JP3030174B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP3030174B2 JP3030174B2 JP4328532A JP32853292A JP3030174B2 JP 3030174 B2 JP3030174 B2 JP 3030174B2 JP 4328532 A JP4328532 A JP 4328532A JP 32853292 A JP32853292 A JP 32853292A JP 3030174 B2 JP3030174 B2 JP 3030174B2
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- Japan
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- unit
- air
- bolt
- air conditioner
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に関し、特
に、ビルの建屋内に据え付けられる複数のユニットを互
いに連結して構成される空気調和機に関する。
に、ビルの建屋内に据え付けられる複数のユニットを互
いに連結して構成される空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビル等の冷暖房を行う大型の空
気調和機では、熱源と熱媒体との間で熱交換を行うため
にビルの建屋外に設けられる熱源側ユニットと、熱媒体
と室内へ送られるエアーとの間で熱交換を行うため建屋
内に据え付けられる利用側ユニットを有する。利用側ユ
ニットは複数が据え付けられることがあり、一部は冷房
のため他は暖房のために運転される。そして、空調を行
う室内が広い場合には、一部では温風(暖房)が必要で
あり、他方では冷風(冷房)が必要な場合がある。この
ような場合に、各利用側ユニットを隣接した状態で連結
し、隣接面に設けた開口を通して一方の利用側ユニット
から他方の利用側ユニットへ吸込エアーを送り、エアー
を共用することがある。吸込エアーは一方の利用側ユニ
ットでは温風となり、他方の利用側ユニットでは冷風と
なり、2本の送風ダクトによってそれぞれ室内に送られ
る。建屋内における空気調和機は、例えば廊下と室内と
の間の空間に据え付けられるユニット等から成るペリメ
ーター部と、室内のインテリア部とから成る。
気調和機では、熱源と熱媒体との間で熱交換を行うため
にビルの建屋外に設けられる熱源側ユニットと、熱媒体
と室内へ送られるエアーとの間で熱交換を行うため建屋
内に据え付けられる利用側ユニットを有する。利用側ユ
ニットは複数が据え付けられることがあり、一部は冷房
のため他は暖房のために運転される。そして、空調を行
う室内が広い場合には、一部では温風(暖房)が必要で
あり、他方では冷風(冷房)が必要な場合がある。この
ような場合に、各利用側ユニットを隣接した状態で連結
し、隣接面に設けた開口を通して一方の利用側ユニット
から他方の利用側ユニットへ吸込エアーを送り、エアー
を共用することがある。吸込エアーは一方の利用側ユニ
ットでは温風となり、他方の利用側ユニットでは冷風と
なり、2本の送風ダクトによってそれぞれ室内に送られ
る。建屋内における空気調和機は、例えば廊下と室内と
の間の空間に据え付けられるユニット等から成るペリメ
ーター部と、室内のインテリア部とから成る。
【0003】なお、前記したように温風と冷風とが別々
の送風ダクトにより室内に送られる空気調和機は、例え
ば特開昭4−24441号公報に記載されたものなどが
ある。
の送風ダクトにより室内に送られる空気調和機は、例え
ば特開昭4−24441号公報に記載されたものなどが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数が据え
付けられる利用側ユニットは箱形をしており、重量が大
きく隣接した状態で行われる連結に手間取ることがあ
る。即ち、連結に際しては、隣接面に設けた開口相互が
ぴったりと連結されねばならない。このため、先に据え
付けられる固定ユニットに対し後で据え付けられる移動
ユニットは、連結方向に移動して連結が行われる。しか
し、利用側ユニット内部には、熱交換器、熱媒体を通す
冷媒管、エアーを吸い込み送り出す送風機などが収納さ
れており、かなりの重量になる。このため、簡単には連
結方向の移動を行いにくいものであった。また、据え付
けがおこなわれる床は、完全な平面を形成しておらず、
