JP3034902U - カバー付きパネル - Google Patents
カバー付きパネルInfo
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- JP3034902U JP3034902U JP1996009007U JP900796U JP3034902U JP 3034902 U JP3034902 U JP 3034902U JP 1996009007 U JP1996009007 U JP 1996009007U JP 900796 U JP900796 U JP 900796U JP 3034902 U JP3034902 U JP 3034902U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- cover
- sensitive adhesive
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パネル表面に貼着する展示物を保護するため
に被覆するカバーの剥離作業を迅速に、しかも容易かつ
確実に行うことができるようにする。 【解決手段】 表面(3)に反復して貼着、剥離自在と
なる感圧接着剤層(4)を配設してなるパネル(2)
と、このパネルに対して貼着、剥離自在となる透明フィ
ルムからなるカバー(6)により構成されるカバー付き
パネル(1)において、上記パネル表面(3)に配設さ
れる感圧接着剤層を介して貼着、剥離自在となるカバー
(6)の下端縁(7)にパネル範囲外に突出する突条舌
片部(8)を構成するなどにより、作業者は容易にかつ
確実にカバーを把持することができると共に、この把持
したカバーを手がかりとして引張することによって、カ
バーに対して均等に力が加わり破れや折曲等の不具合を
生じることなく迅速に剥離させることができる。
に被覆するカバーの剥離作業を迅速に、しかも容易かつ
確実に行うことができるようにする。 【解決手段】 表面(3)に反復して貼着、剥離自在と
なる感圧接着剤層(4)を配設してなるパネル(2)
と、このパネルに対して貼着、剥離自在となる透明フィ
ルムからなるカバー(6)により構成されるカバー付き
パネル(1)において、上記パネル表面(3)に配設さ
れる感圧接着剤層を介して貼着、剥離自在となるカバー
(6)の下端縁(7)にパネル範囲外に突出する突条舌
片部(8)を構成するなどにより、作業者は容易にかつ
確実にカバーを把持することができると共に、この把持
したカバーを手がかりとして引張することによって、カ
バーに対して均等に力が加わり破れや折曲等の不具合を
生じることなく迅速に剥離させることができる。
Description
【0001】
この考案は、商品説明書、又は商品写真等を展示するために貼着するパネル、 特に展示物を保護するためにカバーを装備してなるカバー付きパネルに関する。
【0002】
従来、商品説明書、又は商品写真等を展示するために貼着するパネル、特に展 示物を保護するためにカバーを装備してなるカバー付きパネルにおいては、その パネル表面に、展示する商品説明書、又は商品写真等を貼着、剥離自在とし、ま たこのパネル表面に貼着した展示物を保護するためにその表面を被覆する透明フ ィルムからなるカバーをも貼着、剥離自在としてなる感圧接着剤層が、全面にわ たって配設されているものが一般的である。
【0003】
しかしながら、上記従来のカバー付きパネルにおいては、パネル表面に貼着さ れた商品説明書、又は商品写真等の展示物を保護するために、パネル表面に配設 された感圧接着剤による接着により、展示物の表面を被覆してなるカバーは、パ ネルと同一形状であるため、パネルの表面に貼着された商品説明書、又は商品写 真等の展示物を廃棄、或は交換するために、その表面に同様に貼着される透明フ ィルムからなるカバーを剥離して使用する場合には、カバーの全面がパネルの表 面に対して一体に接着してしまっているため、カバーの剥離作業を行い難いもの であり、パネル表面に貼着された商品説明書、又は商品写真等の展示物の廃棄、 或は交換作業を迅速かつ容易に行い難いものであるという欠点がある。
【0004】 また、パネル表面に対して透明フィルムからなるカバーが完全に貼着している 場合において、無理矢理パネル表面に貼着しているカバーを剥そうとすると、作 業者のカバーに対して加える力加減によっては、剥離しようとするカバー自体に 不均一な力が加わることとなり、カバーの破れや折曲等の不具合を生じてしまう 恐れもある。
