JP3032762U - 携帯用伸縮タンク - Google Patents

携帯用伸縮タンク

Info

Publication number
JP3032762U
JP3032762U JP1996004683U JP468396U JP3032762U JP 3032762 U JP3032762 U JP 3032762U JP 1996004683 U JP1996004683 U JP 1996004683U JP 468396 U JP468396 U JP 468396U JP 3032762 U JP3032762 U JP 3032762U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
tank body
bellows
faucet
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996004683U
Other languages
English (en)
Inventor
景彦 崔
Original Assignee
景彦 崔
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 景彦 崔 filed Critical 景彦 崔
Priority to JP1996004683U priority Critical patent/JP3032762U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3032762U publication Critical patent/JP3032762U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Outdoor Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】横倒し姿勢で載置してもタンク本体が転がら
ず、使い勝手が良い携帯用伸縮タンクを提供すること。 【解決手段】平面視で略丸形をしたタンク本体1の周壁
部2に、上下の伸縮を可能とする蛇腹部2を有する。タ
ンク本体1の天面部12に蛇口5を有する蛇口ユニット
4を有する。蛇腹部2の周方向の一部が、座部6を構成
している。座部6は、横倒し姿勢のタンク本体1が転が
らないように規制して載置面7に支える。 【効果】タンク本体を手で支えたり、タンク本体の横に
重いものを置いたりする必要がなく、非常に使い易い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
レジャー用や災害時の緊急所持用として用いられ、水等の液体を溜めることが できる携帯用伸縮タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のアウトドア志向の高まりによって、携帯用の水タンクが広く普及してい る。このような水タンクは、地震等の災害発生時に携行所持するものとしても多 大な需要がある。 上記の水タンクとして、タンク本体の周壁部に蛇腹部を設けて上下に伸縮自在 とすると共に、タンク本体の天面部に蛇口を設けたものが提供されている。この ような水タンクは、非使用時に小さく縮めておけるので便利である。また、使用 時には、タンク本体を横倒しにして、テーブルや岩等の載置面に載置し、天面部 の蛇口を開くことにより、水を放出するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような蛇腹部を有する水タンクは、一般に平面視で丸形(即 ち、横断面が丸形)に形成されていた。 このため、使用しようとしてタンク本体を載置面上で横倒しにすると、タンク 本体が載置面上を転がっていき易かった。これを防止するために、タンク本体を 手で支えていたり、タンク本体の両横に重い物を置いたりすることが必要であり 、使い勝手が悪かった。
【0004】 そこで、本考案の目的は、横倒し状態で載置してもタンク本体が転がらず、使 い勝手の良い携帯用伸縮タンクを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、タンク本体の周壁部に、上下に伸縮す るための蛇腹部を設けると共に、タンク本体の天面部側に蛇口を設け、タンク本 体の横倒し姿勢で上記蛇口から液体を放出する携帯用伸縮タンクにおいて、上記 周壁部に、横倒し姿勢のタンク本体を載置面に支えるための座部を設けたことを 特徴とするものである。
