JP3032281B2 - 画像符号化方法及び画像復号化方法 - Google Patents

画像符号化方法及び画像復号化方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、画像ファイリング装置や画像伝送装置等に
適用される画像データ圧縮のための画像符号化方法及び
画像復号化方法に関する。
従来の技術 従来、階調性のあるデジタル画像データのデータ圧縮
技術として、コサイン変換、アダマール変換等の直交変
換を用いた変換符号化が広く知られている。この変換符
号化は、画像をn×n画素の小さなブロックに分割し、
ブロック毎に直交変換を施して変換係数行列を求め、行
列の各成分毎に量子化レベルを決定する方法である。こ
れは、例えば特開昭63−109662号公報において示されて
いる。
発明が解決しようとする課題 ところが、2次元離散コサイン変換(DCT)を用いて
符号化を行うとき、n×n画素のブロック毎に処理を行
うため、対象とする画像が縦横(主・副走査方向)にn
の倍数のものに限られてしまう。
この点を、詳細に説明する。DCTを用いた符号化方式
のブロック図を第4図に示す。まず、入力される画像に
対してDCT変換部1で8×8画素のブロック単位でDCTを
行ってDCT係数を求める。ここに、8×8の2次元DCT変
換は、原画素をxij、変換係数をyuvとすると、次式で定
義される。
ただし、u,vは0,1,〜,7なる整数であり、C(w)は
w=0の時はC(w)=2−1/2、w=1,2,〜,7の時は
C(w)=1である。
ついで、各係数毎に大きさの異なった量子化のステッ
プサイズを設定した量子化マトリクス記憶部2中の量子
化マトリクスを用いて、量子化部3でDCT係数を線形量
子化し、量子化係数を求める。このとき、量子化マトリ
クスは、例えば第5図に示すように、人間の視覚特性に
合わせ低次の係数を細かく量子化するようになってい
る。符号量或いは復号画像品質を制御できるようにする
ため、外部から指定するスケーリングファクタ記憶部4
中のスケーリングファクタを乗算器5で量子化マトリク
スに乗じた値をステップサイズとして量子化を行う。量
子化係数は、出現頻度の高い係数は短いコードが割当て
られ、出現頻度の低い係数には長いコードが割当てられ
ることにより、全体的に符号量を少なくする方式のハフ
マン符号化がハフマン符号化部6で行われ、符号データ
が送出される。
また、復号のときには、符号化の逆の処理を行えばよ
く、ハフマン復号化、逆量子化、逆DCTの順で処理する
ことにより画像を再生できる。
ところが、このように符号化を行う場合、第6図に示
すように画像の主走査方向、副走査方向の画素数がn=
8の倍数でないと、画像の端部に斜線を施して示すよう
な余りの画素が生じ、8×8のブロックにできないもの
となる。
ちなみに、前述した公報では、このような場合のこと
は一切考慮されていない。
課題を解決するための手段 画像をn×n画素のブロックに分割し、各々のブロッ
クに対して2次元離散コサイン変換を行い、求めた係数
に対して量子化をして符号化する画像符号化方法におい
て、主走査方向、副走査方向の画素数がnの倍数でない
とき、ブロックに分割できない余りの画素に対して、一
度符号化を行ったブロックの画素を加えてn×nの画素
のブロックを形成して、符号化を行うようにした。
対応する復号化方法としては、符号をn×n画素のブ
ロック毎に逆量子化して、逆2次元離散コサイン変換を
行って復号化する画像復号化方法において、再生すべき
主走査方向、副走査方向の画素数がnの倍数でないと
き、先行した復号再生済みの画素分を加えたn×n画素
のブロックを復号し、未再生の画素分だけを画像として
再生するようにした。
作用 主・副走査方向の画像サイズがnの倍数でないため、
n×nの画素ブロックにできなかった画素については一
度符号化を行ったブロックの画素を加えてn×nの画素
ブロックを形成して符号化を行い、復号に際しては、先
行した復号再生済みの画素分を加えたn×n画素のブロ
ックを復号し、未再生の画素分だけを画像として再生す
るようにしたことにより、主・副走査方向の画像サイズ
がnの倍数でない場合であっても2次元離散コサイン変
換を用いた符号化及び復号化が可能となる。
実施例 本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。第4図ないし第6図で示した部分と同一部分は
同一符号を用いて示す。
まず、第2図により本実施例方式の概念を説明する。
第6図に示したようにn=8の倍数でなく、余りの画素
が生じた場合、8×8画素のブロックにブロック化可能
