JP3030280B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

Info

Publication number
JP3030280B2
JP3030280B2 JP10171679A JP17167998A JP3030280B2 JP 3030280 B2 JP3030280 B2 JP 3030280B2 JP 10171679 A JP10171679 A JP 10171679A JP 17167998 A JP17167998 A JP 17167998A JP 3030280 B2 JP3030280 B2 JP 3030280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
space
substrate processing
gas inlet
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10171679A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000012534A (ja
Inventor
光徳 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP10171679A priority Critical patent/JP3030280B2/ja
Publication of JP2000012534A publication Critical patent/JP2000012534A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3030280B2 publication Critical patent/JP3030280B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばプラズマ
CVD装置のように、チャンバに供給されたプロセスガ
スの下で基板処理を行う基板処理装置に関し、特に、プ
ロセスガスを混合してチャンバに導入するガスミキサ及
びガス導入部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の基板処理装置として、プ
ラズマCVD装置におけるガス導入部構造を示す断面側
面図、図11は図10の一部断面平面図である。プラズ
マCVD装置は、チャンバ1の上部にプラズマを発生さ
せるための電極ポール12を備えると共に、ガス導入部
を備え、これら電極ポール12及びガス導入部の下方の
チャンバ内にワークである基板14がサセプタ2上に支
持される構造をなす。
【0003】ガス導入部は、チャンバ1の側壁に沿って
チャンバ1の上部に至り、そこでチャンバ中央方向へ向
かうよう垂直に曲げられた2つのガス配管(SUS配
管)21、22に接続される絶縁性のガス導入ブロック
13と、このガス導入ブロック13が取り付けられる電
極ポール12とで構成されている。ガス導入ブロック1
3には第1ガスを供給するガス配管21が接続される水
平方向に形成されたガス通路13aと、第2ガスを供給
するガス配管22が接続される同じく水平方向に形成さ
れたガス通路13bと、これら通路13a、13bが一
つに合流する合流点13cよりチャンバ下方に向かって
垂直方向に形成されたガス通路13dとが形成されてい
る。
【0004】電極ポール12は柱形状をなし、その中
央、垂直方向にガス導入ブロック13のガス通路13c
と連通するガス通路12aが貫通されている。また、電
極ポール12にはアース23との間に設けられた高周波
電源24の電源端子が接続されている。
【0005】電極ポール12の下端は温度調節板7の上
面に密着されており、この温度調節板7の下側にガス分
散板11が付設され、さらにこのガス分散板11の下面
側にガスシャワー板10が付設されている。温度調節板
7の中央部には、電極ポール12のガス通路12aに連
通する貫通孔7Aが設けられており、この貫通孔7Aの
下端がガス分散板11の上方に開口している。チャンバ
1の中央下端には供給されたガスの排気口4が設けられ
ている。
【0006】なお、これらの図において、5はチャンバ
蓋、6はチャンバ蓋5と温度調節板7とを絶縁する絶縁
ブロック、8は温度調節板7及びガスシャワー板10
と、チャンバ蓋6及びチャンバ1とを絶縁する絶縁リン
グである。また、9はガス導入フランジ、3はサセプタ
2の下面に設けられたヒータである。
【0007】以上の構成において、図10、図11に示
した従来のプラズマCVD装置のガス導入動作について
説明する。ガス供給時にガス配管21、22を通って供
給されるガスは、ガス導入ブロック13の合流点13c
でぶつかり、混ざった状態で電極ポール12の通路12
a、温度調節板7の貫通孔7A、ガス分散板11、そし
てガスシャワー板10を通してチャンバ内に導入され
る。
【0008】図12は他の従来例として、特開平6−1
24903に開示されたガス導入部構造を示している。
図12において、1はチャンバ、3はヒータ、14は基
板、71はガス導入配管、72はガスの導入孔、73は
導入されるガスを混合するための混合器、74は細孔7
4aが多数設けられた内部抵抗板、75はガスシャワー
板である。
