JP3033234B2 - ポリエチレンの製造方法 - Google Patents

ポリエチレンの製造方法

Info

Publication number
JP3033234B2
JP3033234B2 JP3097926A JP9792691A JP3033234B2 JP 3033234 B2 JP3033234 B2 JP 3033234B2 JP 3097926 A JP3097926 A JP 3097926A JP 9792691 A JP9792691 A JP 9792691A JP 3033234 B2 JP3033234 B2 JP 3033234B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
magnesium
halogen
oxygen
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3097926A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04331206A (ja
Inventor
豊 内藤
政治 伊藤
充博 森
陽三 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP3097926A priority Critical patent/JP3033234B2/ja
Publication of JPH04331206A publication Critical patent/JPH04331206A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3033234B2 publication Critical patent/JP3033234B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な触媒によりポリ
エチレンを製造する方法に関するものである。さらに詳
しくは、ポリエチレンの融点以上の温度条件下において
触媒活性の高い新規触媒を用いてエチレンを重合または
エチレンとα−オレフィンを共重合することを特徴とす
るポリエチレンの製造方法に関する。
【0002】一般にチーグラー型触媒によって重合され
たエチレンの重合体およびエチレン/α−オレフィン共
重合体は通常0.880〜0.975g/cmの幅広
い密度を有し、フィルム、成型品など広範な用途に使わ
れている。
【0003】
【従来の技術】エチレンをチーグラー型触媒を用いてポ
リエチレンの融点以上の温度で重合する方法としては、
溶液重合法と高温高圧重合法が知られている。一般に不
活性溶媒中で行う溶液重合法では、溶液粘度の低下およ
び重合熱除去の容易さ等から重合温度は、より高い方が
好ましい。同様に高温高圧法においても重合温度と供給
原料の温度差が大きい程、エチレンの転化率が良くなる
ために重合温度が高い程、経済的利益が大きくなる。一
方、これらの高温領域における重合では、一般に重合温
度を高めることによって触媒活性や活性持続性が低下す
る。触媒活性が低いとポリマー中の触媒残渣量が多くな
り、プロセス機器の腐食、ポリマーの着色やゲル発生の
原因となりやすい。従来、高温重合に使用可能な触媒と
して数多くの提案がなされている。例えば、ハロゲン化
チタンとハロゲン基を含有するアルキルアルミニウム化
合物及び有機マグネシウム化合物を組合わせた触媒系が
特公昭47−1372号で提示された。しかし、この触
媒系では触媒活性が満足しうるとは言いがたく、さらに
触媒活性の向上が望まれている。
【0004】また、単に高い活性であるのみでなく、品
質の多様化に応じ、生成重合体の分子量を任意に制御す
ることも重要である。特に高分子量の重合体は、中空成
形、フィルム成形に適していることから、高分子量化が
要望されている。しかしながら、従来のチーグラー型触
媒を高温重合に用いた場合、生成重合体の分子量が低下
してしまう欠点を有している。このため、生成重合体の
分子量を高分子量から低分子量までの任意に制御するこ
とは困難であった。
【0005】そこで、本発明者らは重合体の融点以上の
高温下でも、高活性かつ高分子量のポリエチレンを製造
する方法を鋭意検討した結果、本発明を完成するに至っ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
エチレンの融点より高い温度領域において、すなわち溶
液重合または高温高圧重合にて、触媒除去工程を必要と
しない程高活性で、活性持続性およびコモノマー反応性
に優れ、かつ分子量の高いポリエチレンを製造しうる、
触媒系を提供することにある。
【0007】
〔作用〕
本発明において使用される反応剤である前記(i)の金
属マグネシウムと水酸化有機化合物およびマグネシウム
の酸素含有有機化合物としては、以下のものがあげられ
る。
【0008】まず、金属マグネシウムと水酸化有機化合
