JP2020040627A - 手押し車用ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネステイング機能(連合させる)をもつカートでも、カートのハンドルを押せばブレーキが掛り、ハンドルを離せばブレーキが解除し、カート同士が接触すれば互いにブレーキが解除するブレーキ装置を提供する。【解決手段】下部に平坦な制動盤1を取付けた軸を軸受部に摺動可能に貫通し、該軸受部を手押し車の任意の部位に取付け、制動盤を上下動さす手段として、軸にバネを軸受部の上部又は下部に挿入して、軸にワイヤ3を取付け、該ワイヤを引っ張れば軸が上昇してブレーキが解除され、ワイヤの引っ張り力を解除すれば前記バネの復原力で軸が降下して制動盤部でブレーキを掛ける構造にし、更に、手押し車同士が接触した際、振り子式レバー41が作動してブレーキを解除する手段や、制動盤を床の傾斜に沿うよう傾動する手段等を設けたことを特徴とした手押し車用ブレーキ装置である。【選択図】図4
Description
本発明は、シヨピングカートのような軽量な手押し車のブレーキ装置に関する。
例えば、大型量販店のようなショピングセンター等においては、手押し車の(以下本願ではカートともいう)バスケット部に直接商品を入れるか、又は、かごを乗せてその中に買い物を入れて精算場へ行き精算して袋詰めして持ち帰る。
この際、買い物が多く重量が嵩む時には袋詰めした買い物を更にカートに乗せて駐車場までカートを押し乗用車に詰め替えている。
しかし、現状のショピングカートは、図10のように商品のみを乗せるカートや、幼児を乗せて更に商品も乗せるカート等があるが、従来のカートにはブレーキ装置がないため非常に危険な状況を散見する。
例えば、買い物中や商品を袋詰めする際に、幼児が商品に手を伸ばしてカ―トを動かして落ちそうになることや、傾斜している屋外駐車場では商品をカートから乗用車に移し替え中にカートが自然に移動することがある。
この際、買い物が多く重量が嵩む時には袋詰めした買い物を更にカートに乗せて駐車場までカートを押し乗用車に詰め替えている。
しかし、現状のショピングカートは、図10のように商品のみを乗せるカートや、幼児を乗せて更に商品も乗せるカート等があるが、従来のカートにはブレーキ装置がないため非常に危険な状況を散見する。
例えば、買い物中や商品を袋詰めする際に、幼児が商品に手を伸ばしてカ―トを動かして落ちそうになることや、傾斜している屋外駐車場では商品をカートから乗用車に移し替え中にカートが自然に移動することがある。
しかし、ショピングセンターで使用されているショピングカートは保有台数が多くカートの収納スペースの効率を上げるため、カートを互いに入り込ませるネスティング機能(連合させる)をもつカートが多いので全方向に回動するキャスタに通常のブレーキ装置を取付けるには問題があった。
尚、ネスティング機能を持たせたカートの構造は図10に示すように先端が狭く後方が広くなっていて、カートの長さ4分3程度は先行のカートの中に入り込む形状になっている。 この形状が段落番号「0008」「0019」「0020」で述べる振り子式レバーの取付けを可能にしている。
尚、ネスティング機能を持たせたカートの構造は図10に示すように先端が狭く後方が広くなっていて、カートの長さ4分3程度は先行のカートの中に入り込む形状になっている。 この形状が段落番号「0008」「0019」「0020」で述べる振り子式レバーの取付けを可能にしている。
例えば、 ショピングセンターで使用されているショピングカートは、カートを止めて商品棚から商品をカート内に入れる際、精算する際、袋詰めする際、乗用車に詰替える際には自動的にブレーキが掛かり、移動する際やネスティング機能のカート置場にカートを置く時には自動的にブレーキが解除されることが必要である。
特に、数台カートが連接して置かれている場合、係員が数台のカートを一度に他の場所へ移動するため一台でもブレーキが掛っていれば移動が出来ない。
従って、カート置場のカートは常にブレーキが解除されていなければ成らない問題があった。
しかし、従来の一般的な手押し台車で使用されているキャスタの車輪部にストッパペタルを押し当てるブレーキ装置をカートに取付けると移動や停止する度にブレーキ操作が必要で客に強制するには無理があった。
そこで、上記のような危険な状況にならないように、本願と同一発明者、
出願人が特許第6281036号に記載のようにキャスタでも入る筒状制動体を開発して特許権を所得した。
本願は、特許第6281036号と同一技術分野ではあるが、ショピングセンターの床は滑り易い樹脂製フローリング張りが主体であること、屋外駐車場は床が傾斜しているが、屋内立体駐車場においては平坦なコンクリート仕上げが多いことなどから、筒状制動体でなくとも、床に沿うような平盤な制動盤でも制動可能であることを知見した。
