JP3032028U - 耐震性引出し装置 - Google Patents

耐震性引出し装置

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JP3032028U
JP3032028U JP1996005024U JP502496U JP3032028U JP 3032028 U JP3032028 U JP 3032028U JP 1996005024 U JP1996005024 U JP 1996005024U JP 502496 U JP502496 U JP 502496U JP 3032028 U JP3032028 U JP 3032028U
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友芳 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に開け閉めできる引出し装置であって、
それでいて、その引出し装置を備えた物品が地震時、運
搬時等に引出し開け閉め側へ傾いたり、引出し開け閉め
方向に揺れるなどしても、また、該物品近くでの子供の
悪戯があっても、引出しが物品本体から抜け出難く、そ
れだけ安全であるとともに、該物品の運搬、移動におい
て、施錠無しでも、引出しの抜け出る恐れがきわめて少
なく、それだけ安全に物品を運搬、移動できる耐震性引
出し装置を提供する。 【解決手段】 引出し11の下面及び(又は)側面に弾
性体15で付勢された係合用突出部13が設けられ、引
出し挿入部12には、引出し1が該引出し挿入部内の所
定収納位置に配置されたとき係合用突出部13が嵌入で
きる係合用凹所17が設けられている引出し装置1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、各種箪笥、鏡台、食器棚、チェスト、洗面台等の家具、什器類や各 種住宅設備物品などに設けられる引出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
引出し装置は、通常、箪笥等の物品の本体に設けた引出し挿入部と、これに対 し出入自在の引出しとから構成されており、任意に引出しを開け閉めできるよう になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の引出し装置では、その引出し装置付き物品が、地震時、 物品運搬時等において引出し開け閉め側に傾いたり、引出し開け閉め方向に揺れ る等したとき、引出しが物品本体からその自重で、或いは引出しの持つ慣性力で 自然に抜け出て、引出し内部のものが周囲に散乱し、貴重な品物が損傷するばか りか、それらが人体に当たったり、引出し自身が人体や周囲の物に当たる等して 人的、物的損傷を招くことがある。
【0004】 また、子供が箪笥等の物品を置いた部屋で遊ぶとき、その物品近くでの悪戯等 により該物品が揺れたり、子供が直接物品に触れるなどして該物品の引出しが抜 け出ることがあり、このときも、引出し内部のものが周囲に散乱し、貴重な品物 が損傷するばかりか、それらが子供に当たったり、引出し自身が子供や周囲の物 に当たる等して人的、物的損傷を招くことがある。
【0005】 引出し装置によっては施錠可能なものがあり、施錠可能な引出しについては、 予め施錠しておくことでこのような事故回避が可能であると考えられるが、たと え施錠可能な引出しでも、普段の生活においては、引出しを開け閉めするのにい ちいち解錠、施錠するのは煩わしいことから、施錠されないことが多々あり、こ のようなときに地震が発生したり、子供の悪戯等があると、前記のように人的、 物的損傷が発生し、酷いときには、抜け出た引出しが人頭を直撃する等して死を 招くことすらある。
