JP3033391U - 開封簡便式書類袋 - Google Patents

開封簡便式書類袋

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JP3033391U
JP3033391U JP1996006557U JP655796U JP3033391U JP 3033391 U JP3033391 U JP 3033391U JP 1996006557 U JP1996006557 U JP 1996006557U JP 655796 U JP655796 U JP 655796U JP 3033391 U JP3033391 U JP 3033391U
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envelope
line
bag
fiber cotton
sewing
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JP1996006557U
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English (en)
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ミン リン ウェ
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ミン リン ウェ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は開封簡便式書類袋に関し、簡単な操
作により書類袋の最良の開封効果を達成し、機械工具を
要せず、環境汚染を引き起こすことのないよう書類袋を
引き千切ったりせずに開封できる開封簡便式書類袋を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本考案の開封簡便式書類袋は、封筒1の
前蓋片11又は後蓋片13の切り線の部位に繊維綿線2
を設け、その一端は封筒1に固定しており、他端は若干
の長さを延伸部2として前記前蓋片11又は前記後蓋片
13の外に露出させて構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は書類袋に関し、特に、簡単な操作で開封を容易に行い得るようにした 開封簡便式書類袋に係る。
【0002】
【従来の技術】
人類は数千年来今日に至る迄、科学技術の急速な進歩を遂げた今も書信の往復 を絶つことなく行っている。書信は現在、最も普遍で、最も経済的な連絡方式と 見なされている。しかし、長いこと、我々の使用する封筒(袋)は、基本的に別 に大きな変化もなく、変化があったにしても、ただ様式上多少なりの変化があっ たに過ぎず、例えば覗き窓を開け、前蓋を長くし、または前蓋を弧形にすると言 った程度のことで、而も封口の封緘手段は、金属ホック片または封口にアラビア 糊の如き粘着ゲルを附着させる等である。しかし、それは封筒袋を密封した後の 開封時の事情に対しては考慮が払われているわけではない。従って、従来の封筒 には有効で明らかな改良または進歩が認められない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
現在、多くの封筒(袋)は金属ホックや糊貼りで封緘するものであり、ホック 式のものは、ただ封筒の中に非隠密性書類または物品を収納するのが一般的であ り、それは簡単に開封することができ、かつ、封筒を破壊せずに再封することが できる。また、アラビア糊の如きゲルで封口を封緘開封するものは、その受取人 が受け取った後、一般の開封方式は勿論機械式開封機を利用して開封するか、ペ ーパーナイフで開封するか、または直接手の指で封筒の前端または尾端を一寸ば かり破って封筒を開封するかである。しかしながら、開封機、ペーパーナイフま たは手の指で切るか封筒の前端または尾端を破るもののいずれであろうとも、そ れはどうしても切り屑として残留する公害ゴミを製造することになる。公害ゴミ の問題はさておき、開封機によるものは完璧な開封を行わせ得るものの、費用が 嵩んで手軽に利用し難い。そこで、若しも封筒の封口を手の指で破いて開ける場 合には、不注意で内容物を破損するおそれがあり、例えば手形、正式書類等を破 損した場合には取り返しのつかない事態を招来する。こうした欠点を改善するの が本考案の最大の目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は簡単な操作により、最良の封筒または書類袋を開封する効果を達成し 、それも如何なる機械工具をも必要としないので、明らかにコストもプラスする ことなく、開封が便利で、環境汚染を引き起こすことなく、且つ、封筒を破壊し ない完璧性を特徴とする。その封緘は完全に従来の封筒または封筒袋の開封方式 とは異なるもので、その技術内容は封筒の前蓋の折線上に一つの繊維綿線(糸) または類似の極細紐を貼り付けてある。また、その封筒の前記前蓋の折線上に間 歇的に配列させて切り線を設けたり、あるいは前蓋若しくは後蓋またはその両方 の折線上にミシンにより一筋の縫線を形成し、前記繊維綿線(糸)またはミシン 縫線を蓋外に適当な長さに延き伸ばし、封筒の蓋を封緘する。即ち、封筒または 封筒袋が封緘されると繊維綿線(糸)は封筒の端縁において蓋片内にあるように その状態が変化するので、ミシン縫線は直接封筒の端縁に位置するようになる。 この封筒(袋)を受信者が受け取ることになるが、開封者は封筒外に延びる繊維 綿線(糸)を指で摘み封筒辺縁上に沿って引き上げてゆくと、封筒の一部を切除 することなく、且つ、汚染を引き起こすおそれもない状況下で、有効に封筒を開 封し、且つ如何なる機械工具に頼る必要もないのである。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1は開封簡便式書類袋を示す平面図である。 図1に示すように、本考案は封筒1の前蓋片11の折線の部位に1つの繊維綿 線(糸)2または類似の極細紐を貼り付け、且つ、その繊維綿線(糸)2の一固 定端21を封筒または封筒袋内の隅に接着剤で貼り付けて固定し、他端の延伸部 22は前蓋片11の外に露出して、使用時に封筒1の前蓋片11を封筒1に向か って折り返し、糊等のゲルを付けて封緘する。その後に、繊維綿線(糸)2は前 蓋片11内にあるようにその状況が変わる。但し、それは封筒1の端縁上にあり 、受信者が開封するときは、封筒1の外に露出している繊維綿線(糸)2の延伸 部22を軽く引き上げると、封筒1を開封させることができる。即ち、図4に示 されるような状態になる。
【0006】 図2は開封簡便式書類袋に繊維綿線と袋の蓋片の折線上に切り線を設けてある 状態を示す平面図である。 図2に示すように、封筒1には図1に示した封筒と同様に繊維綿線(糸)2を 設ける。その際、若しもその封筒1または封筒袋の材質がわりと厚いか比較的破 りにくい場合は、封筒1の前記繊維綿線(糸)2を貼り付けた前蓋片11の折線 上に切り線12を間歇的に配列して設ける。このように構成することにより、そ の開封時に前記繊維綿線(糸)で前記折線に沿って封筒1を破り易くなり、手紙 を容易に開封することができるようになる。
【0007】 図3は開封簡便式書類袋に繊維綿線と袋の蓋片の折線上にミシン縫線を設けて ある状態を示す平面図である。 図3に示すように、この実施例のものは封筒1の前蓋片11または後蓋片13 の折り線上にミシンで一筋の縫い線3を形成させておき、そのミシン縫線3を蓋 片外に適当な長さに延き伸ばした引出し縫線31を用意し、それは封筒1に前蓋 片11または後蓋片13を封緘した後には、ミシン縫線3が直接封筒1の端縁上 に位置するようになり、受信者が受け取った後に、開封者は引出し縫線31を軽 く引き上げると、前述の封筒と同様に気軽に封筒1のその完整性を破壊せずに、 且つ、汚染を引き起こすおそれもなく、有効に封筒を開封し、且つ如何なる機械 工具をも要しないものである。
【0008】 図5は繊維綿線またはミシン縫い線を封筒の後蓋片上に設けた状態を示す平面 図である。同図において、繊維綿線2を封筒1の後蓋片13上に設け、而も、前 述の封筒と同じ効果を獲得できるようにしている。そして、その繊維綿線2また はミシン縫線3を封筒1の後蓋片13に設けた目的は、その封筒1で印刷品を送 る時に、普段印刷品を送る時の封緘はホッチキスの針4で固定するので、若しも その繊維綿線2またはミシン縫線3を封筒1の前蓋片11に設ける効果が何かと 理想的ではなく、それに物品を取り出す時にホッチキスの針4に物品の取り出し が阻害され易い。而して、繊維綿線2やミシン縫線3を後蓋片13に設けておく とそう言う問題がない。本考案の封筒または封筒袋は只軽く封筒1辺縁上にある 繊維綿線または縫い線を引き上げれば、封筒に如何なる機械工具の協力によらず とも、その完整性を破壊させず、且つ、汚染を引き起こすおそれもない状況の下 で有効に封筒または封筒袋を開封することができる。なお、必要により、前記繊 維綿線または前記ミシン縫線は前蓋片側と後蓋片側の両方に設けることもできる 。
【0009】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、封筒の蓋の折線部に繊維綿線を設け、その端部を 封筒の外へ露出させるように構成したので、それをつまんで、前記折線部に沿っ て前記繊維綿線を引き上げれば、簡単に封筒を開封することができ、また封筒の 一部を切除する型式の開封とは違って、封筒の内容物を傷つけたり、不要なごみ の発生の原因となるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の開封簡便式書類袋を示す平面図であ
る。
【図2】本考案の開封簡便式書類袋に繊維綿線と袋の蓋
片の折り線上に切り線を設けてある状態を示す平面図で
ある。
【図3】本考案の開封簡便式書類袋に繊維綿線と袋の蓋
片の折線上にミシン縫線を設けてある状態を示す平面図
である。
【図4】本考案の開封簡便式書類袋において封筒の開封
状況を説明する平面図である。
【図5】本考案の開封簡便式書類袋において繊維綿線ま
たはミシン縫い線を封筒の後蓋片上に設けた状態を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 封筒 2 繊維綿線 3 ミシン縫線 4 ホッチキス針 11 前蓋片 12 切り線 13 後蓋片 21 固定端 22 延伸部 31 引出し縫線

