JP3030326U

JP3030326U - 耳掃除棒

Info

Publication number: JP3030326U
Application number: JP1996004644U
Authority: JP
Inventors: 政雄伊藤
Original assignee: 政雄伊藤
Priority date: 1996-04-17
Filing date: 1996-04-17
Publication date: 1996-10-22
Anticipated expiration: 2002-04-17

Abstract

(57)【要約】【課題】耳にソフトタッチで、痛い思いをせず、
簡単に耳掃除ができて、かつ、綿棒の役目も果たすとい
う両方の特性を活かす。【解決手段】棒の両先端、または、片方のいずれか
に、綿等に粘着剤を施し、粘着性を持たせたものを取り
付けて、綿棒の形状にした耳掃除棒と、カートリッジタ
イプにした粘着綿等を棒に取り付けて、使用できるよう
にした耳掃除棒。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、耳の穴に挿入して、軽く回転させることで、耳のなかにある耳あかを掃除することができる耳掃除棒。

【０００２】また、耳の中に入ってしまった髪の毛などの異物を付着させて取り除くことができる耳掃除棒。

【０００３】

【従来の技術】

従来は、図５、図６に示す、先端を丸くＬ状に曲げた形状（イ）と、反対側（ロ）に羽毛等を球面体状に取り付けたものや小さなこけしなどアクセサリーを取り付けたもので、図５、図６に示す、丸くＬ状に曲げた先端部（イ）を耳の穴に入れて掻くことで、耳掃除をするようになっている。

【０００４】または、図７、図８に示す、片側は、綿棒（ニ）になっていて、反対側は、従来型の耳掻きと同じように、先端を丸くＬ状に曲げた形状（ハ）になっている。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

従来の耳掻きは、竹、鉄、プラスチック等の材質で製作されているため、耳の穴の形状が十人十色であるため、部分的にしか耳掃除出来ないし、耳の穴の奥の方は、痛みを伴うことがある。

【０００６】また、綿棒の場合、耳の穴に水が入ったときに使用したり、風呂上がりに耳掃除をする時に使用し、湿気を帯びている場合効果がありますが、乾燥している耳あかには、効果が得られない。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

上記の課題を解決するために、本考案は、綿棒のように耳にソフトで、かつ耳掻きのように乾燥性の耳あかや湿気を帯びた耳あかを掃除出来るという両方の特性を活かすため、綿棒の両端を両面テープのような粘着のあるものを軸につけてはずれにくくすることにより、簡単に耳掃除ができるようにした。

【０００８】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図１において、軸（１）の両先端（２、３）に、綿等に粘着剤を施し、粘着性を持たせたものを取り付け、綿棒の形状をした耳掃除棒。

【０００９】図１において、軸（１）の両先端（２、３）の片方いずれかに、綿等に粘着剤を施し、粘着性のある粘着綿等を取り付けて、片方だけ綿棒の形状をした耳掃除棒。

【００１０】図２において、軸（４）の先端を球面体（５）等外れにくい形状にして、綿等に粘着剤を施し粘着性のあるものをカートリッジタイプ（図３）にしたものを取り付け挿入口部（７）の内側粘着面を密着させ、使用できる掃除棒（図４）。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。

【００１２】綿棒の綿の性質を有しているので、本考案を耳の穴に挿入してもソフトタッチで、耳に優しい。

【００１３】耳掻き棒の場合、丸くＬ型に曲った方向しか、耳あかは取れないのに比べ、本考案は、吸水性を備え、粘着性があるため、耳の穴に挿入し回転させるだけで、湿気を帯びた耳あか、乾燥性の耳あかを付着させてとれるようにしている。

【００１４】また、耳の中に髪の毛等の異物が入った場合においても、本考案を耳の穴に挿入し付着させることにより、異物を取り除くことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】綿棒の形状をした耳掃除棒の側面図である。

【図２】カットリッジタイプ粘着綿等を取り付ける棒の
側面図である。

【図３】カットリッジタイプ粘着綿等の斜視図である。

【図４】カットリッジタイプ粘着綿等を棒に取り付けた
実施例を示す側面図である。

【図５】従来型の耳掻きの側面図である。

【図６】従来型の耳掻きの立面図である。

【図７】綿棒と耳掻きが一体になった側面図である。

【図８】綿棒と耳掻きが一体になった立面図である。

【符号の説明】

１棒２綿等に粘着剤を施し、粘着性を持たせたも
の３綿等に粘着剤を施し、粘着性を持たせたも
の４棒５取り付け部６カートリッジタイプ７締め付け位置イ耳掻き部ロ羽毛等で作られた球面体ハ綿棒の綿取り付け部ニ綿棒の耳掻き部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】軸（１）の両先端（２、３）に、綿
等に粘着剤を施し、粘着性を持たせたものを取り付け
て、綿棒の形状をした耳掃除棒。
【請求項２】軸（１）の両先端（２、３）の片方
いずれかに、綿等に粘着剤を施し、粘着性を持たせたも
のを取り付けた耳掃除棒。
【請求項３】軸（４）の先端（５）に、綿等に粘
着剤を施し、粘着性を持たせたカートリッジ（６）を取
り付けて使用する耳掃除棒。