特に、数台カートが連接して置かれている場合、係員が数台のカートを一度に他の場所へ移動するため一台でもブレーキが掛っていれば移動が出来ない。
従って、カート置場のカートは常にブレーキが解除されていなければ成らない問題があった。
しかし、従来の一般的な手押し台車で使用されているキャスタの車輪部にストッパペタルを押し当てるブレーキ装置をカートに取付けると移動や停止する度にブレーキ操作が必要で客に強制するには無理があった。
そこで、上記のような危険な状況にならないように、本願と同一発明者、
出願人が特許第6281036号に記載のようにキャスタでも入る筒状制動体を開発して特許権を所得した。
本願は、特許第6281036号と同一技術分野ではあるが、ショピングセンターの床は滑り易い樹脂製フローリング張りが主体であること、屋外駐車場は床が傾斜しているが、屋内立体駐車場においては平坦なコンクリート仕上げが多いことなどから、筒状制動体でなくとも、床に沿うような平盤な制動盤でも制動可能であることを知見した。
上記の課題を解消する為に次の様なブレーキ装置を提案する。
▲1▼ 本願のブレーキ装置は、基板の下面に滑り止め機能を持つ樹脂性の制止材を貼り付けた制動盤を軸の下部に取付け、該軸を上下動させブレーキを掛ける手段を提案するものである。
▲2▼ 「請求項1」記載の上下動さす手段には次の如き多くの方式がある。
例えば、「請求項2」に記載のように制動盤を接地(下げること)させるには図1~図5のようにバネの復原力によるものと、図7、8のように梃子式操作干、操作棒で直接、軸を下に押さえ付ける方式や、 本願と同一発明者、出願人が取得した特許第6281036号特許請求項3記載のようにワイヤを引っ張ればブレーキが掛り、緩めればバネの復原力でブレーキが掛る手段、他の手段としてシリンダを用いて油圧式や空気圧式等で行なう等がある。
▲1▼ 本願のブレーキ装置は、基板の下面に滑り止め機能を持つ樹脂性の制止材を貼り付けた制動盤を軸の下部に取付け、該軸を上下動させブレーキを掛ける手段を提案するものである。
▲2▼ 「請求項1」記載の上下動さす手段には次の如き多くの方式がある。
例えば、「請求項2」に記載のように制動盤を接地(下げること)させるには図1~図5のようにバネの復原力によるものと、図7、8のように梃子式操作干、操作棒で直接、軸を下に押さえ付ける方式や、 本願と同一発明者、出願人が取得した特許第6281036号特許請求項3記載のようにワイヤを引っ張ればブレーキが掛り、緩めればバネの復原力でブレーキが掛る手段、他の手段としてシリンダを用いて油圧式や空気圧式等で行なう等がある。
▲1▼ 「請求項2」の発明を詳細に説明する。
制動盤を床から引き上げてブレーキを解除するには図1〜図5のようにワイヤで制動盤を引き上げる方法である。
軸に挿入するバネは図1、図3,図5のように制動盤と軸受部間に入れる方式
である。この際、バネの両端部を制動盤と軸受部に固定してもよい。
軸がワイヤで引き上げられるとブレーキが解除され当バネは圧縮される、ブレーキを掛ける際にはワイヤの引っ張り力を緩めればバネの復原力で元の状態に伸ばされるので制動盤が接地されブレーキが掛る。従って、バネの固定は制動盤と軸受部との間隔とバネの長さ強さ等を考慮して適宜に選定すればよい。
▲2▼ 図2の様に軸受部の上部にバネを挿入する際には、バネの両端を軸受部と軸の適宜な部位に固定する必要がある。
▲3▼ 制動盤(1)の接地部の形状は特に限定するのもではないが、多角形のものや円形のものが考えられる、制動盤の下部には樹脂性の制止材を装着した。尚接地面は凹凸を付け制動抵抗を持たせた方が良い。
▲4▼ 尚、制動盤は基板に樹脂性制止材を貼り付けるのではなく強固な樹脂性で一体成形してもよい。
▲5▼ 制動盤を軸に取付ける方法には、溶接または螺合してもよいが、
「請求項7」記載のように、制動盤を床の傾斜に沿うように前後左右に傾動する例として、図1、図8に図示のように、制動盤の中央部を半円形に凹ませ、この凹部に嵌合する半円形の玉をビスで軸に結合する方法や、又は図2、図7のように軸と制動盤とをバネで連結する方法とか、図9に示すように、軸自体を全方向に傾動するように軸受部を軸支持部に取付ける方法等がある。
制動盤を床から引き上げてブレーキを解除するには図1〜図5のようにワイヤで制動盤を引き上げる方法である。
軸に挿入するバネは図1、図3,図5のように制動盤と軸受部間に入れる方式
である。この際、バネの両端部を制動盤と軸受部に固定してもよい。
軸がワイヤで引き上げられるとブレーキが解除され当バネは圧縮される、ブレーキを掛ける際にはワイヤの引っ張り力を緩めればバネの復原力で元の状態に伸ばされるので制動盤が接地されブレーキが掛る。従って、バネの固定は制動盤と軸受部との間隔とバネの長さ強さ等を考慮して適宜に選定すればよい。
▲2▼ 図2の様に軸受部の上部にバネを挿入する際には、バネの両端を軸受部と軸の適宜な部位に固定する必要がある。