【0006】 そこで本考案は、簡単に開け閉めできる引出し装置であって、それでいて、そ の引出し装置を備えた物品が地震時、運搬時等に引出し開け閉め側へ傾いたり、 引出し開け閉め方向に揺れるなどしても、また、該物品近くでの子供の悪戯があ っても、引出しが物品本体から抜け出難く、それだけ安全であるとともに、該物 品の運搬、移動において、施錠無しでも、引出しの抜け出る恐れが少なく、それ だけ安全に物品を運搬、移動できる耐震性引出し装置を提供することを課題とす る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決するため、一つには、 物品本体の引出し挿入部とこれに対し出入自在の引出しとを含む引出し装置に おいて、 前記引出しの下面及び(又は)側面に係合用突出部が設けられ、前記引出し挿 入部には、前記引出しが該引出し挿入部内の所定収納位置に配置されたとき前記 係合用突出部が嵌入できる係合用凹所が設けられており、前記引出しの係合用突 出部は、前記引出しの下面及び(又は)側面に形成された凹所に嵌められて球面 状を呈する一部が突出する可動体であり、該可動体は該凹所に嵌装した弾性体に より後退可能に前記突出方向に付勢されており、前記引出し挿入部の係合用凹所 は、円形孔を形成されて前記引出し挿入部の前記引出し下面を支持する引出し受 け部材及び(又は)前記引出し側面に対向する部材に固定された板体の該円形孔 により提供されている耐震性引出し装置(第1の引出し装置)を提供する。さら に、 物品本体の引出し挿入部とこれに対し出入自在の引出しとを含む引出し装置に おいて、 前記引出しの下面及び(又は)側面に係合用凹所が設けられ、前記引出し挿入 部には、前記引出しが該引出し挿入部内の所定収納位置に配置されたとき前記係 合用凹所に嵌入できる係合用突出部が設けられており、前記引出しの係合用凹所 は、円形孔を形成されて前記引出しの下面及び(又は)側面に固定された板体の 該円形孔により提供されており、前記引出し挿入部の係合用突出部は、前記引出 し下面を支持する引出し受け部材及び(又は)前記引出し側面に対向する部材に 形成された凹所に嵌められて球面状を呈する一部が突出する可動体であり、該可 動体は該凹所に嵌装した弾性体により後退可能に前記突出方向に付勢されている 耐震性引出し装置(第2の引出し装置)も提供する。
【0008】 ここに言う「物品」、換言すれば本考案引出し装置が設けられる「物品」には 、各種箪笥、鏡台、食器棚、チェスト、洗面台等の家具、什器類や各種住宅設備 物品などが含まれる。 上記本考案に係る第1の引出し装置によると、引出しは、物品本体の引出し挿 入部に入れたり出したりして開け閉めできる。
【0009】 但し、引出しを引出し挿入部に入れると、引出し挿入部の引出し受け部材及び (又は)引出し側面に対向する部材により引出しの係合用突出部の可動体が押さ れ、これが弾性体の付勢力に抗して引出し凹所の内方へ後退する。この状態で引 出しをさらに押し込むと、可動体が前記引出し受け部材等に対して摺動しつつ引 出しが引出し挿入部の奥へ入っていく。そして引出しが所定収納位置に配置され ると、可動体が弾性体の付勢力を受けて係合用凹所である引出し挿入部の板体円 形孔に嵌入するとともに、引出しが閉じられる。
【0010】 このように引出しを閉じた状態では、引出しをそのまま普通に軽く手前に引く だけでは、引出しの可動体が引出し挿入部の板体円形孔に引っ掛かり、容易には 引出すことができない。 この状態で、地震時、運搬時等に物品が引出し開け閉め側へ傾いたり、引出し 開け閉め方向に揺れる等しても、また、該物品近くでの子供の悪戯があっても、 引出しが物品本体から抜け出難く、それだけ安全であるとともに、物品の運搬、 移動において、施錠無しでも、引出しの抜け出る恐れが少なく、それだけ安全に 物品を運搬、移動できる。
【0011】 引出しを開けるときには、引出しを強めに手前に引けば、引出しの可動体が板 体円形孔の縁に押されることにより弾性体の付勢力に抗して引出し凹所の内方へ 後退し、板体円形孔から脱出して板体に乗り上げる。この状態で引出しを開ける ことができる。 上記本考案に係る第2の引出し装置においても、引出しは、物品本体の引出し 挿入部に入れたり出したりして開け閉めできる。
【0012】 但し、引出しを引出し挿入部に入れると、引出しの下面及び(又は)側面によ り引出し挿入部の係合用突出部の可動体が押され、これが弾性体の付勢力に抗し て引出し挿入部凹所の内方へ後退する。この状態で引出しをさらに押し込むと、 可動体が前記引出しの下面等に対して相対的に摺動しつつ引出しが引出し挿入部 の奥へ入っていく。そして引出しが所定収納位置に配置されると、可動体が弾性 体の付勢力を受けて係合用凹所である板体円形孔に嵌入するとともに、引出しが 閉じられる。
