JPH0518458Y2 - - Google Patents

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JPH0518458Y2
JPH0518458Y2 JP1985202249U JP20224985U JPH0518458Y2 JP H0518458 Y2 JPH0518458 Y2 JP H0518458Y2 JP 1985202249 U JP1985202249 U JP 1985202249U JP 20224985 U JP20224985 U JP 20224985U JP H0518458 Y2 JPH0518458 Y2 JP H0518458Y2
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rail
sliding door
door
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locking
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、折畳み雨戸の案内レール構造に関す
るものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、雨戸のなかには、普通の引戸式のもの
の他に、観音開き式のように両側が折畳まれ、あ
るいは片側にみが折畳まれる所謂「折畳み雨戸」
というものが存在している。そしてこの様な折畳
み雨戸は、近時の建物意匠の多様化に伴ない、例
えば出窓や応接間の窓等に多用されてきている。
ところで、この折畳み雨戸は、屋外側に押し開
いて折り畳む構造になるから、案内レール自体
も、引戸用レールをそのまま転用できず、専用の
案内レールに交換する必要が有る。これに対し、
近時の建築工事の合理化に伴い、サツシ枠に引戸
式雨戸用レールが予め一体化された所謂一体枠サ
ツシが盛んに用いられている。しかもこの引戸式
雨戸用レールは、各サツシメーカーによつてレー
ル溝幅の寸法が異なつていて規格化されておら
ず、また、仮令同じメーカーのものであつても、
案内レールがドブ溝、七分溝、或いは戸車用甲丸
レールである等、種類によつてレール形状が違が
うのが現状である。
この様な、引戸式雨戸用レールが一体化された
一体枠サツシが既に建付けられたものに折畳み雨
戸を後付け的に組込むよう改造するには、一体枠
サツシの全交換という大改造が必要になる。これ
を避けるため、第7図に示す如く、引戸用レール
10内に補助レール11を装着して折畳み式雨戸
用の案内レールに改造することも考えられるが、
この場合においても、引戸用レールの種類毎に多
様な形状の補助レールを用意する必要があり、部
品点数が多くなる許りでなく在庫管理の合理化が
益々困難になつていた。
[問題を解決する手段] 本考案は上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を
一掃することができる折畳み雨戸の案内レール構
造を提供することを目的として創案されたもので
あつて、ことを特徴とするものである。
そしてこの本考案は、この構成によつて、引戸
用レールの種類に無関係に自由に適応し得て寸法
調節が自在にできるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図面において、Kは建物開口部、Sは開口部
Kの柱間に取付けられた一体枠サツシ、Bは一体
枠サツシに嵌め込まれたガラス戸、Cは網戸、D
は引戸式雨戸、Eは戸袋であつて、第3図に示さ
れるこの様な従来公知の一体枠サツシ構造に本考
案が実施されるものである。ここで、A1,A2
サツシSに突出して設けられる左右折畳み式の観
音開き雨戸のパネルである。1はパネルA1,A2
の上框、2は下框、3は胴桟、4a,4bはそれ
ぞれ固定側、移動側の縦框、5は召合せ框であつ
て、これら框1,2,4a,4b,5、桟3等に
より枠組された空間には、例えばガラリ組込み板
等の板材6が嵌め込まれることで雨戸用のパネル
A1,A2が構成され、さらにこのパネルA1,A2
召合せ框5同志を蝶番7で折畳み自在に蝶着して
雨戸Aは形成されている。また、左右雨戸Aの戸
先側縦框4bの接当面にはクツシヨン材aが嵌装
され、室内側下部には煽り止め装置bが設けられ
ている。さらに、召合せ框5が向い合う側(室内
側)には錠装置cが装着されている。8は雨戸A
の上下のスライダであつて、それぞれの縦框4
a,4bから上下方向に突出するように設けられ
ているが、そのうちの支軸側縦框4aのスライダ
8は移動せず、框4aに対して軸芯が回動自在に
なつている。これに対し、他方戸先側框4bに取
付けられたスライダ8は雨戸Aが折りたたみ開閉
できるように後述の案内溝12内を回転移動する