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封筒の前蓋または後尾蓋の折線の処に一
    つの繊維綿線または類似線材を貼り、その一端の固定端
    は封筒または封筒袋内の隅に固定し、別の一端を延伸し
    て蓋外に露出させ、封筒上を糊で封じた後、繊維綿線は
    蓋内に変位させ、封筒端縁上で、封筒を切り開く時に只
    封筒外に露出している繊維綿線の延伸部を軽く引き起こ
    せば封筒を開封することができる構成に形成した開封簡
    便式書類袋。
  2. 【請求項2】 前蓋または後尾蓋の折線上に繊維綿線を
    設けると共に、若しも封筒袋の材質がわりと厚いまたは
    容易に引き裂けられないのに属するものは、封筒の前記
    繊維綿線を張っている前蓋の折線上に配列させて裁ち切
    り線を設けて、開封時に容易にそれを達成できるように
    した請求項1記載の開封簡便式書類袋。
  3. 【請求項3】 封筒の前蓋または後蓋の折線上にミシン
    で一筋の縫線を設け、並びにそのミシン縫線は蓋外に予
    め適当な長さの引き出し縫線を延伸し、それは封筒を封
    じると、ミシン縫線は直接封筒の端縁上に位置し、封筒
    を切り開く者が前記引出し縫線を気軽に引き起こすだけ
    で、封筒を開くことができるようにした請求項1記載の
    開封簡便式書類袋。
JP1996006557U 1996-07-10 1996-07-10 開封簡便式書類袋 Expired - Lifetime JP3033391U (ja)

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