JP3034044U - チューブレスタイヤ用ホイールのリーク検査装置における ホイール押さえ板のホイールとの接触面を清掃する装置 - Google Patents
チューブレスタイヤ用ホイールのリーク検査装置における ホイール押さえ板のホイールとの接触面を清掃する装置Info
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- JP3034044U JP3034044U JP1994010717U JP1071794U JP3034044U JP 3034044 U JP3034044 U JP 3034044U JP 1994010717 U JP1994010717 U JP 1994010717U JP 1071794 U JP1071794 U JP 1071794U JP 3034044 U JP3034044 U JP 3034044U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- pressing plate
- contact surface
- attached
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エャー又はガスを用いるチューブレスタイヤ用
ホイールのリーク検査装置に於いてホイールを挟み込む
押さえ板面を清掃しておく事によって両者の接触面を密
着せしめ、よってこの部分からのリークをなくしホイー
ルのリーク検査を確実ならしめるのが目的である。 【構成】押さえ板面より送気管を突出させこれに密閉中
空円筒を取り付けこの円筒の中に翼を取り付け、翼に送
気管を通って圧送されて来る流体をあてて円筒を回転さ
せうる如くする。この円筒に噴射ノズルを取り付け円筒
の回転により噴射ノズルより噴射される流体をホイール
と接触する押さえ板面を清掃する如き構成になってい
る。
ホイールのリーク検査装置に於いてホイールを挟み込む
押さえ板面を清掃しておく事によって両者の接触面を密
着せしめ、よってこの部分からのリークをなくしホイー
ルのリーク検査を確実ならしめるのが目的である。 【構成】押さえ板面より送気管を突出させこれに密閉中
空円筒を取り付けこの円筒の中に翼を取り付け、翼に送
気管を通って圧送されて来る流体をあてて円筒を回転さ
せうる如くする。この円筒に噴射ノズルを取り付け円筒
の回転により噴射ノズルより噴射される流体をホイール
と接触する押さえ板面を清掃する如き構成になってい
る。
Description
【0001】
この考案はチューブレスタイヤ用ホイールのリーク検査装置に関するものであ る。
【0002】
従来のチューブレスタイヤ用ホイールのリーク検査装置に於いて圧縮エャーと 水を利用したもの又はガスを使用したものがある。 前者を
【図1】に後者を
【図2】に示す。
【図1】に示す装置はホイール(1)を上押さえ板(2)と下押さえ板(3) で挟み込み、水を満たした上面開放の透明な材質で作られた水槽(10)を上 昇させて中の水に水没させ、ホイールを回転させながらホイールの中に下押え 板の支持軸(13)の中を通る送気管(12)より圧縮エャーを圧入しホイー ル側壁(1−1)からのエャーのリークにより発生する気泡の有無を検出する 事によってホイールのリークの有無を検出する装置である。検出器は図示して ない。一点鎖線は水槽上昇時の位置を示す。
【図2】に示す装置は気密槽(11)内でホイールを上、下押さえ板で挟み込 みホイール内に送気管(12)を通じてヘリウムガス等を圧入し、槽内の空気 を吸引管(11−1)より吸引してこれをガス検知器(図示せず)に導入し、 この吸引空気中のガスの有無を検出する事によってホイールのリークの有無を 検出する装置である。
【0003】
前記
【図1】、
【図2】に示す検査装置に於いてリークを検査する部分はホイ ールの側壁(1−1)である。然るにホイールと押さえ板の接触面からのリー クがあると正確な検査は出来ない。 これが従来の装置に於ける最大の問題であった。 この接触面からのリークの原因と考えられるものは 1.ホイールに付着残存していた切削くず等が押さえ板面上に落ちていたと き、それ等を挟み込んだ両者の接触面には隙間を生じる恐れがある。 また、押さえ板の表面の材質は硬質の弾性体(2−1)(3−1)で製作して あるので切削くず等が押さえこまれた跡が残りこれも隙間発生の原因とはなる 。 2.ホイールを押さえ板上に装着する時、押さえ板はかなり大きな力で押し 付けられるので押し付け跡が残り、装着位置が一定でないと押し付け跡がまば らになりこれも隙間発生の原因となる。 上記1.2に対しては装着以前にホイール自体を清掃する処理をしたり装着位 置を一定にする事は必要であるがこれらは本考案と直接の関係はないので省略 する。 いずれにしてもホイールと押さえ板との接触面(A)に切削くず等の雑物が残 らないようにする事は解決せねばならない最重要な課題である。
【0004】
説明を簡単にする為下押さえ板に本考案を設置した場合について説明する。
【図3】は本考案による装置(4)を下押さえ板(3)に設置した縦断面図で
【図4】は
【図3】のX1−Y1断面矢視図である。送気管(12)を延長し てその上端が閉塞されてある突出管(12−1)にベアリング(12−3)( 12−4)を固定しその外側ハウジングに密閉中空円筒である回転筒(5)の 両底板を固定する。回転筒(5)の内周壁には全周に複数個の翼(5−1)が あり又翼の上側の回転筒壁に噴射ノズル(5−2)が取り付けられ噴射ノズル は回転筒内とつながり噴射口より噴射された流体がホイールと接触する押さえ 板の接触面(A)に向けて噴射されるようにする。突出管(12−1)の途中 より吹き出しノズル(12−2)を出しこれより吹き出した流体を翼(5−1 )に当てる事により回転筒が回転するようにしておく。この時回転筒内はエャ ーチャンバーの役目をする。回転筒が回転すると一体となっている噴射ノズル (5−2)も回転し噴射口より吹き出した流体は接触面(A)全周に亙って吹 き付けられるのでこの部分全体を清掃する事が出来る。ホイールを下押さえ板 上に装着する前に噴射ノズルを少なくとも一回転させて接触面全周を清掃した 後ホイールを装着する。ホイール内へのエャー又はガス体の圧入は噴射口経由 で行われる。説明は下押さえ板に本装置を設置した場合についてであるが、こ れを上押さえ板にも設置することは自由である。 又清掃用流体としてはエャーの他水を使用してもよい。この場合送気管へ水を 送るための切り替え弁(図示せず)を必要とする。
