JP3029192U - 製品取り出し装置 - Google Patents

製品取り出し装置

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JP3029192U
JP3029192U JP1995013294U JP1329495U JP3029192U JP 3029192 U JP3029192 U JP 3029192U JP 1995013294 U JP1995013294 U JP 1995013294U JP 1329495 U JP1329495 U JP 1329495U JP 3029192 U JP3029192 U JP 3029192U
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screw shaft
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out device
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喜代治 中西
勤 野田
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宇部テクノエンジ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行体の揺れを小さくするとともに、メンテ
ナンスを容易にする。 【解決手段】 下端部にチャック部を有するロッドフレ
ーム12は、ブラケット20を介してナット部材50に
接続され、ボールネジ軸30によって昇降する。ボール
ネジ軸30は、不動側である上端部が軸受36を介して
ネジ軸ケース34に支持されている。ネジ軸30の自由
側である下端部は、走行体14内に挿入してあるととも
に、従動プーリ64が固定してある。駆動モータ32
は、走行体14の上面に固定してあって、駆動プーリ6
8を固定した回転軸42が走行体14の内部に挿入して
ある。そして、プーリ64、68との間には、タイミン
グベルト66が巻掛けしてあって、駆動モータ32の駆
動力によってネジ軸32を回転し、ロッドフレーム12
を昇降できるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、射出成形機やダイカストマシンなどから成形品等の加工品を取り出 す装置に係り、特に製品を把持するチャック部をネジ軸によって昇降させる昇降 式の製品取り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、射出成形機から成形品を取り出す従来の成形品取り出し装置の外観を 示す概略図である。図4において、成形品取出し装置10は、昇降部材であるロ ッドフレーム12が走行体14に上下動可能に支持してある。この走行体14は 、矢印15、17のようにX方向とY方向とに移動可能となっている。そして、 ロッドフレーム12は、第1ロッドフレーム16と、この第1ロッドフレーム1 6の内部に配置した第2ロッドフレーム18とからなっていて、テレスコピック に伸縮できるようになっている。
【0003】 第1ロッドフレーム16は、上端部がブラケット20を介して詳細を後述する 昇降駆動装置22に接続され、下端部がブラケット24を介して昇降シリンダ2 6のロッドに接続してある。この昇降シリンダ26は、ロッドを下方に向けた状 態で走行体14に取り付けてある。そして、昇降シリンダ26は、成形品の取り 出しの際に、昇降駆動装置22による第1ロッドフレーム16の昇降に追従して ロッドが伸縮し、ロッドフレーム12をバランス支持するようになっている。ま た、ロッドフレーム12の第2ロッドフレーム18は、下端部に成形品を把持す るためのチャック部28を有していて、第1ロッドフレーム16に設けた図示し ない昇降機構に保持され、第1ロッドフレーム16に対して昇降可能となってお り、第1ロッドフレーム16の昇降に連動して第1ロッドフレーム16に対して 昇降するようになっている。
【0004】 前記した昇降駆動装置22は、図5に示したようになっていて、ロッドフレー ム12に沿って走行体14に設けたボールネジ軸(以下、単にネジ軸と称する) 30と、このネジ軸30を回転駆動する駆動モータ32を備えている。そして、 ネジ軸30の周囲には、走行体14の上に設けた断面コ字状をなすネジ軸ケース 34が配設してある。このネジ軸ケース34の上端部には、ネジ軸30の上部を 回転自在に支持している軸受36が取り付けてある。また、ネジ軸30は、上部 側が変位できない固定側(不動側)となっていて、軸受36を介してネジ軸ケー ス34によって軸線方向の変位が規制され、下端側が自由側となっていて、軸受 38を介して走行体14に軸線方向に変位可能に支持され、温度変化による膨張 、収縮を吸収できるようにしてある。
