JP3032069B2 - マンホール蓋と受枠とのはめ合い構造 - Google Patents
マンホール蓋と受枠とのはめ合い構造Info
- Publication number
- JP3032069B2 JP3032069B2 JP4018124A JP1812492A JP3032069B2 JP 3032069 B2 JP3032069 B2 JP 3032069B2 JP 4018124 A JP4018124 A JP 4018124A JP 1812492 A JP1812492 A JP 1812492A JP 3032069 B2 JP3032069 B2 JP 3032069B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manhole cover
- receiving frame
- peripheral surface
- manhole
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
ふさぐマンホール蓋とそのマンホール蓋を支持するため
に路面等に埋設される受枠とのはめ合い構造に関するも
のである。
たマンホールの地面開口をふさぐ上面視円盤形状のマン
ホール蓋を支持する受枠がマンホールの上縁部に設置さ
れたものがある。
め込む開口部が設けられ、この開口部の内周面はマンホ
ールの下方に向かうほど内径が小さくなるようにテーパ
面とされている。
の下方に向かうほど外径が小さくなるようにテーパ面と
されている。
い構造により、マンホール蓋の外周面と受枠の内周面と
が互いに接し合うようにされてマンホール蓋が受枠に支
持されるようになっている。
の地面開口は路面に設置されることが多く、この場合の
マンホール蓋には車両等の大きな荷重がかかる。
水や泥、砂等の微粒子が侵入する。
内周面との接し合う部分は、長い間には錆や摩耗が発生
して、やがて蓋が受枠に片当りするようになり、マンホ
ール蓋にガタつきが生じるようになる。
生、通行の妨げの要因となるもので、長期にわたって防
止する必要がある。
ホール蓋のガタつきを防止することのできるマンホール
蓋と受枠とのはめ合い構造を提供することを目的として
いる。
ル蓋と受枠とのはめ合い構造は、上記の課題を解決する
ために、マンホールの開口をふさぐマンホール蓋を支持
する受枠が前記マンホール上方に設置され、該受枠には
前記マンホール蓋を上方からはめ込む開口部が設けら
れ、該開口部の内周面は前記マンホールの下方に向かう
ほど内径が小さくなるようにテーパ面とされ、かつ前記
マンホール蓋の外周面は前記マンホールの下方に向かう
ほど外径が小さくなるようにテーパ面とされ、前記マン
ホール蓋の前記外周面と前記受枠の前記内周面とがきわ
めて微少な隙間を介してはめ合うようにされたマンホー
ル蓋と受枠とのはめ合い構造において、前記受枠の前記
内周面の表面粗さを前記マンホール蓋の前記外周面の表
面粗さよりも大きくしたことを特徴としている。
泥、砂等の微粒子や塵、植物片の有機性繊維等が侵入し
て薄膜層が形成されるが、この発明に係るマンホール蓋
と受枠とのはめ合い構造によれば、前記薄膜層は受枠の
内周面の表面粗さがマンホール蓋の外周面の表面粗さよ
りも大きくされているので、表面積の大きい受枠の内周
面に貼ついて剥がれにくくなり、表面積の小さいマンホ
ール蓋の外周面からは剥がれやすくなる。
ることにより、受枠の内周面側の薄膜層表面はマンホー
ル蓋の外周面に沿ったほぼ滑らかな表面となり、マンホ
ール蓋のガタつきが防止される。
外周面に錆や摩耗が発生して隙間の間隔に変化が生じて
も、さらに侵入してくる各種の微粒子や有機性繊維等が
受枠の内周面上に存在する薄膜層の上に堆積して、薄膜
層の厚みが増すことによって空隙が埋められてマンホー
ル蓋のガタつきが防止される。
とのはめ合い構造の実施例を図面を参照しつつ説明す
る。
ホール1の開口をふさぐために路面Gに設けられるマン
ホール蓋、3はこのマンホール蓋2を支持する受枠であ
る。Wは車両等の車輪で、かなりの荷重でもってマンホ
ール蓋2及び受枠3の上を通行してゆく。
照)、円筒状に形成された主部5と、この主部5の下端
部から水平方向外側に張り出された基部6とをもってお
り、鋳造により一体に形成されている。
リブ7が放射状に(図4参照)複数立設され、天地方向
の剛性が図られている。
た調整ブロック8にボルト9を介して固定される。
ンホール1の下方に向かうほど内径が小さくなってゆく
ようにテーパ面とされている。
蓋2の外周面と接し合うようになっている。
面視円盤状を呈し、上面部には開閉用の図示省略のフッ
クを引掛ける引掛孔4が周方向に等間隔をあけて4つ設
けられている。
たってマンホール1の下方に向かうほど外径が小さくな
ってゆくようにテーパ面とされている。
周面10のテーパ角度とはほぼ一致されており、マンホ
ール蓋2を受枠3に上方からはめ込んだときに互いに接
し合うようなはめ合い構造とされている。
は受枠3に支持されるようになっている。
まれて支持されている状態を模式的に示したもので、マ
ンホール蓋2と受枠3との間には、きわめて微小ながら
隙間13が存在している。
をJIS規格100S以下で仕上げられており、その結
果表面に細かい凹凸14が形成されている。
規格20〜200Sの範囲内でマンホール蓋2の外周面
12の表面粗さよりも粗く仕上げられており、内周面1
0には外周面12の細かい凹凸14よりも平均高さの大
きい粗い凹凸15が形成されている。
受枠3の設置場所を取りまく環境に存在する各種の微粒
子や有機性繊維等の大きさを考慮して設定される。
示すように、隙間13から侵入して徐々に詰まってゆ
き、互いに結びついてやがて薄膜層16を形成する。
面粗さがマンホール蓋2の外周面12の表面粗さよりも
大きくされているので、薄膜層16との接触面積の大き
い方の受枠3の内周面10に貼ついて剥がれにくくなる
一方、薄膜層16との接触面積の小さい方のマンホール
蓋2の外周面12からは剥がれやすいものとなる。
存在していることにより、受枠3の内周面10側の薄膜
層16の表面は、マンホール蓋2の外周面12に沿った
ほぼ滑らかな表面となり、マンホール蓋2のガタつきが
防止される。
