の側面図であ
る。
口装置の保持具の正面図である。(B)は本考案の第2
の実施の形態に係る吹出口装置の保持具の側面図であ
る。
【図6】(A)は本考案の他の実施の形態に係る吹出口
装置の保持具の分解斜視図である。(B)は本考案の別
の他の実施の形態に係る吹出口装置の保持具の斜視図で
ある。
装置の保持具の分解斜視図である。(B)は本考案の別
の他の実施の形態に係る吹出口装置の保持具の斜視図で
ある。
【図7】(A)は従来の吹出口装置の概略構成図であ
る。(B)は従来の吹出口装置の要部概略構成図であ
る。
る。(B)は従来の吹出口装置の要部概略構成図であ
る。
【図8】(A)は従来の他の吹出口装置の概略構成図で
ある。(B)は従来の他の吹出口装置の一部省略底面図
である。
ある。(B)は従来の他の吹出口装置の一部省略底面図
である。
【図9】(A)は従来の他の吹出口装置の羽根部取付動
作説明図である。(B)は従来の他の吹出口装置の羽根
部取付状態説明図である。
作説明図である。(B)は従来の他の吹出口装置の羽根
部取付状態説明図である。
1、2、100、200 吹出口装置 11、21、101、201 開口枠体 11a、21a、101a、201a ネック部 11b、21b、101b、201b 外コーン部 11c、21c、101c、201c 縁部 12、22、102 外羽根体 12a、22a 長孔 13、23 中間羽根体 14、24、103 内羽根体 15、25、35、45 保持具 15a、15b、25a、25b 嵌合部 15c、25c くびれ部 15d 係止突起対 16、26 支持部材 25e、45e 開口部 35d、35e 係止片 45d 取付部 50 天井 51 空調ダクト 104 取付ステー 104a 係止ばね部 105、205 支持金具 106 ストッパー 106a 受け部 202 羽根部 202a 羽根体 203 掛け金具 204 二段受け金具 204a 受け部
Claims (4)
- 【請求項1】 空気調和用の空気が供給され、当該空気
を空気調和の対象となる空間へ吹出す開口部を有する開
口枠体と、当該開口枠体の開口部内側に配設位置を調整
自在に配設され、空気の吹出す方向を所定の向きに案内
する1または複数の羽根体とを備え、開口枠体に対する
羽根体の配設位置により空気を複数の吹出パターンで選
択的に吹出す吹出口装置において、 前記開口枠体の内側壁から開口部内へ突出させて配設さ
れ、略棒状体に形成される支持部材と、 前記支持部材を貫通させる中空部を有し、当該中空部を
包囲する周囲部分に支持部材を嵌脱自在に嵌合させる嵌
合部を複数形成されてなり、前記羽根体の側壁に複数配
設される保持具とを備え、 前記羽根体の各保持具を貫通する前記支持部材を複数の
嵌合部のいずれかにそれぞれ嵌合させ、羽根体を支持部
材に一体に保持させて開口枠体に配設することを特徴と
する吹出口装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の吹出口装置におい
て、 前記羽根体が、側壁に前記保持具を嵌め込まれる孔を穿
設されてなり、 前記保持具が、弾性を有する素材よりなり、二つの嵌合
部を縦に並列に配置して形成され、外周部分の複数箇所
に前記孔の縁を表裏から挟む係止突起対を形成されてな
ることを特徴とする吹出口装置。 - 【請求項3】 空気調和用の空気が供給され、当該空気
を空気調和の対象となる空間へ吹出す開口部を有する開
口枠体と、当該開口枠体の開口部内側に配設位置を調整
自在に配設され、空気の吹出す方向を所定の向きに案内
する1または複数の羽根体とを備え、開口枠体に対する
羽根体の配設位置により空気を複数の吹出パターンで選
択的に吹出す吹出口装置において、 前記1または複数の羽根体を固定支持する略棒状体で形
成され、前記開口枠体の開口部内側に配設される支持部
材と、 前記支持部材の端部を挿入される中空部を有し、当該中
空部を包囲する周囲部分に支持部材の端部を嵌脱自在に
嵌合させる嵌合部を複数形成されてなり、前記開口枠体
の側壁内側に複数配設される保持具とを備え、 前記開口枠体の各保持具に挿入される前記支持部材を複
数の嵌合部のいずれかにそれぞれ嵌合させ、支持部材を
開口枠体に一体に保持させて配設することを特徴とする
吹出口装置。 - 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
の吹出口装置において、 前記保持具が、複数の係止片を組合せて中空部を形成す
ることを特徴とする吹出口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009628U JP3035315U (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 吹出口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009628U JP3035315U (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 吹出口装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035315U true JP3035315U (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=43170130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996009628U Expired - Lifetime JP3035315U (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 吹出口装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035315U (ja) |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP1996009628U patent/JP3035315U/ja not_active Expired - Lifetime
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