JP3032288U - 2個入り電球の包装用容器 - Google Patents

2個入り電球の包装用容器

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JP3032288U
JP3032288U JP1996006243U JP624396U JP3032288U JP 3032288 U JP3032288 U JP 3032288U JP 1996006243 U JP1996006243 U JP 1996006243U JP 624396 U JP624396 U JP 624396U JP 3032288 U JP3032288 U JP 3032288U
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bulb
container
rectangular tube
light bulbs
light bulb
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JP1996006243U
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Inventor
篤弘 上村
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上村紙業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの包装容器で2個の電球を収納し、その
うちの一方を取り出した場合も他方を包装容器内に収納
できる2個入り電球の包装用容器を提供する。 【解決手段】 角筒容器15の断面長方形の長辺の長さ
Aは、電球13、14の球体部11の直径Dの1.5〜
1.65倍、角筒容器15の断面長方形の短辺の長さB
は、電球13、14の球体部11の直径Dの0.90〜
0.95倍となって、しかも、仕切り板16には、中央
に配置された幅狭の接続部23aを基端とする部分円状
の切り込み23、24が背向かいに形成され、切り込み
23、24によって形成された切り抜き孔27、28に
互い違いに並べられた電球13の一部が嵌入すると共
に、切り込み27、28によって形成される抜き片2
5、26が互い違いに並べられた電球13、14の口金
12を押圧して、収納された電球13、14を保持す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一般家庭で使用される白熱電球を2個収納する2個入り電球の包装 用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭で使用する電球は、薄肉ガラス製の球体部と、この球体部の一方に縮径し て連接し、周囲には雄ねじが形成され口金とを有し、通常は一個ごとダンボール 紙を筒状に形成した紙製包装容器に入れて販売されている。ところが、電球は寿 命を有し一定時間使用すると切れるので、予備の電球を用意しておくのが好まし く、2個の電球をセットで販売することも行われているが、前記したダンボール 製の紙製包装容器に一個の電球を入れて、これを2個収納できる別の紙製包装容 器に入れて、2個セットの電球として販売されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例に係る2個入り電球の包装用容器では、ダンボール 製の包装容器とこれを2個収納する包装容器との2種類の容器を必要とし、その 製作に費用がかかり、また電球を2段階の工程を経てこれらの包装容器に収納す るので手間がかかり、全体として包装容器の部分でコスト高になるという問題が あった。 そこで、筒状の容器を2個組合せ2個の電球を同時に一つの収納容器に収納す る2個入り電球の包装用容器も提案されているが、2個の電球が収納されている 状態で、一方の電球を取り出すと他方の電球の保持状態が悪くなり、収納した包 装容器から落下し易いという問題があった。 本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、一つの包装容器で2個の電球を 収納し、更にはそのうちの一方を取り出した場合も、他方を包装容器内に収納で きる2個入り電球の包装用容器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の2個入り電球の包装用容器は、内側断面が長方 形の角筒容器と、両端が前記角筒容器の対向する幅広内周面に接合されて、該角 筒容器を縦方向に均等分割する仕切り板とを備え、薄肉ガラス製の球体部の一方 に縮径して連接し、周囲には雄ねじが形成された通電用の口金を有する電球を2 個互い違いに並べて収納する紙製の2個入り電球の包装用容器であって、前記角 筒容器の断面長方形の長辺の長さFは、前記電球の球体部の直径Dの1.5〜1 .65倍、前記角筒容器の断面長方形の短辺の長さBは、前記電球の球体部の直 径Dの0.90〜0.95倍となって、しかも、前記仕切り板には、中央に配置 された幅狭の接続部を基端とする部分円状の切り込みが背向かいに形成され、該 切り込みによって形成された切り抜き孔に互い違いに並べられた前記電球の一部 が嵌入すると共に、前記切り込みによって形成される抜き片が前記互い違いに並 べられた前記電球の口金を押圧して収納された前記電球を保持している。