多少の凸凹や傾きは存在するのが普通である。このた
め、固定ユニットに対し移動ユニットが徴少角度傾き、
両者の間に隙間が生じてしまい、この隙間が例えば上端
と下端とでは不均一であるものとなり、連結作業に手間
取ることがあった。
付けられる利用側ユニットは箱形をしており、重量が大
きく隣接した状態で行われる連結に手間取ることがあ
る。即ち、連結に際しては、隣接面に設けた開口相互が
ぴったりと連結されねばならない。このため、先に据え
付けられる固定ユニットに対し後で据え付けられる移動
ユニットは、連結方向に移動して連結が行われる。しか
し、利用側ユニット内部には、熱交換器、熱媒体を通す
冷媒管、エアーを吸い込み送り出す送風機などが収納さ
れており、かなりの重量になる。このため、簡単には連
結方向の移動を行いにくいものであった。また、据え付
けがおこなわれる床は、完全な平面を形成しておらず、
多少の凸凹や傾きは存在するのが普通である。このた
め、固定ユニットに対し移動ユニットが徴少角度傾き、
両者の間に隙間が生じてしまい、この隙間が例えば上端
と下端とでは不均一であるものとなり、連結作業に手間
取ることがあった。
【0005】また、設置するビルの状況によっては、一
方のユニットに対し、他方のユニットの接続側を反対
(左右を逆にする)側にしたい場合がある。
方のユニットに対し、他方のユニットの接続側を反対
(左右を逆にする)側にしたい場合がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、複数の利用側ユニットを
隣接した状態で容易に連結することができる空気調和機
を提供することを目的とする。
技術が有する問題点を解消し、複数の利用側ユニットを
隣接した状態で容易に連結することができる空気調和機
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、熱交換器及び送風機等を有する複数のユ
ニットが連結される空気調和機において、各ユニットは
床のスタッドボルトに据え付けられると共に、先に据え
付けられる固定ユニットに対して連結される移動ユニッ
トには、前記連結方向に切欠いた長孔が形成された脚プ
レートを取り外し自在に設け、且つ固定ユニットと移動
ユニットとには、ボルト締めにより互いに連結される取
付具を取り外し自在に設け、移動ユニットの脚プレート
の長孔の先端にスタッドボルトを位置させ、取付具間の
ボルトを締め付けることによって、前記長孔の内側にス
タッドボルトを案内させ、移動ユニットを固定ユニット
側に引き寄せて各ユニットを隣接配置させる構造を有し
ているものである。
に、本発明は、熱交換器及び送風機等を有する複数のユ
ニットが連結される空気調和機において、各ユニットは
床のスタッドボルトに据え付けられると共に、先に据え
付けられる固定ユニットに対して連結される移動ユニッ
トには、前記連結方向に切欠いた長孔が形成された脚プ
レートを取り外し自在に設け、且つ固定ユニットと移動
ユニットとには、ボルト締めにより互いに連結される取
付具を取り外し自在に設け、移動ユニットの脚プレート
の長孔の先端にスタッドボルトを位置させ、取付具間の
ボルトを締め付けることによって、前記長孔の内側にス
タッドボルトを案内させ、移動ユニットを固定ユニット
側に引き寄せて各ユニットを隣接配置させる構造を有し
ているものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、固定ユニットを据え付けた後
に、この移動ユニットに対し所定の距離を隔てて移動ユ
ニットを位置させると共に、この移動ユニットの脚プレ
ートの切欠いた長孔の先端をスタッドボルトに位置させ
る。この状態で、両利用側ユニットに設けられる取付具
に連結ボルトを取付け、連結方向に締付けを行う。これ
により、連結ボルトの締付け力により、移動ユニットは
前記所定距離を移動する。
に、この移動ユニットに対し所定の距離を隔てて移動ユ
ニットを位置させると共に、この移動ユニットの脚プレ
ートの切欠いた長孔の先端をスタッドボルトに位置させ
る。この状態で、両利用側ユニットに設けられる取付具
に連結ボルトを取付け、連結方向に締付けを行う。これ
により、連結ボルトの締付け力により、移動ユニットは
前記所定距離を移動する。
【0009】固定ユニットに対して、移動ユニットを相
反する他側に連結する場合には、脚プレートの取り外し
てその方向を逆にすると共に、脚プレートを他側に取り
付けて同様にして行う。
