JP3031004U - 介護用椅子 - Google Patents

介護用椅子

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JP3031004U
JP3031004U JP1996005450U JP545096U JP3031004U JP 3031004 U JP3031004 U JP 3031004U JP 1996005450 U JP1996005450 U JP 1996005450U JP 545096 U JP545096 U JP 545096U JP 3031004 U JP3031004 U JP 3031004U
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JP
Japan
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seat
seating
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chain
frame
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JP1996005450U
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English (en)
Inventor
勝己 黒木
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勝己 黒木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車椅子から搬送装置に障害者を移し替える必
要がなく、さらに一般家庭でも簡単に取りつけることが
できる介護用椅子を提供する。 【解決手段】 着座部1を基台部2に着脱可能に設け
る。着座部1の底面フレーム11を保持するフレーム受
け21を設ける。バックル23に差込み金具23aを差
し込み固定する。背面ストッパー24を設け、着座部1
の背もたれ12が傾倒しないように保持する。着座部1
の前面に開閉自在な手すり13が設ける。チェーン3を
フック15に取りつける。駆動装置51を直流電流によ
り駆動させる。搬送装置5により着座部1を移動させ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、歩行障害者を着座させて、ベッドから浴槽内へ搬送する介護用椅子 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、寝たきり老人などの歩行障害者を入浴させるに当たっては、ベッドから 車椅子で浴室まで移動し、さらにハンモック状の搬送装置により浴槽内に搬送し て入浴させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ベッドから車椅子へ乗せ、さらに搬送装置に移すためには複数 の介助者に寄らなくてはならなく、毎日の入浴において大変な労力を必要とする という問題点があった。 また、入浴専用の搬送装置においては、商用の交流電源により駆動するものを 直接浴室に設置することは禁止されているため、病院などでは隣室に駆動装置を 設けてこの搬送装置を作動させており、その特殊性から高価にならざるを得ない 。そのため、一般家庭では普及させることが困難であり、主に福祉団体が所有す る介護補助専用車両などによる巡回奉仕活動により、週に限られた回数しか入浴 させることができないという問題点があった。 本考案では、従来技術における上記のような問題点に鑑み、車椅子から搬送装 置に障害者を移し替える必要がなく、さらに一般家庭でも簡単に取りつけること ができる介護用椅子を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案では、介護用椅子を、基台部と、該基台部の上に載置され、着 脱可能に設けられた着座部と、前記基台部の上部に設けられ該着座部のフレーム を保持するフレーム受けと、前記着座部を吊り下げて昇降させる昇降手段とから なるようにしたものである。
【0005】 また、下部にキャスターを備え移動可能に設けられた基台部と、該基台部の上 に載置され、着脱可能に設けられた着座部と、前記基台部の上部に設けられ該着 座部のフレームを保持するフレーム受けと、前記基台部と前記着座部とを固定す る固定手段と、前記基台部の後部上方に突出して設けられ着座部の背もたれを傾 倒しないように保持する背面ストッパーと、前記着座部の側面に連結されて前記 着座部を保持するチェーンと、該チェーンを吊下し、水平方向に回転自在に設け られたハンガー部分と、前記ハンガー部分を吊り下げて昇降させると共に、水平 移動する駆動装置とからなるようにしたものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
歩行障害者を乗せる車椅子の着座部を、キャスターを備えた基台部から着脱可 能に設けて、基台部から離脱させた着座部を昇降装置により搬送して、そのまま 入浴させることにより、車椅子から搬送装置に障害者を移し替える必要がなく、 介助者の労力を大幅に軽減できるものである。
【0007】 また、昇降装置を直流の電源により駆動させることができるため、一般家庭の 浴室でも簡単に取りつけることができ、さらに簡単な構造により安価に製造でき るものである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係る介護用椅子の斜視図、図2は搬送装置の部分斜視図、図3 は着座部を浴槽内へ搬送した状態を示す斜視図である。
【0009】 図1に示すように、本実施例の介護用椅子は、下部にキャスター22を備え移 動自在に設けられた基台部2と、基台部2の上に載置され、着脱可能に設けられ た着座部1とから構成されている。 基台部2の上部には着座部1の底面フレーム11を保持するフレーム受け21 と、基台部2の後部上方に突出し、着座部1が傾倒しないように背もたれ12を 保持する背面ストッパー24と、基台部2と着座部1とを固定する固定手段とし て着座部1の差込み金具23aと、これを差し込む基台部2のバックル23とが 設けられている。 また、着座部1には、その前面に開閉自在な手すり13が設けられ、側部には 後述する昇降装置に連結して、この着座部1を昇降させるチェーン3を取りつけ るフック15が形成され、下部後面には着座部1のバックル23に差し込む差込 み金具23aが設けられている。
【0010】 図1及び図3に示すように、着座部1の底面フレーム11の下には4本の短い 脚14が設けられ、図3に示すように浴槽4内に搬入された際、浴槽4の底面4 1にこの脚14がつくことにより、着座面16が僅かに高くなるようにされてい る。
【0011】 入浴を終了し、着座部1を基台部2に装着する際は、図1に示すように、着座 部1の底面フレーム11が基台部2のフレーム受け21に嵌合するように下ろさ れる。これによりバックル23と差込み金具23aの位置が一致して、着座部1 を基台部2に載置するだけでバックル23と差込み金具23aが係合し、着座部 1と基台部2とが固定される。
【0012】 また、基台部2の後部上方には突出して設けられた背面ストッパー24が形成 され、着座した者が後ろに寄り掛かっても着座部1が傾倒しないように背もたれ 12を保持するようにされている。
【0013】 図2に示すように、搬送装置5は着座部1を吊り下げて保持するチェーン3と 、チェーン3を吊下し、水平方向に回転自在に設けられたハンガー部分53と、 ハンガー部分53を昇降させるワイヤ51と、このワイヤ51を巻き取ると共に 、天井に設置されたレール54に沿って水平移動する駆動装置51から構成され て、この駆動装置51は直流の電源により作動する低速モーター(図示せず)に より駆動する。
【0014】 次に、本実施例の介護用椅子を使用した入浴方法を説明する。 まず、ベッドから被介護人(歩行障害者)を本実施例の介護用椅子に乗せ、浴 室まで移動させる。この際、手すり13を閉じ、被介護人にこれを握らせる。 次に、図1に示すようにチェーン3を着座部1のフック15に固定する。 図2に示すように、駆動装置51によりワイヤ51を巻き取ることにより、着 座部1はこの搬送装置5に吊り下げられる。 ハンガー部分53を回すことにより、被介護者の方向を変えて浴槽4に対して 正面を向かせながら、駆動装置51により浴槽4の上方まで水平移動させる。 駆動装置51によりワイヤ51を繰り出して着座部1を降下させ、図3に示す ように浴槽4内に入れる。
【0015】
【考案の効果】
本考案では以上のように構成したので、被介護人を車椅子から搬送装置に移動 させることなく、容易に浴槽内に搬送できるため、簡単に入浴させることができ 、介助人の労力を大幅に軽減できるという効果がある。 また、簡単な構造の搬送装置を備えており、また直流の電力を利用しているこ とから、一般家庭の浴室へ取り付けることができ、毎日でも入浴させることがで きるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る介護用椅子の斜視図である。
【図2】搬送装置の部分斜視図である
【図3】着座部を浴槽内へ搬送した状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1‥‥‥着座部 11‥‥下部フレーム 12‥‥背もたれ 13‥‥手すり 14‥‥脚 15‥‥フック 16‥‥着座面 2‥‥‥基台部 21‥‥フレーム受け 22‥‥キャスター 23‥‥バックル 23a‥差込み金具 24‥‥背面ストッパー 3‥‥‥チェーン 4‥‥‥浴槽 41‥‥底面 5‥‥‥搬送装置 51‥‥駆動装置 52‥‥ワイヤ 53‥‥ハンガー部 54‥‥レール

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台部と、該基台部の上に載置され、着
    脱可能に設けられた着座部と、前記基台部の上部に設け
    られ該着座部のフレームを保持するフレーム受けと、前
    記着座部を吊り下げて昇降させる昇降手段とからなるこ
    とを特徴とする介護用椅子。
  2. 【請求項2】 下部にキャスターを備え移動可能に設け
    られた基台部と、該基台部の上に載置され、着脱可能に
    設けられた着座部と、前記基台部の上部に設けられ該着
    座部のフレームを保持するフレーム受けと、前記基台部
    と前記着座部とを固定する固定手段と、前記基台部の後
    部上方に突出して設けられ着座部の背もたれを傾倒しな
    いように保持する背面ストッパーと、前記着座部の側面
    に連結されて前記着座部を保持するチェーンと、該チェ
    ーンを吊下し、水平方向に回転自在に設けられたハンガ
    ー部分と、前記ハンガー部分を吊り下げて昇降させると
    共に、水平移動する駆動装置とからなることを特徴とす
    る介護用椅子。
  3. 【請求項3】 着座部の前面に開閉自在な手すりを設け
    たことを特徴とする請求項1または2記載の介護用椅
    子。
  4. 【請求項4】 駆動装置が直流電源により作動するよう
    に設けたことを特徴とする請求項2記載の介護用椅子。
JP1996005450U 1996-05-08 1996-05-08 介護用椅子 Expired - Lifetime JP3031004U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05201U (ja) * 1991-06-21 1993-01-08 住友金属工業株式会社 4ロールタンデム圧延機
JPH0538502A (ja) * 1991-07-31 1993-02-19 Kawasaki Steel Corp 丸棒鋼のサイジング圧延方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05201U (ja) * 1991-06-21 1993-01-08 住友金属工業株式会社 4ロールタンデム圧延機
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