【0005】 駆動モータ32は、ブラケット40を介してネジ軸ケース32の上部に取り付 けてある。そして、駆動モータ32の回転軸42にはプーリ44が固定してあり 、このプーリ44とネジ軸30の上端部に固定したプーリ46との間にタイミン グベルト48が巻掛けしてあって、モータ32の回転駆動力をネジ軸30に伝達 できるようにしてある。また、軸受36、38間のネジ軸30には、ナット部材 50が装着してある。そして、このナット部材50にロッドフレーム12に設け たブラケット20の先端部が固定してあり、ネジ軸30の回転によりナット部材 50がネジ軸30に沿って上下動し、ロッドフレーム12を矢印53のように昇 降させることができるようになっている。なお、これらプーリ44、46とタイ ミングベルト48とは、危険防止のためにカバー51によって覆ってある。
【0006】 このように構成した従来の成形品取り出し装置10は、ロッドフレーム12の 荷重がブラケット20、ナット部材50を介して常にネジ軸30に作用する。と ころが、ロッドフレーム12の荷重を支えるためにネジ軸30を太くすることは 、慣性モーメントが大きくなることや、コストが高くなるなどから望ましくない 。このため、従来は、ネジ軸30の上部を軸線方向に変位しない固定側にしてロ ッドフレーム12の荷重を支えるようにし、下部を軸線方向に変位可能な自由側 とすることにより、ネジ軸30に自重による引張り荷重を作用させて、圧縮荷重 による座屈変形を防止のために軸径を太くしなくてもよいようにしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のようにネジ軸30の下端部を自由側にすると、駆動モータ32 をネジ軸フレーム34の上部に取り付けなければならない。すなわち、自由側で あるネジ軸30の下端部は、周囲温度の変化に伴う膨張、収縮によって絶えず軸 方向に変位するため、ネジ軸30の下端部にタイミングベルト用のプーリを取り 付けたのでは、プーリの位置ずれによってタイミングベルトがプーリから外れや すくなる問題があり、また駆動モータ32をネジ軸30の下部に設けたのでは動 力の伝達機構が複雑化し、コスト高となったりメンテナンスも容易でないため、 駆動モータ32もネジ軸30の上部に配設することになる。ところが、駆動モー タ32は、比較的重量が大きいため、走行体14をX―Y方向に移動させる際に 、その加速度が駆動モータ32に作用し、ネジ軸ケース34を片持ち梁とした逆 さ振り子となって図4の矢印52のように振れ、走行体14やその周辺部を揺さ ぶるという問題が生ずる。しかも、成形品取出し装置10は、一般に高所に設置 されるばかりでなく、大型の装置の場合、ネジ軸30の長さが150cm程度に もなり、メンテナンスを必要とする駆動モータ32やタイミングベルト48等が ネジ軸30の上部に位置しているため、タイミングベルト48の交換などの保守 、点検作業が容易でない。
【0008】 本考案は、前記従来技術の欠点を解消するためになされたもので、走行体の揺 れを小さくするとともに、メンテナンスが容易な製品取り出し装置を提供するこ とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案に係る製品取出し装置の第1は、射出成 形機またはダイカストマシン等によって作られた製品を把持するチャック部を備 えた昇降部材と、この昇降部材を昇降させるネジ軸とを有し、ネジ軸は上端部が 走行体上に立設した支持部材に軸受を介して固定され、下端部が変位可能な自由 側とされた製品取り出し装置において、原動プーリを備えた駆動モータを前記走 行体に取り付け、前記原動プーリとの間に駆動ベルトが巻掛けされる従動プーリ を前記ネジ軸の下端部に取り付けるとともに、前記従動プーリのリム部の幅を、 前記駆動ベルトの幅に対して、周囲温度の変化による前記ネジ軸の伸縮量以上広 くした構成となっている。
