JP3029593U - 携帯用無線映像歌謡伴奏器 - Google Patents
携帯用無線映像歌謡伴奏器Info
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- JP3029593U JP3029593U JP1996002346U JP234696U JP3029593U JP 3029593 U JP3029593 U JP 3029593U JP 1996002346 U JP1996002346 U JP 1996002346U JP 234696 U JP234696 U JP 234696U JP 3029593 U JP3029593 U JP 3029593U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】マイクボディ内に映像歌謡伴奏器機能が内蔵さ
れ、別に分離された特別な歌謡伴奏器無しに映像、字
幕、伴奏信号をTV、FM、ラジオなどに無線出力する
ことができる携帯用無線映像歌謡伴奏器を提供する。 【解決手段】上記マイクボディ内に内蔵された装置は、
上記マイクボディの表面に露出させて設けた操作手段
と、映像/字幕データを貯蔵する映像字幕データメモリ
と、伴奏データを貯蔵する伴奏データメモリと、上記映
像字幕データメモリ(40)からの映像/字幕データに
基づきビデオ信号を作成し出力するビデオプロセッサ
と、上記伴奏データメモリからの伴奏データを処理して
オーディオ信号を作成し出力する音源回路と、上記操作
手段からの入力命令により上記映像歌謡伴奏器のシステ
ムを制御し、上記映像字幕データメモリからの映像/字
幕データを上記ビデオプロセッサに電送し処理させると
ともに、上記伴奏データメモリからの伴奏データを上記
音源回路で処理させる制御手段と、マイクを介して得ら
れた音声信号と上記オーディオ信号と上記ビデオ信号を
無線出力するアンテナとを備える。
れ、別に分離された特別な歌謡伴奏器無しに映像、字
幕、伴奏信号をTV、FM、ラジオなどに無線出力する
ことができる携帯用無線映像歌謡伴奏器を提供する。 【解決手段】上記マイクボディ内に内蔵された装置は、
上記マイクボディの表面に露出させて設けた操作手段
と、映像/字幕データを貯蔵する映像字幕データメモリ
と、伴奏データを貯蔵する伴奏データメモリと、上記映
像字幕データメモリ(40)からの映像/字幕データに
基づきビデオ信号を作成し出力するビデオプロセッサ
と、上記伴奏データメモリからの伴奏データを処理して
オーディオ信号を作成し出力する音源回路と、上記操作
手段からの入力命令により上記映像歌謡伴奏器のシステ
ムを制御し、上記映像字幕データメモリからの映像/字
幕データを上記ビデオプロセッサに電送し処理させると
ともに、上記伴奏データメモリからの伴奏データを上記
音源回路で処理させる制御手段と、マイクを介して得ら
れた音声信号と上記オーディオ信号と上記ビデオ信号を
無線出力するアンテナとを備える。
Description
【0001】
本考案は、携帯用無線映像歌謡伴奏器に係わるもので、より詳細にはマイクボ ディに映像歌謡伴奏機能が内蔵されていて、別に分離された特別な歌謡伴奏器無 しに、映像、字幕、伴奏信号をテレビ(TV)等に無線出力できる携帯用無線映 像歌謡伴奏器に係わるものである。
【0002】
一般的に、有線マイクを介して歌の練習を出来るようにした映像歌謡伴奏器の 場合は、映像及び字幕(歌詞)出力装置と、それによる伴奏装置が別途に具備さ れているか、あるいは、これらを統合制御する中央制御装置により有線で画面と スピーカを介して映像、字幕、伴奏、音声が出力されるようになっているため、 設定が煩雑で携帯が不可能で、しかも価格が高価であると言う問題があった。
【0003】
本考案の課題は、無線マイクのボディに映像、字幕、伴奏信号を音声(歌声) 信号と同時に無線出力できる装置を内蔵させることにより、別に分離された特別 な映像字幕出力装置と伴奏装置無くして、一つの無線マイクですべての機能操作 が出来るようにすると共に、無線マイクと端末機(CRT或いはTV)が1対1 の対応で映像及び字幕を表示し、スピーカを介した伴奏音が出力されるように上 記無線マイクを小型化することにより、場所に拘らずに何処でも使用可能である ようにした携帯用無線映像歌謡伴奏器を提供することにある。
