JP3031071B2 - エンジン制御装置 - Google Patents

エンジン制御装置

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JP3031071B2
JP3031071B2 JP20877192A JP20877192A JP3031071B2 JP 3031071 B2 JP3031071 B2 JP 3031071B2 JP 20877192 A JP20877192 A JP 20877192A JP 20877192 A JP20877192 A JP 20877192A JP 3031071 B2 JP3031071 B2 JP 3031071B2
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knocking
ignition timing
engine
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calculating
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伸夫 栗原
昌美 兼安
耕司 北野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノッキング検出手段を
備えたエンジン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンにノッキングが発生すると特有
の共鳴周波数成分を持った振動が発生する。ノッキング
の発生の有無の検出は、振動センサによって検出される
エンジン振動から、ノッキングの発生による振動とノッ
キング以外で生ずるバックグランド振動とを分離判別す
ることによってなされる。すなわち、従来のノッキング
検出装置は、例えば特開昭58−45520 号公報に記載のよ
うに、エンジン振動から、8〜15KHzの範囲のなか
の特定の1又は2の共鳴周波数成分をあらかじめ定め、
その周波数に同調したバンドパスフィルターを用いて分
離し、所定レベルより大きくなったか否かの判定により
ノッキングの発生の有無を判定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、振動
センサの出力に含まれる特定の周波数成分のみを用いて
ノッキングの発生の有無の判定をしているために、バッ
クグランド振動が大きくなる高負荷高速運転時にバック
グランド振動の変動がノッキング発生による振動よりも
大きくなってしまう。このために、振動センサの出力か
らノッキング発生による振動とバックグランド振動とを
分離できなくなりノッキングの発生の有無の判定ができ
なかった。
【0004】
【0005】
【0006】さらにまた、上記従来技術は、ノッキング
センサの共振周波数が13KHz程度に設定されていた
ために、13KHz付近の共鳴周波数成分を分離して用
いることが困難であり、ノッキングの発生の有無の判定
に用いることができなかった。このため、高負荷高速運
転時でバックグランド振動が小さくなる比較的に高い2
0KHz程度までの周波数帯域を、ノッキングの発生の
有無の判定に用いることができなかった。このため、高
負荷高速運転時でノッキングの発生の有無の判定ができ
なかった。
【0007】
【0008】さらにまた、上記従来技術は、点火時期の
演算のためにノッキングの発生の有無の判定をする判定
手段が高負荷高速運転時に、ノッキング判定ができなか
った。このため、高負荷高速運転時に点火時期をノッキ
ングが絶対に発生しないような領域にまで遅角した制御
せざるを得なく、エンジン出力及び燃料効率を向上でき
なかった
【0009】さらにまた、上記従来技術は、点火時期の
演算のためにノッキングの発生の有無の判定をする判定
手段がアナログ回路によって構成されていたために、F
FT(Fast Fourier Transform)のような複雑な演算処
理をリアルタイムで実行できなかった。このため振動セ
ンサに含まれる情報を充分に活用できず、高精度のノッ
キング発生の有無の判定ができず、エンジン出力及び燃
料効率が最適となるように点火時期を制御できなかっ
た。
【0010】本発明の目的は高負荷高速運転時にエンジ
ン出力及び燃料効率を向上できるエンジン制御装置を提
供することにある。また、本発明の他の目的は、振動セ
ンサに含まれる情報を有効に活用でき、エンジン出力及
び燃料効率が最適となる点火時期の制御ができるエンジ
ン制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、エンジンの状態を検出する手段と、その
検出された運転状態から点火時期を演算する手段と、そ
