JP3031957U - 魚肉及び畜肉シートによるフライ様食品 - Google Patents
魚肉及び畜肉シートによるフライ様食品Info
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- JP3031957U JP3031957U JP1996002674U JP267496U JP3031957U JP 3031957 U JP3031957 U JP 3031957U JP 1996002674 U JP1996002674 U JP 1996002674U JP 267496 U JP267496 U JP 267496U JP 3031957 U JP3031957 U JP 3031957U
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- JP
- Japan
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- food
- sheet
- fry
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- meat
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 油で揚げるのではなく、適度の油分を含ませ
た低カロリーで特に老人や幼児にも食べ易いフライ様食
品を市販に供することを目的とする。 【解決手段】 魚肉や畜肉を主原料とした薄板状シート
を作成し、これを素材として油で揚げることなく適度の
油分即ち重量比3〜20%の油分で且つ巾及び肉厚寸法
が凡そ0.25mm〜3mm、長さが凡そ3cm〜13
cmとなした食べ易い細巾の糸状片のフライ様食品であ
る。
た低カロリーで特に老人や幼児にも食べ易いフライ様食
品を市販に供することを目的とする。 【解決手段】 魚肉や畜肉を主原料とした薄板状シート
を作成し、これを素材として油で揚げることなく適度の
油分即ち重量比3〜20%の油分で且つ巾及び肉厚寸法
が凡そ0.25mm〜3mm、長さが凡そ3cm〜13
cmとなした食べ易い細巾の糸状片のフライ様食品であ
る。
Description
【0001】
本考案は魚肉及び畜肉シートを使用したフライ様食品である。
【0002】
魚肉及び畜肉を主原料としたシート食品を作成し、このシートをそのまま或は バッター液及び又はパン粉をつけて油で揚げたフライ食品は市販に供されている 。
【0003】
油で揚げる従来のフライ食品は油分のコントロールが難しく低カロリーの食品 となすことが困難であるが、本考案は油で揚げるのではなく、適当量の油を含ま せることにより油の旨味を賦与し、低カロリーで且つ食品素材や調味料などによ り効果的に味の賦与をしたフライ様食品を市販に供せんとするものである。
【0004】
本考案は、魚肉や畜肉を主原料とする薄板状シートを作成し、これを素材とし て油で揚げることなくして適度の油分を備えた低カロリーの食べ易いフライ様食 品となすのであり、即ち前者では薄板状シートを截断機で巾及び肉厚寸法凡そ0 .25mm〜3mm、長さ寸法凡そ3cm〜13cmとなる細巾の糸状片に截断 し、これら糸状片に重量比で凡そ3〜20%の食用油分を噴霧しながら混合し、 あと適宜食品素材や調味料などを添加するのであり、後者では該シートを食用油 に浸漬したのちローラ間を通過させるなどしてシート内油分を重量比で凡そ3〜 20%となしこれを200℃前後で加熱焙焼して膨化させたのち截断機に掛けて 巾及び肉厚寸法凡そ0.25mm〜3mm、長さ3cmm〜13cmとなる糸状 片に截断する。
【0005】
【考案の実施の形態】 図1は本考案の製造状態図を示すものであって、1は既存の方法で製造された 薄板状の魚肉を主原料としたシート製品である。該製品は魚肉シートを成型、乾 燥、膨化して大きさ縦10cm、横45cm、肉厚1mmとなしたものである。 図2は上記を截断機に掛けて巾1mm、長さ10cmに截断し、細巾の糸状片 2となさしめたものである。
【0006】 本考案は、上記細巾の糸状片2に対し食用油を重量比で凡そ10%程度噴霧し ながら混合して、油を含浸させると共に微粉のイカパウダーや適宜調味料を添加 して目的とするイカ様フライ食品となさしめるものである。
【0007】 上記は、魚肉シートをベースとなしたものであるが、本考案は畜肉を原料とし た畜肉シートを使用しても良い。即ち図3は畜肉を主原料として既存の方法で製 造した薄板状のシート製品1’で前例同様大きさ縦10cm、横45cm、肉厚 1mmに成型、乾燥させたものである。
【0008】 本考案では、該シート製品1’を食用油槽に浸漬したのち挟圧ローラ間を通過 させて余分な油を除去する。しかして、表面を200℃前後で加熱焙焼して膨化 させることにより硬質化させると共に内部へ適量の油分(約5%程度)が含まれ るようになし、あと截断機に掛けて巾1mm、長さ10cmに截断し、細巾の糸 状片2’となさしめる。 しかるのち、これら糸状片2’に対し上方から香辛料や調味料をふりかけなが ら良く混合して、表面に香辛料や調味料などの付着されたフライ様食品とする。 図4は、その製品図である。
