JP3032329B2 - タイル張り部の施工方法 - Google Patents
タイル張り部の施工方法Info
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- JP3032329B2 JP3032329B2 JP3151236A JP15123691A JP3032329B2 JP 3032329 B2 JP3032329 B2 JP 3032329B2 JP 3151236 A JP3151236 A JP 3151236A JP 15123691 A JP15123691 A JP 15123691A JP 3032329 B2 JP3032329 B2 JP 3032329B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイル張りの外壁等、
コンクリート下地の表面に結合された下地モルタル層
と、それの表面に結合させた張付けモルタル層と、それ
の表面に結合させたタイルとから成るタイル張り部の施
工方法に関する。
コンクリート下地の表面に結合された下地モルタル層
と、それの表面に結合させた張付けモルタル層と、それ
の表面に結合させたタイルとから成るタイル張り部の施
工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】タイル張りの技術として従来では、コン
クリート下地の表面を凹凸状とすることにより、コンク
リート下地と下地モルタル層との境界面を凹凸状に形成
した技術や、タイルの取付け面を凹凸状とすることによ
り、張付けモルタル層とタイルとの境界面を凹凸状に形
成した技術、及び下地モルタル層と張付けモルタル層と
の境界面を凹凸状に形成した技術により各層同士の付着
性能を高めたものが知られている。特に、下地モルタル
層と張付けモルタル層との境界面を凹凸状に形成する技
術は、特開平1−239258号の如くスプレーガンで
混和剤混入モルタルを吹き付けて、適度の凹凸面を表面
に有する下地モルタル層を形成する技術が知られてい
る。
クリート下地の表面を凹凸状とすることにより、コンク
リート下地と下地モルタル層との境界面を凹凸状に形成
した技術や、タイルの取付け面を凹凸状とすることによ
り、張付けモルタル層とタイルとの境界面を凹凸状に形
成した技術、及び下地モルタル層と張付けモルタル層と
の境界面を凹凸状に形成した技術により各層同士の付着
性能を高めたものが知られている。特に、下地モルタル
層と張付けモルタル層との境界面を凹凸状に形成する技
術は、特開平1−239258号の如くスプレーガンで
混和剤混入モルタルを吹き付けて、適度の凹凸面を表面
に有する下地モルタル層を形成する技術が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、下地モルタル
層表面の凹凸が大き過ぎると、タイルを張り付ける場合
にタイルが下地モルタル層表面の凸部に当たって押し込
めないために平滑なタイル仕上がり面を確保することが
出来なくなり、又、下地モルタル層表面が平滑過ぎる
と、タイルを張付るときに張付けモルタルがズレ、充分
な接着力が得られなくなるので、適度の大きさの凹凸面
を下地モルタル層に形成する必要があるが、スプレーガ
ンによる吹き付けで適度の凹凸面を形成しようとした場
合、スプレーガンのノズルの口径、吐出圧、及び吹き付
けの際の下地コンクリートからのノズルの離間距離等の
条件の制約を受けることになる。 また、この条件は、対
象コンクリート壁面及び施工時期、施工環境等施工条件
に応じて適宜任意に変更する必要がある。 さらに、吹き
付けによるモルタルのダレ防止のために、モルタルの調
合割合を調整する必要と、吹き付け厚さを確保するため
に吹き付け回数も一度ではなく複数回に分けて行う必要
があるので、凹凸面の形成作業が煩雑で非常に手間が掛
かるものとなっていた。本発明の目的は、下地モルタル
層表面に凹凸面を形成する形成作業を、手間を掛けずに
作業性良く容易、安価に行うことができる施工方法を提
供する点にある。
層表面の凹凸が大き過ぎると、タイルを張り付ける場合
にタイルが下地モルタル層表面の凸部に当たって押し込
めないために平滑なタイル仕上がり面を確保することが