の演算された点火時期から点火時期制御を行う手段と、
ノッキングを検出する手段とを備え、前記ノッキング検
出手段によってノッキングが検出された時に前記点火時
期制御を行う手段によって点火時期を遅角させるように
したエンジン制御装置であって、前記ノッキング検出手
段は、エンジンの振動あるいはシリンダ内圧振動を検出
する振動センサと、前記振動センサの出力から複数の共
鳴周波数成分を求め、該複数の共鳴周波数成分の少なく
とも2つの共鳴周波数成分に基づいてノッキング指標を
作り、そのノッキング指標とノッキングを判定するため
の所定値とを比較することによってノッキングの有無を
判定する判定手段を備えたことを特徴とする。また、本
発明は、ノッキング検出装置と、前記ノッキング検出装
置の出力に基づいて点火時期の補正値を演算する補正演
算手段と、エンジンの運転状態に基づいて基本点火時期
を演算する基本点火時期演算手段と、前記補正値と前記
基本点火時期に基づいて点火時期を演算する点火時期演
算手段とを備え、前記ノッキング検出装置は、エンジン
の振動あるいはシリンダ内圧振動を検出する振動センサ
と、前記振動センサの出力から複数の共鳴周波数成分を
求め、該複数の共鳴周波数成分の少なくとも2つの共鳴
周波数成分に基づいてノッキング指標を作り、そのノッ
キング指標とノッキングを判定するための所定値とを比
較することによってノッキングの有無を判定する判定手
段とを備えたことを特徴とする。さらに、本発明は、エ
ンジンの状態を検出する手段と、その検出された運転状
態から点火時期を演算する手段と、その演算された点火
時期から点火時期制御を行う手段と、ノッキングを検出
する手段とを備え、前記ノッキング検出手段によってノ
ッキングが検出された時に前記点火時期制御を行う手段
によって点火時期を遅角させるようにしたエンジン制御
装置であって、前記ノッキング検出手段は、エンジンの
振動あるいはシリンダ内圧を検出する振動センサと、前
記振動センサの出力をA/D変換してディジタル周波数
分析を行い、複数の周波数成分を求め、その求められた
複数の周波数成分からノッキング判定指標を作るための
複数の周波数成分を選択 し、その選択された複数の周波
数成分によりノッキング指標を作り、そのノッキング指
標に基づいてノッキングの有無を判定する手段を備えた
ことを特徴とする。さらに、本発明は、ノッキング検出
装置と、前記ノッキング検出装置の出力に基づいて点火
時期の補正値を演算する補正演算手段と、エンジンの運
転状態に基づいて基本点火時期を演算する基本点火時期
演算手段と、前記補正値と前記基本点火時期に基づいて
点火時期を演算する点火時期演算手段とを備え、前記ノ
ッキング検出装置は、エンジンの振動あるいはシリンダ
内圧を検出する振動センサと、前記振動センサの出力を
A/D変換してディジタル周波数分析を行い、複数の周
波数成分を求め、その求められた複数の周波数成分から
ノッキング判定指標を作るための複数の周波数成分を選
択し、その選択された複数の周波数成分によりノッキン
グ指標を作り、そのノッキング指標に基づいてノッキン
グの有無を判定する手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】ィジタル周波数分析によって振動センサの出
力に含まれる少なくとも2つの共鳴周波数成分を求め、
ノッキング発生の有無の判定をする。それによって、振
動センサに含まれる少なくとも2つの共振周波数成分か
ら複合的にノッキング発生の有無の判定ができるので、
バックグランド振動が大きくなる高負荷高速運転時で
も、ノッキングの発生による振動とバックグランド振動
の分離判別ができ、ノッキング発生の有無の判定ができ
る。
【0017】動センサの出力のディジタル値を第1の
クランク角から第2のクランク角まで所定時間間隔でサ
ンプリングしメモリに記憶し、記憶内容に基づいて周波
数成分を解析し、周波数成分によりノッキングの発生の
有無の判定をする。それによって、振動センサの出力に
含まれる任意の周波数成分を得ることができ、エンジン
の運転状態に応じた最もノッキングの発生による振動が
顕著に表われる周波数成分を用いてノッキングの発生の
有無の判定ができるため、エンジンの全ての運転状態で
微弱なノッキングの発生の有無の判定ができる。
【0018】KHzから18KHzの範囲でエンジン
振動をほぼ一様に検出し、この検出に基づいてノッキン
グの発生の有無の判定をする。それによって、高負荷高
速運転時のようなバックグランド振動が小さくなる周波
数域でノッキング発生の有無の判定ができるので、高速
高負荷運転時でもノッキング発生の有無の判定ができ
る。
【0019】動センサの出力をディジタル信号に変
え、このディジタル信号を用いて他の振動とノッキング
