JP3032383B2 - 学習結果取込み機能付きガス遮断装置 - Google Patents
学習結果取込み機能付きガス遮断装置Info
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- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
使用時に、ガス使用上の安全性を図るガス遮断装置に関
するものである。
示すように、通過ガス量に応じて流量信号gを出力する
流量測定手段11、流量測定手段11から送られる流量
信号gを受けて実流量p1を計算する流量演算部12、
所定の学習期間(30日)の間、実流量p1から流量パ
ターンqを学習結果として算出して保持する学習処理部
13、学習処理部13から送られる学習結果の流量パタ
ーンqと流量演算部12から送られてくる流量パターン
p2を受けて比較し、学習処理部13から送られてくる
学習結果の流量パターンqに含まれない異常な流量パタ
ーンp2を検出して異常を判定すると遮断・警報信号r
を出力する流量判定部14、流量判定部14から送られ
てくる遮断・警報信号rを受け遮断・警報信号rに基づ
き警報報知またはガス通路を遮断する遮断警報手段1
5、外部から信号を受けとると学習処理部13が保持し
ている学習結果w1を外部に出力する学習結果出力手段
16からなっている。
ス遮断装置は、学習期間が終了した後にガスの使用状況
を観測しガスの使用状況に異常がないかどうかを監視し
ているのであるが、ガス遮断装置自体が計量満期(10
年)になるとガス遮断装置ごと交換しなければならなか
ったり、仕様変更により途中でガス遮断装置自体を交換
したり、あるいはノイズによりマイコンが暴走したりす
ることになれば、せっかく学習した以前の結果を継承で
きずに学習を最初から行わなければならない。
最初からやり直す事に伴う学習期間中にユーザが使用し
たガス流量によってガス遮断装置内のガス通路を極力遮
断させないという不安全状態があったり、学習期間中に
ユーザがガスを使用しているときにそのユーザが行う全
てのガスの使用状態を実行していない場合、学習を終了
した後に学習結果に伴わないガスの使用を行うと誤警報
または誤遮断が発生することとなり、その都度学習結果
に登録するという常時学習を行わなければならない不具
合点があった。
最初から学習をさせることなしにユーザの実使用に合致
した従来の使用環境を容易に再現して誤警報、誤遮断を
低減し装置の信頼性向上を図ることを目的とする。
するために本発明の手段は、通過ガス量に対応した流量
信号を出力する流量測定手段と、前記流量信号を換算し
実流量を計算する流量演算部と、所定の学習期間の間、
前記実流量から流量パターンを学習結果として算出して
保持する学習処理部と、前記学習結果の流量パターンと
前記実流量の流量パターンとを比較し、前記学習結果の
流量パターンに含まれない異常な実流量の流量パターン
を検出して異常を判定すると遮断・警報信号を出力する
流量判定部と、前記流量判定部の遮断・警報信号に基づ
き警告報知またはガス通路を遮断する遮断警報手段と、
外部より出力要求信号を受け前記学習処理部が保持して
いる前記学習結果を外部に出力する学習結果出力手段
と、外部より入力要求信号を受け外部から前記および所
定の学習結果を取込み前記学習処理部が保持している前
記学習結果と書き換える学習結果入力手段を備えたもの
である。
一旦ガス遮断装置の外部に出力し、学習結果をガス遮断
装置とは異なる別の場所で保管することにより、マイコ
ン暴走による学習結果の消失に対する安全を確保できる
ようになったり、また検満や仕様変更に伴うガス遮断装
置の取り替えに対してもユーザ固有の学習結果を入力す
ることができる。
にユーザの実使用に合致した従来のガスの使用環境を容
易に再現して誤警報、誤遮断を低減して装置の信頼性を
向上する。
を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示し、
通過ガス量に応じて流量信号Gを出力する流量測定手段
1、流量測定手段1から送られる流量信号Gを受けて換
算し実流量P1を計算する流量演算部2、所定の学習期
間の間、実流量P1から流量パターンQを学習結果とし
て算出して保持する学習処理部3、学習処理部3から送
られる学習結果の流量パターンQと流量演算部2から送
られてくる流量パターンP2を受け比較判定して学習処
理部3から送られてくる学習結果の流量パターンQに含
まれない異常な流量パターンP2の場合に遮断信号と警
報信号Rを出力する流量判定部4、流量判定部4から送
られてくる遮断と警報信号Rを受け警告報知またはガス
通路を遮断する遮断警報手段5、外部より出力要求信号
を受信することにより(ガス遮断装置から出ているとこ
ろの通信線とガスを供給するセンタとを結び通信を行う
通信ラインやガス遮断装置を構成しているところのリー
