JPS5846946Y2 - キヤスタ付物品棚の制動装置 - Google Patents
キヤスタ付物品棚の制動装置Info
- Publication number
- JPS5846946Y2 JPS5846946Y2 JP1714481U JP1714481U JPS5846946Y2 JP S5846946 Y2 JPS5846946 Y2 JP S5846946Y2 JP 1714481 U JP1714481 U JP 1714481U JP 1714481 U JP1714481 U JP 1714481U JP S5846946 Y2 JPS5846946 Y2 JP S5846946Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foot lever
- casters
- floor
- piece
- braking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は各支脚にキャスクを具え、食料品等を積載して大
型冷蔵倉庫等に入出庫されるキャスク付物品棚の制動装
置に係るものである。
型冷蔵倉庫等に入出庫されるキャスク付物品棚の制動装
置に係るものである。
前記冷蔵倉庫の床面には排水のための勾配が多方向に亘
って設けられ、従って庫内の物品棚の傾斜床面に沿う移
動を防止するため、各支脚のキャスタに制動装置を設け
る必要がある。
って設けられ、従って庫内の物品棚の傾斜床面に沿う移
動を防止するため、各支脚のキャスタに制動装置を設け
る必要がある。
しかしながら各支脚毎にキャスタを制動することは繁雑
であり、倉庫壁面に接する支脚のキャスタに対する制動
操作が不可能となる場合があり、また庫内床面が複雑な
傾斜面を有するため、キャスクが部分的に床面から浮上
り、従って前記各キャスタを制動しても物品棚が床面を
滑動する惧れがある。
であり、倉庫壁面に接する支脚のキャスタに対する制動
操作が不可能となる場合があり、また庫内床面が複雑な
傾斜面を有するため、キャスクが部分的に床面から浮上
り、従って前記各キャスタを制動しても物品棚が床面を
滑動する惧れがある。
本案はこのような欠点を除去するために提案されたもの
であって、支脚の下端にキャスクを具えた物品棚におけ
る前脚部側下部に、上下方向に回動自在なように前端を
枢着された足踏レバーに、下端面に弾性接床片を具え且
つ下方に膨出する椀状の制動用板ばね片を装着するとと
もに、後脚部側下部に前記足踏レバーを水平制動位置並
に傾斜解放位置に夫々錠止する錠止部材を配設してなる
ことを特徴とするキャスク付物品棚のストッパ装置に係
るものである。
であって、支脚の下端にキャスクを具えた物品棚におけ
る前脚部側下部に、上下方向に回動自在なように前端を
枢着された足踏レバーに、下端面に弾性接床片を具え且
つ下方に膨出する椀状の制動用板ばね片を装着するとと
もに、後脚部側下部に前記足踏レバーを水平制動位置並
に傾斜解放位置に夫々錠止する錠止部材を配設してなる
ことを特徴とするキャスク付物品棚のストッパ装置に係
るものである。
本案は前記したように冷蔵倉庫内等において物品棚を床
面に制動停止しようとする場合、前記足踏レバーの後端
を踏んで、同レバーを前脚部側に対する枢支部を中心と
して下方に回動し、同足踏レバーに装着された下方に膨
出する椀状の制動用板ばね片の下面の弾性接床片が床面
に圧接されるまで水平に回動し、この状態で足踏レバー
を前記後脚部側下部に配設された錠止部材の水平制動位
置に錠止するものである。
面に制動停止しようとする場合、前記足踏レバーの後端
を踏んで、同レバーを前脚部側に対する枢支部を中心と
して下方に回動し、同足踏レバーに装着された下方に膨
出する椀状の制動用板ばね片の下面の弾性接床片が床面
に圧接されるまで水平に回動し、この状態で足踏レバー
を前記後脚部側下部に配設された錠止部材の水平制動位
置に錠止するものである。
しかるとき前記板ばね片の弾性によって、同板ばね片下
面の弾性接床片が床面に強圧されるとともに、同接床片
と床面との間に強力な摩擦力が作用し、物品棚は任意の
位置において床面に確固と錠止されるものである。
面の弾性接床片が床面に強圧されるとともに、同接床片
と床面との間に強力な摩擦力が作用し、物品棚は任意の
位置において床面に確固と錠止されるものである。
このように本案によれば、各支脚のキャスタ部分とは別
個に設けられた足踏みレバーを足踏みによって圧下する
ことにより、同足踏レバーに装着した椀状の制動用板ば
ね片の弾性圧下刃と、同板ばね片に設けられた弾性接床
片と床面との間における摩擦力とによって、キャスクと
は無関係に前記物品棚を随時随所において床面に制動停
止しうるものであって、床面が複雑な傾斜面に構成され
ていても、前記物品棚を確実に床面に制動停止しつるも
のである。
個に設けられた足踏みレバーを足踏みによって圧下する
ことにより、同足踏レバーに装着した椀状の制動用板ば
ね片の弾性圧下刃と、同板ばね片に設けられた弾性接床
片と床面との間における摩擦力とによって、キャスクと
は無関係に前記物品棚を随時随所において床面に制動停
止しうるものであって、床面が複雑な傾斜面に構成され
ていても、前記物品棚を確実に床面に制動停止しつるも
のである。
また前記物品棚の床面に対する錠止を解放する場合には
、前記足踏レバーの前記錠止部材における足踏レバー水
平制動位置に対する錠止を解除し、同足踏レバーを上方
に回動して前記錠止部材における足踏レバー傾斜解放位
置に錠止することによって所期の目的を達成しうるもの
である。
、前記足踏レバーの前記錠止部材における足踏レバー水
平制動位置に対する錠止を解除し、同足踏レバーを上方
に回動して前記錠止部材における足踏レバー傾斜解放位
置に錠止することによって所期の目的を達成しうるもの
である。
このように本案によれば後脚部側からの足踏レバーの操
作によって、キャスタ付物品棚の床面に対する制動停止
、及び解放が行なわれるので、操作が簡単であって、物
品棚の前面が壁面に接するような場合でも簡単にその制
動停止操作が行なわれるものである。
作によって、キャスタ付物品棚の床面に対する制動停止
、及び解放が行なわれるので、操作が簡単であって、物
品棚の前面が壁面に接するような場合でも簡単にその制
動停止操作が行なわれるものである。
以下本案を図示の実施例について説明する。
1.2は夫々下端にキャスタ3を具えた物品棚における
前部支脚並に後部支脚、4は前記両支脚1.2の下端部
間を連結する水平部材である。
前部支脚並に後部支脚、4は前記両支脚1.2の下端部
間を連結する水平部材である。
5は山型断面の足踏レバーで、その前端部が前記部材4
の前部に上下方向に回動自在に枢着されている。
の前部に上下方向に回動自在に枢着されている。
6は前記足踏レバー5を水平部材4に枢着するピンで、
同ピン6は足踏レバー5の垂直部片及び水平部材4の各
透孔に遊挿され、図示せぬ割ピン等によって水平部材4
に取付けられ、また前記ピン6の頭部と水平部材4との
間において、ピン6の躯体に環状スペーサ7を嵌装する
とともに、同スペーサ7を前記足踏レバー5の透孔に嵌
挿し、同足踏レバー5が水平部材4に対する枢着部を中
心として側方にも若干回動しうるようになっている。
同ピン6は足踏レバー5の垂直部片及び水平部材4の各
透孔に遊挿され、図示せぬ割ピン等によって水平部材4
に取付けられ、また前記ピン6の頭部と水平部材4との
間において、ピン6の躯体に環状スペーサ7を嵌装する
とともに、同スペーサ7を前記足踏レバー5の透孔に嵌
挿し、同足踏レバー5が水平部材4に対する枢着部を中
心として側方にも若干回動しうるようになっている。
前記足踏レバー5における水平部片の下面には、下方に
膨出する椀状の制動用板ばね片8が取付けられ、同板は
ね片8の下面にはゴム等より構成された弾性接床片9が
取付けられている。
膨出する椀状の制動用板ばね片8が取付けられ、同板は
ね片8の下面にはゴム等より構成された弾性接床片9が
取付けられている。
10はアングル状の錠止部材で、その−゛側片後部支脚
2の側面に固着され、同支脚2の側面より突出する他側
片には前記足踏レバー5の貫通する縦方向に延びる透孔
11が穿設されている。
