JP3029828U - 自動車用空調装置のレシーバドライヤ - Google Patents

自動車用空調装置のレシーバドライヤ

Info

Publication number
JP3029828U
JP3029828U JP1996004039U JP403996U JP3029828U JP 3029828 U JP3029828 U JP 3029828U JP 1996004039 U JP1996004039 U JP 1996004039U JP 403996 U JP403996 U JP 403996U JP 3029828 U JP3029828 U JP 3029828U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container body
receiver dryer
air conditioner
engine room
condenser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996004039U
Other languages
English (en)
Inventor
登士男 若生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IZUMI GIKEN CO.,LTD.
Original Assignee
IZUMI GIKEN CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IZUMI GIKEN CO.,LTD. filed Critical IZUMI GIKEN CO.,LTD.
Priority to JP1996004039U priority Critical patent/JP3029828U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3029828U publication Critical patent/JP3029828U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体に蓋体20を気密に接合して密閉容
器状に形成し、容器本体内にフィルター及び乾燥剤を収
納し、コンデンサ30の下流に配管し、エンジンルーム
内に設置する自動車用空調装置のレシーバドライヤは、
外径が大きく設定されて一定の収納スペースを必要と
し、コンデンサ30から離れた位置に配置され、設置、
配管の取り扱いが悪かった。 【解決手段】 レシーバドライヤを、容器本体の全長を
延長して外径をコンデンサ30の厚さと略等しい縦長円
柱状に形成し、エンジンルームの前方位置に設置したコ
ンデンサ30の側方位置に隣接して配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、自動車室内の室温を調節する自動車用空調装置の冷房サイクルに おいて、コンプレッサから吐出した高温高圧のガス冷媒を冷却するコンデンサの 下流に配管し、エンジンルーム内に設置する自動車用空調装置のレシーバドライ ヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用空調装置の冷房サイクルでは、走行用エンジンにより駆動されるコン プレッサから吐出した高温高圧のガス冷媒をコンデンサで冷却し、コンデンサで 凝縮されて液化した冷媒を貯留し、冷媒中の不純物、水分を取り除いて下流の膨 張弁からエバポレータへと循環させるため、コンデンサの下流にレシーバドライ ヤが配管される。従来のレシーバドライヤは、例えば図4に示すように構成され ている。ここで、レシーバドライヤは、有底円筒形の容器本体(1)の開口端に 蓋体(2)を機密に接合して密閉容器状に形成し、蓋体(2)に、冷媒の流入孔 (3)と流出孔(4)とが上面に開口して設けられている。流入孔(3)は蓋体 (2)を貫通して容器本体(1)内に連通し、流出孔(4)は軸心の導出孔(5 )とL字状に連通し、容器本体(1)内の軸心に収納した吸上管(6)が導出孔 (5)に接続され、吸上管(6)は、容器本体(1)の底部に近接する位置まで 延設して下端を開口している。そして、上下二枚の環状の多孔板(9)でフィル ター(7)及び乾燥剤(8)を挟持し、内周端を吸上管(6)に当接し、外周端 を容器本体(1)内周面に当接して多孔板(9)を支持し、フィルター(7)及 び乾燥剤(8)を容器本体(1)内に層状に収納して構成している。
【0003】 レシーバドライヤは、エンジンルームの前方位置に配置したコンデンサの出口 側に流入孔(3)を配管し、膨張弁の入口側に流出孔(4)を配管してエンジン ルーム内に設置する。コンデンサで凝縮されて液化した冷媒は、流入孔(3)か ら容器本体(1)内に流入してフィルター(7)及び乾燥剤(8)の各層を通過 し、フィルター(7)で不純物を除去し、乾燥剤(8)で水分を吸着し、下室に 貯留した液冷媒が吸上管(6)で吸い上げられ、流出孔(4)から膨張弁へ流通 する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
かかる構成のレシーバドライヤは所定の容積を必要とし、その全幅すなわち外 径が比較的大きく設定され、そのため、エンジンルーム内に設置するのに一定の 収納スペースを必要とし、一般にコンデンサから離れた位置に配置されており、 設置、配管の取り扱いが悪かった。
【0005】 この考案は、こうした課題を解決することを目的とするもので、レシーバドラ イヤの小径化、薄型化を図って合理的な配置を提案し、エンジンルーム内のスペ ースユーティリティの向上を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案はかかる課題を解決するため、容器本体に蓋体を気密に接合して密閉 容器状に形成し、容器本体内にフィルター及び乾燥剤を収納し、コンプレッサか ら吐出した高温高圧のガス冷媒を冷却するコンデンサの下流に配管し、エンジン ルーム内に設置する自動車用空調装置のレシーバドライヤにおいて、容器本体の 全長を延長して外径をコンデンサの厚さと略等しい縦長円柱状に形成し、エンジ ンルームの前方位置に設置したコンデンサの側方位置に隣接して配置したことを 特徴とするものである。 以下に、この考案の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1〜図3に、この考案の自動車用空調装置のレシーバドライヤの具体的な実 施の形態を示す。ここで、レシーバドライヤは、容器本体(10)を従来例と比 較して小径で全長を延長した有底円筒形に形成し、開口端に蓋体(20)を機密 に接合して縦長円柱状に形成されている。蓋体(20)には、冷媒の流入孔(2 1)と流出孔(22)とが上面に開口して設けられている。流入孔(21)は蓋 体(20)を貫通して容器本体(10)内に連通し、流出孔(22)は軸心の導 出孔(23)とL字状に連通し、容器本体(10)内の軸心に収納した吸上管( 25)が導出孔(23)に接続されている。吸上管(25)は、容器本体(10 )の底部に近接する位置まで延設して下端部をホルダー(26)で支持され、下 端を開口している。
【0008】 上下二層のフィルター(11)間に乾燥剤(12)が充填され、両フィルター (11)に外接した上下二枚の環状の多孔板(13)でフィルター(11)及び 乾燥剤(12)が挟持されている。そして、多孔板(13)の内周端を吸上管( 25)に当接し、外周端を容器本体(10)内周面に当接して支持し、フィルタ ー(11)及び乾燥剤(12)が容器本体(10)内のやや上層の位置に層状に 収納して構成されている。なお、乾燥剤(12)は容器本体(10)の小径化に 伴い、従来に比べて厚みを増してフィルター(11)間に充填されている。
【0009】 このレシーバドライヤは、小径で全長を延長した容器本体(10)を用いて外 径Dがコンデンサ(30)の厚さと略等しい縦長円柱状に形成され、具体的には 、外径Dが約40mm程に設定されている。そして、図1に示すように、エンジ ンルームの前方位置に配置したコンデンサ(30)の側方位置に隣接してレシー バドライヤを配置し、コンデンサ(30)の出口側に接続管(35)で流入孔( 21)を配管し、膨張弁の入口側に接続管(36)で流出孔(22)を配管して エンジンルーム内に設置する。コンデンサで凝縮されて液化した冷媒は、流入孔 (21)から容器本体(10)内に流入してフィルター(11)及び乾燥剤(1 2)の各層を通過し、フィルター(11)で不純物を除去し、乾燥剤(12)で 水分を吸着し、流出孔(22)から膨張弁へ流通する。
【0010】
【考案の効果】
この考案の自動車用空調装置のレシーバドライヤは、容器本体(10)の全長 を延長して外径Dをコンデンサ(30)の厚さと略等しい縦長円柱状に形成し、 レシーバドライヤとして必要な容積を確保するとともに、小径化、薄型化を図り 、エンジンルーム内に設置するのにその収納スペースが小さく設定され、設置、 配管の取り扱いに優れるものである。そして、エンジンルームの前方位置に設置 したコンデンサ(30)の側方位置に隣接してレシーバドライヤを配置し、エン ジンルーム内のスペースユーティリティの向上を図ることができるなどの機能を 奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の自動車用空調装置のレシーバドライ
ヤの設置状態の平面図。
【図2】レシーバドライヤの平面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】従来の断面図。
【符号の説明】
10 容器本体 11 フィルター 12 乾燥剤 20 蓋体 30 コンデンサ D 外径

