JP3033261U - 簡易取付型収納ケース - Google Patents

簡易取付型収納ケース

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JP3033261U JP1996006426U JP642696U JP3033261U JP 3033261 U JP3033261 U JP 3033261U JP 1996006426 U JP1996006426 U JP 1996006426U JP 642696 U JP642696 U JP 642696U JP 3033261 U JP3033261 U JP 3033261U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平と垂直に取り付けるうると共に窓枠等の
僅かに張り出している段差等に容易にかつ確実に取り付
けられる簡易取付型収納ケースを提供する。 【解決手段】 ケース本体12と固定用伸縮部材13と
からなり、底板になる部分を補強して水平方向と垂直方
向のいずれにも配設できるようにした。固定用伸縮部材
13は、ケース本体12の背面側に取り付けた。棚板2
6は、簡易取付型収納ケース11が垂直又は水平方向に
配設されたときに、垂直時支持係止部25、水平時支持
係止部35等に適宜取り付けて、水平状態を保つ。ケー
ス本体には、それが水平又は垂直方向に配設されたとき
に、その下側部にタオルかけを設ける。ケース本体12
は、その奥行きの寸法を小さくして薄型に成形した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、2つの対向する当接面の間に簡単に取り付けることができる簡易取 付型収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
2つの対向する壁面(例えばトイレ内の壁面)等の間に簡単に取り付けて物を 収納できるようにする簡易取付型収納ケースとしては、本出願人が先に出願した もの(実用新案登録第3020285号)がある。
【0003】 この簡易取付型収納ケースは、図2に示すように、物を収納するケース本体1 と、このケース本体1に一体的に取り付けられた固定用伸縮棚2とから概略構成 されている。
【0004】 固定用伸縮棚2は、ケース本体1の天井部に取り付けられている。ケース本体 1は、上下方向の寸法が小さくて奥行き方向の寸法が大きく、多少大型に成形さ れている。このケース本体1の前面には、2枚の開閉扉3,4が取り付けられて いる。各開閉扉3,4の間には、補強用支柱5が取り付けられ、ケース本体1を 補強している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記構成の簡易取付型収納ケースは、そのケース本体1を水平に保 った状態で、固定用伸縮棚2をトイレ内の壁面等に掛け渡して取り付けられる。 即ち、簡易取付型収納ケースは、ケース本体1を水平に保った状態でのみ取り付 けるようになっている。これにより、簡易取付型収納ケースは、トイレ内の壁面 等に容易に取り付けることができる。
【0006】 ところが、前記構成の簡易取付型収納ケースの場合、主にトイレ内の壁面等の 相対向する広い壁面を対象にしている。即ち、この簡易取付型収納ケースでは、 ケース本体1を水平に保った状態で、壁面等に取り付けることを目的としており 、ケース本体1を垂直に取り付けることは考慮されていない。
【0007】 また、トイレ内の壁面等の広い対向壁を対象にしているため、窓枠等の僅かに 張り出している壁面や段差等に取り付けることはできなかった。
【0008】 本考案は以上述べたような不具合を解消するためになされたもので、水平だけ でなく、垂直にも取り付けることができると共に、窓枠等の僅かに張り出してい る壁面や段差等にも容易にかつ確実に取り付けられる簡易取付型収納ケースを提 供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために第1の考案に係る簡易取付型収納ケースは、前 面側に開閉扉が設けられ内部に物が収納されるケース本体と、伸張することで対 向する当接面に圧接して前記ケース本体を当該当接面の間に固定支持する固定手 段とを備え、前記ケース本体が、水平方向と垂直方向のいずれの方向にも配設で きるように、各状態で底板になる部分を補強したことを特徴とする。
【0010】 前記構成により、対向する壁面の間に水平状態で取り付けることができるだけ でなく、冷蔵庫や食器棚と天井との間等に、垂直状態でも取り付けることができ る。この場合、水平状態又は垂直状態のときに底板になる部分を補強しているの で、内部に確実に物を収納することができる。
【0011】 第2の考案に係る簡易取付型収納ケースは、前記固定手段が、前記ケース本体 の背面側に取り付けられたことを特徴とする。