【0005】 以上において、角筒容器の断面長方形の長辺の長さFを電球の球体部の直径D の1.5〜1.65倍としたのは、これによって中央の仕切り板に形成された対 となる切り抜き孔にそれぞれの球体部の一部を嵌入させて保持させるためである 。ここで、長辺の長さFが球体部の直径Dの1.5倍より小さい場合には対とな る電球が近づき過ぎて、互い違いに配置した電球を並べて角筒状の容器に入れる ことが困難となり、長辺の長さFが球体部の直径Dの1.65倍を越える場合に は、仕切り板に背向かいに形成した切り抜き孔に互い違いに配置した電球の球体 部をより深く嵌入させることができなくなるからである。 また、前記断面長方形の短辺の長さBを電球の球体部の直径Dの0.90〜0 .95倍としたのは、角筒体の幅広面が適当に電球を両側から押圧して保持させ るためである。ここで、長方形の短辺の長さBを電球の球体部の直径Dの0.9 0倍より小さくすると、角筒容器が膨らみ過ぎて、積み重ねが不安定になり、長 さBが0.95倍より大きいと角筒容器の幅広面が収納した電球を押さえる力が 小さくなって、角筒状の包装容器から電球が落下し易くなるからである。
【0006】 また、請求項2記載の2個入り電球の包装用容器は、請求項1記載の2個入り 電球の包装用容器において、前記仕切り板に形成された部分円状の切り込みの半 径Rは、前記電球の直径Dの0.37〜0.43倍となって、前記幅狭の接続部 の幅は2〜8mmとなっている。 これによって、電球の球体部が、切り込みによって形成された切り抜き孔に確 実に嵌入する。ここで、切り込みの半径Rを電球の直径Dの0.37倍より小さ くすると、互い違いに配置した電球の球体部の切り抜き孔への嵌入状態が少しに なって、電球の掛止状態が悪くなる。そして、切り込みの半径Rが電球の直径D の0.43倍を越えると、互い違いに対となって配列された電球の球体部が切り 抜き孔に隙間なく入ることが困難となって、結果として切り抜き孔と球体部との 間に隙間を生じることになる。 そして、請求項3記載の2個入り電球の包装用容器は、請求項2記載の2個入 り電球の包装用容器において、前記角筒容器の紙板及び前記仕切り板は展開状態 では、厚みが0.3〜0.5mmの一枚の紙板から形成されている。これによっ て、2個入り電球の包装用容器に弾力性を与える。なお、紙板の厚みが0.5m mを越えるとコスト高になると共に、電球の収納及び取り外しにより大きな力が 必要となって取り出しにくい。
【0007】
【考案の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説 明し、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の一実施の形態に係る2個入り電球の包装用容器に電球 を入れた場合の平断面図、図2は同正面図、図3は2個入り電球の包装用容器の 斜視図、図4は図3における矢視A−A図である。
【0008】 図1に示すように、本考案の一実施の形態に係る2個入り電球の包装用容器1 0は、球体部11の直径がD、球体部11から口金12までの全長がLとなった 通常の100V仕様の2個の電球13、14を収納する紙製の包装容器であって 、内側断面が長方形の角筒容器15と、この角筒容器15を2つに仕切る仕切り 板16とを有している。以下、これらについて詳しく説明する。
【0009】 前記角筒容器15の内側断面は長方形となって、その長辺の長さFは、電球1 3、14の球体部11の直径の1.5〜1.65倍(更に好ましくは1.54〜 1.60倍)となって、その短辺の長さBは前記球体部11の直径Dの0.90 〜0.95倍(更に好ましくは0.91〜0.93倍)となっている。 また、角筒容器15の全長Cは電球13、14の全長Lの1.0〜1.1倍程 度となっている。これは短くすると、電球13、14の一部が角筒容器15から 突出し、長くすると角筒容器15に使用する紙が無駄となり2個入り電球の包装 用容器10の嵩が増加するからである。
【0010】 前記角筒容器15及び仕切り板16に使用した紙の厚みは0.3〜0.5mm 程度の厚紙からなって、弾力性を有し十分にその形状を保持できるようになって いる。そして、角筒容器15及び仕切り板16は一枚の厚紙を折り曲げて形成さ れている。即ち、図2、図3に示すように、帯状の前記厚紙の一端部を接合面1 7とし、直角に折り曲げて仕切り板16を形成し、更に所定位置で直角に5回折 り曲げて、長方形の平面18〜22を形成し、厚板の他端部となる平面22の約 1/4幅(即ち、F/4)を平面18と接合している。これによって、図2に示 すように、電球14を挿入した場合、平面18の非接合部分が弾性的に折れ曲が って、より効率的に収納した電球14の落下を防止するようになっている。
【0011】 前記仕切り板16の中央には、図4に示すように、2〜8mmの幅を有する中 央の幅狭の接続部23aを中心として、部分円状の切り込み23、24が形成さ れ、図4に破線P、Qで示すように一部が仕切り板16の一部を形成する接続部 23aに連接された抜き片25、26を有する略円形の切り抜き孔27、28が それぞれ形成されている。そして、図1に示すように、電球13、14を互い違 いに方向を変えて並べた場合、それぞれの球体部11が切り抜き孔27、28内 に部分的に嵌入し、抜き片25、26を外側に押圧して回転し、他方側の電球の 口金12を押圧するようになっている。 前記切り込み23、24の部分円の半径Rは、電球13、14の球体部11の 直径Dの0.37〜0.43倍程度となっている。これによって、図1に示すよ うに、電球13、14の球体部11に一部嵌入し、嵌入した球体部11によって 、抜き片25、26を電球13、14の口金12に押し付けるようになっている 。