2の側面に固着され、同支脚2の側面より突出する他側
片には前記足踏レバー5の貫通する縦方向に延びる透孔
11が穿設されている。
(第3図中、透孔11は斜線部分で示されている。
)同透孔11の内側縁からは上下に夫々角状片12゜1
3が突出され、同各角状片12.13の基部が夫々前記
足踏レバーをして傾斜解放位置及び水平制動位置に錠止
する錠止段部14,15に形成された突出片16が突設
されている。
3が突出され、同各角状片12.13の基部が夫々前記
足踏レバーをして傾斜解放位置及び水平制動位置に錠止
する錠止段部14,15に形成された突出片16が突設
されている。
また前記足踏レバー4の下縁の前記透孔11に臨む部分
において、同レバー4の水平部片および垂直部片に亘っ
て夫々切欠17 、17’が欠截されている。
において、同レバー4の水平部片および垂直部片に亘っ
て夫々切欠17 、17’が欠截されている。
而して前記足踏レバー5は常時は第1図及び第3図の5
′に示すようにピン6を中心として上方に回動し、切欠
17が前記段部14に係止し、かくして足踏レバー5は
制動用板ばね片8下端の弾性接床片9が床面上方に離隔
した傾斜解放位置に錠止されている。
′に示すようにピン6を中心として上方に回動し、切欠
17が前記段部14に係止し、かくして足踏レバー5は
制動用板ばね片8下端の弾性接床片9が床面上方に離隔
した傾斜解放位置に錠止されている。
而して物品棚を床面に制動停止しようとする場合、第3
図における足踏レバー5を爪先で少しく持上げて、ピン
6を中心として前記支脚1の外側、即ち第3図の左方に
移動せしめたのち、透孔11内を自重で降下せしめて、
前記弾性接床片9を接床せしめたのち、足踏レバー5を
強く踏下げて、前記板ばね片8を弾性変形せしめて接床
片9を床面に圧下するとともに、足踏レバー5を前記角
状片13の下部を潜り抜けて前記支脚2側、即ち第3図
の右方に移動せしめたのち、足踏レバー5に対する踏下
力を解放すると、前記板ばね片8の弾性によって足踏レ
バー5は第3図の5“に示すように上昇して、その垂直
部片の上端縁が前記段部15に係止し、且つ角状片13
によって側方への移動を防止され、足踏レバー5は当該
位置に錠止され、前記板ばね片8の弾撥力によって弾性
接地片9が床面に強力に圧着され、前記板ばね片8の弾
性と、前記接地片9及び床面間の摩擦抵抗によって物品
棚は床面に確固と制動停止される。
図における足踏レバー5を爪先で少しく持上げて、ピン
6を中心として前記支脚1の外側、即ち第3図の左方に
移動せしめたのち、透孔11内を自重で降下せしめて、
前記弾性接床片9を接床せしめたのち、足踏レバー5を
強く踏下げて、前記板ばね片8を弾性変形せしめて接床
片9を床面に圧下するとともに、足踏レバー5を前記角
状片13の下部を潜り抜けて前記支脚2側、即ち第3図
の右方に移動せしめたのち、足踏レバー5に対する踏下
力を解放すると、前記板ばね片8の弾性によって足踏レ
バー5は第3図の5“に示すように上昇して、その垂直
部片の上端縁が前記段部15に係止し、且つ角状片13
によって側方への移動を防止され、足踏レバー5は当該
位置に錠止され、前記板ばね片8の弾撥力によって弾性
接地片9が床面に強力に圧着され、前記板ばね片8の弾
性と、前記接地片9及び床面間の摩擦抵抗によって物品
棚は床面に確固と制動停止される。
次に物品棚を移動しようとする場合には前とは逆に、足
踏レバー5を踏下げ第3図の左方に移動せしめて、その
垂直部片が角状片13の下部を潜り抜けるようにするこ
とによって前記板ばね片8及び接床片9による床面に対
する制動力を解放し、しかるのち足踏レバー5を透孔1
1内で扛上したのち、その切欠17が角状片12を潜り
抜けるように第3図の右方に移動せしめ、足踏レバー1
5の扛上刃を解放すると、同足踏レバー15は自重で落
下して切欠17′が前記段部14に係止するとともに、
角状片12によって足踏レバー15の側方への移動が防
止され、足踏レバー5は傾斜解放位置に錠止され、物品
棚の移動が可能となるものである。
踏レバー5を踏下げ第3図の左方に移動せしめて、その
垂直部片が角状片13の下部を潜り抜けるようにするこ
