JP3032519B1 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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JP3032519B1
JP3032519B1 JP11044354A JP4435499A JP3032519B1 JP 3032519 B1 JP3032519 B1 JP 3032519B1 JP 11044354 A JP11044354 A JP 11044354A JP 4435499 A JP4435499 A JP 4435499A JP 3032519 B1 JP3032519 B1 JP 3032519B1
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Abstract

【要約】 【課題】 自動販売機の商品搬出装置内で配線されるリ
ード線に関し、組み立て時の作業性を改善し、組み立て
工数を削減して組み立て作業時間のロスを解消する。 【解決手段】 配線ダクト18が長手方向に折れ線を延
伸して備え、その折れ線を基点に開閉自在にしたもので
あり、配線ダクト18を開いた状態で、リード線A4と
リード線B10との合わせて4本のリード線をまとめて
配線ダクト18の内面にセットし、4本のリード線を挟
むような格好で配線ダクト18を閉じて、各リード線を
内装した配線ダクト18をフレームの側方でフレームと
嵌合して組み立てが完了するため、組み立て時の作業性
が大幅に改善され、組み立て工数を削減して組み立て作
業時間の大きなロスを解消することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中身商品を販売す
る自動販売機において中身商品を収納及び搬出するため
の自動販売機の商品搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動販売機の商品搬出装置は、コ
ストダウンを謀るために様々な工夫がなされている。
【0003】従来の自動販売機の商品搬出装置としては
実開昭61−180375号公報に示されているものが
ある。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の自動
販売機の商品搬出装置を説明する。図4は従来の自動販
売機の商品搬出装置の正面図、図5は従来の自動販売機
の商品搬出装置の配線ダクト部を示す斜視図である。
【0005】図4、図5において、1は自動販売機本体
の庫内に複数列並設された商品収納ラックの最下部に配
設され、販売信号により商品収納ラックに貯蔵された商
品を1個ずつ搬出する商品搬出装置である。2は商品搬
出装置1の骨格を形成する箱形状のフレームである。3
はフレーム2の上部で螺設され、商品搬出装置1の駆動
源であるソレノイドである。
【0006】4は導線の周囲を絶縁体で被覆され、自動
販売機本体の制御装置から伝搬された電流をソレノイド
3に伝搬する2本のリード線Aである。5は箱形状で形
成され、フレーム2の上部でソレノイド3に近接してフ
レーム2と嵌合螺設された売り切れ検知部のブラケット
である。6はブラケット5に軸支され、商品収納ラック
内の商品に押動されることにより商品が収納されている
ことを検知する売り切れレバーである。
【0007】7はブラケット5の内側に嵌設され、その
アクチュエーター部が売り切れレバー6と連動して商品
収納ラック内の商品の有無を電気信号に変換するマイク
ロスイッチである。8はマイクロスイッチ7の外殻を形
成するハウジングである。9はハウジング8の一端から
突出した端子MSである。10は導線の周囲を絶縁体で
被覆され、マイクロスイッチ7で発生する電気信号を自
動販売機本体の制御装置に伝搬する2本のリード線Bで
ある。11はリード線B10の一端で導線に圧着された
端子Bである。12はハウジング8と嵌合するコネクタ
ーAである。このとき、コネクターA12に端子B11
を挿嵌することにより、端子B11は端子MS9と嵌合
してリード線B10とマイクロスイッチ7とを導通可能
にする。
【0008】また、コネクターA12はハウジング8と
嵌脱可能である。13はリード線A4の一端で導線に圧
着された端子Aである。14はリード線B10の他端で
導線に圧着された端子Cである。15は端子A13と端
子C14とを挿嵌されたコネクターBである。16は略
コの字状断面を延伸した形態で、リード線A4とリード
線B10とを略コの字形体に内装し、フレーム2の側方
でフレーム2と嵌合する配線ダクトである。配線ダクト