わたって使用されるもので、雨水等による錆や泥、砂等
との接触により、マンホール蓋2は外周面12側から内
側に向かって摩耗してくる。
期の隙間13の幅dは長期の使用により、図2(B)に
示すように、やがてd´まで拡大してゆくことが予想さ
れる。
種の微粒子や有機性繊維等がさらに侵入してくることに
なるが、これらの微粒子等が受枠3の内周面10上に存
在する薄膜層16の上に堆積Tして薄膜層16の厚みが
増すことによって、新たにできた空隙が埋められてマン
ホール蓋2のガタつきが防止される。
面粗さは受枠3の内周面10の表面粗さよりも細かくさ
れているので、マンホール蓋2の開閉をスムーズに行な
うことができ、薄膜層16が削り取られることは少ない
ので、薄膜層16の損傷が少なくて済む。
ル蓋2の外周面12の表面粗さをJIS規格100S以
下で仕上げ、受枠3の内周面10の表面粗さをJIS規
格20〜200Sの範囲内でマンホール蓋2の外周面1
2の表面粗さよりも粗く仕上げることとしたが、これは
隙間13に侵入しうる各種微粒子等の寸法を制限するこ
とによって前記薄膜層16を均質に、かつその表面を滑
らかにするためである。
マンホール蓋と受枠とのはめ合い構造によれば、受枠の
内周面の表面粗さをマンホール蓋の外周面の表面粗さよ
りも大きくしたので、マンホール蓋と受枠との隙間から
侵入しうる泥、砂等の微粒子や有機性繊維等により形成
される薄膜層は、表面積の大きい受枠の内周面に貼つい
て剥がれにくくなり、表面積の小さいマンホール蓋の外
周面からは剥がれやすくなる。
ることにより、受枠の内周面側の薄膜表面はマンホール
蓋の外周面に沿ったほぼ滑らかな表面となり、マンホー
ル蓋のガタつきは防止される。
外周面に錆や摩耗が発生して隙間の間隔に変化が生じて
も、さらに侵入してくる各種の微粒子や有機性繊維等が
受枠の内周面上に存在する薄膜層の上に堆積して薄膜層
の厚みが増すことによって空隙が埋められるので、長期
にわたってマンホール蓋のガタつきは防止される。
造におけるマンホール蓋と受枠とのはめ合い状態を模式
的に示す断面図である。
造の経時的変化の状態を模式的に示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】マンホールの開口をふさぐマンホール蓋を
支持する受粋が前記マンホール上方に設置され、該受枠
には前記マンホール蓋を上方からはめ込む開口部が設け
られ、該開口部の内周面は前記マンホールの下方に向か
うほど内径が小さくなるようにテーパ面とされ、かつ前
記マンホール蓋の外周面は前記マンホールの下方に向か
うほど外径が小さくなるようにテーパ面とされ、前記マ
ンホール蓋の前記外周面と前記受枠の前記内周面とがき
わめて微少な隙間を介してはめ合うようにされたマンホ
ール蓋と受枠とのはめ合い構造において、 前記受枠の前記内周面の表面粗さを前記マンホール蓋の
前記外周面の表面粗さよりも大きくしたことを特徴とす
るマンホール蓋と受枠とのはめ合い構造。 - 【請求項2】 前記受枠の前記内周面の表面粗さをJI
S規格20〜200Sとし、かつ前記マンホール蓋の前
記外周面の表面粗さをJIS規格100S以下としたこ
とを特徴とする請求項1に記載のマンホール蓋と受枠と
のはめ合い構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4018124A JP3032069B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | マンホール蓋と受枠とのはめ合い構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4018124A JP3032069B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | マンホール蓋と受枠とのはめ合い構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05214738A JPH05214738A (ja) | 1993-08-24 |
JP3032069B2 true JP3032069B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=11962857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4018124A Expired - Lifetime JP3032069B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | マンホール蓋と受枠とのはめ合い構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032069B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7800840B2 (en) | 2008-09-10 | 2010-09-21 | E-Pin Optical Industry Co., Ltd. | Convex-fresnel LED lens and LED assembly thereof |
US7980733B2 (en) | 2008-06-30 | 2011-07-19 | E-Pin Optical Industry Co., Ltd. | Aspherical LED angular lens for wide distribution patterns and LED assembly using the same |
US7993035B2 (en) | 2008-06-30 | 2011-08-09 | E-Pin Optical Industry Co., Ltd. | Aspherical LED angular lens for narrow distribution patterns and LED assembly using the same |