とによって前記板ばね片8及び接床片9による床面に対
する制動力を解放し、しかるのち足踏レバー5を透孔1
1内で扛上したのち、その切欠17が角状片12を潜り
抜けるように第3図の右方に移動せしめ、足踏レバー1
5の扛上刃を解放すると、同足踏レバー15は自重で落
下して切欠17′が前記段部14に係止するとともに、
角状片12によって足踏レバー15の側方への移動が防
止され、足踏レバー5は傾斜解放位置に錠止され、物品
棚の移動が可能となるものである。
第1図はキャスク付物品棚のストッパ装置の一実施例を
示す側面図、第2図はその平面図、第3図はその正面図
、第4図は錠止部材の斜面図、第5図は本案の装置を具
えた物品棚の斜面図である。 1・・・・・・前部支脚、2・・・・・・後部支脚、3
・・・・・・キャスク、4・・・・・・水平部材、5・
・・・・・足踏レバー 6・・・・・・ピン、8・・・
・・・制動用板はね片、9・・・・・・弾性接床片、 10・・・・・・錠止部材、 14.15・・・・・・錠止段部。
示す側面図、第2図はその平面図、第3図はその正面図
、第4図は錠止部材の斜面図、第5図は本案の装置を具
えた物品棚の斜面図である。 1・・・・・・前部支脚、2・・・・・・後部支脚、3
・・・・・・キャスク、4・・・・・・水平部材、5・
・・・・・足踏レバー 6・・・・・・ピン、8・・・
・・・制動用板はね片、9・・・・・・弾性接床片、 10・・・・・・錠止部材、 14.15・・・・・・錠止段部。
Claims (1)
- 支脚の下端にキャスタを具えた物品棚における前脚部側
下部に、上下方向に回動自在なように前端を枢着された
足踏レバーに、下端面に弾性接床片を具え且つ下方に膨
出する椀状の制動用板ばね片を装着するとともに、後脚
部側下部に前記足踏レバーを水平制動位置並に傾斜解放
位置に夫々錠止する錠止部材を配設してなることを特徴
とするキャスタ付物品棚のストッパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1714481U JPS5846946Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | キヤスタ付物品棚の制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1714481U JPS5846946Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | キヤスタ付物品棚の制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57131377U JPS57131377U (ja) | 1982-08-16 |
JPS5846946Y2 true JPS5846946Y2 (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=29815117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1714481U Expired JPS5846946Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | キヤスタ付物品棚の制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5846946Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0316510Y2 (ja) * | 1985-04-17 | 1991-04-09 |
-
1981
- 1981-02-12 JP JP1714481U patent/JPS5846946Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57131377U (ja) | 1982-08-16 |
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