【0012】 従って、この2個入り電球の包装用容器10においては、電球13、14を図 1、図2に示すように挿入すると2個入り電球の包装用容器10は全体として少 し膨らみ、それぞれの電球13、14の球体部11の一部が切り抜き孔27、2 8に嵌入して、抜き片25、26を外側に押圧する。この抜き片25、26の接 続部23aの間隔が短いので、抜き片25、26が図1に示すように全体として 回転し、それぞれの電球13、14の口金12を押圧する。そして、一方の電球 13を取り出した場合にも、他方の電球14の球体部11が抜き片25を押圧し ているので、これに接続部23aを介して連接される抜き片26も回転し、電球 14の口金12を押圧し、電球14の保持を行い、これによって電球14の落下 を防止できる。 前記実施の形態は100v、40wの電球を例にして説明したが、その他の電 球であっても本考案が適用されることは当然である。
【0013】
【実施例】
図1〜図4において、0.4mmの厚紙を使用し、2個入り電球の包装用容器 10を構成する角筒容器15の内側長方形の長辺の長さFを86mm、短辺の長 さBを50.5mm、角筒容器15の全長Cを98mmとした。また、仕切り板 16に形成される切り抜き孔27、28のそれぞれの半径Rを22.5mm、切 り抜き孔27、28の軸心間距離を39mm、接続部23aの幅を6mmとし、 球体部11の直径が55mm、球体部11から口金12の全長Lが97mmの電 球13、14を収納した。この場合、電球13、14は図1に示すように、その 中心軸、即ち電球13、14の点対称軸が斜めになって収納すれば、電球13、 14をより安定して収納できることを確認した。
【0014】
【考案の効果】
請求項1〜3記載の2個入り電球の包装用容器は以上の説明からも明らかなよ うに、収納する角筒容器の内側に所定の寸法の切り抜き孔が形成されているので 、この部分に電球の球体部の一部を嵌入させ、更に球体部の一部によって押し出 された切り抜き片によって、他方側に収納された電球の口金を押圧保持するので 、収納した電球を安定に保持できる。 そして、2個収納された電球のうち一方の電球を取り出しても他方の電球が比 較的直径の大きい切り抜き孔によって保持されると共に、幅狭の接続部によって 連接される対となる切り抜き片が残った電球の球体部によって押されて回転し、 他方の切り抜き片によって残った電球の球体部以外の部分、例えば口金を押圧す るので、一個の場合でも電球の落下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態に係る2個入り電球の包
装用容器に電球を入れた場合の平断面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】2個入り電球の包装用容器の斜視図である。
【図4】図3における矢視A−A図である。
【符号の説明】
10 2個入り電球の包装用容器 11 球体部 12 口金 13 電球 14 電球 15 角筒容器 16 仕切り板 17 接合面 18 平面 19 平面 20 平面 21 平面 22 平面 23a 接続部 23 切り込み 24 切り込み 25 抜き片 26 抜き片 27 切り抜き孔 28 切り抜き

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側断面が長方形の角筒容器と、両端が
    前記角筒容器の対向する幅広内周面に接合されて、該角
    筒容器を縦方向に均等分割する仕切り板とを備え、薄肉
    ガラス製の球体部の一方に縮径して連接し、周囲には雄
    ねじが形成された通電用の口金を有する電球を2個互い
    違いに並べて収納する紙製の2個入り電球の包装用容器
    であって、 前記角筒容器の断面長方形の長辺の長さFは、前記電球
    の球体部の直径Dの1.5〜1.65倍、前記角筒容器
    の断面長方形の短辺の長さBは、前記電球の球体部の直
    径Dの0.90〜0.95倍となって、 しかも、前記仕切り板には、中央に配置された幅狭の接
    続部を基端とする部分円状の切り込みが背向かいに形成
    され、該切り込みによって形成された切り抜き孔に互い
    違いに並べられた前記電球の一部が嵌入すると共に、前
    記切り込みによって形成される抜き片が前記互い違いに
    並べられた前記電球の口金を押圧して収納された前記電
    球を保持することを特徴とする2個入り電球の包装用容
    器。
  2. 【請求項2】 前記仕切り板に形成された部分円状の切
    り込みの半径Rは、前記電球の直径の0.37〜0.4
    3倍となって、前記幅狭の接続部の幅は2〜8mmとな
    っている請求項1記載の2個入り電球の包装用容器。
  3. 【請求項3】 前記角筒容器の紙板及び前記仕切り板は
    展開状態では、厚みが0.3〜0.5mmの一枚の紙板
    から形成されている請求項2記載の2個入り電球の包装
    用容器。
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