JP3053748U

JP3053748U - シール状物貼着具

Info

Publication number: JP3053748U
Application number: JP1997006023U
Authority: JP
Inventors: 釟郎岡村
Original assignee: 株式会社アヴァンテ
Priority date: 1997-06-09
Filing date: 1997-06-09
Publication date: 1998-11-13
Anticipated expiration: 2003-06-09

Abstract

(57)【要約】【課題】収集のためシール状物を貼る小型アルバムは、
鞄等に入れなければ携帯し難く、また、表紙を開かなけ
ればシール状物を見ることができないため携帯の不便さ
や鑑賞の不便さがあった。【解決手段】シール状物貼着具とこれを複数保持する保
持具とからなり、シール状物を貼り付ける面を設け、貼
着具の一端に保持具によって保持する手段を備えてい
る。また、保持具の一方または両方の端部から前記貼着
具を挿通して保持し、脱落を防止する手段を備えたこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、シール状物のアクセサリー、または携帯用品等の装飾品に関わるものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、シール状物収集用の小型アルバムがあったが、これはブックタイプで表紙を開いて見るようになっている。

【０００３】また、シール状物を納めるネックレスやキーホルダー等があったが、これらはシール状物の上に透明のカバーが掛けてあり、例えば、シール状物を貼る場合は透明カバーを外した後でシール状物を貼り、後、透明カバーを掛けるという作業が必要だった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の技術では、小型アルバムの場合全体に大きくなるため鞄やケースに入れなければ携帯し難い。更には、表紙を開かなければシール状物を見ることができないため携帯の不便さや鑑賞の不便さがあった。

【０００５】また、上記のネックレスやキーホルダーは透明カバーを外した後、シール状物を貼って、再度その上から透明カバーを掛け直す必要があり、作業に手間取るなどの不便さがあった。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案はシール状物貼着具と前記貼着具を複数保持する保持具とからなり、前記貼着具は粘着面を設けたシール状の用紙、またはフィルム等の面に粘着面を設けた部材等を貼り付ける面を設けるとともに、前記貼着具の一端に前記保持具によって保持する手段を備えている。更に、前記保持具の一方または両方の端部から前記貼着具を挿通して保持し、かつ、脱落を防止する手段を備えたシール状物貼着具とその保持具である。

【０００７】

【考案実施の形態】

保持具（２）の両端に、この保持具（２）を輪状にして保持する手段を備えており、この保持する手段とは、一例であるが例えば保持具（２）の一端に止め具（２１）を、他の端部に止め具受け（２２）を其々設け、かつ、止め具（２１）と止め具受け（２２）とは脱着が容易であるよう構成する。

【０００８】貼着具（１１）は一端に保持具（２）で保持する手段を備えており、この時保持する手段とは、一例であるが例えば貼着具（１１）の一端に止め具（２１）または止め具受け（２２）から挿通可能な開口部（１２）を設けてもよく、または開口部（１２）をやや小さく構成してそこに連設具（１３）を設け、この連設具（１３）を介して保持具（２）に保持する方法でもよい。

【０００９】貼着具（１１）の片面あるいは両面は粘着部材を施したシール状の用紙やフィルム等を貼着し、または剥離するなど、貼り替えることができるようにする。

【００１０】

【実施例】

以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図１は本考案の全体像を示す斜視図で、図２は貼着具の斜視図であり、保持具（２）の一端に止め具（２１）を設け、他の一端に止め具受け（２２）を設ける。止め具（２１）と止め具受け（２２）との関係は、連結して保持具（２）を輪状にして保持し、また連結を解けば輪状を解放出来るよう構成し、止め具（２１）及び、止め具受け（２２）を介して保持した状態にあっても貼着具（１１）が脱着可能となっている。