【0013】 このように引出しを閉じた状態では、引出しをそのまま普通に軽く手前に引く だけでは、引出し挿入部の可動体が引出しの板体円形孔に引っ掛かり、容易には 引出すことができない。 この状態で、地震時、運搬時等に物品が引出し開け閉め側へ傾いたり、引出し 開け閉め方向に揺れる等しても、また、該物品近くでの子供の悪戯があっても、 引出しが物品本体から抜け出難く、それだけ安全であるとともに、物品の運搬、 移動において、施錠無しでも、引出しの抜け出る恐れが少なく、それだけ安全に 物品を運搬、移動できる。
【0014】 引出しを開けるときには、引出しを強めに手前に引けば、引出し挿入部の可動 体が板体円形孔の縁に押されることにより弾性体の付勢力に抗して引出し挿入部 部凹所の内方へ後退し、板体円形孔から脱出して板体に乗り上げる。この状態で 引出しを開けることができる。 これら本考案に係る耐震性引出し装置は、上記のような利点を有するにもかか わらず、構造が簡単であり、それだけ製作容易で安価に提供できる。
【0015】 上記耐震性引出し装置の例を挙げると次のとおりである。 (1)前記第1又は第2の引出し装置において、前記係合用突出部である可動体 及び前記係合用凹所を提供する板体は、それぞれ木材より硬質の合成樹脂材料又 は金属材料から形成されている耐震性引出し装置。 この装置の場合、可動体及び板体は引出しを開け閉めするたびに互いに摺接す るが、これらが硬質の合成樹脂材料又は金属材料から形成されているので、衝撃 や摩擦力に充分耐えることができる。 (2)前記第1又は第2の引出し装置において、前記可動体が球体である耐震性 箪笥引出し装置。
【0016】 この装置の場合、可動体は球体であるから、適当なものを安価に入手し易い。 また、可動体の板体円形孔への嵌入及び板体円形孔からの脱出に必要以上に無理 な力を要しない。 (3)前記第1の引出し装置において、前記可動体を嵌めた引出し凹所が該引出 しの側板の下面及び(又は)側面に形成されている耐震性引出し装置。
【0017】 この装置の場合、引出しのなかでも側板は底板などの他の部位よりも厚いこと が多いので、凹所を形成し易く、耐久性も確保し易い。 (4)前記第2の引出し装置において、前記係合用凹所が前記引出しの側板の下 面及び(又は)側面に形成されている耐震性引出し装置。 この装置の場合も、引出しのなかでも側板は底板などの他の部位よりも厚いこ とが多いので、係合用凹所を形成し易く、耐久性も確保し易い。 (5)前記第1の引出し装置において、前記係合用凹所を形成するための前記円 形孔を設けた板体が、前記引出し挿入部の前記引出し下面を支持する引出し受け 部材及び(又は)前記引出し側面に対向する部材に設けた板体嵌め込み凹所に該 部材表面と該板体表面が同面位置となるように嵌め込み固定されている耐震性引 出し装置。
【0018】 この装置の場合、引出しを開け閉めするたびに可動体が前記引出し受け部材等 及び板体表面に接するが、これらが同面位置となっているのでその境界を通過す る際にもスムーズに移動できる。 (6)前記第2の引出し装置において、前記係合用凹所を形成するための前記円 形孔を設けた板体は、前記引出しの下面及び(又は)側面に設けた板体嵌め込み 凹所に該下面及び(又は)側面と該板体表面が同面位置となるように嵌め込み固 定されている耐震性引出し装置。
【0019】 この装置の場合も、引出しを開け閉めするたびに可動体が引出しの下面及び( 又は)側面及び板体表面に接するが、これらが同面位置となっているのでその境 界を通過する際にもスムーズに移動できる。
【0020】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。 図1は本考案に係る引出し装置を備えた箪笥の1例の正面図であり、引出しを 箪笥本体に納めた状態を示してある。図2は図1に示す箪笥において右側の箪笥 本体側板を取り外した状態の側面図である。図3は図2に示す箪笥において引出 しを一部引出した状態の側面図である。図4は各引出しに共通する引出し構造を 示す平面図である。
【0021】 図示の箪笥100は箪笥本体101に上から下へ順に引出し11、21、31 、41、51を備えたものである。 箪笥本体101は、木材主体の左右側板102、102に木材主体の天板10 3及び木材主体の背板104を取り付け、左右側板間に5段に引出し受け部材と して木材主体の引出し受け板121、221、321、421、521を架設し たものである。最下段の受け板521は箪笥本体101の底板を兼ねている。
