JP3032977B1 - ウェザストリップ - Google Patents
ウェザストリップInfo
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- JP3032977B1 JP3032977B1 JP11070477A JP7047799A JP3032977B1 JP 3032977 B1 JP3032977 B1 JP 3032977B1 JP 11070477 A JP11070477 A JP 11070477A JP 7047799 A JP7047799 A JP 7047799A JP 3032977 B1 JP3032977 B1 JP 3032977B1
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- JP
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- door
- weather strip
- garnish
- inner panel
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Abstract
ることが可能な座席近傍のドア下部周辺に装着されるウ
ェザストリップを提供する。 【解決手段】 本発明のウェザストリップは、クリップ
部によってドアの底部近傍のドア・インナパネルの側面
に固定されるガーニッシュ部と;インサートメタル材を
包含して横断面形状が略U字状に成形され、その両内側
面にガーニッシュ部の下方端部近傍を把持可能な複数対
のリップ部を突設した基底部と;基底部の車外側々壁か
らドアの底部端縁を架橋するように延伸したシールリッ
プ部と;基底部の車内側々壁から突出してボディパネル
の側面を押圧し、弾性変形する中空状シール部とを具備
して成るので、クリップ部がドア・インナパネルの側面
を貫通するウェザストリップは、ドアガラス、ドアウェ
ストシール等を通してドア内に侵入した若干量の雨水を
ドアの底部内面に完全に封じ込み、間隙内への漏水防止
を可能にする。
Description
を密封するウェザストリップに関し、特に、座席近傍の
ドア下部周辺に装着されるウェザストリップに関するも
のである。
アは、例えば図2に示したセダン型乗用車のように、少
なくとも座席近傍のフロントドアFD及びリアドアRD
の各ドア下部周辺に、乗用車のボディパネルとの間隙を
密封するためのドア下部ウェザストリップLWSが装着
されている。なお、メインシール・ウェザストリップM
WSはセダン型乗用車の場合、各ドアの上方周辺部がド
アパネルで形成された乗降車用ドア自体に装着するもの
であるが、ハードトップ型系乗用車にも適用可能であ
る。
は、寒冷地向け仕様として図2のA−A線に沿って切断
して示した図3から明らかなように、ドア・インナパネ
ルDIPに夫々取り付けられた車内側ウェザストリップ
WS1 と車外側ウェザストリップWS2 から成り、ボデ
ィパネルBPと前記ドア・インナパネルDIPとの間隙
Gを密封化し、前記間隙G内への雪や氷の侵入を阻止し
て該雪や氷に起因するドアの凍結固着トラブルの発生を
防止すると共に、前記間隙G内への塵埃d(図4)の侵
入、付着も阻止して乗降時に前記塵埃dが衣服へ転着す
ることを防止していた。
は、エチレンプロピレンゴム等の合成スポンジゴム材か
ら成って、且つ前記ドア・インナパネルDIPによって
形成された前記ドアの底部外面にクリップ部CLを介し
て取り付けられる基底部1と、エチレンプロピレンゴム
等の合成スポンジゴム材から成って、且つ前記ボディパ
ネルBPを押圧して弾性変形が容易な中空状シール部2
とを一体成形して成っていた。
外側ウェザストリップWS2 は、図4に示したように前
記基底部1に所定の間隔Pを置いて複数本のクリップ部
材3が植設され、該クリップ部材3を前記ドアの底部を
形成する前記ドア・インナパネルDIPに透設した貫通
孔に挿入して固定されるので、前記車外側ウェザストリ
ップWS2 における前記ドアの底部外面との対向面は、
前記各クリップ部材3周り以外の領域が前記ドアの底面
に対して良好な密着性を付与されず、その結果、図4に
示したように前記塵埃dの付着あるいは出入を完全に阻
止できなかった。
を通してドア内に侵入した若干量の雨水RWは、前記ド
アの底部内面に溜まり、やがて前記ドア・インナパネル
DIPに透設した前記貫通孔を経て、前記車外側ウェザ
ストリップWS2 における前記ドアの底部外面との対向
面から前記間隙G内へ所謂潜り水RWとして侵入し、前
述したようなドアの凍結固着トラブルの発生を完全に阻
止できなかった。
は、前記ドアの底部外面に対して比較的広い密着座面を
必要とするので、前記ドア・インナパネルDIP及びド
ア・アウタパネルDOPによって形成される前記ドアの
底面におけるドアの厚さDtも相対的に大きくする必要
があり、その結果、車内スペースを拡大化する自由度に
不足が生じるケースがあった。
消するために、その構造の複雑化を極力抑制して密封性
を向上することが可能な座席近傍のドア下部周辺に装着
されるウェザストリップを提供することを目的とするも
のである。
自動車の座席近傍のドア下部周辺に装着されるウェザス
トリップにおいて;前記ウェザストリップが、クリップ
部によってドアの底部近傍のドア・インナパネルの側面
に固定されるガーニッシュ部と;インサートメタル材を
包含して横断面形状が略U字状に成形され、且つ前記略
