JP3034832U - 芳香を発散する筆記具 - Google Patents

芳香を発散する筆記具

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JP3034832U
JP3034832U JP1996007134U JP713496U JP3034832U JP 3034832 U JP3034832 U JP 3034832U JP 1996007134 U JP1996007134 U JP 1996007134U JP 713496 U JP713496 U JP 713496U JP 3034832 U JP3034832 U JP 3034832U
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JP1996007134U
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Inventor
弘 竹内
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有限会社小間金属工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、キャップを外して使用する時にのみ
香気を発する筆記具を提供することを目的とする。 【構成】筆記具の軸部のキャップで覆われる部分に小孔
を設け、軸内部の適当な箇所に賦香料を配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、使用中に香気を発し,周辺に爽やかな雰囲気を醸し出すことの出来 る筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】
仕事を快適な雰囲気中で行なうことができるよう,香気を伴なう清浄な空気を オフィス内に供給する大規模な装置があり、また、一般の家庭で玄関や便所など で使用する芳香剤も市販されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、そのような設備を必要とする大掛かりのものや,その目的のためだ けに作られた芳香剤を使用するのではなく、使用中に芳香を発散する筆記具を提 案するもので、筆書中に本人を含め周辺の作業者に,そこはかとなく爽やかな香 りが漂う雰囲気をつくり出すことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、筆記具の軸部の先端付近の適所に小孔を設け,内部に賦香 料を封入しておき、普段はキャップによって小孔は覆われているが,使用時にの み該小孔から香気が流れ出る構造のものとした。
【0005】 本考案の筆記具は、ボールペンに適用するのが最適であるが、これに限られる ものではなく、キャップを具えている万年筆や筆ペンのようなものにも,そのま ま適用することが出来る。
【0006】
【実施例】
以下,本考案について図面を参照しつつ説明する。図面は、本考案による筆記 具を、ボールペンを例にとった実施例を示すものである。
【0007】 一般にボールペンは、軸部1内に収められインクの入っている芯7と,この芯 7の先端に一体に接続されている金属製のボール保持部8と,該ボール保持部8 と軸部1とを接続固定する口金2と,軸部1後端を覆う尾栓3と,キャップ6と から成っている。
【0008】 図1に示す実施例は、本考案をこの一般的なボールペンに適用した場合につい てのものである。軸部1の先端付近周囲のキャップ6で覆われる箇所に複数の小 孔5が設けられており、尾栓3の内部には賦香料を含浸させたフェルト状の物質 が担持材4として収められている。したがって,先端付近の小孔5は、通常は, キャップ6により覆われ閉塞された状態にある。
【0009】 小孔5の径及び数は、内部に収める賦香料の種類によって決定される。揮発性 の程度により,径は0.3〜1.5mm、数は1〜6個の範囲で決定される。ま た当然のことであるが小孔5の形状は、円形,楕円形,星形等どのようなもので あっても良い。
【0010】 使用する賦香料は,常温において揮発性を有するもので、化粧品・嗜好品等に 一般に使用されている天然香料・人造香料の中から選択される。例えば,タイワ ンヒノキ材に含まれている植物性香料のヒノキチオールの香気は、心身をリラッ クスさせ,好適である。しかし,近年は天然香料のほか多種多様の合成香料が作 られており、使用する場所・用途・価格等を考慮して,適当なものを採択する。
【0011】 次に図2の実施例は、同じくボールペンについてのものであるが、本実施例の 場合には、賦香料の担持材4を軸部1と芯7との間に介在させたもので、小孔5 の位置その他は前記実施例と異なるところは無い。
【0012】 それらの賦香料は、通常は担持材4に含浸させるか,小容器に充填した上で軸 部1の中に収める。その箇所は上記の他,いずれであっても良く、筆記具の種類 を考慮して選択される。
【0013】 また、上記のもののほか,芯7の周囲に油性の賦香料を直接コーティングして も良く、その場合,賦香料を着色したものとすると、透明軸に適用するときには 美麗な外観を呈するものとなる。
【0014】 本考案にかかる筆記具において、軸部1の先端付近に設けられた小孔5は,通 常はキャップ6によって閉塞されているので、無駄な香気の流出は防止される。 而して,キャップ6を外すと通気性が生じ、内部に収納されている賦香料から生 じる香気が流出する。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、筆記具使用時に流出する香気により,使用者本人を含め周囲 が芳香で包まれ、快適な雰囲気の作業環境が醸成される。そして,不使用時には 小孔5はキャップ6で閉塞されているので、香気が無駄に流出することは無い。