【0006】 この構成では、伸長させたタンク本体を横倒し姿勢にし、座部がテーブル等の 載置面に接するようにして載置する。座部によって横倒し姿勢に支えられたタン ク本体は載置面上を転がらないので、タンク本体を手で支えたり、タンク本体の 横に重い物を置いたりする必要がなく、使い勝手が良い。 また、請求項2に係る考案のように、上記タンク本体が平面視で略丸形をして おり、上記蛇腹部の頂部の周方向の一部が、上記座部を構成している場合には、 蛇腹部の基本形状としては成形し易い略丸形を採用しつつ、横倒し姿勢での転が りを防止して使い勝手が良いという利点がある。ここで、略丸形とは、円形、楕 円形或いはこれらに近い形状のものを含む。なお、上記座部は上記蛇口と近接し ていれば、好ましい。というのは、蛇口より下方にある液体は蛇口から放出でき ないが、載置面に載置した状態で最下方となる座部に対して蛇口が近接していれ ば、タンク本体内の液体の殆どを放出することが可能となるからである。
【0007】 また、請求項3に係る考案のように、上記蛇腹部の横断面は略丸形であり、上 記座部は、蛇腹部の上方及び下方の少なくとも一方の周壁部に形成されている場 合には、横倒し姿勢での転がりを防止して使い勝手が良いという利点の他、蛇腹 部と座部を別構成するので、蛇腹部の形状として成形し易い略丸形を採用できる という利点がある。
【0008】 また、請求項4に係る考案のように、上記タンク本体が平面視で略多角形形状 をしており、この多角形の少なくとも一辺に相当する上記蛇腹部の頂部によって 、上記座部を構成している場合には、横倒し姿勢での転がりを防止して使い勝手 が良いという利点の他、比較的に内容量を多く確保できるという利点もある。な お、多角形としては、三角形、四角形或いはそれ以上の角数のものであっても良 い。また、多角形の一部の辺のみが座部となっても良いし、多角形の全ての辺が 座部になっても良く、何れにしても多角形の少なくとも一辺が座部となっていれ ば良い。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を添付図面を参照しつつ以下に説明する。 図1(a),(b)は本考案の一実施形態としての携帯用伸縮タンクの斜視図 であり、これらの図を参照して、本携帯用伸縮タンクA(以下では、単にタンク Aという)は、平面視で略丸形(例えば、円形、楕円形或いはこれらに近い形状 )をした袋状のタンク本体1の周壁部11に、上下の伸縮を可能とする蛇腹部2 を有している。図1(a)は蛇腹部2を伸長した状態を示し、図1(b)は蛇腹 部2を縮めた状態を示している。さらに、本タンクAは、タンク本体1の天面部 12に、蛇口5及び操作レバー43bを含む蛇口ユニット4を有し、また、把手 3を有している。
【0010】 タンク本体1は全体が例えばポリエチレン樹脂のような合成樹脂にて一体に成 形されたものであり、タンク本体1の天面部12及び底面部は、略平面に形成さ れている。底面部を載置面に載置すれば本タンクAを、図1(a)に示すような 直立状態に保持することができるようになっている。把手3は略U字状をなして おり、タンク本体1と一体に形成されている。
【0011】 蛇腹部2の谷部での断面図である図2及び図1(a)を参照して、上記蛇腹部 2は、タンク本体1の周面を一周する頂部21と谷部22とを交互に形成したも のからなり、各頂部21は、蛇口ユニット4に近接した側の周方向の一部におい て直線状をなし、これら直線状をなす部分21aが、使用状態であるタンク本体 1の横倒し姿勢で(図3参照)、タンク本体1の転がりを規制して載置面7に支 える座部6を構成している。なお、図2に示すように、頂部21の直線状をなす 部分21aに対応する谷部22は、同様に直線状をなす部分22aとなっている 。
【0012】 天面部12には、タンク本体1内に水等を供給するときに用いる供給口13が 形成されている。この供給口13の周囲には、外周面にねじ14を形成した筒状 突起15が設けられており、この筒状突起15に、上記蛇口ユニット4が取り付 けられている。 図4(a)を参照して、蛇口ユニット4は、タンク本体1の筒状突起15にね じ込み固定されるキャップ41を備えている。このキャップ41は天面部41a に開口41bを有しており、この開口41bを内側から覆うようにして、キャッ プ41に対して回転自在なコック支持体42が嵌め込まれ、このコック支持体4 2よってコック43が回転自在に支持されている。
【0013】 このコック支持体42は、上記蛇口5を開閉するためのコック43を回転自在 に支持する支持筒42aを有している。また、コック支持体42は、キャップ4 1の天面部41aの内側に沿うフランジ42bと、上記筒状突起15の内周に弾 力的に沿うシール筒42cとを有している。キャップ41が締め込まれた状態で 、上記フランジ42bがキャップ41の天面と筒状突起15の端面との間に弾力 的に挟持されることによりシールが確保されると共に、コック保持体42のキャ ップ41に対する相対回転も止められるようになっている。また、コック支持体 42は、支持筒42a内とタンク本体1内とを連通する連通孔42dを有してい る。
【0014】 上記コック43は、支持筒42a内に回転自在に嵌め合わされた筒状部43a と、この筒状部43aの一端を閉塞する状態に取り付けられた操作レバー43b とを有している。上記筒状部43aの他端は開放されて蛇口5を構成しており、 また、筒状部43aの周方向の一部には、連通孔43cが形成され、この連通孔 43cが、図4(b)に示すようにコック支持体42の連通孔42dと位置合わ せされるように、操作レバー43b及び筒状部43aが回転されることにより、 蛇口5が開放されることになる。
【0015】 本実施形態では、非使用時には、図1(b)に示すように蛇腹部2を縮めて小 さくしておくことができる。また、使用時には、まず、蛇腹部2を伸ばした状態 で、蛇口ユニット4を取り外し、図4に示すようにタンク本体1の供給口13を 通して水道等の供給源8から水を供給する。タンク本体1内に所定量の水を溜め ると、蛇口ユニット4を装着した後、本タンクAを使用場所まで携行する。使用 場所では、図3に示すように例えばテーブル等の載置面7上に、本タンクAを横 倒し姿勢で載置するが、このとき、上記の座部6が載置面7と接触する状態で載 置する。次いで、操作レバー43bを回すように操作して蛇口5を開放し、水を 放出させる。
【0016】 上記のタンク本体1は座部6によって安定して支えられているので、タンク本 体1は載置面7上を転がらない。したがって、タンク本体1を手で支えたり、タ ンク本体1の横に重い物を置いたりする必要がなく、使い勝手が良い。 なお、使用状態において、蛇口5が下向きとなるように、予め蛇口5が座部6 側を向くように調整しておくことが好ましい。
【0017】 また、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形 態では、座部6が直線状をなしていたが、これに限らず、波形その他の凹凸状を なすものであっても良く、要するに、座部6は、横倒し姿勢のタンク本体1の転 がりを防止できるように支えることができれば良い。 また、図6に示すように、蛇腹部2よりも下方の周壁部11に、蛇腹を設けて いない蛇腹回避部16を設け、この蛇腹回避部16に座部6Aを設けても良い。 この場合、横倒し姿勢での転がりを防止して使い勝手が良いという利点の他、蛇 腹部2と座部6Aを別構成するので、蛇腹部2の形状として異形のものを採用す る必要がなく成形し易い略丸形を採用できるという利点がある。なお、座部6A は蛇腹部の上方に設けても良いし、蛇腹部2の上方及び下方の双方に設けても良 い。また、座部6Aを設けるための蛇腹回避部16の形状としては、三角形、四 角形その他の多角形形状の断面を呈するものであっても良い。
【0018】 また、図7に示すように、タンク本体1の横断面を、例えば四角形のような多 角形形状とし、いわゆる角形タンクとすることもできる。この場合、蛇腹部2の 横断面も角形となるので、多角形の何れかの辺の蛇腹部2を座部6Bとすること ができる。この場合、横倒し姿勢での転がりを防止して使い勝手が良いという利 点の他、比較的に内容量を多く確保できるという利点もある。なお、多角形とし ては、三角形、四角形或いはそれ以上の角数のものであっても良い。また、多角 形の一部の辺のみが座部となっても良いし、多角形の全ての辺が座部になっても 良く、何れにしても多角形の少なくとも一辺が座部となっていれば良い。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、座部によって支えられた横倒し姿勢のタンク本体が、載置面 上を転がらないので、タンク本体を手で支えたり、タンク本体の横に重い物を置 いたりする必要がなく、使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態に係る携帯用伸縮タンクの
概略斜視図であり、(a)は蛇腹部が伸長した状態を示
し、(b)蛇腹部が縮んだ状態を示している。
【図2】蛇腹部の谷部におけるタンク本体の断面図であ
る。
【図3】本タンクの使用状態を示す斜視図である。
【図4】蛇口の周辺部分の概略断面図であり、(a)は
蛇口を閉じた状態を示し、(b)は蛇口を開放した状態
を示している。
【図5】本タンクに水を補給する際の概略斜視図であ
る。
【図6】本考案の他の実施形態に係る携帯用伸縮タンク
の概略斜視図である。
【図7】本考案のさらに他の実施形態に係る携帯用伸縮
タンクの概略斜視図である。
【符号の説明】