【0012】 前記構成により、僅かに張り出した段差、例えば窓枠等にも確実に取り付ける ことができるようになる。さらに、窓枠等において、水平方向にも垂直方向にも 配設することができる。
【0013】 第3の考案に係る簡易取付型収納ケースは、前記ケース本体に、このケース本 体が水平方向に配設された状態でその内部に取り付けられる棚板を水平に支持す る水平時支持係止部と、ケース本体が垂直方向に配設された状態で前記棚板を水 平に支持する垂直時支持係止部とを備えたことを特徴とする。
【0014】 前記構成により、簡易取付型収納ケースを水平方向に配設したときには水平時 支持係止部で棚板を水平に支持し、簡易取付型収納ケースを垂直方向に配設した ときには垂直時支持係止部で棚板を水平に支持する。これにより、簡易取付型収 納ケースを水平方向に配設したときも、垂直方向に配設したときも、棚板を確実 に水平に取り付けることができ、効率的な収納が可能になる。
【0015】 第4の考案に係る簡易取付型収納ケースは、前記ケース本体が水平方向又は垂 直方向に配設されたときに、その下側部に着脱自在にタオルかけが設けられたこ とを特徴とする。
【0016】 前記構成により、別にタオルかけを必要とせず、タオルを含めた種々の物をコ ンパクトに収納することができるようになる。
【0017】 第5の考案に係る簡易取付型収納ケースは、前記ケース本体が、その奥行き方 向の寸法を小さく成形されたことを特徴とする。
【0018】 前記構成により、簡易取付型収納ケースを壁や窓枠等に取り付けられた状態で 、その壁面や窓の部分からあまり大きく張り出さないので、その周囲の邪魔にな らず、コンパクトな収納空間を形成することができる。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0020】 本実施形態に係る簡易取付型収納ケース11は、図1及び図22に示すように 主に、内部に物が収納されるケース本体12と、伸張することで対向する当接面 に圧接してケース本体12を当接面の間に固定支持する固定手段としての固定用 伸縮部材13とから構成されている。
【0021】 ケース本体12は、奥行きを浅くしてスリムに構成されている。なおここでは 、図1に示す簡易取付型収納ケース11の配設方向を水平方向とする。ケース本 体12は具体的には、その下側を覆う底板14と、この底板14の両側に取り付 けられて収納空間の両側を覆う側板15,16と、底板14の背面を覆う背面板 17と、側板15,16及び背面板17にそれぞれ取り付けられ上側を覆う天井 板18と、この天井板18に回動可能に取り付けられて前面を覆う2枚の開閉扉 19,20と、この開閉扉19,20の間に位置してケース本体12内を2つの部 屋に仕切る仕切り板21とから構成されている。
【0022】 底板14は、図3及び図4に示すように、全体を長方形の板状に形成され、そ の両側(図中の左右両側)に側板15,16がそれぞれ取り付けられるように、 また背面に背面板17が取り付けられるように、スリットや溝等が形成されてい る。前面の中央部には、仕切り板21の下部が嵌合固定される被嵌合部24が設 けられている。さらに、底板14のうち、仕切り板21で仕切られた各部屋の中 央付近に対応する位置には、ケース本体12が垂直方向に配設された状態で、棚 板26(図7参照)を水平に支持する垂直時支持係止部25が設けられている。 この垂直時支持係止部25は、図3、図5及び図6に示すように、一側(図6中 の右側)に突起状に(他側から見て窪み状に)形成されている。このこの垂直時 支持係止部25の1の側面(図6中の上側面)はその壁部を取り除いて開口して おり、この開口の縁部25A,25Bが棚板26の係止爪27(図7参照)を係 止させる係止片となっている。なお、底板14の垂直時支持係止部25の場合は 、棚板26の係止爪27に合わせて2つに分割されている。また、棚板26は、 図7に示すように、全体を長方形の板状に形成され、物を載せても耐えるように 、厚み、補強用リブ(図示せず)等で改良して、十分な強度を持たせてある。こ の棚板26の長手方向両端部には係止爪27が2つずつ設けられている。この係 止爪27は、図5及び図6に示すように、垂直時支持係止部25等に係止しうる ようにかぎ型に曲げて成形されている。