【0005】
ホイール装着前に押さえ板とホイールとの接触面全周に亙り圧縮エャー又は圧 力水を噴射してホイールと押さえ板の接触面を清掃する事により両者を密着し 得、ホイール内の気体のこの接触面からのリークを防ぎうる。
【0006】
【図1】の装置の下押さえ板に本考案を設置して実験を行った。 ホイールの押さえ付け強さを約300Kg、清掃用及びホイール圧入用エャー 圧約2kg/Cm2。清掃用に水を使用した場合は切り替え弁(図示せず)に て圧送した。水圧約4kg/Cm2。エャー、水いずれを使用した場合もホイ ールと接触する下押さえ板面を清掃し得、両者の接触面からのリークは認めら れなかった。
【0007】
本考案による装置は送気管を接続延長すれば従来の装置に容易に追加取り付け る事が出来、この事によって押さえ板面を清掃し、ホイールと押さえ板との接 触面を密着し得この部分からのリークを無くしよってホイールのリーク検査を 確実ならしめうる。
【図1】水及び圧縮エャーを使用した従来のホイールの
リーク検査装置図
リーク検査装置図
【図2】ガス検出方式による従来のホイールのリーク検
査装置図
査装置図
【図3】本考案を下押さえ板に設置した断面図
【図4】
【図3】のX1−Y1断面矢視図
(1) はホイール (1−1) はホイール側壁 (2) は上押さえ板 (2−1) は上押さえ板の弾性体板 (3) は下押さえ板 (3−1) は下押さえ板の弾性体板 (W) は水 (A) は下押さえ板とホイールとの接触面 (4) は本考案による装置本体 (5) は回転筒 (5−1) は翼 (5−2) は噴射ノズル (10) は水槽 (11) は気密槽 (11−1) は気密槽吸引管 (12) は送気管 (12−1) は突出管 (12−2) は突出管より分岐した吹き出しノズル (12−3) はベアリング (12−4) は同上 (13) は下押さえ板支持軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】チューブレスタイヤ用ホイール(以下ホイ
ールと記す)のリーク検査装置に於いてホイールを上下
両側から押さえはさみ込む板(以下押さえ板と記す)の
中央を通ってホイール内に内圧をかける送気管を押さえ
板外まで延長突出させその上端は閉塞しておく。この突
出部分を突出管と称することにする。この突出管に、突
出管を軸として回転しうる密封中空円筒(以下回転筒と
記す)を取り付ける。回転筒内周壁に翼をつけ突出管よ
り分岐したノズルから吹き出させる流体をこの翼にあて
て回転筒を回転しうるようにする。回転筒壁に孔をあけ
ここに噴射ノズルをつけこの噴射ノズルより噴射された
流体によってホイールと押さえ板の接触面を全周に亙っ
て清掃する、チューブレスタイヤ用ホイールのリーク検
査装置に於ける押さえ板のホイールとの接触面を清掃す
る装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010717U JP3034044U (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | チューブレスタイヤ用ホイールのリーク検査装置における ホイール押さえ板のホイールとの接触面を清掃する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010717U JP3034044U (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | チューブレスタイヤ用ホイールのリーク検査装置における ホイール押さえ板のホイールとの接触面を清掃する装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034044U true JP3034044U (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=43168903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994010717U Expired - Lifetime JP3034044U (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | チューブレスタイヤ用ホイールのリーク検査装置における ホイール押さえ板のホイールとの接触面を清掃する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034044U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011237245A (ja) * | 2010-05-10 | 2011-11-24 | Ngk Insulators Ltd | 匣鉢の割れ検出方法 |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP1994010717U patent/JP3034044U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011237245A (ja) * | 2010-05-10 | 2011-11-24 | Ngk Insulators Ltd | 匣鉢の割れ検出方法 |
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