JP3033157U - 無機質繊維マットの積層梱包体 - Google Patents
無機質繊維マットの積層梱包体Info
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- JP3033157U JP3033157U JP1996007187U JP718796U JP3033157U JP 3033157 U JP3033157 U JP 3033157U JP 1996007187 U JP1996007187 U JP 1996007187U JP 718796 U JP718796 U JP 718796U JP 3033157 U JP3033157 U JP 3033157U
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- inorganic fiber
- fiber mat
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- mat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建造物の防火、断熱、防音等の使用に適した
無機質繊維マットであって、輸送上の体積を小さく保持
することができ、かつ、どんな長さにも対応可能な無機
質繊維マットの積層梱包体を提供する。 【解決手段】 定尺物として形成され、表皮材Bで被覆
されて成る無機質繊維マットAが所要枚数積層され、厚
さ方向に圧縮された状態で包装材Cで包装された無機質
繊維マットの積層梱包体を所要長さ部位(矢印イで示す
部位)で切断して得られたカット品を無機質繊維マット
の積層梱包体とする。 【効果】 切断して得られた梱包体は、マットが圧縮状
態におかれているので、体積は小さく、輸送費の低減化
が図れる。また、どんな長さのカット品にも対応可能で
ある。
無機質繊維マットであって、輸送上の体積を小さく保持
することができ、かつ、どんな長さにも対応可能な無機
質繊維マットの積層梱包体を提供する。 【解決手段】 定尺物として形成され、表皮材Bで被覆
されて成る無機質繊維マットAが所要枚数積層され、厚
さ方向に圧縮された状態で包装材Cで包装された無機質
繊維マットの積層梱包体を所要長さ部位(矢印イで示す
部位)で切断して得られたカット品を無機質繊維マット
の積層梱包体とする。 【効果】 切断して得られた梱包体は、マットが圧縮状
態におかれているので、体積は小さく、輸送費の低減化
が図れる。また、どんな長さのカット品にも対応可能で
ある。
Description
【0001】
本考案は、住宅、工業設備等の建造物の防火、断熱、防音材等の使用に適した 無機質繊維マットの積層梱包体の改良に関する。
【0002】
従来、建造物の防火、断熱、防音材として、ロックウール、ガラスウール等の 無機質繊維を所要厚さに集積してマット状にしたものが多用されている。 上記無機質繊維マットは、一般に図3に示すような梱包体として工場から出荷 されている。 即ち、Aは通称、定尺物(例えば、厚さ55mm〜75mm〜100mm、幅 425mm、長さ1,360mm)として形成された無機質繊維マット、Bはマ ットの表裏面および側面を被覆しているクラフト紙やプラスチックフィルム等の 表皮材であり、この表皮材付き無機質繊維マットを所要枚数積層し、圧縮梱包機 を使用し厚さ方向に圧縮した状態でプラスチックフィルム等の包装材Cで包装し て梱包体に構成したものである。 上記の如く、無機質繊維マットを所要枚数積層し、圧縮包装した梱包体は、輸 送時の体積を小さく保持できるので、輸送費の大幅な節減が図れる。
【0003】
前記梱包体内の無機質繊維マットは圧縮状態に保持されているが、包装体を外 し、解梱すれば、圧縮から解放され、厚さが元の厚さに復元するので、所要厚さ のマットとして使用に供することができる。 ところで、前記無機質繊維マットは、施工現場の都合により、定尺物より短い ものを必要とすることがある。その場合、施工現場で定尺物マットをカッターで 切断しているが、マットの切断加工には特別なカッターを必要とすること、切断 加工に手数がかかり、施工作業能率の低下を招くこと、切断時に繊維が飛散して 作業環境を悪くする等、不都合な点が多い。
【0004】 上記問題点に鑑み、図4に示すように、定尺物を所要の長さに予め切断したカ ット品が作られている。このカット品は、定尺物でないため前述した圧縮梱包機 を使用し圧縮梱包することができず、前記表皮材Bで被覆されたマットAを所要 枚数積層し、圧縮することなく、バンドDで結束した状態で工場から出荷される 。
【0005】 上記カット品によれば、前述したマットの施工現場での切断加工は不要となり 、施工作業の円滑化が図れる。しかし、このカット品はマットが圧縮されてない ため、体積は大となり、輸送費の増大は避けられない。
【0006】 本考案は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、マットの施工現場 での切断加工を不要とするばかりでなく、輸送費の低減化も可能とした無機質繊 維マットの積層梱包体を提供することを主たる目的としている。
【0007】
本考案は、定尺物として形成され、防湿用表皮材で被覆された無機質繊維マッ トが所要枚数積層され、厚さ方向に圧縮された状態で包装材で包装された無機質 繊維マットの積層梱包体を所要長さに切断してカット品としたことを要旨とする 。
【0008】 前記構成によれば、前記包装材で包装された無機質繊維マットの積層梱包体は 、切断後も内部のマットは圧縮状態におかれているので、梱包体の体積は小さく 保持されており、輸送費の低減化が図れる。マットの圧縮率は50〜70%が好 ましい。50%未満の場合、輸送費の低減効果は低く、また70%を超えると塑 性変形を起こし、解梱しても厚さが元の厚さに復元しなくなる。 また、その梱包体の包装材を外し、解梱することにより、内部の無機質繊維マ ットは圧縮から解放され、厚さが元の厚さに復元し、そのままカット品として使 用することができる。