【提出日】平成8年9月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、使用中に香気を発し,周辺に爽やかな雰囲気を醸し出すことの出来 る筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】 仕事を快適な雰囲気中で行なうことができるよう,香気を伴なう清浄な空気を オフィス内に供給する大規模な装置があり、また、一般の家庭で玄関や便所など で使用する芳香剤も市販されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、そのような設備を必要とする大掛かりのものや,その目的のためだ けに作られた芳香剤を使用するのではなく、使用中に芳香を発散する筆記具を提 案するもので、筆書中に本人を含め周辺の作業者に,そこはかとなく爽やかな香 りが漂う雰囲気をつくり出すことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、筆記具本体の軸部の先端付近に該筆記具本体内腔と外気と を連通する小孔を設け,該内腔に賦香料を封入しておき、普段はキャップによっ て該小孔は覆われているが,使用時にのみ該小孔から香気が流れ出る構造のもの とした。
【0005】 本考案の筆記具は、ボールペンに適用するのが最適であるが、これに限られる ものではなく、キャップを具えている万年筆や筆ペンのようなものにも,そのま ま適用することが出来る。
【0006】
【実施例】
以下,本考案について図面を参照しつつ説明する。図面は、本考案による筆記 具を、ボールペンを例にとった実施例を示すものである。
【0007】 図示したボールペンは、ボールペン本体とキャップとからなり、該ボールペン 本体は、さらに、ペン軸1と、該ペン軸内に収められインクの入っている芯7と ,この芯7の先端に一体に接続されている金属製のボール保持部8と,該ボール 保持部8と該ペン軸とを接続固定する口金2と,該ペン軸の後端を覆う尾栓3と から成り、それらによって該ペン軸の内側に密閉された内部空間(本明細書にお いて、ボールペン本体内腔または単に内腔という)が形成されている。
【0008】 本実施例において、該ボールペン本体のペン軸1の先端付近のキャップ6で覆 われる箇所には複数の小孔5が設けられており、尾栓3の内部には賦香料を含浸 させたフェルト状の物質が担持材4として収められている。該ボールペン本体の 内腔と外気とは該小孔を介して連通されているものの、通常,該小孔は該キャッ プにより覆われて閉塞された状態にある。
【0009】 該小孔5の径及び数は、内部に収める賦香料の種類によって適宜決定される。 揮発性の程度により,径は0.3〜1.5mm、数は1〜6個の範囲で決定され る。また当然のことであるが小孔5の形状は、円形,楕円形,星形等どのような ものであっても良い。
【0010】 使用する賦香料は,常温において揮発性を有するもので、化粧品・嗜好品等に 一般に使用されている天然香料・人造香料の中から選択される。例えば,タイワ ンヒノキ材に含まれている植物性香料のヒノキチオールの香気は、心身をリラッ クスさせ,好適である。しかし,近年は天然香料のほか多種多様の合成香料が作 られており、使用する場所・用途・価格等を考慮して,適当なものを採択する。
【0011】 次に図2の実施例は、同じくボールペンについてのものであるが、本実施例の 場合には、賦香料の担持材4をペン軸1と芯7との間に介在させたもので、小孔 5の位置その他は前記実施例と異なるところは無い。
【0012】 それらの賦香料は、通常は担持材4に含浸させるか,小容器に充填した上で軸 部1の中に収める。その箇所は上記の他,いずれであっても良く、筆記具の種類 を考慮して選択される。
【0013】 また、上記のもののほか,内腔に油性の賦香料を直接コーティングしても良く 、その場合,賦香料を着色したものとすると、透明軸に適用するときには美麗な 外観を呈するものとなる。
【0014】 本考案にかかる筆記具において、軸部の先端付近に設けられた小孔は,通常は キャップによって閉塞されているので、無駄な香気の流出は防止される。而して ,キャップを外すと通気性が生じ、内部に収納されている賦香料から生じる香気 が流出する。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、筆記具使用時に流出する香気により,使用者本人を含め周囲 が芳香で包まれ、快適な雰囲気の作業環境が醸成される。そして,不使用時には 小孔はキャップで閉塞されているので、香気が無駄に流出することは無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による筆記具・ボールペンの一実施例を
示す断面図
【図2】本考案による筆記具・ボールペンの他の実施例
を示す断面図
【符号の説明】
1 軸部 2 口金 3 尾栓 4 賦香料を浸みこませた担持材 5 小孔 6 キャップ 7 芯 8 ボール保持部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 芳香を発散する筆記具
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による筆記具・ボールペンの一実施例を
示す断面図
【図2】本考案による筆記具・ボールペンの他の実施例
を示す断面図
【符号の説明】 1 ペン軸 2 口金 3 尾栓 4 賦香料を浸みこませた担持材 5 小孔 6 キャップ 7 芯 8 ボール保持部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸部先端寄りのキャップで覆われる部分に
    小孔を設け、軸部の内部適所に賦香料を配置したことを
    特徴とする芳香を発散する筆記具。
  2. 【請求項2】賦香料が,軸部の後端に嵌着される尾栓内
    に収納されている担持材に含浸させたものである請求項
    1記載の芳香を発散するボールペン。
  3. 【請求項3】賦香料が,軸部の内壁と芯との間に収納さ
    れている担持材に含浸させたものである請求項1記載の
    芳香を発散するボールペン。
  4. 【請求項4】賦香料が,軸部内の芯の外面に塗布したも
    のである請求項1記載の芳香を発散するボールペン。
JP1996007134U 1996-07-04 1996-07-04 芳香を発散する筆記具 Expired - Lifetime JP3034832U (ja)

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