JP3032877U - 収納可能な扉 - Google Patents

収納可能な扉

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JP3032877U
JP3032877U JP1996006888U JP688896U JP3032877U JP 3032877 U JP3032877 U JP 3032877U JP 1996006888 U JP1996006888 U JP 1996006888U JP 688896 U JP688896 U JP 688896U JP 3032877 U JP3032877 U JP 3032877U
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Inventor
武司 竹内
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竹内襖材株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に折戸を所定動作でスライドして、側壁等
に収納することができる収納可能な扉を提供する。 【解決手段】 側壁等に水平状態で配設された所定の長
さのスライドレール3aと、このスライドレール3aを
スライド動作するとともに所定の板材を固定することが
できる走行台3b及び親板取付台3cとが設けられたス
ライド金具3と、所定の開閉動作が可能な状態で、前記
スライド金具3の親板取付台3cに端部が固定された扉
2とを備えたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、収納可能な扉に関するものであり、特に、仏間等に取付けられた折 戸を仏間の側壁と仏壇との間に収納することができる収納可能な扉に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来より、部屋等の入口に設置される扉には、戸溝やレールに沿って水平方向 に移動する引戸や、建具の縦框に取付けられ蝶番等で開閉動作する折戸がある。
【0003】 特に、仏間には、内部の仏壇に埃等が付着しないようにするために、扉が設け られている。仏間は、仏間と仏壇の横幅との差が大きすぎると外観上好ましくな いことから、仏壇が仏間に略余り無く収納されることが多い。そのため、仏間に 設けられる扉は、通常、開けた場合に邪魔にならないように左右の折戸式で、且 つ、複数枚の扉を縦方向線上で折畳むことができる構造になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような扉は、閉めた場合には、室内を外部の埃や騒音から防護 するためには極めて有効であるが、開けた場合には、邪魔になることが多かった 。特に、上記のような仏間に設けられた扉の場合は、扉を折畳み式にして小さく まとめあげてはいるものの、扉を開けた場合には、どうしても邪魔になったり、 仏間の外観を損なっていた。
【0005】 そこで、本考案は、特に折戸を所定動作でスライドして、側壁等に収納するこ とができる収納可能な扉の提供を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案にかかる収納可能な扉は、側壁等に水平状態で配設された所定 の長さのレール部材と、前記レール部材上をスライド移動するとともに板材を固 定できる設置部材とが組付けられたスライド部材と、前記スライド部材の設置部 材に端部が固定され、所定の開閉動作が可能な扉部材とを備えたものである。
【0007】 したがって、請求項1の考案の収納可能な扉によれば、扉を開けた場合に、扉 が側壁等に配設されたスライド部材によって壁側へ収納されることにより、扉が 邪魔になったり、扉によって外観を損ねる虞れがない。
【0008】 請求項2の考案にかかる収納可能な扉は、請求項1の設置部材に、扉部材との 連結部分に親板部材が設けられたものである
【0009】 したがって、請求項2の考案の収納可能な扉によれば、親板部材によって扉が 傷つきにくく、比較的滑らかに収納できる。
【0010】 請求項3の考案にかかる収納可能な扉は、請求項1または請求項2のいずれか の収納可能な扉を、仏間の開口部の扉としたものである。
【0011】 したがって、請求項3の考案の収納可能な扉によれば、仏間の扉を仏壇と仏間 の内側側壁との間に収納することができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について説明をする。図1は本考案の一実施形態であ る収納可能な扉の片側の扉の収納動作を示す要部斜視図、図2は本考案の一実施 形態である収納可能な扉のスライド金具を示す斜視図、図3は本考案の一実施形 態である収納可能な扉が取付けられた仏間を示す正面図、図4は本考案の一実施 形態である収納可能な扉が取付けられた仏間を示す平面図、図5は本考案の一実 施形態である収納可能な扉の開閉動作を示す説明図である。
【0013】 本実施形態では、仏間10に収納可能な扉1を取付けた場合について説明する 。図1に示すように、本実施形態の収納可能な扉1は、建具の縦框に取付けられ 蝶番等で開閉動作する折戸式の扉2と、扉2が固定されるとともに仏間10の側 壁12内側に側壁12に沿って水平状態に固定されたスライド金具3とで構成さ れている。本実施形態の扉2は、1枚の扉2の縦方向線で蝶番等によって内側に 折畳むことができる構造となっている。そして、扉2を開けた場合には、一点鎖 線のように、扉2を折畳みながら外側に開け、畳んだ状態で仏間10の内側に向 けてスライドさせ、収納することができる。
【0014】 ここで、この収納可能な扉1に使用されているスライド金具3について詳しく 説明する。図2に示すように、スライド金具3は、取付けられる仏間10の奥行 方向に延びるスライドレール3aと、スライドレール3aに嵌込まれスライドレ ール3aに沿って水平方向に走行することができる走行台3bと、走行台3bに 固定されるとともに、親板や扉の一部を固定することができる親板取付台3cと 、親板取付台3cの内側一部に設けられ、親板取付台3cに取付けられる親板や 扉の一部を垂直に固定するための補助部材として機能するフック3dとで構成さ れている。