に基づく振動とをディジタル処理で分離判別することに
よりノッキング発生の有無を判定し、この判定により点
火時期の制御をする。このように、ディジタル処理によ
る分離判別ができるので、高負荷高速時でも確実なノッ
キング発生の有無の判定ができ、点火時期の進角及び遅
角の制御ができ、エンジン出力及び燃料効率を向上でき
る。
【0020】動センサのディジタル値に基づいて第1
のマイクロコンピュータが第1の記憶手段のプログラム
に従ってノッキング発生有無の判定をし、このノッキン
グの発生の有無に基づいて、第2のマイクロコンピュー
タが第3の記憶手段のプログラムに従って点火時期の演
算をする。これによって、第1のマイクロコンピュータ
はプログラムに従って複雑な処理を、しかもリアルタイ
ムでできるので、振動センサに含まれる情報と有効に活
用でき、エンジン出力及び燃料効率とが最適となるよう
に点火時期制御ができる。
【0021】
【実施例】まず始めに、本発明におけるノッキングの発
生の有無の判定の原理について説明する。エンジンの振
動には多くの振動成分が含まれている。例えば、ピスト
ンの摩擦,クランク軸の回転,弁の作動などによる振動
成分などである。さらに、これらの振動成分はエンジン
状態によって変化する。
【0022】エンジンにノッキングが発生すると、ノッ
キングに特有な振動が発生する。ノッキングの発生の有
無の判定は、振動センサが検出するエンジンの全体の振
動からノッキングに特有な振動を分離することによって
なされる。
【0023】図11(a)及び(b)は、ノッキングが
発生していない時の振動センサの出力及び、振動センサ
の出力の周波数成分の解析結果を表わした図である。一
方、図11(c)及び(d)は、ノッキングが発生した
時の振動センサの出力及び振動センサの出力の周波数成
分の解析結果を表わした図である。
【0024】表1に示すように、シリンダの方向の次
数をn,方向の次数をmとしたときの共鳴振動モード
をρnmとすると、それに対応した共鳴周波数fnmが存在
する。
【0025】また、図11の(b)と(d)を比較すれ
ば分かるように、ノッキングが発生している場合は、ノ
ッキングが発生していない場合に比して、各々の共鳴周
波数成分が大きくなっている。
【0026】
【表1】
【0027】図12を用いて、ノッキング判定指標を用
いたノッキング発生の有無の判定について説明する。な
お、原理動作の説明のために、共鳴周波数f10(6.3K
Hz)とf01(13.0KHz)の周波数成分を用いて説明
する。しかしながら、これに拘束されるものではなく、
任意の2以上の共鳴周波数成分を用いてノッキング発生
の有無の判定ができる。
【0028】振動センサはノッキング発生による振動と
バックグランド振動を含んだ振動を合成して検出する。
したがって、ノッキング判定指標Iは、ノッキングが発
生していないときはバックグランド振動で定められる指
標Ib となり、ノッキングが発生したときはバックグラ
ンド振動Ib とノッキングの発生による振動Ik を含ん
で定められる指標Iとなる。
【0029】上記ノッキング判定指標Iを主要な共鳴周
波数成分を用いて数式化すると下式となる。
【0030】 I=ω10P(f10)+ω20P(f20)+ω01P(f01) +ω30P(f30)+ω11P(f11) …(1) ここで、ωはエンジン回転数で定まる実数値をとる。ま
た、1か0かの2値をとることもできる。Pは各共鳴周
波数成分の振動強度(パワースペクトル)である。
【0031】図12に示すようにバックグランド振動の
共鳴周波数成分によって示されるノック判定指標Ib
ノッキングの発生による振動の共鳴周波数成分によって
示される指標Ik は方向と大きさを異にしている。これ
は人間による聴覚試験でも明らかなように、ノック無の
場合のエンジン音に対しノック有の場合は例えばカリカ
リ等という音で聴き分けられるものであり、ノック有り
無しによって音色が異なるためである。
【0032】バックグランド振動にノッキングの発生に
よる振動が加わってくると、振動センサに含まれる
01,f10成分によるノック判定指標Iは図12(a)
の場合ではノック判定閾値I01を下回る領域に入り、ま
た同図(b)で閾値I02の外側に出ることによりノッキ
ング発生の有りを判定することができる。
【0033】なお、本明細書において、(1)式の右辺
の5つの項に限らず、振動センサの出力に含まれる複数
の共鳴周波数成分を複合的に用いたものをすべてノッキ
ング判定指標と定義する。
【0034】このように、ノッキング判定指標を用いる
とバックグランド振動に対してノッキングの発生による
特有な周波数成分の構成が考慮されるので、バックグラ
ンド振動が大きくなってもノッキング発生の有無が判定
できる。