US8011811B2 (en) | 2008-06-30 | 2011-09-06 | E-Pin Optical Industry Co., Ltd. | Aspherical LED angular lens for central distribution patterns and LED assembly using the same |
US8042975B2 (en) | 2008-09-10 | 2011-10-25 | E-Pin Optical Industry Co., Ltd. | Plano-fresnel LED lens and LED assembly thereof |
KR102438054B1 (ko) | 2017-09-19 | 2022-08-29 | 베지 사사키 | 의복 |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP4018124A patent/JP3032069B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7980733B2 (en) | 2008-06-30 | 2011-07-19 | E-Pin Optical Industry Co., Ltd. | Aspherical LED angular lens for wide distribution patterns and LED assembly using the same |
US7993035B2 (en) | 2008-06-30 | 2011-08-09 | E-Pin Optical Industry Co., Ltd. | Aspherical LED angular lens for narrow distribution patterns and LED assembly using the same |
US8011811B2 (en) | 2008-06-30 | 2011-09-06 | E-Pin Optical Industry Co., Ltd. | Aspherical LED angular lens for central distribution patterns and LED assembly using the same |
US7800840B2 (en) | 2008-09-10 | 2010-09-21 | E-Pin Optical Industry Co., Ltd. | Convex-fresnel LED lens and LED assembly thereof |
US8042975B2 (en) | 2008-09-10 | 2011-10-25 | E-Pin Optical Industry Co., Ltd. | Plano-fresnel LED lens and LED assembly thereof |
KR102438054B1 (ko) | 2017-09-19 | 2022-08-29 | 베지 사사키 | 의복 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05214738A (ja) | 1993-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4976568A (en) | Device for raising level of manhole cover | |
US4454039A (en) | Frame and cover members for constructing apertures in road surfaces | |
US5899024A (en) | Manhole adjustment ring | |
JP3032069B2 (ja) | マンホール蓋と受枠とのはめ合い構造 | |
US4597692A (en) | Rehabilitated manhole cover | |
US20030206770A1 (en) | Manhole cover system | |
US4408421A (en) | Manhole structure | |
KR100755005B1 (ko) | 사일런트 맨홀 | |
JP3059954B2 (ja) | インサートブッシュ | |
JPH07180168A (ja) | 小型マンホールの蓋装置 | |
CN108532644A (zh) | 一种井盖 | |
US20010019059A1 (en) | Toby box | |
JP4527297B2 (ja) | 分割型マンホール用蓋カバー | |
US2613975A (en) | Manhole lid locking means | |
JPH10339381A (ja) | 弁 筐 | |
JPH0416585Y2 (ja) | ||
JP3814188B2 (ja) | 寒冷地用防護蓋の受枠構造 | |
JPH11264149A (ja) | マンホール蓋の受枠 | |
JPH0540120Y2 (ja) | ||
FR2924446A1 (fr) | Dispositif et procede de soutenement d'une bouche a clef sur une chaussee | |
EP0391827B1 (fr) | Boîtier de manoeuvre d'un tampon de regard de chaussée | |
KR101431501B1 (ko) | 내측면 부식방지띠가 장착된 맨홀틀 | |
JPH072715Y2 (ja) | 地下構造物用蓋体の開口部閉塞装置 | |
JPS6015819Y2 (ja) | 掃除口排水金具 | |
JPH0355021Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210 Year of fee payment: 9 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 10 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 10 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |