JPH0617769Y2 - 壜運搬容器 - Google Patents

壜運搬容器

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JPH0617769Y2
JPH0617769Y2 JP4462191U JP4462191U JPH0617769Y2 JP H0617769 Y2 JPH0617769 Y2 JP H0617769Y2 JP 4462191 U JP4462191 U JP 4462191U JP 4462191 U JP4462191 U JP 4462191U JP H0617769 Y2 JPH0617769 Y2 JP H0617769Y2
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bottle
upright rod
rod
holding
upright
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JP4462191U
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JPH0510313U (ja
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幸雄 木村
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幸雄 木村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビール壜やジュース壜
等の壜を一度に複数本保持して確実にしかも容易に運搬
することができる壜運搬容器に関するもので、例えばホ
テル等の宴会場や酒場等において、多数本のビール壜や
ジュース壜等を厨房室から客席まで運んだり、またそれ
らの空き瓶を客席から厨房室まで運ぶ場合に使用され
【0002】
【従来の技術】従来、この種の壜運搬容器としては、例
えば実公昭35−25534号公報あるいは登録実用新
案第44023号公報に記載されたようなものが存在す
る。これらの壜運搬容器は、壜載せ台の中央部に直立杆
を立設すると共に、直立杆の上端部周囲に複数の壜保持
部を配設してなるもので、ビール壜等を運搬する際に、
各ビール壜等を壜載せ台に載置して、その壜の上部側を
壜保持部に保持させ、直立杆の上端部を把持することに
よって、複数本のビール壜等を容易且つ安全に運搬する
ことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この種の壜運搬容器は
ホテル等の宴会場等での使用に非常に便利であるが、上
記した従来のものでは、直立杆が壜載せ台に固定的に立
設され、また各壜保持部も直立杆に対し固定的に設けら
れているため、容器全体が嵩張り、特に直立杆が嵩高の
状態にあって、非使用時の収納保管に非常に不便であ
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題に
鑑み、非使用時に、直立杆及び壜保持部を嵩低くコンパ
クトに折り畳むことができて、最小スペースで収納保管
することのできる壜運搬容器を提供することを目的とし
たもので、この目的を達成するための本考案の構成を実
施例に対応する図面に基づいて説明すると、本考案の第
1は、複数本の壜を載置するための壜載せ台2の中央部
に直立杆3が立設され、該直立杆3の上端部に、弾性的
に拡開可能な略U字状の壜保持部4aを先端部に設けた
壜保持杆4放射状に複数個配設されてなる壜運搬容器
であって、前記直立杆3は、その下端部が壜載せ台2の
中央部に突設された突起部9に枢着軸10を介して折り
畳み可能に枢着され、この直立杆3には、該直立杆3の
下端部と前記突起部9とにわたって嵌合可能な筒状ホル
ダー11が摺動自在に外嵌され、各壜保持杆4は、その
基端部が直立杆3に対し折り畳み可能に枢着されてなる
構成を採用するものである。
【0005】本考案の第2は、前記壜載せ台2が、固定
台部2aと、該固定台部2a上で水平回転自在な回転台
部2bとからなる構成を採用するものである。
【0006】
【作用】上記構成において、ビール壜等の壜1を運搬す
る場合には、直立杆3に外嵌されている筒状ホルダー1
1を直立杆3の最下方まで引き下げることによって、こ
のホルダー11が直立杆3の下端部と突起部9とにわた
り嵌合し、それにより直立杆3は壜載せ台2上に直立姿
勢で折り畳み不能に固定される。しかして、壜を壜載せ
台2上に載せると共に、その首部を壜保持杆4の壜保持
部4aに嵌め込むことにより、壜1は、その首部が上記
壜保持部4aにより弾性的に挟持されて、壜載せ台2上
に確実に保持される。また、筒状ホルダー11は、直立
杆3を直立姿勢に保持するように引き下げたとき、直立
杆3の下端側枢着部分の外周を被覆し、即ちカバーし
て、その枢着部分の外観上の体裁を良くすることができ
る。更に壜載せ台2上の壜1を掴んで外側へ引っ張る
とにより、その壜1の首部を挟持している壜保持部4a
が弾性的に拡開され、壜載せ台2上から壜1を簡単に取
り外すことができる。
【0007】壜運搬容器の非使用時には、各壜保持杆4
を直立杆3に沿って折り畳み、且つ筒状ホルダー11を
直立杆3に沿って引き上げ、この直立杆3を壜載せ台3
に対して折り畳むことによって、容器全体を嵩低くコン
パクトに折り畳むことができる。
【0008】
【実施例】図1は本考案の一実施例たる壜運搬容器を示