物とを使用する場合において、金属マグネシウムとして
は各種の形状、すなわち粉末、粒子、箔またはリボンな
どのいずれの形状のものも使用でき、また水酸化有機化
合物としては、アルコール類、有機シラノール、フェノ
ール類が適している。
【0009】アルコール類としては、1〜18個の炭素
原子を有する、直鎖または分岐鎖脂肪族アルコール、脂
環式アルコールまたは芳香族アルコールが使用できる。
例としては、メタノール、エタノール、n−ブタノー
ル、n−オクタノール、n−ステアリルアルコール、シ
クロペンタノール、エチレングリコールなどがあげられ
る。
【0010】また、有機シラノールとしては、少なくと
も1個のヒドロキシル基を有し、かつ有機基は1〜12
個の炭素原子、好ましくは1〜6個の炭素原子を有する
アルキル基、シクロアルキル基、アリールアルキル基、
アリール基、アルキルアリール基から選ばれる。例えば
次の例をあげることができる。トリメチルシラノール、
トリエチルシラノール、トリフェニルシラノール、t−
ブチルジメチルシラノールなど。
【0011】さらに、フェノール類としてフェノール、
クレゾール、キシレノール、ハイドロキノンなどがあげ
られる。
【0012】加うるに、金属マグネシウムを使用して本
発明で述べる固体成分を得る場合、反応を促進する目的
から、金属マグネシウムと反応したり、付加化合物を精
製したりするような物質、例えばヨウ素、塩化第2水
銀、ハロゲン化アルキル、有機酸エステルおよび有機酸
などのような極性物質を、単独または2種以上添加する
ことが好ましい。
【0013】マグネシウムの酸素含有有機化合物に属す
る化合物としては、マグネシウムアルコキシド類、例え
ばメチレート、エチレート、イソプロピレート、デカレ
ート、およびシクロヘキサノレート、マグネシウムアル
キルアルコキシド類、例えばエチルエチレート、マグネ
シウムヒドロアルコキシド類、例えばヒドロキシメチレ
ート、マグネシウムフェノキシド類、例えばフェネー
ト、ナフテネート、フェナンスレネートおよびクレゾレ
ート、マグネシウムカルボキシレート類、例えばアセテ
ート、ステアレート、ベンゾエート、フェニルアセテー
ト、アジペート、セバケート、フタレート、アクリレー
トおよびオレエート、酸素含有有機マグネシウム化合物
でさらに窒素を含有するもの、すなわち、マグネシウム
−酸素−窒素−有機基結合をこの順序で有する化合物、
例えばオキシメート類、特にブチルオキシメート、ジメ
チルグリオキシメートおよびシクロヘキシルオキシメー
ト、ヒドロキサム酸塩類、ヒドロキシルアミン塩類、特
にN−ニトロソ−N−フェニル−ヒドロキシルアミン誘
導体、マグネシウムキレート類すなわちマグネシウムが
少なくとも1個のマグネシウム−酸素−有機基結合をこ
の順序で有し、さらに少なくとも1個の配位子結合を有
しマグネシウム含有複素環を形成する酸素含有有機化合
物、例えばエノレート類、特にアセチルアセトネート、
例えばヒドロキシ基に対しオルト位またはメタ位に電子
供与基を有するフェノール誘導体から得られる錯体、特
に8−ヒドロキシキノリネートならびにマグネシウムシ
ラノレート類、すなわち、マグネシウム−酸素−ケイ素
−炭化水素基結合をこの順序で含有する化合物、例えば
トリフェニルシラノレートがあげられる。もちろん、こ
の一連の酸素含有有機化合物は、また次のような化合物
も包含する。すなわち、いくつかの異なる有機基を含有
する化合物例えばマグネシウムメトキシエチレート、マ
グネシウムと他の金属との錯アルコキシド類およびフェ
ノキシド類、例えばMg〔Al(OC
よびMg〔Al(OCをも包含する。
これら酸素含有有機マグネシウム化合物は単独で、もし
くは2種類以上の混合物として使用される。
【0014】ハロゲン含有マグネシウム化合物として
は、無水または水和されたマグネシウムジハイドライド
類、MgCl、MgCl・6HO、MgCl
4HOおよびMgCl・2HO、マグネシウム−
ハロゲン結合のほかに酸素を介してマグネシウムに結合
している無機基、例えばヒドロキシ基を含有する化合
物、例えばMg(OH)ClおよびMg(OH)Br、
マグネシウムハライド類(好ましくはクロライド)の加
水分解生成物でマグネシウム−ハロゲン結合を残してい
るもの、マグネシウムのハロゲン含有化合物と酸素含有
化合物とを含有する、混合組成物〔これらの組成物の代
表的な例は塩基性マグネシウムハライド類(好ましくは
クロライド類)、例えば、MgCl・MgO・H
O、MgCl・3MgO・7HOおよびMgBr
・3MgO・6HOなどである〕をあげることがで
きる。これらのハロゲン含有マグネシウム化合物は単独
で、もしくは2種類以上の混合物として使用される。
【0015】前記(ii)のチタンの酸素含有有機化合
物としては、一般式〔TiO(OR
表される化合物が使用される。ただし該一般式において
は炭素数1〜20、好ましくは1〜10の直鎖また
は分岐鎖アルキル基、シクロアルキル基、アリールアル
