JP3029875B2 - 映像信号のレベル補正回路 - Google Patents

映像信号のレベル補正回路

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JP3029875B2
JP3029875B2 JP3016769A JP1676991A JP3029875B2 JP 3029875 B2 JP3029875 B2 JP 3029875B2 JP 3016769 A JP3016769 A JP 3016769A JP 1676991 A JP1676991 A JP 1676991A JP 3029875 B2 JP3029875 B2 JP 3029875B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号のレベル補正
回路に関し、フレアなどが生じても、簡単な回路にてコ
ントラスト及び色あせが改善できるように企図したもの
である。
【0002】
【従来の技術】カメラ一体型VTR等のビデオカメラで
は、光学系により被写体像を撮像素子の撮像面に結像さ
せ、被写体像を示す映像信号を撮像素子から取り出して
いる。ところで、光学系のレンズに日光が直接入射した
り、光学系や撮像面で乱反射が生じたりすると、フレア
が生じる。フレアが生じると、映像信号の黒レベルが上
昇して白側に近くなり、画像のコントラストが低下す
る。従って、黒色の被写体を撮影しても、再生画像の中
では被写体がやや白っぽくなって映し出されてしまう。
このようなフレアは、映像全体の平均明度が大となるに
したがって顕著になる。
【0003】一方、白く濁ったり、薄汚れた窓ガラスご
しに被写体を撮影したり、もやのかかった日に望遠で撮
影をしたりしたときにも、映像信号の黒レベルが高くな
り、画像のコントラストが低下してしまう。
【0004】黒レベルが高くなってしまうこと(これを
「黒レベルが浮く」と称することもある)を補償する従
来技術として、フレア補償回路がある。従来のフレア補
償回路では、映像信号の平均映像レベル(APL:Aver
age Picture Level)を検出し、APLの値に応じて黒レ
ベルの浮き上りを補正していた。
【0005】ここで、従来のフレア補償回路を、図6及
び図7を参照して説明する。図6はカメラ一体型VTR
の記録系を示すブロック図である。同図に示すように、
光学系1により得られた被写体像は、CCD等を備えた
撮像部2の撮像面に入射される。そして、撮影部2から
出力された映像信号はオートゲインコントロール(AG
C)回路3にてゲイン調整された後、色分離回路4で輝
度信号Yと色信号Cに分離される。
【0006】そのうち輝度信号Yがフレア補償回路20
に入力されて黒レベルの浮き上がりが補償される。フレ
ア補償回路20の詳細は後述するが、フレア補償された
輝度信号Yは、γ補正回路5でγ補正されると共に、ブ
ランキング回路6にてブランキング期間の映像信号やノ
イズ等を除去されてから、エンコーダ8を経てレコーダ
部9に送られる。
【0007】一方、色信号Cは色信号処理回路7にて所
要の色信号処理をされ、エンコーダ8を経てレコーダ部
9に送られる。
【0008】レコーダ部9は、エンコーダ8のビデオア
ウトをヘッド10によりビデオテープに記録する。
【0009】ここで、フレア補償回路20における黒レ
ベルの浮き上がり補償について説明する。フレア補償回
路20の積分器21は輝度信号Y(図7(a)参照)を積
分するものであり、その積分値は平均映像レベル(AP
L)を示すことになる。レベルコントロール回路22は
APLに応じた値の出力を出すと共に、スイッチ23は
水平同期パルスHDがハイレベルの時に投入され、ロウ
レベルの時に開放されるため、水平同期パルスHDに同
期してブラックレベルパルスBPが出力される。このブ
ラックレベルパルスBPのレベルはAPLの値に一対一
に対応している。パルス混合器24は輝度信号Yにブラ
ックレベルパルスBPを追加するものであり、このパル
ス混合器24からはブランキング期間にブラックレベル
パルスBPが追加された輝度信号Y(図7(b) )が出力
される。クランプ回路25は、ブラックレベルパルスB
Pのピークレベルをぺデスタルレベルに固定するように
クランプする。
【0010】従って、APLが高い場合、フレア量の増
加により黒レベルが大きく浮き上がるが、この時はブラ
ックレベルパルスBPがAPLに依存して大きくなり、
クランプ回路25にて、ブラックレベルパルスBPのレ