出来なくなり、又、下地モルタル層表面が平滑過ぎる
と、タイルを張付るときに張付けモルタルがズレ、充分
な接着力が得られなくなるので、適度の大きさの凹凸面
を下地モルタル層に形成する必要があるが、スプレーガ
ンによる吹き付けで適度の凹凸面を形成しようとした場
合、スプレーガンのノズルの口径、吐出圧、及び吹き付
けの際の下地コンクリートからのノズルの離間距離等の
条件の制約を受けることになる。 また、この条件は、対
象コンクリート壁面及び施工時期、施工環境等施工条件
に応じて適宜任意に変更する必要がある。 さらに、吹き
付けによるモルタルのダレ防止のために、モルタルの調
合割合を調整する必要と、吹き付け厚さを確保するため
に吹き付け回数も一度ではなく複数回に分けて行う必要
があるので、凹凸面の形成作業が煩雑で非常に手間が掛
かるものとなっていた。本発明の目的は、下地モルタル
層表面に凹凸面を形成する形成作業を、手間を掛けずに
作業性良く容易、安価に行うことができる施工方法を提
供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるタイル張り
部の施工方法の特徴は、成形面が凹凸状に形成された型
枠を用いて表面が凹凸状のコンクリート下地を作成する
コンクリート下地作成工程と、コンクリート下地の表面
にモルタルを塗着し、かつ、その塗着モルタルが硬化す
るまでに塗着モルタルの表面に凹凸を形成する手段とし
て塗着モルタルの表面に硬化遅延剤を吹付け又は塗布
し、設定時間経過後に塗着モルタルの表面を水洗いする
手段で表面に凹凸状の下地モルタル層を形成するモルタ
ル層形成工程と、取付け面が凹凸状に形成されたタイル
を下地モルタル層にモルタルを介して張付けるタイル張
り工程とから成る点にある。そして、前記モルタル層形
成工程で塗着モルタルの表面に凹凸を形成する他の手段
としては、凹凸面を有する押型を塗着モルタルの表面に
押付ける手段、エアージェット又はウォータージェット
により塗着モルタルの表面を局部的に削り採る手段であ
ることが好ましい。
部の施工方法の特徴は、成形面が凹凸状に形成された型
枠を用いて表面が凹凸状のコンクリート下地を作成する
コンクリート下地作成工程と、コンクリート下地の表面
にモルタルを塗着し、かつ、その塗着モルタルが硬化す
るまでに塗着モルタルの表面に凹凸を形成する手段とし
て塗着モルタルの表面に硬化遅延剤を吹付け又は塗布
し、設定時間経過後に塗着モルタルの表面を水洗いする
手段で表面に凹凸状の下地モルタル層を形成するモルタ
ル層形成工程と、取付け面が凹凸状に形成されたタイル
を下地モルタル層にモルタルを介して張付けるタイル張
り工程とから成る点にある。そして、前記モルタル層形
成工程で塗着モルタルの表面に凹凸を形成する他の手段
としては、凹凸面を有する押型を塗着モルタルの表面に
押付ける手段、エアージェット又はウォータージェット
により塗着モルタルの表面を局部的に削り採る手段であ
ることが好ましい。
【0005】
【作用】本発明の方法によれば、全ての境界面を凹凸状
に形成することができる。そして、モルタルの表面に硬
化遅延剤を吹付け、或いは、塗布して表面を水洗いする
場合、設定時間経過後に硬化遅延剤が吹き付けられた軟
らかい部分を水洗して除去するだけでモルタルやコンク
リートの表面をその中に混入させた石等が突出する適度
の大きさの凹凸面を形成する仕上げ面に処理する技術が
既に確立され、かつ、多用されているから、硬化遅延剤
を用いモルタル層表面を凹凸状に形成する場合には、対
象コンクリート壁面及び施工時期、施工環境等の施工条
件の影響を受けることなく下地モルタル層表面に凹凸面
を形成することができ、施工性が良く、かつ、安価に実
施することができる。また、押型を用いて凹凸状に形成
する場合には、建築資材としての溶接金網等を押型とし
て用いることができるから、押型の入手が容易であり、
しかも、押型の押付けにより凹凸を形成するから、モル
タルが少々硬くても凹凸を形成でき、モルタル塗着後押
型押付けまでに時間的余裕があって作業を行い易い。更
に、エアージェットやウォータージェットにより凹凸状
に形成する場合には、建設現場では必ずといっていい程
用いられるウォーターポンプやエアーコンプレッサーを
用いてウォータージェットやエアージェットを発生する