ようになつている。9は雨戸パネル上下框1,2
から上下方向に突設された規制体であるが、この
規制体9は、閉戸時に後述する引戸用レール10
の外壁面に当接することにより雨戸Aが室内側に
逆折れするのを防止すものであり、上下框1,2
と一体、別体の何れでもよい。
扨、前記引戸用レール10は、上記一体枠サツ
シSの屋外側に一体的に型形成されたものであ
り、この引戸用レール10のレール溝20内に後
述するように折畳み雨戸用の補助レール21が組
込まれるようになつている。ここでは、第4図
イ,ロに示す二種類の引戸レール10に本考案を
実施した例について説明するが、まず、引戸用レ
ール10は、屋外側辺(前記外壁面を構成するも
の)10a、屋内側辺10b、そして底辺10c
から構成された断面略コ字形をし、その溝幅は、
引戸用の雨戸パネルを飲み込むため幅広になつて
いる。そして第4図イのものは、引戸用下レール
10に戸車用甲丸レール13が設けられたもので
ある。
一方、補助レール21は次ぎのようにして引戸
用レール10に取付けられるようになつている。
つまり、引戸用レール10のレール溝内20に
は、略L字形をした係止具22の取付け辺22c
が、レール底辺10cのスライダ8に対向する部
位にビス24等の適宜固定手段によつて一体的に
止着されており、この取付け辺22cの屋内側縁
からは、引戸用レール屋外側辺10aに対して間
〓を存するようにして基本22aが突出し、該基
体22aの先端部には係止突片22bが一体形成
されている。尚、23は基体22aと引戸用レー
ル屋内側辺10bとのあいだに〓間が有る場合
に、該〓間を覆蓋するための補助具23である。
これに対し、補助レール21は、前記基体22
aに外嵌するよう断面略コ字形状をした基部21
aを有し、その内面部には、上記係止突片22b
に左右方向にスライドして係止可能な複数の係止
段部21bが形成されている。そして、補助レー
ル21は、係止突片22bに対するスライド係合
する係止段部21bを選択することによつて、補
助レール21の先端突起部21dを、引戸用レー
ル屋外側辺10aの先端位置に合せた固定的な高
さ調節ができるようになつており、この様にして
取付けられた補助レール21と引戸用レール屋外
側辺20aとのあいだに、スライダ8をガイドす
るための案内レール12が形成されている。尚、
実施例のものでは、補助レール基部21aの屋内
側面に係止突起部21e,21fが形成されお
り、ここに前記補助具23の係合辺23aを係合
することで補助具23の補助レール21に対する
止着ができるようになつている。また、補助具2
3には、引戸用レール屋内側辺10bに突当た
る、あるいは係止する突当て係止部23bが設け
られている。
30は平面図において略三角形状をなしたター
ンテーブルであつて、案内レール12の左右両端
にそれぞれ設けられるものであるが、このターン
テーブル30には、入口部31から直進するレー
ル部のない直線部32と、斜め外方に突出した突
出レール部33とが設けられている。この突出レ
ール33は案内レール12と略同じ断面形状に形
成されており、そして、折畳まれた雨戸Aを更に
側方に回動させるよう案内レール12に連結され
ている。また、前記直線部32の最奥には軸支部
34が設けられ、雨戸Aの支軸側縦框4aに取付
けられたスライダ8が軸承されている。さらに前
記突出レール33の先端には、雨戸Aの煽り止め
装着bのピンが挿入されるピン挿入孔35が設け
られている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、引戸用レール10を折畳み雨戸A用の案内レ
ールに改装するには、補助レール21に、適宜の
係止段部21bを選択して係止具22をスライド
取付けたした後、該係止具22をビス24等の適
宜手段で引戸用レール10の底辺10cに固着す
ればよい。この場合に、係止段部21bの選択
は、先端突起部21dが引戸用レール外側辺10
aの先端と略同じ位置となるように選択すれば良
く、この様にすると共に案内レール12の有効開
口幅(寸法)mがスライダ8の大きさに対応した
ものにして補助レール21を固定することにな
る。
一方、ターンテーブル30は、案内レール12
の左右上下に、直線部32が補助レール21の延
長線上に位置するように取付け、次いで、雨戸A
の支軸側縦框4aに取付けられたスライダ8をタ
ーンテーブル30の軸支部34に軸承させ、雨戸
Aの他方の移動側縦框4bのスライダ8を補助レ
ール21の案内溝21内に嵌め込んで雨戸Aを建
付ける。
そうして、開戸時には雨戸Aの縦軸4bに取付
けられたスライダ8が案内レール12に案内され
てターンテーブル側に接近しつつ合せ框5を室外
側に跳出すようにして折畳まれることになる。さ
らに戸先側縦框4bのスライダ8はターンテーブ