【0022】 天板103と最上段の引出し受け板121との間に引出し挿入部12が形成さ れており、また、最上段と2段目の引出し受け板121、221との間に引出し 挿入部22が形成され、同様にしてそれより下段の引出し挿入部32、42、5 2が形成されている。 各引出し挿入部12、22、32、42、52に引出し11、21、31、4 1、51がそれぞれ挿入されている。
【0023】 各引出しは図4に示すように、側板a、a、前板b及び後板cを平面視四角形 に組み立てた枠体に底板dを取り付けた箱体の該前板bの前面に前表面板eを取 り付け、前表面板eには把手fを設けた基本構造のものである。 引出し11と引出し挿入部12とで箪笥引出し装置1が構成されており、同様 にして、引出し21と引出し挿入部22とで箪笥引出し装置2が、引出し31と 引出し挿入部32とで箪笥引出し装置3が、引出し41と引出し挿入部42とで 箪笥引出し装置4が、引出し51と引出し挿入部52とで箪笥引出し装置5がそ れぞれ構成されている。
【0024】 この箪笥100では、上3段の引出し装置1、2、3については本考案に係る 引出し装置であるが、下部2段の引出し装置4、5については従来どおりの引出 し装置である。 最上段の引出し装置1においては、図5に示すように引出し11の左右部分に おいて下面及び側面に係合用突出部13がそれぞれ設けられ、また図6に示すよ うに引出し挿入部12には、引出し11が引出し挿入部12内の所定収納位置に 配置されたとき係合用突出部13が嵌入できる係合用凹所17が設けられている 。
【0025】 引出し11の係合用突出部13は、図7に示すように引出し11の各側板aの 前端部における下面及び外側面に形成された凹所14に嵌められて一部が突出す る可動体であり、ここでは球体に形成されている。該可動体13は該凹所14に 嵌装したバネ15により後退可能に前記突出方向に付勢されている。16は凹所 14を塞ぐ板状のストッパであって、円形孔が形成されており、この円形孔から 球体13の一部が突出している。
【0026】 なお、この係合用突出部(球体)13は、ここでは引出し11の側板aの下面 及び側面の双方に設けてあるが、いずれか一方に設けるだけでもよい。また、側 板aに形成する必要もなく、引出し11の下面及び側面の少なくともいずれか一 方の任意箇所に設ければよい。さらに、前記可動体13は球体でなくてもよく、 一部が球面状を呈していて該球面状の一部が突出するように構成されていればよ い。
【0027】 引出し挿入部12の係合用凹所17は、円形孔を形成されて前記引出し受け部 材121及び箪笥本体側板102の内側に図示しないネジにて固定された板体1 8の該円形孔により提供されている。前記板体18は、引出し受け部材121及 び側板102に設けた板体嵌め込み凹所19に該引出し受け部材121上面及び 側板102内面と該板体18の表面が同面位置となるように嵌め込まれ、図示し ないネジにて固定されている。
【0028】 なお、前記係合用凹所17は引出し受け部材121及び側板102の双方に形 成しなくてもよく、前記係合用突出部13に応じていずれか一方に形成するだけ でもよい。 前記係合用突出部13である可動体及び前記係合用凹所17を提供する板体1 8は、それぞれ木材より硬質の合成樹脂材料又は金属材料から形成されている。
【0029】 上から2段目の箪笥引出し装置2は、前記箪笥引出し装置1に類似の構成のも のである。箪笥引出し装置1では引出し11に係合用突出部13を設け、引出し 挿入部12に係合用凹所17を設けたが、箪笥引出し装置2では、図8及び図9 に示すように、逆に引出し21に係合用凹所23を設け、引出し挿入部22に係 合用突出部26を設けている。
【0030】 引出し21の係合用凹所23は、図10に示すように、円形孔を形成されて引 出し21の各側板aの下面及び側面に固定された板体24の該円形孔により提供 されている。前記板体24は、引出し21の側板aの下面及び側面に設けた板体 嵌め込み凹所25に嵌め込まれ、図示しないネジにて固定されている。そして側 板aの下面及び側面と板体24の表面は同面位置となっている。