ことができるので、設備面で実施容易である。
に形成することができる。そして、モルタルの表面に硬
化遅延剤を吹付け、或いは、塗布して表面を水洗いする
場合、設定時間経過後に硬化遅延剤が吹き付けられた軟
らかい部分を水洗して除去するだけでモルタルやコンク
リートの表面をその中に混入させた石等が突出する適度
の大きさの凹凸面を形成する仕上げ面に処理する技術が
既に確立され、かつ、多用されているから、硬化遅延剤
を用いモルタル層表面を凹凸状に形成する場合には、対
象コンクリート壁面及び施工時期、施工環境等の施工条
件の影響を受けることなく下地モルタル層表面に凹凸面
を形成することができ、施工性が良く、かつ、安価に実
施することができる。また、押型を用いて凹凸状に形成
する場合には、建築資材としての溶接金網等を押型とし
て用いることができるから、押型の入手が容易であり、
しかも、押型の押付けにより凹凸を形成するから、モル
タルが少々硬くても凹凸を形成でき、モルタル塗着後押
型押付けまでに時間的余裕があって作業を行い易い。更
に、エアージェットやウォータージェットにより凹凸状
に形成する場合には、建設現場では必ずといっていい程
用いられるウォーターポンプやエアーコンプレッサーを
用いてウォータージェットやエアージェットを発生する
ことができるので、設備面で実施容易である。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、モルタル層の
表面に凹凸面を形成する形成作業を、手間を掛けずに作
業性良く容易、安価に行うことができる施工方法を提供
できるようになった。
表面に凹凸面を形成する形成作業を、手間を掛けずに作
業性良く容易、安価に行うことができる施工方法を提供
できるようになった。
【0007】
【実施例】タイル張りされた壁や柱等のタイル張り部
は、図1に示すように、壁や柱の主体となるコンクリー
ト下地1の表面に結合させた下地モルタル層2と、それ
の表面に結合させた張付けモルタル層3と、それの表面
に結合させたタイル4とから成る。前記コンクリート下
地1と下地モルタル層2との境界面A1は、凹凸状に形
成されており、前記下地モルタル層2と張付けモルタル
層3との境界面A2及び、張付けモルタル層3とタイル
4との境界面A3も夫々、凹凸状に形成されている。
は、図1に示すように、壁や柱の主体となるコンクリー
ト下地1の表面に結合させた下地モルタル層2と、それ
の表面に結合させた張付けモルタル層3と、それの表面
に結合させたタイル4とから成る。前記コンクリート下
地1と下地モルタル層2との境界面A1は、凹凸状に形
成されており、前記下地モルタル層2と張付けモルタル
層3との境界面A2及び、張付けモルタル層3とタイル
4との境界面A3も夫々、凹凸状に形成されている。
【0008】前記タイル張り部の施工方法は、コンクリ
ート下地作成工程と、モルタル層形成工程とタイル張り
工程とから成る。前記コンクリート下地作成工程は、図
2の(A)に示すように、成形面5aが凹凸状に形成さ
れた型枠5を設置してコンクリート6を打設し、図2の
(B)に示すようにそのコンクリート6の養生硬化後に
脱型することにより、表面1aが凹凸状のコンクリート
下地1を作成する工程である。前記モルタル層形成工程
は、図3の(A)に示すように、前記コンクリート下地
1の表面1aにモルタル7を設定厚さに塗着し、かつ、
その塗着後塗着モルタル7が硬化するまでにその塗着モ
ルタル7の表面に凹凸を形成して、図3の(B)に示す
ように、表面2aが凹凸状の下地モルタル層2を形成す
る工程であり、コンクリート下地1の表面1aのうち凹
部に塗着7が入り込むことで、コンクリート下地1と下
地モルタル層2との境界面A1が凹凸状となる。前記タ
イル張り工程は、図4に示すように、下地モルタル層2
にモルタル8を塗着し、そのモルタル8に取付け面4a
が凹凸状に形成されたタイル4を張付けてモルタル8を
硬化させることにより、張付けモルタル層3を形成して
タイル4を下地モルタル層2に結合させる工程であり、
下地モルタル層2の表面2aのうち凹部にモルタル8が
入り込むことで、下地モルタル層2と張付けモルタル層
3の境界面A2が凹凸状となり、タイル4の取付け面4
aのうち凹部にモルタル8が入り込むことで、張付けモ