ル入口部31からは突出レール33に案内されて
外方に突出した先端まで進むことにより、折畳ま
れた状態の雨戸A全体は軸支部34で縦框4aの
スライダ8支軸を中心として引戸用レール10と
平行になる状態まで180度外側に回動させられ折
畳み雨戸Aは収納される。また閉戸時には雨戸A
の戸先側縦框4bに取付けられたスライダ8はタ
ーンテーブル30の突出レール33から補助レー
ル21へと移動し、ターンテーブル31から離れ
るので雨戸Aは直線状に伸展し、クツシヨン材a
により気密的に閉戸することになる。
この様に、本考案が実施されたものにおいて
は、引戸用レール10に補助レール21を組込む
ことで折畳み用雨戸の案内レール12にすること
ができるが、この場合に、補助レール21は、引
戸用レール10に一体的に固定される係止具22
に高さ調整して取付られから、種々形状の引戸用
レールに対応させた取付けができる。しかもこの
様にして形成される折畳み用雨戸の案内レール1
2は、屋外側が引戸用レール屋外側辺10aがそ
のまま利用され、屋内側を補助レール21で形成
することになるため、雨戸閉鎖時、後付け的に取
付けられる補助レール21が雨戸屋外側面より屋
外側に位置することがなく、雨戸屋内側面よりも
屋内側に位置することになつて、補助レール21
を無理矢理取外す等の惧れもなく、防犯性の優れ
たものになる。
また寸法の異なる張出具23を数種用意してお
けば、レール幅が奴何様な引戸用レール10に対
しても改造工事を迅速、かつ確実簡単に行なうこ
とができる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の奴く構成したも
のであるから、引戸用レールに補助レールを組付
けることで、引戸用レールを有効に利用してその
まま折畳み雨戸用の案内レールにすることがで
き、しかもこの補助レールは、引戸用レールに一
体的に取付けられる係止具に高さ調整自在に取付
けられるので、既設引戸用レールに対応した取付
けができることになつて、補助レールを引戸用レ
ールの種類に応じて多数種用意する必要がない。
しかもこのように形成される折畳み用雨戸の案
内レールは、屋外側が引戸用レールの屋外側辺
で、屋内側が引戸用レールに一体的に止着される
前記補助レールによつて形成されるので、既に建
物に強固に取付けられる引戸用レール屋外側辺が
そのまま利用され、引戸用レールに後付け的に取
付けられる補助レールが雨戸屋外側面より屋外側
に位置することがなく、雨戸屋内側面よりも屋内
側に位置することになつて、雨戸閉鎖時、不心得
者が補助レールを屋外側から無理矢理取外してし
まう等の惧れもなく、防犯性の極めて優れたもの
になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る折畳み雨戸の案内レール構
造の一実施例を示したものであつて、第1図は折
畳み雨戸の平面断面図、第2図は縦断面図、第3
図は一体枠サツシの横断面図、第4図イ,ロは補
助レールの側面断面図、第5図イ,ロは補助レー
ルの分解断面図、第6図はターンテーブルの平面
図、第7図は一体形式補助レールの横断面図、第
8図イ,ロは引戸用レール断面図である。 図中、10は引戸用レール、10aは屋外側
辺、10bは屋内側辺、10cは底辺、11は従
来の補助レール、12は案内レール、20は引戸
用案内レール、21は本願考案が実施された補助
レール、21bは係止段部、22は係止具、22
aは基体、22bは係止突片、Aは雨戸、Kは開
口部、Sは一体枠サツシである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物側に一体的に建付けられる引戸用レールに
    補助レールを設けて折畳み雨戸用の案内レールを
    構成するにあたり、前記引戸用レールは、底辺
    と、該底辺の屋内外側緑から突出する内外両側辺
    とからなる断面略コ字形のものとし、かつ該引戸
    用レール底辺には、係止突片を備えた基体が突設
    される係止具を、少なくとも係止突片が引戸用レ
    ール屋外側辺に対して間〓を存するよう一体的に
    止着する一方、前記補助レールは、上記係止具基
    体に外嵌するよう断面略コ字形で、かつその内面
    部には上記係止突片に左右方向にスライドして係
    止可能な複数の係止段部が形成されたものとし、
    該係止段部の選択によつて補助レールの引戸用レ
    ール屋外側辺に合せた固定的な高さ調節ができる
    構成にしたことを特徴とする折畳み雨戸の案内レ
    ール構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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