【0031】 なお、係合用凹所23は引出し21の側板aの下面及び側面の双方に形成しな くてもよく、いずれか一方に形成するだけでもよい。また、側板aに形成する必 要もなく、引出し21の下面及び側面の少なくともいずれか一方の任意箇所に形 成すればよい。 引出し挿入部22の係合用突出部26は、引出し21の下面を支持する引出し 受け部材221及び引出し21の側面に対向する部材(ここでは箪笥本体101 の側板)102の内側に設けられている。この係合用突出部26は、引出し受け 部材221及び側板102に形成された凹所27に嵌められて一部が突出する可 動体であり、ここでは球体に形成されている。該球体26は該凹所27に嵌装し たバネ28により後退可能に突出方向に付勢されている。29は凹所27を塞ぐ 板状のストッパであって、円形孔が形成されており、この円形孔から可動体26 の一部が突出している。
【0032】 なお、係合用突出部26は引出し受け部材221及び側板102の双方に形成 しなくてもよく、前記係合用凹所23に応じて少なくともいずれか一方に形成す るだけでもよい。また、前記可動体は球体でなくてもよく、一部が球面状を呈し ていて該球面状の一部が凹所27から突出するように構成されていればよい。 前記係合用突出部26である可動体及び前記係合用凹所23を提供する板体2 4は、それぞれ木材より硬質の合成樹脂材料又は金属材料から形成されている。
【0033】 上から3段目の箪笥引出し装置3は、箪笥引出し装置2と全く同様の構成であ る。 以上説明した最上段の箪笥引出し装置1では、引出し11を引出し挿入部12 に入れると、引出し挿入部12の引出し受け部材121及び側板102により可 動体13が押され、これがバネ15の付勢力に抗して引出し凹所14の内方へ後 退する。この状態で引出し11をさらに入れていくと、可動体13が引出し受け 部材121及び側板102に対して接しつつ引出し11が引出し挿入部12の奥 へ入っていく。そして引出し11が所定収納位置に配置されると、可動体13が バネ15の付勢力を受けて係合用凹所17である板体18の円形孔に嵌入し、か くして引出し11が閉じられる(図1及び図2に示す状態)。
【0034】 また、上から2段目の箪笥引出し装置2では、引出21を引出し挿入部22に 入れると、引出し21の側板aの下面及び側面により引出し挿入部22の可動体 26が押され、これがバネ28の付勢力に抗して引出し挿入部凹所27の内方へ 後退する。この状態で引出し21をさらに入れていくと、可動体26が引出し側 板aの下面及び側面に接しつつ引出し21が引出し挿入部22の奥へ入っていく 。そして引出し21が所定収納位置に配置されると、引出し挿入部22の可動体 26がバネ28の付勢力を受けて引出し21の、係合用凹所23である板体24 の円形孔に嵌入し、かくして引出し21が閉じられる。(同じく図1及び図2に 示す状態)。
【0035】 上から3段目の箪笥引出し装置3においても、引出し装置2と同様にして引出 し31が閉じられる。 このように引出し11、21、31を閉じた状態では、引出し11、21、3 1をそのまま普通に軽く手前に引いても、係合用突出部である可動体13、26 が係合用凹所である板体円形孔17、23に引っ掛かり、容易には引出すことが できない。
【0036】 この状態で、地震時、運搬時等に箪笥100が引出し開け閉め側へ傾いたり、 引出し開け閉め方向に揺れる等しても、また、該箪笥近くでの子供の悪戯があっ ても、引出し11、21、31が箪笥本体101から抜け出難く、それだけ安全 であるとともに、箪笥100の運搬、移動において、施錠無しでも、引出し11 、21、31の抜け出る恐れが少なく、それだけ安全に箪笥100を運搬、移動 できる。
【0037】 下部2段の従来どおりの引出し装置4、5については、地震時等において、箪 笥の振動、揺れ、傾き等に伴い一部抜け出すことができ、そのように抜け出すこ とで、それが支えとなって箪笥の前方への転倒防止に寄与できる。 また、引出しを開けるときには、最上段の箪笥引出し装置1では、引出し11 を強めに手前に引けば、引出し11の可動体13が引出し挿入部12における板 体円形孔17の縁に押されることによりバネ15の付勢力に抗して引出し凹所1 4の内方へ後退し、板体円形孔17から脱出して板体18に乗り上げる。この状 態で引出し11を開けることができる(図3に示す状態)。