【0004】
上記課題を解決するための本考案に係る携帯用無線映像歌謡伴奏器は、映像、 字幕、伴奏信号をテレビに無線出力することができる装置をマイクボディに内蔵 させた携帯用無線映像歌謡伴奏器であって、マイクボディに内蔵された上記装置 は、上記マイクボディの表面に露出させて設けた操作手段と、映像/字幕データ を貯蔵する映像字幕データメモリと、伴奏データを貯蔵する伴奏データメモリと 、上記映像字幕データメモリ(40)からの映像/字幕データに基づきビデオ信 号を作成し出力するビデオプロセッサと、上記伴奏データメモリからの伴奏デー タを処理してオーディオ信号を作成し出力する音源回路と、上記操作手段からの 入力命令により上記映像歌謡伴奏器のシステムを制御し、上記映像字幕データメ モリからの映像/字幕データを上記ビデオプロセッサに電送し処理させるととも に、上記伴奏データメモリからの伴奏データを上記音源回路で処理させる制御手 段と、マイクを介して得られた音声信号と上記オーディオ信号と上記ビデオ信号 を無線出力するアンテナとを備えたことを特徴とする。
【0005】 本考案に係る携帯用無線映像歌謡伴奏器は、上記制御手段の制御命令を受けて 選曲状態、予約状態等の情報を表示するディスプレイをもマイクボディの表面に 露出させて設けることが出来る。 本考案に係る携帯用無線映像歌謡伴奏器は、マイクを介して得られた音声信号 と上記オーディオ信号と上記ビデオ信号のうちの少なくとも2つの信号に基づき 混合信号を作成するミキシング手段を備えることが出来る。
【0006】 上記ビデオプロセッサは、VDPチップと、圧縮されたデータを解いて一時貯 蔵するビデオRAMと、ビデオ信号同期分離回路とからなるものとすることが出 来る。 上記オーディオ信号またはこれと上記音声信号がステレオ変調されてアンテナ からFMラジオに無線出力されるようになっていても良い。
【0007】 本考案に係る携帯用無線映像歌謡伴奏器は、さらに、図1にみるように、映像 、字幕、伴奏信号をテレビ(TV)、FMラジオに無線出力することができる装 置をマイクボディに内蔵させた携帯用無線映像歌謡伴奏器であって、上記マイク ボディに内蔵させた装置は、プログラムメモリ(21)と上記映像歌謡伴奏器シ ステムを制御するMPU(22)とからなる制御ユニット(20)と、P.L. C.データメモリ(31)とP.L.C.(32)とからなるビデオオーディオ 制御メモリ(30)と、貯蔵する映像/字幕データを上記ビデオオーディオ制御 メモリ(30)に出力する映像字幕データメモリ(40)と、歌の選曲、予約、 指定状態等をLCD上に表すLCDディスプレイ(41)と、オーディオ信号を 発生させる音源回路(50)と、上記MPU(22)からの制御を受ける上記P .L.C.(32)の制御命令により上記映像字幕データメモリ(40)から映 像/字幕データを読み取り、これを信号に作るビデオキャプションボード(71 )に出力させるビデオプロセッサ(70)と、入力した音声をEQアンプ及び音 声検出器(60)とエコーシステム(81)を介して処理して得られる音声信号 をDAC及びプリアンプ(55)で出力したオーディオデータとミキシングする オーディオミキサ(80)と、出力したビデオデータを上記オーディオミキサ( 80)から出るデータとミキシングして2遞倍RFパワーアンテナ(92)を介 してテレビに出力させるRFミキサ(90)とを備えたものであることが出来る 。
【0008】 上記ミディインターフェース(52)と上記PCMデータメモリ(53)と上 記デジタルシグナルプロセッサ(51)とは、一つのパッケージに形成されてい ても良い。 上記プログラムメモリ(21)と上記MPU(22)とは、一つのパッケージ で形成されていても良い。
【0009】 上記P.L.C.データメモリ(31)と上記P.L.C.(32)とは、一 つのパッケージで形成されていても良い。 さらに、上記ミディインターフェース(52)と上記PCMデータメモリ(5 3)と上記デジタルシグナルプロセッサ(51)と上記プログラムメモリ(21 )と上記MPU(22)と上記P.L.C.データメモリ(31)と上記P.L .C.(32)とは、一つのパッケージで形成されていても良い。
【0010】