【0035】また、本発明はエンジンの燃焼実験から得
られた以下に説明する知見に基づいている。すなわち、
第1は、ノッキング発生の共鳴振動はエンジンの型式
などによって定まる固有のものである。第2は、ノッキ
ングが発生すると各共鳴振動数の成分はそれぞれの強度
(パワースペクトル)を持つが、ノッキングにより発生
するエネルギーはこの強度(パワースペクトル)の総和
として把えられることも可能である。そして、第3は図
13に示すように燃焼サイクル毎に変動するエネルギー
及び共鳴振動数の成分の頻度分布は、ノッキングにより
発生するエネルギーに対して、非心分布で観測される。
【0036】ノッキングの発生の有無の判定の原理に続
き、具体的な構成について説明する。図1はシステム構
成図である。空気はエアクリーナ1の入口部より入り、
ダクト3,絞弁を有するスロットルボデイ5,吸気管6
を通りエンジン7のシリンダ内に吸入される。吸入空気
量はダクト3に設けられた熱線式空気流量計2によって
検出され、検出信号はコントロールユニット9に入力さ
れる。
【0037】一方、燃料は図示していない燃料タンクか
らインジェクタ16を経て噴射され、吸入通路内で吸入
空気と混合されエンジン7のシリンダ内に供給される。
混合気はエンジン7で圧縮され、点火プラグ15により
着火され爆発後に排気管8から排出される。排気管8に
は排気センサ11が設けられており、検出信号はコント
ロールユニット9に入力される。
【0038】点火コイル13で発生した高電圧は分配器
14によって各気筒に分配され、点火プラグ15に供給
される。エンジンの回転状態はクランク角センサ12に
よって検出され、クランク角センサ12は1回転毎の絶
対位置を示すRef信号および当該絶対位置からの所定
角度移動した位置を示すPOS信号を出力する。Ref信
号及びPOS信号はコントロールユニット9に入力され
る。エンジン7には振動を検出する振動センサ151が
取りつけてあり、検出信号はコントロールユニット9に
入力される。
【0039】コントロールユニット9は各センサからの
信号に基づいて燃料供給量及び点火時期等を演算し、イ
ンジェクタ16及び点火コイル13に制御信号を出力す
る。図2は、コントロールユニット9の詳細を示す図で
ある。コントロールニット9はCPU20,A/D変換
器21,ROM22,入力I/O23,RAM24,DP
RAM25 ,出力I/Oの26およびバス37で構成される
制御用ブロック34、及び、CPU29,ポート27,
タイミング回路28,A/D変換器30,ROM31,
RAM32,クロック33,オペレーショナル回路3
8、およびバス36で構成されるノッキング検出用のブ
ロック35に分けられる。ここで、CPU20,CPU
29のデータの交換はデュアルポートRAMであるDPRA
M25を通じてなされる。
【0040】熱線式流量計2によって検出された吸入空
気量Qa はA/D変換器21によってデイジタル値に変
換され、CPU20に取りこまれる。またクランク角セ
ンサ12によって検出されるRef信号及びPOS信号は
入力I/O23を通じてCPU20に取り込まれる。C
PU20はROM22に保持しているプログラムに従っ
て演算処理し、演算結果は出力I/O26から燃料噴射
量を意味する燃料噴射時間信号Ti ,点火時期信号θ
ign としての各々のアクチュエータに伝えられる。演算
処理中の必要なデータ保持はRAM24によってなされ
る。
【0041】一方、タイミング回路28は、オペレーシ
ョン回路38が上死点(Top DeadCenter)を示すTDC
信号を発生すると、CPU20がポート27に入力した
内容に従って、クロック33の発生する周期信号を分周
してサンプリング信号を発生する。サンプリング信号が
発生すると、A/D変換器30は振動センサ15の出力
信号をディジタル値に変換する。
【0042】ノッキングを検出するための振動センサ
は、従来のものは図3(a)に示すように13KHz付
近で共振するが、本実施例では少なくとも18〜20K
Hzまでの共鳴周波数成分を得るために、図3(b)に
示すような18KHz以上で共振するものを用いる。
【0043】CPU29はROM31に保持しているプ
ログラムに従いサンプリングされたデイジタル値をRA
M32に格納すると共に、格納したデータに基づいて周
波数分析し、ノッキングの発生の有無の判定をする。ノ
ッキングの発生の有無の判定結果はDPRAM25 を介してC
PU20に伝えられる。
【0044】CPU20は点火時期の演算動作を毎点火
サイクルについて図4のフローチャートを用いて説明す
る。このフローチャートの動作は一定時間周期、例えば
10msec毎に起動される。ステップ201で、RAM2
4内に設定された所定のレジスタからエンジン回転数N
