JP3030618U - オートバイ用チェーン交換具 - Google Patents

オートバイ用チェーン交換具

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JP3030618U
JP3030618U JP1996004591U JP459196U JP3030618U JP 3030618 U JP3030618 U JP 3030618U JP 1996004591 U JP1996004591 U JP 1996004591U JP 459196 U JP459196 U JP 459196U JP 3030618 U JP3030618 U JP 3030618U
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米翁 福本
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南海部品株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案の解決課題は、オートバイのチェーン
交換を一人で容易且つ確実に行うことがでるとともに、
形状、構造が簡単で安価に製造できるオートバイ用チェ
ーン交換具の創出にある。 【解決手段】 底板部と該底板部の両端に形成された側
板部とからなる平面視略コの字型の交換具本体と、磁石
からなる圧入ガイド板と、チェーン固定用ボルトと、ピ
ン抜き用ボルトと、ピン圧入用ボルトからなり、交換具
本体の一の側板部にはチェーン固定用ボルト及びピン抜
き用ボルトと螺合可能な2つのねじ孔がチェーンのピン
間隔に合わせて設けられ且つ他の側板部との対向面には
2つの窪み部が設けられてなり、他の側板部には前記2
つのねじ孔との対向位置に窪み部及び貫通孔が設けられ
且つ前記2つの窪み部と略同高さ位置にはピン圧入用ボ
ルトと螺合可能なねじ孔が設けられてなり、圧入ガイド
板には、チェーンのピン間隔に合わせて2つの貫通孔が
設けられてなるとともに一側面には前記2つの貫通孔の
中間部に窪み部が設けられ且つ他の側面には段部が設け
られてなるオートバイ用チェーン交換具を創出した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、オートバイ用チェーン交換具に係り、その目的はオートバイのチェ ーン交換を一人で容易且つ確実に行うことが可能であるとともに、形状、構造が 簡単で安価に製造できるオートバイ用チェーン交換具を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】
オートバイ用チェーンは、使用に伴って摩耗等の経時劣化が生じるため、約1 万サイクル毎に交換が必要である。通常チェーンの交換が必要になった際には、 販売店等に持ち込んで店の人に交換してもらうことが多いが、チェーン交換を自 分の手で行いたいという機械いじりの好きな人も多く、そのような人の為に様々 なチェーン交換具が市販されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来市販されているチェーン交換具は、形状、構造が複雑で部 品数も多く従って価格もある程度高価になってしまい、チェーンを交換するため にチェーンの数倍の価格の交換具を購入しなくてはならないという状況が生じ、 このことがチェーンを自分で交換したい人にとっては大きな負担となっていた。 しかも、従来市販されているチェーン交換具では、チェーンを車体(歯車)か ら取り外してチェーンがゆらゆらと揺れる不安定な状態で交換作業を行わなけれ ばならず、このことがチェーン交換作業を面倒で作業性の悪くしかも熟練を要す るものとしていた。 そのため業界では、オートバイのチェーン交換を一人で容易且つ確実に行うこ とが可能であるとともに、形状、構造が簡単で安価に製造できるオートバイ用チ ェーン交換具の創出が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記従来の課題を解決するためになされたものであって、請求項1 の考案は、底板部と該底板部の両端に形成された側板部とからなる平面視略コの 字型の交換具本体と、磁石からなる圧入ガイド板と、チェーン固定用ボルトと、 2本のピン抜き用ボルトと、ピン圧入用ボルトからなるオートバイ用チェーン交 換具であって、前記交換具本体の一の側板部には前記チェーン固定用ボルト及び ピン抜き用ボルトと螺合可能な2つのねじ孔がチェーンのピン間隔に合わせて設 けられ且つ他の側板部との対向面には2つの窪み部が設けられてなり、他の側板 部には前記2つのねじ孔との対向位置に窪み部及び貫通孔が設けられ且つ前記2 つの窪み部と略同高さ位置には前記ピン圧入用ボルトと螺合可能なねじ孔が設け られてなり、前記圧入ガイド板には、チェーンのピン間隔に合わせて2つの貫通 孔が設けられてなるとともに一側面には前記2つの貫通孔の中間部に窪み部が設 けられ且つ他の側面には段部が設けられてなり、前記ピン抜き用ボルトは、中途 から先端にかけて非ねじ部を有し、該非ねじ部径はチェーンのピン径と略同径と され、一のピン抜き用ボルトの非ねじ部は少なくともチェーンのピン長さよりも 長く、他のピン抜き用ボルトの非ねじ部はチェーンのピン長さよりも短くされて なり、前記チェーン固定用ボルトの先端径はチェーンのピン径よりもわずかに大 とされてなり且つ先端部が凹状とされてなるようにオートバイ用チェーン交換具 を構成した。
【0005】 請求項2の考案では、底板部と該底板部の両端に形成された側板部とからなる 平面視略コの字型の交換具本体と、磁石からなる圧入ガイド板と、チェーン固定 用ボルトと、2本のピン抜き用ボルトと、ピン圧入用ボルトと、先端にねじ部を 有する棒状把手とからなるオートバイ用チェーン交換具であって、前記交換具本 体の一の側板部には前記チェーン固定用ボルト及びピン抜き用ボルトと螺合可能 な2つのねじ孔がチェーンのピン間隔に合わせて設けられ且つ他の側板部との対 向面には2つの窪み部が設けられてなり、他の側板部には前記2つのねじ孔との 対向位置に窪み部及び貫通孔が設けられ且つ前記2つの窪み部と略同高さ位置に は前記ピン圧入用ボルトと螺合可能なねじ孔が設けられてなり、前記底板部には 棒状把手のねじ部と螺合可能なねじ孔が設けられてなり、前記圧入ガイド板には 、チェーンのピン間隔に合わせて2つの貫通孔が設けられてなるとともに一側面 には前記2つの貫通孔の中間部に窪み部が設けられ且つ他の側面には段部が設け られてなり、前記ピン抜き用ボルトは、中途から先端にかけて非ねじ部を有し、 該非ねじ部径はチェーンのピン径と略同径とされ、一のピン抜き用ボルトの非ね じ部は少なくともチェーンのピン長さよりも長く、他のピン抜き用ボルトの非ね じ部はチェーンのピン長さよりも短くされてなり、前記チェーン固定用ボルトの 先端径はチェーンのピン径よりもわずかに大とされてなり且つ先端部が凹状とさ れてなるようにオートバイ用チェーン交換具を構成した。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具の好適な実施形態について図 面に基づいて説明する。 図1及び図2はそれぞれ、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)の 交換具本体(2)を示す左斜視図及び右斜視図である。 交換具本体(2)は、底板部(21)と該底板部の両端に形成された側板部( 22)、(23)とからなり、平面視略コの字型を有している。 交換具本体(2)の一の側板部(22)には2つのねじ孔(221)、(22 2)がチェーンのピン間隔に合わせて設けられており、また他の側板部(23) との対向面には2つの窪み部(223)、(224)が設けられている。 他の側板部(23)には前記2つのねじ孔(221)、(222)と対向する 部分に窪み部(231)及び貫通孔(232)が設けられており、前記2つの窪 み部(223)、(224)と略同高さ位置にはねじ孔(233)が設けられて いる。 なお、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)においては、図示例の 如く一の側板部(22)の厚みを他の側板部(23)よりも厚く形成することが 好ましい。これは、両側板部の厚みを変えることにより、後述するチェーン交換 作業において使用方法を混乱する恐れが少なくなるからである。
【0007】 図3及び図4はそれぞれ、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)の 圧入ガイド板(3)を示す左斜視図及び右斜視図である。 圧入ガイド板(3)は磁石からなり、チェーンのピン間隔に合わせて2つの貫 通孔(31)、(32)が設けられている。また、一面には前記2つの貫通孔( 31)、(32)の中間部に窪み部(33)が設けられ、他面には段部(34) が設けられている。段部(34)の水平部は、チェーンのピン接続プレートと略 同厚さとなるように設けられている。
【0008】 図5は、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)のチェーン固定用ボ ルト(4)を示す側面図である。 チェーン固定用ボルト(4)は先端部(41)が凹状とされており、先端径は チェーンのピン径よりもわずかに大とされている。また、このチェーン固定用ボ ルト(4)は、交換具本体(2)のねじ孔(221)と螺合可能とされている。
【0009】 図6及び図7はそれぞれ、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)の ピン抜き用ボルト(51)、(52)を示す側面図である。 ピン抜き用ボルト(51)、(52)は、中途から先端にかけて非ねじ部(5 3)を有し、該非ねじ部径はチェーンのピン径と略同径とされている。また、一 方のピン抜き用ボルト(51)の非ねじ部(53)は少なくともチェーンのピン 長さよりも長く、他方のピン抜き用ボルト(52)の非ねじ部(53)はチェー ンのピン長さよりも短くされている。また、ピン抜き用ボルト(51)、(52 )は、交換具本体(2)のねじ孔(222)と螺合可能とされている。
【0010】 図8は、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)のピン圧入用ボルト (6)を示す側面図である。 ピン圧入用ボルト(6)は、中途から先端にかけて非ねじ部(61)を有し、 該非ねじ部径は圧入ガイド板(3)の窪み部(33)と略同径とされている。ま た、このピン圧入用ボルト(6)は、交換具本体(2)のねじ孔(231)と螺 合可能とされている。
【0011】 以下、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)の使用方法について、 図9乃至図17に基づいて説明する。 先ず、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)を用いたチェーン切断 方法について、図9乃至図12を参照しつつ説明する。 オートバイ用チェーン交換具(1)を用いてチェーンを切断する際には、まず 図9に示すように、交換具本体(2)にチェーン(7)、チェーン固定用ボルト (4)及び非ねじ部がチェーンのピン長さよりも短いピン抜き用ボルト(52) をそれぞれセットする。 このとき、チェーン固定用ボルト(4)の先端部(41)及び、ピン抜き用ボ ルト(52)の先端部が、チェーン(7)のピン(71)、(72)に当接する ように行う。
【0012】 次に、チェーン固定用ボルト(4)を六角レンチ等で回転させて、図10に示 すように、チェーン(7)のピン(71)を、チェーン固定用ボルト(4)先端 部(41)と交換具本体(2)の窪み部(231)との間でしっかりと固定する 。これにより、チェーン(7)本体も交換具本体(2)に固定される。このとき 、ピン(71)を上下に揺らして、チェーン固定用ボルト(4)が中心に固定さ れているか確認する。
【0013】 チェーン(7)を交換具本体(2)に固定した後、ピン抜き用ボルト(52) を最後まで締め込んでピン(72)を途中まで抜く。(図11参照) ピン(72)が途中まで抜けたら、ピン抜き用ボルト(52)を外し、今度は 非ねじ部(53)が少なくともチェーンのピン長さよりも長いピン抜き用ボルト (51)を螺合させてピン(72)がチェーン(7)から抜けるまで締め込む。 (図12参照) ピン(72)がチェーン(7)から抜けたら、ピン抜き用ボルト(51)及び チェーン固定用ボルト(4)を後退させて、チェーン(7)を交換具本体(2) から取り外す。
【0014】 次に、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)を用いたチェーン接合 方法について、図13乃至図17を参照しつつ説明する。 オートバイ用チェーン交換具(1)を用いてチェーンを接合する際には、まず 交換具本体(2)にピン圧入用ボルト(6)及び圧入ガイド板(3)を図13に 示すようにセットする。
【0015】 チェーン(7)本体には、図14に示すように予めチェーンジョイント(73 )をセットしておく。なお図14中、(74)はOリングである。 そして、圧入ガイド板(3)の段部(34)にチェーン接続プレート(8)を 載置するとともに、チェーン(7)を交換具本体(2)にセットする。(図15 参照) このとき、圧入ガイド板(3)が磁石であり且つ段部(34)が設けられてい ることにより、チェーン接続プレート(8)を容易に位置決めすることが可能で ある。 また、図15の状態において、圧入ガイド板(3)の貫通孔(31)、(32 )、チェーン接続プレート(8)の孔部(81)、及び、交換具本体(2)の窪 み部(223)、(224)は、ピン(71)、(72)と略同高さとなってい る。