【0005】 そこで、この考案は、上記従来のものの有する欠点を改善するものであり、パ ネル表面に貼着された商品説明書、又は商品写真等の展示物を廃棄、交換するに あたって、パネル表面に貼着する展示物を保護するために被覆するカバーの剥離 作業を迅速かつ容易に行うことができるようにするものである。
【0006】
そのために、発泡性プラスチックからなり、その表面に反復して貼着、剥離自 在となる感圧接着剤層を配設してなるパネルと、このパネルに対して、その上端 縁を軸として開閉自在となるように一体に接合すると共に、パネル表面に配設さ れる感圧接着剤層を介して貼着、剥離自在となる透明フィルムからなるカバーに より構成されるカバー付きパネルにおいて、上記パネルの表面に配設される感圧 接着剤層を介して貼着、剥離自在となるカバーの下端縁に、パネル範囲外に突出 する突条舌片部を構成し、又は上記表面に感圧接着剤層を配設するパネルの下端 縁近傍に、パネルの表面に貼着、剥離自在となるカバーに連通する孔部をパネル の裏面方向より穿設、又は上記パネルの表面に配設される感圧接着剤層を介して 貼着、剥離自在となるカバー或は上記感圧接着剤層のいずれか一方の下隅部に互 いに接着しない剥離部を設けてなるものである。
【0007】
上記構成を具えるので、パネル表面に貼着された商品説明書、又は商品写真等 の展示物を被覆して保護するためにパネル表面に貼着されている透明フィルムか らなるカバーを剥離して使用する場合には、上記パネルの表面に配設される感圧 接着剤層を介して貼着、剥離自在となるカバーの下端縁にパネル範囲外に突出す るように一体に形成される突条舌片部をもって、カバーの剥離方向に向かって引 張することにより、作業者はカバーを容易かつ確実に把持することができる上に 迅速に剥離させることが可能となると共に、カバーの剥離方向への引張力は均一 になるため、カバーのパネル表面からの剥離に際して破れや折曲等の不具合を防 止することができる。
【0008】 更に、上記表面に感圧接着剤層を配設するパネルの下端縁近傍において、パネ ルの表面に貼着、剥離自在となるカバーに連通する孔部をパネルの裏面方向より 穿設することにより、パネル表面に完全に接着しているカバーをこの孔部を通し てパネルの裏面方向より押勢することで容易にパネルの表面に貼着しているカバ ーの一部を剥離させて、その剥離したカバーの一部を持って引張することで、或 は上記パネルの表面に配設される感圧接着剤層を介して貼着、剥離自在となるカ バーの下隅部に設けられるパネルの表面に配設される感圧接着剤層に接着しない 剥離部を持って同様に引張することにより、カバー全体をパネル表面から容易か つ確実に把持した上で迅速に剥離させて、開放することができるものとなる。
【0009】
この考案を図に示す実施例により更に説明する。図1において示す(1)は、 この発明の第1実施例であるカバー付きパネルであり、このカバー付きパネル( 1)は、発泡性プラスチックからなり、その表面(3)に反復して貼着、剥離自 在となる感圧接着剤層(4)を配設してなるパネル(2)と、このパネル(2) に対して、その上端縁(5)を軸として開閉自在となるように一体に接合すると 共に、パネル表面(3)に配設される感圧接着剤層(4)を介して貼着、剥離自 在となる透明フィルムからなるカバー(6)により構成される。
【0010】 そして、上記パネル表面(3)に配設される感圧接着剤層(4)を介して貼着 、剥離自在となるカバー(6)の下端縁(7)において、パネル範囲外に突出す る突条舌片部(8)を一体的に形成してなるものである(図1参照)。なお、上 記舌片部(8)は別体のものを設けてもよく、パネル表面と同色あるいは異色の ものでも、透明無着色のものでもよい。
【0011】 この考案の第1実施例であるカバー付きパネル(1)は以上の構成を具えるの で、パネル表面(3)に配設される感圧接着剤層(4)を介して貼着された商品 説明書、又は商品写真等の展示物(A)を被覆して保護するためにパネル表面( 3)に貼着されている透明フィルムからなるカバー(6)を剥離して使用する場 合には、上記パネル表面(3)に配設される感圧接着剤層(4)を介して貼着、 剥離自在となるカバー(6)の下端縁(7)にパネル範囲外に突出するように一 体的に形成される突条舌片部(8)をもって、カバーの剥離方向に向かって引張 するものとすることで、作業者はカバー(6)を迅速に、しかも容易かつ確実に 把持することができる上に迅速にカバー(6)を剥離させることが可能となると 共に、このカバー(6)と一体的に形成される突条舌片部(8)を持ってのカバ ー(6)の剥離方向への引張においては、その引張力がカバー(6)の剥離方向 に対して均一になるため、カバー(6)のパネル表面(3)からの剥離に際して 破れや折曲等の不具合を防止することができる(図2参照)。