【0023】 さらに、底板14の下側面には、図3、図4、図9及び図10に示すように、 簡易取付型収納ケース11が水平方向に取り付けられたときに、タオルかけ29 が取り付けられる水平係止部30が設けられている。この水平係止部30は、底 板14に2カ所設けられいる。水平係止部30は具体的には、底板14から外部 に半円筒状に突出し、その一方(図3中の右方、図10中の外方)が開口して形 成されている。この開口に、長いコ字状のタオルかけ29の係止用回転軸29A が回転可能に嵌合するようになっている。底板14の一端部(図4中の右端部で 、簡易取付型収納ケース11を垂直に配設したときに下端となる部分)には、垂 直係止部31が設けられている。この垂直係止部31は、簡易取付型収納ケース 11を垂直に配設した状態で、ケース本体12の下側にタオルかけ29を取り付 けるためのものである。この垂直係止部31は、底板14から内側に向けて円筒 突起状に延出して形成されている。この垂直係止部31にタオルかけ29の一方 の係止用回転軸29Aが嵌合し、他方の係止用回転軸29Aは、後述する天井板 18の垂直係止部37に嵌合するようになっている。
【0024】 側板15,16は、図11及び図12に示すように、平板状に形成され、簡易 取付型収納ケース11を垂直に配設したときに底板として機能しうるように、厚 み、補強用リブ(図示せず)等で改良して、十分な強度を持たせてある。側板1 5,16の背面側には、3つの切欠部33が設けられている。この切欠部33は 、後述する固定用伸縮部材13の大径の管材45A,46A,47A及び小径の管 材45B,46B,47Bがそれぞれ嵌合し得る大きさに設定されている。
【0025】 側板15,16の中央部分には、簡易取付型収納ケース11が水平方向に配設 された状態でその内部に取り付けられる棚板26を水平に支持する水平時支持係 止部35が設けられている。この水平時支持係止部35は、前記垂直時支持係止 部25と同様の構成を有している。なお、この水平時支持係止部35の場合は、 2つに分割された前記垂直時支持係止部25と異なり、1つの長方形突起状に形 成されている。
【0026】 天井板18は、図13及び図14に示すように、長方形の板状に形成されてい る。天井板18の前面側(図14中の上側)には、その両端部と中央部に、2つ の開閉扉19,20を回動可能に支持する扉支持部34が設けられている。さら に、天井板18にも、前記側板15,16の水平時支持係止部35と同じ構成の 垂直時支持係止部36が設けられている。天井板18の一端部(図14中の右端 部)には、前記底板14の垂直係止部31と相俟って、簡易取付型収納ケース1 1を垂直に配設した状態で、ケース本体12の下側にタオルかけ29を取り付け るための垂直係止部37が設けられている。この垂直係止部37は、天井板18 から内側に向けて円筒突起状に延出して形成されている。
【0027】 開閉扉19,20は、図15及び図16に示すように、全体をほぼ平板状に形 成されている。開閉扉19,20の両側上端部には、前記天井板18の各扉支持 部34に設けられた軸受け穴(図示せず)に嵌合する回動軸39がそれぞれ設け られている。開閉扉19,20の下端部には、この開閉扉19,20を開閉すると きに手で持つ取っ手40が設けられている。
【0028】 仕切り板21は、図17及び図18に示すように、ほぼ平板状に形成され、簡 易取付型収納ケース11を垂直方向に配設されたときに、底板として機能しうる ように、厚み、補強用リブ(図示せず)等で改良して、十分な強度を持たせて構 成されている。この仕切り板21はその上下端部が天井板18と底板14とに固 定して取り付けられるようになっている。仕切り板21の中央部には、前記底板 14の垂直時支持係止部25と同じ構成の水平時支持係止部41が2組設けられ ている。これらの水平時支持係止部41は、互いに逆向きに形成され、仕切り板 21で仕切られた2つの収納空間にそれぞれ棚板26が取り付けられるときに、 図6(A)(B)のようにして係止爪27が嵌合されるようになっている。
【0029】 背面板17は、図19及び図20に示すように、長方形の平板状に形成されて いる。背面板17の周囲には、底板14や天井板18等を固定するためのネジ穴 42等が設けられ、中央部には長手方向に長溝43が設けられている。この長溝 43は、後述する固定用伸縮部材13の概略設定ナットが嵌合するようになって いる。これは、概略設定ナットをケース本体12の内側に向けて配設するための である。即ち、仮に概略設定ナットを外側に向けて取り付けると、簡易取付型収 納ケース11を壁面等に取り付けたときに、この概略設定ナットが壁面とぶつか ってしまい、簡易取付型収納ケース11を僅かな段差等に取り付けることができ なくなるためである。さらに、背面板17の長手方向両端部には、固定用伸縮部 材13の各伸縮棒45,46,47が嵌合される伸縮棒穴44が設けられている。 固定用伸縮部材13は、この伸縮棒穴44に挿入して取り付けられることで、ケ ース本体12の背面側に取り付けられるようになっている。
【0030】 固定用伸縮部材13は、図21に示すように、対向する2つの壁面に圧接して ケース本体12を各壁面の間に固定支持する固定手段である。この固定用伸縮部 材13は具体的には、並列に3本設けられた伸縮棒45,46,47と、その両端 部に取り付けられて直接壁面に圧接される圧接片48,49とから構成されてい る。各伸縮棒45,46,47は、大径の管材45A,46A,47Aと、その内部 に挿入される小径の管材45B,46B,47Bとから構成されている。中央の伸 縮棒46には、固定用伸縮部材13の長さを壁面等の幅に合わせて概略的に設定 して固定する概略設定ナット(図示せず)と、圧接片48,49を壁面等に当接 した状態で、最終的に締め付けて圧接させる最終調整ナット50が設けられてい る。
【0031】 以上のように構成された簡易取付型収納ケース11は、次の態様で取り付けら れる。
【0032】 簡易取付型収納ケース11は、奥行きの浅いスリムな構成になっていると共に 、固定用伸縮部材13をケース本体12の背面側に寄せて取り付けているので、 僅かな段差等にも取り付けることができる。即ち、図1中の窓枠51,52のよ うに、僅かに張り出した段差部分に、固定用伸縮部材13の圧接片48,49を 圧接させて固定する。なお、窓枠51,52に取り付ける場合のある場所として は、トイレや台所等がある。また、他の部屋でも、窓があれば、必要に応じて取 り付けられる。
【0033】 次いで、棚板26を水平時支持係止部35,41に嵌合して取り付ける。さら に、必要なときには、タオルかけ29を水平係止部30に取り付ける。
【0034】 また、図1においては、簡易取付型収納ケース11を窓枠51,52に水平に 取り付けたが、図22に示すように、垂直に取り付けてもよい。即ち、台所の冷 蔵庫や食器棚等と天井との間や、窓枠の上下部分に取り付けてもよい。ただし、 窓枠に取り付けるときには、その上下の部分が水平になっていることが必要であ る。
【0035】 この場合は、冷蔵庫と天井や、窓枠の上下部分等に、固定用伸縮部材13の圧 接片48,49を圧接して固定する。次いで、棚板26を垂直時支持係止部25, 36に嵌合して取り付ける。さらに、必要なときには、タオルかけ29を垂直係 止部31,37に取り付ける。
【0036】 以上のように、本実施形態に係る簡易取付型収納ケース11は、スリムな構成 にすると共に、固定用伸縮部材13をケース本体12の背面側に寄せて取り付け たので、窓枠等の僅かに張り出した段差でも、簡易取付型収納ケース11を容易 にかつ確実に取り付けることができるようになる。これにより、あまり利用され ない台所の窓の部分の空間、冷蔵庫や食器棚等の上側の空間を有効に利用するこ とができるようになる。
【0037】 さらに、冷蔵庫等と天井の間等において、縦方向にも取り付けることができる ようにしたので、簡易取付型収納ケース11の多様な取り付けが可能になる。
【0038】 また、簡易取付型収納ケース11を食器棚等と天井との間に取り付けると、新 たな収納スペースを確保できると共に、地震対策にも役に立つ。
【0039】 [変形例] 前記実施形態では、簡易取付型収納ケース11を、窓枠や冷蔵庫と天井との間 等に取り付けたが、これ以外の場所でも、僅かな段差のある部分であれば、簡易 取付型収納ケース11を、容易にかつ確実に取り付けることができるようになる 。
【0040】 固定用伸縮部材13は3本の伸縮棒45,46,47で構成したが、2本又は4 本以上の伸縮棒によって構成してもよい。
【0041】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、次の効果を奏することができる。
【0042】 (1) ケース本体を、水平方向と垂直方向のいずれの方向にも配設できるよう に、各状態で底板になる部分を補強したので、対向する壁面の間に水平状態で取 り付けることができるだけでなく、冷蔵庫や食器棚と天井との間等に、垂直状態 でも取り付けることができる。この場合、各状態で底板になる部分を補強してい るので、内部に確実に物を収納することができるようになる。
【0043】 (2) 固定手段を、ケース本体の背面側に取り付けらたので、僅かに張り出し た段差、例えば窓枠等にも確実に取り付けることができるようになる。さらに、 窓枠等において、水平方向にも垂直方向にも配設することができるようになる。 これにより、簡易取付型収納ケースの多様な取り付けを可能にし、あまり利用さ れない台所の窓の部分の空間、冷蔵庫や食器棚等の上側の空間等を有効に利用す ることができるようになる。
【0044】 (3) ケース本体に、水平時支持係止部と垂直時支持係止部とを備えたので、 簡易取付型収納ケースを水平方向に配設しても、垂直方向に配設しても、前記水 平時支持係止部又は垂直時支持係止部で、棚板を水平状態に確実に支持すること ができるようになる。これにより、効率的な収納が可能になる。
【0045】 (4) ケース本体が水平方向又は垂直方向に配設されたときに、その下側部に 着脱自在にタオルかけを設けたので、別にタオルかけを必要とせず、タオルを含 めた種々の物をコンパクトに収納することができるようになる。
【0046】 (5) ケース本体の奥行き方向の寸法を小さく成形したので、簡易取付型収納 ケースの全体構成を薄型でコンパクトにすることができ、この簡易取付型収納ケ ースを壁や窓枠等に取り付けられた状態で、その壁面や窓の部分からあまり大き く張り出さないようにすることができる。これにより、壁面等に取り付けられた 簡易取付型収納ケースが、周囲の邪魔にならず、コンパクトな収納空間を形成す ることができるようになる。
【0047】 (6) 簡易取付型収納ケースを食器棚等と天井との間に取り付けると、新たな 収納スペースを確保できると共に、地震等に対しては、食器棚等の転倒を防止す ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る簡易取付型収納ケースを水平方向
に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】従来の簡易取付型収納ケースを示す斜視図であ
る。
【図3】本考案に係る簡易取付型収納ケースの底板を示
す側面断面図である。
【図4】本考案に係る簡易取付型収納ケースの底板を示
す平面図である。
【図5】垂直時支持係止部又は水平時支持係止部及び棚
板の係止爪を示す要部斜視図である。
【図6】垂直時支持係止部又は水平時支持係止部に棚板
の係止爪が嵌合した状態を示す要部断面図である。
【図7】棚板を示す平面図である。
【図8】棚板を示す側面断面図である。
【図9】タオルかけ及び水平係止部を示す要部斜視図で
ある。
【図10】タオルかけを水平係止部に取り付けた状態を
示す概略正面図である。
【図11】側板を示す正面断面図である。
【図12】側板を示す側面図である。
【図13】天井板を示す正面断面図である。
【図14】天井板を示す底面図である。
【図15】開閉扉を示す側面図である。
【図16】開閉扉を示す正面図である。
【図17】仕切り板を示す正面断面図である。
【図18】仕切り板を示す側面図である。
【図19】背面板を示す側面断面図である。
【図20】背面板を示す正面図である。
【図21】固定用伸縮部材を示す斜視図である。
【図22】簡易取付型収納ケースを垂直方向に取り付け
た状態を示す正面図である。
【符号の説明】
11:簡易取付型収納ケース、12:ケース本体、1
3:固定用伸縮部材、21:仕切り板、26:棚板、5
1,52:窓枠。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面側に開閉扉が設けられ内部に物が収
    納されるケース本体と、 伸張することで対向する当接面に圧接して前記ケース本
    体を当該当接面の間に固定支持する固定手段とを備え、 前記ケース本体が、水平方向と垂直方向のいずれの方向
    にも配設できるように、各状態で底板になる部分を補強
    したことを特徴とする簡易取付型収納ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の簡易取付型収納ケース
    において、 前記固定手段が、前記ケース本体の背面側に取り付けら
    れたことを特徴とする簡易取付型収納ケース。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の簡易取付型収納
    ケースにおいて、 前記ケース本体に、このケース本体が水平方向に配設さ
    れた状態でその内部に取り付けられる棚板を水平に支持
    する水平時支持係止部と、ケース本体が垂直方向に配設
    された状態で前記棚板を水平に支持する垂直時支持係止
    部とを備えたことを特徴とする簡易取付型収納ケース。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載の簡易取付型
    収納ケースにおいて、 前記ケース本体が水平方向又は垂直方向に配設されたと
    きに、その下側部に着脱自在にタオルかけが設けられた
    ことを特徴とする簡易取付型収納ケース。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4に記載の簡易取付
    型収納ケースにおいて、 前記ケース本体が、その奥行きの寸法を小さく成形され
    たことを特徴とする簡易取付型収納ケース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110833270A (zh) * 2018-08-16 2020-02-25 天津爱安特精密机械有限公司 一种可横向伸缩的升降橱柜

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CN110833270A (zh) * 2018-08-16 2020-02-25 天津爱安特精密机械有限公司 一种可横向伸缩的升降橱柜

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