【0009】図13は、混合器73を示す断面平面図で
あり、73b,73bはガスの導入孔72に接続される
ガス取入口、73aは複数の曲がり角を有する渦巻状の
ガス通路、73dは本体への取付穴である。こうして、
図12、図13に示されるガス導入部構造では、ガスの
混合器73を備え、この混合器73の2つの取入口73
b,73bより導入されたガスを渦巻状に流すことによ
り、2種のガスを混合してガスシャワー板75に供給す
るようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
基板処理装置におけるガス導入部構造においては、図1
0、図11に示したものでは、ガス導入ブロック13で
2つのガス通路13a,13bを突き合わせて合流させ
ることによってガスを混合するようにしているが、この
ように流入ガスを互いにぶつけ合うことのみによりガス
を混合させる構造では、十分にガスを混合させることが
できず、このため、例えばチャンバ内でのプラズマ基板
処理においては、膜厚、屈折率、エッチレート等におい
て均一性の向上を妨げる要因となる。また、図12、図
13に示したものは、混合器の構成が複雑であり、ガス
ヘッド部の複雑化、コスト高を招く要因となる。
【0011】この発明は、かかる従来の問題点を解決す
るためになされたもので、構造が簡単で、低コストに実
現でき、しかもガスを十分に混合できて基板処理の均一
性の向上を図ることができるガスミキサ、及びガス導入
部構造を有する基板処理装置を得ることを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明に係るガスミキサは、基板処理用のガス
を混合するための空間部33(区画室33a,33bか
らなる)と、前記空間部(区画室33a)を形成する壁
部に設けられ、基板処理用の第1ガスが流入する第1ガ
ス導入口32aと、前記空間部(区画室33b)を形成
する壁部に設けられ、基板処理用の第2ガスが流入する
第2ガス導入口31aと、前記空間部33における前記
第1ガス導入口32aと第2ガス導入口31aとの間に
設けられ、前記第1ガス導入口側と前記第2ガス導入口
側とを連通させる多数の貫通孔34aが設けられた多孔
部材(多孔板34)と、前記空間部33の前記第2ガス
導入口31aが設けられた壁部よりも下流側の壁部に設
けられ、前記空間部(区画室33b)で混合されたガス
を基板処理室へ供給するためのガス導出口33cとを有
し、前記ガス導入口より導出された混合ガスが前記基板
処理室に設けられた少なくともガスシャワー板を通して
前記基板処理装置内の基板に導出される基板処理装置と
したものである。
【0013】また、この発明は、基板処理用のプロセス
ガスが供給されるチャンバ1の上部に設けられ、プラズ
マを発生するための電極ポールを備えた基板処理装置に
おいて、前記電極ポール30内部に空間部33を形成
し、該空間部33を形成する上部側壁部を貫通して基板
処理用の第1ガスが流入する第1ガス導入口を設けると
共に、前記空間部を形成する下部側壁部を貫通して、基
板処理用の第2ガスが流入する第2ガス導入口を設け、
前記空間部における前記第1ガス導入口と前記第2ガス
導入口の間に、前記第1ガス導入口側と前記第2ガス導
入口側とを連通させる多数の貫通孔が設けられた多孔部
材(多孔板34)を設け、更に前記空間部の下端に前記
空間部で混合された前記第1ガスと第2ガスとの混合ガ
スを前記プロセスチャンバ内に導出するガス導出口33
cを貫通してなるものである。
【0014】さらに、この発明は、上記基板処理装置に
おいて、前記電極ポールに形成された前記ガス導出口よ
り導出された混合ガスは、前記チャンバ1に設けられた
少なくともガスシャワー板10を通して、前記チャンバ
1内の基板上に導出されるようにしたものである。
【0015】また、この発明は、上記基板処理装置にお
いて、前記第2ガスの流量を前記第1ガスの流量よりも
大きくしたものである。
【0016】このような構成によれば、構造が簡単、且
つコンパクトで、基板処理のために供給されるガスを十
分に混合させることができ、基板処理の均一性を得るこ
とができる。特に、この混合作用は、実施の形態で示さ
れるTEOSガスやBSTガスのように、液化が生じ易
い分子量の大きいガスにおいて、従来のものに比して顕
著となる。また、小流量の第1ガスを多孔部材(多孔板
34)を通じて、大流量の第2ガスに合流させることに
より、混合作用をより発揮させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は実施の形態におけるガス
導入部構造を示す断面側面図、図2は図1のE−E線断
面平面図、図3は図1のF−F線断面平面図である。こ
れらの図において、1はチャンバ、5はチャンバ蓋、2
1A,22Aは、これらチャンバ1、チャンバ蓋5を通
して垂直上向きに設けられたガス配管に接続され、チャ
ンバ1のヘッド部付近において、水平方向に曲げられた
プロセスガス供給用の配管21a,22aを形成するた
めのガス導入フランジである。
【0018】ここで、配管22aは小流量の第1ガス
(例えば、TEOS SiO2 プロセスではO2 ガス)
を供給し、配管21aは第1ガスよりも流量の大きな大
流量の第2ガス(例えば、TEOS SiO2 プロセス