すものであって、複数本のビール壜等の壜1を載置する
ための壜載せ台2と、該壜載せ台2の中央部に立設され
た直立杆3と、該直立杆3の上端部に放射状に配設さ
た複数個の壜保持杆4とから構成されている。
【0009】上記壜載せ台2は、図2及び図3にも示す
ように、円板状の固定台部2aと、該固定台部2aに上
方から遊嵌する断面偏平コ字状の回転台部2bとからな
り、該回転台部2bは、上記固定台部2aの上面に周方
向適当間隔に凹設された凹部に嵌め込まれた支持ボール
5上に載置されることにより、水平回転自在とされてい
る。また上記固定台部2aの外周面に形成された環状溝
6に前記回転台部2bの周壁部に螺着した抜け止め用ビ
ス7の先端部を嵌入させることにより、その固定台部2
aと回転台部2bとを分離不能に一体化している。更に
上記回転台部2bの上面に周方向所定間隔ごとに複数の
壜支持用凹部8を凹設している。
【0010】前記直立杆3は、図4にも示すように、そ
の下端部が前記回転台部2bの中央部に螺着された直立
杆3と同径の突起部9に枢着軸10を介して折り畳み可
能に枢着されている。また該直立杆3にはこの直立杆3
の下端部と前記突起部9とにわたって嵌合可能な筒状ホ
ルダー11が摺動自在に外嵌されている。この筒状ホル
ダー11は、図2に示すように最下方まで引き下げられ
た状態で直立杆3の下端部と突起部9とにわたり嵌合し
て、直立杆3を壜載せ台2上に直立姿勢に保持する、即
ち折り畳み不能に固定する。そして、この筒状ホルダー
11を直立杆3に沿って上方へ引き上げることによっ
て、図5に示すように、直立杆3を壜載せ台2に対して
折り畳むことができる。また、この筒状ホルダー11
は、図2のように引き下げられた状態において、直立杆
3を壜載せ台2上に直立姿勢に保持固定するという機能
の他に、この直立杆3の下端側枢着部分を被覆する、つ
まりカバーするという機能を有し、従って直立杆3が直
立姿勢に保持された状態では直立杆3の下端部、枢着軸
10及び突起部9が露呈せず、外観上の体裁、見栄えが
良くなる
【0011】図2に示すように、上記直立杆3の上端小
径部3aに嵌着された筒状支持枠12の外周面に複数個
のコ字状支持部12aが放射状に一体突設されており、
該各支持部12aには前記壜保持杆4の基端部がそれぞ
れ枢着軸13を介して折り畳み可能に枢着されている。
この各壜保持杆4は塩化ビニル等の硬質合成樹脂からな
り、その先端部には、壜載せ台2に載置した各壜1の首
部を挟持するための弾性的に拡開可能な略U字状の壜保
持部4aが一体形成されている。
【0012】なお上記各壜保持杆4の高さは同一でもよ
いが、図1〜図3に示すように、該各壜保持杆4の高さ
を一つ置きに異にするならば、各壜保持杆4を折り畳ん
だときに、隣接する壜保持部4aが互いに干渉すること
がなくなり、各壜保持杆4を一層小さく折り畳むことが
できる(図5参照)。
【0013】図2において、14は直立杆3の上端面に
螺着された把手であって、前記支持枠12の抜け止めも
兼ねている。
【0014】上記壜運搬容器の使用の要領を説明する
と、ビール壜等の壜1を運搬する場合には、図1〜図3
に示すように、筒状ホルダー11を最下方まで引き下げ
て、このホルダー11を直立杆3の下端部と突起部9と
にわたり嵌合させることにより、直立杆3を壜載せ台2
直立姿勢に固定すると共に、各壜保持杆4を引起して
水平状態にした後、壜1の底部を壜載せ台2の壜支持用
凹部8に嵌め、その首部を各壜保持杆4の壜保持部4a
に嵌め込むだけでよい。これにより壜1の首部が上記壜
保持部4aにより弾性的に挟持されるため、多数の壜1
を確実に運搬することができ、その運搬時に、壜1が互
いに当たって騒音を発生させたり、損傷されたりする恐
れがない。
【0015】また上記壜載せ台2上の壜1を掴んで外側
へ引っ張るだけで、その壜1の首部により壜保持部4a
が弾性的に拡開されるので、壜1を壜載せ台2上から簡
単に取外すことができる。
【0016】更に壜載せ台2の回転台部2bを水平回転
させることにより、各壜保持杆4を所望の方向に向かせ
ることができるから、上述した各壜1の壜載せ台2上へ
の載置及びそれからの取外しを容易に行うことができ
る。
【0017】更にまた、壜運搬容器を使用しない場合に
は、筒状ホルダー11を引き上げ、図5に示すように壜
載せ台2を枢着軸10を中心に回動させて直立杆3側に
折り畳むか、あるいは直立杆3を枢着軸10を中心に回
動させて壜載せ台2側に折り畳むと共に、各壜保持杆4
図5に示すように枢着軸13を中心に直立杆3に沿っ
て折り畳めばよい。これにより、壜運搬容器全体を嵩低
く折り畳むことができる。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、複数の壜を、その底部
と首部とを保持した状態で確実にしかも容易に運搬する
ことができ、その運搬時に各壜が互いに当たって騒音を
発生させたり、損傷されたりする恐れがない。また各壜
の首部を保持するための壜保持部は弾性的に拡開可能で
あるから、該壜保持部に壜の首部を嵌め込むだけで、そ
の首部を弾性的に確実に挟持することができると共に、
壜を掴んで外側に引っ張るだけで、その挟持が解除さ
れ、壜を壜載せ台上から簡単に取外すことができる。
【0019】特にこの考案によれば、各壜保持杆を直立
杆に沿って折り畳むことができるだけでなく、筒状ホル
ダーを直立杆に沿って引き上げることによってこの直立
杆が壜載せ台に対し折り畳み可能となるので、非使用時