及び吸入空気量Qを読みこむ。ステップ202で、単位
回転数あたりの吸入空気量Q/Nを演算しさらにQ/N
から燃料噴射時間幅Tiをもとめ、燃料供給のためにR
OM22内に保持している図8に示すような基本点火時
期マップからステップ202で基本点火時期θ base を求
め、以後のステップにおいて用いる点火時期θ adv とし
て、ここで求めた基本点火時期θ base の値を用いる。
テップ203で、後述する図10のフローチャートによ
り判定したノックフラグ(knock flag)の内容によって
ノッキングの発生の有無の判定をする。ノッキングが発
生していれば、ステップ213で点火時期θadv から所
定の遅角量Δθret を減算する。なお、この減算によっ
て点火時期が遅角(リタード)される。ステップ214
で、RAM24中にあり、ノッキング発生により、遅角
させた点火時期を所定の回数例えば50と比較すること
(ステップ205)でリカバーするペースを決定する。
ウントデータAが50より大きくなっていれば、ステッ
プ207でカウントデータAを初期化してステップ20
8に進む。
【0045】ここで、ステップ213における遅角量Δ
θret の演算は、高速回転時における急激なノッキング
の発生をおさえるため、図6のフローチャートに示すよ
うにリタード量Δθret を回転数に基づいて可変とする
場合について説明する。すなわち、ステップ203でノ
ッキング発生していれば、ステップ231でエンジン回
転数Nが所定の回転数N2 より大きいか否かを判断す
る。所定の回転数N2 より小さい場合は、ステップ23
2で、所定の遅角量Δθret1 を遅角値Δθret とす
る。また、所定の回転数N2 より大きい場合はステップ
233でΔθret1より大きなΔθret2を遅角量Δ
θretとすることによりノッキングを抑える適切な遅角
量とすることが可能である。
【0046】ステップ203でノッキングが発生してい
なければ、ステップ204で、カウントデータAを1つ
カウントアップする。カウントデータAはノッキング発
生により遅角された点火時期θadv を進角量Δθadv
けリカバーする時間になったかを判定するために用いら
れる。ステップ205で、カウントデータAが所定値5
0に等くなったかを判断する。この図4に示すフローは
10msec毎に起動されるので、カウントデータAが50
に等しくなるときは、カウントデータAが初期化されて
から0.5秒が経過したときであり、0.5秒経過毎にリ
カバーされる。ステップ205で、カウントデータAが
50以下であればステップ206に進む。ステップ20
6で、点火時期θadv に所定の進角量Δθadv 加算す
る。この加算により点火時期がリカバーされることにな
る。
【0047】また、ステップ206において適切な進角
変更量とし、急激なノッキングの発生をおさえる為、図
5のフローチャートに示すように、進角量Δθadv を回
転数に応じて可変としてもよい。すなわち、ステップ2
05でA=50となった場合は、ステップ221でエン
ジン回転数が所定の回転数N1 よりも大きいか否かの判
断がなされる。所定の回転数N1 よりも大きい場合に
は、ステップ222で所定の進角量Δθadv1 を進角値
Δθadv とする。所定の回転N1 よりも大きくない場
合、ステップ223で、Δθadv1 よりも小さい進角量
Δθadv2 を進角値Δθadv として少しずつ進角の変更
をする。
【0048】この為、急激な進角変更によるノッキング
の発生は防ぐことができる。
【0049】このようにしてステップ208で基本点火
時期θbaseに上記のごとくして求めた点火時期θadv
加えることにより点火時期θignを演算する。ステップ
209で、エンジン回転数N及び単位回転数あたりの吸
入空気量Q/Nに応じて、最大進角値θres を求める。
最大進角値θres はROM31内に格納されている最大
進角値マップから読みだすことによってなされる。ステ
ップ210で点火時期θign が最大進角値θres を超え
たかを判断する。超えていなければステップ212に進
む。最大進角値θres を超えていると、進角しすぎてい
るので、ステップ211で最大進角値θres を点火時期
θign とする。
【0050】又、ここで、202のステップを実行する
前に図7のフローチャート図に示すように、回転数N,
吸入空気量Qを取りこんだ後に、振動センサの出力に基
づいて、振動センサの異常を判断することにより、振動
センサの信頼性を向上する場合について説明する。な
お、振動センサが異常であれば異常の処理をする。
【0051】ステップ201で回転数N及び吸入空気量
Qを取り込んだ後に、ステップ231でエンジン回転数N
が所定の回転数N3 より大きいか否かの判定をする。所
