JP3030298U - 電線と端子の圧着機 - Google Patents
電線と端子の圧着機Info
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- JP3030298U JP3030298U JP1996004052U JP405296U JP3030298U JP 3030298 U JP3030298 U JP 3030298U JP 1996004052 U JP1996004052 U JP 1996004052U JP 405296 U JP405296 U JP 405296U JP 3030298 U JP3030298 U JP 3030298U
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電線と端子の圧着は手作業又は機械化におい
て、小さな部品である端子の自動供給は、圧着機構と同
等の機構を要し、大別して、圧着機と、端子の自動供給
機を必要とした。 【解決手段】 端子をカートリッジ21,22に装填
し、圧着操作ごとに端子26,27を1個づつ所定の位
置の端子受溝23に供給して、電線装着後、電線被覆の
切断、芯線の撚り、切断被覆の引抜き、端子の挿入を行
い圧着させる。
て、小さな部品である端子の自動供給は、圧着機構と同
等の機構を要し、大別して、圧着機と、端子の自動供給
機を必要とした。 【解決手段】 端子をカートリッジ21,22に装填
し、圧着操作ごとに端子26,27を1個づつ所定の位
置の端子受溝23に供給して、電線装着後、電線被覆の
切断、芯線の撚り、切断被覆の引抜き、端子の挿入を行
い圧着させる。
Description
【0001】
本考案は電線と端子の圧着に係り、特に端子をカートリッジより1個づつ取出 す、自動供給とし、電線の被覆の切断、芯線の撚り、切断した被覆の抜取り、端 子の供給、端子と芯線の圧着を数秒で完結するもので、特に小型軽量で現場作業 に適した電線と端子の圧着機に関する。
【0002】 従来電線と端子の圧着は、手作業であった。先づ被覆の切断、引抜きを行い、 芯線を撚り、端子に挿入後、圧着工具を用いて圧着していた。一方自動化された 機器もあるが、端子の自動供給機構だけでも過大な装置となり、高価で特に工事 現場用には適さなかった。
【0003】
従来の手作業による工程は電線の被覆の切断、引抜き、撚り、端子の挿入、圧 着と5工程で、工具はストリッパーと圧着ペンチと2種類を必要とし、特に圧着 には大きな力を必要とするため、指、手首の疲労による、生産性、品質の均一性 に問題を有し、配電盤、操作盤等の配線作業には、早期の改善が望まれていた。
【0004】 本考案はこれに鑑み、人手をほとんど必要とすることなく、電線と端子の圧着 が行え、しかも工場内作業はもちろん、据付現場の作業に提供することを目的と してなされたものである。
【0005】
上記の目的を達成するため本考案において、端子を直列に積み重さねて整列さ せ筒状のカートリッジに納め用いる。電線を所定の位置に置き、保持し、被覆を 切断するカッター機構と、切断された被覆ごと芯線を、摘み機構で固定しながら 回転し、芯線に撚りを与え、被覆を引抜く機構が、一直線上に配置され、電線芯 線と端子台が同一直線上に移動する機構を備え、電線保持部が前進して端子に挿 入し圧着機構が降下し圧着を行うようにしたことを特徴とする。
【0006】
上記のように構成された電線と端子の圧着機は、電線の端を保持台の上に置く だけで、自動で固定保持され、電線被覆の切断、芯線の撚り、切断された被覆の 引抜き、端子の圧着を行い終了する。
【0007】
以下本考案を図1乃至図9に示す実施例を参照して説明する。
【0008】 圧着機1及び付帯機構は図1乃至図9に示すように箱型で、V溝を設けた電線 の保持台2を有し、電線3の直線上に被覆6を切断するカッター上刃4を設けて ある。下刃5は引抜機構9に固定され上刃4が上下に作動する。切断された被覆 6を電線3の直線上に設けた摘み、撚り機構7が左右から電線被覆6を強く摘み 、回転して芯線8を撚りながら引抜き移動する。芯線8は撚りと同時に曲りを補 正されて真直になる。芯線8は保持台2に固定されたまま横に移動してカートリ ッジ21,22から供給され、端子台11により移動した端子10と一直線上に 位置し、保持台2が前進して端子10の穴に挿入されて、上部より降下する圧着 機構13によって圧着される。
【0009】 次に工程順に詳しく説明する。
【0010】 電線3の被覆切断と芯線8の撚りと被覆6の抜取り。電線3をV溝を設けた保 持台2に置き、スイッチを入れる。保持部14はカム15によって、上刃4はカ ム16によって共に降下し、電線3の保持と被覆6の切断を行う。
【0011】 芯線8の撚りと被覆6の抜取り。 芯線8の撚りは、撚り機構7と連結棒17を介してソレノイドバルブ19によ って摘み、撚り機構はモーター18によって回転し、撚り加工を行い同時に引抜 用カム20によって被覆6は引抜かれる。この時芯線8は一直線になる。
【0012】 芯線8と端子10の圧着。 電線保持部14は電線3を保持したまま、カム35によって横に移動し、端子 カートリッジ21又は22から端子10は端子台11に1個づつ供給され、端子 受溝23に入りカム36によって横に移動して、芯線8と一直線上に位置して、 ソレノイドバルブ25によって前進して、端子10の穴に挿入されて、圧着用カ ム24により圧着機構13が降下して圧着して完了する。これら工程の制御は電 子装置を組みこんで行った。