【００１１】更に、貼着具（１１）は平らな板状で、貼着具（１１）を保持具（２）で保持するための開口部（１２）を貼着部（１１）の端部に設けてある。この時、開口部（１２）を大きめにとって直接保持具（２）で保持することもできるが、図１においてはリング状の連設具（１３）を介して保持具（２）で保持しており、これは本考案の一例を示すものである。また、貼着具（１１）は保持具（２）に多数取り付けることができ、従って追加も可能である。

【００１２】従ってこれを使用するには、貼着具（１１）の片面または両面にシール状物を貼り付けた後、連設具（１３）を介して保持具（２）で保持すればよく、極めて簡単な作業でシール状物を保持することができるもので、例えば、保持具（２）にあらかじめ複数または多数の貼着具（１１）を保持しておき、必要に応じて貼着具（１１）の面にシール状物を貼る場合においても、貼着具（１１）の面にカバーがないからシール状物を貼り付けるのみの作業か、またはシール状物を貼り替える作業においても既に貼ってあるシール状物を剥がし、新たに貼り直せばよく、全く煩わしさ面倒臭さは伴わない。

【００１３】また、貼着具（１１）を透明、あるいは不透明の軟質塩化ビニール他の軟質材を用いれば、シール状物を剥がす際にシール状物表面を外側にして若干湾曲させると貼着具（１１）からシール状物が剥離しやすいほか、携帯時、手や皮膚に角が当たって痛みを感じることもない。

【００１４】更に、輪状に保持した保持具（２）を腕に嵌めればブレスレットとして楽しむ事ができるほか、携帯電話やカメラの手提げ紐、ヘアーバンド等の装飾品としても使用できる。

【００１５】

【考案の効果】

従って、上記のようにブレスレットや各種手提げ紐として、またはヘアーバンド等に使用できる結果、鞄やその他ケースに入れる必要がないため手軽に、かつ容易に携帯できる。更に、表紙を開く必要もないことからいつでもどこでも思いついた時点で必要に応じてシール状物を鑑賞することができる。加えて、表面にカバー等が無いことからシール状物の貼り付けや交換等に際して作業の煩雑やそれに伴う時間等からくる不便さが完全に解消される。

【提出日】平成９年１１月６日

【手続補正４】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】課題を解決するための手段

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００６】

【課題を解決するための手段】本考案はシール状物貼着具と前記貼着具を複数保
持する保持具とからなり、前記貼着具は粘着面を設けたシール状の用紙、または
フィルム等の面に粘着面を設けた部材等を貼り着ける面を設けるとともに、前記
貼着具の一端に前記保持具によって保持する手段を備え、更に、前記保持具の一
方または両方の端部から前記貼着具を挿通して保持し、かつ、脱落を防止する手
段を備えたシール状物貼着具である。

【提出日】平成１０年７月３日

【手続補正４】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００６

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案はシール状物貼着具と前記貼着具を複数保持する保持具とからなり、前記貼着具は粘着面を設けたシール状の用紙、またはフィルム等の面に粘着面を設けた部材等を貼り着ける面を設けるとともに、前記貼着具の一端に前記保持具によって保持する手段を備え、更に、前記保持具の一方または両方の端部から前記貼着具を挿通して保持し、かつ、脱落を防止する手段を備えたシール状物貼着具である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の全体の斜視図である。

【図２】本考案のシール状物貼着具の斜視図であ
る。

【符号の説明】

１１貼着具１２開口部１３連設具２保持具２１止め具２２止め具受け９シール状物

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【手続補正書】

【提出日】平成９年１１月６日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】考案の名称

【補正方法】変更

【補正内容】

【考案の名称】シール状物貼着具

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】シール状物貼着具と前記貼着具を複数保持
する保持具とからなり、前記貼着具は粘着面を設けたシ
ール状の用紙、またはフィルム等の面に粘着面を設けた
部材等を貼り付ける面を設けるとともに、前記貼着具の
一端に前記保持具によって保持する手段を備えている。
更に、前記保持具の一方または両方の端部から前記貼着
具を挿通して保持し、かつ、脱落を防止する手段を備え
たことを特徴とするシール状物貼着具とその保持具。