キル基、アリール基、アルキルアリール基などの炭化水
素基を表し、Xはハロゲン原子を表す。
【0016】a、bおよびcは、a≧0、b>0、4>
c≧0でチタンの原子価と相容れるような数であり、m
は整数である。なかんずく、aが0≦a≦1でmが1≦
m≦6であるような酸素含有有機化合物を使うことが望
ましい。
【0017】具体的な例としては、Ti(OC
、Ti(O−n−C、Ti(O−i−C
、Ti(O−n−C、TiO(O
−i−C、Ti(OCCl、T
i(OCCl、などである。いくつかの異な
る炭化水素基を含む酸素含有有機化合物の使用も、本発
明の範囲にはいる。また、これらチタンの酸素含有化合
物を単独で、もしくは2種以上の混合物として使用する
ことも本発明の範囲にはいる。
【0018】前記(iii)のジルコニウムの酸素含有
化合物としては、一般式〔ZrO(OR
表される化合物が使用される。ただし、該一般式におい
て、Rは炭素数1〜20、好ましくは1〜10の直鎖
または分岐鎖アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、アルキルアリール基などの炭化水素基を表し、dと
eとは、d≧0でe>0でジルコニウムの原子価と相容
れるような数であり、nは整数である。とりわけ、dが
0≦d≦1でnが1≦n≦6である様な酸素含有化合物
を使うことが望ましい。
【0019】具体的な例は、Zr(O−n−C
、Zr(OC、Zr(OCH)〔OC
(CH、Zr〔OZr(OC
などである。また、いくつかの異なる炭化水素基を含
む、酸素含有有機化合物の使用も本発明の範囲にはい
る。これらジルコニウムの酸素含有有機化合物は、単独
で、もしくは2種以上の混合物として使用する。
【0020】また、ジルコニウムのハロゲン含有化合物
としては、ハライド類、例えばZrCl、ZrF
オキシハライド類、例えばZrOF、ZrOCl
および、ハロゲノアルコキシド類、例えばZr(O−n
−C)Cl、Zr(O−n−CCl
、Zr(OCCl、Zr(O−i−C
)Cl、Zr(O−n−C)Clなどがあ
げられる。また、同種あるいはいくつかの異なった有機
基を含むジルコニウムのハロゲン含有化合物、例えば
(C ZrCl (ジルコノセンジクロリ
ド)、(CH ・C ZrCl (メチルシク
ロペンタジエニルジルコニウムジクロリド)、(C
・C ZrCl (ブチルシクロペンタジエ
ニルジルコニウムジクロリド)、(C 15 ・C
ZrCl (ペンタメチルシクロペンタジエニルジル
コニウムジクロリド)なども本発明の範囲内にはいる。
これらは単独で、もしくは2種以上の混合物として使用
する。
【0021】前記(iv)の反応剤であるケイ素化合物
としては、次に示すポリシロキサンおよびシラン類が用
いられる。
【0022】ポリシロキサンとしては、一般式
【0023】
【化1】 (式中、RおよびRは炭素数1〜12のアルキル
基、アリール基などの炭化水素基、水素、ハロゲン、炭
素数1〜12のアルコキシ基、アリロキシ基、脂肪酸残
基などのケイ素に結合しうる原子または残基を表わし、
およびRは同種、異種のいずれでもよく、nは通
常2〜10000の整数を表わす)で表わされる繰返し
単位の1種または2種以上を、分子内に種々の比率、分
布で有している鎖状、環状あるいは三次元構造を有する
シロキサン重合物(ただし、すべてのRおよびR
が、水素あるいはハロゲンである場合は除く)があげ
られる。
【0024】具体的には、鎖状ポリシロキサンとして
は、例えばヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルト
リシロキサン、ジメチルポリシロキサン、ジエチルポリ
シロキサン、メチルエチルポリシロキサン、メチルヒド
ロポリシロキサン、エチルヒドロポリシロキサン、ブチ
ルヒドロポリシロキサン、ヘキサフェニルジシロキサ
ン、オクタフェニルトリシロキサン、ジフェニルポリシ
ロキサン、フェニルヒドロポリシロキサン、メチルフェ
ニルポリシロキサン、1,5−ジクロロヘキサメチルト
リシロキサン、1,7−ジクロロオクタメチルテトラシ
ロキサン、ジメトキシポリシロキサン、ジエトキシポリ
シロキサン、ジフェノキシポリシロキサンなど、環状ポ
リシロキサンとしては、例えばヘキサメチルシクロトリ
シロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デ
カメチルシクロペンタシロキサン、2,4,6−トリメ
チルシクロトリシロキサン、2,4,6,8−テトラメ
チルシクロテトラシロキサン、トリフェニルトリメチル
シクロトリシロキサン、テトラフェニルテトラメチルシ
クロテトラシロキサン、ヘキサフェニルシクロトリシロ
キサン、オクタフェニルシクロテトラシロキサンなどが
あげられる。
【0025】三次元構造を有するポリシロキサンとして
は、例えば上記の鎖状または環状のポリシロキサンを加
熱などにより架橋構造を持つようにしたものなどをあげ