16は、樹脂成形品が主流である。
【0009】17は配線ダクト16の略コの字を塞ぐよ
うにコの字の一端から数カ所突出し、リード線A4とリ
ード線B10とが略コの字形体からはみ出さないように
抑制するガード部である。但し、ガード部17先端と配
線ダクト16のコの字他端との間には、リード線A4又
はリード線B10の外径よりも小さい隙間を設定する。
【0010】以上のように構成された自動販売機の商品
搬出装置について、以下その組み立て動作を説明する。
【0011】まず、フレーム2にソレノイド3を螺設す
る。ブラケット5はそれ自身に売り切れレバー6を軸支
させ、その内側にはマイクロスイッチ7を嵌設した状態
でフレーム2にソレノイド3と重置して嵌合螺設する。
リード線B10に圧着した端子B11を挿嵌したコネク
ターA12はハウジング8と嵌合させる。リード線A4
に圧着した端子A13とリード線B10に圧着した端子
C14とをコネクターB15に挿嵌する。
【0012】リード線A4とリード線B10との合わせ
て4本のリード線を配線ダクト16に内装するが、この
ときまず何れか1本目のリード線を数カ所のガード部1
7先端と配線ダクト16のコの字他端との間に圧入して
配線ダクト16に内装し、順次2本目、3本目、4本目
の各リード線を同様にして配線ダクト16に内装する。
各リード線を内装した配線ダクト16をフレーム2の側
方でフレーム2と嵌合する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、リード線A4とリード線B10とを配線ダ
クト16に内装する際に4本のリード線を1本ずつ、し
かも数カ所のガード部17先端と配線ダクト16のコの
字他端との間に圧入しなければ配線ダクト16に内装で
きないため、組み立て時の作業性が非常に悪く、組み立
て作業時間の大きなロスを発生させるという欠点があっ
た。
【0014】本発明は従来の課題を解決するもので、組
み立て時の作業性が大幅に改善され、組み立て工数を削
減して組み立て作業時間の大きなロスを解消することが
できる自動販売機の商品搬出装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、配線ダクトが長手方向に折れ線を延伸して備
え、その折れ線を基点に開閉自在としたものである。
【0016】これにより、4本のリード線を圧入作業な
しでまとめて配線ダクトに内装することができ、組み立
て時の作業性が大幅に改善され、組み立て工数を削減し
て組み立て作業時間の大きなロスを解消することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、自動販売機本体の庫内に複数列並設された商品収納
ラックの最下部に配設され、販売信号により商品収納ラ
ックに貯蔵された商品を1個ずつ搬出する商品搬出装置
の骨格を形成するフレームと、前記フレームに設けられ
た前記商品搬出装置の駆動源である駆動装置と、前記商
品搬出装置内に配線され自動販売機本体の制御装置から
伝搬された電流を前記駆動装置に伝搬するリード線A
と、前記フレームに設けられ商品収納ラック内の商品の
有無を検知する売り切れ検知装置と、前記売り切れ検知
装置の一部で商品収納ラック内の商品の有無を電気信号
に変換する検知センサーと、前記商品搬出装置内に配線
され前記検知センサーで発生する電気信号を自動販売機
本体の制御装置に伝搬するリード線Bと、略コの字状断
面を延伸した形態で前記リード線Aと前記リード線Bと
を略コの字形体に内装し、前記フレームと嵌設される配
線ダクトとを備えた商品搬出装置に於いて、前記配線ダ
クトは長手方向に折れ線を延伸して備え、その折れ線を
基点に開閉自在にしたものであり、配線ダクトを開いた
状態で、リード線Aとリード線Bとの合わせて4本のリ
ード線をまとめて配線ダクトの内面にセットし、4本の
リード線を挟むような格好で配線ダクトを閉じて、各リ
ード線を内装した配線ダクトをフレームの側方でフレー
ムと嵌合して組み立てが完了するため、組み立て時の作
業性が大幅に改善され、組み立て工数を削減して組み立
て作業時間の大きなロスを解消することができるという
作用を有する。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、配線ダクトの材料としては主にヒンジ
効果のあるものを使用し、配線ダクトの折れ線を略コの
字状断面の一部の肉厚を局部的に薄くすることにより塑
性を容易にし、外力が加えられたときその部分が略コの
字状断面の折れ線となる可塑部として構成したものであ
り、容易にしかも非常に安価で実現することができると