ドスイッチとLEDの部品を活用しフォトトランジスタ
と電磁石を用いて通信を行うLED通信等により入力す
る)学習処理部3が保持している学習結果W1を外部へ
(通信ラインやLED通信等)出力する学習結果出力手
段6、外部より入力要求信号を受信することにより(N
CU通信やLED通信等)外部から(通信ラインやLE
D通信等)入力される学習結果W2を学習処理部3が保
持している学習結果と書き換える学習結果入力手段7を
備えている。
T1からT4にて示す。今、処理開始から処理終了まで
のフローはインターバルカレンダ等により周期的に処理
されるものとする。学習結果出力手段6において処理T
1(各ブロック左上の数字)で出力要求があるかを判断
し、出力要求がない場合は処理T3に移行し、出力要求
がある場合は処理T2で学習処理部3が保持している学
習結果の出力を行い処理T3に移行する。学習結果入力
手段7において処理T3は入力要求があるかを判断し、
入力要求がない場合は処理を終了し、入力要求がある場
合は処理T4で学習処理部3が保持している学習結果に
対して外部から学習結果を取り込み書き換えを行い処理
を終了する。
の学習結果取り込み機能付きガス遮断装置は、ユーザが
長年培ってきたユーザ固有のガスの使用形態を記録保持
している学習結果を外部に取りだし、その取り出した学
習結果を保持・保管して必要な時に容易に変更しユーザ
固有のガスの使用環境を継承できるから、再び最初から
学習をさせることなしにユーザの実使用に合致した従来
の使用環境を再現できる。
同一の設備を使用しガス使用形態がにていると予測され
るとき、以前に記録保持しているデータを新しい店の既
定値として環境を整えることができる。 以上よりガス遮
断装置の誤警報、誤遮断を低減し装置の信頼性と使い勝
手の向上が図れる。
置の一実施例を示す機能ブロック図
ローチャート
Claims (1)
- 【請求項1】通過ガス量に対応した流量信号を出力する
流量測定手段と、前記流量信号を換算して実流量を計算
する流量演算部と、所定の学習期間の間、前記実流量か
ら流量パターンを学習結果として算出して保持する学習
処理部と、前記学習結果の流量パターンと前記実流量の
流量パターンとを比較し、前記学習結果の流量パターン
に含まれない異常な実流量の流量パターンを検出して異
常を判定すると遮断・警報信号を出力する流量判定部
と、前記流量判定部の遮断・警報信号に基づき警告報知
またはガス通路を遮断する遮断警報手段と、外部より出
力要求信号を受け、前記学習処理部が保持している前記
学習結果を外部に出力する学習結果出力手段と、外部よ
り入力要求信号を受け、外部から前記所定の学習結果を
取込み、前記学習処理部が保持している前記学習結果と
書き換える学習結果入力手段を備えた学習結果取り込み
機能付きガス遮断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4198143A JP3032383B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 学習結果取込み機能付きガス遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4198143A JP3032383B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 学習結果取込み機能付きガス遮断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642747A JPH0642747A (ja) | 1994-02-18 |
JP3032383B2 true JP3032383B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=16386177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4198143A Expired - Fee Related JP3032383B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 学習結果取込み機能付きガス遮断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032383B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP4198143A patent/JP3032383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0642747A (ja) | 1994-02-18 |
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