ることができる。
【0026】これらのポリシロキサンは、取扱上液状で
あることが望ましく、25℃における粘度が1〜100
00センチストークス、好ましくは1〜1000センチ
ストークスの範囲であることが望ましい。しかし、液状
に限る必要はなく、シリコーングリースと総括的に呼ば
れるような固形物であってもさしつかえない。
【0027】シラン類としては一般式HSi
(式中、Rは炭素数1〜12のアルキル基、アリ
ール基等の炭化水素基、炭素数1〜12のアルコキシ
基、アリロキシ基、脂肪酸残基などのケイ素に結合しう
る基を表わし、各Rは互いに異種または同種であって
もよく、Xは互いに異種または同種のハロゲンを示し、
pは0以上4未満、rおよびsは0以上の整数、qは自
然数であってp+r+s=2q+2またはp+r+s=
2qである)で表わされるケイ素化合物があげられる。
【0028】具体的には、例えばトリメチルフェニルシ
ラン、アリルトリメチルシランなどのシラ炭化水素、ヘ
キサメチルジシラン、オクタフェニルシクロテトラシラ
ンなどの鎖状および環状の有機シラン、メチルシラン、
ジメチルシラン、トリメチルシランなどの有機シラン、
四塩化ケイ素、四臭化ケイ素などのハロゲン化ケイ素、
ジメチルジクロロシラン、ジエチルジクロロシラン、n
−ブチルトリクロロシラン、ジフェニルジクロロシラ
ン、トリエチルフルオロシラン、ジメチルジブロモシラ
ンなどのアルキルおよびアリールハロゲノシラン、トリ
メチルメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、テ
トラメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、テ
トラメチルジエトキシシラン、ジメチルテトラエトキシ
ジシランなどのアルコキシシラン、ジクロロジエトキシ
シラン、ジクロロジフェニルシラン、トリブロモエトキ
シシランなどのハロアルコキシおよびフェノキシシラ
ン、トリメチルアセトキシシラン、ジエチルジアセトキ
シシラン、エチルトリアセトキシシランなどの脂肪酸残
基を含むシラン化合物などがあげられる。
【0029】上記のケイ素化合物は単独で用いてもよ
く、また2種以上を混合あるいは反応させて使用するこ
ともできる。
【0030】前記(v)のハロゲン化有機アルミニウム
化合物としては、一般式AlR 3−tで示される
ものが使用される。ただし、該一般式においてRは1
〜20個の炭化水素基、Xはハロゲンを示し、F、C
l、Br、またはIである。tは1≦t<3の数であ
る。好ましくはRは直鎖または分岐鎖アルキル、シク
ロアルキル、アリールアルキル、アリール、アルキルア
リール基から選ばれる。
【0031】上記ハロゲン化有機アルミニウム化合物
は、単独または2種以上の混合物として使用することが
できる。ハロゲン化有機アルミニウム化合物の具体例と
しては、例えばトリメチルアルミニウム、トリエチルア
ルミニウム、トリ−i−プロピルアルミニウム、トリ−
i−ブチルアルミニウム、エチルアルミニウムジクロラ
イド、n−プロピルアルミニウムジクロライド、n−ブ
チルアルミニウムジクロライド、i−ブチルアルミニウ
ムジクロライド、セスキエチルアルミニウムクロライ
ド、セスキ−i−ブチルアルミニウムクロライド、セス
キ−i−プロピルアルミニウムクロライド、セスキ−n
−プロピルアルミニウムクロライド、ジエチルアルミニ
ウムクロライド、ジ−i−プロピルアルミニウムクロラ
イド、ジ−n−プロピルアルミニウムクロライド、ジ−
i−ブチルアルミニウムクロライド、ジエチルアルミニ
ウムブロマイド、ジエチルアルミニウムアイオダイドな
どがあげられる。
【0032】これらの反応は、液体媒体中で行うことが
好ましい。そのため、特にこれらの反応剤自体が操作条
件下で液状でない場合、または液状反応剤の量が不十分
な場合には、不活性有機溶媒の存在下で行うことができ
る。不活性有機溶媒としては、当該技術分野で通常用い
られるものはすべて使用できるが、脂肪族、脂環族、ま
たは芳香族炭化水素類あるいはそのハロゲン誘導体また
は、それらの混合物があげられ、例えばイソブタン、ヘ
キサン、ヘプタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、モノクロロベンゼンなどが好ましく用い
られる。
【0033】本発明で用いられる反応剤(i)(ii)
(iii)(iv)(v)の使用量には、特に制限はな
いが、マグネシウム原子(i)とチタン原子(ii)の
比は、1:0.01〜1:20、好ましくは1:0.1
〜1:5になるように使用量を選ぶことが好ましい。マ
グネシウム原子とジルコニウム原子(iii)の比は
1:0.01〜1:20、好ましくは1:0.05〜
1:5、になるように使用量を選ぶことが好ましい。マ
グネシウム原子とケイ素化合物(iv)中のケイ素原子
の比は、1:0.01〜1:20、好ましくは1:0.