いう作用を有する。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明に、さらに、配線ダクトの開閉部にその
開閉を拘束するロック部を備えたものであり、各リード
線を内装した配線ダクトをフレームの側方でフレームと
嵌合する前に、4本のリード線を挟むような格好で配線
ダクトを閉じて、ロック部にて配線ダクトの開閉を拘束
することにより、各リード線を内装した配線ダクトをフ
レームの側方でフレームと嵌合する際にリード線が配線
ダクト内からはみ出すのを未然に防止できるという作用
を有する。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項1から請
求項3のいずれかに記載の発明において、配線ダクトの
開閉部にその開閉を拘束するロック部は配線ダクトの略
コの字断面の一端から突設したロック爪と、前記配線ダ
クトの略コの字断面の他端から突設したロック片とから
なり、前記ロック片は、可塑部を基点として前記配線ダ
クトを閉じたとき、その先端部の穿孔が前記ロック爪と
嵌合するように構成したものであり、容易にしかも非常
に安価で実現することができるという作用を有する。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項1から請
求項4のいずれかに記載の発明において、配線ダクトの
開閉部にその開閉を拘束する複数のロック部を備えたも
のであり、各リード線を内装した配線ダクトをフレーム
の側方でフレームと嵌合する前に、4本のリード線を挟
むような格好で配線ダクトを閉じて、複数のロック部に
て配線ダクトの開閉を拘束することにより、各リード線
を内装した配線ダクトをフレームの側方でフレームと嵌
合する際にリード線が配線ダクト内からはみ出すのを未
然に、またより確実に防止できるという作用を有する。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項1から請
求項5のいずれかに記載の発明において、配線ダクトの
折れ線を複数に分割することにより、複数のロック片は
各々独立して開閉するように構成したものであり、複数
のロック片は各々同時にロック爪と嵌合する必要がない
ので、嵌合時にいずれかのリード線が配線ダクト内から
はみ出した状態でうっかり嵌合してしまうことを防止で
きるという作用を有する。
【0023】
【実施例】以下、本発明による自動販売機の商品搬出装
置の実施例について、図面を参照しながら説明する。な
お、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0024】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる自動販売機の商品搬出装置の配線ダクト部(組み立
て前)を示す斜視図、図2は同実施例の自動販売機の商
品搬出装置の配線ダクト部(組み立て後)を示す斜視
図、図3は同実施例の自動販売機の商品搬出装置の正面
図である。
【0025】同図において、18は従来の配線ダクト1
6と概略形状は類似しているが、略コの字状断面の角部
に可塑部19を長手方向に延伸してその可塑部19を折
れ線として開閉自在である開閉式配線ダクトである。開
閉式配線ダクト18の材料としては、ヒンジ効果のある
ポリプロピレン等が使用される。19は開閉式配線ダク
ト18の略コの字状断面の角部の肉厚を局部的に薄くす
ることにより塑性を容易にし、外力が加えられたときそ
の部分が略コの字状断面の折れ線となる可塑部である。
【0026】20a、20bは開閉式配線ダクト18の
略コの字断面の一端から突出し、開閉式配線ダクト18
の長手方向の両端に突設したロック爪である。21a、
21bは開閉式配線ダクト18の略コの字断面の他端か
ら突出し、開閉式配線ダクト18の長手方向の両端に突
設したロック片である。ロック片21a、21bは、可
塑部19を基点として開閉式配線ダクト18を閉じたと
き、その先端部の穿孔が各々ロック爪20a、20bと
嵌合する。
【0027】なお、ロック片21aとロック片21bと
は可塑部19が2分しているため、各々独立して開閉す
ることができる。以上のように構成された自動販売機の
商品搬出装置について、以下その組み立て動作を説明す
る。
【0028】まず、フレーム2にソレノイド3を螺設す
る。ブラケット5はそれ自身に売り切れレバー6を軸支
させ、その内側にはマイクロスイッチ7を嵌設した状態
でフレーム2にソレノイド3と重置して嵌合螺設する。
リード線B10に圧着した端子B11を挿嵌したコネク
ターA12はハウジング8と嵌合させる。
【0029】リード線A4に圧着した端子A13とリー
ド線B10に圧着した端子C14とをコネクターB15
に挿嵌する。開閉式配線ダクト18を開いた状態で、リ
ード線A4とリード線B10との合わせて4本のリード
線をまとめて開閉式配線ダクト18の内面にセットし、
4本のリード線を挟むような格好で開閉式配線ダクト1
8を閉じて、ロック爪20aとロック片21a、ロック
爪20bとロック片21bとを順次嵌合することによ
り、4本のリード線の開閉式配線ダクト18への内装が
完了する。
【0030】このとき、ガード部17は4本のリード線
を開閉式配線ダクト18の略コの字形体からはみ出さな
いように抑制する。各リード線を内装した開閉式配線ダ
クト18をフレーム2の側方でフレーム2と嵌合する。
【0031】以上のように本実施例の自動販売機の商品
搬出装置は、従来の配線ダクト16と概略形状は類似し
ているが、略コの字状断面の角部に可塑部19を長手方
向に延伸してその可塑部19を折れ線として開閉自在で
ある開閉式配線ダクト18と、開閉式配線ダクト18の
略コの字状断面の角部の肉厚を局部的に薄くすることに
より塑性を容易にし、外力が加えられたときその部分が
略コの字状断面の折れ線となる可塑部19と、開閉式配
線ダクト18の略コの字断面の一端から突出し、開閉式
配線ダクト18の長手方向の両端に突設したロック爪2
0a、20bと、開閉式配線ダクト18の略コの字断面
の他端から突出し、開閉式配線ダクト18の長手方向の
両端に突設したロック片21a、21bとから構成さ
れ、開閉式配線ダクト18はその可塑部19を折れ線と
して開閉自在となり、従来リード線A4とリード線B1
0とを配線ダクト16に内装する際に4本のリード線を
1本ずつ、しかも数カ所のガード部17先端と配線ダク
ト16のコの字他端との間に圧入しなければ配線ダクト
16に内装できなかったのが、4本のリード線を圧入作
業なしでまとめて開閉式配線ダクト18に内装すること
ができるので、組み立て時の作業性が大幅に改善され、
組み立て工数を削減して組み立て作業時間の大きなロス
を解消することができる。また、容易にしかも非常に安
価で実現することができる。さらに、組み立て作業時間
を大幅に短縮することで、組み立て部品としての大きな
コストダウンを果たすことができる。
【0032】また、各リード線を内装した開閉式配線ダ
クト18をフレーム2の側方でフレーム2と嵌合する際
に各リード線が開閉式配線ダクト18内からはみ出すの
を未然に防止することもできる。
【0033】また、複数のロック片21a、21bは各
々同時にロック爪20a、20bと嵌合する必要がない
ので、嵌合時にリード線A4またはリード線B10のい
ずれかが開閉式配線ダクト18内からはみ出した状態で
うっかり嵌合してしまうことを防止することもできる
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、配線ダク
トが長手方向に折れ線を延伸して備え、その折れ線を基
点に開閉自在にしたものであり、配線ダクトを開いた状
態で、リード線Aとリード線Bとの合わせて4本のリー
ド線をまとめて配線ダクトの内面にセットし、4本のリ
ード線を挟むような格好で配線ダクトを閉じて、各リー
ド線を内装した配線ダクトをフレームの側方でフレーム
と嵌合して組み立てが完了するため、組み立て時の作業
性が大幅に改善され、組み立て工数を削減して組み立て
作業時間の大きなロスを解消することができる。
【0035】また、配線ダクトの材料としては主にヒン
ジ効果のあるものを使用し、配線ダクトの折れ線を略コ
の字状断面の一部の肉厚を局部的に薄くすることにより
塑性を容易にし、外力が加えられたときその部分が略コ
の字状断面の折れ線となる可塑部として構成したもので
あり、容易にしかも非常に安価で実現することができ
る。
【0036】また、さらに、配線ダクトの開閉部にその
開閉を拘束するロック部を備えたものであり、各リード
線を内装した配線ダクトをフレームの側方でフレームと
嵌合する前に、4本のリード線を挟むような格好で配線
ダクトを閉じて、ロック部にて配線ダクトの開閉を拘束
することにより、各リード線を内装した配線ダクトをフ
レームの側方でフレームと嵌合する際にリード線が配線
ダクト内からはみ出すのを未然に防止できる。
【0037】また、配線ダクトの開閉部にその開閉を拘
束するロック部は配線ダクトの略コの字断面の一端から
突設したロック爪と、前記配線ダクトの略コの字断面の
他端から突設したロック片とからなり、前記ロック片
は、可塑部を基点として前記配線ダクトを閉じたとき、
その先端部の穿孔が前記ロック爪と嵌合するように構成
したものであり、容易にしかも非常に安価で実現するこ
とができる。
【0038】また、配線ダクトの開閉部にその開閉を拘
束する複数のロック部を備えたものであり、各リード線
を内装した配線ダクトをフレームの側方でフレームと嵌
合する前に、4本のリード線を挟むような格好で配線ダ
クトを閉じて、複数のロック部にて配線ダクトの開閉を
拘束することにより、各リード線を内装した配線ダクト
をフレームの側方でフレームと嵌合する際にリード線が
配線ダクト内からはみ出すのを未然に、またより確実に
防止できる。
【0039】また、配線ダクトの折れ線を複数に分割す
ることにより、複数のロック片は各々独立して開閉する
ように構成したものであり、複数のロック片は各々同時
にロック爪と嵌合する必要がないので、嵌合時にいずれ
かのリード線が配線ダクト内からはみ出した状態でうっ
かり嵌合してしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動販売機の商品搬出装置の実施
例1の配線ダクト部(組み立て前)を示す斜視図
【図2】同実施例の自動販売機の商品搬出装置の配線ダ
クト部(組み立て後)を示す斜視図
【図3】同実施例の自動販売機の商品搬出装置の正面図
【図4】従来の自動販売機の商品搬出装置の正面図
【図5】従来の自動販売機の商品搬出装置の配線ダクト
部を示す斜視図
【符号の説明】
1 商品搬出装置 2 フレーム 3 ソレノイド 4 リード線A 5 ブラケット 6 売り切れレバー 7 マイクロスイッチ 10 リード線B 18 開閉式配線ダクト 19 可塑部 20a,20b ロック爪 21a,21b ロック片

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機本体の庫内に複数列並設され
    た商品収納ラックの最下部に配設され、販売信号により
    商品収納ラックに貯蔵された商品を1個ずつ搬出する商
    品搬出装置の骨格を形成するフレームと、前記フレーム
    に設けられた前記商品搬出装置の駆動源である駆動装置
    と、前記商品搬出装置内に配線され自動販売機本体の制
    御装置から伝搬された電流を前記駆動装置に伝搬するリ
    ード線Aと、前記フレームに設けられ商品収納ラック内
    の商品の有無を検知する売り切れ検知装置と、前記売り
    切れ検知装置の一部で商品収納ラック内の商品の有無を
    電気信号に変換する検知センサーと、前記商品搬出装置
    内に配線され前記検知センサーで発生する電気信号を自
    動販売機本体の制御装置に伝搬するリード線Bと、略コ
    の字状断面を延伸した形態で前記リード線Aと前記リー
    ド線Bとを略コの字形体に内装し、前記フレームと嵌設
    される配線ダクトとを備えた商品搬出装置に於いて、前
    記配線ダクトは長手方向に折れ線を延伸して備え、その
    折れ線を基点に開閉自在である自動販売機の商品搬出装
    置。
  2. 【請求項2】 配線ダクトの材料としては主にヒンジ効
    果のあるものを使用し、配線ダクトの折れ線を略コの字
    状断面の一部の肉厚を局部的に薄くすることにより塑性
    を容易にし、外力が加えられたときその部分が略コの字
    状断面の折れ線となる可塑部である請求項1に記載の自
    動販売機の商品搬出装置。
  3. 【請求項3】 配線ダクトの開閉部にその開閉を拘束す
    るロック部を備えた請求項1または2に記載の自動販売
    機の商品搬出装置。
  4. 【請求項4】 配線ダクトの開閉部にその開閉を拘束す
    るロック部は配線ダクトの略コの字断面の一端から突設
    したロック爪と、前記配線ダクトの略コの字断面の他端
    から突設したロック片とからなり、前記ロック片は、可
    塑部を基点として前記配線ダクトを閉じたとき、その先
    端部の穿孔が前記ロック爪と嵌合する請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の自動販売機の商品搬出装置。
  5. 【請求項5】 配線ダクトの開閉部にその開閉を拘束す
    る複数のロック部を備えた請求項1から請求項4のいず
    れかに記載の自動販売機の商品搬出装置。
  6. 【請求項6】 配線ダクトの折れ線を複数に分割するこ
    とにより、複数のロック片は各々独立して開閉する請求
    項1から請求項5のいずれかに記載の自動販売機の商品
    搬出装置。
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