定の回転数N3 より小さければ、振動センサの出力が異
常検出できるほど大きくなっていないのでステップ20
2に進む。
【0052】ステップ231でエンジン回転数が所定の
回転数N3 よりも大きければ、ステップ232で振動セ
ンサが所定レベルKより大きいかを判定する。大きけれ
ば、振動センサは正常であると判断しステップ202に
進む。振動センサの出力が所定レベルより小さければ振
動センサは異常であると判断し、ステップ234で振動
センサの異常時のための点火時期を求める。ステップ2
34では回転数N及び単位回転あたりの吸入空気量に応
じた異常時の点火時期θirr をROM22内に格納され
ているマップから検索する。なお、検索された異常時点
火時期θirr は基本点火時期のマップに格納されている
値より充分遅角した値であり、ノッキングが発生しない
ようなものとなる。ステップ235で、θirr を基本点
火時期θbaseとし、ノッキング検出による点火時期の演
算をすることなくフローを終了する。
【0053】以上説明したごとく点火時期θign が設定
された後に、ステップ212でエンジン状態に応じて、
デイレイ時間td ,サンプリング点数ns ,分周比ts
をポート27に出力する。ステップ213でエンジン状
態に応じて主比較共鳴周波数fをDPRAM25 にセットしフ
ローを終了する。
【0054】なお、分周比ts によって振動センサの出
力のデイジタル値のサンプリング周期が決まり、サンプ
リング点数ns によってサンプリング点数が決まる。
【0055】なお、サンプリング点数を32とし、サン
プリング周期25μsec,26.4μsec 及び25.9μs
ecとした場合のDMRAM25 にセットし解析できる周波数成
分を表2に示す。
【0056】本表中の*を付す周波数のように、前述の
第1表における主要な共鳴周波数と一致する周波数成分
を得るには、例えばf11=18.1KHz ならば、本表
中のようにサンプリングタイミングを25.9μsecとす
ればウエーブナンバ15に18.098KHz が得ら
れ、18.1KHz における正確な周波数分析が可能と
なる。
【0057】
【表2】
【0058】このように、サンプリング周期とサンプリ
ング点数によって、周波数解析の分解能が決まる。ステ
ップ212でセットされるtd,ts,ns はエンジンの
運転状態に応じて、ノッキングの発生の有無の判定に必
要となる共鳴周波数成分が得られるように決定され、セ
ットされる。
【0059】図9は、タイミング回路28及びその動作
図である。タイミング回路28はデイレイカウンタ4
1,サンプルレートカウント42,サンプルカウンタ4
4,入力端子にインバータを備えたアンドゲート43よ
り構成される。TDC信号はデイレイカウンタ41のセ
ット端子及びサンプルカウンタ44のセット端子に入力
される。また、クロック33の出力はデイレイカウンタ
41のイネーブル端子及びアンドゲート43のインバー
タを備えた端子に入力される。アンドゲート43の出力
はサンプルレートカウンタ42のイネーブル端子に入力
される。サンプルレートカウンタ42のゼロ出力はサン
プルカウンタ44のイネーブル端子に入力される。また
サンプルレートカウンタ42自身のセット端子に入力さ
れ、さらに、サンプリング信号として出力される。サン
プリングカウンタ44のゼロ出力はアンドゲート43に
入力される。
【0060】CPU20からポート27にデイレイ時間
d ,サンプリング数ns ,分周比ts が出力される
と、デイレイカウンタにtd がサンプルレートカウンタ
にts が、サンプルカウンタにns が、それぞれダウン
カウンタ4の初期値としてセットされる。なお、それぞ
れのカウンタはセット端子に信号が入力されるとゼロ端
子が1となり、イネーブル端子に信号が入力される毎に
カウントダウンし、カウントが零となるとゼロ端子出力
が零となる。
【0061】デイレイカウンタ41のセット端子にTD
C信号が入力されるとゼロ出力が1になり、クロック3
3の信号がイネーブル端子に入力される毎にカウンタが
順にダウンカウントしていく。TDC信号はクランク軸
の角度が上死点(トップデットセンター)に相当する角
度になったときに出力される信号で、クランク角センサ
の出力するRef信号及びPos信号からハードウエア
又はCPU20内のソフトウエアによって作られる。デ
イレイカウンタのダウンカウント値が零になるとデイレ
イカウンタのゼロ出力が零となり、アンドゲート43に
1が入力される。なお、この状態ではサンプルカウンタ
44はすでにTDC信号を受けているためにゼロ出力は
1となっているので、クロック33の出力信号はそのま
まサンプルレートカウンタ42のイネーブル端子に入力
される。
【0062】サンプルレートカウンタ42はクロック信