【0013】 次に本考案の端子カートリッジについて説明する。 本考案の特徴は端子の供給にカートリッジを採用したことである。この方法を 用いなければ圧着機本体と同一程度の機構を有する、端子供給機が必要で、作業 性、経済性共、実用に問題があると考えた。カートリッジの採用で端子供給機を 不用とした。図7,8に示すように端子にはY型端子26と丸型端子27とあり 、カートリッジは図7,図8に示すように端子の形状に合わせた。端子は50個 と100個入りを用意した。夫々のカートリッジの下部にはストップピン28を 設けて、手作業で端子の供給を行う場合に備えた、Y型端子カートリッジでは端 子を装填した後重り29で安定供給と最後の1個が端子受溝23に納まるよう工 夫した。丸型端子は心棒31を備え整列させて、重り32ストッパー33、フタ 34を設けた。
【0014】
以上説明したように本考案によれば、端子の供給はカートリッジに依り簡便と なり、電線の保持から圧着までの所要時間は3秒以下で作業のスピードが向上し 、多量の処理に適し、加工品の均一性、と共に本体総重量は17kgと軽く小型の ため、現場作業の携帯に適し、電気の配電盤、操作盤等の配線工事に大きく役立 つ。
【図1】本考案による電線と端子の圧着機概略正面図
【図2】被覆切断、撚り引抜機構の説明図
【図3】被覆を摘んだ状態図
【図4】撚りを終了し被覆を抜取った状態図
【図5】圧着機構の側面図
【図6】圧着状態図
【図7】Y型カートリッジを示す図
【図8】丸型カートリッジを示す図
【図9】圧着までの電線の状態図
1 圧着機 2 電線の保持台 3 電線 4 カッタ上刃 5 カッタ下刃 6 電線の被覆 7 摘み、撚り機構 8 芯線 9 引抜機構 10 端子 11 端子台 12 端子受溝 13 圧着機構 14 電線保持部 15 保持用カム 16 上刃用カム 17 連結棒 18 モータ 19 ソレノイドバルブ 20 引抜用カム 21 Y型用カートリッジ 22 丸型用カートリッジ 23 端子受溝 24 圧着用カム 25 ソレノイドバルブ 26 Y型端子 27 丸型端子 28 ストップピン 29 重り 30 フタ 31 心棒 32 重り 33 ストッパ 34 フタ 35 カム 36 カム
Claims (1)
- 【請求項1】 端子を積み重ねて整列させた筒状のカー
トリッジを用い、端子を1個づつ自動供給する機構を有
し、電線被覆の切断と、芯線の撚りと被覆の引抜きを同
時に行うことで、電線の直線性を保持させ、端子の穴と
芯線を一直線上に移動させて、挿入後圧着することを特
徴とする圧着機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004052U JP3030298U (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 電線と端子の圧着機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004052U JP3030298U (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 電線と端子の圧着機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3030298U true JP3030298U (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=43165298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996004052U Expired - Lifetime JP3030298U (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 電線と端子の圧着機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030298U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014164868A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 端子付電線製造方法、及び芯線露出装置 |
JP2018099015A (ja) * | 2016-12-07 | 2018-06-21 | 新明和工業株式会社 | 電線捩り装置、それを備えた電線処理装置及び電線処理方法 |
-
1996
- 1996-04-17 JP JP1996004052U patent/JP3030298U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014164868A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 端子付電線製造方法、及び芯線露出装置 |
JP2018099015A (ja) * | 2016-12-07 | 2018-06-21 | 新明和工業株式会社 | 電線捩り装置、それを備えた電線処理装置及び電線処理方法 |
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