ベルだけ輝度信号の黒レベルを低下させることができ
る。
【0011】このようにフレア補償回路20により黒レ
ベルの調整が自動的に行われるため、フレア画像が生じ
ても、コントラストの高い画像を得ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、被写体がフ
レア等によらず低コントラストな場合は黒レベルの浮き
上りを十分補償することができない。つまり、APLを
検出してフレア補償を行っているため、図8(a) ,(b)
のようにコントラストが大きく異なってもAPLが同じ
場合は黒レベルの補正量が同じになるから、高コントラ
ストの図8(a) では黒レベルがペデスタルレベルになる
が、低コントラストの図8(b) では黒レベルが下がりき
らない。また、従来のフレア補償回路20は、AGC回
路3を動作させた状態では、黒レベルの浮き上り補償の
効果を発揮できない。その理由は次の通りである。通常
AGC回路3では、図6に示すように、色分離回路4の
出力の輝度信号Yを積分器11により積分し、積分器1
1の出力電圧を比較器12により基準電位と比較してフ
ィードバック制御を行う。従って、積分器11の出力
(A点)の電位が常に一定になる。一方、フレア補償回
路20では、色分離回路4の出力の輝度信号Yを積分器
21により積分し、積分器21の出力電圧に応じて黒レ
ベルを補正している。しかし、AGC回路3の動作によ
りA点の電位が一定となれば、フレア補償回路20の積
分器21の出力(B点)の電位(APL)も一定とな
り、結局、黒レベルの補正量が常に一定となってしま
い、効果がなくなる。このことは、家庭用ビデオカメラ
では一般的にAGC回路3が使用されているので、特に
問題となる。
【0013】また、R,G,Bの各色信号あるいはR−
Y,B−Yの各色差信号を補正していなかったため、色
信号等における黒浮きにより色の飽和度が低下して「色
あせ」が生じてしまい、色再現性を損っていた。
【0014】本発明は上記従来技術に鑑み、色あせを防
止できるように、映像信号のレベル補正を正確に行うこ
とができる回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明によ
る映像信号のレベル補正回路の構成は、撮像部より得ら
れる映像信号から原色信号と輝度信号を分離する色分離
回路と、ブランキング期間を除いた映像期間において
前記色分離回路で分離された輝度信号の黒ピークレベル
を検出する黒ピーク検出回路と、前記黒ピーク検出回路
で検出したレベルに応じて、前記色分離回路で分離され
た原色信号のペデスタルレベルを制御するペデスタルレ
ベル制御回路と、を具備することを特徴とするものであ
る。更に、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明
の構成に加え、前記黒ピーク検出回路で検出したレベル
に応じて前記原色信号の振幅を制御する振幅制御回路を
具備することを特徴とするものである。請求項3に係る
発明は、請求項1に係る発明の前記ペデスタルレベル制
御回路に代えて、前記黒ピーク検出回路で検出したレベ
ルに応じて前記原色信号の振幅を制御する振幅制御回路
を具備することを特徴とするものである。 請求項4に係
る発明は、請求項1または2または3に係る発明の構成
に加えて、前記原色信号から色差信号を生成する色差マ
トリクス回路と、前記黒ピーク検出回路で検出したレベ
ルに応じたレベルとなっているブラックレベルパルスを
生成するブラックレベルパルス生成回路と、生成された
前記ブラックレベルパルスを前記輝度信号のブランキン
グ期間に混合するパルス混合器と、前記ブラックレベル
パルスが混合された輝度信号が入力され、該輝度信号に
混合されたブラックレベルパルスのピークレベルをあら
かじめ設定したレベルに固定するように前記ブラックレ
ベルパルスが混合された輝度信号をクランプして出力す
るクランプ回路と、前記黒ピーク検出回路で検出したレ
ベルに応じて、前記色差マトリクス回路で生成された色
差信号の振幅を制御する振幅制御回路を具備することを
特徴とするものである。 請求項5に係る発明は、撮像部
より得られる映像信号から輝度信号と色差信号を生成す
る信号処理回路と、ブランキング期間を除いた映像期間
において、前記信号処理回路で生成された輝度信号の黒
ピークレベルを検出する黒ピーク検出回路と、前記黒ピ
ーク検出回路で検出したレベルに応じたレベルとなって