号が発生する毎にカウントダウンし、カウント値が零と
なる毎にサンプリング信号を出力する。また、自身のセ
ット端子に信号を入力し再び s をカウント値とする。
ゼロ出力はサンプリングカウンタ44のイネーブル端子
に入力される。ダウンカウントしサンプルカウンタ44
のカウンタ値が零になるとゼロ出力が零になるとクロッ
ク信号がアンドゲートを通過できなくなりサンプリング
信号は出力されなくなる。
【0063】CPU29のノッキング発生の有無の判定
の演算処理の動作を図10のフローチャート図を用いて
説明する。このフローチャートの動作は相連続する爆発
サイクルにおいて毎回実行され、TDC信号で開始され
る所定回数ns 回のA/D変換の終了直後に起動され
る。つまり振動センサ15の出力のデイジタル値が所定
個数RAM32内のメモリに保持されたとき、すなわ
ち、サンプルカウンタ44のゼロ端子出力が1から零に
立ち下がったときに、CPU29に割込信号が出力され
起動される。
【0064】まずステップ300で振動センサの測定デ
ータをFFTにより周波数分析する。分析するデータ
は、RAM32の所定メモリに保持されているサンプリ
ング値である。振動センサの出力に含まれている共鳴周
波数成分を解析するために、サンプリング値からFFT
手法(Fast Fourier Transform)をおこなう。なお、W
FT手法(Walshto Fourier Transform) を用いて周波解
析することもできる。ステップ301で(1)式でノッ
キング判定指標Iを計算する際に使用する共鳴周波数f
を選択する。この選択方法は5つの共鳴周波数に対する
パワースペクトルP(f01),P(f20),P(f01),
P(f30),P(f11)のうちの最大のものからn個(n
≦5)だけ選択するものである。次に、ステップ302
でノッキング判定指標Iを計算する。
【0065】ノッキング判定指標Iは、これら選択され
たいくつかのPMによって(1)式に基づいて計算され
る。例えば、P(f10)及びP(f01)が選択されたのなら
ば、指標Iの計算の様子は第9図のようになる。
【0066】ここで(1)式におけるPの代わりにパワ
ースペクトルの平均値PM、即ちバックグランドレベル
で標準化した値を使用することができる。例えばP(f
10)の代わりにP(f10)/PM(f10)を使用しても
よい。PMは毎爆発で計算されるPの値から以下に示す
(2)式によって計算される。
【0067】 PM=a・PM+(1−a)・P …(2) ただしaはPMの従来値の寄与率である。このPMの更
新はノッキング有と判定されなかった場合に限り実行さ
、このPがバックグランドレベルとなる。なお、PM
の初期値はROM31に予め設定され、読み出すことに
よって得られる。
【0068】ステップ303ではRAM32からエンジ
ン回転数Nと吸入空気量Qを読みだす。ステップ304
では、ROM31内に格納されたテーブルに基づいて、
エンジン回転数Nと吸入空気量Qから閾値I01又はI02
を選択する。
【0069】ノッキング判定指標IがI01またはI02
り大きければステップ305でノッキング発生と判断し
knock フラグを1とし、ノッキング判定指標Iが小さけ
ればノッキングが発生していないと判断しknock フラグ
を0とし、DPRAM25 に書きこみフローを終了する。
【0070】図10のルーチンは図4のルーチンが起動
されるより以前に実行される。すなわち図4のルーチン
はある気筒の爆発工程の以前にその点火時期を定めるプ
ログラムであり、通常圧縮工程もしくは吸入工程で実行
されるが、図10のルーチンは爆発直後に実行されるも
のである。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、高負荷高速時でノッキ
ング発生の有無の判定ができるので、エンジン出力及び
燃料効率が向上できる。また、振動センサの出力に含ま
れる情報を有効に活用できるので、エンジン出力及び燃
料効率が最適となるように制御できる。
【0072】
【0073】
【0074】
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】システム図。
【図2】コントロールユニットを示す図。
【図3】振動センサの特性を示す図。
【図4】点火時期の演算を示すフローチャート図。
【図5】点火時期の演算を示すフローチャート図。
【図6】点火時期の演算を示すフローチャート図。
【図7】点火時期の演算を示すフローチャート図。
【図8】基本点火時期マップ。
【図9】タイミング回路及びその動作図。
【図10】ノッキング判定の動作を示すフローチャート
図。
【図11】振動センサの出力信号と周波数分析結果を示
す図。