本考案の携帯用無線映像歌謡伴奏器は、マイクボディ(10)に操作スイッチ とジャックが具備され、操作手段としての操作パネル(9)内部には映像、字幕 、伴奏制御装置が内蔵されている。 上記映像、字幕、伴奏制御装置は、マイクボディ(10)に設置された操作パ ネル(9:キーボックス)の各機能ボタンの操作により映像、字幕、伴奏信号を TVやFMラジオに無線出力できる装置であって、マイクボディに内蔵させた携 帯用無線映像歌謡伴奏器として働く。上記マイクボディに内蔵された装置は、上 記映像歌謡伴奏器システムのオペレーティングプログラムと各種データが内蔵さ れたプログラムメモリ(21)と、上記プログラムメモリ(21)からプログラ ムデータの入力を受けて上記映像歌謡伴奏器システムを制御するMPU(22: 微小演算処理装置、Micro Processing Unit)と、操作パ ネル(9)からの入力命令により映像字幕データメモリ(40)から映像/字幕 データを引出してビデオプロセッサ(70)に電送するとともに、伴奏データ( オーディオデータ)を音源回路(50)で処理するようにする制御命令を出力す るビデオオーディオ制御メモリ(30)と、映像/字幕データを貯蔵し、貯蔵さ れた映像/字幕データを上記ビデオオーディオ制御メモリ(30)に出力する映 像字幕データメモリ(40)と、歌の選曲、予約、指定状態等をLCDに示すL CDディスプレイ(41)と、ミディインターフェイス(52:MIDI In terface)と、デジタルシグナルプロセッサ(51)と、PCMデータメ モリ(53)とからなり、P.L.C.(32:プログラム論理回路、Prog ram Rogic Circuit TC3042)の制御を受けて伴奏デー タ(サウンドデータ)メモリ(45)からの伴奏データを処理して、これをDA C及びプリアンプ(55)を介してオーディオ出力端に出力させる音源回路(5 0)と、上記MPU(22)からの制御を受けるP.L.C.(32)の制御命 令により映像/字幕データを読み取り、ビデオ信号(R.G.B.及び同期信号 )を作成してビデオキャプションボード(71)に出力させるビデオプロセッサ (70)と、上記ビデオキャプションボード(71)で出力されたビデオデータ (ビデオ信号)をオーディオミキサ(80)から出るオーディオデータ(オーデ ィオ信号)とミキシングして2遞倍RFパワーアンプ(92)を介してテレビへ 出力させるRFミキサ(90)と、マイク(11)を介して入力された音声をE Qアンプ及び音声検出器(60)とエコーシステム(81)を介して処理した音 声信号を上記DAC及びプリアンプ(55)で出力されたオーディオ信号とミキ シングするオーディオミキサ(80)とを備えている。
【0011】 上記音源回路(50)は、MPU(22)の制御を受けて音源回路(50)の すべての機能を制御するミディインターフェイス(52)と、パルス変調された PCMデータを貯蔵するPCMデータメモリ(53)と、伴奏データメモリ(4 5)からの伴奏データと上記PCMデータメモリ(53)からのPCMデータを 使用してデジタル型のオーディオ信号を作成するデジタルシグナルプロセッサ( 51)とからなる。
【0012】 上記ビデオプロセッサ(70)は、VDPチップと圧縮されたデータを解いて 一時貯蔵するビデオRAMと、ビデオ信号同期分離回路とからなり、MPU(2 2)とMPUの命令を受けたP.L.C.(32)の制御を受けて、映像字幕デ ータメモリ(40)から映像/字幕データを読み取り、ビデオ信号(R.G.B .及び同期信号)をビデオキャプションボード(71)に出力する。
【0013】
図1は、本考案の携帯用無線映像歌謡伴奏器の一実施例の外観図で、マイクボ ディ(10)の操作パネル(9)は、使用者が操作するためのもので、本映像歌 謡伴奏器の使用者が歌の選曲のために上記操作パネル(9)上のスイッチを押圧 すると、操作パネル(9:キーボックス)から出力された命令が図2に示したビ デオオーディオ制御メモリ(30)に入力される。