反する他側に連結する場合には、脚プレートの取り外し
てその方向を逆にすると共に、脚プレートを他側に取り
付けて同様にして行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明による空気調和機の一実施例を
添付図面を参照して説明する。図1は、この空気調和機
の建屋内の部分の全体図を示す。即ち、利用側ユニット
1が据え付けられる機械室3と、室内の窓際のペリメー
タ部4と、室内の中央側のインテリア部5の全体図を示
す。例えば、夏期と冬期の中間期などにあって、外気温
が低い場合には、室内の窓際のペリメータ部4付近は冷
輻射によって温度が下るにも関わらずOA機器などの密
集する室内の中央側のインテリア部5は機器からの発熱
により温度が上る。
添付図面を参照して説明する。図1は、この空気調和機
の建屋内の部分の全体図を示す。即ち、利用側ユニット
1が据え付けられる機械室3と、室内の窓際のペリメー
タ部4と、室内の中央側のインテリア部5の全体図を示
す。例えば、夏期と冬期の中間期などにあって、外気温
が低い場合には、室内の窓際のペリメータ部4付近は冷
輻射によって温度が下るにも関わらずOA機器などの密
集する室内の中央側のインテリア部5は機器からの発熱
により温度が上る。
【0011】このため、図2に示すように、吸込みダク
ト7から吸込まれたエアーの一部は、一方の利用側ユニ
ット1Bで熱せられ温風となり、一方の送風ダクト9B
を通って室内のペリメータ部4へ送られる。吸込まれた
エアーの他の部分は、他方の利用側ユニット1Aにより
冷風となり他方の送風ダクト9Aを通ってOA機器など
が備えられている室に送られる。
ト7から吸込まれたエアーの一部は、一方の利用側ユニ
ット1Bで熱せられ温風となり、一方の送風ダクト9B
を通って室内のペリメータ部4へ送られる。吸込まれた
エアーの他の部分は、他方の利用側ユニット1Aにより
冷風となり他方の送風ダクト9Aを通ってOA機器など
が備えられている室に送られる。
【0012】本実施例において、温風と冷風をつくる2
つの利用側ユニット1A,1Bは、廊下11と室内13
(図1)との機械室3において、隣接した状態で連結さ
れ床17に据え付けられる。
つの利用側ユニット1A,1Bは、廊下11と室内13
(図1)との機械室3において、隣接した状態で連結さ
れ床17に据え付けられる。
【0013】なお、各利用側ユニット1A,1Bの内部
は、図5に示すように従来と同様の構造となっている。
即ち、利用側ユニット1Aの内部中央には、すじかい状
に利用側熱交換器19が設けられ、その上方には送風機
21が設けられる。利用側熱交換器19には冷媒管を介
して熱源側ユニット(図示せず)がつながれて、冷凍サ
イクルが構成される。そして、ビルの建屋内のエアーは
吸込みダクト7(図2)を通して2つの利用側ユニット
1A,1Bに導かれる。即ち、吸込みダクト7は一方の
利用側ユニット1Aの開口23に接続される。この開口
23は、この利用側ユニット1Aの内部に通じると共
に、反対側の隣接面25Aに開けられた他の開口27に
連通している。この開口27には、他方の利用側ユニッ
ト1Bの開口29が連結されている。従って、吸い込ま
れたエアー31は、この他方の利用側ユニット1Bへも
送られる。このように吸い込まれたエアー31は2つの
利用側ユニット1A,1Bに共用される。
は、図5に示すように従来と同様の構造となっている。
即ち、利用側ユニット1Aの内部中央には、すじかい状
に利用側熱交換器19が設けられ、その上方には送風機
21が設けられる。利用側熱交換器19には冷媒管を介
して熱源側ユニット(図示せず)がつながれて、冷凍サ
イクルが構成される。そして、ビルの建屋内のエアーは
吸込みダクト7(図2)を通して2つの利用側ユニット
1A,1Bに導かれる。即ち、吸込みダクト7は一方の
利用側ユニット1Aの開口23に接続される。この開口
23は、この利用側ユニット1Aの内部に通じると共
に、反対側の隣接面25Aに開けられた他の開口27に
連通している。この開口27には、他方の利用側ユニッ
ト1Bの開口29が連結されている。従って、吸い込ま
れたエアー31は、この他方の利用側ユニット1Bへも
送られる。このように吸い込まれたエアー31は2つの
利用側ユニット1A,1Bに共用される。
【0014】さて、機械室3(図1)の床17には、据
え付けをおこなうためのスタッドボルト33(図3、図
4)が植え付けられている。固定ユニット1Aの脚プレ
ート35(図2)には、このスタッドボルト33が嵌合
するための切欠孔37が形成されている。この切欠孔3
7の方向は、連結(図2左右方向)の方向と直角であ
る。もっとも、この切欠孔37は、単なる丸孔であって
も構わない。また、移動ユニット1Bの脚プレート39
には、スタッドボルト33を嵌合するためのボルト孔と
して、長孔41が形成されている。この長孔41は、前
記連結の方向となっている。
え付けをおこなうためのスタッドボルト33(図3、図
4)が植え付けられている。固定ユニット1Aの脚プレ
ート35(図2)には、このスタッドボルト33が嵌合
するための切欠孔37が形成されている。この切欠孔3
7の方向は、連結(図2左右方向)の方向と直角であ
る。もっとも、この切欠孔37は、単なる丸孔であって
も構わない。また、移動ユニット1Bの脚プレート39
には、スタッドボルト33を嵌合するためのボルト孔と
して、長孔41が形成されている。この長孔41は、前
記連結の方向となっている。
【0015】脚プレート35は取り外し自在に設けら
れ、固定ユニットの他側、即ち開口23側に配置する場
合には、脚プレート35を外して、裏返して取り付け、
移動を変えた場合にも対応できるようになっている。
れ、固定ユニットの他側、即ち開口23側に配置する場
合には、脚プレート35を外して、裏返して取り付け、
移動を変えた場合にも対応できるようになっている。
【0016】更に、両利用側ユニット1A,1Bには、
L字型取付具43が互いに対向して設けられている。即
ち、箱形をした両利用側ユニット1A,1Bの隣接面2
5A,25Bの縁部付近で、L字型の取付具43が互い
に対向して設けられ、連結ボルト45が取付けられるよ
うになっている。そして、連結ボルト45は連結方向に
取付けられることになる。このような対となる取付具4
3は、複数箇所に設けられ、取り外しが可能であり、両
利用ユニット1A,1Bの他側にも取り付けできるよう
になっている。
L字型取付具43が互いに対向して設けられている。即
ち、箱形をした両利用側ユニット1A,1Bの隣接面2
5A,25Bの縁部付近で、L字型の取付具43が互い
に対向して設けられ、連結ボルト45が取付けられるよ
うになっている。そして、連結ボルト45は連結方向に
取付けられることになる。このような対となる取付具4
3は、複数箇所に設けられ、取り外しが可能であり、両
利用ユニット1A,1Bの他側にも取り付けできるよう
になっている。
【0017】なお、利用側ユニット1Aの上面には、倒
れ防止のための金具47が設けられている。
れ防止のための金具47が設けられている。
【0018】以下、本実施例の作用について説明する。
まず、固定ユニット1Aの据付に当たって空間15の床
17に予め植え付けられているスタッドボルト33にこ
の固定ユニット1Aの脚プレート35の切欠孔37挿入
し、その後このスタッドボルト33にナット34を螺合
させる。この据え付け後は、脚プレート35の切欠孔3
7の働きにより、連結方向(図2左右方向)に固定され
たものとなる。その後、固定ユニット1Aに対し、移動
ユニット1Bを隣接した状態に配置する。この時、脚プ
レート39の切欠長孔41の先端にスタッドボルト33
が位置するようにする。即ち、両利用側ユニット1A,
1Bはかなりの距離を置くことになる。従って、例えば
据え付け作業をおこなう作業員の腕は両利用側ユニット
1A,1Bの間に入り、配置作業は容易に行われる。
まず、固定ユニット1Aの据付に当たって空間15の床
17に予め植え付けられているスタッドボルト33にこ
の固定ユニット1Aの脚プレート35の切欠孔37挿入
し、その後このスタッドボルト33にナット34を螺合
させる。この据え付け後は、脚プレート35の切欠孔3
7の働きにより、連結方向(図2左右方向)に固定され
たものとなる。その後、固定ユニット1Aに対し、移動
ユニット1Bを隣接した状態に配置する。この時、脚プ
レート39の切欠長孔41の先端にスタッドボルト33
が位置するようにする。即ち、両利用側ユニット1A,
1Bはかなりの距離を置くことになる。従って、例えば
据え付け作業をおこなう作業員の腕は両利用側ユニット
1A,1Bの間に入り、配置作業は容易に行われる。
【0019】その後、両利用側ユニット1A,1Bに取
付具43を装着する。そして、対向する取付具43に連
結ボルト45を取付ける。この連結ボルト45は連結方
向に向くことになり、締め付けをおこなうと、両利用側
ユニット1A,1Bが引き合い、固定ユニット1Aが連
結方向に固定されていることから、移動ユニット1Bは
連結方向に移動する。
付具43を装着する。そして、対向する取付具43に連
結ボルト45を取付ける。この連結ボルト45は連結方
向に向くことになり、締め付けをおこなうと、両利用側
ユニット1A,1Bが引き合い、固定ユニット1Aが連
結方向に固定されていることから、移動ユニット1Bは
連結方向に移動する。
【0020】即ち、図7に示すように、一方の利用側ユ
ニット1Aにおける支柱49Aに対し隣接面25Aが突
出している寸法をAとし、他方の利用側ユニット1Bに
設けられる発泡シール材51のリップ53の寸法をBと
し、発泡シール材51自体の寸法をCとし、連結後の隣
接面相互の最適の寸法をD(図6)とし、隣接面25
A,25Bから突出する取付具43のそれぞれの突出量
をE1 ,E2 とすると、このE1 ,E2 の寸法を D=C−A A=B+発泡シール材の圧縮しろ となるように定める。従って、取付具43を接触させる
まで連結ボルト45を締め付ければ、最適の状態で連結
を行うことが可能となる。
ニット1Aにおける支柱49Aに対し隣接面25Aが突
出している寸法をAとし、他方の利用側ユニット1Bに
設けられる発泡シール材51のリップ53の寸法をBと
し、発泡シール材51自体の寸法をCとし、連結後の隣
接面相互の最適の寸法をD(図6)とし、隣接面25
A,25Bから突出する取付具43のそれぞれの突出量
をE1 ,E2 とすると、このE1 ,E2 の寸法を D=C−A A=B+発泡シール材の圧縮しろ となるように定める。従って、取付具43を接触させる
まで連結ボルト45を締め付ければ、最適の状態で連結
を行うことが可能となる。
【0021】以上の実施例によれば、連結ボルト45を
締め付けることで、移動ユニット1Bは、脚プレート3
9の切欠長孔41がスタッドボルト33にガイドされつ
つ連結方向に移動する。この移動は連結ボルト45の締
め付け力によって行われるので、例えば人力に行う場合
に比べ容易に行われる。即ち、移動ユニット1Bの重量
がかなり大きなものであっても、複数の連結ボルト45
を徐々に締付けることで必要な寸法D(図6)となるま
で移動ユニット1Bを連結方向に移動させることが可能
となる。また、複数の連結ボルト45の締付け力を相互
に調整することで、仮に床の凹凸や傾斜などにより固定
ユニット1Aに対し移動ユニット1Bが傾斜してる場合
においても、両利用側ユニット1A,1Bの間の寸法D
を上端下端、更には前後部においても均一なものとする
ことができる。
締め付けることで、移動ユニット1Bは、脚プレート3
9の切欠長孔41がスタッドボルト33にガイドされつ
つ連結方向に移動する。この移動は連結ボルト45の締
め付け力によって行われるので、例えば人力に行う場合
に比べ容易に行われる。即ち、移動ユニット1Bの重量
がかなり大きなものであっても、複数の連結ボルト45
を徐々に締付けることで必要な寸法D(図6)となるま
で移動ユニット1Bを連結方向に移動させることが可能
となる。また、複数の連結ボルト45の締付け力を相互
に調整することで、仮に床の凹凸や傾斜などにより固定
ユニット1Aに対し移動ユニット1Bが傾斜してる場合
においても、両利用側ユニット1A,1Bの間の寸法D
を上端下端、更には前後部においても均一なものとする
ことができる。
【0022】このように容易に均一な寸法Dを維持して
連結をおこなうことができ、従って開口27,29相互
も最適な連結をおこなうことができる。
連結をおこなうことができ、従って開口27,29相互
も最適な連結をおこなうことができる。
【0023】両利用ユニット1A,1Bを他側、即ち図
2において、固定ユニット1Aの左側右側に移動ユニッ
ト1Bを連結する場合には、L字プレート43を取り外
して夫々反対側に取り付けると共に、脚プレート39を
裏返して、長孔41の方向を変える。その後、上述した
実施例と同様に行う。
2において、固定ユニット1Aの左側右側に移動ユニッ
ト1Bを連結する場合には、L字プレート43を取り外
して夫々反対側に取り付けると共に、脚プレート39を
裏返して、長孔41の方向を変える。その後、上述した
実施例と同様に行う。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気調和
機によれば、固定ユニットと移動ユニットとに対向して
設けられる取付具に取付けた連結ボルトを締付けること
により、移動ユニットが連結方向に移動するので、移動
ユニットの重量が大きくても、移動が容易に行われる。
また、この移動はスタッドボルトが脚プレートの長孔に
案内されながら行われるので、利用側ユニットの移動が
容易に行われる。また、L字型取付具及び脚プレートは
取り外し自在であるから固定ユニットの左右いずれにお
いても移動ユニットの連結ができ、設置場所における自
由度が大きくなる。
機によれば、固定ユニットと移動ユニットとに対向して
設けられる取付具に取付けた連結ボルトを締付けること
により、移動ユニットが連結方向に移動するので、移動
ユニットの重量が大きくても、移動が容易に行われる。
また、この移動はスタッドボルトが脚プレートの長孔に
案内されながら行われるので、利用側ユニットの移動が
容易に行われる。また、L字型取付具及び脚プレートは
取り外し自在であるから固定ユニットの左右いずれにお
いても移動ユニットの連結ができ、設置場所における自
由度が大きくなる。
【図1】本発明の一実施例の空気調和機の概略全体図で
ある。
ある。
【図2】図1の要部である利用側ユニットの斜視図であ
る。
る。
【図3】図2の要部aを示す拡大図である。
【図4】図2に示す固定ユニットの他の要部bを示す拡
大図である。
大図である。
【図5】図2に示す固定ユニット縦断面図である。
【図6】図2に示す利用側ユニットの連結状態を示す平
面図である。
面図である。
【図7】図6の要部の寸法を示す部分図である。
【符号の説明】 1 利用側ユニット 1A 固定ユニット 1B 移動ユニット 7 吸込ダクト 9 送風ダクト 13 室内 17 床 25 隣接面 33 スタッドボルト 35,39 脚プレート 37 切欠孔 41 切欠長孔 43 L字型取付具 45 締付けボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−8307(JP,A) 特開 平3−243586(JP,A) 実開 平4−50328(JP,U) 実開 昭63−26016(JP,U) 実開 昭63−73408(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/32
Claims (1)
- 【請求項1】 熱交換器及び送風機等を有する複数のユ
ニットが連結される空気調和機において、各ユニットは
床のスタッドボルトに据え付けられると共に、先に据え
付けられる固定ユニットに対して連結される移動ユニッ
トには、前記連結方向に切欠いた長孔が形成された脚プ
レートを取り外し自在に設け、且つ固定ユニットと移動
ユニットとには、ボルト締めにより互いに連結される取
付具を取り外し自在に設け、移動ユニットの脚プレート
の長孔の先端にスタッドボルトを位置させ、取付具間の
ボルトを締め付けることによって、前記長孔の内側にス
タッドボルトを案内させ、移動ユニットを固定ユニット
側に引き寄せて各ユニットを隣接配置させる構造を有し
ていることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4328532A JP3030174B2 (ja) | 1992-11-14 | 1992-11-14 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4328532A JP3030174B2 (ja) | 1992-11-14 | 1992-11-14 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06147539A JPH06147539A (ja) | 1994-05-27 |
JP3030174B2 true JP3030174B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=18211345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4328532A Expired - Fee Related JP3030174B2 (ja) | 1992-11-14 | 1992-11-14 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030174B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3101103B2 (ja) * | 1992-11-16 | 2000-10-23 | 株式会社大林組 | 空気調和機の利用側ユニット |
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