【0010】 また、本考案に係る製品取出し装置の第2は、射出成形機またはダイカストマ シン等によって作られた製品を把持するチャック部を備えた昇降部材と、この昇 降部材を昇降させるネジ軸とを有し、ネジ軸は上端部が走行体上に立設した支持 部材に軸受を介して固定され、下端部が変位可能な自由側とされた製品取り出し 装置において、原動車を備えた駆動モータを前記走行体に取り付け、前記ネジ軸 の下部にスプライン部またはセレーション部を形成するとともに、このスプライ ン部またはセレーション部に、前記原動車との間で巻掛け伝動機構を構成する従 動車を嵌合させ、従動車とネジ軸とが軸方向に相対移動可能にした構成となって いる。巻掛け伝動機構は、タイミングベルトなどのベルト伝動機構、チェーンを 用いたチェーン伝動機構であってよい。
【0011】 さらに、本考案に係る製品取出し装置の第3は、走行体を箱状に形成し、この 内部に原動プーリと従動プーリまたは原動車と従動車とを配置した構成となって いる。 そして、本考案に係る製品取出し装置の第4は、射出成形機またはダイカスト マシン等によって作られた製品を把持するチャック部を備えた昇降部材と、この 昇降部材を昇降させるとともに、上端部が箱状走行体上に立設した支持部材に軸 受を介して固定され、下端部が前記走行体内に挿入されて軸方向に変位可能な自 由側となっているネジ軸と、前記走行体に取り付けられ、回転軸が走行体に挿入 された駆動モータと、前記ネジ軸の下端部に形成したスプライン部と、前記走行 体に回転自在に取り付けた従動プーリと、この従動プーリに取り付けられ、前記 スプライン部が軸方向移動可能に挿入してあるボールスプライン軸受と、前記駆 動モータの回転軸に設けられ、前記従動プーリとの間に駆動ベルトが巻掛けされ た原動プーリとを有する構成となっている。
【0012】
【作用】
上記のごとく構成した本考案は、大きな重量を有する駆動モータを不安定なネ ジ軸ケースの上部に取り付けず、走行体に直接取り付けているため、走行体を移 動させても駆動モータがネジ軸ケースを振動させることがなく、走行体や周辺部 が揺れるのを防止でき、走行体の走行を安定させることができる。しかも、メン テナンスを必要とする駆動モータやタイミングベルト等が低い位置に配置される ため、メンテナンスが容易になるとともに、高所における作業が少なくなって安 全性を向上することができる。また、駆動モータを走行体に直接取り付けたこと により、走行体の重量が増加したのと同様な効果を生じ、装置全体の重心が低く なるとともに、走行体の振動を抑えることができる。そして、ネジ軸と従動プー リ(従動車)とをスプラインまたはセレーションを介して結合させることにより 、大きなトルクを伝達することができる。しかも、巻掛け伝動機構部を箱状走行 体内に収納してあるため、保護カバーを設けることなく巻掛け伝動機構部の保護 と安全性の確保とを図ることができる。さらに、従動プーリにボールスプライン 軸受を取り付けてネジ軸のスプライン部を挿入したことにより、ネジ軸の大きな 伸縮を吸収することができるとともに、大きなラジアル荷重が作用した場合でも 、ネジ軸を円滑に回転することができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案の製品取り出し装置の好ましい実施の形態を、添付図面に従って詳細に 説明する。なお、前記従来技術において説明した部分に相当する部分については 、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0014】 図1は、本考案の第1実施形態に係る成形品取出し装置の断面図である。 図1において、成形品取出し装置10は、箱状をなす走行体14の上面にネジ 軸ケース34がネジ軸30に沿って立設してある。ネジ軸ケース34は、ネジ軸 30の支持部材となっていて、ロッドフレーム12側が開口した断面コ字状をな し、上端部に設けた取り付け板60に固定した軸受36を介して、ネジ軸30の 固定側である上端部を回転自在に固定支持している。また、取り付け板60の上 面には、軸受36の上部を覆うカバー62が着脱可能に設けてある。
【0015】 一方、ネジ軸30の下端部は、箱状走行体14の上部に設けた軸受38を貫通 して走行体14内に挿入され、軸方向に変位可能な自由側となっている。そして 、走行体14に挿入したネジ軸30の下端部には、走行体14の上面に固定した 駆動モータ32の動力を伝達する駆動ベルトであるタイミングベルト66を巻掛 けるための従動プーリ(従動車)64が固定してある。すなわち、ネジ軸30を 回転させる駆動モータ32は、回転軸42が走行体14中に挿入してあり、この 回転軸42に固定した原動プーリ(原動車)68とネジ軸30に固定した従動プ ーリ64との間にタイミングベルト66が巻掛けしてある。そして、ネジ軸30 に取り付けた従動プーリ64は、タイミングベルト66の幅に対して例えばJI Sにおける呼び幅が1つ上のものが使用され、リム面の幅がタイミングベルト6 6の幅より広くしてあって、ネジ軸30が周囲の温度変化によって伸縮し、従動 プーリ64がタイミングベルト66に対して上下動した場合であっても、タイミ ングベルト66が従動プーリ64から外れないようにしてある。