【0015】 このスライド金具3を実際に仏間10に取付ける場合は、図3及び図4に示す ように、まず、スライド金具3を仏間10の側壁内側の上下約20cm程度の位 置に、水平に螺子等で固定する。本実施形態では、左右2枚の折戸であるため、 左右の仏間10内側側壁12に上下2箇所づつ取付けられている。つまり、正面 から見た場合、スライド金具3が左右上下対称な4箇所に各々固定されており、 各々平行な状態になっている。
【0016】 このように固定されたスライド金具3の親板取付台3cには、縦の長さが仏間 10の高さと略同様で、横幅が約10cm乃至30cm程度の親板4と呼ばれる 補助部材が螺子等で固定されている。そして、この親板4に、扉2が蝶番等で開 閉可能に固定されている。
【0017】 続いて、本実施形態の収納可能な扉1が取付けられた仏間10の扉2の実際の 開閉動作について詳しく説明する。まず扉2を閉じた状態では、図5の(a)に 示すように、親板取付台3cに固定された親板4は、仏間10の側壁12と平行 な状態で仏間10の外側の柱11近傍に位置しており、親板4に蝶番を介して取 付けられた扉2は親板4に垂直な状態で閉じられている。
【0018】 そして、扉2を開ける場合には、図5の(b)に示すように、通常の扉2を開 ける場合と同様に、一点鎖線矢印の如く手前に引きながら折畳むことにより、親 板4の延長上の位置に扉2がくる。そして、図5の(c)に示すように、親板4 と扉2とを、仏間10内側奥に向けて押して、スライドさせることにより、側壁 12に収納できる。
【0019】 したがって、本実施形態の収納可能な扉1は、折戸であって、特に、扉2を開 けた場合に扉2が邪魔になり、扉2によって外観を損ねる虞れがある場所に取付 けると極めて有効であり、容易に扉2を収納することができるので、扉2が邪魔 にならず、外観を損ねない。特に、仏壇と仏間10の内側側壁12の僅かな隙間 にも、扉2を収納することができるため、仏間10の外観を損ねない。また、各 部材が比較的安価であるうえ、既存の扉に対しても、スライド金具3と親板4を 追加設置するだけで実現可能であるため、極めて経済的である。
【0020】 なお、本実施形態では、仏間10の扉2が折畳式の折戸として説明したが、折 畳式に限らず、折戸であればどのような扉でもよい。
【0021】 また、この収納可能な扉1が設置される場所は、仏間に限らず、扉を開けた場 合に邪魔になるような場所であって、スライド金具を取付けることができるよう な場所であれば、どのような場所に設置しても構わない。
【0022】 さらに、親板を省略して、スライド金具の親板取付台に直接蝶番等で扉を取付 けることもできる。しかし、扉を傷めず、滑らかに収納するためには親板を介在 させた方が好ましい。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、請求項1の考案の収納可能な扉は、扉を開けた場合に、扉が側 壁等に配設されたスライド部材によって壁側へ収納されることにより、扉が邪魔 になったり、扉によって外観を損ねる虞れがないので、折戸であって、特に、扉 を開けた場合に扉が邪魔になり、扉によって外観を損ねる虞れがある場所に取付 けるだけで、容易に扉を収納することができるので、扉が邪魔にならず、外観を 損ねない。また、各部材が比較的安価であるうえ、既存の扉に対しても、スライ ド部材を追加設置するだけで実現可能であるため、極めて経済的に実現できる。
【0024】 請求項2の考案の収納可能な扉は、請求項1の効果に加え、親板部材によって 扉が傷つきにくく、比較的滑らかに収納できるので、使い勝手の良い収納可能な 扉となる。
【0025】 請求項3の考案の収納可能な扉は、請求項1または請求項2の効果に加え、仏 間の扉を仏壇と仏間の内側側壁との間に収納することができるので、仏壇と仏間 内側側壁の僅かな隙間にも、扉を収納することができ、仏間の外観を損ねない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態である収納可能な扉の片側
の扉の収納動作を示す要部斜視図である。
【図2】本考案の一実施形態である収納可能な扉のスラ
イド金具を示す斜視図である。
【図3】本考案の一実施形態である収納可能な扉が取付
けられた仏間を示す正面図である。
【図4】本考案の一実施形態である収納可能な扉が取付
けられた仏間を示す平面図である。
【図5】本考案の一実施形態である収納可能な扉の開閉
動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 収納可能な扉 2 扉 3 スライド金具 3a スライドレール 3b 走行台 3c 親板取付台 3d フック 4 親板 10 仏間 11 柱 12 側壁 13 背壁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁等に配設された所定の長さのレール
    部材と、前記レール部材上をスライド移動するとともに
    板材を固定できる設置部材とが組付けられたスライド部
    材と、 前記スライド部材の設置部材に端部が固定され、所定の
    開閉動作が可能な扉部材とを具備することを特徴とする
    収納可能な扉。
  2. 【請求項2】 前記設置部材は、扉部材との連結部分に
    親板部材が設けられたことを特徴とする請求項1に記載
    の収納可能な扉。
  3. 【請求項3】 前記収納可能な扉は、仏間の開口部の扉
    としたことを特徴とする請求項1または請求項2のいず
    れかに記載の収納可能な扉。
JP1996006888U 1996-06-26 1996-06-26 収納可能な扉 Expired - Lifetime JP3032877U (ja)

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