ルタル層3とタイル4との境界面A3が凹凸状となる。
前記モルタル層形成工程で塗着モルタル7の表面に凹凸
を形成する手段としては、次の手段を採用できる。 〈その1〉 塗着モルタル7の表面に硬化遅延剤を吹付ける、或い
は、塗布し、設定時間経過後に塗着モルタル7の表面を
水洗して表面のうち硬化遅延剤が吹付けられた軟らかい
部分を除去する。この場合、表面2aの凹凸は図1の
(A)で示すような不定形状となる。 〈その2〉 図5に示すように、凹凸面9aを有する押型9を塗着モ
ルタル7の表面に押し付ける。押型9としては、溶接金
網等を利用できる。この場合、表面2aの凹凸は図1の
(B)でも示すような定形のものとなる。 〈その3〉 図6に示すように、ノズル10からエアージェット、或
いは、ウォータージェットを噴射して塗着モルタル7の
表面を局部的に削り採る。前記コンクリート下地1の表
面a、下地モルタル層2の表面2a、タイル4の取付け
面4a夫々の凹部の形状、配置(つまりは凸部の形状、
配置)は、縦横の格子状継手、適宜変更可能である。
ート下地作成工程と、モルタル層形成工程とタイル張り
工程とから成る。前記コンクリート下地作成工程は、図
2の(A)に示すように、成形面5aが凹凸状に形成さ
れた型枠5を設置してコンクリート6を打設し、図2の
(B)に示すようにそのコンクリート6の養生硬化後に
脱型することにより、表面1aが凹凸状のコンクリート
下地1を作成する工程である。前記モルタル層形成工程
は、図3の(A)に示すように、前記コンクリート下地
1の表面1aにモルタル7を設定厚さに塗着し、かつ、
その塗着後塗着モルタル7が硬化するまでにその塗着モ
ルタル7の表面に凹凸を形成して、図3の(B)に示す
ように、表面2aが凹凸状の下地モルタル層2を形成す
る工程であり、コンクリート下地1の表面1aのうち凹
部に塗着7が入り込むことで、コンクリート下地1と下
地モルタル層2との境界面A1が凹凸状となる。前記タ
イル張り工程は、図4に示すように、下地モルタル層2
にモルタル8を塗着し、そのモルタル8に取付け面4a
が凹凸状に形成されたタイル4を張付けてモルタル8を
硬化させることにより、張付けモルタル層3を形成して
タイル4を下地モルタル層2に結合させる工程であり、
下地モルタル層2の表面2aのうち凹部にモルタル8が
入り込むことで、下地モルタル層2と張付けモルタル層
3の境界面A2が凹凸状となり、タイル4の取付け面4
aのうち凹部にモルタル8が入り込むことで、張付けモ
ルタル層3とタイル4との境界面A3が凹凸状となる。
前記モルタル層形成工程で塗着モルタル7の表面に凹凸
を形成する手段としては、次の手段を採用できる。 〈その1〉 塗着モルタル7の表面に硬化遅延剤を吹付ける、或い
は、塗布し、設定時間経過後に塗着モルタル7の表面を
水洗して表面のうち硬化遅延剤が吹付けられた軟らかい
部分を除去する。この場合、表面2aの凹凸は図1の
(A)で示すような不定形状となる。 〈その2〉 図5に示すように、凹凸面9aを有する押型9を塗着モ
ルタル7の表面に押し付ける。押型9としては、溶接金
網等を利用できる。この場合、表面2aの凹凸は図1の
(B)でも示すような定形のものとなる。 〈その3〉 図6に示すように、ノズル10からエアージェット、或
いは、ウォータージェットを噴射して塗着モルタル7の
表面を局部的に削り採る。前記コンクリート下地1の表
面a、下地モルタル層2の表面2a、タイル4の取付け
面4a夫々の凹部の形状、配置(つまりは凸部の形状、
配置)は、縦横の格子状継手、適宜変更可能である。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】タイル張り部の断面図
【図2】コンクリート下地作成工程を示す断面図
【図3】下地モルタル層形成工程を示す断面図
【図4】タイル張り工程を示す断面図
【図5】下地モルタル層形成工程を示す断面図
【図6】下地モルタル層形成工程を示す断面図
1 コンクリート下地 2 下地モルタル層 3 張付けモルタル層 4 タイル 5a 成形面 5 型枠 1a,2a 表面 4a 取付け面
Claims (3)
- 【請求項1】 成形面(5a)が凹凸状に形成された型
枠(5)を用いて表面(1a)が凹凸状のコンクリート