ではTEOSガス(テトラエトキシオルソシラン)を供
給する。ガス導入フランジ21A,22Aの先端側に
は、絶縁配管50、60が接続され、この絶縁配管5
0、60を介して、上述の第2ガス、第1ガスがガスミ
キサ30Aに導入される。
【0019】ガスミキサ30Aは、電極ポール30に形
成され、第1ガスと第2ガスとを混合してチャンバ内に
送り込むものである。このガスミキサ30Aは、基板処
理用のガスを混合するために形成された区画室33a,
33bからなる空間部33と、この区画室33aを形成
する空間部の壁部に設けられ、基板処理用の第1ガスが
流入する第1ガス導入口32aと、区画室33bを形成
する空間部の壁部に設けられ、第1ガスよりも流量の大
きい基板処理用の第2ガスが流入する第2ガス導入口3
1aと、第1ガス導入口32aと第2ガス導入口31a
との間において、空間部を区画室33a,33bに区画
するよう設けられ、区画された空間(区画室33a,3
3b)を連通させる多数の貫通孔が設けられた多孔板
(多孔部材)34と、空間部(区画室33b)の第2ガ
ス導入口31aが設けられた壁部よりも下流側の壁部
(空間部下端面)に設けられ、空間部(区画室33b)
で混合されたガスを基板処理室へ供給するためのガス導
出口33cとを備えている。
【0020】電極ポール30に形成された空間部は断面
円形状をなし、区画室33aの径は区画室33bの径よ
り大きく形成されて、多孔板34の周縁下部を区画室3
3bの周縁で支持すると共に、その周縁上部を区画室3
3aに挿入されたアダプタ36の下端で押さえるよう構
成されている。アダプタ36は、また区画室33aの空
間部の流路断面積を区画室33bの流路断面積と同じに
するよう筒状部の肉厚が定められている。アダプタ36
の上端面はフランジ40で押さえられ、これにより多孔
板34は区画室33bとアダプタ36の間で動かぬよ
う、且つその取り替え、使用ガス種類による交換が容易
に支持される。ここで、ガスミキサ30Aの空間部を配
管断面積と略同じになるよう形成することにより、すな
わち、空間部33の流路断面積をアダプタ36により、
配管断面積と略同じになるよう形成することにより、ガ
スの流速変化を低減できるという利点がある。
【0021】なお、多孔板34は石英またはセラミック
スからなり、その貫通孔34aの穴径と数とは急激な圧
力勾配、流速変化を生じさせないよう、例えば、穴径に
対して圧力勾配が2〜5倍程度となるよう数を定めてい
る。また、多孔板34の穴径はチャンバ1内で発生した
プラズマが配管側へ入り込むのを減少させるため、1.
5mm以内の大きさにされている。
【0022】ガスミキサ30Aのガス導出口33cから
続くガス通路35は、温度調整板7の貫通孔7Aを通っ
てガス分散板11が設けられた分散室11aに至り、こ
こで分散されてガスシャワー板10よりチャンバ1内の
基板上に導出される。
【0023】絶縁配管50、60は、図2、図3より明
らかなように、互いに90度の角度をなして、電極ポー
ル30のガスミキサ30Aに接続される。電極ポール3
0の平面形状は略正方形状をなし、その隣り合う面に絶
縁配管50、60が接続されている。絶縁配管50、6
0はそれぞれ、ポリイミド系、若しくはポリアセタール
系からなる筒状の絶縁ブロック51、61内に石英また
はアルミナセラミックスからなる絶縁チューブ52、6
2を挿通させてなり、各絶縁チューブ52、62には図
4に示すような直径1mmの19個の穴(貫通孔)50
a,60aが断面視(図1のC−C線断面図)において
点対称な位置に設けられている。
【0024】これら穴の数、直径は、使用ガスの流量及
び圧力によって定められ、それらの総面積が基本的な配
管断面積となるように設けられる。なお、貫通孔50
a,60aの穴径を1.5mm以内とすることにより、
チャンバ1内で発生したプラズマが配管側に入り込むの
を防止することができ、ガス配管(ガス導入フランジ2
1A,22A)内での異常放電発生を防止することがで
きる。
【0025】図5〜図7は温度調節板7を示す図であ
り、図5は平面図、図6は正面図、図7は底面図であ
る。温度調整板7はプラズマ処理においてカソードとし
て作用するガスシャワー板10の温度を調整するために
設けられたものであり、上下に2枚のアルミニュウム製
の板をはり合わせた構造を有し、その間に溝7aが設け
られ、この溝7aの両端に設けられた穴7b,7cより
この溝7a内に水やシリコンオイル等の冷却媒体を流せ
る構造となっている。また、この温度調整板7の中央部
には、これら2枚の板を貫通して、ガスミキサ30Aに
より混合された混合ガスを通す通路を形成するための貫
通孔7Aが設けられている。
【0026】図8はガス分散板を示す平面図であり、ガ
ス分散板11は、ガスミキサ30Aより供給された混合
ガスを分散させるため、その略全面に0.5mmの直径
を有する穴11bが設けられている。図9はガスシャワ
ー板10を示す平面図であり、ガスシャワー板10は、
ガス分散板11により分散されたガスをチャンバ内の基
板上に一様に導出するため、その略全面に直径3mmの
穴10aが設けられている。なお、これらガス分散板1
1、ガスシャワー板10、温度調整板7は、絶縁配管5
0、60や絶縁プレーと6A、絶縁カバー8Aにより、
電極ポール30と共に、アースに落とされアノードとし
