JP3031015U - 移動式ブレーキ車 - Google Patents

移動式ブレーキ車

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JP3031015U
JP3031015U JP1996003890U JP389096U JP3031015U JP 3031015 U JP3031015 U JP 3031015U JP 1996003890 U JP1996003890 U JP 1996003890U JP 389096 U JP389096 U JP 389096U JP 3031015 U JP3031015 U JP 3031015U
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JP
Japan
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shaft
plate
braking
vehicle
groove
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JP1996003890U
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Inventor
松旺 楊
Original Assignee
商尼製輪實業股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 完全にしっかりとブレーキのかけられる移動
式ブレーキ車を提供する。 【解決手段】 本体1の垂直方向の軸11には空洞11
1を設け、その中にスプリング13と滑り14を入れ
る。両側には溝穴112を、その上下にそれぞれ止め金
113、114を設ける。底部には水平方向の軸板12
を、その一端に突出部121を設け、制動部2にしっか
り入り込む。制動部2はその二箇所に横方向、直立の板
21を設け、軸11上下の止め金113、114の間に
置く。板21には斜め方向穴211を付け、軸11の溝
穴112に対応するようにする。軸棒4は溝穴112お
よび中の滑り14に差し込まれ、軸棒4両端には車3を
はめ込む。これにより、車3と本体1の移動を利用し、
軸棒4は軸11の溝穴112を移動し、制動部2は斜め
方向穴211内での軸棒4の移動により横方向に動き、
車3内側の輻31の間のはめ込み溝32に引っ掛かった
り、はずれたりする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、移動式ブレーキ車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に見られるオフィスチェアー、ラック、ワゴン車等には、労力なく楽に移 動させる為に、地面と接触する底部に適切な回転車が付けられている。また、こ のような移動性のある物には、移動する際適所で停められるよう、回転車の上に ブレーキの構造を持たせてある。図4、5で示すような回転車の滑りを防ぐ構造 である。これは、本体Aの軸A1中に垂直方向の空洞A11を設け、軸の空洞A 11両側に貫通する溝穴A12を形成、空洞A11上部には両側に伸びた支え部 A2を設ける。また、空洞A11中にスプリングBおよび滑りCを順序に従い入 れ、その滑りCには横方向の軸穴C1を付け、軸Aの溝穴A12を通った軸棒D が差し込まれる。更に、軸棒Dの両端は、車E内側の凹箇所に差し込まれる。車 Eが地面に力を働かせる元来の状態(図4)では、車E、軸棒Dおよび滑りCは 固定された部材となる。滑りC上のスプリングBが本体Aを押し上げる力により 、軸A1両側の溝穴A12は、軸棒Dに対して上に移動、上部支え部A2は車E 上部内側箇所に力を加え、車Eにブレーキがかかった状態となる。
【0003】 また、本体Aが圧迫された状態(図5)では、軸A内のスプリングBが圧縮、 軸A1は下方に移動、上部支え部A2は車Eを離れる。これにより、車Eはブレ ーキ解除状態となり、自由に回転、移動できる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述従来品の構造設計では、本体内の支え部で車内側面を圧迫 、摩擦力により車にブレーキをかけるという方法のため、実際には確実に車を完 全に静止させ動きを止めるという目的を達成できない。本体と車は動きを制御で きるが、長時間使用することで支え部と車を摩損することになり、ブレーキ効果 が落ちる。
【0005】 本考案の目的は、上記欠点を改良した移動式ブレーキ車を提供することにある 。 また、本考案の別の目的は、本体と車が安定し強固、確実で、車が地面に対し 完全にブレーキを固定できる移動式ブレーキ車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の移動式ブレーキ車は、次の構成要素(a )(b)(c)を含むことを特徴とする。 (a)本体は、二つの車を接続した軸棒で連結、制動部を組み入れる。 (b)本体の軸は、その中に空洞一つを設け、その空洞内にスプリングおよび 滑りを入れる。軸には溝穴を設け、軸棒をその溝穴および滑りに差し込む。軸外 側両脇の溝穴の上下部にそれぞれ止め金を付け、底部に水平の軸板を、軸板の一 端には突出部を設ける。
【0007】 (c)制動部は、コ形でそれに設けた二つの板間隔は軸幅に対応する。二つの 板は軸両側を挟み込み、二つの止め金の間に置くことにより、制動部を横方向に のみ移動させることができる。板に設けた斜め方向穴には、上述軸棒を差し込む 。制動部端部で二つの板内側と重なり合う箇所に引っ掛かり溝を設ける。上述軸 底部の突出部はそこに引っ掛かる。また、外側に設けた突出部は、車内側に引っ 掛かる。
【0008】 本考案の移動式ブレーキ車は、前記本体と前記車が位置を移動することにより 、前記軸棒が前記軸溝穴に沿って移動、前記制動部は板の斜め方向穴と軸棒によ って横方向に移動、車内側に入り込んだり、はずれることを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本体1は概ね半円のボディで、その両側は半円に近く、内側には凹面を設ける 。内側の凹面中央に垂直方向の軸11を設け、軸11内には下方開放式の空洞1 11を付ける。空洞111両側脇にはそれぞれこれに対応する溝穴112を設け 、軸11外部の溝穴112上下にそれぞれ横方向の止め金113、114を付け る。軸11下部には水平方向に延びた軸板12、軸板12の一端に突出部121 を設ける。また、軸11の空洞111内にはスプリング13及び滑り14を入れ 、滑り14には穴141を設ける。
【0010】 制動部2はコ形で、そのボディ二箇所に設けた平行の板21それぞれに斜め方 向穴211を形成、ボディ端部で板21の内側との接触箇所に引っ掛かり溝22 を設ける。また、外側には突出部23を付ける。 車3は円形の殻状で、その内側に放線状に並んだ輻31を形成、輻31の間に はめ込み溝32を設ける。
【0011】 以上の部材により、制動部2二箇所の板21を本体1の軸11外側に設けた止 め金113、114の間にはめ込むことで、板21に設けた斜め方向穴211、 軸11溝穴112及び内部に入れた滑り14の穴141の三つが重なり合い、軸 棒4をこれらに差し込む。また、車3は座金5と共に、軸棒4の両端にはめ込む 。
【0012】 上述の部材の組合せにより、本考案のブレーキをかけた状態時(図2)、スプ リング113の押し上げ力により、滑り14が軸棒4と連帯、軸棒4は、軸11 溝穴112の最下部、制動部2板21に設けた斜め方向穴211の斜め下端箇所 にて止まる。この時、制動部2は外側に移動し、軸11下部水平方向の軸板12 に設けた突出部121が端部内側の引っ掛かり溝22に入り込む。また、外側突 出部23は、車3内側輻31間のはめ込み溝32に引っ掛かり止まる。これによ り、車3はブレーキのかかった状態となり、動かなくなる。
【0013】 本体1が圧迫され、その力がスプリング13の押し上げ力を超えた時、スプリ ング13は圧縮し、本体1は車3方向に下方に移動する。(図3)即ち、軸棒4 は軸11溝穴112に沿って上方に移動し、この軸棒4の溝穴112移動に伴い 、制動部2板21の斜め方向穴211も軸棒4の押し上げ力を受ける。制動部2 は止め金113、114により水平移動のみに制限され、また斜め方向穴傾斜度 の垂直、水平長さの関係によっても、横方向移動を起こす。これにより、制動部 2端部の突出部23は車3内側輻31間のはめ込み溝32からはずれる。
【0014】 本考案を椅子に運用すると、人体の直接の積載重力によりブレーキを解除し車 3を自由に動かすことができ、また椅子を離れる際直接ブレーキをかけ位置を固 定させることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、引っ掛けることでしっかりブレーキをかける 移動式ブレーキ車である。従来品の摩擦力により車にブレーキをかける構造と比 較し、更に安定し、確実な構造となっている。また、本体に圧力を加えると制動 部が完全に車からはずれる構造のため、人体の積載重力のみによりブレーキを解 除することができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関する構造を示す見取り図である。
【図2】本考案に関する組み立て状態およびブレーキ状
態を示す見取り図である。
【図3】本考案に関する下方向の圧力を受け、移動した
状態の見取り図である。
【図4】従来品の見取り図である。(ブレーキ状態)
【図5】従来品の見取り図である。(ブレーキ解除状
態)
【符号の説明】
1 本体 11 軸 111 空洞 112 溝穴 113、114 止め金 12 軸板 121 突出部 13 スプリング 14 滑り 141 穴 2 制動部 21 板 211 斜め方向穴 22 引っ掛かり溝 23 突出部 3 車 31 輻 32 はめ込み溝 4 軸棒 5 座金 A 本体 A1 軸 A11 空洞 A12 溝穴 A2 支え部 B スプリング C 滑り C1 軸棒通し穴 D 軸棒 E 車

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と制動部と車から構成され、 本体は、二つの車を接続した軸棒で連結し、制動部を組
    み入れ、 本体の軸は、その中に空洞一つを設け、その空洞内にス
    プリングおよび滑りを入れ、軸には溝穴を設け、軸棒を
    その溝穴および滑りに差し込み、軸外側両脇の溝穴の上
    下部にそれぞれ止め金を付け、底部に水平の軸板を、軸
    板の一端には突出部を設け、 制動部は、コ形でそれに設けた二つの板間隔は軸幅に対
    応し、二つの板は軸両側を挟み込み、二つの止め金の間
    に置くことにより制動部を横方向にのみ移動させること
    ができ、板に設けた斜め方向穴には上述軸棒を差し込
    み、制動部端部で二つの板内側と重なり合う箇所に引っ
    掛かり溝を設け上述軸底部の突出部はそこに引っ掛か
    り、外側に設けた突出部は車内側に引っ掛かることを特
    徴とする移動式ブレーキ車。
  2. 【請求項2】 前記本体と前記車が位置を移動すること
    により前記軸棒が前記軸溝穴に沿って移動し、前記制動
    部はその板の斜め方向穴内の軸棒の動きに対応し横方向
    に移動して車内側に入り込んだりはずれることを特徴と
    する請求項1記載の移動式ブレーキ車。
JP1996003890U 1996-05-09 1996-05-09 移動式ブレーキ車 Expired - Lifetime JP3031015U (ja)

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