【図12】ノッキング判定指標を示す図。
【図13】ノッキング発生の頻度とノッキング強度の関
係を示す図である。
【符号の説明】
9…コントロールユニット、12…クランク角センサ、
15…振動センサ、28…タイミング回路、30…A/
D変換器、33…クロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−219874(JP,A) 特開 平1−148924(JP,A) 特開 平1−92624(JP,A) 特開 昭57−165719(JP,A) 特開 昭61−14526(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 5/152

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの状態を検出する手段と、その検
    出された運転状態から点火時期を演算する手段と、その
    演算された点火時期から点火時期制御を行う手段と、ノ
    ッキングを検出する手段と備え、前記ノッキング検出手
    段によってノッキングが検出された時に前記点火時期制
    御を行う手段によって点火時期を遅角させるようにした
    エンジン制御装置であって、 前記ノッキング検出手段は、 エンジンの振動あるいはシリンダ内圧振動を検出する振
    動センサと、 前記振動センサの出力から複数の共鳴周波数成分を求
    め、該複数の共鳴周波数成分の少なくとも2つの共鳴周
    波数成分に基づいてノッキング指標を作り、そのノッキ
    ング指標とノッキングを判定するための所定値とを比較
    することによってノッキングの有無を判定する判定手段
    を備えたことを特徴とするエンジン制御装置。
  2. 【請求項2】ノッキング検出装置と、前記ノッキング検
    出装置の出力に基づいて点火時期の補正値を演算する補
    正演算手段と、エンジンの運転状態に基づいて基本点火
    時期を演算する基本点火時期演算手段と、前記補正値と
    前記基本点火時期に基づいて点火時期を演算する点火時
    期演算手段とを備え、 前記ノッキング検出装置は、 エンジンの振動あるいはシリンダ内圧振動を検出する振
    動センサと、 前記振動センサの出力から複数の共鳴周波数成分を求
    め、該複数の共鳴周波数成分の少なくとも2つの共鳴周
    波数成分に基づいてノッキング指標を作り、そのノッキ
    ング指標とノッキングを判定するための所定値とを比較
    することによってノッキングの有無を判定する判定手段
    とを備えたことを特徴とするエンジン制御装置。
  3. 【請求項3】エンジンの状態を検出する手段と、その検
    出された運転状態から点火時期を演算する手段と、その
    演算された点火時期から点火時期制御を行う手段と、ノ
    ッキングを検出する手段とを備え、前記ノッキング検出
    手段によってノッキングが検出された時に前記点火時期
    制御を行う手段によって点火時期を遅角させるようにし
    たエンジン制御装置であって、 前記ノッキング検出手段は、 エンジンの振動あるいはシリンダ内圧を検出する振動セ
    ンサと、 前記振動センサの出力をA/D変換してディジタル周波
    数分析を行い、複数の周波数成分を求め、その求められ
    た複数の周波数成分からノッキング判定指標を作るため
    の複数の周波数成分を選択し、その選択された複数の周
    波数成分によりノッキング指標を作り、そのノッキング
    指標に基づいてノッキングの有無を判定する手段を備え
    たことを特徴とするエンジン制御装置。
  4. 【請求項4】ノッキング検出装置と、前記ノッキング検
    出装置の出力に基づいて点火時期の補正値を演算する補
    正演算手段と、エンジンの運転状態に基づいて基本点火
    時期を演算する基本点火時期演算手段と、前記補正値と
    前記基本点火時期に基づいて点火時期を演算する点火時
    期演算手段とを備え、 前記ノッキング検出装置は、 エンジンの振動あるいはシリンダ内圧を検出する振動セ
    ンサと、 前記振動センサの出力をA/D変換してディジタル周波
    数分析を行い、複数の周波数成分を求め、その求められ
    た複数の周波数成分からノッキング判定指標を作るため
    の複数の周波数成分を選択し、その選択された複数の周
    波数成分によりノッキング指標を作り、そのノッキング
    指標に基づいてノッキングの有無を判定する手段を備え
    たことを特徴とするエンジン制御装置。
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