【0014】 上記ビデオオーディオ制御メモリ(30)は、P.L.C.データメモリ(3 1)と、P.L.C.(32)とからなるが、上記P.L.C.(32)は、数 百個の各種論理回路を内蔵しており、使用者のプログラミングにより内部回路が 連結され、一つまたは数個の複雑な論理回路を成し、P.L.C.TC3042 (32)は、プログラムROMが内蔵されていなくて別途のプログラムデータを 貯蔵できるROMを外部から挿入したもので、マスクタイプで作業時にはROM を内蔵させ得る。本考案の実施例は、LCD制御、メモリ及び各CPU等をMP Uの命令を受けて制御している。上記P.L.C.(32)は、操作パネル(9 )からの入力によりMPU(22)に制御命令を出力させるように映像字幕デー タメモリ(40)から映像/字幕データを引き出して、これをビデオプロセッサ (70)に送出し、併せてオーディオ信号命令を音源回路(50)に送出する。
【0015】 上記音源回路(50)は、ミディインターフェイス(52)と、デジタルシグ ナルプロセッサ(51)と、ROMと、PCMデータメモリ(53)とからなる が、上記ミディインターフェイス(52)は、MPU(22)の制御を受けて音 源回路(50)のすべての機能を制御するCPUインターフェイスである。また 、上記ROMは、CPUの実際プログラムデータを貯蔵し、上記PCMデータメ モリ(53)は、PCMデータを貯蔵する。上記デジタルシグナルプロセッサ( 51)は、ミディインターフェイス(52)からの制御命令を受けて伴奏データ メモリ(45)からの伴奏データとPCMデータメモリ(53)からのPCMデ ータをを使用してデジタルオーディオ信号をDAC及びプリアンプ(55)に出 力する。
【0016】 上記DAC及びプリアンプ(80)は、上記音源回路(50)で出力された伴 奏データのデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅させる。また、LCDデ ィスプレイ(41)では、選曲された歌曲番号が操作パネル(9)のLCD上に 表示される。 上記映像字幕データメモリ(40)で出力された映像/字幕データは、ビデオ プロセッサ(70)で処理されてビデオキャプションボード(71)に送出され る。
【0017】 上記ビデオプロセッサ(70)は、VDPチップと、圧縮されたデータを解い て一時保管する256KビデオRAMと、ビデオ信号同期分離回路とからなり、 MPU(22)とMPU(22)の命令を受けたP.L.C.(32)の制御を 受けて、映像/字幕データを読み取り、ビデオ信号(R.G.B.及び同期信号 )に作って与える機能を遂行する。これは、NTSC,PAL方式兼用になって いる。
【0018】 上記ビデオキャプションボード(71)は、NTSCフォーマットRGB合成 エンコーダ(BA7230)で構成され、上記ビデオプロセッサ(70)でRG B信号と同期信号を受けてNTSC合成信号を作成して与え、RGB信号(内部 映像及び字幕)とビデオ信号(外部映像)を合わせて外部映像を背景に使用しな がら字幕が流れるようにし、また、合成信号をRGB信号に変換させる役割も遂 行する。
【0019】 外部映像制御回路(61)は、MPU(22)でビデオ信号の有無を判断して 外部映像入力端(62)から外部信号がある場合、外部映像同期により外部映像 をビデオキャプションボード(71)に送出するようにして外部映像を制御する 。EQアンプ及び音声検出器(60)は、等化器アンプと音声検出器を示すもの で、上記等化器アンプは、周波数特性を補正するために使用される増幅器であり 、音声検出器が音声が出力されるものだけを検出してMPU(22)に音声デー タを送出すると、MPU(22)では伴奏データと音声データを比較して点数を 計算する。上記点数によりCRT画面にそれに相応する映像を表示して音楽を送 出する。
【0020】 上記図2の最終端で出力されたオーディオ信号は、歌伴奏信号で、図3のオー ディオミキサ(80)に入力されるが、上記オーディオミキサ(80)は、エコ ーシステム(81)から出る音声信号と歌伴奏信号を合成して、これをアンテナ (ANT1,ANT2)側に送出する。音声信号は、マイク(11)から出力さ れ、上記EQアンプ及び音声検出器(60)を介してエコーシステム(81)に 入力され、上記オーディオミキサ(80)に入力される。上記エコーシステム( 81)は音をこだま音に変換させる。
【0021】 上記オーディオミキサ(80)から出力された伴奏音と人の音声が合成された オーディオ信号は、イヤホンパワーアンプ(82)を介して増幅され、イヤホン ジャック(83)に送られて、イヤホンで聴取されるか、あるいは、ステレオ変 調器(84)でステレオ音に変えられ、FM変調器(85)でFM変調され、4 遞倍RFアンプ(86)と3遞倍RFアンプ(87)を介して増幅されて、アン テナ(ANT2)を介してFMラジオに受信される。
【0022】 上記オーディオミキサ(80)に入る音楽伴奏信号はステレオであり、音声信 号はモノクロであるが、オーディオミキサ(80)を介して音声信号がR,L両 側伴奏信号と合した時、伴奏信号はモノクロにならず、ステレオで分離されるよ うに設計される。上記オーディオミキサ(80)で出力されたオーディオ信号は 、モノミキサ(88)を介してR,L2チャンネルを合する。上記モノミキサ( 88)で出力されたオーディオ信号は4.5MHz変調(89)され、このよう に変調されたオーディオ信号はRFミキサ(90)でビデオ信号とミキシングさ れ、上記ミキシングされた信号は2遞倍RFパワーアンプ(92)で増幅されて 470.4MHzの周波数(UHF14チャンネル)でアンテナ(ANT1)を 介して送信され、映像、字幕、音響が上記TVまたはCRTに示される。
【0023】 このような携帯用無線映像歌謡伴奏器を使用者が使用するときは、マイクボデ ィ(10)上部を手で掴んで電源スイッチ(SW1 )をオンした後、マイクスイ ッチ(SW2 )をエコーマイクスイッチで合わせ、音調節スイッチ(SW3 )を 動かして、マイク音と伴奏音の合成比率を強弱で適切に調節する。その次に出力 切換スイッチ(SW4 )を操作してオーディオだけを聴くかビデオだけを見るか 、オーディオとビデオを兼用するかを選択する。
【0024】 映像歌謡伴奏のため出力切換スイッチ(SW4 )をTV/ラジオ兼用位置に固 定させると、TV画面には映像と歌詞字幕が現れ、スピーカを介して音声と伴奏 音が出力され、ラジオ(オーディオ)スピーカを介して音声と伴奏音が同時に出 力される。この状態で伴奏と案内字幕によりマイク(MIC)を介して歌を歌う と心地良い歌を歌うことができる。
【0025】 操作パネル(9)を介して曲が選定されると、P.L.C.(30)ではメモ リ(40,45)に貯蔵された該当する伴奏データ、映像データ、字幕データを 音源回路(50)とビデオプロセッサ(70)に転送する。 すると、音源回路(50)では伴奏データを演奏音に変換して出力し、ビデオ プロセッサ(70)では音源に合わせて字幕を出力し字幕裏面に映像を出力する 。
【0026】 図4は、図3の映像、字幕、伴奏出力制御装置のTV、FMラジオ出力端の詳 細な回路図である。TVとFMラジオを介して映像と歌詞が画面に示され伴奏が 出る状態でマイク(MIC)を介して音声が入力されると、この音声信号はマイ ク回路を構成する等化回路(EQ)を介しながらプリアンプで自動的にレベル調 整され、増幅器を介して信号増幅され、エコー回路を介して音声がこだま音に変 換される。上記信号は音調節スイッチ(SW3 )でその強さが調節され、出力ジ ャックスイッチ(JACK2 )を介し伴奏信号と映像信号が共にTV、FMラジ オアンテナ(ANT1,ANT2)に無線出力され、オーディオ装置を介して音 声出力されることになるので、心地良い歌の練習を実施することができるもので ある。
【0027】 図1の未説明符号のJACK1 は外部VTRとVCR連結用出力ジャックスイ ッチであり、JACK5 は補助マイク連結用出力ジャックスイッチである。 一方、イヤホンジャックスイッチ(JACK1 )にイヤホンジャックを挿入す ると、FM変調装置に供給される電源が遮断されるので、オーディオ信号がイヤ ホンパワーアンプ(82)のステレオ動作でイヤホンを介して出力され、一人で 静かに歌の練習を実施することができるとともに、ビデオを見ながら静かにステ レオ音楽を鑑賞することができる。
【0028】 また、本考案では、出力ジャックスイッチ(JACK2 )が備えられていて、 この出力ジャックスイッチ(JACK2 )に外部オーディオ装置の有線ジャック を連結すると、FM変調装置に供給される電源が遮断されるので、アンテナ(A NT2)を介した無線信号出力が中断され、有線を介してマイク及び伴奏信号が 外部のオーディオ装置に出力され、一般歌謡伴奏器のような機能を遂行すること になる。
【0029】
このように、本考案は、小型のマイクボディに映像、字幕、伴奏信号を同時に 無線出力できる装置を内蔵させることにより、別途の映像字幕出力装置の追加設 置なしにマイク一つだけでビデオを見ながら案内歌詞に従って歌を歌うことがで き、また、イヤホンを介したオーディオ音の出力が可能であり、静かに歌の練習 または音楽鑑賞を楽しむことができるもので、特に映像歌謡伴奏器を携帯用に簡 単に構成することができるため、使用上の制約を受けず、家もしくは野外でも車 内でも誰でも容易に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の携帯用無線映像歌謡伴奏器の一実施例
を表す外観図。
を表す外観図。
【図2】上記実施例にかかる映像、字幕、伴奏出力制御
装置のブロック構成図。
装置のブロック構成図。
【図3】図2の出力端の回路ブロック図。
【図4】図3の詳細回路図。
9 操作パネル 10 マイクボディ 11 マイク 21 プログラムメモリ 22 MPU 40 映像字幕データメモリ 41 LCDディスプレイ 45 伴奏データメモリ 52 ミディインターフェイス 53 PCMデータメモリ 70 ビデオプロセッサ SW1 電源スイッチ SW2 マイクスイッチ SW3 音調節スイッチ SW4 出力切換スイッチ SW5 イヤホンボリュームスイッチ JACK1 イヤホンジャックスイッチ JACK2 出力ジャックスイッチ JACK3 DC電源ジャック
フロントページの続き (72)考案者 李 泰河 大韓民国 423−012 京畿道 光明市 光 明2洞 47−5
Claims (11)
- 【請求項1】映像、字幕、伴奏信号をテレビに無線出力
することができる装置をマイクボディに内蔵させた携帯
用無線映像歌謡伴奏器であって、マイクボディに内蔵さ
れた上記装置は、 上記マイクボディの表面に露出させて設けた操作手段
と、 映像/字幕データを貯蔵する映像字幕データメモリと、 伴奏データを貯蔵する伴奏データメモリと、 上記映像字幕データメモリ(40)からの映像/字幕デ
ータに基づきビデオ信号を作成し出力するビデオプロセ
ッサと、 上記伴奏データメモリからの伴奏データを処理してオー
ディオ信号を作成し出力する音源回路と、 上記操作手段からの入力命令により上記映像歌謡伴奏器
のシステムを制御し、上記映像字幕データメモリからの
映像/字幕データを上記ビデオプロセッサに電送し処理
させるとともに、上記伴奏データメモリからの伴奏デー
タを上記音源回路で処理させる制御手段と、 マイクを介して得られた音声信号と上記オーディオ信号
と上記ビデオ信号を無線出力するアンテナと、 を備えたことを特徴とする携帯用無線映像歌謡伴奏器。 - 【請求項2】上記制御手段の制御命令を受けて選曲状
態、予約状態等の情報を表示するディスプレイをもマイ
クボディの表面に露出させて設けた請求項1記載の携帯
用無線映像歌謡伴奏器。 - 【請求項3】マイクを介して得られた音声信号と上記オ
ーディオ信号と上記ビデオ信号のうちの少なくとも2つ
の信号に基づき混合信号を作成するミキシング手段を備
えた、請求項1または2記載の携帯用無線映像歌謡伴奏
器。 - 【請求項4】上記ビデオプロセッサは、VDPチップ
と、圧縮されたデータを解いて一時貯蔵するビデオRA
Mと、ビデオ信号同期分離回路とからなる請求項1から
3までのいずれかに記載の携帯用無線映像歌謡伴奏器。 - 【請求項5】上記音源回路は、 上記制御手段からの制御命令を受けて音源回路のすべて
の機能を制御するミディインターフェース(52)と、 パルス変調されたPCMデータを貯蔵するPCMデータ
メモリ(53)と、 上記伴奏データメモリからの伴奏データと上記PCMデ
ータメモリ(53)からのPCMデータを使用してデジ
タル化したオーディオ信号を作成するデジタルシグナル
プロセッサ(51)と、 からなる請求項1から4までのいずれかに記載の携帯用
無線映像歌謡伴奏器。 - 【請求項6】上記ミディインターフェース(52)と上
記PCMデータメモリ(53)と上記デジタルシグナル
プロセッサ(51)とが一つのパッケージに形成されて
いる請求項5記載の携帯用無線映像歌謡伴奏器。 - 【請求項7】上記制御手段は制御ユニット(20)とビ
デオオーディオ制御メモリ(30)とからなり、上記制
御ユニット(20)は上記映像歌謡伴奏器のシステムの
オペレーティングプログラムを貯蔵するプログラムメモ
リ(21)と上記プログラムメモリ(21)から上記オ
ペレーティングプログラムを読み取って上記映像歌謡伴
奏器のシステムを制御するための制御信号を作成し出力
するMPU(22)とで構成され、ビデオオーディオ制
御メモリ(30)はP.L.C.データメモリ(31)
とP.L.C.(32)とで構成されている、請求項1
から6までのいずれかに記載の携帯用無線映像歌謡伴奏
器。 - 【請求項8】上記プログラムメモリ(21)と上記MP
U(22)とが一つのパッケージで形成されている請求
項7記載の携帯用無線映像歌謡伴奏器。 - 【請求項9】上記P.L.C.データメモリ(31)と
上記P.L.C.(32)とが一つのパッケージで形成
されている請求項7または8記載の携帯用無線映像歌謡
伴奏器。 - 【請求項10】上記オーディオ信号またはこれと上記音
声信号がステレオ変調されてアンテナからFMラジオに
無線出力されるようになっている請求項1から9までの
いずれかに記載の携帯用無線映像歌謡伴奏器。 - 【請求項11】映像、字幕、伴奏信号をテレビ、FMラ
ジオに無線出力することができる装置をマイクボディに
内蔵させた携帯用無線映像歌謡伴奏器であって、上記マ
イクボディに内蔵させた装置は、プログラムメモリ(2
1)と上記映像歌謡伴奏器システムを制御するMPU
(22)とからなる制御ユニット(20)と、P.L.
C.データメモリ(31)とP.L.C.(32)とか
らなるビデオオーディオ制御メモリ(30)と、貯蔵す
る映像/字幕データを上記ビデオオーディオ制御メモリ
(30)に出力する映像字幕データメモリ(40)と、
歌の選曲、予約、指定状態等をLCD上に表すLCDデ
ィスプレイ(41)と、オーディオ信号を発生させる音
源回路(50)と、上記MPU(22)からの制御を受
ける上記P.L.C.(32)の制御命令により上記映
像字幕データメモリ(40)から映像/字幕データを読
み取り、これを信号に作るビデオキャプションボード
(71)に出力させるビデオプロセッサ(70)と、入
力した音声をEQアンプ及び音声検出器(60)とエコ
ーシステム(81)を介して処理して得られる音声信号
をDAC及びプリアンプ(55)で出力したオーディオ
データとミキシングするオーディオミキサ(80)と、
出力したビデオデータを上記オーディオミキサ(80)
から出るデータとミキシングして2遞倍RFパワーアン
テナ(92)を介してテレビに出力させるRFミキサ
(90)とを備えたことを特徴とする携帯用無線映像歌
謡伴奏器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1996-1360 | 1996-01-23 | ||
KR9601360 | 1996-01-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3029593U true JP3029593U (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=43164614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996002346U Expired - Lifetime JP3029593U (ja) | 1996-01-23 | 1996-03-29 | 携帯用無線映像歌謡伴奏器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029593U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000028523A1 (en) * | 1998-11-11 | 2000-05-18 | Video System Co., Ltd. | Karaoke (sing-along) device |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP1996002346U patent/JP3029593U/ja not_active Expired - Lifetime
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