▲3▼ 制動盤(1)の接地部の形状は特に限定するのもではないが、多角形のものや円形のものが考えられる、制動盤の下部には樹脂性の制止材を装着した。尚接地面は凹凸を付け制動抵抗を持たせた方が良い。
▲4▼ 尚、制動盤は基板に樹脂性制止材を貼り付けるのではなく強固な樹脂性で一体成形してもよい。
▲5▼ 制動盤を軸に取付ける方法には、溶接または螺合してもよいが、
「請求項7」記載のように、制動盤を床の傾斜に沿うように前後左右に傾動する例として、図1、図8に図示のように、制動盤の中央部を半円形に凹ませ、この凹部に嵌合する半円形の玉をビスで軸に結合する方法や、又は図2、図7のように軸と制動盤とをバネで連結する方法とか、図9に示すように、軸自体を全方向に傾動するように軸受部を軸支持部に取付ける方法等がある。
「請求項3」の発明を詳細に説明する。
ネスティング機能を必要とするショピングカートには、他のカートに接触さ
れたり、又は接触した際に自動的にブレーキを解除する手段が必要である。
その構造を図3、図4、図5に従い説明する。
ショピングカートは前方のカートに入り込み、更に、入り込んだカートに次のカートが入り込む方式で次々と収納される。数台収納され連合されたカートは連合された状態で別の場所へ移動される。その為、一台でもブレーキが掛っていると移動が出来なくなる問題が発生する。
図3及び図4に図示する振り子式レバー(41)が、他のカートのフレーム等に当たれば該レバーが前後に揺れワイヤが(31)が引っ張れて制動盤を作動させる。
図4で、カートの先端部に振り子式レバー(41)を後方にも振り子レバー(42)と蹴り棒(45)とを取付け、これらのレバーが傾斜すればワイヤ(31)が引っ張られ制動盤(1)が上がる構造を示す。
しかし、カート同士が接触されていない時や、係員が移動中に解除する必要性も考えられるので、別途ブレーキを解除するロック機能板(45)を設けることも提案する。
更に、車同士の接触を感知する手段には自動ドアに設けられているような電気方式等種々ある。
ネスティング機能を必要とするショピングカートには、他のカートに接触さ
れたり、又は接触した際に自動的にブレーキを解除する手段が必要である。
その構造を図3、図4、図5に従い説明する。
ショピングカートは前方のカートに入り込み、更に、入り込んだカートに次のカートが入り込む方式で次々と収納される。数台収納され連合されたカートは連合された状態で別の場所へ移動される。その為、一台でもブレーキが掛っていると移動が出来なくなる問題が発生する。
図3及び図4に図示する振り子式レバー(41)が、他のカートのフレーム等に当たれば該レバーが前後に揺れワイヤが(31)が引っ張れて制動盤を作動させる。
図4で、カートの先端部に振り子式レバー(41)を後方にも振り子レバー(42)と蹴り棒(45)とを取付け、これらのレバーが傾斜すればワイヤ(31)が引っ張られ制動盤(1)が上がる構造を示す。
しかし、カート同士が接触されていない時や、係員が移動中に解除する必要性も考えられるので、別途ブレーキを解除するロック機能板(45)を設けることも提案する。
更に、車同士の接触を感知する手段には自動ドアに設けられているような電気方式等種々ある。
「請求項4」を説明する。
▲1▼ 制動盤の引き上げる高さや引っ張り力は、床の段差にもよるが、ショピングセンター内では平坦な所が多く、1〜3cm程度上げれば十分であろう。
制動盤を上げる方法には、図示のように操作レバー機構(4)を操作することによってワイヤが1cm程度引っ張られ、更に、増幅機構(6)によってワイヤをより長く引き制動盤をより高く引き上げることができる。
▲2▼ 増幅機構の構造及び作用を説明する。
回動する軸(51)に短腕(52)と長腕(53)が取付けられ、短腕(52)には操作レバー機構(4)からのワイヤ(3)を連結し、長腕(53)と制動盤とはワイヤ(32)で連結されている。更に、長腕にバネ(54)を取付け常に引き戻す作用をしている。長腕近郊部には図示しないが回転駒を設け、長腕の回動で最大にワイヤが張られるように駒の位置決をするとよい。
上記のようなワイヤ(3)で短腕(52)を僅に回動させても長腕(53)が大きく回動してワイヤ(32)が長く引っ張られ増幅される。
▲1▼ 制動盤の引き上げる高さや引っ張り力は、床の段差にもよるが、ショピングセンター内では平坦な所が多く、1〜3cm程度上げれば十分であろう。
制動盤を上げる方法には、図示のように操作レバー機構(4)を操作することによってワイヤが1cm程度引っ張られ、更に、増幅機構(6)によってワイヤをより長く引き制動盤をより高く引き上げることができる。
▲2▼ 増幅機構の構造及び作用を説明する。
回動する軸(51)に短腕(52)と長腕(53)が取付けられ、短腕(52)には操作レバー機構(4)からのワイヤ(3)を連結し、長腕(53)と制動盤とはワイヤ(32)で連結されている。更に、長腕にバネ(54)を取付け常に引き戻す作用をしている。長腕近郊部には図示しないが回転駒を設け、長腕の回動で最大にワイヤが張られるように駒の位置決をするとよい。
上記のようなワイヤ(3)で短腕(52)を僅に回動させても長腕(53)が大きく回動してワイヤ(32)が長く引っ張られ増幅される。
ワーヤを引っ張る操作レバー機構(単にレバーもいう)(4)について詳細に説明する。
操作レバー機構とは、カートを押す操作干部(ハンドルともいう)に取付けてワイヤを操作するレバーをいう。
▲1▼ 操作レバー機構には種々あるが、既存のカートに該レバー機構を設ける一例を記す。
図6(A)は、カートのハンドル(72)に操作レバー機構(4)を取付け、ハンドル(72)を下向前方に押せばレバーも作動して接続されているワイヤ(3)が引っ張られる構造にした。従って、カートを動かす時にはハンドルを下向前方に押せばレバーが作用しワイヤ(3)が引っ張られて制動盤(1)が引き上げられ床から離脱する。即ち、ブレーキが解除されカートは移動する状態になる。
次に、ハンドルを離せばハンドル部に設けたバネ(73)の作動でハンドルは元の状態に戻り、レバー(4)も元の状態になりワイヤ(3)が緩みバネ(14)が作動して制動盤(1)を降下してブレーキが掛かりカートは停止する。
▲2▼ 図6(B)はカートのハンドルを上向前後に動かせばレバー機構が作動してワイヤが引っ張られブレーキが解除され、ハンドルを放せばワイヤが緩んでブレーキが掛る。
▲3▼ 図6(C)はハンドルを強く握れば、操作レバー機構が作動する図を示す。
図示の如く、ハンドルと平行してレバー機構を設け、ハンドルとレバー機構部とを共に握る構造にしてある。
操作レバー機構とは、カートを押す操作干部(ハンドルともいう)に取付けてワイヤを操作するレバーをいう。
▲1▼ 操作レバー機構には種々あるが、既存のカートに該レバー機構を設ける一例を記す。
図6(A)は、カートのハンドル(72)に操作レバー機構(4)を取付け、ハンドル(72)を下向前方に押せばレバーも作動して接続されているワイヤ(3)が引っ張られる構造にした。従って、カートを動かす時にはハンドルを下向前方に押せばレバーが作用しワイヤ(3)が引っ張られて制動盤(1)が引き上げられ床から離脱する。即ち、ブレーキが解除されカートは移動する状態になる。
次に、ハンドルを離せばハンドル部に設けたバネ(73)の作動でハンドルは元の状態に戻り、レバー(4)も元の状態になりワイヤ(3)が緩みバネ(14)が作動して制動盤(1)を降下してブレーキが掛かりカートは停止する。
▲2▼ 図6(B)はカートのハンドルを上向前後に動かせばレバー機構が作動してワイヤが引っ張られブレーキが解除され、ハンドルを放せばワイヤが緩んでブレーキが掛る。
▲3▼ 図6(C)はハンドルを強く握れば、操作レバー機構が作動する図を示す。
図示の如く、ハンドルと平行してレバー機構を設け、ハンドルとレバー機構部とを共に握る構造にしてある。
「請求項5」「請求項6」はワイヤで軸を上下さすのではなく、直接手動で上下さすものである。
図7はテコの原理を利用したL字状の梃子式操作干を前方に押せば軸の頭部を押し付けてブレーキを掛け、後方に戻せば、バネの復原力で軸が上がりブレーキが解除される。
図8操作棒を下げれば直接軸を押し付けブレーキが掛かり、操作棒を上に持ち上げればバネの復原力で軸が上がりブレーキが解除される。
図7はテコの原理を利用したL字状の梃子式操作干を前方に押せば軸の頭部を押し付けてブレーキを掛け、後方に戻せば、バネの復原力で軸が上がりブレーキが解除される。
図8操作棒を下げれば直接軸を押し付けブレーキが掛かり、操作棒を上に持ち上げればバネの復原力で軸が上がりブレーキが解除される。
「請求項7」は制動盤を傾斜している床面に密着させる手段には、段落番号(0007)▲5▼で記すように制動盤のみを全方向に傾動するように軸(11)に取付ける方法とか、図9に示すように軸(11)自体を傾動するように軸受部(2)を軸支持部(21)に取付ける方法等がある。
前述の記載事項は、本願と同一発明者、出願人が取得した特許第6281036号と同一事項が多々ある。 但し、技術分野が同一でも手段(構造)が相異しています。 即ち、筒状制動体に対し平盤な制動盤であること、更に、この分野において、該制動盤が床に沿うように前後左右に傾動するところに大きな新規な特徴があります。
本発明は次のような効果がある。
但し、本願と同一発明者、出願人が取得した特許第6281036号の効果と重複する面が多々あるが再度効果として記す。
▲1▼ 従来の台車等はキャスタの車輪部を押し付けてブレーキを掛ける方式であるが、本発明はカートのハンドル部を操作すれば制動盤が上下してブレーキが掛り安全で安心で便利である。
▲2▼ 制動盤や軸を傾動する構造にすれば、床が傾斜に沿って接地が可能で制動力が増し安定さす効果がある。
▲3▼ キャスタ部以外の任意の部位に複数個容易に取付けが可能である。
▲4▼ 振り子式レバーやロック機能を設けることによってネスティング機能を必要とするカートにも取付けが簡単で収納も移動にも安全で最適である。
▲5▼ カートのハンドルを離せば自動的にブレーキが掛かるので幼児を乗せた場合、安心して買い物や袋詰め、駐車場での荷移し等ができ安全で安心して買い物が出来る。
▲6▼ 増幅機構の作用によって操作レバー機構での僅かなワイヤの引っ張りでも制動盤を高く強く作動さすことができる。
▲7▼ 特許第6281036号記載の筒状制動体より構造が簡単で製作費が安価である。
但し、本願と同一発明者、出願人が取得した特許第6281036号の効果と重複する面が多々あるが再度効果として記す。
▲1▼ 従来の台車等はキャスタの車輪部を押し付けてブレーキを掛ける方式であるが、本発明はカートのハンドル部を操作すれば制動盤が上下してブレーキが掛り安全で安心で便利である。
▲2▼ 制動盤や軸を傾動する構造にすれば、床が傾斜に沿って接地が可能で制動力が増し安定さす効果がある。
▲3▼ キャスタ部以外の任意の部位に複数個容易に取付けが可能である。
▲4▼ 振り子式レバーやロック機能を設けることによってネスティング機能を必要とするカートにも取付けが簡単で収納も移動にも安全で最適である。
▲5▼ カートのハンドルを離せば自動的にブレーキが掛かるので幼児を乗せた場合、安心して買い物や袋詰め、駐車場での荷移し等ができ安全で安心して買い物が出来る。
▲6▼ 増幅機構の作用によって操作レバー機構での僅かなワイヤの引っ張りでも制動盤を高く強く作動さすことができる。
▲7▼ 特許第6281036号記載の筒状制動体より構造が簡単で製作費が安価である。
実施例に基づき本発明の形態を説明する。
請求項1,2記載発明の実施例を図1に示し、該図に基づき構造を説明する。
軸(11)の下部に長方形の基板(12)の下部に柔軟な凹凸した制止部材(13)を装着して制動盤(1)を構成し、制動盤の下部(接地部)を床に密 着するように基板を全方向遊動可能に軸に嵌合させた。 軸は軸受部(2)を摺動自在に貫通させ制動盤(1)と軸受部(2)間にバネ(14)を挿入した。軸受部は軸受支持部材(21)を介してカートのフレーム(71)に固定した。
軸(11)の頭部にワイヤ(3)を取付け、カートのハンドル(72)部に操作レバー機構(4)を連結した。
ハンドルを下向前方に押せば、ワイヤが引っ張れて軸(11)が上昇し制動盤(1)が床から引き上げられブレーキ解除される。この際、バネ(14)は圧縮される。
ハンドルを放せばバネの復原力でバネが伸び制動盤は降下してブレーキが掛る。ハンドルはバネ(73)の復原力で元も状態(後方)に戻る。
尚、制動盤は床の傾斜に沿うように前後左右に傾動可能に、制動盤の中央部を断面図示のように半円形に凹ませ、この凹部に嵌合する半円形の玉(16)で軸に固定した。
軸(11)の下部に長方形の基板(12)の下部に柔軟な凹凸した制止部材(13)を装着して制動盤(1)を構成し、制動盤の下部(接地部)を床に密 着するように基板を全方向遊動可能に軸に嵌合させた。 軸は軸受部(2)を摺動自在に貫通させ制動盤(1)と軸受部(2)間にバネ(14)を挿入した。軸受部は軸受支持部材(21)を介してカートのフレーム(71)に固定した。
軸(11)の頭部にワイヤ(3)を取付け、カートのハンドル(72)部に操作レバー機構(4)を連結した。
ハンドルを下向前方に押せば、ワイヤが引っ張れて軸(11)が上昇し制動盤(1)が床から引き上げられブレーキ解除される。この際、バネ(14)は圧縮される。
ハンドルを放せばバネの復原力でバネが伸び制動盤は降下してブレーキが掛る。ハンドルはバネ(73)の復原力で元も状態(後方)に戻る。
尚、制動盤は床の傾斜に沿うように前後左右に傾動可能に、制動盤の中央部を断面図示のように半円形に凹ませ、この凹部に嵌合する半円形の玉(16)で軸に固定した。
請求項1,2記載発明の他の実施例を図2に示し、該図に基づき構造を説明する。
軸(11)の下部に円形の基板(12)の下部に柔軟な凹凸した制止部材(13)を装着して制動盤(1)を構成し、該制動盤(1)と軸(11)とはバネ(17)で連結し傾動可能にした。
更に、軸は軸受部(2)を摺動自在に貫通させ、軸受部を貫通した軸部にはバネ(14)を挿入し該バネの下端を軸受部に固定し上端は輪環(15)に固定した。
軸受部は支持部材(21)を介してカートのフレー(71)に固定した。
軸(11)の頭部にワイヤ(3)を取付け、カートのハンドル(72)の操作レバー機構(4)に連結した。
ハンドル(72)を上向前方に押せば、ワイヤが引っ張れて軸(11)が上昇し制動盤(1)が床から引き上げられブレーキ解除される。この際、バネ(14)は伸ばされる。バネは実施例1とは逆作用している。
ハンドルを放せばバネの復原力でバネは収縮され制動盤は降下してブレーキが掛る。ハンドルはバネ(73)の復原力で後方に戻り元に状態になる。
軸(11)の下部に円形の基板(12)の下部に柔軟な凹凸した制止部材(13)を装着して制動盤(1)を構成し、該制動盤(1)と軸(11)とはバネ(17)で連結し傾動可能にした。
更に、軸は軸受部(2)を摺動自在に貫通させ、軸受部を貫通した軸部にはバネ(14)を挿入し該バネの下端を軸受部に固定し上端は輪環(15)に固定した。
軸受部は支持部材(21)を介してカートのフレー(71)に固定した。
軸(11)の頭部にワイヤ(3)を取付け、カートのハンドル(72)の操作レバー機構(4)に連結した。
ハンドル(72)を上向前方に押せば、ワイヤが引っ張れて軸(11)が上昇し制動盤(1)が床から引き上げられブレーキ解除される。この際、バネ(14)は伸ばされる。バネは実施例1とは逆作用している。
ハンドルを放せばバネの復原力でバネは収縮され制動盤は降下してブレーキが掛る。ハンドルはバネ(73)の復原力で後方に戻り元に状態になる。
請求項3記載発明の実施例を図3に示し、該図に基づき構造を説明する。
本実施例は上記図1に示す実施例に請求項3記載の発明を取付けたものである。
その相異点(追加点)は、手押し車同士が接触した際にブレーキが解除される手段を設けた。
そこで、車同士の接触を感知する手段の一例として振り子式レバー(41)を図4に示す如くカートの前方下部レームに取付ける。この機構の系統を図3に示す。
該振り子式レバー(41)は図示の如く略ヘ字状を成し、頂点を支点(43)
として前後に遊動するもので、ヘ字の端部にワイヤ(31)を取り付け、各回転駒(33)を通して軸(11)に連結する。
従って、該振り子式レバーが他のカートと接触するとワイヤ(3)が緩んでいてもワイヤ(31)で引っ張られ軸(11)が引き上げられブレーキが解除される。
しかし、カートの構造によっては、一個の振り子式レバーでは感知し難い場合があるので図4のように、他の部位に振り子式レバー(42)と蹴り棒
(44)を設けた。
更に、係員が手動でハンドルを下方に可動してブレーキを解除し、この位置でハンドルをロックすれば確実にブレーキが解除することも可能である。
このロック機構の一例として図4のように、2乃至3個程度穴を開けたロック機構用板(45)をハンドルのフレーム部に取付け、ハンドルが下げれば、前記穴部にピン(46)を通してハンドルが上昇しないようにした。
尚、軸(11)と制動盤(1)との取付けが、図1では嵌合させているが図3では螺合させている。
本実施例は上記図1に示す実施例に請求項3記載の発明を取付けたものである。
その相異点(追加点)は、手押し車同士が接触した際にブレーキが解除される手段を設けた。
そこで、車同士の接触を感知する手段の一例として振り子式レバー(41)を図4に示す如くカートの前方下部レームに取付ける。この機構の系統を図3に示す。
該振り子式レバー(41)は図示の如く略ヘ字状を成し、頂点を支点(43)
として前後に遊動するもので、ヘ字の端部にワイヤ(31)を取り付け、各回転駒(33)を通して軸(11)に連結する。
従って、該振り子式レバーが他のカートと接触するとワイヤ(3)が緩んでいてもワイヤ(31)で引っ張られ軸(11)が引き上げられブレーキが解除される。
しかし、カートの構造によっては、一個の振り子式レバーでは感知し難い場合があるので図4のように、他の部位に振り子式レバー(42)と蹴り棒
(44)を設けた。
更に、係員が手動でハンドルを下方に可動してブレーキを解除し、この位置でハンドルをロックすれば確実にブレーキが解除することも可能である。
このロック機構の一例として図4のように、2乃至3個程度穴を開けたロック機構用板(45)をハンドルのフレーム部に取付け、ハンドルが下げれば、前記穴部にピン(46)を通してハンドルが上昇しないようにした。
尚、軸(11)と制動盤(1)との取付けが、図1では嵌合させているが図3では螺合させている。
上記第3図の実施例をショピングカートに付けた概略を図4に示し、該図に
基づき構造を説明する。
カートの前輪の近傍に制動盤(1)を取付けた。 カートのハンドル(72)は下方に回動する。ハンドル部に操作レバー機構(4)を取り付け、尚、ハンドル部には係員が使用するロック機構用板(45)を設けた。ハンドルを下方に回動すればワイヤ(3)が引っ張られ制動盤が床から離されブレーキが解除される。
ハンドルを離せば操作レバー機構(4)が上がりワイヤ(3)が緩み制動盤が接地してブレーキが掛る。
尚、ネスティング機能置場に収納するカートには図示の様に、カートの前方に振り子式レバー(41)を取付けた。該レバーからワイヤ(31)が連結されている。
尚、カートの横側にも振り子式レバー(42)と蹴る棒(45)を取付けた。
図では、制動盤を1個取付けたが、状況に応じて数個取付けて安定させてもよい
基づき構造を説明する。
カートの前輪の近傍に制動盤(1)を取付けた。 カートのハンドル(72)は下方に回動する。ハンドル部に操作レバー機構(4)を取り付け、尚、ハンドル部には係員が使用するロック機構用板(45)を設けた。ハンドルを下方に回動すればワイヤ(3)が引っ張られ制動盤が床から離されブレーキが解除される。
ハンドルを離せば操作レバー機構(4)が上がりワイヤ(3)が緩み制動盤が接地してブレーキが掛る。
尚、ネスティング機能置場に収納するカートには図示の様に、カートの前方に振り子式レバー(41)を取付けた。該レバーからワイヤ(31)が連結されている。
尚、カートの横側にも振り子式レバー(42)と蹴る棒(45)を取付けた。
図では、制動盤を1個取付けたが、状況に応じて数個取付けて安定させてもよい
請求項4記載発明の実施例を図5に示し、該図に基づき構造を説明する。
本実施例は上記図3に示す実施例に請求項4記載発明の増幅機(5)を該増幅機は図示の如く、軸受部(55)を自在に回動する軸(51)の両端に短腕(52)と長腕(53)を取付け、短腕(52)にはワイヤ(3)と、ネスティング機能を必要とされる振り子式レバー(31)とが結合されている。
長腕には戻しバネ(54)が取付けられワイヤ(3)、(31)が共に緩めばバネ(14)の復原力等でワィヤ(32)も緩む。
増幅の度合は短腕と長腕の長さに比、及び、図示しないが回転駒の位置で決まる。
更に、ワイヤ(32)引っ張り長さは制動盤の上げ高さ、即ち、バネ(14)の圧縮又は伸びの限界値でも決まります。基板(12)と軸(11)とは溶接した。
本実施例は上記図3に示す実施例に請求項4記載発明の増幅機(5)を該増幅機は図示の如く、軸受部(55)を自在に回動する軸(51)の両端に短腕(52)と長腕(53)を取付け、短腕(52)にはワイヤ(3)と、ネスティング機能を必要とされる振り子式レバー(31)とが結合されている。
長腕には戻しバネ(54)が取付けられワイヤ(3)、(31)が共に緩めばバネ(14)の復原力等でワィヤ(32)も緩む。
増幅の度合は短腕と長腕の長さに比、及び、図示しないが回転駒の位置で決まる。
更に、ワイヤ(32)引っ張り長さは制動盤の上げ高さ、即ち、バネ(14)の圧縮又は伸びの限界値でも決まります。基板(12)と軸(11)とは溶接した。
図6にカートのハンドルと操作レバー機構の動きを図示した。
各動きは段落番号(0010)で述べたので省略する。
各動きは段落番号(0010)で述べたので省略する。
本発明の第5実施例を図7に示し、該図に基づき構造を説明する。
上記の第1から第5実施例はレバー機構にしてワイヤで制動盤を操作する構造であるが、本実施例は、制動盤の押さえ付けは梃子式操作干(6)を支点(61)にして梃子の原理を利用して制動盤を押さえ付けることができる。
ブレーキの解除は梃子式操作干(6)を元に位置に直せば、バネ(14)の復原力で制動盤(1)は上昇する構造である。
該操作干(6)は係止板(63)から外したり、挿入したりして前後に動かす。
基板部と制止部材等(軸部18)とは強固な樹脂性で一体成形した。
制動盤(1)と軸(11)とは前後左右に傾動可能なように軸(11)の下部と制動盤の軸部(18)とをバネ(17)で連結した。
上記の第1から第5実施例はレバー機構にしてワイヤで制動盤を操作する構造であるが、本実施例は、制動盤の押さえ付けは梃子式操作干(6)を支点(61)にして梃子の原理を利用して制動盤を押さえ付けることができる。
ブレーキの解除は梃子式操作干(6)を元に位置に直せば、バネ(14)の復原力で制動盤(1)は上昇する構造である。
該操作干(6)は係止板(63)から外したり、挿入したりして前後に動かす。
基板部と制止部材等(軸部18)とは強固な樹脂性で一体成形した。
制動盤(1)と軸(11)とは前後左右に傾動可能なように軸(11)の下部と制動盤の軸部(18)とをバネ(17)で連結した。
本発明の実施例を図8に示し、該図に基づき構造を説明する。
本実施例と前記実施例(図7)との相異点は図示の如く、操作棒(62)で直接制動盤(1)を下方に押し付けてブレーキを掛け、操作棒(62)を上に引き上げればバネ(14)の復原力で制動盤(1)を引き上げブレーキが解除される構造である。
操作棒(62)の上下の位置は係止板(63)の溝部に操作棒の握り部が入れる構造にしてある。
制動盤(1)と軸(11)とは図1と同様前後左右に傾動可能に嵌合した。
本実施例と前記実施例(図7)との相異点は図示の如く、操作棒(62)で直接制動盤(1)を下方に押し付けてブレーキを掛け、操作棒(62)を上に引き上げればバネ(14)の復原力で制動盤(1)を引き上げブレーキが解除される構造である。
操作棒(62)の上下の位置は係止板(63)の溝部に操作棒の握り部が入れる構造にしてある。
制動盤(1)と軸(11)とは図1と同様前後左右に傾動可能に嵌合した。
図9は制動盤(1)を床の傾斜に沿うに傾斜さす手段として、図示のように、
軸(11)自体が傾動するように軸受部(2)に球体(22)を取付け,該球体を軸受支持部(21)に設けた球状の空洞部(23)に摺動するように挿入した。
上述のような構造によって制動盤が床の傾斜に沿うようにした。
軸(11)自体が傾動するように軸受部(2)に球体(22)を取付け,該球体を軸受支持部(21)に設けた球状の空洞部(23)に摺動するように挿入した。
上述のような構造によって制動盤が床の傾斜に沿うようにした。
1 制動盤 11 軸 12 基板 13 制止部材 14 バネ
15 輪環 16半円形の玉 17 軸と制動盤間のバネ
18 制動盤の軸部
2 軸受部 21 軸受支持部 22、球体 23 球状の空洞部
24 半球状体の蓋
3 ワイヤ 31 ワイヤ 32 ワイヤ 33 回転コマ
4 操作レバー機構 41 振り子式レバー 42 振り子式レバー
43 支点 44 蹴り棒 45、ロック機構用板 46 ピン
5 増幅機構 51増幅機構の軸 52 短腕 53 長腕
54 バネ 55 軸受部
6 梃子式操作干 61 支点 62 操作棒 63 係止板
7 カート 71 カートのフレーム 72 手押し用操作干(ハンドル) 73 バネ 74 キャスタ
15 輪環 16半円形の玉 17 軸と制動盤間のバネ
18 制動盤の軸部
2 軸受部 21 軸受支持部 22、球体 23 球状の空洞部
24 半球状体の蓋
3 ワイヤ 31 ワイヤ 32 ワイヤ 33 回転コマ
4 操作レバー機構 41 振り子式レバー 42 振り子式レバー
43 支点 44 蹴り棒 45、ロック機構用板 46 ピン
5 増幅機構 51増幅機構の軸 52 短腕 53 長腕
54 バネ 55 軸受部
6 梃子式操作干 61 支点 62 操作棒 63 係止板
7 カート 71 カートのフレーム 72 手押し用操作干(ハンドル) 73 バネ 74 キャスタ
Claims (7)
- 下部に制動盤を取付けた軸を軸受部に摺動可能に貫通し、該軸受部を手押し車の任意の部位に固定し、更に、該軸を上下動さす手段を設けたことを特徴とした手押し車用ブレーキ装置。
- 請求項1記載の手押し車用ブレーキ装置において、上下動さす手段が軸にバネを軸受部の上部又は下部に挿入して該軸にワイヤを取付け、該ワイヤを引っ張れば軸が上昇してブレーキが解除され、ワイヤの引っ張り力を解除すれば前記バネの復原力で軸が降下して制動盤部でブレーキを掛ける構造にしたことを特徴とした手押し車用ブレーキ装置。
- 請求項2記載の手押し車用ブレーキ装置において、手押し車同士が接触した際にレーキが解除される手段を設けたことを特徴とした手押し車用ブレーキ装置。
- 請求項1乃至3のいずれか1項記載の手押し車用ブレーキ装置において、ワイヤの引っ張る長さを増幅機構で調整することを特徴とした手押し車用ブレーキ装置。
- 下部に制動盤を取付けた軸を上下に摺動するように軸受部に通し、該軸受部を手押し車の操作部近傍に固定し、前記軸にバネを軸受部の上部又は下部に挿入して、該制動盤を上下動さす手段として、テコの原理で動くL字状の梃子式操作干を前方に倒せば前記軸の頭部を直接押さえ下降させてブレーキを掛け、梃子式操作干を元の状態に引けば前記バネの復原力で上昇してブレーキを解除する構造にしたことを特徴とした手押し車用ブレーキ装置。
- 下部に制動盤を取付けた軸を上下に摺動するように軸受部に通し、該軸受部を手押し車の操作部近傍に固定し、前記軸にバネを軸受部の上部又は下部に挿入して、該制動盤を上下動さす手段として、上下動する操作棒で前記軸の頭部を直接押さえ下降させてブレーキを掛け、操作棒を引き上げて元の状態に復帰させれば前記バネの復原力で上昇してブレーキを解除する構造にしたことを特徴とした手押し車用ブレーキ装置。
- 請求項1乃至6のいずれか1項記載の手押し車用ブレーキ装置において、制動盤を全方向に傾動する手段を設けたことを特徴とした手押し車用ブレーキ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018171688A JP2020040627A (ja) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | 手押し車用ブレーキ装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113665653A (zh) * | 2021-07-22 | 2021-11-19 | 刘露 | 一种林业工程用树苗存储装置 |
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-
2018
- 2018-09-13 JP JP2018171688A patent/JP2020040627A/ja active Pending
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