1〜1:5の範囲になるように反応剤の量を選ぶことが
好ましい。マグネシウム原子とハロゲン化有機アルミニ
ウム化合物(v)中のアルミニウム原子の比は、1:
0.01〜1:100、好ましくは1:0.02〜1:
20の範囲になるように反応剤の量を選ぶことが好まし
い。特に、1:0.05〜1:1の範囲が好適である。
これらの範囲をはずれた場合、重合活性が低いという結
果となる。
【0034】反応剤(i)、(ii)により均一溶液を
得る際の反応条件は−50〜300℃、好ましくは0〜
200℃なる範囲の温度で、0.5〜50時間、好まし
くは1〜6時間、不活性ガス雰囲気中で常圧または加圧
下で行われる。
【0035】さらに反応剤(iv)および反応剤(v)
の反応の際には−50〜200℃、好ましくは、−30
〜100℃なる温度の範囲で、0.2〜50時間、好ま
しくは0.5〜5時間、不活性ガス雰囲気中で、または
加圧下で行われる。
【0036】かくして得た固体成分(A)は、希釈剤と
して使用される溶媒に不溶性の粒子であり、濾過または
傾斜法により、残存する未反応物および副生物を除去し
てから、不活性溶媒で数回洗浄後、得ることができる。
触媒成分(A)は、そのまま使用しても良いが、一般的
には濾過または傾斜法により、残存する未反応物および
副生物を除去してから、不活性溶媒で数回洗浄後、不活
性溶媒中に懸濁して使用する。また、洗浄後単離し、常
圧または減圧下で加熱して溶媒を除去したものも使用で
きる。
【0037】本発明において使用される触媒成分(B)
としては、一般式AlR1 j(OR2k3-k(式中、R1
およびR2は1〜20個の炭素原子を有するアルキル基
を表し、Xはハロゲン原子を表し、j、kは0<j≦
3、好ましくは0<j<3、0≦k≦2、0<j+k≦
3なる数を表す)で示される有機アルミニウム化合物の
うち、少なくとも1種の有機アルミニウム化合物があげ
られる。上記の一般式AlR1 j(OR2k3-kで表さ
れる有機アルミニウム化合物の具体例としては、トリメ
チルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソ
プロピルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、
トリヘキシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウ
ム、トリデシルアルミニウム等のトリアルキルアルミニ
ウム、ジエチルアルミニウムモノクロライド、ジイソプ
ロピルアルミニウムモノクロライド、ジイソブチルアル
ミニウムモノクロライド、エチルアルミニウムセスキク
ロライド、エチルアルミニウムジクロライド、ジエチル
アルミニウムモノブロマイド、ジイソプロピルアルミニ
ウムモノブロマイド等のアルキルアルミニウムハライ
ド、ジメチルアルミニウムエトキシド、ジエチルアルミ
ニウムエトキシド、ジエチルアルミニウムプロポキシ
ド、ジエチルアルミニウムブトキシド、ジエチルアルミ
ニウムフェノキシド、エチルアルミニウムジエトキシド
等のアルキルアルミニウムアルコキサイド等があげられ
る。
【0038】
【0039】これらの有機アルミニウム化合物は、単独
または2種類以上の混合物として使用される。単独で使
用することはもちろん良いが、好ましくは2種類以上の
混合物として、使用すると重合活性や共重合性の向上
に、一層の効果をもたらす。
【0040】成分(B)の使用量は、触媒成分(A)中
に含まれるチタン1グラム原子に対して1〜10モル
範囲である。
【0041】本発明の重合は、エチレンの単独重合また
はエチレンと少なくとも1種のα−オレフィンとの共重
合である。エチレンとの共重合に用いられるα−オレフ
ィンとしては、炭素数3〜20のものが好ましく、具体
例としては、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、
4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン
等およびそれらの混合物が用いられる。
【0042】エチレンの重合は生成重合体の融点以上、
好ましくは130〜300℃の温度範囲で行われるもの
であり、重合媒体としては不活性溶媒または単量体自身
が用いられる。
【0043】不活性溶媒を使用する溶液重合において
は、重合溶媒としてヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノ
ナン、デカン、ウンデカン、ドデカン等の脂肪族炭化水
素およびその混合物、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭
化水素、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂
環式炭化水素などが使用される。重合圧力は1〜200
kg/cm、好ましくは10〜50kg/cmであ
り、滞留時間は1分〜6時間、好ましくは4分〜3時間
の範囲である。
【0044】また、重合媒体として単量体自身が用いら
れる高温高圧重合においては、一般にエチレンの高圧ラ
ジカル重合装置などが使用でき、重合圧力200〜25
00kg/cm、好ましくは400〜1500kg/
cm、滞留時間5〜600秒、好ましくは10〜15
0秒の範囲で行われる。
【0045】また、本発明において、重合体の分子量は
反応温度の調節によっても制御しうるが、重合帯域に水
素を存在させることによって容易に制御できる。水素の
量は、重合条件や所望とするエチレン重合体の分子量等
によって相違するので適宜調節することが必要である。
【0046】
【発明の効果】本発明の効果は、第1に遷移金属当りお
よび固体触媒当りの重合活性が極めて高く、触媒除去を
目的とする脱灰工程の不要な重合体が得られることであ
る。高活性であるため、製品の着色、着臭などの心配が
なく、ポリマーの生成も不要となり極めて経済的であ
る。
【0047】本発明の第2の効果は、触媒の熱安定性が
優れていることである。従って、高温においても比較的
活性の寿命が長い。
【0048】本発明の第3の効果は、得られる共重合体
の分子量を高くできる点にある。従って、中空成形用、
フィルム成形用に適した重合体を得ることができ、成形
品の表面性状も良好になる。
【0049】本発明の第4の効果は、他のα−オレフィ
ン(コモノマー)に対する共重合性が良好であるから、
コモノマーの重合転化率が他の触媒系に比べて高い。
(共重合するα−オレフィンの使用量が少量で済む。)
【0050】
【実施例】以下に本発明を実施例により示すが、本発明
はその要旨を超えない限りこれらの実施例によってなん
ら限定されるものではない。
【0051】実施例中、MIはメルトインデックスを表
わし、JIS K−6760に基づき、190℃、荷重
2.16Kgの条件下で測定したものである。密度は、
JISK−6760にしたがい測定した。
【0052】重合活性は、固体触媒成分(A)1g当た
りの重合体生成量(kg)、および固体触媒成分(A)
中の遷移金属成分1g当たりの重合体生成量(kg)を
表わす。
【0053】実施例1 〔固体触媒成分(A)の調製〕攪拌装置、還流冷却器、
滴下管、温度計を備えた1lのフラスコに、金属マグネ
シウム粉末7g(0.29mol)を入れ、これにヨウ
素0.35g、ブタノール29.3g(0.49mo
l)およびイソプロパノール36.3g(0.49mo
l)と四塩化ジルコニウム26.9g(0.12mo
l)を加え、さらにチタンテトラブトキシド24.5g
(0.072mol)を加えた後、90℃まで昇温し、
発生する水素ガスを排除しながら窒素シール下で2時間
攪拌した。引き続き140℃まで昇温して2時間反応を
行い、マグネシウムとチタンおよびジルコニウムを含む
溶液(Mg−Ti−Zr溶液)を得た。
【0054】ついで、得られた溶液のMg換算0.06
2molを500mlフラスコに入れ、45℃にし、テ
トラエトキシシラン6.5g(0.031mol)を加
え1時間撹拌し、70℃まで昇温した後1時間反応させ
た。次に45℃にしi−ブチルアルミニウムジクロライ
ドの50%ヘキサン溶液184.4ml(0.50mo
l)を加えた後、60℃まで上昇させ1時間攪拌を行
い、ヘキサンを加え5回洗浄を行い固体触媒成分(A)
を得た。得られた固体触媒成分(A)1.0gを、炭素
数10〜11のイソパラフィンを主成分とする溶媒(出
光石油化学社製IP−1620)100mlに分散して
触媒スラリーを調製した。 〔エチレン重合〕内容積1lのステンレススチール製誘
導撹拌機付オートクレーブを窒素置換し、IP−162
0を600mlを加え攪拌しながら220℃に昇温し
た。溶媒の蒸気圧で系内は約1.0kg/cmGにな
るが、エチレンを全圧7.0kg/cmGになるまで
張り込み、上記固体触媒成分(A)の触媒スラリー6.