下地(1)を作成するコンクリート下地作成工程と、コ
ンクリート下地(1)の表面(1a)にモルタルを塗着
し、かつ、その塗着モルタルが硬化するまでに塗着モル
タルの表面に凹凸を形成する手段として塗着モルタルの
表面に硬化遅延剤を吹付け又は塗布し、設定時間経過後
に塗着モルタルの表面を水洗いする手段で表面(2a)
に凹凸状の下地モルタル層(2)を形成するモルタル層
形成工程と、取付け面(4a)が凹凸状に形成されたタ
イル(4)を下地モルタル層(2)にモルタルを介して
張付けるタイル張り工程とから成るタイル張り部の施工
方法。 - 【請求項2】 成形面(5a)が凹凸状に形成された型
枠(5)を用いて表面(1a)が凹凸状のコンクリート
下地(1)を作成するコンクリート下地作成工程と、コ
ンクリート下地(1)の表面(1a)にモルタルを塗着
し、かつ、その塗着モルタルが硬化するまでに塗着モル
タルの表面に凹凸を形成する手段として凹凸面(9a)
を有する押型(9)を塗着モルタルの表面に押付ける手
段で表面(2a)に凹凸状の下地モルタル層(2)を形
成するモルタル層形成工程と、取付け面(4a)が凹凸
状に形成されたタイル(4)を下地モルタル層(2)に
モルタルを介して張付けるタイル張り工程とから成るタ
イル張り部の施工方法。 - 【請求項3】 成形面(5a)が凹凸状に形成された型
枠(5)を用いて表面(1a)が凹凸状のコンクリート
下地(1)を作成するコンクリート下地作成工程と、コ
ンクリート下地(1)の表面(1a)にモルタルを塗着
し、かつ、その塗着モルタルが硬化するまでに塗着モル
タルの表面に凹凸を形成する手段としてエアージェット
又はウォータージェットにより塗着モルタルの表面を局
部的に削り取る手段で表面(2a)に凹凸状の下地モル
タル層(2)を形成するモルタル層形成工程と、取付け
面(4a)が凹凸状に形成されたタイル(4)を下地モ
ルタル層(2)にモルタルを介して張付けるタイル張り
工程とから成るタイル張り部の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151236A JP3032329B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | タイル張り部の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151236A JP3032329B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | タイル張り部の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051462A JPH051462A (ja) | 1993-01-08 |
JP3032329B2 true JP3032329B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=15514228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3151236A Expired - Fee Related JP3032329B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | タイル張り部の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032329B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115094839A (zh) * | 2022-04-07 | 2022-09-23 | 中国水利水电科学研究院 | 一种预防高寒区越冬层间缝的方法 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP3151236A patent/JP3032329B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH051462A (ja) | 1993-01-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |