JP3029696U - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
ゴルフクラブヘッドInfo
- Publication number
- JP3029696U JP3029696U JP1996003361U JP336196U JP3029696U JP 3029696 U JP3029696 U JP 3029696U JP 1996003361 U JP1996003361 U JP 1996003361U JP 336196 U JP336196 U JP 336196U JP 3029696 U JP3029696 U JP 3029696U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- club head
- golf club
- end faces
- extending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 応力がゴルフクラブヘッドの端縁に集中する
ことなく、フェース部全面にわたる補強効果を有し、打
撃効果と使用寿命のより好ましいゴルフクラブヘッドを
提供する。 【解決手段】 ネック部11とフェース部10とを有す
るフェース部材と、上面部材70と、ソール部材80と
を、鍛造によってそれぞれ作成し、お互いに結合してな
るゴルフクラブヘッドにおいて、前記フェース部材に
は、ネック部11とフェース部10の周縁より、延出部
12が延出され、該両延出部分の端面112,13は、
斜面に形成され、上面部材70とソール部材80の前記
両延出部分の端面112,13に接合する端面も端面の
斜面に対応する斜面に形成され、且つ前記フェース部材
の内面に横長な補強リブ14が形成される。
ことなく、フェース部全面にわたる補強効果を有し、打
撃効果と使用寿命のより好ましいゴルフクラブヘッドを
提供する。 【解決手段】 ネック部11とフェース部10とを有す
るフェース部材と、上面部材70と、ソール部材80と
を、鍛造によってそれぞれ作成し、お互いに結合してな
るゴルフクラブヘッドにおいて、前記フェース部材に
は、ネック部11とフェース部10の周縁より、延出部
12が延出され、該両延出部分の端面112,13は、
斜面に形成され、上面部材70とソール部材80の前記
両延出部分の端面112,13に接合する端面も端面の
斜面に対応する斜面に形成され、且つ前記フェース部材
の内面に横長な補強リブ14が形成される。
Description
【0001】
本考案は、ゴルフクラブヘッドに関し、特に鍛造によりフェース部材と上面部 材とソール部材とをそれぞれ作成してから、お互いに結合しあってなり、応力集 中の影響を低減でき、ゴルフクラブヘッドの寿命と使用性能を向上できるゴルフ クラブヘッドに関するものである。
【0002】
従来のゴルフクラブヘッドには、図4に示すように、鍛造により、ネック部( 92)とフェース部(90)とを有するフェース部材と、上面部材(70)と、 ソール部材(80)とをそれぞれ作成してから、溶接などによりお互いに結合し あってなるゴルフクラブヘッドがある。この種のゴルフクラブヘッドは、組合せ で、ゴルフクラブヘッドを作成するので、それぞれの部材の鋳造や鍛造には便利 である。
【0003】 また、ゴルフボールを打撃するためのフェース部(90)を補強するために、 従来は、該フェース部(90)の裏面に図5に示すような縦長な補強リブ(96 )が設けてある。
【0004】 また、従来では、例えば前記三つの部材の接合面(94)は、垂直面に形成さ れている。
【0005】
しかし、上記の従来のゴルフクラブヘッドは、下記のような課題がある。 (1)図4乃至図6に示すよう、フェース部材のフェース部(90)は、直接、 他の部材に接合するので、例えば溶接する時、フェース部(90)を損なう場合 があると共に、その接合部位に容易に応力が集中され、複数回使用すると、この 部分に応力が集中するので、容易に破損してゴルフクラブヘッドの打撃能力を低 下させる。
【0006】 (2)前記フェース部(90)の裏面における補強リブ(96)は、縦長に設置 されているため、フェース部(90)全面を補強することができなく、補強の効 果が悪い。
【0007】 (3)前記三つの部材の接合面(94)は垂直面に形成されているため、溶接に より肉薄な部分や穴を形成しやすく、ゴルフクラブヘッドの寿命や使用効果に悪 影響を与える。
【0008】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたものであり、応力集中のよう なことがなく、フェース部をより好ましく補強し、寿命と使用効果がよりよいゴ ルフクラブヘッドを提供することをその目的とする。
【0009】
本考案は、ネック部(11)とフェース部(10)とを有するフェース部材と 、上面部材(70)と、ソール部材(80)とを、鍛造によってそれぞれ作成し 、お互いに結合してなるゴルフクラブヘッドにおいて、 前記フェース部材には、ネック部(11)とフェース部(10)の周縁より、 延出部(12)が延出され、該延出部(12)のネック部(11)より延出する 部分とフェース部(10)より延出する部分の幅は、それぞれ4〜8mmと4〜 15mmであると共に、該両延出部分の端面(112)(13)は、斜面に形成 され、上面部材(70)とソール部材(80)の前記両延出部分の端面(112 )(13)に接合する端面も前記端面の斜面に対応する斜面に形成され、且つ前 記フェース部材の内面に横長な補強リブ(14)が形成されると共に、該補強リ ブ(14)の幅は、1.5〜3mmであることを特徴とするゴルフクラブヘッド である。
【0010】 本考案は、フェース部材のフェース部(10)とネック部(11)より延出部 を形成させることにより、例えば、溶接する時に、フェース部(10)に対する 傷害を最小限に低減できると共に、応力が端縁に集中するのも避けることができ るので、フェース部(10)の完全性を保持することができ、よりよい打撃効果 を提供でき、しかもゴルフクラブヘッドの寿命を長くすることができる。
【0011】 また、本考案は、フェース部(10)の裏面に、横長な補強リブ(14)を形 成させるので、フェース部(10)全面にわたって補強効果を提供できる。
【0012】 また、本考案において、各部材の接合し合う面を斜面に形成させているため、 例えば溶接する時、溶接加工された部位の幅が長いので、肉薄や穴が形成される のを避けることができるとともに、溶接部位の強度を従来より強くさせることが できる。
【0013】
以下、図面に基づいて、本考案の好適な実施形態を説明する。図1は、本考案 のゴルフクラブヘッドのフェース部材の斜視図であり、図2は、本考案のゴルフ クラブヘッドの断面図であり、図3は、本考案のゴルフクラブヘッドの一部断面 を含む平面図である。
【0014】 図1に示すよう、本考案のゴルフクラブヘッドにおけるフェース部材は、ネッ ク部(11)と、フェース部(10)を包含し、前記ネック部(11)とフェー ス部(10)より、延出部(12)が延出されている。この延出部(12)の幅 は、標準的なゴルフクラブヘッドの場合、フェース部(10)より延出する部分 の幅が4〜15mmであると共に、ネック部(11)より延出する部分の幅が、 4〜8mmであるのが好ましい。
【0015】 また、前記フェース部材のフェース部(10)の裏面に、横長な補強リブ(1 4)が形成され、該補強リブ(14)は、フェース部(10)の殆ど全面にわた って形成されているので、より均衡的な補強効果を提供できる。また、標準的な ゴルフクラブヘッドの場合、補強リブの幅は、1.5〜3mmがより好ましい。
【0016】 また、前記フェース部材のフェース部(10)とネック部(11)の延出部( 12)の端面(13)(112)が斜面に形成され、しかも上面部材(70)と ソール部材(80)のこの端面(13)(112)に対応する端面も斜面に形成 されている。こうすると、各部材の接合部位の幅が広くなり、溶接などにより接 合させる時、肉薄や穴の形成を避けることができると共に、接合時、端面と端面 の接合をよく把握できるので、よりよい加工状態を提供できる。
【0017】
本考案は、フェース部材にフェース部とネック部より延出する延出部を形成さ せることにより、応力がゴルフクラブヘッドの端縁に集中するのを避けることが できるので、ゴルフクラブヘッドの強度と使用寿命を向上できる。また、フェー ス部材の裏面に横長な補強リブが設けてあるので、フェース部全面を均衡的な補 強効果を提供できる。また、各部材の接合面を斜面に形成させることにより、部 材の接合をよく把握できると共に、溶接の際にも、有利な加工状態を提供できる 。従って、本考案は使用効果がよく、寿命の長いゴルフクラブヘッドを提供でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のゴルフクラブヘッドのフェース部材の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本考案のゴルフクラブヘッドの断面図である。
【図3】本考案のゴルフクラブヘッドの一部断面を含む
平面図である。
平面図である。
【図4】従来のゴルフクラブヘッドの分解斜視図であ
る。
る。
【図5】従来のゴルフクラブヘッドの断面図である。
【図6】従来のゴルフクラブヘッドのフェース部の説明
図である。
図である。
10 フェース部 11 ネック部 12 延出部 13、112 端縁 14 補強リブ 70 上面部材 80 ソール部材
Claims (1)
- 【請求項1】 ネック部(11)とフェース部(10)
とを有するフェース部材と、上面部材(70)と、ソー
ル部材(80)とを、鍛造によってそれぞれ作成し、お
互いに結合してなるゴルフクラブヘッドにおいて、 前記フェース部材には、ネック部(11)とフェース部
(10)の周縁より、延出部(12)が延出され、該延
出部(12)のネック部(11)より延出する部分とフ
ェース部(10)より延出する部分の幅は、それぞれ4
〜8mmと4〜15mmであると共に、該両延出部分の
端面(112)(13)は、斜面に形成され、上面部材
(70)とソール部材(80)の前記両延出部分の端面
(112)(13)に接合する端面も前記端面の斜面に
対応する斜面に形成され、且つ前記フェース部材の内面
に横長な補強リブ(14)が形成されると共に、該補強
リブ(14)の幅は、1.5〜3mmであることを特徴
とするゴルフクラブヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003361U JP3029696U (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | ゴルフクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003361U JP3029696U (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | ゴルフクラブヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3029696U true JP3029696U (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=43164713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996003361U Expired - Lifetime JP3029696U (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | ゴルフクラブヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029696U (ja) |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP1996003361U patent/JP3029696U/ja not_active Expired - Lifetime
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