て作用するチャンバ1や配管(ガス導入フランジ21
A,22A)から絶縁されてカソードとして作用する。
【0027】以上の構成において、第1ガスはチャンバ
1、チャンバ蓋5を通って、ガス導入フランジ22Aに
入り、絶縁配管60を通って、電極ポール30の空間部
(区画室33a)に入った後、多孔板34の貫通孔34
aを通って区画室33bに入る。一方、第2ガスはチャ
ンバ1、チャンバ蓋5を通って、ガス導入フランジ21
Aに入り、絶縁配管50を通って、電極ポール30の空
間部(区画室33b)に入り、ここで多孔板34を通っ
てきた第1ガスと混ざり合う。区画室33bで混ざり合
った混合ガスはその後、通路35を通って、ガス分散板
11、ガスシャワー板10を介してチャンバ内へ入って
いく。
【0028】この際、第1ガスと第2ガスは多孔板34
を備えたガスミキサ30Aの作用により、十分に混合さ
れ、安定したプラズマ放電状態が得られ、膜厚、屈折
率、エッチレートの均一性が得られる。
【0029】特に、この効果は、TEOSガスやBST
ガスのように、液化が生じ易い分子量の大きいガスにお
いて、従来のものに比して顕著となる。これは、300
〜400℃の処理温度を使用するプラズマ処理におい
て、分子量の大きいガスは熱により分解し難く、拡散速
度が極めて遅いため、従来の技術では十分な混合作用が
発揮できなかったのに対して、この発明では、このよう
な分子量の大きいガスに対しても十分に混合作用を発揮
できるためである。また、小流量の第1ガスを多孔板3
4を通じて、大流量の第2ガスに合流させることも上記
効果をより発揮させるものとなっている。
【0030】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、この発
明によれば、構造が簡単、且つコンパクトで、低コスト
に実現でき、しかも分子量の大きなガスでも十分に混合
できて基板処理の均一性の向上を図ることができるガス
ミキサ、及びガス導入部構造を有する基板処理装置を得
ることができる。また、この発明に係る多孔板(多孔部
材)によれば、配管側に入り込むプラズマを減少させる
ことができ、電極と配管側との間に生じる放電発生を減
少させる効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるガス導入部構造を示す断面
側面図である。
【図2】図1のE−E線断面平面図である。
【図3】図1のF−F線断面平面図である。
【図4】絶縁チューブの断面を示す図である。
【図5】温度調節板を示す平面図である。
【図6】温度調節板を示す正面図である。
【図7】温度調節板を示す底面図である。
【図8】ガス分散板を示す平面図である。
【図9】ガスシャワー板を示す平面図である。
【図10】従来技術としてのプラズマCVD装置におけ
るガス導入部構造を示す断面側面図である。
【図11】図10の一部断面平面図である。
【図12】他の従来技術としてのガス導入部構造を示す
断面側面図である。
【図13】混合器を示す断面平面図である。
【符号の説明】
1 チャンバ 10 ガスシャワー板 11 ガス分散板 30 電極ポール 30A ガスミキサ 32a 第1ガス導入口 31a 第2ガス導入口 33 空間部 33a 第1区画室 33b 第2区画室 34 多孔板 36 アダプタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 H01L 21/365 H01L 21/31 C23C 16/00 - 16/56

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板処理用のガスを混合するための空間
    部と、前記空間部を形成する壁部に設けられ、基板処理
    用の第1ガスが流入する第1ガス導入口と、前記空間部
    を形成する壁部に設けられ、基板処理用の第2ガスが流
    入する第2ガス導入口と、前記空間部における前記第1
    ガス導入口と第2ガス導入口との間に設けられ、前記第
    1ガス導入口側と前記第2ガス導入口側とを連通させる
    多数の貫通孔が設けられた多孔部材と、前記空間部の前
    記第2ガス導入口が設けられた壁部よりも下流側の壁部
    に設けられ、前記空間部で混合されたガスを基板処理室
    へ供給するガス導出口とを有し、前記ガス導入口より導
    出された混合ガスが前記基板処理室に設けられた少なく
    ともガスシャワー板を通して前記基板処理装置内の基板
    に導出される基板処理装置。
  2. 【請求項2】 基板処理用のプロセスガスが供給される
    チャンバの上部に設けられ、プラズマを発生するための
    電極ポールを備えた基板処理装置において、前記電極ポ
    ール内部に空間部を形成し、該空間部を形成する上部側
    壁部を貫通して基板処理用の第1ガスが流入する第1ガ
    ス導入口を設けると共に、前記空間部を形成する下部側
    壁部を貫通して、基板処理用の第2ガスが流入する第2
    ガス導入口を設け、前記空間部における前記第1ガス導
    入口と前記第2ガス導入口の間に、前記第1ガス導入口
    側と前記第2ガス導入口側とを連通させる多数の貫通孔
    が設けられた多孔部材を設け、更に前記空間部の下端に