【0012】 また、図3及び図4に示すのは、この考案の第2実施例であるカバー付きパネ ル(1’)であり、第1実施例と同様に、パネル表面(3)に反復して貼着、剥 離自在となる感圧接着剤層(4)を配設してなるパネル(2)と、その上端縁( 5)を軸として開閉自在となるように構成すると共に、このパネル表面(3)に 配設される感圧接着剤層(4)を介して貼着、剥離自在となる透明フィルムから なるカバー(6)により構成するものであり、その上、パネル表面(3)に感圧 接着剤層(4)を配設するパネル(2)の下端縁(7)の近傍において、パネル 表面(3)に貼着、剥離自在となるカバー(6)に連通する孔部(9)をパネル (2)裏面方向より穿設してなるものである(図3参照)。
【0013】 この考案の第2実施例であるカバー付きパネル(1’)は、以上の構成を具え るので、パネル表面(3)に配設される感圧接着剤層(4)を介して貼着された 商品説明書、又は商品写真等の展示物(A)を被覆して保護するためにパネル表 面(3)に貼着、剥離自在に貼着されている透明フィルムからなるカバー(6) を剥離して使用する場合には、パネル表面(3)に完全に接着しているカバー( 6)を、この孔部(9)を通して指等によりパネル(2)の裏面方向より押勢す ることで、容易にパネル表面(3)に貼着しているカバー(6)の一部を剥離さ せて、その剥離したカバーの一部を持って引張することで、パネル表面(3)よ りカバー(6)全体を、破れや折曲等の不具合を発生させることなく、容易かつ 確実にカバー(6)を把持した上、迅速に剥離させることができるものとなる( 図4参照)。
【0014】 更に、図5及び図6に示すのは、この考案の第3実施例であるカバー付きパネ ル(1”)であり、第1実施例及び第2実施例と同様に、パネル表面(3)に反 復して貼着、剥離自在となる感圧接着剤層(4)を配設してなるパネル(2)と 、その上端縁(5)を軸として開閉自在となるように一体的に接合すると共に、 上記パネル表面(3)に配設される感圧接着剤層(4)を介して貼着、剥離自在 となるカバー(6)において、例えばその下隅部(10)にパネルの表面に配設 される感圧接着剤層(4)に接着しない剥離部(11)を設けるものである(図 5参照)。なお、上記剥離部(11)をカバー(6)に形成することなく、感圧 接着剤層(4)に設けてもその部分にカバー(6)が接着しないから第3実施例 同様この部分から剥離することができる。
【0015】 この考案の第3実施例であるカバー付きパネル(1”)は、以上の構成を具え るので、パネル表面(3)に配設される感圧接着剤層(4)を介して貼着された 商品説明書、又は商品写真等の展示物(A)を被覆して保護するためにパネル表 面(3)に貼着、剥離自在になるように貼着されている透明フィルムからなるカ バー(6)を剥離して使用する場合には、予め上記パネル表面(3)に配設され る感圧接着剤層(4)を介して上記カバー(6)の、例えば下隅部(10)に設 けらているパネル表面(3)に配設される感圧接着剤層(4)に接着しない剥離 部(11)を持つことで容易かつ確実にカバー(6)の剥離の手がかりを把持す ることができると共に、このカバー(6)の手がかりとなる下隅部(10)の剥 離部(11)を持って同様に引張することにより、カバー(6)に対して破れや 折曲等の不具合を生じさせることなく、カバー(6)をパネル表面(3)から迅 速に剥離させて、開放することができるものとなる(図6参照)。
【0016】
以上のとおり、この考案は構成されるから、カバーを容易かつ確実に把持する ことで、カバーに対して破れや折曲等の不具合を生じさせることなく、迅速にカ バーをパネル表面から剥離させることが可能となり、作業者におけるパネルに貼 着した商品説明書、又は商品写真等の展示物等の廃棄、交換作業を効率よく行え るようにすることができる優れた効果を有するものである。
【図1】この考案の第1実施例であるカバー付きパネル
の全体正面図である。
の全体正面図である。
【図2】第1実施例におけるカバーの剥離作業を行って
いる図である。
いる図である。
【図3】この考案の第2実施例であるカバー付きパネル
の全体正面図である。
の全体正面図である。
【図4】第2実施例におけるカバーの剥離作業を行って
いる図である。
いる図である。
【図5】この考案の第3実施例であるカバー付きパネル
の全体正面図である。
の全体正面図である。
【図6】第3実施例におけるカバーの剥離作業を行って
いる図である。
いる図である。
1、1’、1” カバー付きパネル 2 パネル 3 パネル表面 4 感圧接着剤層 5 上端縁 6 カバー 7 下端縁 8 突条舌片部 9 孔部 10 下隅部 11 剥離部
Claims (3)
- 【請求項1】 発泡性プラスチックからなり、その表面
に反復して貼着、剥離自在となる感圧接着剤層を配設し
てなるパネルと、このパネルに対して、その上端縁を軸
として開閉自在となるように一体に接合すると共に、パ
ネル表面に配設される感圧接着剤層を介して貼着、剥離
自在となる透明フィルムからなるカバーにより構成され
るカバー付きパネルにおいて、上記パネルの表面に配設
される感圧接着剤層を介して貼着、剥離自在となるカバ
ーの下端縁にパネル範囲外に突出する突条舌片部を構成
してなるカバー付きパネル。 - 【請求項2】 発泡性プラスチックからなり、その表面
に反復して貼着、剥離自在となる感圧接着剤層を配設し
てなるパネルと、このパネルに対して、その上端縁を軸
として開閉自在となるように一体に接合すると共に、パ
ネル表面に配設される感圧接着剤層を介して貼着、剥離
自在となる透明フィルムからなるカバーにより構成され
るカバー付きパネルにおいて、上記パネルの表面に感圧
接着剤層を配設するパネルの下端縁近傍に、パネルの表
面の上記カバー面に連通する孔部をパネルの裏面方向よ
り穿設してなるカバー付きパネル。 - 【請求項3】 発泡性プラスチックからなり、その表面
に反復して貼着、剥離自在となる感圧接着剤層を配設し
てなるパネルと、このパネルに対して、その上端縁を軸
として開閉自在となるように一体に接合すると共に、パ
ネル表面に配設される感圧接着剤層を介して貼着、剥離
自在となる透明フィルムからなるカバーにより構成され
るカバー付きパネルにおいて、上記パネルの表面に配設
される感圧接着剤層を介して貼着、剥離自在となるカバ
ー或はパネルの表面に配設される上記感圧接着剤層のい
ずれか一方の下隅部に互いに接着しない剥離部を設けて
なるカバー付きパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009007U JP3034902U (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | カバー付きパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009007U JP3034902U (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | カバー付きパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034902U true JP3034902U (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=43169727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996009007U Expired - Lifetime JP3034902U (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | カバー付きパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034902U (ja) |
-
1996
- 1996-08-20 JP JP1996009007U patent/JP3034902U/ja not_active Expired - Lifetime
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