【0038】 上から2段目の箪笥引出し装置2では、引出し21を強めに手前に引けば、引 出し挿入部22の可動体26が引出し21の板体円形孔23の縁に押されること によりバネ28の付勢力に抗して引出し挿入部凹所27の内方へ後退し、板体円 形孔23から脱出して板体24に乗り上げる。この状態で引出し21を開けるこ とができる(同じく図3に示す状態)。上から3段目の箪笥引出し装置3におい ても、同様にして引出し31が開けられる。
【0039】 以上説明した耐震性箪笥引出し装置1、2、3は、構造が簡単であり、それだ け製作容易で安価に提供できる。 また、前記可動体13、26及び板体18、24は、それぞれ木材より硬質の 合成樹脂材料又は金属材料から形成してあるから、可動体13、26及び板体1 8、24は引出し11、21、31を開け閉めするたびに互いに摺接するものの 、衝撃や摩擦力に充分耐えることができる。
【0040】 さらに、可動体13、26は球体であるから、適当なものを安価に入手し易い 。また、可動体13、26の板体円形孔17、23に対する嵌脱に必要以上に無 理な力を要しない。 また、可動体13を嵌めた凹所14を引出し11の他の部位より厚い側板aに 形成してあるから、また、係合用凹所23を引出し21の他の部位より厚い側板 aに形成してあるから、かかる凹所を形成し易く、耐久性も確保し易い。
【0041】 さらに、各板体18の表面を引出し受け部材121及び側板102に同面位置 となるように嵌め込み固定し、同様に、各板体24の表面を引出し12の側板a の下面及び側面に同面位置となるように嵌め込み固定してあるから、可動体13 、26がその境界を通過する際にもスムーズに移動できる。 以上説明した引出し装置1、2、3では、係合用突出部である可動体及び係合 用凹所を提供する板体を引出し11、21、31及び引出し挿入部12、22、 32の前部においてその左右部分に設けたが、左又は右部分だけに設けてもよく 、また、前部以外に設けてもよく、また左右部分以外の部分、例えば中央部に設 けてもよい。
【0042】 以上説明した箪笥100では2種類の箪笥引出し装置1及び2(3)が採用さ れているが、これらのうちいずれか1種類のみを採用することもできることは言 うまでもない。
【0043】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によると、簡単に開け閉めできる引出し装置であっ て、それでいて、その引出し装置を備えた物品が地震時、運搬時等に引出し開け 閉め側へ傾いたり、引出し開け閉め方向に揺れるなどしても、また、該物品近く での子供の悪戯があっても、引出しが物品本体から抜け出難く、それだけ安全で あるとともに、該物品の運搬、移動において、施錠無しでも、引出しの抜け出る 恐れが少なく、それだけ安全に物品を運搬、移動できる耐震性引出し装置を提供 することができる。
【提出日】平成8年7月31日
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決するため、一つには、 物品本体の引出し挿入部とこれに対し出入自在の引出しとを含む引出し装置に おいて、 前記引出しの下面及び(又は)側面に係合用突出部が設けられ、前記引出し挿 入部には、前記引出しが該引出し挿入部内の所定収納位置に配置されたとき前記 係合用突出部が嵌入できる係合用凹所が設けられており、前記引出しの係合用突 出部は、前記引出しの下面及び(又は)側面に形成された凹所に嵌められて球面 状を呈する一部が突出する可動体であり、該可動体は該凹所に嵌装した弾性体に より後退可能に突出方向に付勢されており、前記引出し挿入部の係合用凹所は、 円形孔を形成されて前記引出し挿入部の前記引出し下面を支持する引出し受け部 材及び(又は)前記引出し側面に対向する部材に固定された板体の該円形孔によ り提供されている耐震性引出し装置(第1の引出し装置)を提供する。さらに、 物品本体の引出し挿入部とこれに対し出入自在の引出しとを含む引出し装置に おいて、 前記引出しの下面及び(又は)側面に係合用凹所が設けられ、前記引出し挿入 部には、前記引出しが該引出し挿入部内の所定収納位置に配置されたとき前記係 合用凹所に嵌入できる係合用突出部が設けられており、前記引出しの係合用凹所 は、円形孔を形成されて前記引出しの下面及び(又は)側面に固定された板体の 該円形孔により提供されており、前記引出し挿入部の係合用突出部は、前記引出 し下面を支持する引出し受け部材及び(又は)前記引出し側面に対向する部材に 形成された凹所に嵌められて球面状を呈する一部が突出する可動体であり、該可 動体は該凹所に嵌装した弾性体により後退可能に突出方向に付勢されている耐震 性引出し装置(第2の引出し装置)も提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の耐震性引出し装置を備えた箪笥の1例
