JP3092229U - 携帯用朱肉容器 - Google Patents
携帯用朱肉容器Info
- Publication number
- JP3092229U JP3092229U JP2002005242U JP2002005242U JP3092229U JP 3092229 U JP3092229 U JP 3092229U JP 2002005242 U JP2002005242 U JP 2002005242U JP 2002005242 U JP2002005242 U JP 2002005242U JP 3092229 U JP3092229 U JP 3092229U
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- JP
- Japan
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- container
- portable
- vermilion
- container body
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】配達人等が忘れずに携帯可能であって、且つ携
帯が煩わしくなく、更に容易に片手で押印作業を行うこ
とが可能な朱肉容器、ひいては配達物等の受け渡し、契
約等の締結を円滑に遂行可能な朱肉容器を提供する。 【解決手段】朱肉を収納するための収納部を備えた容器
本体に装着手段を設けたことを特徴とする携帯用朱肉容
器。或いは、容器本体に、収納部の開口を封止する蓋体
を開閉自在に設けたことを特徴とする携帯用朱肉容器。
更に、装着手段は指輪或いはベルトであることを特徴と
する携帯用朱肉容器。
帯が煩わしくなく、更に容易に片手で押印作業を行うこ
とが可能な朱肉容器、ひいては配達物等の受け渡し、契
約等の締結を円滑に遂行可能な朱肉容器を提供する。 【解決手段】朱肉を収納するための収納部を備えた容器
本体に装着手段を設けたことを特徴とする携帯用朱肉容
器。或いは、容器本体に、収納部の開口を封止する蓋体
を開閉自在に設けたことを特徴とする携帯用朱肉容器。
更に、装着手段は指輪或いはベルトであることを特徴と
する携帯用朱肉容器。
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は朱肉容器に関し、特に腕や指に装着可能な
携帯用朱肉容器に関する。尚、ここで朱肉とは朱肉のほかゲル状のインクその他
の染料等やスポンジ等にインク等を染込ませて、印鑑、スタンプ等にインク等を
供給するものも含むものである。
【0002】
【従来の技術】従来、郵便や宅配等の配達物の受け取りの際に押印する印鑑の
朱肉は受取人が用意し、その受け取りに際して受取人が印鑑に朱肉を付けて、配
達人に渡すか或いは自分で印鑑を押していた。又、銀行、証券、保険その他の各
業種の営業マンが契約に際して顧客に押印してもらう際にも、顧客が予め用意し
ていた朱肉を用いていた。しかし、配達物を受け取る受取人や契約をする顧客が
必ずしも朱肉を用意しているとは限らず、配達物の受け取りや契約が円滑に行わ
れないことが多々あった。
【0003】
又、配達人や営業マンが朱肉を用意している場合でも、朱肉を鞄、ポケット等
に携行しているため、取り出す作業が煩雑であり、特にスピードが要求される郵
便や宅配の受け渡し時には不向きであった。又、朱肉容器を目視或いは触れて確
認する為に鞄を開ける作業が必要であり、その煩雑な作業は省略或いは忘れがち
であるため、朱肉の携行を忘れることもしばしばであった。更に、このような従
来の朱肉容器では常に走りまわり身軽であることが望ましい配達人の携帯には煩
わしく不向きであった。
【0004】
更に、従来の朱肉容器は何れかの場所或いは物に固定されていなかったので、
押印の際には一方の手で朱肉容器を持ち或いは押さえ、他方の手で印鑑を持って
作業を行う必要があり、郵便物や宅配物を持ちながらの押印作業は困難であった
。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 そこで、本考案は、配達人等が忘れずに携
帯可能であって、且つ携帯が煩わしくなく、更に容易に片手で押印作業を行うこ
とが可能な朱肉容器、ひいては配達物等の受け渡し、契約等の締結を円滑に遂行
可能な朱肉容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するための第一の手段は、朱肉
を収納するための収納部を備えた容器本体に装着手段を設けたことを特徴とする
携帯用朱肉容器である。
【0007】
第二の手段は、第一の手段において、収納部を形成する凹部を備えた容器本体
に、収納部の開口を封止する蓋体を開閉自在に設けたことを特徴とする携帯用朱
肉容器である。
【0008】
第三の手段は、第一又は第二の手段において、装着手段は指輪であることを特
徴とする携帯用朱肉容器である。
【0009】
第四の手段は、第一又は第二の手段において、装着手段はベルトであることを
特徴とする携帯用朱肉容器である。
【0010】
上記第一乃至第四の手段によれば、朱肉容器の携行の際に鞄等に入れる必要が
ないので、その携行が常に容易に目視できるので、朱肉容器を配達人等が忘れず
に携帯可能となり、且つ、朱肉容器の携帯が煩わしくなくなる。更に朱肉容器が
配達人等の体に固定されているので、押印の際に朱肉容器を押さえる必要がなく
、片手で押印作業を行うことが可能となり、押印作業を迅速かつ容易に行うこと
が可能となる。そして、配達物等の受け渡し、契約等の締結を円滑に遂行可能と
なる。
【0011】
【考案の実施の形態】 以下本考案の実施の形態を図に従って詳細に説明する
。携帯用朱肉容器1は容器本体2と該容器本体2に開閉自在に設けた蓋体3と該
容器本体2に設置した装着手段4から構成されている。
【0012】
容器本体2は朱肉5を収納するための凹状の収納部21を有する上部開口の容
器であって、合成樹脂、木材、金属等により形成されている。容器本体2及び収
納部21の大きさは使用する印鑑、スタンプ等の大きさに適宜適応させて形成し
、その形状は横断面円形、方形等適宜の形状にすることが可能である。
【0013】
蓋体3は収納部21の上部開口を封止する為のものであり、その形状は容器本
体2の形状に適応させて形成する。蓋体3は蓋体3の端部に形成した挿通孔及び
容器本体2の端部に形成した挿通孔に軸7を挿入して容器本体2に開閉自在に枢
支させている。蓋体3の閉時に蓋体3と容器本体2を確実に係合させる為の係合
手段を設けることが望ましい。係合手段の具体例としては、蓋体3の挿通孔の対
向位置に係止突起33を形成すると共に、容器本体2には係止突起33に対応す
る位置に係止凹部23を形成して構成する他、蓋体3と容器本体2の夫々に係止
部材を形成してがま口の留め金状に構成してもよい。
【0014】
蓋体3は容器本体2に枢支するのではなく、蓋体3と容器本体2を柔軟性のあ
る合成樹脂等の薄板37にて連結し、或いは蓋体3の内側面と容器本体2の外側
面を螺刻して蓋体3と容器本体2を螺合により結合させる等他の結合方法を用い
てもよい。
【0015】
尚、容器本体2からインク等が漏れ出さず、携帯用朱肉容器1の装着者、荷物
等が内蔵した朱肉により汚されなければ、蓋体3は必ずしも設けなくてもよい。
【0016】
装着手段4は携帯用朱肉容器1を装着者に装着する為の手段であり、指輪41
が用いられる。ここで指輪とは指に着脱可能且つ嵌装可能な環状体を意味し、環
の一部が切り欠かれたもの及び環の一部が他の部材にて構成されているもの、例
えば容器本体2と指輪にて環状を構成しているものも含むものである。指輪41
は容器本体2の底部に固着して設置する。指輪41は弾性を有する適宜幅を持っ
たゴムひも、輪ゴム、合成樹脂、金属等を用いて構成する。装着手段4たる指輪
41は容器本体2と別個に形成した後に溶着、接着する等して容器本体2の底部
或いは端部に固着するが、容器本体2と同一素材を用いる場合は容器本体2と一
体形成してもよい。
【0017】
指輪41を合成樹脂、金属等を用いて構成した場合、即ち輪ゴムのように輪の
大きさを伸縮自在な部材にて構成しない場合には、その環の一箇所に切断部41
1を設けて輪の大きさを変化自在にして、どのような使用者の指の太さにも適合
するようにすることは推奨される。
【0018】
又、装着手段4は図2に示すようにベルト42を用いてもよい。ベルト42は
容器本体2の底端部に設けたコの字型の挿通部材24,24により形成した挿通
孔241,241に挿通して設置し、バックル421を設け、緊縛開放自在とし
て長さ調節及び固定を行う。
【0019】
尚、ベルト42の長さ調節及び固定にはマジックテープ(登録商標)を用いて
もよく、又、ベルト42は時計バンドの如き一連の伸縮自在のものを用いること
もできる。
【0020】
次に携帯用朱肉容器1の使用方法について説明する。装着手段4が指輪41であ
る場合には配達人等の携帯用朱肉容器1の使用者が所望の指に指輪41を嵌める
ことにより朱肉5を収納した携帯用朱肉容器1を指に装着する。押印時に指輪4
1を指に嵌めたまま蓋体3を開けて、印鑑を朱肉5につけて押印する。このとき
に朱肉5を収納した容器本体2は指に固定されているので、携帯用朱肉容器1を
嵌めた指側の手で配達物を保持しつつ、他の手で、印鑑を持ち、押印作業が可能
となる。その後にまた蓋体3を閉める。
【0021】
装着手段4がベルト42である場合には配達人等の携帯用朱肉容器1の使用者
はベルト42を腕時計を嵌める要領で手首に嵌め、或いは上腕、腿又はズボンの
ベルト等に嵌めることにより朱肉5を収納した携帯用朱肉容器1を手首、上腕、
腿又はズボンのベルト等に装着する。その後は装着手段4が指輪41である場合
と同様である。
【0022】
【考案の効果】以上のような本考案によれば、朱肉容器の携行の際に鞄等に入
れる必要がないので、その携行が常に容易に目視できるので、朱肉容器を配達人
等が忘れずに携帯可能となり、且つ、朱肉容器の携帯が煩わしくなくなった。更
に朱肉容器が配達人等の体に固定されているので、押印の際に朱肉容器を押さえ
る必要がなく、片手で押印作業を行うことが可能となり、押印作業を迅速かつ容
易に行うことが可能となった。そして、配達物等の受け渡し、契約等の締結を円
滑に遂行可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例斜視図
【図2】本考案他実施例斜視図
1 携帯用朱肉容器
2 容器本体
21 収納部
3 蓋体
4 装着手段
41 装着手段たる指輪
42 装着手段たるベルト
5 朱肉
Claims (4)
- 【請求項1】朱肉を収納するための収納部を備えた容器
本体に装着手段を設けたことを特徴とする携帯用朱肉容
器。 - 【請求項2】収納部を形成する凹部を備えた容器本体
に、収納部の開口を封止する蓋体を開閉自在に設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の携帯用朱肉容器。 - 【請求項3】装着手段は指輪であることを特徴とする請
求項1又は請求項2に記載の携帯用朱肉容器。 - 【請求項4】装着手段はベルトであることを特徴とする
請求項1又は請求項2に記載の携帯用朱肉容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005242U JP3092229U (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | 携帯用朱肉容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005242U JP3092229U (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | 携帯用朱肉容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3092229U true JP3092229U (ja) | 2003-03-07 |
Family
ID=43246307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002005242U Expired - Fee Related JP3092229U (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | 携帯用朱肉容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3092229U (ja) |
-
2002
- 2002-08-21 JP JP2002005242U patent/JP3092229U/ja not_active Expired - Fee Related
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