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(10)に蓋体(20)を気密
    に接合して密閉容器状に形成し、容器本体(10)内に
    フィルター(11)及び乾燥剤(12)を収納し、コン
    プレッサから吐出した高温高圧のガス冷媒を冷却するコ
    ンデンサ(30)の下流に配管し、エンジンルーム内に
    設置する自動車用空調装置のレシーバドライヤにおい
    て、 容器本体(10)の全長を延長して外径Dをコンデンサ
    (30)の厚さと略等しい縦長円柱状に形成し、エンジ
    ンルームの前方位置に設置したコンデンサ(30)の側
    方位置に隣接して配置したことを特徴とする自動車用空
    調装置のレシーバドライヤ。
JP1996004039U 1996-04-04 1996-04-04 自動車用空調装置のレシーバドライヤ Expired - Lifetime JP3029828U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996004039U JP3029828U (ja) 1996-04-04 1996-04-04 自動車用空調装置のレシーバドライヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996004039U JP3029828U (ja) 1996-04-04 1996-04-04 自動車用空調装置のレシーバドライヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3029828U true JP3029828U (ja) 1996-10-11

Family

ID=43164841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996004039U Expired - Lifetime JP3029828U (ja) 1996-04-04 1996-04-04 自動車用空調装置のレシーバドライヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3029828U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212538A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用凝縮器およびこれを備えた車両用空気調和装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212538A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用凝縮器およびこれを備えた車両用空気調和装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3629819B2 (ja) 受液器一体型凝縮器
CN101672556B (zh) 一种带荧光剂的储液干燥装置
JP5050857B2 (ja) 熱交換器およびその製造方法
JP3029828U (ja) 自動車用空調装置のレシーバドライヤ
CN206670105U (zh) 一种风冷螺杆式冷水机
CN217483039U (zh) 一种高稳定汽车空调储液罐
JPH09273836A (ja) 自動車用空調装置のレシーバドライヤ
CN205747608U (zh) 一种用于汽车空调制冷的储液器
WO1997033129A1 (en) Air conditioner receiver dryer and method of making same
JP2000205706A (ja) 冷凍装置
JP2000356439A (ja) アキュムレータ
CN208296400U (zh) 一种车用空调气液分离器
JP2582800Y2 (ja) リキッドタンク
JP4098580B2 (ja) レシーバタンク及び該レシーバタンクを備えた車両用空調装置
CN213599618U (zh) 一种空调压缩机储液器用过滤器
JPH05231324A (ja) 空気供給装置
JPH0882463A (ja) リキッドタンク
CN214635160U (zh) 一种纯化吸附用废料处理装置
KR101655469B1 (ko) 자동차 공기조화장치용 리시버 드라이어
JPS5920611Y2 (ja) 自動車用冷房装置のアキユ−ムレ−タ
CN212473020U (zh) 驻车空气净化空调蒸发箱
JPH0565621U (ja) 車両用空調装置用フィルタ/セパレータ
JP3642636B2 (ja) リキッドタンクを備えたコンデンサ
JPH11115470A (ja) カーエアコン用気液分離器
JPH0552664U (ja) リキッドタンク