な分について一度符号化を行った後、8×8の画素にブ
ロック化できなかった画素については、第2図に斜線を
施して示すように一度符号化を行ったブロックの画素を
加えて8×8画素のブロックを形成し、符号化を行わせ
るものである。このようなブロックを復号するときは、
ブロックにできなかった画素(即ち、第6図中に斜線を
施して示す画素)のみを画像として再生することによ
り、主・副走査方向の画像サイズが8の倍数でない場合
でもDCTを用いた符号化を可能としたものである。
このような処理は第1図及び第3図に示すフローチャ
ートに従い行われる。
第1図は符号化処理を示すもので、まず、8×8画素
ブロックの符号化を主走査方向に順次行い、主走査方向
のブロックが終わったら、主走査方向に8×4画素分が
余るので、この余りの8×4画素を含んで、8×8画素
ブロック化を行い、その符号化を行う。このような走査
を順次主走査ラインブロック毎に同様に行っていく。副
走査方向のブロックが終わったら、副走査方向に4×8
画素分が余るので、この余りの4×8画素に既に符号化
処理を終えた副走査方向に先行する画素を加えて8×8
画素ブロックを形成し、主走査方向に順次符号化を行
う。この場合も、主走査方向のブロックが終了すると、
主走査方向に8×4画素分が余るので、この8×4画素
に先行する符号化済みの画素を加えて8×8画素ブロッ
クを形成し、その符号化を行う。
第3図はこのように符号化された画像を復号する処理
を示すフローチャートである。まず、符号を復号し、8
×8画素ブロックを再生する。符号化のときと同様に、
主走査方向に順に復号していくと、最後の8×4画素分
が復号されないので、先行した復号再生済みの8×4画
素分を加えた1ブロック分の8×8画素を復号し、その
内の、未再生の4×8画素分だけを画像として再生す
る。このような手順で主走査ラインブロック毎に副走査
方向に処理していく。副走査方向のブロックが終わった
ら、副走査方向に4×8画素分が再生されないので、副
走査方向に先行して復号再生済みの4ライン分の画像を
加えた1ブロック分の8×8画素を復号し、その内の、
未再生の4×8画素分だけを画像として再生する。主走
査方向のブロックが終了すると、右下の2×2画素分が
余るので、これに主・副走査方向に先行する復号再生済
みの画素を加えた1ブロック分の8×8画素を復号し、
その内の、未再生の2×2画素分だけを画像として再生
する。
発明の効果 本発明は、上述したように主・副走査方向の画像サイ
ズがnの倍数でないため、n×nの画素ブロックにでき
なかった画素については一度符号化を行ったブロックの
画素を加えてn×nの画素ブロックを形成して符号化を
行い、復号に際しては、先行した復号再生済みの画素分
を加えたn×n画素のブロックを復号し、未再生の画素
分だけを画像として再生するようにしたことにより、主
・副走査方向の画像サイズがnの倍数でない場合であっ
ても2次元離散コサイン変換を用いた符号化及び復号化
を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は符号化処理を示すフローチャート、第2図は本
実施例方式を概念的に示す説明図、第3図は復号化処理
を示すフローチャート、第4図は従来のDCT符号化方式
を示すブロック図、第5図は量子化マトリクスの説明
図、第6図はブロック化できない場合を示す説明図であ
る。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像をn×n画素のブロックに分割し、各
    々のブロックに対して2次元離散コサイン変換を行い、
    求めた係数に対して量子化をして符号化する画像符号化
    方法において、主走査方向、副走査方向の画素数がnの
    倍数でないとき、ブロックに分割できない余りの画素に
    対して、一度符号化を行ったブロックの画素を加えてn
    ×nの画素のブロックを形成して、符号化を行うように
    したことを特徴とする画像符号化方法。
  2. 【請求項2】符号をn×n画素のブロック毎に逆量子化
    して、逆2次元離散コサイン変換を行って復号化する画
    像復号化方法において、再生すべき主走査方向、副走査
    方向の画素数がnの倍数でないとき、先行した復号再生
    済みの画素分を加えたn×n画素のブロックを復号し、
    未再生の画素分だけを画像として再生するようにしたこ
    とを特徴とする画像復号化方法。
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