いるブラ ックレベルパルスを生成するブラックレベルパ
ルス生成回路と、生成された前記ブラックレベルパルス
を前記輝度信号のブランキング期間に混合するパルス混
合器と、前記ブラックレベルパルスが混合された輝度信
号が入力され、該輝度信号に混合されたブラックレベル
パルスのピークレベルをあらかじめ設定したレベルに固
定するように前記ブラックレベルパルスが混合された輝
度信号をクランプして出力するクランプ回路と、前記黒
ピーク検出回路で検出したレベルに応じて、前記信号処
理回路で生成された色差信号の振幅を制御する振幅制御
回路を具備することを特徴とするものである。
【0016】
【実施例】先ず、本発明と同時に開発した黒レベル補正
回路を組み込んだカメラ一体型VTRの記録系を図4
(ブロック図)及び図5(信号波形図)を参照して説明
しておく。
【0017】図4において、光学系1で得た被写体像を
示す映像信号は、撮像部2から出力されオートゲインコ
ントロール回路(AGC用増幅器)3を経て、色分離回
路4にて輝度信号Yと色信号Cとに分離される。
【0018】輝度信号Yは、黒レベル補正回路30で黒
レベルの補正(詳細は後述)がされ、γ補正回路5及び
ブランキング回路6を経てエンコーダ8に送られる。色
信号Cは色信号処理回路7を経てエンコーダ8に送られ
る。エンコーダ8は輝度信号Y及び色信号Cに所要の処
理をしてビデオアウトとし、レコーダ部9でヘッド10
によりテープに記録する。
【0019】ここで黒レベル補正回路30について、図
4及び図5を参照して説明する。この例では理解を容易
にするため、図5(a) に示すような矩形波状の輝度信号
が入力され、且つVb1なる黒浮きが発生しているとき
の動作を説明する。
【0020】加算器31は、ブランキング期間において
輝度信号YにワイドブランキングパルスWBLを加え
る。図5(b) に示すようにワイドブランキングパルスW
BLは、パルス幅がブランキング期間より長く、レベル
が輝度信号Yよりも高い。ワイドブランキングパルスW
BLが加えられた輝度信号Yは増幅器32で増幅される
(増幅されたY+WBLを図5(c) に示す)。
【0021】黒ピーク検出回路33は、ワイドブランキ
ングパルスWBLが加えられた輝度信号Yの中で最も低
いレベルを検出する。検出した最低レベルの値(黒ピー
ク)を図5(c) ではVb2で示す。そして黒ピーク検出
回路33は、信号レベルがVb2となっている黒ピーク
信号VBを出力する(図5(d) )。なおブランキング期
間はワイドブランキングパルスWBLで埋められている
ので、黒ピーク検出回路33は、ブランキング期間を除
いた映像期間において、輝度信号の中で最も低いレベル
を検出することになる。
【0022】レベルコントロール回路34及びスイッチ
35によりブラックレベルパルス生成回路が構成されて
いる。レベルコントロール回路34は、黒ピーク信号V
BのレベルVb2を、増幅器32の増幅度の逆数倍し
て、レベルVb1にする。またスイッチ35は水平同期
パルスHD(図5(e) )がハイレベルのときに投入され
ロウレベルのときに開放される。このため、レベルがV
b1となっているブラックレベルパルスBP(図5(f)
)が生成されることになる。このブラックレベルパル
スBPのレベルVb1は、輝度信号の黒ピークレベルV
b2と比例関係にある。
【0023】パルス混合器36は、色分離回路4から送
られてくる輝度信号YにブラックレベルパルスBPを混
合する。混合するタイミングはブランキング期間であ
り、ブラックレベルパルスBPが混合された輝度信号Y
を図5(g) に示す。
【0024】クランプ回路37は、ブラックレベルパル
スBPのピークレベルをペデスタルレベルに固定するよ
うに輝度信号Yをクランプする。クランプした輝度信号
Yを図5(h) に示す。ペデスタルレベルを基準にして図
5(g) と図5(h) とを比べるとわかるように、レベルV
b1だけ黒浮きしていた輝度信号レベルが下げられる。
したがってコントラストの改善ができる。また、APL
ではなく輝度信号の黒レベルVb2に基づいてブラック
レベルパルスBPを作成して補正しているので、AGC
回路3の動作時にも正確に黒レベルを補正することがで
きる。
【0025】本発明者は図4に示す前述の黒レベル補正
回路30が有する黒ピーク検出回路33又はレベルコン
トロール回路34の出力(黒レベル)を利用することに
よりR,G,Bの色信号、あるいはR−Y,B−Y等の
色差信号を補正して、黒浮きに基づく色の飽和度低下即
ち、色あせを防ぐことができることに気付いた。
【0026】図1は本発明の一実施例に係るレベル補正
回路130を示すが、これは図4に示した黒レベル補正
回路30中のレベルコントロール回路34の出力(レベ
ルVb1)を、別のレベルコントロール回路(以下、色
レベルコントロール回路)38を通してR,G,B各色
信号用のペデスタルレベル制御回路(クロマペデスタル
レベルコントロール)41と、色信号用振幅制御回路
(クロマアンプ)42の両方に与えるように構成したも
のである。これらの回路41,42は周知のものであ
る。
【0027】ここで、色信号系について説明すると、色
分離回路4で分離したR,G,B各色信号をホワイトバ
ランス回路40でホワイトバランス処理し、ここで処理
した各色信号R,G,Bのペデスタルレベルをペデスタ
ルレベル制御回路41で補正し、補正後の各色信号R,
G,Bの振幅を振幅制御回路42で補正する。次いで、
γ補正回路43により各色信号のγ補正を行って、R,
G,B色信号を出力する。また、γ補正後のR,G,B
各色信号から色差マトリクス回路44によりR−YとB
−Yの両色差信号を作成し、色差ゲイン回路45により
増幅してエンコーダ8に与えるようになっている。
【0028】色レベルコントロール回路38は黒ピーク
検出回路33が検出した黒ピークに比例したレベルを持
つ制御信号38A,38Bをレベルコントロール回路3
4の出力から作成してペデスタルレベル制御回路41と
振幅制御回路42に与える。
【0029】ペデスタルレベル制御回路41は制御信号
38Aが大きいほどR,G,B色信号の黒レベルを大き
く低下させ、ペデスタルレベルに一致させる。つまり、
ホワイトバランス回路40が出力する図1のA点での色
信号が図2(a) のようにペデスタルレベルから黒浮きし
ていても、ペデスタルレベル制御回路41が出力する図
1のB点での色信号では、図2(b) のようにペデスタル
レベルと黒浮きレベルとが一致する。但し、色信号のペ
デスタルレベルからの振幅は黒浮きをなくした分だけ低
下する。
【0030】この振幅低下を補正するのが振幅制御回路
42であり、制御信号38Bが大きいほど大きいゲイン
でR,G,B各色信号を増幅する。この振幅制御回路4
2が出力する図1のC点での増幅された色信号を図2
(c) に示す。図2(d) は、γ補正後の図1のD点での色
信号を示す。
【0031】以上により、フレア等があっても、色あせ
を防ぐことができ、色再現性が良くなる。なお、必ずし
もペデスタルレベル制御回路41と振幅制御回路42の
双方は必要なく、少なくとも一方があれば、従来よりも
色あせが低減する。
【0032】図3は他の実施例のレベル補正回路140
を示し、レベルコントロール回路38は黒ピーク検出回
路33が検出した黒ピークに比例したレベルを持つ制御
信号38Aを作成してペデスタルレベル制御回路41に
与えるとともに、黒ピークに比例したレベルを持つ制御
信号38Cをレベルコントロール回路34の出力から作
成して色差ゲイン回路(振幅制御回路)45に与える。
【0033】ペデスタルレベル制御回路41は図1の実
施例と同じであり、R,G,B各色信号の黒浮きレベル
を下げてペデスタルレベルに一致させる。
【0034】色差ゲイン回路45は制御信号38Cが大
きいほど大きいゲインでR−Y,B−Y各色差信号を増
幅する。
【0035】以上により、フレア等があっても、色あせ
を防ぐことができ、色再現性が良くなる。また、必ずし
もペデスタルレベル制御回路41と色差ゲイン回路45
の双方は必要なく、少なくとも一方があれば、従来より
も色あせが低減する。
【0036】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに本発明では、ブラックレベルパルスのレベルを輝度
信号の黒ピークレベル(黒浮きレベル)に対応させてい
るので、AGC動作時でも黒浮き量に応じて確実な黒レ
ベル補正ができ、フレア等が生じても、被写体が低コン
トラストであっても良好なコントラスト改善ができる。
【0037】更に、黒ピークレベルに応じてR,G,B
各色信号のペデスタルレベル、あるいは、R,G,B各
色信号の振幅、あるいはR−Y,B−Y等の色差信号の
振幅を補正することにより、フレア等による色あせを低
減して色再現性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明における色信号補正の場合の信号波形を