41mg(0.02mmol)と、触媒成分(B)とし
てトリエチルアルミニウム0.2mmolを投入し重合
を開始した。
【0055】エチレンを連続的に導入し、全圧を一定に
保ちながら4分間重合を行ったところ、33.3gのポ
リマーを得た。触媒当りの重合活性は5.20kg/g
触媒であった。遷移金属成分当たりの活性は24.0k
g/g(Ti+Zr)に相当した。MFRは、0.16
g/10分であった。
【0056】実施例2、3 実施例1で用いたケイ素化合物(iv)である、テトラ
エトキシシランのかわりに実施例2ではジメチルポリシ
ロキサンを、実施例3ではメチルヒドロポリシロキサン
をそれぞれ用いること以外は、実施例1と同様の条件
で、固体触媒成分(A)を調製し、触媒成分(B)とを
用いて、エチレンの重合を行った。結果は表2に示し
た。
【0057】実施例4、5 実施例4では、実施例1で用いたジルコニウム化合物
(iii)である、四塩化ジルコニウムのかわりに、テ
トラブトキシジルコニウムを用いること以外は、実施例
1と同様の条件で調製した。実施例5では、実施例1で
用いたジルコニウム化合物(iii)である、四塩化ジ
ルコニウムのかわりに、テトラブトキシジルコニウムを
用いること以外は、実施例2と同様の条件で、固体触媒
成分(A)を調製し、触媒成分(B)とを用いて、エチ
レンの重合を実施した。
【0058】実施例6 実施例1で用いたジルコニウム化合物(iii)であ
る、四塩化ジルコニウムの使用量を0.24molに変
更した以外は、実施例1と同様の条件で、固体触媒成分
(A)を調製し、触媒成分(B)とを用いて、エチレン
の重合を実施した。 実施例7 実施例1で用いたマグネシウム化合物(i)である、金
属マグネシウム粉末のかわりに、塩化マグネシウム(2
7.6g)を用いたこと以外は、実施例1と同様の条件
で、固体触媒成分(A)を調製し、触媒成分(B)とを
用いて、エチレンの重合を実施した。
【0059】比較例1 実施例1で用いたジルコニウム化合物(iii)であ
る、四塩化ジルコニウムを使用しないこと以外は、実施
例1と同様の条件で、固体触媒成分(A)を調製し、触
媒成分(B)とを用いて、エチレンの重合を実施した。
【0060】実施例8、9 実施例8では、実施例1で得られた固体触媒成分(A)
および触媒成分(B)を用いてエチレン/1−ブテンで
の共重合を20分間を行った。実施例9では、実施例8
で用いた1−ブテンのかわりに1−ヘキセンを用いて共
重合を行った。
【0061】触媒活性は、20分間持続し、活性の寿命
が長いことが認められた。結果は表3に示した。
【0062】比較例2 比較例1で用いた、固体触媒成分(A)と触媒成分
(B)を用いて、実施例8と同じ条件で共重合を行った
結果、密度は0.929g/cmであり実施例8と比
べ高く、共重合性は悪いものであった。また、活性持続
性も良くなかった。
【0063】実施例10〜14 実施例10では、触媒成分(B)である、トリエチルア
ルミニウムと、ジエチルアルミニウムクロライドの混合
液(モル比1/1)を用いた以外は、実施例8と同様の
条件で共重合を行った。実施例11では、実施例10で
用いた、トリエチルアルミニウムとジエチルアルミニウ
ムクロライドとの比率を(モル比4/1)変更した。実
施例12では、ジエチルアルミニウムクロライドとジエ
チルアルミニウムエトキサイド(モル比1/1)に変更
した。また実施例13では、トリイソブチルアルミニウ
ムとジエチルアルミニウムクロライド(モル比1/1)
に代え、実施例14では、トリエチルアルミニウムとメ
チルアルモキサン(モル比1/1)に変更した以外は、
実施例8と同じ条件で共重合を実施した。
【0064】実施例15、16 実施例15は、実施例10と同じ触媒成分(B)を使用
した他は、実施例9と同様に共重合を行った。実施例1
6は、実施例8と同じ固体触媒成分(A)および触媒成
分(B)を使用した以外に、1−ブテン量を倍にし共重
合を行った。
【0065】実施例17〜19 実施例17は実施例10と同じ、実施例18は実施例1
1と同じ、実施例19は実施例12と同じ触媒成分
(B)をそれぞれ使用した以外に、実施例4と同じ固体
触媒成分(A)を用いて、エチレン/1−ブテンの共重
合を実施した。
【0066】実施例20 比較例1で用いた固体触媒成分(A)2gを、トルエン
300mlに溶かしたジルコノセンジクロリド(1.2
g)に加え、ついで還流下にてトルエンを留去し、固体
触媒成分(A)を得た。
【0067】上記固体触媒成分(A)6.00mg
(0.020mmol)を用いて、実施例1と同じ条件
で重合を行ったところ、15.6gのポリマーを得た。
触媒当りの重合活性は2.60kg/g触媒であり、遷
移金属成分当り11.2kg/g(Ti+Zr)に相当
した。MFRは、0.08g/g10分であった。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における触媒調製図(フローチャート)
を示す。
【表1】
【表2】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−151704(JP,A) 特開 平1−263102(JP,A) 特開 昭63−215703(JP,A) 特開 昭63−172704(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 4/60 - 4/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遷移金属化合物および有機金属化合物から
    なる触媒の存在下、重合体の融点以上の反応温度でエチ
    レンを重合、またはエチレンと少なくとも1種のα−オ
    レフィンを共重合するにあたって、下記の(i)〜