【0016】 図15の状態から、ピン圧入用ボルト(6)を締めこんでいき、圧入ガイド板 (3)でチェーン接続プレート(8)を押していくことにより、ピン(71)、 (72)にチェーン接続プレート(8)を圧入する。(図16参照) ピン(71)、(72)にチェーン接続プレート(8)が圧入されたらピン圧 入用ボルト(6)を後退させて、チェーン(7)を交換具本体(2)から取り外 す。そして、図17に示すように接続部にクリップ(9)をチェーン回転方向に 合わせて取付けて作業を終了する。
【0017】 図18は、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)の使用状態を示す 外観図である。 本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)を用いてチェーン交換作業を 行う際には、図18示の如く、交換具本体(2)を車両のチェーン後歯車(11 )の位置に設置し、チェーン固定用ボルト(4)を締め付けて交換具本体(2) をチェーン(7)及びチェーン後歯車(11)に固定した状態でチェーンの交換 作業を行う。 従って、従来のチェーン交換具を用いての交換作業のようにチェーンがゆらゆ らと揺れる不安定な状態での交換作業を行うことなく、安定した状態で確実且つ 容易に作業を行うことが可能である。
【0018】 なお、本考案に係るオートバイ用チェーン交換具(1)において、図19に示 すように交換具本体(2)の底板部(21)にねじ孔(211)を設けて、この ねじ孔(211)に先端にねじ部(101)を有する棒状把手(10)を螺合さ せる構成を採用することもできる。 図19示の如く、棒状把手(10)を設ける構成とすることにより、棒状把手 (10)を持ってチェーンの交換作業を行うことが可能となり、作業性に優れた ものとなる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に係る考案は、底板部と該底板部の両端に形成 された側板部とからなる平面視略コの字型の交換具本体と、磁石からなる圧入ガ イド板と、チェーン固定用ボルトと、2本のピン抜き用ボルトと、ピン圧入用ボ ルトからなるオートバイ用チェーン交換具であって、前記交換具本体の一の側板 部には前記チェーン固定用ボルト及びピン抜き用ボルトと螺合可能な2つのねじ 孔がチェーンのピン間隔に合わせて設けられ且つ他の側板部との対向面には2つ の窪み部が設けられてなり、他の側板部には前記2つのねじ孔との対向位置に窪 み部及び貫通孔が設けられ且つ前記2つの窪み部と略同高さ位置には前記ピン圧 入用ボルトと螺合可能なねじ孔が設けられてなり、前記圧入ガイド板には、チェ ーンのピン間隔に合わせて2つの貫通孔が設けられてなるとともに一側面には前 記2つの貫通孔の中間部に窪み部が設けられ且つ他の側面には段部が設けられて なり、前記ピン抜き用ボルトは、中途から先端にかけて非ねじ部を有し、該非ね じ部径はチェーンのピン径と略同径とされ、一のピン抜き用ボルトの非ねじ部は 少なくともチェーンのピン長さよりも長く、他のピン抜き用ボルトの非ねじ部は チェーンのピン長さよりも短くされてなり、前記チェーン固定用ボルトの先端径 はチェーンのピン径よりもわずかに大とされてなり且つ先端部が凹状とされてな ることを特徴とするオートバイ用チェーン交換具であるから、以下に述べる効果 を奏する。
【0020】 すなわち、オートバイからチェーンを取り外すことなくチェーン交換作業を行 うことができるため、オートバイのチェーン交換を一人で容易且つ確実に行うこ とが可能であり作業性に優れる。 さらに、交換具本体を車両のチェーン後歯車の位置に設置し、チェーン固定用 ボルトを締め付けて交換具本体をチェーン及びチェーン後歯車に固定した状態で チェーンの交換作業を行うことができるので、従来のチェーン交換具を用いての 交換作業のようにチェーンがゆらゆらと揺れる不安定な状態での交換作業を行う ことなく、安定した状態で確実且つ容易に作業を行うことが可能である。 さらに、圧入ガイド板が磁石であり且つ段部が設けられていることにより、チ ェーン接続プレートを容易に位置決めしてチェーンに取り付けることができる。 しかも、チェーン交換具の形状、構造が簡単であるため、容易且つ安価に製造 することが可能であるとともに、作業時において使用方法を間違えたりして混乱 する恐れがない。