示す図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明と同時に開発した黒レベル補正回路を示
すブロック図である。
【図5】本発明と同時に開発した黒レベル補正回路の信
号波形を示す図である。
【図6】従来技術を示すブロック図である。
【図7】従来技術における信号波形を示す図である。
【図8】従来技術における低コントラスト時の問題点を
示す図である。
【符号の説明】
30 黒レベル補正回路 31 加算器 32 増幅器 33 黒ピーク検出回路 34 レベルコントロール回路 35 スイッチ 36 パルス混合器 37 クランプ回路 38 色レベルコントロール回路 40 ホワイトバランス回路 41 ペデスタルレベル制御回路 42 振幅制御回路(クロマゲイン回路) 43 クロマγ補正回路 44 色差マトリクス回路 45 振幅制御回路(色差ゲイン回路) 130 レベル補正回路 140 レベル補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/72 H04N 9/07 H04N 9/73

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像部より得られる映像信号から原色信
    号と輝度信号を分離する色分離回路と、 ブランキング期間を除いた映像期間において、前記色分
    離回路で分離された輝度信号の黒ピークレベルを検出す
    る黒ピーク検出回路と 前記 黒ピーク検出回路で検出したレベルに応じて、前記
    色分離回路で分離された原色信号のペデスタルレベルを
    制御するペデスタルレベル制御回路と、 を具備することを特徴とする映像信号のレベル補正回
    路。
  2. 【請求項2】 前記黒ピーク検出回路で検出したレベル
    に応じて前記原色信号の振幅を制御する振幅制御回路を
    具備することを特徴とする請求項1記載の映像信号のレ
    ベル補正回路。
  3. 【請求項3】 前記ペデスタルレベル制御回路に代え
    て、前記黒ピーク検出回路で検出したレベルに応じて
    記原色信号の振幅を制御する振幅制御回路を具備するこ
    とを特徴とする請求項1記載の映像信号のレベル補正回
    路。
  4. 【請求項4】 前記原色信号から色差信号を生成する色
    差マトリクス回路と、 前記黒ピーク検出回路で検出したレベルに応じたレベル
    となっているブラックレベルパルスを生成するブラック
    レベルパルス生成回路と、 生成された前記ブラックレベルパルスを前記輝度信号の
    ブランキング期間に混合するパルス混合器と、 前記ブラックレベルパルスが混合された輝度信号が入力
    され、該輝度信号に混合されたブラックレベルパルスの
    ピークレベルをあらかじめ設定したレベルに固定するよ
    うに前記ブラックレベルパルスが混合された輝度信号を
    クランプして出力するクランプ回路と、 前記 黒ピーク検出回路で検出したレベルに応じて、前記
    色差マトリクス回路で生成された色差信号の振幅を制御
    する振幅制御回路を具備することを特徴とする請求項1
    または2または3記載の映像信号のレベル補正回路。
  5. 【請求項5】 撮像部より得られる映像信号から輝度信
    号と色差信号を生成 する信号処理回路と、 ブランキング期間を除いた映像期間において、前記信号
    処理回路で生成された輝度信号の黒ピークレベルを検出
    する黒ピーク検出回路と、 前記黒ピーク検出回路で検出したレベルに応じたレベル
    となっているブラックレベルパルスを生成するブラック
    レベルパルス生成回路と、 生成された前記ブラックレベルパルスを前記輝度信号の
    ブランキング期間に混合するパルス混合器と、 前記ブラックレベルパルスが混合された輝度信号が入力
    され、該輝度信号に混合されたブラックレベルパルスの
    ピークレベルをあらかじめ設定したレベルに固定するよ
    うに前記ブラックレベルパルスが混合された輝度信号を
    クランプして出力するクランプ回路と、 前記 黒ピーク検出回路で検出したレベルに応じて、前記
    信号処理回路で生成された色差信号の振幅を制御する振
    幅制御回路を具備することを特徴とする映像信号のレベ
    ル補正回路。
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