【0009】
図1に、本考案による無機質繊維マットの梱包体の好ましい実施の形態を示す 。 同図において、Aは無機質繊維マット、Bは表皮材、Cは包装材であり、図3 で示した定尺物無機質繊維マットの梱包体を矢印イの部位で4等分に切断した際 に得られた中間部分の梱包体を示したものである。Dは梱包体の補強と持ち運び 用に掛けたバンドである。このバンドは省いても差し支えない。
【0010】
図1〜図2に、本考案による無機質繊維マットの梱包体の一例を示す。 本実施例では、無機質繊維にロックウールを用い、厚さ55mm、幅425m m、長さ1,360mmの定尺物マットAとなし、このマットをクラフト紙の表 皮材Bで被覆し、この表皮材付きマットを19枚を積層し、圧縮梱包機を使用し て、厚さ方向に圧縮した状態でプラスチックフィルム製包装材Cで包装して梱包 体を構成し、この梱包体を長さ方向に4等分に切断し、長さ340mmの無機質 繊維マットの積層梱包体(カット品)を得た。Dは前記梱包体(カット品)の補 強と持ち運びやすくするために掛けたバンドである。
【0011】 図1の梱包体は、定尺物の梱包体を4等分に切断した際の中間梱包体を示して いる。したがって、この中間梱包体では、その両端面に無機質繊維マットが露出 しているのに対し、端部に位置する梱包体では、その一方の端面が包装材で遮蔽 された状態にあるが、いずれにしても、包装材Cを外し、解梱することで、なか の無機質繊維マットは圧縮から解放され、厚さが元の厚さに復元した図2に示す カット品として使用することができる。
【0012】
以上、詳述したように、本考案によれば、定尺物の無機質繊維マットの積層梱 包体を切断して得られるものであるから、下記のような効果が得られる。 (1)定尺物の無機質繊維マットの積層梱包体から切断して得た梱包体(カット 品)は、マットが圧縮梱包された状態にあるので、従来の非圧縮状態で積層した マットをバンド掛けして成るカット品に比べ、体積は小さく、輸送費の低減化が 可能となる。 (2)定尺物の無機質繊維マットの積層梱包体から切断して得た梱包体(カット 品)は、現場でカットする必要がないので、施工能率の低下を招くこと、切断時 に繊維が飛散して作業環境を悪くするという問題を解消できる。 (3)本考案の無機質繊維マットの積層梱包体は、定尺物の梱包体から切断して 得られるものであるから、どんな長さのカット品にも対応可能である。
【図1】本考案の一実施例を示す無機質繊維マットの積
層梱包体の斜視図である。
層梱包体の斜視図である。
【図2】非圧縮状態にある表皮材付き無機質繊維マット
の斜視図である。
の斜視図である。
【図3】定尺物の無機質繊維マットの積層梱包体の斜視
図である。
図である。
【図4】非圧縮状態の無機質繊維マットの積層体をバン
ド掛けして成る従来のカット品の斜視図である。
ド掛けして成る従来のカット品の斜視図である。
A 無機質繊維マット B 表皮材 C 包装材 D バンド
Claims (3)
- 【請求項1】 定尺物として形成され、防湿用表皮材で
被覆された無機質繊維マットが所要枚数積層され、厚さ
方向に圧縮された状態で包装材で包装された無機質繊維
マットの積層梱包体を所要長さに切断してカット品とし
たことを特徴とする無機質繊維マットの積層梱包体。 - 【請求項2】 無機質繊維マットがロックウールマッ
ト、グラスウールマットである請求項1に記載の無機質
繊維マットの積層梱包体。 - 【請求項3】 次の式で表わされる無機質繊維マットの
圧縮率が50〜70%である請求項1または請求項2に
記載の無機質繊維マットの積層梱包体。 圧縮率=(T0−T1)/T0×100(%) T0:無機質繊維マットの積層体の非圧縮状態の厚さ T1:無機質繊維マットの積層体の圧縮状態の厚さ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007187U JP3033157U (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 無機質繊維マットの積層梱包体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007187U JP3033157U (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 無機質繊維マットの積層梱包体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3033157U true JP3033157U (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=43168046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996007187U Expired - Lifetime JP3033157U (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 無機質繊維マットの積層梱包体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3033157U (ja) |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP1996007187U patent/JP3033157U/ja not_active Expired - Lifetime
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