    (v)の化合物を反応させて得られる遷移金属固体触媒
    成分、成分(A) (i)マグネシウムの酸素含有有機化合物及びハロゲン
    含有化合物から選ばれる少なくとも1種のマグネシウム
    化合物、及び/又は金属マグネシウムと水酸化有機化合
    物 (ii)チタンの酸素含有有機化合物、及びハロゲン含
    有化合物から選ばれる、少なくとも1種のチタン化合物 (iii)ジルコニウムの酸素含有化合物、及びハロゲ
    ン含有化合物から選ばれる、少なくとも1種のジルコニ
    ウム化合物及び (iv)ポリシロキサン、及びシラン類から選ばれる、
    少なくとも1種のケイ素化合物、及び (v)少なくとも1種のハロゲン化有機アルミニウム化
    合物、及び (B)成分一般式AlR1 j(OR2k3-k(式中、R1
    およびR2は1〜20個の炭素原子を有するアルキル基
    を表し、Xはハロゲン原子を表し、jは0<j≦3を表
    し、kは0≦k≦2を表し、0<j+k≦3なる数を表
    す)で示される有機アルミニウム化合物のうち、少なく
    とも1種の有機アルミニウム化合物からなる触媒系を用
    、成分(B)の使用量は、触媒成分(A)中に含まれ
    るチタン1グラム原子に対して1〜10モルの範囲であ
    ることを特徴とするポリエチレンの製造方法。
JP3097926A 1991-04-04 1991-04-04 ポリエチレンの製造方法 Expired - Fee Related JP3033234B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3097926A JP3033234B2 (ja) 1991-04-04 1991-04-04 ポリエチレンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3097926A JP3033234B2 (ja) 1991-04-04 1991-04-04 ポリエチレンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04331206A JPH04331206A (ja) 1992-11-19
JP3033234B2 true JP3033234B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=14205289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3097926A Expired - Fee Related JP3033234B2 (ja) 1991-04-04 1991-04-04 ポリエチレンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3033234B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3322641B2 (ja) 1998-09-09 2002-09-09 丸善石油化学株式会社 オレフィン重合用固体触媒及びこれを用いたオレフィン系重合体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04331206A (ja) 1992-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0530814A1 (en) Method for producing a stereospecific polyolefin
EP0086481A1 (en) Solid catalyst component for olefin polymerization
US5629390A (en) Method for producing a polyolefin
JPH0422163B2 (ja)
EP0209104B1 (en) Intermetallic compound
US5225502A (en) Method of producing polyolefin
US6337376B1 (en) Method for producing a polyolefin
JP3033234B2 (ja) ポリエチレンの製造方法
EP0448115B1 (en) Method for producing a polyolefin
JPS6248682B2 (ja)
JP2819638B2 (ja) ポリエチレンの製造方法
US6320003B1 (en) Method for producing a polyolefin
JP2757206B2 (ja) ポリオレフィンの製造方法
US5481056A (en) Process for the preparation of polyolefins
JPH0791336B2 (ja) ポリオレフィン触媒およびオレフィンポリマーの製造方法
JPH06104684B2 (ja) エチレンの重合及び共重合用触媒の調製法
JP3223566B2 (ja) ポリオレフィンの製造方法
US6130301A (en) Method for producing polyolefin
JP3966066B2 (ja) ポリオレフィンの製造方法
JP3211268B2 (ja) ポリオレフィンの製造方法
JP3086891B2 (ja) ポリオレフィンの製造方法
JP2617988B2 (ja) エチレン系重合体の製法およびエチレン系重合体製造用触媒
EP0132288A1 (en) A method of polymerizing an olefin
JPH0348927B2 (ja)
JPH0424362B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees