JP3030920U - 詰らない液体調味料差し - Google Patents

詰らない液体調味料差し

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JP3030920U
JP3030920U JP1996001706U JP170696U JP3030920U JP 3030920 U JP3030920 U JP 3030920U JP 1996001706 U JP1996001706 U JP 1996001706U JP 170696 U JP170696 U JP 170696U JP 3030920 U JP3030920 U JP 3030920U
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正夫 羽鳥
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羽鳥 一夫
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 醤油、ソース等の液体調味料差しにおいて、
注ぎ孔の詰まらない液体調味料差しを提供する。 【構成】 液体調味料差しの注ぎ孔より容器内に通じる
管を、注ぎ孔よりも断面積の大きい、垂直な管とした構
造を持つ事を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [産業上の利用分野] 本考案は、詰らない液体調味料差しに関するものである。
【0002】 [従来の技術] 従来の醤油、ソース等の液体調味料差しの注ぎ孔が容器内に通じる管は、水平な 管であった。
【0003】 [考案が解決しようとする課題] これには次のような欠点があった。 注ぎ孔の直径が小さい場合は、注ぐ時の出具合は適正であっても、注ぎ孔内部に 液体調味料が付着して残り、時間が経って水分が蒸発すると、その塩分等が析出 して注ぎ孔を詰まらせる事が多々ある。注ぎ孔の直径を大きくすると詰まりにく くはなるが、注ぐ時の出具合が多すぎる。本考案は、以上の欠点を解決しようと いうものである。
【0004】 [問題を解決するための手段] 図1は本考案の液体調味料差しの斜視図である。図2は正面の断面図である。 A側、B側の注ぎ孔は共に同じ構造であり、どちらを傾けて液体調味料を差して もかまわない。図2の(1)と(2)は注ぎ孔であり、適正な出具合になるよう に孔の大きさを選べばよい。(3)と(4)は垂直な太い管である。本考案は、 以上のような構成による液体調味料差しである。
【0005】 [作用] 仮にA側を傾けて液体調味料を差すとすると、図2に於いて、容器内の液体調 味料は垂直な太い管(3)を通り(1)に示す注ぎ孔より外部に注がれ、B側の 注ぎ孔より空気が容器内に流入する。その後、容器を立てた時に、垂直な太い管 (3)の太さが充分でなければ、液体調味料は管内にとどまり、時間の経過によ り、塩分等が折出するが、ある太さ以上で、管内の液体調味料の自重が液体調味 料を管内にとどめる力に打ち勝てば、液体調味料は管内より容器内に落下する。 液体が細い管の中にとどまろうとする力の物理的説明は、ここでは述べないが、 管の材質、孔の直径、液体の種類によって決まる。
【0006】 [実施例] 以下、本考案の実施例について説明する。 図2に示すように、注ぎ孔、(1)と(2)より、容器内に通じる管を、(3) と(4)のような注ぎ孔よりも断面積の大きい、垂直な管とした。
【0007】 [考案の効果] 本考案は以上のような構造で、従来の液体調味料差しの欠点の、注ぎ孔の直径 が小さい場合は、注ぐ時の出具合は適正であっても、注ぎ孔内部に液体調味料が 付着して残り、その塩分等が析出して注ぎ孔を詰まらせる事が多々あり、注ぎ孔 の直径を大きくすると詰まりにくくはなるが、注ぐ時の出具合が多すぎるという 問題点が解消された。 なお図3に示すように、注ぎ孔より容器内に通じる管が内部に隠れる構造とす ると、壊れにくいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の斜視図である。
【図2】 本考案の正面の断面図である。
【図3】 本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】 本考案の他の実施例を示す正面の断面図であ
る。
【符号の説明】
(1)と(2) 注ぎ孔 (3)と(4) 注ぎ孔よりも断面積の大きい垂直な管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 醤油、ソース等の液体調味料差しの注ぎ
    孔より容器内に通じる管を、注ぎ孔よりも断面積の大き
    い、垂直な管とした構造を持つ液体調味料差し。
JP1996001706U 1996-02-07 1996-02-07 詰らない液体調味料差し Expired - Lifetime JP3030920U (ja)

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