1 タンク本体 11 周壁部 12 天面部 2 蛇腹部 21 頂部 21a 直線状をなす部分 4 蛇口ユニット 41 キャップ 42 コック支持体 43 コック 43b 操作レバー 5 蛇口 6,6A,6B 座部 7 載置面

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク本体の周壁部に、上下に伸縮するた
    めの蛇腹部を設けると共に、タンク本体の天面部側に蛇
    口を設け、タンク本体の横倒し姿勢で上記蛇口から液体
    を放出する携帯用伸縮タンクにおいて、上記周壁部に、
    横倒し姿勢のタンク本体を載置面に支えるための座部を
    設けたことを特徴とする携帯用伸縮タンク。
  2. 【請求項2】上記タンク本体が平面視で略丸形をしてお
    り、上記蛇腹部の頂部の周方向の一部が、上記座部を構
    成していることを特徴とする請求項1記載の携帯用伸縮
    タンク。
  3. 【請求項3】上記蛇腹部の横断面は略丸形であり、上記
    座部は、蛇腹部の上方及び下方の少なくとも一方の周壁
    部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の携
    帯用伸縮タンク。
  4. 【請求項4】上記タンク本体が平面視で略多角形形状を
    しており、この多角形の少なくとも一辺に相当する上記
    蛇腹部の頂部によって、上記座部を構成していることを
    特徴とする請求項1記載の携帯用伸縮タンク。
JP1996004683U 1996-05-28 1996-05-28 携帯用伸縮タンク Expired - Lifetime JP3032762U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996004683U JP3032762U (ja) 1996-05-28 1996-05-28 携帯用伸縮タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996004683U JP3032762U (ja) 1996-05-28 1996-05-28 携帯用伸縮タンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3032762U true JP3032762U (ja) 1997-01-10

Family

ID=43167665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996004683U Expired - Lifetime JP3032762U (ja) 1996-05-28 1996-05-28 携帯用伸縮タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3032762U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH034962A (ja) 液体用施し装置
US5967201A (en) Drainage system
US3255930A (en) Hang-up dispensing cap for containers
US5419362A (en) Hose supporting device
JP3032762U (ja) 携帯用伸縮タンク
US6692045B1 (en) Retrofittable cap locking device
CN2183579Y (zh) 便携式三脚架
US6378736B1 (en) Collapsible fuel container
KR200495420Y1 (ko) 이동식 간이 싱크대
CN203210966U (zh) 防打翻多功能墨砚盒
US8167164B2 (en) Spill resistant tiltable paint pan
CN201651701U (zh) 便携三脚架
JPH0317722Y2 (ja)
CN210632142U (zh) 一种教学用蒸发器
KR101559497B1 (ko) 정수장치의 물받이
JP3041303U (ja) シャンプー台用浄水器
JP2704501B2 (ja) 運搬用貯水タンクにおける蛇口の取付構造
JP3180211B2 (ja) シャワーヘッドの支持装置
CN209845952U (zh) 便携式宠物饮水器
JPH0131144Y2 (ja)
JPH0617769Y2 (ja) 壜運搬容器
JPS627716Y2 (ja)
JP3096858U (ja) 防液槽
JPH0219386Y2 (ja)
JPS60135Y2 (ja) 電動式噴霧器