U字状の両内側面に前記ガーニッシュ部の下方端部近傍
を把持可能な複数対のリップ部を突設した基底部と;前
記基底部の車外側々壁から前記ドアの底部端縁を架橋す
るように延伸したシールリップ部と;前記基底部の車内
側々壁から突出してボディパネルの側面を押圧し、弾性
変形する中空状シール部とを具備して成ることを特徴と
するウェザストリップによって達成される。
ッシュ部が、前記クリップ部のスクリューグロメットを
介して前記ドア・インナパネルの側面に螺着されること
を特徴とするウェザストリップによって達成される。
傍のドア下部周辺に装着されるウェザストリップにおい
て;前記ウェザストリップが、前記クリップ部によって
ドアの底部近傍の前記ドア・インナパネルの側面に固定
される前記ガーニッシュ部と;前記インサートメタル材
を包含して横断面形状が略U字状に成形され、且つ前記
略U字状の両内側面に前記ガーニッシュ部の下方端部近
傍を把持可能な前記複数対のリップ部を突設した前記基
底部と;前記基底部の車外側々壁から前記ドアの底部端
縁を架橋するように延伸した前記シールリップ部と;前
記基底部の車内側々壁から突出して前記ボディパネルの
側面を押圧し、弾性変形する前記中空状シール部とを具
備して成るので、ドアガラス、ドアウェストシール等を
通して前記ドア内に侵入した若干量の前記雨水は、前記
ドアの底部内面に完全に封じ込まれて前記間隙内に漏れ
出さない。
示しない、前記ドアインナーパネルにあけた水抜き穴か
ら直接車外へ排出される。前記基底部の車外側々壁から
前記ドアの底部端縁を架橋するように延伸した前記シー
ルリップ部によって、前記ドアの閉止時に車外からの前
記塵埃の侵入が完全に阻止される。更に、前記ウェザス
トリップは、前記ドア・インナパネルの側面に固定され
るので、前記ドアの底部のドアの厚さが比較的小さく設
定される。
ガーニッシュ部が、前記クリップ部の前記スクリューグ
ロメットを介して前記ドア・インナパネルの側面に螺着
されるので、万一前記ドアの底部内面に完全に封じ込ま
れた前記雨水の水位が前記ガーニッシュ部の貫通位置ま
で上昇しても、前記スクリューグロメットと前記ねじに
よる固定部にて、雨水の大部分が水封される。ここで水
封されなかった少量の前記雨水は本発明のウェザストリ
ップのグリップ部車外側に達するが、前記ガーニッシュ
部と前記シールリップ間にて水封され、前記中空状シー
ル部まで達せずに完全に水封される。
施態様について、添付した図面に基づき以下に詳述す
る。図1は図3と同様に図2のA−A線に沿って切断し
て示した本発明のウェザストリップの要部の横断面図で
ある。
LWSは、ドア・インナパネルDIPに夫々取り付けら
れた車内側ウェザストリップWS1 と車外側ウェザスト
リップとして機能する本発明のウェザストリップWS3
から成り、ボディパネルBPと前記ドア・インナパネル
DIPとの間隙Gを密封化し、前記間隙G内への雪や氷
の侵入を阻止して該雪や氷に起因するドアの凍結固着ト
ラブルの発生を完全に防止すると共に、前記間隙G内へ
の塵埃d(図4)の侵入、付着も阻止して乗降時に前記
塵埃dが衣服へ転着することも完全に防止する。
3 は、前記ドアの底部近傍の前記ドア・インナパネルD
IPの側面に透設された貫通孔にねじ18を貫通させた
クリップ部CLによって該ドア・インナパネルDIPの
側面に螺着されたガーニッシュ部16と、インサートメ
タル材13を包含して横断面形状が略U字状に成形さ
れ、且つ前記略U字状の両内側面に前記ガーニッシュ部
16の下方端部近傍を把持可能な各リップ部11,12
を突設した基底部10と、前記基底部10の車外側々壁
から前記ドアの底部端縁を架橋するように延伸したシー
ルリップ部14と、前記基底部10の車内側々壁から突
出してボディパネルBPの側面を押圧し、弾性変形する
中空状シール部15とを具備して成る。
ストリップWS3 は、ドアガラス、ドアウェストシール
等を通して前記ドア内に侵入した若干量の前記雨水RW
が、前記ドアの底部内面に完全に封じ込まれて前記間隙
G内に漏れ出さない。また、封じこまれた若干量の雨水
RWは図示しない、前記ドアインナーパネルDIPにあ
けた水抜き穴から直接車外へ排出される。また、前記ド
アの閉止時に車外からの前記塵埃dの侵入は、前記基底
部10の車外側々壁から前記ドアの底部端縁を架橋する
ように延伸した前記シールリップ部14によって完全に
阻止される。更に、前記ウェザストリップWS3 は、前
記ドア・インナパネルの側面に固定されるので、前記ド
アの底部のドアの厚さDtが比較的小さく設定される。
部CLの前記スクリューグロメット17を介して前記ド
ア・インナパネルDIPの側面に螺着され、万一前記ド
アの底部内面に完全に封じ込まれた前記雨水RWの水位
が前記ガーニッシュ部16の貫通位置まで上昇しても、
前記スクリューグロメット17と前記ねじ18による固
定部にて、前記雨水RWの大部分が水封される。ここで
水封されなかった少量の前記雨水RWは、本発明のウェ
ザストリップWS3 のグリップ部車外側に達するが、前
記ガーニッシュ部16と前記シールリップ14間にて水
封され、前記中空状シール部15まで達せずに完全に水
封される。
における前記基底部10は、エチレンプロピレンゴム等
の合成ソリッドゴム材から成って比較的曲げ剛性が高
く、前記シールリップ部14及び前記中空状シール部1
5は、エチレンプロピレンゴム等の合成スポンジゴム材
から成って比較的曲げ剛性が低く、且つ弾性変形を容易
にしている。
プは、以下に記すような新規な効果を奏するものであ
る。即ち、本発明のウェザストリップは、自動車の座席
近傍のドア下部周辺に装着されるウェザストリップにお
いて;前記ウェザストリップが、前記クリップ部によっ
てドアの底部近傍の前記ドア・インナパネルの側面に固
定される前記ガーニッシュ部と;前記インサートメタル
材を包含して横断面形状が略U字状に成形され、且つ前
記略U字状の両内側面に前記ガーニッシュ部の下方端部
近傍を把持可能な前記複数対のリップ部を突設した前記
基底部と;前記基底部の車外側々壁から前記ドアの底部
端縁を架橋するように延伸した前記シールリップ部と;
前記基底部の車内側々壁から突出して前記ボディパネル
の側面を押圧し、弾性変形する前記中空状シール部とを
具備して成るので、前記クリップ部が前記ドア・インナ
パネルの側面を貫通する前記ウェザストリップは、ドア
ガラス、ドアウェストシール等を通して前記ドア内に侵
入した若干量の前記雨水を前記ドアの底部内面に完全に
封じ込み、前記間隙内への漏水防止が可能になった。な
お、封じ込まれた若干量の前記雨水は図示しない前記ド
ア・インナパネルにあけた水抜き穴から直接車外へ排出
される。
アの底部端縁を架橋するように延伸した前記シールリッ
プ部によって、前記ドアの閉止時に車外からの前記塵埃
の侵入が完全に阻止し、更に、前記ウェザストリップの
前記ドア・インナパネルの側面に対する固定により、前
記ドアの底部のドアの厚さを比較的小さく設定すること
が可能になった。
ガーニッシュ部が、前記スクリューグロメットを介して
前記ドア・インナパネルの側面に固定されるので、万一
前記ドアの底部内面に完全に封じ込まれた前記雨水の水
位が前記ガーニッシュ部の貫通位置まで上昇しても、前
記スクリューグロメットと前記ねじによる固定部にて、
雨水の大部分が水封される。ここで水封されなかった少
量の前記雨水は、本発明のウェザストリップのグリップ
部車外側に達するが、前記ガーニッシュ部と前記シール
リップ間にて水封され、前記中空状シール部まで達せず
に完全に水封することが可能になった。
のウェザストリップの要部の横断面図である。
トリップの概略側面図である。
ウェザストリップの要部の横断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車の座席近傍のドア下部周辺に装着
されるウェザストリップ(WS3 )において;前記ウェ
ザストリップ(WS3 )が、クリップ部(CL)によっ
てドアの底部近傍のドア・インナパネル(DIP)の側
面に固定されるガーニッシュ部(16)と;インサート
メタル材(13)を包含して横断面形状が略U字状に成
形され、且つ前記略U字状の両内側面に前記ガーニッシ
ュ部(16)の下方端部近傍(16a)を把持可能な複
数対のリップ部(11,12)を突設した基底部(1
0)と;前記基底部(10)の車外側々壁から前記ドア
の底部端縁を架橋するように延伸したシールリップ部
(14)と;前記基底部(10)の車内側々壁から突出
してボディパネル(BP)の側面を押圧し、弾性変形す
る中空状シール部(15)とを具備して成ることを特徴
とするウェザストリップ。 - 【請求項2】 前記ガーニッシュ部(16)が、前記ク
リップ部(CL)のスクリューグロメット(17)を介
して前記ドア・インナパネル(DIP)の側面に螺着さ
れることを特徴とする請求項1に記載のウェザストリッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11070477A JP3032977B1 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | ウェザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11070477A JP3032977B1 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | ウェザストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3032977B1 true JP3032977B1 (ja) | 2000-04-17 |
JP2000264066A JP2000264066A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13432657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11070477A Expired - Fee Related JP3032977B1 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | ウェザストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032977B1 (ja) |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP11070477A patent/JP3032977B1/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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