の正面図であり、引出しを箪笥本体に納めた状態で示し
てある。
【図2】図1に示す箪笥において右側の箪笥本体側板を
取り外した状態の側面図である。
【図3】図2に示す箪笥において引出しを一部引き出し
た状態の側面図である。
【図4】引出し構造を示す平面図である。
【図5】最上段の引出しを斜め下方からみた斜視図であ
る。
【図6】最上段の引出し挿入部を斜め上方からみた斜視
図である。
【図7】最上段の引出し装置の係合用突出部及び係合用
凹所の拡大断面図である。
【図8】上から2段目の引出しを斜め下方からみた斜視
図である。
【図9】上から2段目の引出し挿入部を斜め上方からみ
た斜視図である。
【図10】上から2段目の引出し装置の係合用突出部及
び係合用凹所の拡大断面図である。
【符号の説明】
100 箪笥 101 箪笥本体 1、2、3、4、5 引出し装置 11、21、31、41、51 引出し 12、22、32、42、52 引出し挿入部 13 係合用突出部(球体の可動体) 14 引出しに形成した凹所 15 バネ(弾性体) 16 ストッパ 17 係合用凹所(板体の円形孔) 18 板体 19 板体嵌め込み凹所 23 係合用凹所(板体の円形孔) 24 板体 25 板体嵌め込み凹所 26 係合用突出部(球体の可動体) 27 引出し挿入部に形成した凹所 28 バネ(弾性体) 29 ストッパ a 引出し側板 b 引出し前板 c 引出し後板 d 引出し底板 e 引出し前表面板
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項12
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品本体の引出し挿入部とこれに対し出入
    自在の引出しとを含む引出し装置において、 前記引出しの下面及び(又は)側面に係合用突出部が設
    けられ、前記引出し挿入部には、前記引出しが該引出し
    挿入部内の所定収納位置に配置されたとき前記係合用突
    出部が嵌入できる係合用凹所が設けられており、前記引
    出しの係合用突出部は、前記引出しの下面及び(又は)
    側面に形成された凹所に嵌められて球面状を呈する一部
    が突出する可動体であり、該可動体は該凹所に嵌装した
    弾性体により後退可能に前記突出方向に付勢されてお
    り、前記引出し挿入部の係合用凹所は、円形孔を形成さ
    れて前記引出し挿入部の前記引出し下面を支持する引出
    し受け部材及び(又は)前記引出し側面に対向する部材
    に固定された板体の該円形孔により提供されている耐震
    性引出し装置。
  2. 【請求項2】前記係合用突出部である可動体及び前記係
    合用凹所を提供する板体は、それぞれ木材より硬質の合
    成樹脂材料又は金属材料から形成されている請求項1記
    載の耐震性引出し装置。
  3. 【請求項3】前記可動体が球体である請求項1記載の耐
    震性引出し装置。
  4. 【請求項4】前記可動体を嵌めた引出し凹所は該引出し
    の側板の下面及び(又は)側面に形成されている請求項
    1記載の耐震性引出し装置。
  5. 【請求項5】前記係合用凹所を形成するための前記円形
    孔を設けた板体は、前記引出し挿入部の前記引出し下面
    を支持する引出し受け部材及び(又は)前記引出し側面
    に対向する部材に設けた板体嵌め込み凹所に該部材表面
    と該板体表面が同面位置となるように嵌め込み固定され
    ている請求項1記載の耐震性引出し装置。
  6. 【請求項6】物品本体の引出し挿入部とこれに対し出入
    自在の引出しとを含む引出し装置において、 前記引出しの下面及び(又は)側面に係合用突出部が設
    けられ、前記引出し挿入部には、前記引出しが該引出し
    挿入部内の所定収納位置に配置されたとき前記係合用突
    出部が嵌入できる係合用凹所が設けられており、前記引
    出しの係合用突出部は、前記引出しの側板の下面及び