には、壜運搬容器全体を嵩低くコンパクトに折り畳むこ
とができ、従って収納保管にきわめて好都合となる
た、筒状ホルダーは、直立杆を直立姿勢に保持するよう
に引き下げたとき、直立杆の下端側枢着部分の外周を被
覆する、つまりカバーすることになるので、壜運搬容器
の使用状態において前記枢着部分、即ち直立杆の下端
部、枢着軸及び突起部が露呈せず、外観上の体裁、見栄
えが良くなる。
【0020】壜の底部を保持するための壜載せ台を固定
台部と該固定台部上で水平回転自在な回転台部とから構
成するならば、各壜の壜載せ台上への載置及びそれから
の取外しを一層容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例たる壜運搬容器の斜視図であ
る。
【図2】同縦断面図である。
【図3】図2のAーA断面図である。
【図4】図2のBーB断面図である。
【図5】同折り畳んだ状態の一部切欠き正面図である。
【符号の説明】
1 壜 2 壜載せ台 2a 固定台部 2b 回転台部 3 直立杆 4 壜保持杆 4a 壜保持部 9 突起部 10 枢着軸 11 筒状ホルダー 13 枢着軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 67/02 G 7191−3E 71/00 (56)参考文献 実開 昭53−55383(JP,U) 実開 昭57−13459(JP,U) 実開 昭57−36182(JP,U) 実開 昭57−191642(JP,U) 実開 昭57−50430(JP,U) 実開 昭52−35381(JP,U) 実開 昭59−159388(JP,U) 特公 昭47−18878(JP,B1) 特公 昭51−18866(JP,B2) 実公 昭35−25534(JP,Y1) 実公 昭46−20386(JP,Y1) 実公 昭45−633(JP,Y1) 実公 昭36−18766(JP,Y1) 実公 昭39−3176(JP,Y1) 実公 昭36−18765(JP,Y1) 実公 昭58−46700(JP,Y2) 実公 15−24805(JP,Y1 T) 登録実用新案44023(JP,Z1) 登録実用新案56557(JP,Z1)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の壜を載置するための壜載せ台の中
    央部に直立杆が立設され、該直立杆の上端部に、弾性的
    に拡開可能な略U字状の壜保持部を先端部に設けた壜保
    持杆放射状に複数個配設されてなる壜運搬容器であっ
    て、前記直立杆は、その下端部が壜載せ台の中央部に突
    設された突起部に枢着軸を介して折り畳み可能に枢着さ
    れ、この直立杆には、該直立杆の下端部と前記突起部と
    にわたって嵌合可能な筒状ホルダーが摺動自在に外嵌さ
    れ、各壜保持杆は、その基端部が直立杆に対し折り畳み
    可能に枢着されてなる壜運搬容器
  2. 【請求項2】前記壜載せ台が、固定台部と、該固定台部
    上で水平回転自在な回転台部とからなる請求項1に記載
    の壜運搬容器。
JP4462191U 1991-05-17 1991-05-17 壜運搬容器 Expired - Lifetime JPH0617769Y2 (ja)

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JP4462191U JPH0617769Y2 (ja) 1991-05-17 1991-05-17 壜運搬容器

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JP4462191U JPH0617769Y2 (ja) 1991-05-17 1991-05-17 壜運搬容器

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JPH0510313U JPH0510313U (ja) 1993-02-09
JPH0617769Y2 true JPH0617769Y2 (ja) 1994-05-11

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JP4462191U Expired - Lifetime JPH0617769Y2 (ja) 1991-05-17 1991-05-17 壜運搬容器

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FR2904114B1 (fr) * 2006-07-21 2008-10-17 Biocode Hycel France Sa Sa Cartouche pour produits reactifs destinee a etre utilisee da dans des apprareils d'analyse, portoir destine a recevoir cette cartouche, et ensemble d'analyse comprenant cette cartouche et ce portoir

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JPH0510313U (ja) 1993-02-09

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