【0009】 本考案品は、細巾の糸状片となして、つまんでしなりのある食べ易い製品とな すのであり、その巾及び肉厚寸法は通常凡そ0.25mm〜3mm、長さは凡そ 3cm〜13cmの範囲となされる。なお、油分は低カロリー食品となすために 凡そ3〜20%の範囲とするのであり、油分が少なければ少ないほど低カロリー となるが、2%以下では油の旨味が表面に出ないことから好ましくなく、また3 0%以上では油の味が表面に出すぎるものとなるのであり、最も好ましい範囲は 5〜15%である。
【0010】
本考案は、以上の通り魚肉や畜肉シートを使用するものであって、これに対し 適当な油分をコントロールしながら含ませることができるのであり、即ち油で揚 げたりすることがないことから、油分のコントロールが容易で最低の油分の旨味 を失わない低カロリーの食品を市販に供することができるものとなる。 また、細巾で糸状となした長さ3cm〜13cm程度に截断したものであるこ とから、つまんで適当なしなりを持つ非常に食べ易いものであり、老人や幼児に も大変喜んで食べれるものである。
【図1】本考案品を製造する魚肉シートの斜視図であ
る。
る。
【図2】図1を截断機で截断し細巾の糸状片となした斜
視図である。
視図である。
【図3】畜肉シートの斜視図である。
【図4】上記を截断して得られる製品図である。
1 魚肉シート 1’ 畜肉シート 2 魚肉シートによるフライ様食品 2’ 畜肉シートによるフライ様食品
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (4)
- 【請求項1】 魚肉を主原料とする薄板状シートを作成
し、截断機で巾及び肉厚寸法凡そ0.25mm〜3m
m、長さ寸法凡そ3cm〜13cmとなる細巾の糸状片
に截断し、これら糸状片に重量比で凡そ3〜20%の食
用油分を噴霧しながら混合し、且つ適宜食品素材や調味
料を添加したことを特徴とするフライ様食品。 - 【請求項2】 添加する食品素材を微粉のイカパウダー
となしたことを特徴とする請求項1記載のフライ様食
品。 - 【請求項3】 畜肉を主原料とする薄板状シートを作成
し、該シートを食用油に浸漬したのちローラ間を通過さ
せるなどして重量比で凡そ3〜20%の油分となし、2
00℃前後で加熱焙焼して膨化させたのち、截断機に掛
けて巾及び肉厚寸法凡そ0.25mm〜3mm、長さ寸
法凡そ3cm〜13cmとなる細巾の糸状片に截断した
ことを特徴とするフライ様食品。 - 【請求項4】 請求項3記載の糸状片に適宜調味料を添
加したことを特徴とするフライ様食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002674U JP3031957U (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 魚肉及び畜肉シートによるフライ様食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002674U JP3031957U (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 魚肉及び畜肉シートによるフライ様食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3031957U true JP3031957U (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=43166888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996002674U Expired - Lifetime JP3031957U (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 魚肉及び畜肉シートによるフライ様食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3031957U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210117558A (ko) * | 2020-03-19 | 2021-09-29 | 씨제이제일제당 (주) | 어포 및 이의 제조방법 |
-
1996
- 1996-03-12 JP JP1996002674U patent/JP3031957U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210117558A (ko) * | 2020-03-19 | 2021-09-29 | 씨제이제일제당 (주) | 어포 및 이의 제조방법 |
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