【0016】 上記のごとく構成した第1実施形態は、ネジ軸30の下端部に固定した従動プ ーリ64の幅がタイミングベルト66の幅より広くなっているため、ネジ軸30 が周囲の温度変化によって伸縮し、下端部が軸方向に変位して従動プーリ64が タイミングベルト66に対して上下動したとしても、タイミングベルト66が従 動プーリ64から外れることがない。そして、重量のある駆動モータ32を、不 安定なネジ軸ケース34の上部から安定した走行体14に直接取り付けたことに より、昇降装置による大きな振動発生の一因を除去することができたばかりでな く、逆に走行体14の重量が駆動モータ32の重量だけ大きくなったのと同様の 効果を生じ、成形品取り出し装置10全体の重心が低くなって振動を抑える作用 をする。また、駆動モータ32やタイミングベルト66などを装置の下部とした ことにより、ベルト66の交換等のメンテナンスを容易に行うことができ、高所 作業をなくせて作業の安全性を高めることができる。しかも、巻掛け伝動機構を 構成しているプーリ64、68、タイミングベルト66が箱状走行体14の内部 に収納してあるため、特別に保護カバーを設けることなく巻掛け伝動機構の保護 が図れるとともに、安全性を確保することができる。
【0017】 図2は、第2実施形態の断面図である。図2において、ネジ軸30の自由側で ある下端部には、スプライン部70が形成してある。このスプライン部70は、 走行体14の内部に挿入してあって、従動プーリ72のボス部に設けた溝と嵌合 し、従動プーリ72に対して軸方向に移動可能となっている。そして、従動プー リ72は、上部の小径ボス部が軸受74、76によって走行体14に回転自在に 取り付けてあるとともに、駆動モータ32の回転軸42に設けた原動プーリ68 との間でタイミングベルト66が巻掛けしてある。なお、従動プーリ72のリム 幅は、タイミングベルト66の幅に対応したものとなっている。
【0018】 このように構成した第2実施形態は、ネジ軸30が周囲温度の変化などによっ て伸縮すると、スプライン部70が従動プーリ72に対して軸方向に摺動変位し 、従動プーリ72の位置を変化させることなくネジ軸30の伸縮が吸収される。 また、駆動モータ32を走行体14に直接取り付けたことにより、第1実施形態 と同様の効果を得ることができる。そして、第2実施形態においては、スプライ ンによってモータの駆動力を伝達するため、滑りキーよりはるかに大きなトルク を伝達することができる。なお、スプラインに代えてセレーションを形成しても よい。
【0019】 図3は、第3実施形態を示したものである。本実施の形態においては、従動プ ーリ72の下端内周部にボールスプライン軸受80が固定してあって、ネジ軸3 0の下端部に形成したスプライン部70がボールスプライン軸受80に挿入して ある。この第3実施形態は、ボールスプライン軸受80を介してネジ軸30の下 端部を支持することにより、ネジ軸30の大きな変位を吸収することができると ともに、ネジ軸30に大きなラジアル荷重が作用した場合でもネジ軸30を円滑 に回転させることができる。
【0020】 前記実施形態においては、射出成形品を取り出す装置について説明したが、ダ イカストマシン等の他の機械による加工品を取り出す装置にも適用することがで きる。また、第2、第3実施形態の場合、ベルト伝動機構に代えてチェーン伝動 機構を採用してもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案によれば、大きな重量を有する駆動モータが不 安定なネジ軸ケースの上部に取り付けられていないため、走行体を移動させても 駆動モータがネジ軸ケースを振動させることによる走行体や周辺部の振動を防止 でき、走行体の走行を安定させることができる。しかも、駆動モータやタイミン グベルト等のメンテナンスを必要とする部材が低い位置に配置されるため、メン テナンスが容易になるとともに、高所における作業が少なくできて安全性が向上 する。また、駆動モータを走行体に直接取り付けたことにより、走行体の重量が 増加したのと同様な効果を生じ、装置全体の重心が低くなるとともに、走行体の 振動を抑えることができる。そして、ネジ軸とプーリとをスプラインまたはセレ ーションを介して結合させることにより、大きなトルクを伝達することができる 。しかも、巻掛け伝動機構部を箱状走行体内に収納してあるため、保護カバーを 設けることなく巻掛け伝動機構部の保護と安全性の確保とを図ることができる。 さらに、従動プーリにボールスプライン軸受を取り付けてネジ軸のスプライン部 を挿入したことにより、ネジ軸の大きな伸縮を吸収することができるとともに、 大きなラジアル荷重が作用した場合でも、ネジ軸を円滑に回転することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施形態に係る成形品取出し装置
の断面図である。
【図2】本考案の第2実施形態に係る成形品取出し装置
の断面図である。
【図3】本考案の第3実施形態の要部断面図である。
【図4】従来の成形品取出し装置の外観を示す概略斜視
図である。
【図5】従来の成形品取出し装置の断面図である。
【符号の説明】
10 成形品取出し装置 12 昇降部材(ロッドフレーム) 30 ボールネジ軸 32 駆動モータ 42 回転軸 50 ナット部材 64、72 従動プーリ 66 駆動ベルト(タイミングベルト) 68 原動プーリ 70 スプライン部 80 ボールスプライン軸受
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機またはダイカストマシン等に
    よって作られた製品を把持するチャック部を備えた昇降
    部材と、この昇降部材を昇降させるネジ軸とを有し、ネ
    ジ軸は上端部が走行体上に立設した支持部材に軸受を介
    して固定され、下端部が変位可能な自由側とされた製品
    取り出し装置において、原動プーリを備えた駆動モータ
    を前記走行体に取り付け、前記原動プーリとの間に駆動
    ベルトが巻掛けされる従動プーリを前記ネジ軸の下部に
    取り付けるとともに、前記従動プーリのリム部の幅を、
    前記駆動ベルトの幅に対して、周囲温度の変化による前
    記ネジ軸の伸縮量以上広くしてあることを特徴とする製
    品取り出し装置。
  2. 【請求項2】 射出成形機またはダイカストマシン等に
    よって作られた製品を把持するチャック部を備えた昇降
    部材と、この昇降部材を昇降させるネジ軸とを有し、ネ
    ジ軸は上端部が走行体上に立設した支持部材に軸受を介
    して固定され、下端部が変位可能な自由側とされた製品
    取り出し装置において、原動車を備えた駆動モータを前
    記走行体に取り付け、前記ネジ軸の下部にスプライン部
    またはセレーション部を形成するとともに、このスプラ
    イン部またはセレーション部に、前記原動車との間で巻
    掛け伝動機構を構成する従動車を嵌合させ、従動車とネ
    ジ軸とが軸方向に相対移動可能にしてあることを特徴と
    する製品取り出し装置。
  3. 【請求項3】 前記走行体は箱状に形成してあり、前記
    原動プーリと前記従動プーリまたは前記原動車と前記従
    動車とは前記箱状走行体内に収納してあることを特徴と
    する請求項1または2に記載の製品取出し装置。
  4. 【請求項4】 射出成形機またはダイカストマシン等に
    よって作られた製品を把持するチャック部を備えた昇降
    部材と、この昇降部材を昇降させるとともに、上端部が
    箱状走行体上に立設した支持部材に軸受を介して固定さ
    れ、下端部が前記走行体内に挿入されて軸方向に変位可
    能な自由側となっているネジ軸と、前記走行体に取り付
    けられ、回転軸が走行体に挿入された駆動モータと、前
    記ネジ軸の下端部に形成したスプライン部と、前記走行
    体に回転自在に取り付けた従動プーリと、この従動プー
    リに取り付けられ、前記スプライン部が軸方向移動可能
    に挿入してあるボールスプライン軸受と、前記駆動モー
    タの回転軸に設けられ、前記従動プーリとの間に駆動ベ
    ルトが巻掛けされた原動プーリとを有することを特徴と
    する製品取出し装置。
JP1995013294U 1995-11-21 1995-11-21 製品取り出し装置 Expired - Lifetime JP3029192U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111039223A (zh) * 2019-12-20 2020-04-21 天津职业技术师范大学(中国职业培训指导教师进修中心) 一种螺旋升降装置

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