JP3028978U - 競技場の観覧席装置 - Google Patents

競技場の観覧席装置

Info

Publication number
JP3028978U
JP3028978U JP1996001639U JP163996U JP3028978U JP 3028978 U JP3028978 U JP 3028978U JP 1996001639 U JP1996001639 U JP 1996001639U JP 163996 U JP163996 U JP 163996U JP 3028978 U JP3028978 U JP 3028978U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stadium
ground
groove
drive
swivel base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996001639U
Other languages
English (en)
Inventor
正男 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP1996001639U priority Critical patent/JP3028978U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3028978U publication Critical patent/JP3028978U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グランドに設けた溝にレールを埋設している
ので、この溝を覆うために蓋を設けなければならず、こ
の蓋は、行なわれるプレーの邪魔になることがあり、競
技場としての機能の低下をきたしてしまう。 【解決手段】 グランド15の旋回中心寄りに溝を設け
ることなく案内ローラ19を競技場2のグランド15面
に直接当接させて転動するよう構成することにより、溝
を覆うための蓋が不要になり、従って、競技場2で行わ
れる球技などのプレーの障害になるといったことを防止
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、球場などに用いられる観覧席装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、球場などに用いられる観覧席装置には、旋回台に、雛壇状に構成され た座席が取付けられ、この旋回台を球場の所定の位置を中心に旋回するように構 成したものがある。
【0003】 そして旋回台には、内側の車輪と外側の車輪が設けられ、グランドには、各車 輪を案内するためのレールがグランドに設けた溝に埋設され、溝を覆うための蓋 が設けられている。
【0004】 このような観覧席を使用する場合は、蓋を外し、ウィンチ装置などによって観 覧席を旋回させるようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の観覧席装置では、グランドに設けた溝にレールを埋設しているので 、この溝を覆うために蓋を設けなければならず、この蓋は、行なわれるプレーの 邪魔になることがあり、球場としての機能の低下をきたしてしまう。
【0006】 そこで本考案は、上記課題を解決し得る観覧席装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案における課題を解決するための手段は、座席を備えた旋回台が設けられ 、この旋回台は、競技場の所定の場所を旋回中心に、グランド面に直接当接して 転動するローラを介してグランド面に沿って旋回自在に設けられたものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図1〜図6に基づいて説明する。 本考案の実施の形態に係る競技場の観覧席装置1は、競技場2の所定の場所を 旋回中心として旋回する、型鋼3から構成された旋回台4が設けられ、この旋回 台4の旋回中心側上部には支持斜材5が配置され、この支持斜材5に雛壇状に座 席6が設置されている。
【0009】 旋回台4下部の一側(旋回中心反対側)に、取付け部材7を介して複数の駆動 ローラ(例えば鋼材で形成される)8が設けられ、各駆動ローラ8は、平面視し て旋回中心を中心とした円弧線上に適宜の間隔置きに配置されている。
【0010】 図3および図4に示すように、各駆動ローラ8を駆動するための駆動装置9が 設けられ、この駆動装置9は、取付け部材7に取付けられた駆動モータ10と、 この駆動モータ10の出力軸10aに取付けられた駆動歯車11と、この駆動歯 車11の回転駆動を前記駆動ローラ8の支軸8aに取付けた従動歯車12に伝達 するための伝達歯車13とから構成されている。
【0011】 そしてグランド15にはその旋回中心を中心に円弧状の溝16が形成され、各 駆動ローラ8は、この溝16に埋設した案内レール17の上面を転動するもので ある。
【0012】 また旋回台4下部の他側(旋回中心側)に、複数の取付け板18が旋回中心を 中心とした円弧線上に適宜の間隔置きに配置され、例えば合成ゴムから形成され る案内ローラ19が、取付け板18に垂下部材20を介して支軸19a回りに回 転自在に取付けられ、取付け板18は旋回台4下部に緩衝材としてのコイルばね 21を介して取付けられ、このコイルばね21を挿通している軸部材22を回転 させることにより、ばね座23が鉛直方向に移動してばね強さを調節できるよう 構成されている。
【0013】 そしてこの案内ローラ19は、各駆動ローラ8が回転駆動して旋回台4が旋回 すると、これに伴って競技場2のグランド15面に直接当接して転動するもので ある。
【0014】 なお、旋回台4を固定するためにグランド15に挿入する固定用ピン25が、 旋回台4下部に着脱自在に取付けられている。 上記構成において、駆動モータ10を駆動すると、駆動ローラ8が案内レール 17の上面を転動し、案内ローラ19がグランド15面上を転動して移動(図1 の仮想線で示す円弧の軌道)し、競技場2の所定の場所まで案内する。このよう にして旋回台4を目的の場所まで旋回させた後、固定用ピン25をグランド15 に挿入することにより、旋回台4を固定する。
【0015】 このように、案内ローラ19を合成ゴムから形成して、競技場2のグランド1 5の旋回中心寄りに溝を設けることなくグランド15面に直接当接させて転動す るよう構成したことにより、従来必要であった溝を覆うための蓋が不要になり、 従って、競技場2で行われる球技などのプレーの障害になるといったことを防止 でき、安全性が向上する。
【0016】 またグランド15の旋回中心寄りに溝やレールを設けないので、装置全体の施 工が容易になる。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな通り、本考案は、座席を備えた旋回台は、競技場の所 定の場所を旋回中心に、グランド面に直接当接して転動するローラを介してグラ ンドに沿って旋回自在に設けたので、従来必要であった溝を覆うための蓋が不要 になり、従って、競技場で行われる球技などのプレーの障害になるといったこと を防止でき、競技場としての機能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す競技場の全体平面図
である。
【図2】同じく観覧席装置の全体側面図である。
【図3】同じく駆動ローラおよび駆動装置の全体側面図
である。
【図4】同じく全体正面図である。
【図5】同じく案内ローラの側面図である。
【図6】同じく案内ローラの正面図である。
【符号の説明】
1 観覧席装置 2 競技場 3 型鋼 4 旋回台 5 支持斜材 6 座席 7 取付け部材 8 駆動ローラ 9 駆動装置 10 駆動モータ 15 グランド 17 案内レール 19 案内ローラ 21 コイルばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 競技場に設けられる観覧席装置であっ
    て、座席を備えた旋回台が設けられ、この旋回台は、競
    技場の所定の場所を旋回中心に、グランド面に直接当接
    して転動するローラを介してグランド面に沿って旋回自
    在に設けられたことを特徴とする観覧席装置。
JP1996001639U 1996-03-13 1996-03-13 競技場の観覧席装置 Expired - Lifetime JP3028978U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996001639U JP3028978U (ja) 1996-03-13 1996-03-13 競技場の観覧席装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996001639U JP3028978U (ja) 1996-03-13 1996-03-13 競技場の観覧席装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3028978U true JP3028978U (ja) 1996-09-17