    (又は)側面に形成された凹所に嵌められて一部が突出
    する球体であり、該球体は該凹所に嵌装した弾性体によ
    り後退可能に前記突出方向に付勢されており、前記引出
    し挿入部の係合用凹所は、円形孔を形成されて前記引出
    し挿入部の前記引出し下面を支持する引出し受け部材及
    び(又は)前記引出し側面に対向する部材に固定された
    板体の該円形孔により提供されており、該板体は、前記
    引出し受け部材及び(又は)前記引出し側面に対向する
    部材に設けた板体嵌め込み凹所に該部材表面と該板体表
    面が同面位置となるように嵌め込み固定されており、前
    記球体及び前記板体は、それぞれ木材より硬質の合成樹
    脂材料又は金属材料から形成されている耐震性引出し装
    置。
  7. 【請求項7】物品本体の引出し挿入部とこれに対し出入
    自在の引出しとを含む引出し装置において、 前記引出しの下面及び(又は)側面に係合用凹所が設け
    られ、前記引出し挿入部には、前記引出しが該引出し挿
    入部内の所定収納位置に配置されたとき前記係合用凹所
    に嵌入できる係合用突出部が設けられており、前記引出
    しの係合用凹所は、円形孔を形成されて前記引出しの下
    面及び(又は)側面に固定された板体の該円形孔により
    提供されており、前記引出し挿入部の係合用突出部は、
    前記引出し下面を支持する引出し受け部材及び(又は)
    前記引出し側面に対向する部材に形成された凹所に嵌め
    られて球面状を呈する一部が突出する可動体であり、該
    可動体は該凹所に嵌装した弾性体により後退可能に前記
    突出方向に付勢されている耐震性引出し装置。
  8. 【請求項8】前記係合用突出部である可動体及び前記係
    合用凹所を提供する板体は、それぞれ木材より硬質の合
    成樹脂材料又は金属材料から形成されている請求項7記
    載の耐震性引出し装置。
  9. 【請求項9】前記可動体が球体である請求項7記載の耐
    震性引出し装置。
  10. 【請求項10】前記係合用凹所は前記引出しの側板の下
    面及び(又は)側面に形成されている請求項7記載の耐
    震性引出し装置。
  11. 【請求項11】前記係合用凹所を形成するための前記円
    形孔を設けた板体は、前記引出しの下面及び(又は)側
    面に設けた板体嵌め込み凹所に該下面及び(又は)側面
    と該板体表面が同面位置となるように嵌め込み固定され
    ている請求項7記載の耐震性引出し装置。
  12. 【請求項12】物品本体の引出し挿入部とこれに対し出
    入自在の引出しとを含む引出し装置において、 前記引出しの下面及び(又は)側面に係合用凹所が設け
    られ、前記引出し挿入部には、前記引出しが該引出し挿
    入部内の所定収納位置に配置されたとき前記係合用凹所
    に嵌入できる係合用突出部が設けられており、前記引出
    しの係合用凹所は、円形孔を形成されて前記引出しの側
    板の下面及び(又は)側面に固定された板体の該円形孔
    により提供されており、前記引出し挿入部の係合用突出
    部は、前記引出し下面を支持する引出し受け部材及び
    (又は)前記引出し側面に対向する部材に形成された凹
    所に嵌められた球体であり、該球体は該凹所に嵌装した
    弾性体により後退可能に前記突出方向に付勢されてお
    り、前記板体は、前記引出し側板の下面及び(又は)側
    面に設けた板体嵌め込み凹所に該下面及び(又は)側面
    と該板体表面が同面位置となるように嵌め込み固定され
    ており、前記球体及び前記板体は、それぞれ木材より硬
    質の合成樹脂材料又は金属材料から形成されている耐震
    性引出し装置。
JP1996005024U 1996-06-04 1996-06-04 耐震性引出し装置 Expired - Lifetime JP3032028U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101311594B1 (ko) 2011-08-03 2013-09-26 주식회사 선일 금고

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