【0021】 請求項2に係る考案は、底板部と該底板部の両端に形成された側板部とからな る平面視略コの字型の交換具本体と、磁石からなる圧入ガイド板と、チェーン固 定用ボルトと、2本のピン抜き用ボルトと、ピン圧入用ボルトと、先端にねじ部 を有する棒状把手とからなるオートバイ用チェーン交換具であって、前記交換具 本体の一の側板部には前記チェーン固定用ボルト及びピン抜き用ボルトと螺合可 能な2つのねじ孔がチェーンのピン間隔に合わせて設けられ且つ他の側板部との 対向面には2つの窪み部が設けられてなり、他の側板部には前記2つのねじ孔と の対向位置に窪み部及び貫通孔が設けられ且つ前記2つの窪み部と略同高さ位置 には前記ピン圧入用ボルトと螺合可能なねじ孔が設けられてなり、前記底板部に は棒状把手のねじ部と螺合可能なねじ孔が設けられてなり、前記圧入ガイド板に は、チェーンのピン間隔に合わせて2つの貫通孔が設けられてなるとともに一側 面には前記2つの貫通孔の中間部に窪み部が設けられ且つ他の側面には段部が設 けられてなり、前記ピン抜き用ボルトは、中途から先端にかけて非ねじ部を有し 、該非ねじ部径はチェーンのピン径と略同径とされ、一のピン抜き用ボルトの非 ねじ部は少なくともチェーンのピン長さよりも長く、他のピン抜き用ボルトの非 ねじ部はチェーンのピン長さよりも短くされてなり、前記チェーン固定用ボルト の先端径はチェーンのピン径よりもわずかに大とされてなり且つ先端部が凹状と されてなることを特徴とするオートバイ用チェーン交換具であるから、棒状把手 を持ってチェーンの交換作業を行うことが可能であり作業性に優れるという効果 を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具の交
換具本体を示す左斜視図である。
【図2】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具の交
換具本体を示す右斜視図である。
【図3】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具の圧
入ガイド板を示す左斜視図である。
【図4】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具の圧
入ガイド板を示す右斜視図である。
【図5】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具のチ
ェーン固定用ボルトを示す側面図である。
【図6】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具のピ
ン抜き用ボルトを示す側面図である。
【図7】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具のピ
ン抜き用ボルトを示す側面図である。
【図8】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具のピ
ン圧入用ボルトを示す側面図である。
【図9】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具を用
いたチェーン切断方法の説明図である。
【図10】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具を
用いたチェーン切断方法の説明図である。
【図11】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具を
用いたチェーン切断方法の説明図である。
【図12】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具を
用いたチェーン切断方法の説明図である。
【図13】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具を
用いたチェーン接合方法の説明図である。
【図14】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具を
用いたチェーン接合方法の説明図である。
【図15】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具を
用いたチェーン接合方法の説明図である。
【図16】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具を
用いたチェーン接合方法の説明図である。
【図17】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具を
用いたチェーン接合方法の説明図である。
【図18】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具の