Family

ID=43164028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996001639U Expired - Lifetime JP3028978U (ja) 1996-03-13 1996-03-13 競技場の観覧席装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3028978U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6019545A (en) Surface finishing machine with rotatable guard
JPH0427874B2 (ja)
US4716837A (en) Automobile turntable
JPH06504687A (ja) 遊園地装置
JP3032157U (ja) 競馬遊戯具
JP3028978U (ja) 競技場の観覧席装置
JP4820018B2 (ja) 観覧車及びこれを備えた高層ビル
JP3924074B2 (ja) 回転キャビンの床姿勢制御装置
JPH0611345B2 (ja) ボーリングレーンメンテナンスマシンの操作方法及び操作装置
EP0671193A1 (en) Fairground attraction
JPS6143506Y2 (ja)
JPH0741603Y2 (ja) 脚車装置
JPH084524Y2 (ja) 回転展望台
US4723807A (en) Wheel and track system
JPH0444759Y2 (ja)
JP3692602B2 (ja) 走行車両
JPH10192474A (ja) 人工芝巻取装置
JP3320808B2 (ja) 懸垂輸送設備における回転型搬器
CN217526333U (zh) 一种空中自行车用旋转设备
JP3066850U (ja) 回転軸を中心に回転走行ができる電動式ホバ―クラフト遊具
JPH0239516Y2 (ja)
US1750494A (en) Amusement device
JPH11240304A (ja) 車輪取付け部がスライドする自在車輪
JPH06255500A (ja) 駆動車輪および車両
JPH10280716A (ja) スタジアムの移動スタンド