    前記空間部で混合された前記第1ガスと第2ガスとの混
    合ガスを前記プロセスチャンバ内に導出するガス導出口
    を貫通してなる基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板処理装置におい
    て、 前記電極ポールに形成された前記ガス導出口より導出さ
    れた混合ガスは、前記チャンバに設けられた少なくとも
    ガスシャワー板を通して、前記チャンバ内の基板上に導
    出される基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の基板処理装置において、 前記第2ガスは前記第1ガスよりも流量が大きいもので
    ある基板処理装置。
JP10171679A 1998-06-18 1998-06-18 基板処理装置 Expired - Lifetime JP3030280B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10171679A JP3030280B2 (ja) 1998-06-18 1998-06-18 基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10171679A JP3030280B2 (ja) 1998-06-18 1998-06-18 基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000012534A JP2000012534A (ja) 2000-01-14
JP3030280B2 true JP3030280B2 (ja) 2000-04-10

Family

ID=15927698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10171679A Expired - Lifetime JP3030280B2 (ja) 1998-06-18 1998-06-18 基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3030280B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252219A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Tokyo Electron Ltd 成膜装置及び成膜方法
JP5568729B2 (ja) 2005-09-06 2014-08-13 国立大学法人東北大学 成膜装置および成膜方法
CN108807127B (zh) * 2018-06-01 2020-03-31 北京北方华创微电子装备有限公司 上电极组件、反应腔室以及原子层沉积设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000012534A (ja) 2000-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4560166B2 (ja) 半導体ウェハの処理装置
KR100516844B1 (ko) 처리 장치 및 처리 방법
KR100974848B1 (ko) 혼합기, 박막 제조 장치 및 박막 제조 방법
KR100272849B1 (ko) Cvd장치
US5951771A (en) Plasma jet system
KR20090018290A (ko) 증착 장치
JP2008205219A (ja) シャワーヘッドおよびこれを用いたcvd装置
JP2969596B2 (ja) Cvd装置
JPH09330884A (ja) エピタキシャル成長装置
JP2011228745A (ja) セラミック基体支持体
US6344420B1 (en) Plasma processing method and plasma processing apparatus
JP2009120859A (ja) 原子層蒸着装置
JP2007535819A (ja) 高速ガス切換能力を有するガス分配システム
JPH1032173A (ja) 化学的気相析出法による炭化ケイ素の製造方法及び装置
JP4502639B2 (ja) シャワープレート、プラズマ処理装置、及び、製品の製造方法
JPS63187619A (ja) プラズマcvd装置
JP3030280B2 (ja) 基板処理装置
JP3652249B2 (ja) 窒化チタンのコンタクトプラグの形成
JP3682178B2 (ja) プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置
JP2006120872A (ja) ガス拡散プレート
CN113755823A (zh) 半导体热处理设备的气体喷射装置及半导体热处理设备
CN108998776A (zh) 通过独立控制teos流量的沉积径向和边缘轮廓可维持性
JPH1154440A (ja) 半導体製造装置
JP3081860B2 (ja) 化学気相成長装置及び半導体装置の製造方法
JPS60243272A (ja) 化学的蒸着ウエーフアーボート

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000125