使用状態を示す外観図である。
【図19】本考案に係るオートバイ用チェーン交換具の
実施形態の変更例である。
【符号の説明】
1 オートバイ用チェーン交換具 2 交換具本体 21 底板部 22 側板部 23 側板部 221、222 ねじ孔 223、224 窪み部 231 窪み部 232 貫通孔 233 ねじ孔 3 圧入ガイド板 31、32 貫通孔 33 窪み部 34 段部 4 チェーン固定用ボルト 41 先端部 51、52 ピン抜き用ボルト 53 非ねじ部 6 ピン圧入用ボルト 61 非ねじ部 7 チェーン 71、72 ピン 10 棒状把手 101 ねじ部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板部と該底板部の両端に形成された側
    板部とからなる平面視略コの字型の交換具本体と、磁石
    からなる圧入ガイド板と、チェーン固定用ボルトと、2
    本のピン抜き用ボルトと、ピン圧入用ボルトからなるオ
    ートバイ用チェーン交換具であって、 前記交換具本体の一の側板部には前記チェーン固定用ボ
    ルト及びピン抜き用ボルトと螺合可能な2つのねじ孔が
    チェーンのピン間隔に合わせて設けられ且つ他の側板部
    との対向面には2つの窪み部が設けられてなり、他の側
    板部には前記2つのねじ孔との対向位置に窪み部及び貫
    通孔が設けられ且つ前記2つの窪み部と略同高さ位置に
    は前記ピン圧入用ボルトと螺合可能なねじ孔が設けられ
    てなり、 前記圧入ガイド板には、チェーンのピン間隔に合わせて
    2つの貫通孔が設けられてなるとともに一側面には前記
    2つの貫通孔の中間部に窪み部が設けられ且つ他の側面
    には段部が設けられてなり、 前記ピン抜き用ボルトは、中途から先端にかけて非ねじ
    部を有し、該非ねじ部径はチェーンのピン径と略同径と
    され、一のピン抜き用ボルトの非ねじ部は少なくともチ
    ェーンのピン長さよりも長く、他のピン抜き用ボルトの
    非ねじ部はチェーンのピン長さよりも短くされてなり、 前記チェーン固定用ボルトの先端径はチェーンのピン径
    よりもわずかに大とされてなり且つ先端部が凹状とされ
    てなることを特徴とするオートバイ用チェーン交換具。
  2. 【請求項2】 底板部と該底板部の両端に形成された側
    板部とからなる平面視略コの字型の交換具本体と、磁石
    からなる圧入ガイド板と、チェーン固定用ボルトと、2
    本のピン抜き用ボルトと、ピン圧入用ボルトと、先端に
    ねじ部を有する棒状把手とからなるオートバイ用チェー
    ン交換具であって、 前記交換具本体の一の側板部には前記チェーン固定用ボ
    ルト及びピン抜き用ボルトと螺合可能な2つのねじ孔が
    チェーンのピン間隔に合わせて設けられ且つ他の側板部
    との対向面には2つの窪み部が設けられてなり、他の側
    板部には前記2つのねじ孔との対向位置に窪み部及び貫
    通孔が設けられ且つ前記2つの窪み部と略同高さ位置に
    は前記ピン圧入用ボルトと螺合可能なねじ孔が設けられ
    てなり、前記底板部には棒状把手のねじ部と螺合可能な
    ねじ孔が設けられてなり、 前記圧入ガイド板には、チェーンのピン間隔に合わせて
    2つの貫通孔が設けられてなるとともに一側面には前記
    2つの貫通孔の中間部に窪み部が設けられ且つ他の側面
    には段部が設けられてなり、 前記ピン抜き用ボルトは、中途から先端にかけて非ねじ
    部を有し、該非ねじ部径はチェーンのピン径と略同径と
    され、一のピン抜き用ボルトの非ねじ部は少なくともチ
    ェーンのピン長さよりも長く、他のピン抜き用ボルトの
    非ねじ部はチェーンのピン長さよりも短くされてなり、 前記チェーン固定用ボルトの先端径はチェーンのピン径
    よりもわずかに大とされてなり且つ先端部が凹状とされ
    てなることを特徴とするオートバイ用チェーン交換具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102074618B1 (ko) * 2019-08-13 2020-02-06 김탄욱 체인핀 분리 및 결합장치
CN113695511A (zh) * 2020-05-22 2021-11-26 中冶宝钢技术服务有限公司 一种环冷机上驱动链条的维修方法和辅助工装

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